JPH0748147Y2 - 歯ブラシ掛け - Google Patents

歯ブラシ掛け

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JPH0748147Y2
JPH0748147Y2 JP1991011720U JP1172091U JPH0748147Y2 JP H0748147 Y2 JPH0748147 Y2 JP H0748147Y2 JP 1991011720 U JP1991011720 U JP 1991011720U JP 1172091 U JP1172091 U JP 1172091U JP H0748147 Y2 JPH0748147 Y2 JP H0748147Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
control means
reproducing device
toothbrush
light projecting
switch means
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991011720U
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JPH0518386U (ja
Inventor
収 魚島
Original Assignee
小倉化成株式会社
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Publication date
Application filed by 小倉化成株式会社 filed Critical 小倉化成株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、歯ブラシの着脱に応
じてメロデイその他の音声が出力される歯ブラシ掛けに
関するものである。
【0002】
【考案の背景】歯みがきの習慣の育成は、幼児にとって
その後長きにわたって歯の健康を維持する点で極めて重
要である。しかしながら、幼児が自ら自発的に歯を磨く
などということは稀なことであって、多くの場合はなだ
めすかしてなんとか歯みがきをしてもらうといったとこ
ろが現状である。したがって、通例は保護者が付ききり
面倒を見ることになるが、これも、そうそうは長続きは
せず、結局は小学生ぐらいになって歯みがきの重要性を
自覚できるようになるまで放置されてしまうことも多
い。
【0003】このため、乳歯が生え揃うのを待つ間もな
く次々と先に生えた歯から罹患し自発的に歯をみがくよ
うになったときは、時すでに遅しというのもまた実情と
いわねばならない。幼小児における乳歯の健全保持がそ
の後の永久歯の健康を大きく左右することが指摘されな
がらも歯の疾患が一向に減らない原因の一つには上述の
ような事情も勘案される必要があるのである。
【0004】この考案は、このような背景にもとずいて
なされたもので、歯ブラシを取り出すとメロデイその他
の音声が鳴って幼児等の自発的な歯みがき意欲を誘発し
てついには日常的な歯みがきの習慣を育成することので
きる歯ブラシ掛けの提供を目的とするものである。
【0005】
【考案の概要】この考案に係る歯ブラシ掛けは、歯ブラ
シ係止部を有する函体およびこの函体に対して開閉する
蓋体とからなり、歯ブラシのブラシ部を囲繞するブラシ
部収納体と、スピーカー、音声記録回路、電源からな
り、メロディーあるいは歯磨き手順案内音声を発生する
音声再生装置と、この音声再生装置に接続されるスイッ
チ手段と、スイッチ手段を動作させるための第1および
第2制御手段と、により構成し、前記スイッチ手段は、
投光素子を有し、その投光素子から発光する光の反射光
の有無によって前記音声再生装置へ動作信号を発信する
光電スイッチにより構成する。そして、前記第1制御手
段は、前記スイッチ手段の投光素子の投光経路に係止さ
れる歯ブラシにより構成し、前記第2制御手段は、開閉
可能で閉じたときにスイッチ手段の投光素子と対向する
前記ブラシ部収納体の蓋体により構成する。
【0006】そして、前記スイッチ手段は、前記第1お
よび第2制御手段のいずれからも反射光が検出できない
場合に音声再生装置をオンに、また、前記第1および第
2制御手段の少なくともいずれか一方から反射光を検出
した場合には音声再生装置をオフに、するように構成す
る。
【0007】
【考案の実施例】図面にもとづいてこの考案の実施例を
説明する。図1ないし図4は、この考案の一実施例を示
す図である。図1および図2において、3は第1制御手
段としての歯ブラシであり、2は函体2aとこれに対し
て開閉自在な第2制御手段としての蓋体2bとからなる
ブラシ部収納体、1はボード部である。そして前記函体
2aの下側壁面には、係止部としての溝部1aが形成さ
れ、ここに歯ブラシ3の狭窄部分を係止するようになっ
ている。このようにして、歯ブラシ3を所定位置にセッ
トした後、蓋体2bを閉じれば歯ブラシ3のブラシ部
(頭部)は、無用なほこり等から遮断されて衛生的に保
管できる。
【0008】また、4は函体2aの底部に設けられたス
イッチ手段としての光電スイッチであり、この光電スイ
ッチは赤外光を投射しかつその反射光を受光するように
なっている。そして、この光電スイッチの投光経路に、
第1制御手段としての歯ブラシ3および第2制御手段と
してのブラシ部収納体の蓋体2bが配置される。なお、
ブラシ収納体の蓋体2bは、閉じたときに光電スイッチ
の投光経路に位置するようになっている。また、1bは
後述のスピーカーの音声出力を透過するため函体2aの
底部(ボード部1)に複数穿った小貫通孔である。
【0009】図3はこの実施例に係る歯ブラシ掛けの側
面図であり、4、5はボード1の裏面に装着したスイッ
チ手段ならびに音声再生装置である。この実施例で、こ
れらスイッチ手段4と音声再生装置5とは、ボード1上
に凸設されているが、これらは、函体2aの底部に収納
するようにすれば、歯ブラシ掛けを壁面その他に掛ける
