JPH0747233A - 燃焼排ガスの窒素酸化物を低減させる装置 - Google Patents
燃焼排ガスの窒素酸化物を低減させる装置Info
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- JPH0747233A JPH0747233A JP6091516A JP9151694A JPH0747233A JP H0747233 A JPH0747233 A JP H0747233A JP 6091516 A JP6091516 A JP 6091516A JP 9151694 A JP9151694 A JP 9151694A JP H0747233 A JPH0747233 A JP H0747233A
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- F23L15/02—Arrangements of regenerators
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
- B01D53/86—Catalytic processes
- B01D53/8621—Removing nitrogen compounds
- B01D53/8625—Nitrogen oxides
- B01D53/8631—Processes characterised by a specific device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】煙ガスにおける窒素酸化物の低減を低コスト
で、技術的に効果的に行なえる装置を提供する。 【構成】反応器（８）を、蓄熱式熱交換器（１）の上方
中央部に配置する。
で、技術的に効果的に行なえる装置を提供する。 【構成】反応器（８）を、蓄熱式熱交換器（１）の上方
中央部に配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼装置と、触媒によ
る選択的な低減に用いる反応器と、空気予熱器にたいし
てもガス予熱器にたいしても使用される蓄熱式熱交換器
であって、他の媒体と熱交換され有害物質を含んでいる
排ガスを処理するための蓄熱式熱交換器と、少なくとも
部分的に触媒材料から成り、低減剤を供給される、定置
または回転する蓄熱体とを有する、燃焼排ガスの窒素酸
化物を低減させる装置に関するものである。
る選択的な低減に用いる反応器と、空気予熱器にたいし
てもガス予熱器にたいしても使用される蓄熱式熱交換器
であって、他の媒体と熱交換され有害物質を含んでいる
排ガスを処理するための蓄熱式熱交換器と、少なくとも
部分的に触媒材料から成り、低減剤を供給される、定置
または回転する蓄熱体とを有する、燃焼排ガスの窒素酸
化物を低減させる装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】発電所及び工業用燃焼設備における未処
理ガスから窒素を除去するためのこの種の装置において
は、蒸気発生器または脱硫装置から来る脱硫された排ガ
ス、或いはまだ脱硫されていない排ガスのための蓄熱式
熱交換器は、燃焼空気を予熱するために利用される。こ
の場合、例えば排ガス中に含まれている窒素酸化物（Ｎ
Ｏｘ）を十分に低減させることができる。その際、蓄熱
式熱交換器の蓄熱体（位置固定してもよく、また回転す
るように構成してもよい）はその全体または一部が触媒
作用を行ない、蓄熱体には例えばアンモニア（ＮＨ3）
が低減剤として供給される。従って、触媒による窒素酸
化物の選択的な低減（ＳＣＲ）が行われる。この選択的
な低減においては、蓄熱式熱交換器（ガス予熱器または
空気予熱器）の中に触媒を組み入れてＮＨ3を添加する
ことにより、窒素酸化物の低減（脱酸）が行われる。通
常、ＮＯｘを含むガスは燃焼装置の未処理ガスであり、
蒸気発生器の端部において蓄熱式熱交換器を貫流して、
燃焼空気を予熱する。
理ガスから窒素を除去するためのこの種の装置において
は、蒸気発生器または脱硫装置から来る脱硫された排ガ
ス、或いはまだ脱硫されていない排ガスのための蓄熱式
熱交換器は、燃焼空気を予熱するために利用される。こ
の場合、例えば排ガス中に含まれている窒素酸化物（Ｎ
Ｏｘ）を十分に低減させることができる。その際、蓄熱
式熱交換器の蓄熱体（位置固定してもよく、また回転す
