JPH0747283Y2 - 食品包装装置 - Google Patents
食品包装装置Info
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- JPH0747283Y2 JPH0747283Y2 JP1833192U JP1833192U JPH0747283Y2 JP H0747283 Y2 JPH0747283 Y2 JP H0747283Y2 JP 1833192 U JP1833192 U JP 1833192U JP 1833192 U JP1833192 U JP 1833192U JP H0747283 Y2 JPH0747283 Y2 JP H0747283Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はソーセージ、ハム、チー
ズなどの食品材料を筒状のフィルムに充填して両端部を
密封した包装体を製造する食品包装装置に係り、特に筒
状のフィルムを内容物と共に偏平状態に押圧して分肉す
る分肉部を改良した食品包装装置に関する。
ズなどの食品材料を筒状のフィルムに充填して両端部を
密封した包装体を製造する食品包装装置に係り、特に筒
状のフィルムを内容物と共に偏平状態に押圧して分肉す
る分肉部を改良した食品包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は例えばソーセージなどの加工食肉
を内容物とする包装体の外観図である。この包装体16
は、例えば塩化ビニリデンと塩化ビニールとの共重合体
であって二軸延伸された包装フィルム1に内容物が充填
されたいわゆる砲弾型包装体である。包装フィルム1は
筒状に成形され、その縁部どうしが接合されて高周波溶
着による溶着線2が形成されている。そして、包装フィ
ルム1内に加工食品が充填された後、包装フィルム1の
両端部が絞られ、アルミニウム等のワイヤクリップ3に
よって結紮されている。従来、この包装体16は図9に
示すような連続充填包装装置により製造されており、図
10はこの従来の連続充填包装装置における分肉部のし
ごき部材である。
を内容物とする包装体の外観図である。この包装体16
は、例えば塩化ビニリデンと塩化ビニールとの共重合体
であって二軸延伸された包装フィルム1に内容物が充填
されたいわゆる砲弾型包装体である。包装フィルム1は
筒状に成形され、その縁部どうしが接合されて高周波溶
着による溶着線2が形成されている。そして、包装フィ
ルム1内に加工食品が充填された後、包装フィルム1の
両端部が絞られ、アルミニウム等のワイヤクリップ3に
よって結紮されている。従来、この包装体16は図9に
示すような連続充填包装装置により製造されており、図
10はこの従来の連続充填包装装置における分肉部のし
ごき部材である。
【0003】図9において、符号4は定量ポンプ、符号
5はこの定量ポンプ4の下方に接続された充填ノズルを
示している。前記の食品材料は、定量ポンプ4により包
装体16の製造速度に合わせて一定流量にて送り出さ
れ、充填ノズル5から包装フィルム1内に供給される。
充填ノズル5の図示上部の周囲には成形部材6が設けら
れている。原反7から平面状に引き出されるフィルム1
aは、ガイドロール9a,9bとによって導かれ、上記
成形部材6によって筒状に成形される。成形部材6の下
方位置には高周波電極10,11が対向して設けられて
おり、上記成形部材6によって筒状に成形されたフィル
ム1aの縁部どうしが高周波電極10,11によって高
周波溶着され、溶着線2(図8参照)を有する筒状の包
装フィルム1となる。そして前記充填ノズル5によっ
て、この筒状の包装フィルム1内に内容物が充填され
る。
5はこの定量ポンプ4の下方に接続された充填ノズルを
示している。前記の食品材料は、定量ポンプ4により包
装体16の製造速度に合わせて一定流量にて送り出さ
れ、充填ノズル5から包装フィルム1内に供給される。
充填ノズル5の図示上部の周囲には成形部材6が設けら
れている。原反7から平面状に引き出されるフィルム1
aは、ガイドロール9a,9bとによって導かれ、上記
成形部材6によって筒状に成形される。成形部材6の下
方位置には高周波電極10,11が対向して設けられて
おり、上記成形部材6によって筒状に成形されたフィル
ム1aの縁部どうしが高周波電極10,11によって高
周波溶着され、溶着線2(図8参照)を有する筒状の包
装フィルム1となる。そして前記充填ノズル5によっ
て、この筒状の包装フィルム1内に内容物が充填され
る。
【0004】充填ノズル5の下方位置にはフィルム送り
ローラ12,13が、さらに下方には一対の分肉ローラ
14,14が配設されている。分肉ローラ14,14
は、しごき駆動装置19によりフィルム送りローラ1
2,13とほぼ同じ回転周速度で回転されると共に、図
9に示す矢印方向へ周期的に駆動される。そして、この
しごき動作によって内容物の入った包装フィルムから部
分的に内容物が排除され、包装フィルム1は間欠的に偏
平となるように分肉される。この分肉ローラ14,14
のさらに下方には結紮/切断部15が設けられており、
前記の分肉されて偏平となった包装フィルム部分に対し
て、集束板15aによる集束、結紮金型15bによるア
ルミワイヤ等のクリッピング、さらに切断刃15cによ
る切断が行われて包装体16が完成する。
ローラ12,13が、さらに下方には一対の分肉ローラ
14,14が配設されている。分肉ローラ14,14
は、しごき駆動装置19によりフィルム送りローラ1
2,13とほぼ同じ回転周速度で回転されると共に、図
9に示す矢印方向へ周期的に駆動される。そして、この
しごき動作によって内容物の入った包装フィルムから部
分的に内容物が排除され、包装フィルム1は間欠的に偏
平となるように分肉される。この分肉ローラ14,14
のさらに下方には結紮/切断部15が設けられており、
前記の分肉されて偏平となった包装フィルム部分に対し
て、集束板15aによる集束、結紮金型15bによるア
ルミワイヤ等のクリッピング、さらに切断刃15cによ
る切断が行われて包装体16が完成する。
【0005】分肉部の従来の可動体部分であるしごき部
材17においては、前記一対の分肉ローラ14,14の
それぞれが支持された揺動アーム17a,17aが対向
して設けられ、この揺動アーム17a,17aは軸17
b,17bを中心として揺動自在に支持されており、し
ごき駆動装置19により揺動駆動されることにより、一
対の分肉ローラ14,14が間欠的に、包装フィルム1
のほぼ中心位置Oにて互いに圧接させられる。また分肉
ローラ14,14ヘの回転動力の伝達構造として、前記
軸17b,17bと同軸に歯車18a,18aが設けら
れ、この歯車18a,18aにモータの動力が与えられ
る。また分肉ローラ14,14と同軸にて分肉ローラ1
4,14と一緒に回転する従動歯車18c,18cが設
けられ、各歯車18a,18aと従動歯車18c,18
cとの間に1段のあるいは複数段の配列された中間歯車
18b,18bが設けられている。
材17においては、前記一対の分肉ローラ14,14の
それぞれが支持された揺動アーム17a,17aが対向
して設けられ、この揺動アーム17a,17aは軸17
b,17bを中心として揺動自在に支持されており、し
ごき駆動装置19により揺動駆動されることにより、一
対の分肉ローラ14,14が間欠的に、包装フィルム1
のほぼ中心位置Oにて互いに圧接させられる。また分肉
