JPH0747260B2 - 矯正ロールの研磨装置 - Google Patents

矯正ロールの研磨装置

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JPH0747260B2
JPH0747260B2 JP41310590A JP41310590A JPH0747260B2 JP H0747260 B2 JPH0747260 B2 JP H0747260B2 JP 41310590 A JP41310590 A JP 41310590A JP 41310590 A JP41310590 A JP 41310590A JP H0747260 B2 JPH0747260 B2 JP H0747260B2
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air cylinder
straightening
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shaft
polishing
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均 石田
博之 野仲
吉光 梶田
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Daido Steel Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B28/00Maintaining rolls or rolling equipment in effective condition
    • B21B28/02Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning
    • B21B28/04Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning while in use, e.g. polishing or grinding while the rolls are in their stands

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、線ぐせや曲り等が付
いた被矯正材料を矯正ロール間に通過させて真直に矯正
する矯正機において、その矯正ロールの表面に生じた摩
耗やスケールその他すり傷を、確実に研磨除去すること
ができ、しかもロール表面を研磨するため使用される研
磨材の交換を、簡単かつ迅速になし得る研磨装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】所要の形状や寸法を有する丸棒や鋼管等を
引抜加工等により製造する工程では、得られた丸棒や鋼
管等の部材に線ぐせや曲り等の欠陥を一般に生じ易い。
これら線ぐせや曲り等の欠陥を矯正する装置として、例
えば表面がバレル状をなす矯正ロールと、表面が鼓状を
なす矯正ロールとを対向配置したロール式矯正機が好適
に使用されている。すなわちこの矯正機は、前記線ぐせ
や曲り等の欠陥を有する丸棒等の部材(以下「被矯正材
料」という)のパスラインを挟んで一対の矯正ロールが回
転自在に配設されている。なお矯正ロールは、パスライ
ンに対し相互に所定角度傾斜して交差するよう位置決め
され、外部駆動源により相互に反対回転される両ロール
間に供給される被矯正材料は、ここで挟圧されつつ前方
へ送られ、この過程で該材料の線ぐせや曲りが真直に矯
正される。
【0003】前記ロール式矯正機では、その使用に伴い
矯正ロールの表面に、被矯正材料の噛み込みによる傷の
発生や焼付きによるスケール等の付着が避けられず、こ
れが被矯正材料を逆に傷付ける一因となっている。また
長期の稼動により、矯正ロールの表面は局部的に摩耗す
るが、これを放置しておくと被矯正材料の適切な矯正を
なし得なくなる問題もあった。そこで、矯正ロールの表
面を定期的に研磨することにより、傷やスケールを除去
すると共に、局部的に摩耗した部分と他の面とを平滑に
する手段が採られている。
