JPH0747605Y2 - アクチエータ - Google Patents

アクチエータ

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JPH0747605Y2
JPH0747605Y2 JP10735589U JP10735589U JPH0747605Y2 JP H0747605 Y2 JPH0747605 Y2 JP H0747605Y2 JP 10735589 U JP10735589 U JP 10735589U JP 10735589 U JP10735589 U JP 10735589U JP H0747605 Y2 JPH0747605 Y2 JP H0747605Y2
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JP
Japan
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coil spring
diaphragm
plate
actuator
covering portion
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JP10735589U
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JPH0346003U (ja
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康広 槙林
雅憲 畑中
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Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、流体圧力によって作動されるダイアフラムを
備えたアクチエータに関する。
「従来の技術」 ダイアフラムを備えた従来のアクチエータとして、ダイ
アフラムケース内に圧力室を区画形成するダイアフラム
と、このダイアフラムにプレートを介して連結した作動
ロッドと、上記ダイアフラムケースとプレートとの間に
介在されて上記作動ロッドを一方向に付勢するコイルス
プリングとを備えたものが知られている。(特公昭55-3
4305号公報、実開昭57-92860号公報)。
そしてこの種のアクチエータにおいては、通常、金属に
よって製造される上記プレートにコイルスプリングの内
周面に係合して該コイルスプリングの位置決めを行なう
円形状の位置決め部を一体にプレス形成していた。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記位置決め部の加工精度の点から該位
置決め部とコイルスプリングの内周面との間に間隙が生
じ易く、しかもコイルスプリングとプレートとの金属接
触となるので、組込み時に位置ずれが生じるばかりでな
く、コイルスプリングの伸縮時にも位置ずれが生じる虞
があり、アクチエータの作動特性にバラツキを生じさせ
る原因となっていた。さらに、コイルスプリングとプレ
ートとの金属接触によりビビリ音が発生し易く、また摩
耗やそれにより摩耗粉が生じ易いという欠点もあった。
「課題を解決するための手段」 本考案はそのような事情に鑑み、上述した構成を有する
アクチエータにおいて、上記ダイアフラムに上記プレー
トを覆う被覆部を形成して該被覆部に上記コイルスプリ
ングを弾接させ、かつ該被覆部にコイルスプリングの周
面に係合して該コイルスプリングの位置決めを行なう位
置決め部を形成したものである。
「作用」 上記構成によれば、コイルスプリングはダイアフラムの
被覆部を介してプレートに弾接されるので金属接触を防
止することができ、しかもコイルスプリングと被覆部と
の位置ずれが生じにくくなる。そしてさらに、上記ダイ
アフラムの被覆部に、すなわち柔軟性を有する材料にコ
イルスプリングの位置決め部を形成しているので、寸法
誤差により位置決め部にコイルスプリングが若干重なる
ように弾接されても実質的な問題が生じることはなく、
したがって両者の間隙を詰めて形成することができるの
で、この点においてもコイルスプリングの位置ずれを防
止することができる。
「実施例」 以下本考案を排気ガス再循環装置のアクチエータに適用
した実施例について説明すると、本考案に係るアクチエ
ータ1は排気ガス再循環通路2を形成したハウジング3
に取付けてあり、そのハウジング3に固定したカップ状
のロワーケース4と、このロワーケース4の外周に連結
したカップ状のアッパーケース5とからなるダイアフラ
ムケース6を備えている。
上記ダイアフラムケース6内には、中央部に円板状の金
属プレート7を一体に有するリング状ダイアフラム8を
収容してあり、このダイアフラム8の外周部を上記ロワ
ーケース4とアッパーケース5とによって挟持させるこ
とにより、ダイアフラムケース6内に上下に圧力室9と
大気圧室10とを区画形成している。そして上記圧力室9
を導管11を介して図示しないエンジンの吸気系に連通さ
せ、また大気圧室10をロワーケース4に形成した開口12