ローラ14,14ヘの回転動力の伝達構造として、前記
軸17b,17bと同軸に歯車18a,18aが設けら
れ、この歯車18a,18aにモータの動力が与えられ
る。また分肉ローラ14,14と同軸にて分肉ローラ1
4,14と一緒に回転する従動歯車18c,18cが設
けられ、各歯車18a,18aと従動歯車18c,18
cとの間に1段のあるいは複数段の配列された中間歯車
18b,18bが設けられている。
【0006】すなわち、従来のしごき部材17において
は分肉ローラ14,14は、間欠的に揺動駆動されると
同時に、歯車列18a,18b,18cからの動力によ
りフィルム送り方向に回転駆動される。そして、その揺
動運動と回転運動は、共通の動作軸17b,17bを介
して行われている。
は分肉ローラ14,14は、間欠的に揺動駆動されると
同時に、歯車列18a,18b,18cからの動力によ
りフィルム送り方向に回転駆動される。そして、その揺
動運動と回転運動は、共通の動作軸17b,17bを介
して行われている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造のしごき部材17には以下の問題点がある。分
肉動作においては、分肉ローラ14,14の回転周速度
と、フィルム送りローラ12,13の回転周速度とが一
致していることが好ましい。ここで、一致していると
は、フィルム送りローラ12,13によって一定速度で
連続的に送り出される包装フィルム1に、分肉ローラ1
4,14がしごき動作で当接するとき、フィルムとロー
ラ面との間でほぼ相対速度ゼロの状態が実現される程度
に一致していることを意味する。実際には、かかる等速
度は、分肉ローラ14,14による内容物が入った包装
フィルム1の変形や圧接速度等を考慮して、分肉ローラ
14,14の回転周速度をフィルム送りローラ12,1
3のそれよりも若干、2〜3%程度遅くすることによっ
て実現される。しかしながら図10に示す回転伝達構造
では、揺動アーム17a,17aが揺動して分肉ローラ
14,14が互いに圧接していくときおよび互いに離れ
ていくときに、分肉ローラ14,14の周速度が変化す
る欠点がある。
来の構造のしごき部材17には以下の問題点がある。分
肉動作においては、分肉ローラ14,14の回転周速度
と、フィルム送りローラ12,13の回転周速度とが一
致していることが好ましい。ここで、一致していると
は、フィルム送りローラ12,13によって一定速度で
連続的に送り出される包装フィルム1に、分肉ローラ1
4,14がしごき動作で当接するとき、フィルムとロー
ラ面との間でほぼ相対速度ゼロの状態が実現される程度
に一致していることを意味する。実際には、かかる等速
度は、分肉ローラ14,14による内容物が入った包装
フィルム1の変形や圧接速度等を考慮して、分肉ローラ
14,14の回転周速度をフィルム送りローラ12,1
3のそれよりも若干、2〜3%程度遅くすることによっ
て実現される。しかしながら図10に示す回転伝達構造
では、揺動アーム17a,17aが揺動して分肉ローラ
14,14が互いに圧接していくときおよび互いに離れ
ていくときに、分肉ローラ14,14の周速度が変化す
る欠点がある。
【0008】例えば図10に示すように、中間歯車18
b,18bが1段または奇数段設けられている場合に
は、分肉ローラ14,14が圧接していくときに、中間
歯車18b,18bの歯車18a,18aに対する遊星
周回により、歯車18a,18aから中間歯車18b,
18bに伝達される回転が増速される。逆に分肉ローラ
14,14が互いに離れていくときには、前記と逆方向
の遊星周回により、中間歯車18b,18bに伝達され
る回転が減速される。すなわち分肉ローラ14,14が
互いに接近し包装フィルム1の外面に接触してから中心
位置Oにて互いに圧接するまでの間、分肉ローラ14,
14の周速度は一定ではなく増速されていくことにな
り、分肉が完了して分肉ローラ14,14が離れていく
ときには各分肉ローラ14,14の周速度が減速されて
いくことになる。
b,18bが1段または奇数段設けられている場合に
は、分肉ローラ14,14が圧接していくときに、中間
歯車18b,18bの歯車18a,18aに対する遊星
周回により、歯車18a,18aから中間歯車18b,
18bに伝達される回転が増速される。逆に分肉ローラ
14,14が互いに離れていくときには、前記と逆方向
の遊星周回により、中間歯車18b,18bに伝達され
る回転が減速される。すなわち分肉ローラ14,14が
互いに接近し包装フィルム1の外面に接触してから中心
位置Oにて互いに圧接するまでの間、分肉ローラ14,
14の周速度は一定ではなく増速されていくことにな
り、分肉が完了して分肉ローラ14,14が離れていく
ときには各分肉ローラ14,14の周速度が減速されて
いくことになる。
【0009】また中間歯車18b,18bが2段または
偶数段設けられている場合には、逆に分肉ローラ14,
14が接近していくときにその周速度は減速され、分肉
ローラ14,14が互いに離れるときにその周速度が増
速されることになる。
偶数段設けられている場合には、逆に分肉ローラ14,
14が接近していくときにその周速度は減速され、分肉
ローラ14,14が互いに離れるときにその周速度が増
速されることになる。
【0010】このように、分肉ローラ14,14が包装
フィルム1の外面に接してからフィルムを偏平に圧接す
るまでの間、包装フィルム1をしごいて偏平部を拡大す
る間、包装フィルム1から離れていくときに、分肉ロー
ラ14,14の周速度が変化する結果、送りローラ12
と13とにより一定速度で下降させられている包装フィ
ルム1と分肉ローラ14,14との間にスリップが生
じ、包装フィルム1の表面に傷がつく問題が生じる。こ
の傷により包装体16の商品価値が低下するのみなら
ず、溶着線2の部分に大きな傷がつくと、溶着線2の溶
着強度が低下する問題も生じる。
フィルム1の外面に接してからフィルムを偏平に圧接す
るまでの間、包装フィルム1をしごいて偏平部を拡大す
る間、包装フィルム1から離れていくときに、分肉ロー
ラ14,14の周速度が変化する結果、送りローラ12
と13とにより一定速度で下降させられている包装フィ
ルム1と分肉ローラ14,14との間にスリップが生
じ、包装フィルム1の表面に傷がつく問題が生じる。こ
の傷により包装体16の商品価値が低下するのみなら
ず、溶着線2の部分に大きな傷がつくと、溶着線2の溶
着強度が低下する問題も生じる。
【0011】また分肉ローラ14,14が包装フィルム
1に接触してから中心部Oにて圧接し偏平部を形成する
までの間に分肉ローラ14,14の周速度が変化し分肉
ローラ14,14から包装フィルム1に与えられる送り
力が変動するため、本来一定の速度で下降させられるべ
き包装フィルム1の下方向への流れが分肉部において阻
害され、よって包装フィルム1に揺れなどが生じる。こ
の揺れが高周波電極10,11による溶着部に及ぶと、
高周波溶着の均一化を妨げることになると共に、製品の
長さや重さにも影響が及ぶことになる。
1に接触してから中心部Oにて圧接し偏平部を形成する
までの間に分肉ローラ14,14の周速度が変化し分肉
ローラ14,14から包装フィルム1に与えられる送り
力が変動するため、本来一定の速度で下降させられるべ
き包装フィルム1の下方向への流れが分肉部において阻
害され、よって包装フィルム1に揺れなどが生じる。こ
の揺れが高周波電極10,11による溶着部に及ぶと、