【0004】前記矯正機の矯正ロールを研磨する装置と
しては、例えば特開昭59−144526号に係る発明
「丸棒矯正機の矯正ロール研磨装置」が存在する。この研
磨装置は、矯正ロールの軸心と平行なガイド軸に往復移
動自在に摺動体を備え、該摺動体は左螺旋溝と右螺旋溝
とが形成された回転軸を一定方向に回転することにより
移動するよう構成されている。また摺動体の内部に空気
圧シリンダが配設され、該シリンダのピストンロッド先
端に配設した研磨材は、シリンダの空気圧付勢によっ
て、矯正ロールの表面に圧接されるようになっている。
すなわち、回転する矯正ロールの表面に研磨材を所要圧
力で圧接させた状態で、前記摺動体をガイド軸に沿って
移動させることにより、矯正ロールの表面が研磨され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先に述べた既出願に係
る研磨装置では、空気圧シリンダを付勢することによ
り、ピストンロッドに配設した研磨材を矯正ロールの表
面に圧接するよう構成している。これにより、摺動体か
ら矯正ロール表面までの離間距離が変化すると、これに
応じてピストンロッドが進退移動して研磨材は常に矯正
ロールの表面に圧接される。この場合に、矯正ロールの
表面は、前述の如くバレル状の凸型あるいは鼓状の凹型
に形成されているため、矯正ロールの軸心に対して交差
する方向に直線的に進退移動する研磨材の研磨面(矯正
ロールを指向する面)と、ロール表面とは必ずしも平行
になるとは限らない。すなわち、曲面からなるロール表
面に対し研磨材は、点乃至線でのみ接触することとなる
ので、該研磨材が偏摩耗して短期間での交換が必要とな
ったり、矯正ロールの確実な研磨をなし得なくなる欠点
が指摘される。
【0006】また前記研磨材は消耗品であるから、使用
に伴い摩耗した場合は、これを交換する必要がある。し
かし前記研磨装置では、その研磨材は矯正ロールを指向
する側に配設されているので、この研磨材を交換するに
は狭い空間での極めて煩雑な作業を要していた。しかも
この煩雑な作業に起因して、交換には長時間を要するた
め、丸棒等の生産ラインでの全体効率を低下させると云
う重大な問題を招来している。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前述した矯正ロールの研磨
装置に内在している課題に鑑み、これを好適に解決する
べく提案されたものであって、研磨材を矯正ロールの表
面に倣って自由に可動し得るようにして、矯正ロールの
確実な表面研磨を達成すると共に、研磨材を簡単かつ迅
速に交換可能な研磨装置を提供することを目的とする。
また、矯正ロールの局部に生じた傷やスケール等を、短
時間で研磨除去し得る部分研磨装置を提供することを別
の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、被矯正材料のパスライ
ンを挟んで対向配置した矯正ロールの各回転軸と平行に
配設され、駆動源に接続して回転される駆動軸と、この
駆動軸と平行に離間させて配置した案内軸と、これら両
方の軸に挿通支持され、前記駆動軸の回転に伴い軸方向
に往復移動される装置本体と、この装置本体に設けたエ
アシリンダに着脱可能に配設され、該エアシリンダの正
逆付勢に伴い前記矯正ロールに対し進退移動する研磨材
とを備え、前記エアシリンダの付勢下に研磨材を矯正ロ
ールの表面に圧接させつつ、前記装置本体を前記両軸に
沿って往復移動させて、該矯正ロールの表面研磨を行な
う研磨装置において、前記装置本体に垂直に突設され、
前記エアシリンダを略水平方向に回動自在に枢支する枢
支軸と、前記エアシリンダの装置本体との対向面に、該
本体の移動方向に所定間隔離間して配設した一対の規制
部材と、前記装置本体のエアシリンダとの対向面に出没
自在に配設され、常には前記両規制部材の間に突出し
て、これら両規制部材の間で該エアシリンダの回動角度
を規制する規制ピンとからなり、前記規制ピンを両規制
部材の間から没入させることにより、エアシリンダの自
由回動を許容させるよう構成したことを特徴とする。