るように構成してもよい）はその全体または一部が触媒
作用を行ない、蓄熱体には例えばアンモニア（ＮＨ3）
が低減剤として供給される。従って、触媒による窒素酸
化物の選択的な低減（ＳＣＲ）が行われる。この選択的
な低減においては、蓄熱式熱交換器（ガス予熱器または
空気予熱器）の中に触媒を組み入れてＮＨ3を添加する
ことにより、窒素酸化物の低減（脱酸）が行われる。通
常、ＮＯｘを含むガスは燃焼装置の未処理ガスであり、
蒸気発生器の端部において蓄熱式熱交換器を貫流して、
燃焼空気を予熱する。
【０００３】燃焼装置の排ガス中に含まれる窒素酸化物
を触媒により選択的に低減させるため、ＮＨ3を蒸気状
にして、担持ガスとしての空気と混合させ、加圧した状
態で、或いは水に溶解させて無圧で、燃焼装置から発生
する排ガスに導入することが知られている。より厳密に
は、ＮＨ3は未処理ガス側、即ち煙ガスまたは排ガス側
から、或いは清浄ガスまたは空気側から、或いはガス側
と空気側の両方から導入される。従って、ＮＨ3は煙ガ
スが触媒の中に侵入する前に煙ガスに混入されるか、或
いは加熱されるべき新気が触媒の中に侵入する前に新気
に混入されるか、或いは組み合わせて両側へ混入され
る。さらに先へ通じている排ガスダクトの内部に適当な
組み込み部品を組み込んだ混合経路により、排ガス流が
触媒に侵入する前に排ガス中に束状のアンモニア分布及
び温度分布が得られるような処置が施される。触媒体、
即ち層状に重設された触媒セルを収容している反応器
は、排ガス案内部下方での最適な反応温度を考慮して、
燃焼装置に供給される燃焼空気に排ガスの熱を伝動させ
るための蓄熱式熱交換器の前方に配置されている。
を触媒により選択的に低減させるため、ＮＨ3を蒸気状
にして、担持ガスとしての空気と混合させ、加圧した状
態で、或いは水に溶解させて無圧で、燃焼装置から発生
する排ガスに導入することが知られている。より厳密に
は、ＮＨ3は未処理ガス側、即ち煙ガスまたは排ガス側
から、或いは清浄ガスまたは空気側から、或いはガス側
と空気側の両方から導入される。従って、ＮＨ3は煙ガ
スが触媒の中に侵入する前に煙ガスに混入されるか、或
いは加熱されるべき新気が触媒の中に侵入する前に新気
に混入されるか、或いは組み合わせて両側へ混入され
る。さらに先へ通じている排ガスダクトの内部に適当な
組み込み部品を組み込んだ混合経路により、排ガス流が
触媒に侵入する前に排ガス中に束状のアンモニア分布及
び温度分布が得られるような処置が施される。触媒体、
即ち層状に重設された触媒セルを収容している反応器
は、排ガス案内部下方での最適な反応温度を考慮して、
燃焼装置に供給される燃焼空気に排ガスの熱を伝動させ
るための蓄熱式熱交換器の前方に配置されている。
【０００４】触媒体としては、排ガス流が鉛直方向下方
に向けられる固定ベッド式触媒体が特に優れている。複
数個の触媒体のいくつかは、脱窒されるべき排ガスによ
り交互に作用を受ける。ハニカム構造体として構成され
ている触媒体は、触媒作用をする物質としてバナジウム
化合物を含んでいる。バナジウム化合物は、あらかじめ
排ガス流に導入され触媒体へ至る途上で細かく分配して
混入されるＮＨ3による置換を促進させる。排ガス中に
含まれている窒素酸化物との反応により、分子状の窒素
と水が反応生成物として生じる。この反応生成物は、無
害のものとして大気中へ放出される。
に向けられる固定ベッド式触媒体が特に優れている。複
数個の触媒体のいくつかは、脱窒されるべき排ガスによ
り交互に作用を受ける。ハニカム構造体として構成され
ている触媒体は、触媒作用をする物質としてバナジウム
化合物を含んでいる。バナジウム化合物は、あらかじめ
排ガス流に導入され触媒体へ至る途上で細かく分配して
混入されるＮＨ3による置換を促進させる。排ガス中に
含まれている窒素酸化物との反応により、分子状の窒素
と水が反応生成物として生じる。この反応生成物は、無
害のものとして大気中へ放出される。
【０００５】上記以外の詳細、及び窒素酸化物を触媒に
より選択的に低減させるための通常の方法並びに冒頭で
述べた種類の装置に関しては、欧州特許第０２２６７３
１号公報により知られている。この文献から知られてい
る装置に関する２種類の構成のうち第一実施例によれ
ば、反応器は、空気予熱器として構成された蓄熱式熱交
換器の前方において、いわゆるハイダストポジションに