高周波溶着の均一化を妨げることになると共に、製品の
長さや重さにも影響が及ぶことになる。
【0012】さらに図10に示すように、複段の歯車列
18a,18b,18cにより分肉ローラ14,14に
回転動力が伝達される構造では、歯車のバックラッシュ
による騒音が大きくなる。
18a,18b,18cにより分肉ローラ14,14に
回転動力が伝達される構造では、歯車のバックラッシュ
による騒音が大きくなる。
【0013】本考案は上記従来の課題を解決するもので
あり、分肉ローラを常に一定の周速度にて駆動できるよ
うにして、包装フィルムとのスリップおよび包装フィル
ムの速度変動を防止し、また駆動騒音の低下を実現でき
る食品包装装置を提供することを目的としている。
あり、分肉ローラを常に一定の周速度にて駆動できるよ
うにして、包装フィルムとのスリップおよび包装フィル
ムの速度変動を防止し、また駆動騒音の低下を実現でき
る食品包装装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案による食品包装装
置は、筒状に成形されたフィルム内に内容物を充填する
充填部と、筒状のフィルムを内容物と共に偏平に押圧し
て分肉する分肉部と、分肉された部分のフィルムを結紮
または溶着してシールする密封部とが設けられている食
品包装装置において、前記分肉部には、筒状のフィルム
を挟んで対向する分肉ローラと、この分肉ローラが支持
されている支持部を駆動して分肉ローラを互いに圧接さ
れる方向へ駆動する圧接駆動機構とが設けられ、且つ固
定部に設けられた回転駆動軸から前記分肉ローラへ自在
継手を介して回転動力が伝達されていることを特徴とす
るものである。
置は、筒状に成形されたフィルム内に内容物を充填する
充填部と、筒状のフィルムを内容物と共に偏平に押圧し
て分肉する分肉部と、分肉された部分のフィルムを結紮
または溶着してシールする密封部とが設けられている食
品包装装置において、前記分肉部には、筒状のフィルム
を挟んで対向する分肉ローラと、この分肉ローラが支持
されている支持部を駆動して分肉ローラを互いに圧接さ
れる方向へ駆動する圧接駆動機構とが設けられ、且つ固
定部に設けられた回転駆動軸から前記分肉ローラへ自在
継手を介して回転動力が伝達されていることを特徴とす
るものである。
【0015】
【作用】上記手段では、圧接駆動機構により分肉ローラ
の支持部が駆動され、対向する分肉ローラが間欠的に互
いに圧接され、内容物が充填された包装フィルムが偏平
状態に押圧されて間欠的に扱かれる。このとき固定部側
に設けられた回転駆動軸から自在継手を介して分肉ロー
ラに回転動力が与えられるため、分肉ローラが包装フィ
ルムの外面に接触してから互いに圧接されるまでの間、
および分肉を完了し分肉ローラが包装フィルムから離れ
るまでの間に分肉ローラの回転周速度は常に一定とな
る。よって分肉ローラと包装フィルムとの間にスリップ
が生じることがなく、包装フィルムの傷つきの問題を解
決でき、また分肉ローラが常に一定の周速度にて回転す
ることにより、包装フィルムの流れを阻害することもな
い。また自在継手により回転動力の伝達を行っているた
め、従来の多数の歯車列を使用した場合のようなバック
ラッシュによる騒音を減少できる。
の支持部が駆動され、対向する分肉ローラが間欠的に互
いに圧接され、内容物が充填された包装フィルムが偏平
状態に押圧されて間欠的に扱かれる。このとき固定部側
に設けられた回転駆動軸から自在継手を介して分肉ロー
ラに回転動力が与えられるため、分肉ローラが包装フィ
ルムの外面に接触してから互いに圧接されるまでの間、
および分肉を完了し分肉ローラが包装フィルムから離れ
るまでの間に分肉ローラの回転周速度は常に一定とな
る。よって分肉ローラと包装フィルムとの間にスリップ
が生じることがなく、包装フィルムの傷つきの問題を解
決でき、また分肉ローラが常に一定の周速度にて回転す
ることにより、包装フィルムの流れを阻害することもな
い。また自在継手により回転動力の伝達を行っているた
め、従来の多数の歯車列を使用した場合のようなバック
ラッシュによる騒音を減少できる。
【0016】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により説明す
る。図6は、本考案の食品包装装置の一例としてソーセ
ージなどの包装体を製造する連続充填包装装置の外観を
示す正面図、図7はその左側面図、図1は分肉部の構造
の概略を示す斜視図、図2は分肉部を図6と同じ方向か
ら見た拡大図で、図1のII−II断面図である。図3
は図2のIII矢視図である。図4は分肉部を図6の右
側面側から見たものであり、図1のIV矢視図に相当す
る。図6と図7により連続充填包装装置の全体構造を説
明すると、筺体20上に、フィルム供給部A、内容物充
填部B、フィルム成形/溶着部C、フィルム送り部D、
分肉部E、結紮/切断部F、この結紮/切断部Fを駆動
する駆動機構などが収納されている機構収納部Gなどの
各機構部が設置されている。
る。図6は、本考案の食品包装装置の一例としてソーセ
ージなどの包装体を製造する連続充填包装装置の外観を
示す正面図、図7はその左側面図、図1は分肉部の構造
の概略を示す斜視図、図2は分肉部を図6と同じ方向か
ら見た拡大図で、図1のII−II断面図である。図3
は図2のIII矢視図である。図4は分肉部を図6の右
側面側から見たものであり、図1のIV矢視図に相当す
る。図6と図7により連続充填包装装置の全体構造を説
明すると、筺体20上に、フィルム供給部A、内容物充
填部B、フィルム成形/溶着部C、フィルム送り部D、
分肉部E、結紮/切断部F、この結紮/切断部Fを駆動
する駆動機構などが収納されている機構収納部Gなどの
各機構部が設置されている。
【0017】フィルム供給部Aでは、筺体20の背面に
設けられた支持台21にフィルム原反7が設置され、こ
の原反7から平面状に引出されたフィルム1aが、筺体
20の上部に設けられたガイドローラ群9に導かれてフ
ィルム成形/溶着部Cに送られる。フィルム成形/溶着
部Cでは、平面状のフィルム1aが成形部材6により円
筒状に成形され、充填ノズル5に設けられた高周波マイ
ナス電極10(図9参照)とこれに対向する高周波プラ
ス電極11とで、フィルム1aの縁部どうしが高周波溶
着され、溶着線2が形成されて円筒状の包装フィルム1
となる。内容物充填部Bでは、図示しない供給ポンプか
ら送られた内容物が、筺体20の中段やや上方に設けら
れた定量ポンプ22により一定流量にて送り出され、供
給パイプ23から前記充填ノズル5を経て、円筒状の包
装フィルム1内に充填される。
設けられた支持台21にフィルム原反7が設置され、こ
の原反7から平面状に引出されたフィルム1aが、筺体
20の上部に設けられたガイドローラ群9に導かれてフ
ィルム成形/溶着部Cに送られる。フィルム成形/溶着
部Cでは、平面状のフィルム1aが成形部材6により円
筒状に成形され、充填ノズル5に設けられた高周波マイ
ナス電極10(図9参照)とこれに対向する高周波プラ
ス電極11とで、フィルム1aの縁部どうしが高周波溶
着され、溶着線2が形成されて円筒状の包装フィルム1
となる。内容物充填部Bでは、図示しない供給ポンプか
ら送られた内容物が、筺体20の中段やや上方に設けら
れた定量ポンプ22により一定流量にて送り出され、供
給パイプ23から前記充填ノズル5を経て、円筒状の包
装フィルム1内に充填される。