【0009】また前記別の目的を達成するため、本願の
別の発明は、被矯正材料のパスラインを挟んで対向配置
した矯正ロールの各回転軸と平行に配設した案内軸と、
該案内軸に往復移動自在に挿通支持した装置本体と、こ
の装置本体に設けたエアシリンダに着脱可能に配設さ
れ、該エアシリンダの正逆付勢に伴い前記矯正ロールに
対し進退移動する研磨材とを備えた研磨装置において、
前記案内軸と平行に配設され、前記装置本体に螺挿され
たねじ軸と、前記ねじ軸に連結され、該ねじ軸を正逆方
向に回転駆動する正逆モータと、前記正逆モータの正逆
駆動を制御する制御手段と、前記装置本体に垂直に突設
され、前記エアシリンダを略水平方向に回動自在に枢支
する枢支軸と、前記エアシリンダの装置本体との対向面
に、該本体の移動方向に所定間隔離間して配設した一対
の規制部材と、前記装置本体のエアシリンダとの対向面
に出没自在に配設され、常には前記両規制部材の間に突
出して、これら両規制部材の間で該エアシリンダの回動
角度を規制すると共に、その没入時にはエアシリンダの
自由回動を許容する規制ピンとからなり、前記エアシリ
ンダの付勢下に前記研磨材を矯正ロールの表面に圧接さ
せつつ、前記正逆モータを制御手段の制御指令に基づき
正逆駆動して前記ねじ軸を正逆回転させることにより、
前記装置本体を案内軸に沿って往復移動させて矯正ロー
ルの表面研磨を行なうよう構成したことを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る矯正ロールの研磨装置に
つき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
以下説明する。
【0011】(第1実施例について)図1は、本発明に係
る好適な第1実施例の研磨装置の縦断面図、図2は、こ
の研磨装置を採用した矯正機の正面図である。図におい
て矯正機10の機枠12には、被矯正材料14のパスラ
インを挟んで上下に対向して矯正ロール16,18が回
転自在に配設されている。パスラインを挟んで上方に配
設される矯正ロール16は、その外表面がバレル状の凹
型に成形され、また下方に配設される矯正ロール18の
外表面は鼓状の凸型に成形されている(図3)。なお矯正
ロール16,18の組合わせは、上下のロール形状が逆
になってもよい。そして、両矯正ロール16,18を外
部駆動手段(図示せず)により相互に反対方向に回転駆動
すると共に、両矯正ロール16,18の間に被矯正材料
14を通過させることによって、先に述べた如く該材料
14の矯正がなされる。
【0012】前記矯正機における矯正ロール16,18
に近接して、該ロール16,18の表面を研磨するため
の研磨装置20が夫々配設されている。この研磨装置2
0の構成は、上下が対称であるので、本明細書では下方
の矯正ロール18に設けた研磨装置20についてだけ説
明し、上方の研磨装置20に関しては同一の符号を付し
て示すものとする。
【0013】前記矯正機10の機枠12には、図3に示
す如く、矯正ロール18の回転軸22と平行な案内軸2
4が配設され、該案内軸24に研磨装置20の本体をな
す支持部材26が摺動自在に配設されている。また案内
軸24と所定間隔離間して駆動軸28が平行に配設さ
れ、該駆動軸28は支持部材26に挿通されている。こ
の駆動軸28の外周面には、図4に示す如く、左螺旋溝
28aと右螺旋溝28bとが交差的に形成され、支持部
材26の内部に配設した爪部材30が、左右何れかの溝
28a,28bに選択的に係合するよう構成されてい
る。また駆動軸28は、図2に示す如く、機枠12に配
設した駆動モータ32により一定方向に回転駆動され
る。
【0014】すなわち、駆動モータ32により駆動軸2
8を一定方向に回転させれば、該駆動軸28の左右何れ
かの溝28a,28bに爪部材30を介して係合する支
持部材26は、当該駆動軸28および案内軸24に沿っ
て平行に移動する。なお、支持部材26の爪部材30
は、該支持部材26が駆動軸28の軸端に到来した際
に、左螺旋溝28aから右螺旋溝28b、または右螺旋
溝28bから左螺旋溝28aに係合状態が切換わるよう
構成されている。従って、前記駆動軸28を一定方向に
