JPH0748196A - 化合物半導体単結晶の製造方法 - Google Patents

化合物半導体単結晶の製造方法

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JPH0748196A
JPH0748196A JP21488593A JP21488593A JPH0748196A JP H0748196 A JPH0748196 A JP H0748196A JP 21488593 A JP21488593 A JP 21488593A JP 21488593 A JP21488593 A JP 21488593A JP H0748196 A JPH0748196 A JP H0748196A
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JP
Japan
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crystal
boat
compound semiconductor
growth interface
semiconductor single
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JP21488593A
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English (en)
Inventor
Koichi Murata
浩一 村田
Tomoyuki Ishihara
知幸 石原
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ボート法により化合物半導体を育成する場合、
テール付近での結晶組成のずれによる不良を低減し、歩
留りを向上させる。 【構成】結晶固化率gが0.7未満の直胴部では概ね結
晶成長界面3の傾きθ1を150°以上となるよう育成
炉内の長手軸方向の温度勾配と上下方向の温度勾配の比
を調整した。固化率gが0.7以上より成長界面を徐々
に鉛直に近くなるよう前記温度勾配比を調整した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平ブリジッマン法
(HB法)、温度傾斜法(GF法)、ゾーンメルト法な
どのボート法による化合物半導体単結晶の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にボート法による化合物半導
体単結晶の育成においては、単結晶の成長方位をボート
長手方向に平行に<111>方向で行い、結晶のウエハ
面が(100)面となるよう、結晶の長手方向(成長方
向)に対して約55度の角度で斜めにウエハを切り出し
ていた。また、生産性の点から結晶成長方向に垂直にウ
エハを切り出せるように、<100>方向で成長させる
方法が一部行われている。報告例としては特開平1−1
39223号、特開平2−11165号、本出願人によ
る特願平3−195846号、特願平4−82792号
等がある。
【0003】結晶成長界面形状に関しては、図5に示す
ように結晶の<111>方向に等価な方向をボートの長
手方向に平行にし、前記<111>方向と54.7゜傾
いたウエハ切り出し面である(100)等価面にほぼ平
行になるように、結晶成長固液界面形状を保つことが行
われていた。また、結晶の直胴部では特にこの成長界面
形状は一定になるように結晶育成されていた。
【0004】また、このように結晶の固化を、原料融液
の自由表面から始まり、ボートの底部に向けて進行させ
るように、成長界面の結晶上方と下方では上方をメルト
側に出して成長させることによりリネージ欠陥や多結晶
化の少ない結晶を得ることができる。
【0005】この方法で得られる(100)面ウエハ
は、固液界面がこの(100)ウエハ面とほぼ平行であ
るために、ウエハ面内の不純物濃度のバラツキを小さく
することができている。
【0006】また、育成すべき化合物半導体の構成元素
のうち、一方の蒸気圧が高い場合においては、融液組成
がわずかでもコングルエント組成から高蒸気圧元素側に
片寄ったまま完全に固化させていくと、融液中の高蒸気
圧元素濃度がだんだん高くなる。最後にこの融液が結晶
に取り込まれることにより、結晶内の蒸気圧が非常に高
くなり結晶が破裂することがある。
【0007】このため、一般に原料融液を少し残した状
態で、融液組成をコングルエント組成から低蒸気圧元素
側に片寄った状態にする必要がある。このように融液組
成をずらすことにより、結晶のテール部の組成は化学量
論比組成から大きくずれデバイス作成に不向きとなる。
【0008】この、融液組成を化学量論比からずらすタ
イミングとしては、ある程度の融液がボート中に残って
いる段階で行う必要がある。融液の残量があまり少なす
ぎると融液組成を充分にずらす前に一気に固化する可能
性があり、こうした場合には結晶の破裂の原因となる。
【0009】<111>成長では、融液組成を化学量論
比組成からずらすのは、図5のウエハ切り出し可能な最
もテール側の位置1から後の位置で行う。結晶成長界面
3形状のボートとなす角が約55°と大きいために、こ
のときテール付近の直胴部底部には充分に融液が残って