【0018】内容物が充填された包装フィルム1は、フ
ィルム送り部Dに設けられた一対のフィルム送りローラ
12と13により挟まれ、このフィルム送りローラ12
と13の回転力により下方へ一定の速度で連続的に送ら
れる。さらに分肉部Eにおいて、内容物が充填されてい
る包装フィルム1は間欠的にしごかれて内容物のない偏
平部分が形成される。
ィルム送り部Dに設けられた一対のフィルム送りローラ
12と13により挟まれ、このフィルム送りローラ12
と13の回転力により下方へ一定の速度で連続的に送ら
れる。さらに分肉部Eにおいて、内容物が充填されてい
る包装フィルム1は間欠的にしごかれて内容物のない偏
平部分が形成される。
【0019】分肉後の包装フィルム1は、結紮/切断部
Fヘ送られる。結紮/切断部Fは、機構収納部Gの動力
により、包装フィルム1の送り速度に合わせて上下動
し、下降動作のときに、分肉された前記偏平部分のフィ
ルムが図9に示すような集束板15aにより集束され、
結紮金型15bにより2ヶ所がアルミワイヤクリップ3
(図8参照)により結紮され切断刃15cにより結紮部
の中間が切断されて、図8に示す砲弾型の包装体が製造
される。
Fヘ送られる。結紮/切断部Fは、機構収納部Gの動力
により、包装フィルム1の送り速度に合わせて上下動
し、下降動作のときに、分肉された前記偏平部分のフィ
ルムが図9に示すような集束板15aにより集束され、
結紮金型15bにより2ヶ所がアルミワイヤクリップ3
(図8参照)により結紮され切断刃15cにより結紮部
の中間が切断されて、図8に示す砲弾型の包装体が製造
される。
【0020】次に前記フィルム送り部Dと分肉部Eの構
造を詳しく説明する。筺体20の中間に向けられた中間
ベース20aには、フィルム送り部Dと分肉部Eを同期
して駆動するモータMが設置されている。図7に示すよ
うに、このモータMの動力は歯付きベルト25を介して
機構部26に入力される。機構部26には減速機構が設
けられており、この機構部26からの出力により一対の
フィルム送りローラ12と13が回転駆動され、このフ
ィルム送りローラ12と13の周速度に応じた速度に
て、内容物が充填された包装フィルム1が下方向へ連続
的に送られる。
造を詳しく説明する。筺体20の中間に向けられた中間
ベース20aには、フィルム送り部Dと分肉部Eを同期
して駆動するモータMが設置されている。図7に示すよ
うに、このモータMの動力は歯付きベルト25を介して
機構部26に入力される。機構部26には減速機構が設
けられており、この機構部26からの出力により一対の
フィルム送りローラ12と13が回転駆動され、このフ
ィルム送りローラ12と13の周速度に応じた速度に
て、内容物が充填された包装フィルム1が下方向へ連続
的に送られる。
【0021】図1ないし図4に示すように、分肉部Eで
は、包装フィルム1の移動中心部Oを挟んで、一方の側
に2段の分肉ローラ31aと32aが、他方の側に同じ
く2段の分肉ローラ31bと32bが対向して設けられ
ている。図2に示すように、筺体20の中間ベース20
aの下側には、一対のブラケット33,33が間隔を開
けて並行に固定されており、このブラケット33と33
との間に一対の支持軸34aと34bが渡されている。
は、包装フィルム1の移動中心部Oを挟んで、一方の側
に2段の分肉ローラ31aと32aが、他方の側に同じ
く2段の分肉ローラ31bと32bが対向して設けられ
ている。図2に示すように、筺体20の中間ベース20
aの下側には、一対のブラケット33,33が間隔を開
けて並行に固定されており、このブラケット33と33
との間に一対の支持軸34aと34bが渡されている。
【0022】図1に示すように、一方の支持軸34aに
は、内側支持枠35aと外側支持枠36aがそれぞれ回
動自在に設けられ、内側支持枠35aに上段の分肉ロー
ラ31aが、外側支持枠36aの下部から延びる腕部
(イ)に下段の分肉ローラ32aが支持されている。他
方の支持軸34bにも内側支持枠35bと外側支持枠3
6bが回動自在に支持され、内側支持枠35bに上段の
分肉ローラ31bが支持され、外側支持枠36bの腕部
(イ)に下段の分肉ローラ32bが支持されている。中
心部Oを挟む左右の内側支持枠35aと35b、および
外側支持枠36aと36bは互いにほぼ対称構造であ
る。
は、内側支持枠35aと外側支持枠36aがそれぞれ回
動自在に設けられ、内側支持枠35aに上段の分肉ロー
ラ31aが、外側支持枠36aの下部から延びる腕部
(イ)に下段の分肉ローラ32aが支持されている。他
方の支持軸34bにも内側支持枠35bと外側支持枠3
6bが回動自在に支持され、内側支持枠35bに上段の
分肉ローラ31bが支持され、外側支持枠36bの腕部
(イ)に下段の分肉ローラ32bが支持されている。中
心部Oを挟む左右の内側支持枠35aと35b、および
外側支持枠36aと36bは互いにほぼ対称構造であ
る。
【0023】上記構造をさらに詳しく説明すると、図2
に示すように、内側支持枠35bの両側部上端は、軸受
37により支持軸34bに回動自在に支持され、外側支
持枠36bの両側部上端は、軸受38により支持軸34
bに回動自在に支持されている。前記ブラケット33と
外側支持枠36bとの間隔はリングスペーサ39a,3
9bによって設定され、内側支持枠35bと外側支持枠
36bとの間隔はリングスペーサ40a,40bによっ
て設定されている。また内側支持枠35bの両側内部に
は固定リング41a,41bが設けられ、これは支持軸
34bに固定されている。対称側の内側支持枠35aと
外側支持枠36aの支持軸34aに対する支持構造は図
2に示すものと同じである。
に示すように、内側支持枠35bの両側部上端は、軸受
37により支持軸34bに回動自在に支持され、外側支
持枠36bの両側部上端は、軸受38により支持軸34
bに回動自在に支持されている。前記ブラケット33と
外側支持枠36bとの間隔はリングスペーサ39a,3
9bによって設定され、内側支持枠35bと外側支持枠
36bとの間隔はリングスペーサ40a,40bによっ
て設定されている。また内側支持枠35bの両側内部に
は固定リング41a,41bが設けられ、これは支持軸
34bに固定されている。対称側の内側支持枠35aと
外側支持枠36aの支持軸34aに対する支持構造は図
2に示すものと同じである。
【0024】図2に示すように、各分肉ローラ31bと
32bはゴム製であり、それぞれローラ軸42bと43
bに固定されている。上段のローラ軸42bは内側支持
枠35bの両側部にボール軸受44を介して回転自在に
支持され、このローラ軸42bの図2の図示右端は、後
述の自在継手56との連結のため内側支持枠35bの外
部にまで延びている。下段のローラ軸43bは外側支持
枠36bの下部から延びる一対の腕部(イ)のそれぞれ
にボール軸受45により回転自在に支持されている。ま
たローラ軸43bの図示右端も右側の腕部(イ)から同
様に外方へ延びている。中心部Oを挟んで対称側に位置
している上段の分肉ローラ31aならびに下段の分肉ロ
ーラ32aの材質、支持枠への支持構造も図2に示すも
のと同じである。
32bはゴム製であり、それぞれローラ軸42bと43
bに固定されている。上段のローラ軸42bは内側支持
枠35bの両側部にボール軸受44を介して回転自在に
支持され、このローラ軸42bの図2の図示右端は、後
述の自在継手56との連結のため内側支持枠35bの外
部にまで延びている。下段のローラ軸43bは外側支持