回転させるだけで、支持部材26は駆動軸28および案
内軸24に沿って往復移動する。
【0015】前記支持部材26には、図4に示す如く、
駆動軸28と案内軸24の挿通位置の間に枢支軸34が
垂直に配設され、その上端は該支持部材26の上面から
所定高さだけ突出している。枢支軸34の突出部34a
には、研磨材58を着脱交換自在に備えたエアシリンダ
36が水平旋回自在に枢支されている。このエアシリン
ダ36のシリンダチューブ38は矩形のブロック状を呈
し、その底面に長手方向中央に有底穴38aが形成され
ると共に、該有底穴38aと同軸の通孔40aを穿設し
た板材40が配設固定されている。そして、板材40の
通孔40aおよび有底穴38aに、前記枢支軸34の突
出部34aが挿入され、シリンダチューブ38は枢支軸
34を中心に水平旋回可能に構成される。これにより、
エアシリンダ36に配設した研磨材58を、後述する如
く、表面凸型の矯正ロール18の表面に圧接した状態で
支持部材26を移動させた際には、エアシリンダ36お
よび研磨材58が旋回して、該研磨材58の研磨面を矯
正ロール18の表面と常に平行に保つことができる(図
7および図8参照)。
【0016】前記エアシリンダ36におけるシリンダチ
ューブ38の後部底面には、図5に示す如く、前記支持
部材26の移動方向に所定間隔離間して一対の規制部材
62,62が配設されている。また、支持部材26に
は、両規制部材62,62の間に出没可能な規制ピン6
4が配設され、該規制ピン64の上端部64aは、常に
は圧縮ばね66の弾力により両規制部材62,62の間
に突出するようになっている(図4参照)。すなわちエア
シリンダ36は、前記規制部材62,62が規制ピン6
4に当接する範囲内で水平旋回するよう設定される。な
お規制ピン64は、エアシリンダ36が旋回した際に、
左右何れかの規制部材62に当接して旋回を阻止するこ
とにより、前記研磨材58が矯正ロール18の表面から
離間するのを防止する機能も兼ねている。
【0017】また、前記規制ピン64の下端部64b
は、支持部材26の底面から下方に所定長さ突出し、該
下端部64bを下方に引張ることにより、上端部64a
は支持部材26の上面から下方に没するようになってい
る。従って、このときにはエアシリンダ36を360°
旋回させることができ、該シリンダ36に配設した研磨
材58の装着部を矯正機10の外側に指向させることが
できる(図10参照)。
【0018】前記シリンダチューブ38の内部には、図
1および図4に示す如く、前記枢支軸34と交差する方
向に進退移動するピストンロッド42が配設され、該ピ
ストンロッド42は、前記シリンダチューブ38に内挿
した圧縮ばね44の弾力により、常には該チューブ内に
引込む方向に付勢されている。また、シリンダチューブ
38のボトム側にエア供給源(図示せず)から導出したエ
ア供給管45が連通接続され、該供給管45を介してシ
リンダチューブ38内にエアを供給することにより、ピ
ストンロッド42はシリンダチューブ38から突出する
方向に付勢されるよう構成されている(図6参照)。
【0019】前記ピストンロッド42の先端には、図1
に示す如く、L字状に形成された下爪46が垂直部46
aを介して配設され、この下爪46はピストンロッド4
2と一体的に進退移動するようになっている。下爪46
の前方に張出す水平部46bの上面には、その長手方向
の全長に亘って歯部46cが形成されている。また、下
爪46における垂直部46aの上端に突部46dが突設
され、平面コ字状に形成された上爪48が、その両腕部
48a,48aで突部46dを挟持した状態で、該腕部
48a,48aと突部46dとがピン50,50を介して
回動自在に枢支されている(図10参照)。
【0020】前記エアシリンダ36におけるシリンダチ
ューブ38の上面には、図4に示す如く、ピストンロッ
ド42と平行な長溝38bが形成され、該長溝38bに
キー52が摺動自在に嵌挿されている。このキー52の
先端は、前記下爪46の突部46d上面にボルト固定さ
れ、該キー52は、ピストンロッド42の進退移動に伴
ない移動する下爪46のガイドとして機能する。また、