いる。また、ウエハ切り出し面がほぼ平行であるため
に、ウエハ切りだし可能な結晶部位では、結晶組成のズ
レによる不良部2が歩留りに影響することなく、充分に
融液組成をずらすことが非常に簡単に行える。
【0010】これに対して、<100>方向成長につい
ては、結晶成長界面形状に関する報告はほとんどない
が、特開昭64−33091号のように成長界面を(1
11)等価方向に平行にすることが行われている。ま
ず、特開昭64−33091号(第6図)のような成長
界面形状にすると、結晶の成長がボート底部から始まり
上部へ進むことになる。このような成長界面ではボート
と結晶が接触する付近に非常に欠陥が発生しやすく歩留
りは非常に低い。また、閃亜鉛鉱型結晶の場合、(11
1)等価面に成長界面を近づけると成長界面が晶癖(フ
ァセット)成長し他の成長面の成長メカニズムと異な
り、デバイス特性に悪影響を及ぼすので好ましくない。
【0011】また、図3のような成長界面は、前述の<
111>成長で一般的に行われている成長界面のボート
との傾き55°と同じ角度である。この場合、結晶がボ
ートと接触しないフリー面と底面における成長界面位置
を結んだ直線が、ボート底面となす角θ1 が145°と
なっている。
【0012】また、このような成長界面形状では、前述
のようにテール付近で融液組成を化学量論比からずらす
タイミングとして、<111>方向成長と同様な残融液
量で行うと、<111>成長と同様に直胴部テール付近
底部に組成のずれた不良部2が生じる。
【0013】<100>方向成長のように、ボート長手
方向に垂直に近くウエハを切り出す場合、あるいは<1
10>方向成長のように水平にウエハを切り出す場合に
は、直胴部全体からウエハを切り出すことが可能であ
る。しかし、前述のようにテール付近で融液組成をずら
すと、直胴部テール付近底部に図3に示すように、最も
テールよりにウエハ切り出し可能な位置1とテールより
に良品ウエハを切り出せる限界位置4との間に、組成の
ずれた不良部2が生じ、歩留りの低下を生じる問題があ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術が有していた前述の課題、すなわちボート内結晶の
直胴部テール付近に生じていた組成のずれた結晶不良部
の影響を抑制、あるいは解消しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、第1の発明として、閃亜
鉛鉱型結晶構造を有する化合物半導体単結晶をボート法
により製造する方法において、結晶直胴部の長手方向に
おける中心領域での結晶成長界面の傾斜角に対して、結
晶直胴部の前記中心領域から後端の間での結晶成長界面
の傾斜角を鉛直方向に近づけることを特徴とする化合物
半導体単結晶の製造方法を提供する。
【0016】また第2の発明として、閃亜鉛鉱型結晶構
造を有する化合物半導体単結晶をボート法により製造す
る方法において、少なくとも結晶直胴部の後端部でのボ
ート底面と結晶成長界面のなす種結晶側からみた角度が
40°以上で、かつ結晶成長界面と結晶自由表面及び結
晶底面とが交わる位置を結んだ直線がボート底面となす
種結晶側からみた角度が90°以上135°以下である
ことを特徴とする化合物半導体単結晶の製造方法を提供
する。
【0017】本発明の好ましい態様では、前記化合物半
導体単結晶の<100>方向に等価な一つの方向がボー
トの長手方向に略平行になるようにして製造することを
特徴とする。
【0018】以下、発明の詳細について説明する。本発
明の種結晶の方位としては、<100>方向に等価な一
つの方向をボート長手方向となす角が30°以内とする
ことで、同じ結晶長の結晶からのウエハ取れ枚数が大き
くなるために好ましい。さらに、前記<100>方向を
ボート長手方向と平行にすることがより好ましい。また
種結晶方位としては、<110>方向に等価な一つの方
向をボート長手方向に平行にして製造し、ウエハを水平
方向に切り出してもよい。
【0019】結晶長手方向(ボート長手方向)に平行な
垂直断面の結晶成長界面形状において、図2のように結
晶底部におけるボートと成長界面のなす角をθb とする
と、多結晶化やリネージ欠陥を抑制するためには、結晶
全体にわたり、θb を40°以上とすることが好まし
い。さらに60°以上、あるいは90°以上とすること
により、さらに効果は大きくなりより好ましいことが実
験的に確かめられた。
【0020】また、図2のように結晶自由表面及び結晶
底面と結晶成長界面とが交わる位置を結んだ直線がボー
ト底面となす角をθ1 とすると、多結晶化やリネージ欠
陥を抑制するためには、結晶全体にわたりθ1 は90°
以上とすることが好ましく、110°以上とさらに大き
くすることで効果が大きくなることが実験的に確かめら
れた。特に、結晶直胴部の結晶後端部を除く結晶直胴部
においてはθ1 を150°以上とすることが同様の理由
で好ましい。
【0021】図3のような結晶組成変化による不良をな
くすためには、最もテールよりのウエハ切り出し可能な
位置が固化した後に、テール部での融液組成をずらす必
要がある。直胴部の後端においてθ1 が大きいと図4の
ようにボートのテール部の長さを長くする必要があり、