枠36bの下部から延びる一対の腕部(イ)のそれぞれ
にボール軸受45により回転自在に支持されている。ま
たローラ軸43bの図示右端も右側の腕部(イ)から同
様に外方へ延びている。中心部Oを挟んで対称側に位置
している上段の分肉ローラ31aならびに下段の分肉ロ
ーラ32aの材質、支持枠への支持構造も図2に示すも
のと同じである。
【0025】図1ならびに図2に示すように、前記分肉
ローラの側方には、回転駆動部50が設けられている。
この回転駆動部50は、筺体20の中間ベース20aか
ら下方に延びるブラケット55に支持されている。図3
(図2のIII矢視図)に示すように、回転駆動部50
には4本の回転駆動軸51a,51bおよび52a,5
2bが回転自在に設けられている。そして回転駆動軸5
1aとローラ軸42aとが伝達軸53aにより連結さ
れ、回転駆動軸52aとローラ軸43aとが伝達軸54
aにより連結されている。同様に回転駆動軸51bとロ
ーラ軸42bが伝達軸53bにより連結され、回転駆動
軸52bとローラ軸43bが伝達軸54bにより連結さ
れている。なお図1では、各回転駆動軸51a,51
b,52a,52bおよび伝達軸53a,53b,54
a,54bの軸中心線のみを示している。
ローラの側方には、回転駆動部50が設けられている。
この回転駆動部50は、筺体20の中間ベース20aか
ら下方に延びるブラケット55に支持されている。図3
(図2のIII矢視図)に示すように、回転駆動部50
には4本の回転駆動軸51a,51bおよび52a,5
2bが回転自在に設けられている。そして回転駆動軸5
1aとローラ軸42aとが伝達軸53aにより連結さ
れ、回転駆動軸52aとローラ軸43aとが伝達軸54
aにより連結されている。同様に回転駆動軸51bとロ
ーラ軸42bが伝達軸53bにより連結され、回転駆動
軸52bとローラ軸43bが伝達軸54bにより連結さ
れている。なお図1では、各回転駆動軸51a,51
b,52a,52bおよび伝達軸53a,53b,54
a,54bの軸中心線のみを示している。
【0026】図2に示すように、伝達軸53bと54b
の両端部はそれぞれ自在継手(ユニバーサルジョイン
ト)56が設けられ、この自在継手56により、それぞ
れ回転駆動軸51b,52bとローラ軸42b,43b
とに連結されている。反対側の伝達軸53aと54aも
同様に自在継手56を介してそれぞれ回転駆動軸51
a,52aとローラ軸42a,43aとに連結されてい
る。各分肉ローラが圧接しまた離れる動作を繰返すと
き、この圧接動作により伝達軸53a,53b,54
a,54bの方向は変化するが、自在継手56を設けて
いることにより、その方向変化に追従でき常に同じ回転
数の回転動力が各回転駆動軸から伝達軸を介して各分肉
ローラに伝達される。
の両端部はそれぞれ自在継手(ユニバーサルジョイン
ト)56が設けられ、この自在継手56により、それぞ
れ回転駆動軸51b,52bとローラ軸42b,43b
とに連結されている。反対側の伝達軸53aと54aも
同様に自在継手56を介してそれぞれ回転駆動軸51
a,52aとローラ軸42a,43aとに連結されてい
る。各分肉ローラが圧接しまた離れる動作を繰返すと
き、この圧接動作により伝達軸53a,53b,54
a,54bの方向は変化するが、自在継手56を設けて
いることにより、その方向変化に追従でき常に同じ回転
数の回転動力が各回転駆動軸から伝達軸を介して各分肉
ローラに伝達される。
【0027】図3に示すように、各回転駆動軸51a,
51b,52a,52bには、同じ歯数で同じモジュー
ルの歯車61a,61b,62a,62bが固定されて
いる。歯車61aと61bは互いに噛み合い、歯車62
aと62bも互いに噛み合っている。また回転駆動部5
0への入力軸64には駆動歯車63が固定されており、
この駆動歯車63が、歯車61aと62aとに噛み合っ
ている。
51b,52a,52bには、同じ歯数で同じモジュー
ルの歯車61a,61b,62a,62bが固定されて
いる。歯車61aと61bは互いに噛み合い、歯車62
aと62bも互いに噛み合っている。また回転駆動部5
0への入力軸64には駆動歯車63が固定されており、
この駆動歯車63が、歯車61aと62aとに噛み合っ
ている。
【0028】図2に示すように前記入力軸64には歯付
きプーリ65が固定されている。一方図6に示すよう
に、前記モータMの動力が入力する機構部26の出力軸
67にも歯付きプーリ67aが固定されており、この歯
付きプーリ67aと前記歯付きプーリ65に歯付きベル
ト66が掛けられている。
きプーリ65が固定されている。一方図6に示すよう
に、前記モータMの動力が入力する機構部26の出力軸
67にも歯付きプーリ67aが固定されており、この歯
付きプーリ67aと前記歯付きプーリ65に歯付きベル
ト66が掛けられている。
【0029】前記モータMの動力は機構部26に入力し
て、機構部26の減速機能により前記フィルム送りロー
ラ12と13が所定の周速度にて回転駆動されるが、こ
のフィルム送りローラ12,13の駆動力と同期した駆
動力が出力軸67に出力され、歯付きベルト66から入
力軸64に伝達される。そして図3に示す歯車機構によ
り、回転駆動軸51aと52aは、図3にて時計方向へ
同回転数にて駆動され、回転駆動軸51bと52bは反
時計方向へ同回転数にて駆動される。この動力は、自在
継手56および各伝達軸53a,53b,54a,54
bを介して各ローラ軸42a,42b,43a,43b
に伝達され、分肉ローラ31aと32aは図1にて反時
計方向へ、分肉ローラ31bと32bは図1にて時計方
向へ駆動される。このとき歯付きプーリ65と67aと
の外径比および図3に示す回転駆動部50の歯車の減速
比により、各分肉ローラ31a,32a,31b,32
bの回転周速度が、各フィルム送りローラ12,13の
回転周速度に前述の意味でほぼ一致するように設定され
る。
て、機構部26の減速機能により前記フィルム送りロー
ラ12と13が所定の周速度にて回転駆動されるが、こ
のフィルム送りローラ12,13の駆動力と同期した駆
動力が出力軸67に出力され、歯付きベルト66から入
力軸64に伝達される。そして図3に示す歯車機構によ
り、回転駆動軸51aと52aは、図3にて時計方向へ
同回転数にて駆動され、回転駆動軸51bと52bは反
時計方向へ同回転数にて駆動される。この動力は、自在
継手56および各伝達軸53a,53b,54a,54
bを介して各ローラ軸42a,42b,43a,43b
に伝達され、分肉ローラ31aと32aは図1にて反時
計方向へ、分肉ローラ31bと32bは図1にて時計方
向へ駆動される。このとき歯付きプーリ65と67aと
の外径比および図3に示す回転駆動部50の歯車の減速
比により、各分肉ローラ31a,32a,31b,32
bの回転周速度が、各フィルム送りローラ12,13の
回転周速度に前述の意味でほぼ一致するように設定され
る。
【0030】図1と図4に示すように、内側支持枠35
aと35bのそれぞれには扇ギヤ71aと71bが設け
られ、互いに噛み合っている。各扇ギヤ71aと71b
は支持軸34aと34bを中心とした同半径のピッチ円
を有している。また外側支持枠36aと36bのそれぞ
れにも互いに噛み合う扇ギヤ72aと72bが設けられ
ている。この各扇ギヤ72aと72bも支持軸34aと
34bを中心とした同半径のピッチ円を有している。そ
の結果一方の側の内側支持枠35a、外側支持36a