キー52の先端に、前記上爪48の上方に張出す押え5
4が回動自在に枢着され、この押え54は蝶ねじ56を
介して上爪48に螺着されるよう構成してある。すなわ
ち、蝶ねじ56を上爪48に螺挿することにより、上爪
48は下爪46に対して回動不能に固定され、また蝶ね
じ56を上爪48から取外すことにより、上爪48は下
爪46に対して回動するようになっている。なお、上爪
48の底面には、下爪46に形成した前記歯部46cと
対応的に歯部48bが形成され、両歯部46c,48b
により研磨材58および取付へッド60が挟持される。
【0021】上爪48と下爪46との間に着脱自在に装
着される取付へッド60は、凸形に形成され、その突部
外側にサンドペーパー等の研磨材58が取替え自在に巻
付けられている。すなわち、外側に研磨材58が巻付け
られた取付ヘッド60は、図1に示すように、研磨材5
8と共に上下の爪48,46における両歯部48b,46
cで挟持されることにより脱落不能に装着される。また
研磨材58は、図10に示す如く、前記上爪48に螺挿
された蝶ねじ56を取外し、上爪48を上方に向けて回
動することにより、取付ヘッド60と共に取外すことが
できる。なお、取付へッド60の材料としては、ゴム等
の弾性を有する材料が好適に使用される。
【0022】(第1実施例の作用)次に第1実施例に係る
研磨装置の作用につき、下方の矯正ロール18を研磨す
る研磨装置に関して説明する。上下の矯正ロール16,
18の間に被矯正材料14を通過させる矯正運転を長期
に亘って行なうと、矯正ロール18(16)の表面に傷が
付いたりスケールが付着し、これにより被矯正材料14
の表面を損傷させたり正確な矯正をなし得なくなる。こ
の場合には、矯正ロール18を回転した状態で、図6に
示す如く、前記研磨装置20のエアシリンダ36にエア
を供給して、そのピストンロッド42を矯正ロール18
に向けて突出させる。該ロッド42は、先端に配設した
研磨材58が矯正ロール18の表面に当接した状態で停
止する。なお、エアシリンダ36には常に所要圧力のエ
アが供給されて、研磨材58を矯正ロール表面に圧接す
るようになっている。
【0023】次いで、前記駆動モータ32を一定方向に
回転駆動すれば、該モータ32に連結する駆動軸28が
所定方向に回転し、この駆動軸28の左右何れかの螺旋
溝28a,28bに爪部材30を介して係合する支持部
材26は、駆動軸28および案内軸24に沿って平行に
移動する。この場合において、矯正ロール18の表面は
鼓状の凸型に形成されているので、支持部材26からロ
ール表面までの距離は、支持部材26が移動するにつれ
て変化する。しかるに、前記ピストンロッド42は、エ
アにより常に突出する方向に付勢されているので、前記
距離が変化するのに応じて該ロッド42が移動し、これ
により研磨材58は常に矯正ロール18の表面に圧接さ
れる。
【0024】また、エアシリンダ36は支持部材26に
対して水平旋回自在に枢支されているので、図7および
図8に示す如く、支持部材26が移動するのに伴ってエ
アシリンダ36および研磨材58が旋回し、該研磨材5
8の研磨面を矯正ロール18の表面と平行に保つことが
できる。従って、研磨材58の研磨面全体でロール表面
を研磨することができ、研磨材58が偏摩耗するのを有
効に防止して、矯正ロール18を確実に研磨し得る。な
お、矯正機10の上方に配設したバレル状の凹型をなす
矯正ロール16を、上部研磨装置20により研磨する場
合も、同様に研磨材58の研磨面を矯正ロール16の表
面に常に追従的に圧接させることができ、確実な研磨を
なし得ることは同様である。
【0025】次に、前記研磨材58が摩耗した場合は、
該研磨材58を新たな研磨材58と交換する必要があ
る。この場合は、先ず前記支持部材26に配設した規制
ピン64を下方に引張り、図9に示すように、その上端
部64aを支持部材26の上面から没入させる。そし
て、前記エアシリンダ36を180°旋回させれば、該
シリンダ36に配設した研磨材58の装着部を、矯正機
10の外側に指向させることができる。この状態で、図