を介して大気に連通させている。
上記ダイアフラム10の中央部に設けたプレート7には、
その中央部に上方に突出する筒状部7aを一体に形成して
あり、該筒状部7a内にその下方から作動ロッド13の上端
部を挿通し、該作動ロッド13の上端面部分を上記筒状部
7aに溶接固定することにより、その部分の気密を保持し
ている。
また上記作動ロッド13の下端部は、ハウジング3に設け
たブシュ14、およびこのブシュ14の下部に配置したカッ
プ状のシール部材15をそれぞれ摺動自在に貫通して排気
ガス再循環通路2内に突出させてあり、かつその下端部
に一体にバルブ16を設けている。
上記バルブ16は、上記アッパーケース5とダイアフラム
8との間に弾装したコイルスプリング17により下方に付
勢され、通常は上記排気ガス再循環通路2内に設けたバ
ルブシート18に着座して該排気ガス再循環通路2を閉じ
ている。
然して、上記ダイアフラム8の内周面は、上記プレート
7の外周部上下面に重合させて一体に加硫接着してあ
り、それによってプレート7の外周部にこれを覆う被覆
部8aを形成し、かつ該被覆部8aに上記コイルスプリング
17を弾接させている。そして該被覆部8aの内周縁部に、
上方に突出してコイルスプリング17の内周面に係合する
円筒状の位置決め部8bを一体に形成している。
さらに上記ダイアフラム8に、上記コイルスプリング17
よりも外周側において、上方に突出する円筒状のストッ
パ部8cを一体に形成してあり、このストッパ8cは、上記
圧力室5に負圧が導入されて作動ロッド13がコイルスプ
リング17に抗して所定量以上上昇された際に、アッパー
ケース5の内面に当接してそれ以上の作動ロッド13の上
昇を阻止できるようになっている。
以上の構成を有するため、圧力室9内の負圧の大きさを
制御すれば、その負圧とコイルスプリング17とによって
作動ロッド13を昇降作動させることができ、それによっ
てバルブ16の開度を制御して排気ガスの再循環量を制御
することができる。
そして上記コイルスプリング17をダイアフラム8の被覆
部8aに弾接させているので、コイルスプリング17とプレ
ート7とが直接金属接触することがなく、しかも被覆部
8aは柔軟性を有するので、コイルスプリング17と被覆部
8aとの位置ずれが生じにくくなる。
これに加えて、上記ダイアフラム8に形成した位置決め
部8bも柔軟性を有しているので、寸法誤差により位置決
め部8bとコイルスプリング17とが若干重なるようになっ
ても組み付けることが可能となり、したがってそのよう
な寸法の設定によって両者を確実に係合させてコイルス
プリング17の位置決めを行なうことができるとともに、
確実にコイルスプリング17の位置ずれを防止することが
できる。
「考案の効果」 以上のように、本考案においてはコイルスプリングをダ
イアフラムの被覆部に弾接させているので、ダイアフラ
ムとプレートとの直接接触によって生じるビビリ音の発
生や摩耗粉の発生を防止することができ、しかもダイア
フラムの位置決め部によってコイルスプリングの位置ず
れを確実に防止することができるので、その位置ずれに
よって生じるアクチエータの作動特性のバラツキを防止
することができるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す断面図である。 1……アクチエータ、6……ダイアフラムケース 7……プレート、8……ダイアフラム 8a……被覆部、8b……位置決め部 9……圧力室、10……大気圧室 13……作動ロッド、17……コイルスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイアフラムケース内に圧力室を区画形成
    するダイアフラムと、このダイアフラムにプレートを介
    して連結した作動ロッドと、上記ダイアフラムケースと
    プレートとの間に介在されて上記作動ロッドを一方向に
    付勢するコイルスプリングとを備えるアクチエータにお
    いて、 上記ダイアフラムに上記プレートを覆う被覆部を形成し
    て該被覆部に上記コイルスプリングの弾接させ、かつ該
    被覆部にコイルスプリングの周面に係合して該コイルス
    プリングの位置決めを行なう位置決め部を形成したこと
    を特徴とするアクチエータ。
JP10735589U 1989-09-13 1989-09-13 アクチエータ Expired - Fee Related JPH0747605Y2 (ja)

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JP2004096146A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Sony Corp 通信装置、通信制御方法、およびプログラム、並びに記録媒体
JP4017971B2 (ja) * 2002-11-29 2007-12-05 株式会社ケーヒン 燃料電池用開閉弁

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