と、他方の側の内側支持枠35b、外側支持枠36bが
互いに同期して支持軸34aと34bを中心として揺動
動作する。
aと35bのそれぞれには扇ギヤ71aと71bが設け
られ、互いに噛み合っている。各扇ギヤ71aと71b
は支持軸34aと34bを中心とした同半径のピッチ円
を有している。また外側支持枠36aと36bのそれぞ
れにも互いに噛み合う扇ギヤ72aと72bが設けられ
ている。この各扇ギヤ72aと72bも支持軸34aと
34bを中心とした同半径のピッチ円を有している。そ
の結果一方の側の内側支持枠35a、外側支持36a
と、他方の側の内側支持枠35b、外側支持枠36bが
互いに同期して支持軸34aと34bを中心として揺動
動作する。
【0031】図4に示すように、内側支持枠35bには
スプリング73が掛けられ、外側支持枠36bにはスプ
リング74が掛けられ、各スプリング73と74の引っ
張り力により内側支持枠35bと外側支持枠36bは分
肉ローラ31bと32bが中心部Oから離れる方向へ付
勢されている。この付勢力による回転モーメントは前記
扇ギヤ71a,71b,72a,72bにより他方の内
側支持枠35aと外側支持枠36aに伝達され、分肉ロ
ーラ31aと32aも中心部Oから離れるように付勢さ
れる。
スプリング73が掛けられ、外側支持枠36bにはスプ
リング74が掛けられ、各スプリング73と74の引っ
張り力により内側支持枠35bと外側支持枠36bは分
肉ローラ31bと32bが中心部Oから離れる方向へ付
勢されている。この付勢力による回転モーメントは前記
扇ギヤ71a,71b,72a,72bにより他方の内
側支持枠35aと外側支持枠36aに伝達され、分肉ロ
ーラ31aと32aも中心部Oから離れるように付勢さ
れる。
【0032】図4に示すように、内側支持枠35bの背
面には連結ブロック75が固定されており、この連結ブ
ロック75に圧接駆動アーム76が連結されている。前
記筺体20の中間ベース20aから下方に延びるブラケ
ット79にはカム軸81が設けられ、このカム軸81に
カム82が固定されている。図4ではカム82の詳しい
形状は省略し、その最大半径軌跡を符号82bで示し最
小半径軌跡を符号82aで示している。このカム軸81
には摺動ブロック83が回転自在に設けられ、前記圧接
駆動アーム76の後部の溝76aがこの摺動ブロック8
3に進退自在に摺動連結されている。また圧接駆動アー
ム76にはローラ状のカムフォロワー77が軸77aに
より回転自在に支持されており、このカムフォロワー7
7は、前記スプリング73の付勢力により、カム82の
外周面に圧接されている。
面には連結ブロック75が固定されており、この連結ブ
ロック75に圧接駆動アーム76が連結されている。前
記筺体20の中間ベース20aから下方に延びるブラケ
ット79にはカム軸81が設けられ、このカム軸81に
カム82が固定されている。図4ではカム82の詳しい
形状は省略し、その最大半径軌跡を符号82bで示し最
小半径軌跡を符号82aで示している。このカム軸81
には摺動ブロック83が回転自在に設けられ、前記圧接
駆動アーム76の後部の溝76aがこの摺動ブロック8
3に進退自在に摺動連結されている。また圧接駆動アー
ム76にはローラ状のカムフォロワー77が軸77aに
より回転自在に支持されており、このカムフォロワー7
7は、前記スプリング73の付勢力により、カム82の
外周面に圧接されている。
【0033】上記カム軸81が駆動され、カム82が回
転すると、その形状により82aと82bで示す半径軌
跡の範囲において圧接駆動アーム76が図示左右方向へ
駆動され、且つ摺動ブロック83の回転により、圧接駆
動アーム76はカム軸81を中心として回動できるよう
になっている。カム82の最小半径軌跡82aの部分に
カムフォロワー77が圧接しているときには、圧接駆動
アーム76はスプリング73の付勢力により図示右方向
へ後退し、内側支持枠35bに設けられた分肉ローラ3
1bが中心部Oから離れ、また扇ギヤ71aと71bに
より連動される内側支持枠35aが対称方向へ駆動され
て分肉ローラ31aも中心部Oから離れる。
転すると、その形状により82aと82bで示す半径軌
跡の範囲において圧接駆動アーム76が図示左右方向へ
駆動され、且つ摺動ブロック83の回転により、圧接駆
動アーム76はカム軸81を中心として回動できるよう
になっている。カム82の最小半径軌跡82aの部分に
カムフォロワー77が圧接しているときには、圧接駆動
アーム76はスプリング73の付勢力により図示右方向
へ後退し、内側支持枠35bに設けられた分肉ローラ3
1bが中心部Oから離れ、また扇ギヤ71aと71bに
より連動される内側支持枠35aが対称方向へ駆動され
て分肉ローラ31aも中心部Oから離れる。
【0034】カム82の最大半径軌跡82bの部分がカ
ムフォロワー77を図示左方向へ押すと、内側支持枠3
5bが押されて分肉ローラ31bが中心部Oの方向へ駆
動され、扇ギヤ71a,71bを介して反対側の内側支
持枠35aも駆動されて分肉ローラ31aが中心部O方
向へ駆動され、両分肉ローラ31aと31bが中心部O
にて互いに圧接される。なお、圧接駆動アーム76の本
体部分と先端部76bとの間に弾圧スプリング78が介
装されて、カムフォロワー77に与えられる図示左方向
の力が弾圧スプリング78の弾性力を介して内側支持枠
35bに伝達される。よって分肉ローラ31aと31b
との圧接力は、前記弾圧スプリングの弾性力により設定
されていることになる。
ムフォロワー77を図示左方向へ押すと、内側支持枠3
5bが押されて分肉ローラ31bが中心部Oの方向へ駆
動され、扇ギヤ71a,71bを介して反対側の内側支
持枠35aも駆動されて分肉ローラ31aが中心部O方
向へ駆動され、両分肉ローラ31aと31bが中心部O
にて互いに圧接される。なお、圧接駆動アーム76の本
体部分と先端部76bとの間に弾圧スプリング78が介
装されて、カムフォロワー77に与えられる図示左方向
の力が弾圧スプリング78の弾性力を介して内側支持枠
35bに伝達される。よって分肉ローラ31aと31b
との圧接力は、前記弾圧スプリングの弾性力により設定
されていることになる。
【0035】また図4に示すように外側支持枠36bの
背面にも連結ブロック86が設けられ、この連結ブロッ
ク86に圧接駆動アーム87が連結されている。図4で
は圧接駆動アーム87の中心線のみを示しているが、こ
の圧接駆動アーム87は前記圧接駆動アーム76と同じ
構造のものであり、カム軸81に設けられたカム82と
は別のカムにより図示左右方向へ駆動される。なお、図
1では各圧接駆動アーム76と87を中心線のみによっ
て示している。
背面にも連結ブロック86が設けられ、この連結ブロッ
ク86に圧接駆動アーム87が連結されている。図4で
は圧接駆動アーム87の中心線のみを示しているが、こ
の圧接駆動アーム87は前記圧接駆動アーム76と同じ
構造のものであり、カム軸81に設けられたカム82と
は別のカムにより図示左右方向へ駆動される。なお、図
1では各圧接駆動アーム76と87を中心線のみによっ
て示している。
【0036】カム軸81は、図示しないスプロケット、
チェーン、ディフェレンシャルギヤ等を経て、機構収納
部Gからの回転動力により結紮のタイミングと同期して
駆動されている。この駆動方法は、分肉により形成され
た偏平部を確実に結紮するうえで有利である。
チェーン、ディフェレンシャルギヤ等を経て、機構収納