配置されている。このハイダストポジションでは、処理
されるべき排ガスはまだ飛翔ダストの作用を受けてい
る。第二実施例は、反応器を蓄熱式熱交換器の後方に配
置する構成である。反応器は、ダスト除去部と煙ガス脱
硫部の後方にあり、ガス予熱器として構成された蓄熱式
熱交換器が付設されている。反応器とガス予熱器との結
合は、ＳＣＲ方法、即ち触媒による選択的な低減のため
に必要な反応温度を得るために必要である。ハイダスト
の場合も、反応器を蓄熱式熱交換器の後方に配置する構
成においても、反応器は空気予熱器またはガス予熱器の
上方にある唯一の構成要素であり、固有の担持構成及び
必要な連通ダクトを前提としている。
より選択的に低減させるための通常の方法並びに冒頭で
述べた種類の装置に関しては、欧州特許第０２２６７３
１号公報により知られている。この文献から知られてい
る装置に関する２種類の構成のうち第一実施例によれ
ば、反応器は、空気予熱器として構成された蓄熱式熱交
換器の前方において、いわゆるハイダストポジションに
配置されている。このハイダストポジションでは、処理
されるべき排ガスはまだ飛翔ダストの作用を受けてい
る。第二実施例は、反応器を蓄熱式熱交換器の後方に配
置する構成である。反応器は、ダスト除去部と煙ガス脱
硫部の後方にあり、ガス予熱器として構成された蓄熱式
熱交換器が付設されている。反応器とガス予熱器との結
合は、ＳＣＲ方法、即ち触媒による選択的な低減のため
に必要な反応温度を得るために必要である。ハイダスト
の場合も、反応器を蓄熱式熱交換器の後方に配置する構
成においても、反応器は空気予熱器またはガス予熱器の
上方にある唯一の構成要素であり、固有の担持構成及び
必要な連通ダクトを前提としている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、煙ガ
スにおける窒素酸化物の低減を低コストで、技術的に効
果的に、且つ入念に行うことができるように、冒頭で述
べた種類の装置を構成することである。
スにおける窒素酸化物の低減を低コストで、技術的に効
果的に、且つ入念に行うことができるように、冒頭で述
べた種類の装置を構成することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、反応器が、蓄熱式熱交換器の上方中央部に
配置されていることを特徴とするものである。
決するため、反応器が、蓄熱式熱交換器の上方中央部に
配置されていることを特徴とするものである。
【０００８】反応器は、有利には蓄熱式熱交換器のケー
シングの上に直接載置されている。
シングの上に直接載置されている。
【０００９】回転する翼フードを備えた蓄熱式熱交換器
が設けられている装置において、二つの翼フードを互い
に９０°ずらして配置すると、いわゆる半反転フード構
成が達成される。この半反転フード構成の利点は、各フ
ード内に加速流動が与えられ、それによって、通常の構
成に比べて圧力降下が少なくなることである。ガス交換
を制御する二つの回転する翼フードをずらして配置する
ことにより、例えば空気予熱器を例にとると、この場合
下方から侵入する空気が下部翼フードの周囲を環流し、
一方この空気は、空気予熱器の加熱面から流出した後、
上部翼フードを貫流する。これに対応して、対向流で供
給される排ガス反応器に続いて、即ち蓄熱式熱交換器の
入口で上部翼フードの周囲を環流する。そして空気予熱
器の出口側で下部翼フードを貫流する。
が設けられている装置において、二つの翼フードを互い
に９０°ずらして配置すると、いわゆる半反転フード構
成が達成される。この半反転フード構成の利点は、各フ
ード内に加速流動が与えられ、それによって、通常の構
成に比べて圧力降下が少なくなることである。ガス交換
を制御する二つの回転する翼フードをずらして配置する
ことにより、例えば空気予熱器を例にとると、この場合
下方から侵入する空気が下部翼フードの周囲を環流し、
一方この空気は、空気予熱器の加熱面から流出した後、
上部翼フードを貫流する。これに対応して、対向流で供
給される排ガス反応器に続いて、即ち蓄熱式熱交換器の
入口で上部翼フードの周囲を環流する。そして空気予熱
器の出口側で下部翼フードを貫流する。
【００１０】本発明の有利な構成によれば、蓄熱式熱交
換器は触媒セルを備えている。これにより、反応器を蓄