テール部に必要とする投入原料が多くなり経済的でな
い。そのため、少なくとも直胴部の後端においては、θ
1 をできるだけ小さくする必要がある。
【0022】以上のような多結晶化や、リネージ欠陥が
発生せず、しかもテール付近での結晶組成変化による歩
留り低下もない条件として、実験的に本発明のような、
成長界面形状が好ましいことが分かった。
【0023】本発明のように、固化率が比較的小さい部
分では、多結晶化やリネージ欠陥をより抑制するため
に、成長界面の傾斜角θ1 をできるだけ大きくし、結晶
固化にともないθ1 を90°に近づけるのが好ましい。
この方法で育成した結晶垂直断面の成長界面形状の例を
図1に示した。θ1 が90°に近づくことで、多結晶化
等の欠陥の発生確率が増えるが、界面形状を垂直に近づ
けていくタイミングとして結晶固化率が0.5程度(結
晶直胴部の長手方向の中心領域)以上になったところで
行うことにより、欠陥が発生したとしても歩留りに与え
る影響が少ないので好ましい。さらに固化率が0.8、
0.9とより1に近づいた後に成長界面形状を変更する
方が、同様の理由でより好ましい。
【0024】また、成長界面のボート底部での立ち上が
り角θb を少なくとも40°以上好ましくは60°以上
とすることにより、θ1 が90°以上ならばθ1 に関係
することなく多結晶化などの欠陥発生は抑制できる。こ
のため、少なくとも直胴部の後端部においてθ1 を13
5°以下にすることにより、テール部に発生する組成の
ずれによる不良の影響を小さくできるために好ましい。
さらに、θ1 は120°、110°と90°に近づける
ことにより、テール部が短いボートを用いても十分な融
液を残したまま融液組成をずらすことができ、投入原料
の無駄が少なくなり経済的で好ましい。
【0025】テール付近で成長界面形状を垂直に近くす
る方法としては、成長界面形状は結晶製造炉内の固液界
面付近の炉長手方向と上下方向の温度勾配で作られる合
成温度勾配ベクトルの方向に対してほぼ垂直に決定され
るため、長手方向の温度勾配を大きくし上下方向の温度
勾配を小さくすることにより、固液界面形状を垂直に近
くする方法がある。
【0026】本発明における閃亜鉛鉱型の結晶構造を有
する化合物半導体単結晶としては、GaAs、InP等
の3−5族化合物半導体単結晶、ZnSe等の2−6族
化合物半導体単結晶が用いられる。
【0027】
【実施例】以下、GaAsの単結晶を製造する場合の実
施例について説明する。
【0028】(実施例1)結晶育成用ボートの長手方向
に垂直な断面形状が、約80%が円形状をしたボートを
用い、種結晶の<100>方向に等価な一つの方向がボ
ート長手方向と略平行になるように種結晶を設置した。
【0029】図6のようにボート6の中にGa(符号
7)を2100g入れ、反応容器9の他端にAs(符号
5)を2300g入れ、反応容器9内を真空状態に減圧
し封じきる。次に反応容器9を結晶育成炉に入れ昇温
し、GaとAs蒸気を反応させGaAsを合成する。そ
の後、種結晶8とGaAs融液を接触させ、融液の温度
を徐々に下げて冷却し結晶の育成を行う。
【0030】図1のように結晶固化率gが0.7未満の
直胴部においては、概ね結晶成長界面3の傾きθ1 が1
50°以上となるように、育成炉内の長手軸方向の温度
勾配と上下方向の温度勾配の比を調整した。その後、固
化率が0.7以上より成長界面を徐々に鉛直に近くなる
ようにしθb ≧40°かつ90°≦θ1 ≦135°とな
るように、育成炉内の前記温度勾配比を調整した。
【0031】直胴部の育成が終了しテール部の成長に入
ったところで、反応容器内のAs蒸気圧が1気圧以下に
なるように調整を行い、融液組成をGaリッチ側に変更
した後に完全に結晶を固化させた。さらに温度を室温ま
で下げて結晶を取り出すことにより、GaAs単結晶4
150gを得ることができた。当然ながらこのとき結晶
の破裂は生じなかった。
【0032】得られた結晶は、リネージ欠陥もなく良質
なものであった。結晶のテール部最後尾付近は、Gaリ
ッチな結晶(組成のずれた結晶2)となっていたが、直
胴部の最もテールよりにウエハを切り出し可能な位置1
付近には、この組成のずれによる不良は発生していなか
った。
【0033】得られた結晶から(100)面円形ウエハ
を作成する場合は、得られた結晶の(100)面方向の
断面形状が円形に近い形になるようにできる。前記ボー
ト形状により、単結晶より(100)円形ウエハを求め
る場合、結晶長手方向に垂直にスライスしてそのまま円
形ウエハに近い形状が得られる。このため、切削による
損失を小さくすることが可能である。
【0034】(実施例2)実施例1と同様に、反応容器
9を結晶育成炉に入れ昇温し、GaとAs蒸気を反応さ
せGaAsを合成する。その後、種結晶とGaAs融液
を接触させ、融液の温度を徐々に下げて冷却し結晶の育
成を行う。
【0035】図2のように結晶直胴部全域において、成
長界面の傾きθ1 を130°以下とし、成長界面のボー
ト底部からの立ち上がり角θb が60°以上となるよう
に、育成炉内の長手軸方向の温度勾配と上下方向の温度
勾配の比を調整した。その後、直胴部の育成が終了し最
もテールよりのウエハ切り出し可能位置1が固化後に、