部Gからの回転動力により結紮のタイミングと同期して
駆動されている。この駆動方法は、分肉により形成され
た偏平部を確実に結紮するうえで有利である。
【0037】また分肉ローラの圧接タイミングはカム軸
81に設けられたカム82および他のカムの形状によっ
て決まり、このカムの形状により例えば上段の分肉ロー
ラ31aと31bが最初に圧接して包装フィルム1を押
圧し、その直後に下段の分肉ローラ32aと32bが互
いに圧接して包装フィルム1を押圧する。また分肉完了
後は、先に上段の分肉ローラ31aと31bが包装フィ
ルム1から離れた直後に下段の分肉ローラ32aと32
bが互いに離れる。
81に設けられたカム82および他のカムの形状によっ
て決まり、このカムの形状により例えば上段の分肉ロー
ラ31aと31bが最初に圧接して包装フィルム1を押
圧し、その直後に下段の分肉ローラ32aと32bが互
いに圧接して包装フィルム1を押圧する。また分肉完了
後は、先に上段の分肉ローラ31aと31bが包装フィ
ルム1から離れた直後に下段の分肉ローラ32aと32
bが互いに離れる。
【0038】次に全体の動作について説明する。フィル
ム原反7から平面状に引出されガイドロール群9により
導かれたフィルム1aは、成形部材6により円筒状に巻
かれ、高周波電極10と11により縁部どうしが溶着さ
れて筒状の包装フィルム1が形成される。さらに定量ポ
ンプ22から送られた内容物が充填ノズル5から包装フ
ィルム1内に充填される。内容物が充填された包装フィ
ルム1はフィルム送りローラ12と13により連続して
下方へ送られる。このときフィルム送りローラ12と1
3には、モータMの動力が機構部26にて減速されて伝
達される。
ム原反7から平面状に引出されガイドロール群9により
導かれたフィルム1aは、成形部材6により円筒状に巻
かれ、高周波電極10と11により縁部どうしが溶着さ
れて筒状の包装フィルム1が形成される。さらに定量ポ
ンプ22から送られた内容物が充填ノズル5から包装フ
ィルム1内に充填される。内容物が充填された包装フィ
ルム1はフィルム送りローラ12と13により連続して
下方へ送られる。このときフィルム送りローラ12と1
3には、モータMの動力が機構部26にて減速されて伝
達される。
【0039】分肉部Eでは、まず前記機構部26の出力
軸67の回転動力が歯付きベルト66により図2に示す
歯付きプーリ65に伝達され、入力軸64が駆動され
る。そして回転駆動部50では、図3に示す歯車機構に
より回転駆動軸51a,52aと回転駆動軸51b,5
2bが互いに逆向きに且つ同速度にて駆動される。この
回転駆動軸51a,52a,51b,52bの動力は自
在継手56ならびに各伝達軸53a、54aと53b,
54bを経てローラ軸42a,43aと42b,43b
に伝達され、各分肉ローラ31a,32aと31b,3
2bがフィルム送り方向で且つフィルム送りローラ1
2,13の周速度とほぼ同じ周速度にて駆動される。
軸67の回転動力が歯付きベルト66により図2に示す
歯付きプーリ65に伝達され、入力軸64が駆動され
る。そして回転駆動部50では、図3に示す歯車機構に
より回転駆動軸51a,52aと回転駆動軸51b,5
2bが互いに逆向きに且つ同速度にて駆動される。この
回転駆動軸51a,52a,51b,52bの動力は自
在継手56ならびに各伝達軸53a、54aと53b,
54bを経てローラ軸42a,43aと42b,43b
に伝達され、各分肉ローラ31a,32aと31b,3
2bがフィルム送り方向で且つフィルム送りローラ1
2,13の周速度とほぼ同じ周速度にて駆動される。
【0040】また機構収納部Gの出力は図4に示すカム
軸81に伝達され、結紮のタイミングと同期したカム8
2ならびに他のカムの回転により、圧接駆動アーム76
と87が駆動され、内側支持枠35bと外側支持枠36
bが駆動され、また扇ギヤ71a,71bと72a,7
2bにより他方の内側支持枠35aと外側支持枠36a
が対称方向に駆動される。その結果、分肉ローラにより
包装フィルム1が図5に示すように偏平に扱かれ、この
分肉動作が間欠的に行なわれる。分肉作業では上段の分
肉ローラ31a,31bが先に包装フィルム1を押圧し
その後遅れて下段の分肉ローラ32a,32bが包装フ
ィルム1を押圧する。また分肉後は上段の分肉ローラ3
1aと31bが互いに離れた後に遅れて下段の分肉ロー
ラ32aと32bが互いに離れる。
軸81に伝達され、結紮のタイミングと同期したカム8
2ならびに他のカムの回転により、圧接駆動アーム76
と87が駆動され、内側支持枠35bと外側支持枠36
bが駆動され、また扇ギヤ71a,71bと72a,7
2bにより他方の内側支持枠35aと外側支持枠36a
が対称方向に駆動される。その結果、分肉ローラにより
包装フィルム1が図5に示すように偏平に扱かれ、この
分肉動作が間欠的に行なわれる。分肉作業では上段の分
肉ローラ31a,31bが先に包装フィルム1を押圧し
その後遅れて下段の分肉ローラ32a,32bが包装フ
ィルム1を押圧する。また分肉後は上段の分肉ローラ3
1aと31bが互いに離れた後に遅れて下段の分肉ロー
ラ32aと32bが互いに離れる。
【0041】上記の分肉動作において、各分肉ローラへ
の動力は、自在継手56を介して常に回転数が変動する
ことなく伝達され、分肉ローラ31a,31bと32
a,32bは常に等周速度で且つフィルム送りローラ1
2,13の周速度とほぼ一致した周速度で駆動される。
よって送られてくる包装フィルム1の外周面と分肉ロー
ラとの間でスリップが生じることがなく、また分肉ロー
ラが包装フィルム1の移動を阻害することもない。かか
る優れた効果は、自在継手56を設けて伝達軸の前記方
向変化に追従することとし、分肉ローラの圧接運動と回
転運動とを互いに独立した駆動経路とし得たことに起因
するものである。
の動力は、自在継手56を介して常に回転数が変動する
ことなく伝達され、分肉ローラ31a,31bと32
a,32bは常に等周速度で且つフィルム送りローラ1
2,13の周速度とほぼ一致した周速度で駆動される。
よって送られてくる包装フィルム1の外周面と分肉ロー
ラとの間でスリップが生じることがなく、また分肉ロー
ラが包装フィルム1の移動を阻害することもない。かか
る優れた効果は、自在継手56を設けて伝達軸の前記方
向変化に追従することとし、分肉ローラの圧接運動と回
転運動とを互いに独立した駆動経路とし得たことに起因
するものである。
【0042】分肉部Eにおいて分肉された包装フィルム
1は、結紮/切断部Fに送られる。ここでは、機構収納
部Gに内蔵されたレシプロ駆動機構により結紮/切断部
Fが上下駆動され、機構収納部Gから結紮/切断部Fに
伝達される回転動力により集束板15a、結紮金型15
bおよび切断刃15cが駆動され、前記分肉された部分
の二ヶ所がアルミワイヤクリップにて結紮され且つ結紮
部の中間が切断される。なお、上記実施例では、分肉ロ
ーラが上下2段にて合計4個設けられているものを例と
して説明したが、図9に示したように包装フィルム1を
挟んで1個ずつ分肉ローラが設けられているものであっ
ても本考案を実施することが可能である。
1は、結紮/切断部Fに送られる。ここでは、機構収納
部Gに内蔵されたレシプロ駆動機構により結紮/切断部
Fが上下駆動され、機構収納部Gから結紮/切断部Fに
伝達される回転動力により集束板15a、結紮金型15
bおよび切断刃15cが駆動され、前記分肉された部分
