JPH0747325Y2 - 自動折畳み箱用ブランク - Google Patents

自動折畳み箱用ブランク

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JPH0747325Y2
JPH0747325Y2 JP1990095585U JP9558590U JPH0747325Y2 JP H0747325 Y2 JPH0747325 Y2 JP H0747325Y2 JP 1990095585 U JP1990095585 U JP 1990095585U JP 9558590 U JP9558590 U JP 9558590U JP H0747325 Y2 JPH0747325 Y2 JP H0747325Y2
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JP
Japan
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folds
box
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blank
side plates
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Application number
JP1990095585U
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JPH0453625U (ja
Inventor
武雄 田村
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Tanabe Corp
Original Assignee
Tanabe Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、箱の四隅下方に係止片が形成され、箱が積重
ねられた際、該係止片が下方の箱の四隅に係止されるよ
うにした箱を構成するための自動折畳み箱用ブランクに
関する。
[従来の技術] 従来から、箱を積重ねた場合に、上下の箱相互がずれな
いように、上下の箱の一方に突起を、他方にその係止孔
を形成したものが種々あるが、これらはそのほとんどが
箱組立機または人手によりブランクの折目から折曲げて
箱が組立てられる形式のものであり、自動製箱機により
ブランクがその折目から折畳まれ、糊付けされて折畳み
箱が形成され、使用時にワンタッチで係止片と係止孔等
を有する箱が形成されるものは少ない。
このような自動製箱機により折畳み箱が形成され、使用
時にワンタッチで係止片と係止孔を有する箱が形成され
る積み重ね箱の自動折畳み箱用ブランクとしては、たと
えば実開昭60-179630号公報に記載されたようなものが
ある。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来の積み重ね箱用のブランクにおいては、第
8図示のように、箱として組立てられ、使用される場
合、係止用舌片18と切欠孔19が、側面板20に形成される
ものであるため、箱を積み重ねるときに、係止用舌片18
と切欠孔19が一致するようにやや慎重に積重ねなければ
ならず、大量の箱を迅速に積重ねる場合には、時間的ロ
スが大となる問題点があった。
したがって、本考案はこのような問題点を解決し、自動
製箱機で折畳み箱の形成が可能であり、使用時にはワン
タッチで係止片を有する箱が形成されるとともに、積重
ねに際しては、四隅下方に形成されたL状係止片を他の
箱の上方四隅に嵌合するだけで積重ねることができる箱
が形成される、自動折畳み箱用ブランクを提供すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本考案の自動折畳み箱用ブ
ランクでは、方形板の周囲に同じ幅を残して中央部に同
形の底面板1を形成し、底面板1の一方の対向する二辺
と、その延長線で仕切られた両外側に前後面板2a〜3bが
形成され、他方の対向する二辺の両外側に左右側面板
4、5が形成される箱ブランクAにおいて、底板面1お
よび左右側面板4、5と、前後面板2a〜3bの境界にそれ
ぞれ折目6〜7aが形成され、この各折目6〜7a上で、底
面板1および左右側面板4、5の境界との交点Pより中
央部寄りの各折目6、7上の左右等しい位置Fから、そ
れぞれ45°の角度で、底面板1と左右側面板4、5の境
界、およびその境界の延長線上に亘って切目8〜11aを
施し、底面板1と左右側面板4、5の境界の各切目端間
8、10および9、11を折目12、13とし、前記各交点Pを
通り、前記各折目6〜7aと45°の角度で交叉させて、左
右側面板4、5の端縁と各切目8a、9a、10a、11aに亘っ
て折目14〜17が形成されたことを特徴としている。
[実施例] 以下、本考案に係る自動折畳み箱用ブランクの実施例を
図について説明する。
段ボール紙等の厚紙からなる長方形の箱ブランクAの中
央部には、周囲に同じ幅を残し、箱ブランクAと相似形
の底面板1が形成され、該底面板1の一方の対向する二
辺、すなわち両短辺側と、その延長線で仕切られた両外
側に、前面板2a、2b、および後面板3a、3bが形成され、
底面板1の他方の対向する二辺、すなわち両長辺側の外
側に左側面板4と右側面板5が形成される。
底面板1および左右側面板4、5と、前後面板2a、2b、
3a、3bとの境界には、それぞれ折目6、6a、7、7aが形
成され、この各折目6、6a、7、7a上で底面板1および
左右側面板4、5の境界との交点Pより中央部寄りの各
折目6、7上の左右等しい位置Fから、それぞれ45℃の
角度で、底面板1と左右側面板4、5との境界、および