10に示す如く、前記蝶ねじ56を上爪48から取外
し、前記押え54および上爪48を上方に回動させ、研
磨材58を巻付けた取付ヘッド60を取出す。なお、規
制ピン64は、下方への引張り力を解除すれば、前記圧
縮ばね66の弾力により自動的に復帰する。
【0026】摩耗した研磨材58を取外して新たな研磨
材58を取付ヘッド60に巻付け、該取付ヘッド60を
前記下爪46の歯部46cに載置した状態で、上爪48
の歯部4bを取付ヘッド60の上面に当接し、前記蝶ね
じ56を上爪48に螺挿すれば、取付ヘッド60および
研磨材58は両爪48,46に挟持される。そして、前
記規制ピン64を再び下方へ引張った状態で、前記エア
シリンダ36を180°旋回させた後、規制ピン64の
上端部46aを前記両規制部材62,62の間に突出さ
せることにより、研磨材58の交換が完了する。このよ
うに、エアシリンダ36に配設した研磨材58の装着部
を、矯正機10の外側に指向させることができるので、
研磨材58の交換作業を簡単かつ短時間で行ない得る。
【0027】(第2実施例について)図11は、第2実施
例に係る研磨装置を示すものであって、基本的な構成
は、前記第1実施例に係る装置と同一である。但し、前
記支持部材26を移動させる手段として、ねじ軸68と
これを駆動する正逆転可能なモータ70とを使用するよ
うになっている。すなわち前記機枠12には、一方向に
だけねじ溝を形成したねじ軸68が、前記案内軸24と
平行に配設され、これらねじ軸68と案内軸24とに前
記支持部材26が摺動自在に配設されている。ねじ軸6
8には、正逆回転可能なモータ70が連結され、該モー
タ70を正転および逆転させることにより、該ねじ軸6
8は正転および逆転方向に回転する。このねじ軸68
は、支持部材26に形成したねじ孔(図示せず)に螺挿さ
れており、従ってねじ軸68を正逆回転することによ
り、支持部材26は両軸68,24に沿って往復移動す
る。
【0028】矯正機10の機枠12には、図11に示す
如く、矯正ロール18の表面に沿って移動自在な検知セ
ンサ72が配設され、該検知センサ72は、矯正ロール
18の表面に付いた傷やスケール等を検出し得るよう構
成されている。そして、検知センサ72の検出信号に基
づいて、前記正逆モータ70が駆動制御され、研磨装置
20を矯正ロール18の所定個所(傷やスケールが付い
ている部位)に移動するよう構成されている。なお検知
センサ72としては、振動式や光学式等の各種の手段が
使用可能である。
【0029】ここで、前記第1実施例に係る研磨装置2
0は、左螺旋溝28aと右螺旋溝28bとが形成された
駆動軸28により移動するよう構成されているため、駆
動モータ32を駆動した場合は、研磨装置20は駆動軸
28の螺旋溝28a,28bが形成された範囲の全長に
亘って往復移動する。このため、矯正ロール18の特定
の部分のみを往復して研磨することは困難であった。
【0030】しかるに、第2実施例に係る研磨装置20
は、ねじ軸68により移動させるよう構成してあるの
で、前記正逆モータ70を正逆駆動することにより、所
望の範囲内で研磨装置20を往復移動することができ
る。これにより、前記検知センサ72で検知した部位に
研磨装置20を移動させた後、該部位を含む所定範囲内
で、前記支持部材26を往復移動させることにより、矯
正ロール18を部分的に研磨することができる。なお、
前記ねじ軸68は、エンコーダ等の検知手段(図示せず)
により回転数が検出されるよう構成されて、前記研磨装
置20の現在位置を常に監視し得るようになっている。
【0031】前記正逆モータ70の正逆駆動を制御し
て、研磨装置20を所定範囲内で往復移動させる方法と
しては、前記検知センサ72の検出信号に基づいて制御
する方法に限られるものでない。例えば、前記支持部材
26をねじ軸68および案内軸24に沿って移動させ
て、研磨範囲の開始点と終了点とを制御手段に予め記憶
させておき、研磨指令が発せられた際に、該制御手段に
入力された値に基づいて正逆モータ70を制御する方法
や、前記ねじ軸68の回転数から割出される研磨装置2
0の位置を、数値として制御手段に直接入力して制御す