熱式空気予熱器またはガス予熱器と統合させることによ
り達成されるコンパクトな構成がさらに促進される。即
ちこの場合には、反応器内での触媒セルの収納位置は蓄
熱式熱交換器のほうへ変位する。触媒要素を例えば蓄熱
式空気予熱器の固定子に組み込むことにより、蓄熱式空
気予熱器を加熱面及び反応面として作用させることがで
きる。空気予熱器に組み込まれ、同時に加熱面または蓄
熱体として用いられる触媒セルにより、反応領域または
熱交換領域へ分割され、とくに反応にたいして重要な温
度及び滞留時間を考慮して、触媒の作動条件を効果的に
適合させることができる。とくに、低減剤を目的に応じ
て噴射させると、例えば空気予熱器においてＮＨ3を特
別の領域を介して空気側からも供給するうえで好まし
い。
換器は触媒セルを備えている。これにより、反応器を蓄
熱式空気予熱器またはガス予熱器と統合させることによ
り達成されるコンパクトな構成がさらに促進される。即
ちこの場合には、反応器内での触媒セルの収納位置は蓄
熱式熱交換器のほうへ変位する。触媒要素を例えば蓄熱
式空気予熱器の固定子に組み込むことにより、蓄熱式空
気予熱器を加熱面及び反応面として作用させることがで
きる。空気予熱器に組み込まれ、同時に加熱面または蓄
熱体として用いられる触媒セルにより、反応領域または
熱交換領域へ分割され、とくに反応にたいして重要な温
度及び滞留時間を考慮して、触媒の作動条件を効果的に
適合させることができる。とくに、低減剤を目的に応じ
て噴射させると、例えば空気予熱器においてＮＨ3を特
別の領域を介して空気側からも供給するうえで好まし
い。
【００１１】従って、低減剤噴射部を、熱交換器の未処
理ガス側及び（または）煙ガス側または空気側に配置す
るのが好ましい。蓄熱式熱交換器をガス予熱器として構
成する場合には、反応器を煙ガス脱硫部の後に配置する
場合と同様、低減剤を、清浄ガスと未処理ガスの間にあ
る別個の領域(Sektor)を介しても、ガス予熱器に組み込
まれた触媒性蓄熱体に供給することができる。反応器及
び蓄熱式熱交換器の触媒の最も適した位置に低減剤を目
的に応じて且つ好適に配量して供給することにより、窒
素酸化物の低減を促進させ、これに対応して、利用され
ない低減剤の量を最小にすることができる。
理ガス側及び（または）煙ガス側または空気側に配置す
るのが好ましい。蓄熱式熱交換器をガス予熱器として構
成する場合には、反応器を煙ガス脱硫部の後に配置する
場合と同様、低減剤を、清浄ガスと未処理ガスの間にあ
る別個の領域(Sektor)を介しても、ガス予熱器に組み込
まれた触媒性蓄熱体に供給することができる。反応器及
び蓄熱式熱交換器の触媒の最も適した位置に低減剤を目
的に応じて且つ好適に配量して供給することにより、窒
素酸化物の低減を促進させ、これに対応して、利用され
ない低減剤の量を最小にすることができる。
【００１２】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
説明する。
【００１３】図１に図示した蓄熱式熱交換器１は、空気
予熱器２として構成されている。空気予熱器２には、Ｎ
Ｏｘを含んだ熱い排ガスが図示していない蒸気発生器か
らダクト３を介して供給される。従って、熱い未処理ガ
スＧ（以下では単にガスと記す）は、上方から空気予熱
器２の中に侵入する。空気予熱器２は、その中央部分
に、上下に層状に重設された二つの加熱面４ａ，４ｂか
らなる蓄熱部を有している。上部加熱面４ａの下方、或
いは下部加熱面４ｂの上方には、それぞれセグメント状
の翼フード５，６が配置されている。翼フード５，６は
互いに９０°ずらして配置されており、共に垂直軸線７
の周りに回転する。
予熱器２として構成されている。空気予熱器２には、Ｎ
Ｏｘを含んだ熱い排ガスが図示していない蒸気発生器か
らダクト３を介して供給される。従って、熱い未処理ガ
スＧ（以下では単にガスと記す）は、上方から空気予熱
器２の中に侵入する。空気予熱器２は、その中央部分
に、上下に層状に重設された二つの加熱面４ａ，４ｂか
らなる蓄熱部を有している。上部加熱面４ａの下方、或
いは下部加熱面４ｂの上方には、それぞれセグメント状
の翼フード５，６が配置されている。翼フード５，６は
互いに９０°ずらして配置されており、共に垂直軸線７
の周りに回転する。
【００１４】空気予熱器２または蓄熱式熱交換器１の前
方には反応器８が設けられている。反応器８は、そのケ