の二ヶ所がアルミワイヤクリップにて結紮され且つ結紮
部の中間が切断される。なお、上記実施例では、分肉ロ
ーラが上下2段にて合計4個設けられているものを例と
して説明したが、図9に示したように包装フィルム1を
挟んで1個ずつ分肉ローラが設けられているものであっ
ても本考案を実施することが可能である。
【0043】このように、図8に示すような砲弾型の包
装体を製造する実施例に基づいて本考案の食品包装装置
を説明した。しかし、本考案の食品包装装置はこの実施
例に限定されるものではなく、分肉工程を有しているも
のであれば、三方シール包装体或いは四方シール包装体
を製造する装置として、または例えば特開平3−297
14号公報に示されるピロー包装体を製造する装置とし
ても用いられて好適である。このピロー包装体等におい
ては、分肉され偏平となったフィルム部分は、熱板、高
周波、超音波等を熱源とした溶着シールにより密封され
る。なお、本考案における分肉は、内容物をしごいて偏
平部を形成することを意味する。
装体を製造する実施例に基づいて本考案の食品包装装置
を説明した。しかし、本考案の食品包装装置はこの実施
例に限定されるものではなく、分肉工程を有しているも
のであれば、三方シール包装体或いは四方シール包装体
を製造する装置として、または例えば特開平3−297
14号公報に示されるピロー包装体を製造する装置とし
ても用いられて好適である。このピロー包装体等におい
ては、分肉され偏平となったフィルム部分は、熱板、高
周波、超音波等を熱源とした溶着シールにより密封され
る。なお、本考案における分肉は、内容物をしごいて偏
平部を形成することを意味する。
【0044】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、内容物が
充填された包装フィルムを偏平状態に分肉する分肉ロー
ラに対し自在継手を介して常に一定の回転駆動力が与え
られるため、分肉ローラと包装フィルムとのスリップが
生じることがなく、包装フィルムの表面に傷をつけるこ
とがない。また分肉ローラが常に一定の周速度で回転す
るため、分肉部において包装フィルムの移動速度に変動
を与えることがない。また自在継手を使用して動力を伝
達しているため、従来のように多数の歯車を使用してい
るものに比べ騒音を減少させることができる。
充填された包装フィルムを偏平状態に分肉する分肉ロー
ラに対し自在継手を介して常に一定の回転駆動力が与え
られるため、分肉ローラと包装フィルムとのスリップが
生じることがなく、包装フィルムの表面に傷をつけるこ
とがない。また分肉ローラが常に一定の周速度で回転す
るため、分肉部において包装フィルムの移動速度に変動
を与えることがない。また自在継手を使用して動力を伝
達しているため、従来のように多数の歯車を使用してい
るものに比べ騒音を減少させることができる。
【図1】分肉部の構造を示す概略斜視図、
【図2】図1に示す分肉部のII−II線断面図、
【図3】図2のIII矢視説明図、
【図4】圧接駆動機構の構造を示すものであり、図1の
IV矢視に相当する側面図、
IV矢視に相当する側面図、
【図5】分肉部の動作説明図、
【図6】連続充填包装装置の全体構造を示す正面図、
【図7】図6に示す連続充填包装装置の左側面図、
【図8】製造される包装体の外観図、
【図9】従来の連続充填包装装置の構成図、
【図10】従来の分肉部の構造説明図、
A フィルム供給部 B 内容物充填部 C フィルム成形/溶着部 D フィルム送り部 E 分肉部 F 結紮/切断部 G 機構収納部 M モータ 1a フィルム 1 包装フィルム 10,11 高周波電極 12,13 フィルム送りローラ 20 筺体 20a 中間ベース 26 機構部 31a,31b,32a,32b 分肉ローラ 34a,34b 支持軸 35a,35b 内側支持枠 36a,36b 外側支持枠 42a,42b,43a,43b ローラ軸 50 回転駆動部 51a,51b,52a,52b 回転駆動軸 53a,53b,54a,54b 伝達軸 56 自在継手 76,87 圧接駆動アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状に成形されたフィルム内に内容物を
充填する充填部と、筒状のフィルムを内容物と共に偏平
に押圧して分肉する分肉部と、分肉された部分のフィル
ムを結紮または溶着してシールする密封部とが設けられ
ている食品包装装置において、前記分肉部には、筒状の
フィルムを挟んで対向する分肉ローラと、この分肉ロー
ラが支持されている支持部を駆動して分肉ローラを互い
に圧接される方向へ駆動する圧接駆動機構とが設けら
れ、且つ固定部に設けられた回転駆動軸から前記分肉ロ
ーラへ自在継手を介して回転動力が伝達されていること
を特徴とする食品包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1833192U JPH0747283Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 食品包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1833192U JPH0747283Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 食品包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571105U JPH0571105U (ja) | 1993-09-24 |
JPH0747283Y2 true JPH0747283Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=11968659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1833192U Expired - Fee Related JPH0747283Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 食品包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747283Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108502256A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-09-07 | 北京航天东方科技发展有限公司 | 自动立式充填包装机的薄膜输送及挤空机构 |
CN108408161A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-08-17 | 北京航天东方科技发展有限公司 | 自动立式充填包装机的双挤空机构 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP1833192U patent/JPH0747283Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0571105U (ja) | 1993-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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