その境界の延長線上に亘って切目8、8a、9、9a、10、
10a、11、11aが施される。
底面板1と左右側面板4、5との境界線上で、上記各切
目8、10および9、11間には折目12および13が形成さ
れ、前記各交点Pを通り、前記各折目6、6a、7、7aと
45°の角度で交叉させて、左右側面板4、5の外端縁と
前記各切目8a、9a、10a、11aに亘って折目14、15、16、
17が形成される。
このように構成された長方形の箱ブランクAは、図示さ
れていない製箱機により折畳み箱として成型される。
すなわち、その成型方法としては、第1図示のように、
各折目6、6a、7、7a、12〜17および切目8〜11aが施
された箱ブランクAは、太矢印で示される方向に移送さ
れ、はじめに、第2図示のように折目14、15から前面板
2aの左右両隅角部2b、2bが内側へ折畳まれ次工程へ移送
される。
つぎに、第3図示のように、折目16、17から後面板3aの
左右両隅角部3b,3bが上記同様に内側へ折畳まれると同
時に、前面板2aの折畳まれた上記各隅角部2b、2bの表面
に接着剤21が塗布され、次工程へ移送される。
つぎに、第4図示のように、前面板2aがその折目6から
内側へ折畳まれ、前面板2aの内面と前面板2aの各隅角部
2b、2bの外面とが接着されると同時に、後面板3aの折畳
まれた上記各隅角部3b、3bの表面に接着剤22が塗布さ
れ、次工程へ移送される。
つぎに、第5図示のように、後面板3aがその折目7から
内側へ折畳まれ、後面板3aの内面と後面板3aの各隅角部
3、3bの外面とが接着されて折畳まれた箱Bが完成す
る。
このようにして製箱機により成型された折畳み箱Bは、
折畳まれた状態で積層させて出荷できるので、嵩ばらず
に効率良く搬送でき、搬送経費の削減に役立つ。
また、この折畳まれた箱Bを組立てる場合は、対向する
前後面板2a、3aを外側へ直立するように開けば、第6図
に示されるように、前後面板2a、3aの隅角部2b、3bを介
して左右両側面板4、5も起立させられ、下面の四隅に
三角錐状の係止突片23が形成された箱Cがワンタッチで
形成される。このような箱Cを積重ねるに際しては、第
7図示のように、下方の箱Cの一辺の両隅角部上面に、
上方の箱Cの一辺の両隅角部下方に形成された1対の係
止突片23、23を嵌合させ、上方の箱Cの他辺の両隅角部
下方に形成された1対の係止突片23、23を下方の箱Cの
他辺の両隅角部上面に嵌合させれば上下の箱C相互が係
合され、ずれを生じるおそれはない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る自動折畳み箱用ブラ
ンクによれば、自動製箱機によりワンタッチで組立てら
れる積重ね用の折畳み箱を成型できることは勿論、積重
ね時のずれ防止用の係止突片が箱の下面四隅に鈎状に形
成されるので、箱の周縁に直線状に形成される従来品よ
り強度が大であり、上下の箱に形成された突片と係合孔
を嵌合させるものに比し、積層が手軽で注意力を必要と
せず、迅速に積重ねることができて作業能率を向上させ
ることができる等、自動折畳み箱用ブランクとして好適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案に係る自動折畳み箱用ブラン
クの実施例を示すもので、第1図乃至第5図は製箱機に
よる折畳み箱の折畳み工程図、第6図は組立てられた折
畳み箱の斜視図、第7図は組立てられた折畳み箱の積重
ね状態図、第8図は従来の折畳み箱の組立てられた斜視
図である。 1…底面板 2a…前面板 2b…前面板の隅角部 3a…後面板 3b…後面板の隅角部 4…左側面板 5…右側面板 6,6a,7,7a,12乃至17…折目 8,8a,9,9a,10,10a,11,11a…切目 A…箱ブランク P…交点 F…位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形板の周囲に同じ幅を残して中央部に同
    形の底面板1を形成し、底面板1の一方の対向する二辺
    と、その延長線で仕切られた両外側に前後面板2a〜3bが
    形成され、他方の対向する二辺の両外側に左右側面板
    4、5が形成される箱ブランクAにおいて、底板面1お
    よび左右側面板4、5と、前後面板2a〜3bの境界にそれ
    ぞれ折目6〜7aが形成され、この各折目6〜7a上で、底
    面板1および左右側面板4、5の境界との交点Pより中
    央部寄りの各折目6、7上の左右等しい位置Fから、そ
    れぞれ45°の角度で、底面板1と左右側面板4、5の境
    界、およびその境界の延長線上に亘って切目8〜11aを
    施し、底面板1と左右側面板4、5の境界の各切目端間
    8、10および9、11を折目12、13とし、前記各交点Pを
    通り、前記各折目6〜7aと45°の角度で交叉させて、左
    右側面板4、5の端縁と各切目8a、9a、10a、11aに亘っ
    て折目14〜17が形成されたことを特徴とする自動折畳み
    箱用ブランク。
JP1990095585U 1990-09-13 1990-09-13 自動折畳み箱用ブランク Expired - Lifetime JPH0747325Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0453625U JPH0453625U (ja) 1992-05-07
JPH0747325Y2 true JPH0747325Y2 (ja) 1995-11-01

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