ーシング９によって空気予熱器ケーシング１０上に直接
載置されており、より厳密には、層状に重設された三つ
の触媒セル１１ａ，１１ｂ，１１ｃが蓄熱式熱交換器１
に関して空気予熱器２の上方中央に位置するように載置
されている。このようにコンパクトに構成された、反応
器８と蓄熱式熱交換器１からなる構成ユニットは、共通
の担持台架１２を介して基台で支持されている。
方には反応器８が設けられている。反応器８は、そのケ
ーシング９によって空気予熱器ケーシング１０上に直接
載置されており、より厳密には、層状に重設された三つ
の触媒セル１１ａ，１１ｂ，１１ｃが蓄熱式熱交換器１
に関して空気予熱器２の上方中央に位置するように載置
されている。このようにコンパクトに構成された、反応
器８と蓄熱式熱交換器１からなる構成ユニットは、共通
の担持台架１２を介して基台で支持されている。
【００１５】供給されたガスＧは、ダクト３に侵入した
後、まず反応器８の触媒セル１１ａ，１１ｂ，１１ｃに
達し、触媒セル１１ａないし１１ｃを通過する際のＮＨ
3の吸収により、ＮＯｘが低減される。ＮＯｘの低減を
達成できるように、低減剤としてのＮＨ3は予熱された
担持空気と共に供給管１３を介して反応器８またはその
触媒セル１１ａないし１１ｃ内へ導入される。従って、
流動方向に見て最下層の触媒層１１ｃから流出するガス
Ｇは、窒素酸化物から解放されている。このことを図で
は、ガス流出後の、ハッチングした矢印で示した。流出
したガスは、清浄ガスとして空気予熱器２の加熱面４
ａ，４ｂの蓄熱体の中へ侵入する。翼フード５，６が互
いに９０°ずらして配置されているので、清浄ガスは上
部翼フード６の周囲を環流し、次に加熱面４ａ，４ｂの
中へ侵入してこれを加熱し、その際自らは冷却される。
そして、下方において接続しているダクト１４を介し
て、清浄された状態で排出される。
後、まず反応器８の触媒セル１１ａ，１１ｂ，１１ｃに
達し、触媒セル１１ａないし１１ｃを通過する際のＮＨ
3の吸収により、ＮＯｘが低減される。ＮＯｘの低減を
達成できるように、低減剤としてのＮＨ3は予熱された
担持空気と共に供給管１３を介して反応器８またはその
触媒セル１１ａないし１１ｃ内へ導入される。従って、
流動方向に見て最下層の触媒層１１ｃから流出するガス
Ｇは、窒素酸化物から解放されている。このことを図で
は、ガス流出後の、ハッチングした矢印で示した。流出
したガスは、清浄ガスとして空気予熱器２の加熱面４
ａ，４ｂの蓄熱体の中へ侵入する。翼フード５，６が互
いに９０°ずらして配置されているので、清浄ガスは上
部翼フード６の周囲を環流し、次に加熱面４ａ，４ｂの
中へ侵入してこれを加熱し、その際自らは冷却される。
そして、下方において接続しているダクト１４を介し
て、清浄された状態で排出される。
【００１６】空気予熱器２には、下端側から管１５が接
続している。この管１５を介して、清潔な冷えた燃焼空
気Ｌ（以下では単に空気と記す）が、ガスＧにたいする
対向流として、空気予熱器２の加熱された加熱面４ａ，
４ｂに供給され、より厳密には、翼フード５，６が互い
にずらして配置されているので、空気Ｌは下部翼フード
５の周囲を環流し、その後加熱面４ａ，４ｂに侵入し、
次に上部翼フード６とこれに接続しているダクト１６と
を介して熱い空気として燃焼装置へ案内される。この場
合、翼フード５，６は回転運動をしているので、空気予
熱器２の加熱面４ａ，４ｂの他の部分は常に熱い清浄ガ
ス、または供給された空気Ｌにさらされている。
続している。この管１５を介して、清潔な冷えた燃焼空
気Ｌ（以下では単に空気と記す）が、ガスＧにたいする
対向流として、空気予熱器２の加熱された加熱面４ａ，
４ｂに供給され、より厳密には、翼フード５，６が互い
にずらして配置されているので、空気Ｌは下部翼フード
５の周囲を環流し、その後加熱面４ａ，４ｂに侵入し、
次に上部翼フード６とこれに接続しているダクト１６と
を介して熱い空気として燃焼装置へ案内される。この場
合、翼フード５，６は回転運動をしているので、空気予
熱器２の加熱面４ａ，４ｂの他の部分は常に熱い清浄ガ
ス、または供給された空気Ｌにさらされている。
【００１７】図２は、図１の構成ユニットの変形例であ
る。同一の構成要素には同一の符号を付した。図１の実
施例と異なる点は、ガスＧの流動方向に見て最下端の触
媒セル１１ｃが反応器８から離れており、蓄熱式空気予