る方法等が採用可能である。
【0032】(第2実施例の作用)次に、第2実施例に係
る研磨装置の作用につき、矯正ロールを部分的に研磨す
る場合を説明する。前記矯正機10を稼動することによ
り、矯正ロール18の表面に傷が発生したり、スケール
が付着したりした場合は、先ず検知センサ72により傷
やスケールの付いた個所を検出する。そして、前記検知
センサ72からの検出信号に基づいて、前記正逆モータ
70が所定方向に駆動され、前記支持部材26は所定の
位置まで移動させられる。
【0033】次いで、前記エアシリンダ36にエアを供
給し、ピストンロッド42に配設した研磨材58を矯正
ロール18の表面に圧接させる。この状態で、前記正逆
モータ70を正逆駆動して支持部材26を所定範囲内で
往復移動させることにより、矯正ロール18を部分的に
研磨することができる。そして、研磨が終了した際に、
前記エアシリンダ36へのエアの供給を停止すれば、ピ
ストンロッド42は前記圧縮ばね44の弾力作用下にバ
レル内に引込み、これにより研磨材58はロール表面か
ら離間する。
【0034】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る矯正ロ
ールの研磨装置によれば、研磨材を矯正ロールに対して
進退移動させるエアシリンダを、装置本体に対して回動
自在に枢支したので、前記研磨材を、凹型または凸型の
弧状に形成した矯正ロールの表面に倣って可動させるこ
とができる。これにより、研磨材が偏摩耗するのを防止
して、矯正ロールの表面を確実に研磨し得るものであ
る。また、エアシリンダを装置本体に対して180°回
動することにより、研磨材の装着部を矯正ロールから離
間する矯正機外側に向けることができ、該研磨材を簡単
かつ短時間で交換することができる。
【0035】また、研磨装置の本体を、ねじ軸と正逆可
能なモータとにより往復移動させるよう構成したことに
より、研磨装置を所望範囲内で往復移動させることがで
き、これにより矯正ロールの部分的な研磨を短時間で行
ない得る有益な利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る研磨装置の縦断正面図であ
る。
【図2】第1実施例に係る研磨装置を備えた矯正機の正
面図である。
【図3】第1実施例に係る研磨装置を備えた矯正機の側
面図である。
【図4】第1実施例に係る研磨装置を縦断して示す概略
斜視図である。
【図5】第1実施例に係る研磨装置の要部を示す概略斜
視図である。
【図6】第1実施例に係る研磨装置を備えた矯正機にお
いて、研磨装置の研磨材を矯正ロールに圧接させる状態
を示す説明平面図である。
【図7】第1実施例に係る研磨装置を備えた矯正機にお
いて、研磨装置の移動を開始させる状態を示す説明平面
図である。
【図8】第1実施例に係る研磨装置を備えた矯正機にお
いて、研磨装置を往復移動させる状態を示す説明平面図
である。
【図9】第1実施例に係る研磨装置を、その研磨材を矯
正ロールに指向させた状態で示す概略斜視図である。
【図10】第1実施例に係る研磨装置におけるエアシリ
ンダを、支持部材に対して180°旋回させた状態で、
研磨材を交換する状態を示す概略斜視図である。
【図11】第2実施例に係る研磨装置を備えた矯正機の
正面図である。
【符号の説明】
14 被矯正材料 16 矯正ロール 18 矯正ロール 20 研磨装置 22 回転軸 24 案内軸 26 支持部材 28 駆動軸 28a 左螺旋溝 28b 右螺旋溝 34 枢支軸 36 エアシリンダ 58 研磨材 62 規制部材 64 規制ピン 68 ねじ軸 70 正逆モータ 72 検知センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被矯正材料(14)のパスラインを挟んで対
    向配置した矯正ロール(16,18)の各回転軸(22)と平行に
    配設され、駆動源(32)に接続して回転される駆動軸(28)
    と、この駆動軸(28)と平行に離間させて配置した案内軸
    (24)と、これら両方の軸(28,24)に挿通支持され、前記