際により便利である。
【0010】図4は、スイッチ手段としての光電スイッ
チ4と音声再生装置5の斜視図である。図において、4
は、投光素子より所定の対象物へ赤外光を投射しその対
象物からの反射光の有無によって電流のオン・オフとい
うスイッチング動作をなすスイッチング手段としてのい
わゆる反射型の光電スイッチで、反射光が検出された場
合には電流をオフに、また反射光が検出されない場合に
は電流をオンにするようになっている。また、音声再生
装置5は音声記録回路5aと、スピーカー5bと、電源
としての電池5cとからなっている。この実施例では、
音声記録回路5aは、ICと呼ばれる集積回路から形成
されている。
【0011】この音声記録回路5aには、スタート時に
はメロデイを流し注意を喚起したのち、歯みがきに関す
る時間、方法等のガイドを音声で出力し、次いでリズミ
カルなメロデイを歯みがき開始にあわせて流すようにす
れば、一層効果的である。また、メロデイその他の内容
は、使用環境にあわせて種々選択できるようにしても良
い。
【0012】次に、この実施例の使用方法を説明する。
まず、蓋体2bを開けて歯ブラシ3を函体2aの係止部
1aから取り出すと、光電スイッチ4から投射された光
信号が歯ブラシ3(第1制御手段)および蓋体2b(第
2制御手段)から反射されなくなるため、スイッチング
動作がなされ、音声再生装置5がオンとなり音声信号が
出力される。
【0013】ここで、歯ブラシ使用中には、音声が断続
して流れることになるが、こらが煩わしい時には、第2
制御手段としての蓋体2bを閉めれば前記光信号は再び
反射されることになるので、音声の出力は停止される。
また、使用後の歯ブラシ3を乾燥させるために歯ブラシ
3をブラシ部収納体へ係止すれば、蓋体2bが開いてい
ても前記光信号が歯ブラシ3(第1制御手段)により反
射されるので、音声の出力は停止される。
【0014】
【考案の実施例】この考案は、以上述べたような構成・
作用を有するので幼小児に歯みがきの習慣を容易に確立
することができる。また、大人が使用しても歯みがきに
関し適切なガイドを得られるので歯の健康増進に有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上において、蓋体を開いた状態の斜視図であ
る。
【図3】この考案の一実施例を示す側面図である。
【図4】スイッチ手段と音声再生装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ボード部 2 ブラシ部収納部 2a 函体 2b 蓋体 3 歯ブラシ 4 スイッチ手段 5 音声再生装置 5a 音声記録回路 5b スピーカー 5c 電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯ブラシ係止部を有する函体およびこの
    函体に対して開閉する蓋体とからなり、歯ブラシのブラ
    シ部を囲繞するブラシ部収納体と、 スピーカー、音声記録回路、電源からなり、メロディー
    あるいは歯磨き手順案内音声等を発生する音声再生装置
    と、 この音声再生装置に接続されるスイッチ手段と、 スイッチ手段を動作させるための第1および第2制御手
    段と、 により構成し、 前記スイッチ手段は、投光素子を有し、その投光素子か
    ら発光する光の反射光の有無によって前記音声再生装置
    へ動作信号を発信する光電スイッチにより構成し、 前記第1制御手段は、前記スイッチ手段の投光素子の投
    光経路に係止される歯ブラシにより構成し、 前記第2制御手段は、開閉可能で閉じたときにスイッチ
    手段の投光素子と対向する前記ブラシ部収納体の蓋体に
    より構成し、 前記スイッチ手段は、 前記第1および第2制御手段のいずれからも反射光を検
    出できない場合に音声再生装置をオンに、 前記第1および第2制御手段の少なくともいづれか一方
    から反射光を検出した場合には音声再生装置をオフに、 するように構成したことを特徴とする歯ブラシ掛け。
JP1991011720U 1991-02-08 1991-02-08 歯ブラシ掛け Expired - Lifetime JPH0748147Y2 (ja)

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JP1991011720U JPH0748147Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 歯ブラシ掛け

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Publication Number Publication Date
JPH0518386U JPH0518386U (ja) 1993-03-09
JPH0748147Y2 true JPH0748147Y2 (ja) 1995-11-08

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ID=11785883

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014092257A1 (ko) * 2012-12-11 2014-06-19 씨원 주식회사 칫솔 살균장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5407175B2 (ja) * 2008-05-09 2014-02-05 オムロンヘルスケア株式会社 電動歯ブラシシステム

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JPS6069084U (ja) * 1983-10-17 1985-05-16 山崎教育機材株式会社 歯ブラシスタンド
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