熱器２に組み込まれた部品であることである。従って、
空気予熱器２のケーシング１０の中央部に載置されてい
る反応器８は、２層の触媒セル１１ａ，１１ｂを含んで
いるにすぎない。一方触媒セル１１ｃは、空気予熱器２
に組み込まれた部品を形成しており、加熱面４ｂの上方
に配置されている。空気予熱器２を反応器８の領域に分
割することにより、即ち加熱面４ｂの領域に分割するこ
とにより、ＮＨ3の供給に関し最適な変形例が得られ、
即ちＮＨ3を供給管１３を介してガス側でも、また供給
部２１を介して空気側からも噴射させることができる。
この場合、ＮＨ3を目的に応じて触媒セル１１ｃへ誘導
する閉じた領域（図示せず）を介して噴射される。
る。同一の構成要素には同一の符号を付した。図１の実
施例と異なる点は、ガスＧの流動方向に見て最下端の触
媒セル１１ｃが反応器８から離れており、蓄熱式空気予
熱器２に組み込まれた部品であることである。従って、
空気予熱器２のケーシング１０の中央部に載置されてい
る反応器８は、２層の触媒セル１１ａ，１１ｂを含んで
いるにすぎない。一方触媒セル１１ｃは、空気予熱器２
に組み込まれた部品を形成しており、加熱面４ｂの上方
に配置されている。空気予熱器２を反応器８の領域に分
割することにより、即ち加熱面４ｂの領域に分割するこ
とにより、ＮＨ3の供給に関し最適な変形例が得られ、
即ちＮＨ3を供給管１３を介してガス側でも、また供給
部２１を介して空気側からも噴射させることができる。
この場合、ＮＨ3を目的に応じて触媒セル１１ｃへ誘導
する閉じた領域（図示せず）を介して噴射される。
【００１８】図３と図４は、熱交換器のケーシング１０
の中央部へ反応器８を載置することによって得られるコ
ンパクトな構成ユニットを示す。この構成ユニットは、
蓄熱式熱交換器１を備えている。蓄熱式熱交換器１は、
窒素酸化物低減装置の内部において未処理ガス脱硫装置
の後に配置されているので、ガス予熱器１７として作動
する。この点が、図１及び図２に図示した実施例と異な
る点である。他の点では同じである。よって、同一の部
品には同一の符号を付した。冷たいガスＧは、未処理ガ
スとして、図示していない未処理ガス脱硫装置からダク
ト１８を介してガス予熱器１７の加熱面４ａ，４ｂに流
入し、その際冷却される。上部翼フード６を介してガス
予熱器１７を介して流出するガスＧは、反応に必要な温
度の付加的な加熱部１９を経て、対向流として反応器８
の触媒セル１１ａ，１１ｂ，１１ｃを通過し、清浄ガス
ＲＧ（図中の白抜きの矢印を参照）として反応器８を離
れる。次に、熱い清浄ガスＲＧは上部翼フード６の周囲
を環流し、次にガス予熱器１７の加熱面４ａ，４ｂ内へ
流入して冷却され、ここから下部翼フード５と排流ダク
ト１４とを介して炉へ案内される。低減剤（ＮＨ3）
は、未処理ガス側から供給管１３を介して、さらに他の
低減剤噴射部２０を介して挿入される。
の中央部へ反応器８を載置することによって得られるコ
ンパクトな構成ユニットを示す。この構成ユニットは、
蓄熱式熱交換器１を備えている。蓄熱式熱交換器１は、
窒素酸化物低減装置の内部において未処理ガス脱硫装置
の後に配置されているので、ガス予熱器１７として作動
する。この点が、図１及び図２に図示した実施例と異な
る点である。他の点では同じである。よって、同一の部
品には同一の符号を付した。冷たいガスＧは、未処理ガ
スとして、図示していない未処理ガス脱硫装置からダク
ト１８を介してガス予熱器１７の加熱面４ａ，４ｂに流
入し、その際冷却される。上部翼フード６を介してガス
予熱器１７を介して流出するガスＧは、反応に必要な温
度の付加的な加熱部１９を経て、対向流として反応器８
の触媒セル１１ａ，１１ｂ，１１ｃを通過し、清浄ガス
ＲＧ（図中の白抜きの矢印を参照）として反応器８を離
れる。次に、熱い清浄ガスＲＧは上部翼フード６の周囲
を環流し、次にガス予熱器１７の加熱面４ａ，４ｂ内へ
流入して冷却され、ここから下部翼フード５と排流ダク
ト１４とを介して炉へ案内される。低減剤（ＮＨ3）
は、未処理ガス側から供給管１３を介して、さらに他の
低減剤噴射部２０を介して挿入される。
【００１９】図４に図示した、蓄熱式熱交換器１または
ガス予熱器１７上の中央部に載置された反応器８のコン
パクトな構成ユニットでは、ガス予熱器１７は、組み込
まれた触媒セル１１ｃを有し、従って反応器８は、重設