    駆動軸(28)の回転に伴い軸方向に往復移動される装置本
    体(26)と、この装置本体(26)に設けたエアシリンダ(36)
    に着脱可能に配設され、該エアシリンダ(36)の正逆付勢
    に伴い前記矯正ロール(16,18)に対し進退移動する研磨
    材(58)とを備え、前記エアシリンダ(36)の付勢下に研磨
    材(58)を矯正ロール(16,18)の表面に圧接させつつ、前
    記装置本体(26)を前記両軸(28,24)に沿って往復移動さ
    せて、該矯正ロール(16,18)の表面研磨を行なう研磨装
    置(20)において、前記装置本体(26)に垂直に突設され、
    前記エアシリンダ(36)を略水平方向に回動自在に枢支す
    る枢支軸(34)と、前記エアシリンダ(36)の装置本体との
    対向面に、該本体(26)の移動方向に所定間隔離間して配
    設した一対の規制部材(62,62)と、前記装置本体(26)の
    エアシリンダ(36)との対向面に出没自在に配設され、常
    には前記両規制部材(62,62)の間に突出して、これら両
    規制部材(62,62)の間で該エアシリンダ(36)の回動角度
    を規制する規制ピン(64)とからなり、前記規制ピン(64)
    を両規制部材(62,62)の間から没入させることにより、
    エアシリンダ(36)の自由回動を許容させるよう構成した
    ことを特徴とする矯正ロールの研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動軸(28)は、その外周面に左螺旋
    溝(28a)および右螺旋溝(28b)が形成され、前記装置本体
    (26)に設けた爪部材(30)が左右の螺旋溝(28a,28b)に交
    互に係合することにより、該駆動軸(28)の回転方向の切
    換えがなされる請求項1記載の矯正ロールの研磨装置。
  3. 【請求項3】 被矯正材料(14)のパスラインを挟んで対
    向配置した矯正ロール(16,18)の各回転軸(22)と平行に
    配設した案内軸(24)と、該案内軸(24)に往復移動自在に
    挿通支持した装置本体(26)と、この装置本体(26)に設け
    たエアシリンダ(36)に着脱可能に配設され、該エアシリ
    ンダ(36)の正逆付勢に伴い前記矯正ロール(16,18)に対
    し進退移動する研磨材(58)とを備えた研磨装置(20)にお
    いて、前記案内軸(24)と平行に配設され、前記装置本体
    (26)に螺挿されたねじ軸(68)と、前記ねじ軸(68)に連結
    され、該ねじ軸(68)を正逆方向に回転駆動する正逆モー
    タ(70)と、前記正逆モータ(70)の正逆駆動を制御する制
    御手段(72)と、前記装置本体(26)に垂直に突設され、前
    記エアシリンダ(36)を略水平方向に回動自在に枢支する
    枢支軸(34)と、前記エアシリンダ(36)の装置本体との対
    向面に、該本体(26)の移動方向に所定間隔離間して配設
    した一対の規制部材(62,62)と、前記装置本体(26)のエ
    アシリンダ(36)との対向面に出没自在に配設され、常に
    は前記両規制部材(62,62)の間に突出して、これら両規
    制部材(62,62)の間で該エアシリンダ(36)の回動角度を
    規制すると共に、その没入時にはエアシリンダ(36)の自
    由回動を許容する規制ピン(64)とからなり、前記エアシ
    リンダ(36)の付勢下に前記研磨材(58)を矯正ロール(16,
    18)の表面に圧接させつつ、前記正逆モータ(70)を制御
    手段(72)の制御指令に基づき正逆駆動して前記ねじ軸(6
    8)を正逆回転させることにより、前記装置本体(26)を案
    内軸(24)に沿って往復移動させて矯正ロール(16,18)の
    表面研磨を行なうよう構成したことを特徴とする矯正ロ
    ールの研磨装置。
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