反応容器内のAs蒸気圧が1気圧以下になるように調整
を行い、融液組成をGaリッチ側に変更した後に完全に
結晶を固化させた。さらに温度を室温まで下げて結晶を
取り出すことにより、GaAs単結晶4150gを得る
ことができた。当然ながらこのとき結晶の破裂は生じな
かった。
【0036】得られた結晶はリネージ欠陥もなく良質な
ものであった。結晶のテール部最後尾付近はGaリッチ
な結晶(組成のずれた結晶2)となっていたが、ウエハ
切り出し可能な直胴部テール付近にはこの組成のずれに
よる不良は発生していなかった。得られた結晶からは実
施例1と同様に(100)面円形ウエハを作成すること
ができた。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は次のような
優れた効果がある。 (1)結晶直胴部の中心領域から結晶後端部の間で、成
長界面の傾きを鉛直方向に近づけ、最もテールよりにウ
エハを切り出し可能な位置が固化後に融液組成をずらす
ことにより、ウエハ切り出し可能な結晶領域に結晶組成
ずれによる不良が発生しなくなる。
【0038】(2)テール部の体積があまり大きくなく
ても、結晶の破裂なく融液組成をずらすことができる。
【0039】(3)本発明のような成長界面形状にする
ことによりポリ化やリネージ欠陥の発生なく、成長界面
を鉛直に近づけることができる。また、テール付近だけ
ではなく結晶全体においてこの成長界面形状にすること
により、結晶育成中に成長界面形状を変更しなくても、
前述の効果が得られる。
【0040】(4)種結晶方位を<111>で育成する
場合に比べ、(100)ウエハを結晶から切り出す際
に、結晶の長手方向に垂直な方向に近い方向で切り出せ
る。このため、加工ロスを低減することができ、ひとつ
の結晶から切り出せるウエハ枚数も多くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、固化率0.7以上で結
晶成長界面を鉛直に近づけた結晶側断面図。
【図2】本発明の実施例を示し、結晶直胴部全域におい
て、θb が40°以上で、θ1 を90°以上135°以
下とした場合の結晶側断面図。
【図3】従来の<100>方向成長の成長界面形状を示
す結晶側断面図。
【図4】従来例を示し、ボートテール部を長くし直胴部
の組成ずれによる不良をなくすようにした場合の結晶側
断面図。
【図5】従来の<111>方向成長の成長界面形状を示
す結晶側断面図。
【図6】ボート法により結晶育成する場合の反応容器内
の側断面図。
【符号の説明】
1:最もテールよりにウエハ切り出し可能な位置 2:組成のずれた結晶 3:結晶成長界面 4:テールよりに良品ウエハを切り出せる限界位置 5:As 6:ボート 7:Ga 8:種結晶 9:反応容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 21/208 T 9277−4M M 9277−4M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閃亜鉛鉱型結晶構造を有する化合物半導体
    単結晶をボート法により製造する方法において、結晶直
    胴部の長手方向における中心領域での結晶成長界面の傾
    斜角に対して、結晶直胴部の前記中心領域から後端の間
    での結晶成長界面の傾斜角を鉛直方向に近づけることを
    特徴とする化合物半導体単結晶の製造方法。
  2. 【請求項2】閃亜鉛鉱型結晶構造を有する化合物半導体
    単結晶をボート法により製造する方法において、少なく
    とも結晶直胴部の後端部でのボート底面と結晶成長界面
    のなす種結晶側からみた角度が40°以上で、かつ結晶
    成長界面と結晶自由表面及び結晶底面とが交わる位置を
    結んだ直線がボート底面となす種結晶側からみた角度が
    90°以上135°以下であることを特徴とする化合物
    半導体単結晶の製造方法。
  3. 【請求項3】前記化合物半導体単結晶の<100>方向
    に等価な一つの方向がボートの長手方向に略平行になる
    ようにして製造する請求項1または2記載の化合物半導
    体単結晶の製造方法。
JP21488593A 1993-08-06 1993-08-06 化合物半導体単結晶の製造方法 Pending JPH0748196A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9738562B2 (en) 2013-06-25 2017-08-22 Carboncure Technologies Inc. Methods and compositions for concrete production

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9738562B2 (en) 2013-06-25 2017-08-22 Carboncure Technologies Inc. Methods and compositions for concrete production

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