される三つの触媒セルの代わりに、二つの触媒セル１１
ａ，１１ｂを有している。
ガス予熱器１７上の中央部に載置された反応器８のコン
パクトな構成ユニットでは、ガス予熱器１７は、組み込
まれた触媒セル１１ｃを有し、従って反応器８は、重設
される三つの触媒セルの代わりに、二つの触媒セル１１
ａ，１１ｂを有している。
【００２０】図２に図示した空気予熱器にたいして説明
した低減剤の噴射態様に依拠して、ガス予熱器１７にた
いしてもＮＨ3の最適な変形例が得られる。この場合Ｎ
Ｈ3は、供給管１３と２０を介してガス側でも、また供
給部２１を介して清浄ガス側からも噴射させることがで
きる。この場合、ＮＨ3を目的に応じて触媒セル１１ｃ
へ誘導する閉じた領域（図示せず）を介して噴射され
る。他の点では、図４の実施例の作動態様は図３に関連
して説明した作動態様と異なっていない。
した低減剤の噴射態様に依拠して、ガス予熱器１７にた
いしてもＮＨ3の最適な変形例が得られる。この場合Ｎ
Ｈ3は、供給管１３と２０を介してガス側でも、また供
給部２１を介して清浄ガス側からも噴射させることがで
きる。この場合、ＮＨ3を目的に応じて触媒セル１１ｃ
へ誘導する閉じた領域（図示せず）を介して噴射され
る。他の点では、図４の実施例の作動態様は図３に関連
して説明した作動態様と異なっていない。
【００２１】すべての実施例に共通していることは、蓄
熱式熱交換器１（空気予熱器２またはガス予熱器１７）
及び反応器８が中心対称に構成されているので、流動の
案内が改善されると共に、低減剤の噴射態様を種々可変
なことである。空間的に統合されているので、触媒また
は反応器８を蓄熱式熱交換器上に直接支持させることが
でき、このことは重量の軽減及びサイズの縮小をもたら
す。
熱式熱交換器１（空気予熱器２またはガス予熱器１７）
及び反応器８が中心対称に構成されているので、流動の
案内が改善されると共に、低減剤の噴射態様を種々可変
なことである。空間的に統合されているので、触媒また
は反応器８を蓄熱式熱交換器上に直接支持させることが
でき、このことは重量の軽減及びサイズの縮小をもたら
す。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、蓄熱式熱交換器に関し
て中央部に反応器の触媒が配置されているので、ガスの
誘導を最適に、流動の点で好都合に行うことができ、し
かも圧力のロスは最小に抑えられる。反応器を空気予熱
器またはガス予熱器の上に載置することにより可能にな
るコンパクトな構成によって、荷重を共通に逃がすこと
ができ、付加的な別個の構成物、即ち大がかりな担持台
架を設ける必要がない。従って、材料を節約することが
でき、また重量も軽くなる。さらに、これに対応して構
成が簡潔になり、設置空間も減少する。
て中央部に反応器の触媒が配置されているので、ガスの
誘導を最適に、流動の点で好都合に行うことができ、し
かも圧力のロスは最小に抑えられる。反応器を空気予熱
器またはガス予熱器の上に載置することにより可能にな
るコンパクトな構成によって、荷重を共通に逃がすこと
ができ、付加的な別個の構成物、即ち大がかりな担持台
架を設ける必要がない。従って、材料を節約することが
でき、また重量も軽くなる。さらに、これに対応して構
成が簡潔になり、設置空間も減少する。
【図１】空気予熱器として構成された蓄熱式熱交換器上
の中央部に反応器を載置した実施例を示す図である。
の中央部に反応器を載置した実施例を示す図である。
【図２】触媒セルを空気予熱器に組み込んだ実施例を示
す図である。
す図である。
【図３】蓄熱式熱交換器上の中央部に反応器を配置し、
蓄熱式熱交換器がガス予熱器として構成されている実施
例を示す図である。
蓄熱式熱交換器がガス予熱器として構成されている実施
例を示す図である。
【図４】図３の蓄熱式熱交換器においてガス予熱器に触
媒セルを組み込んだ実施例を示す図である。
媒セルを組み込んだ実施例を示す図である。
１ 蓄熱式熱交換器 ２ 空気予熱器 ５，６ 翼フード ８ 反応器 １７ ガス予熱器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 7704−3Ｋ Ｆ２３Ｊ 15/00 ＺＡＢ Ａ 7704−3Ｋ ＺＡＢ Ｈ
Claims (5)
- 【請求項１】 燃焼装置と、触媒による選択的な低減に
用いる反応器と、空気予熱器にたいしてもガス予熱器に
たいしても使用される蓄熱式熱交換器であって、他の媒
体と熱交換され有害物質を含んでいる排ガスを処理する
ための蓄熱式熱交換器と、少なくとも部分的に触媒材料
から成り、低減剤を供給される、定置または回転する蓄
熱体とを有する、燃焼排ガスの窒素酸化物を低減させる
装置において、 反応器（８）が、蓄熱式熱交換器（１；２，１７）の上
方中央部に配置されていることを特徴とする装置。 - 【請求項２】 反応器（８）が、蓄熱式熱交換のケーシ
ング（２；１７）の上に直接載置されていることを特徴
とする、請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 蓄熱式熱交換器（１；２，１７）が回転
する翼フード（５，６）を備え、該翼フード（５，６）
が互いに９０°ずらして配置されていることを特徴とす
る、請求項１または２に記載の装置。 - 【請求項４】 蓄熱式熱交換器（１；２，１７）が触媒
セル（１１ｃ）を備えていることを特徴とする、請求項
１から３までのいずれか１つに記載の装置。 - 【請求項５】 低減剤噴射部（１３；２０）が、蓄熱式
熱交換器（１；２，１７）の未処理ガス側及び（また
は）清浄ガス側または空気側に配置されていることを特
徴とする、請求項４に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4313861A DE4313861A1 (de) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | Anlage zur Stickoxidminderung bei Feuerungsabgasen |
| DE4313861.6 | 1993-04-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0747233A true JPH0747233A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=6486559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6091516A Pending JPH0747233A (ja) | 1993-04-28 | 1994-04-28 | 燃焼排ガスの窒素酸化物を低減させる装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5814284A (ja) |
| JP (1) | JPH0747233A (ja) |
| AT (1) | AT402611B (ja) |
| CZ (1) | CZ285603B6 (ja) |
| DE (1) | DE4313861A1 (ja) |
| FR (1) | FR2704450B1 (ja) |
| NL (1) | NL9400697A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108980868A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-12-11 | 扬州岱发环保科技有限公司 | 节能废气焚烧炉 |
| CN109373340A (zh) * | 2018-10-23 | 2019-02-22 | 大唐滨州发电有限公司 | 全布袋除尘式燃煤锅炉回转式空预器在线高压水冲洗方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10511038A (ja) * | 1995-06-28 | 1998-10-27 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 燃焼設備からの排気ガスの触媒浄化方法と装置 |
| DE29605508U1 (de) * | 1995-09-18 | 1996-06-20 | Franz Eder Maschinenfabrik GmbH & Co KG, 84048 Mainburg | Filter- oder Katalysatorvorrichtung |
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| CA2350027A1 (en) * | 1998-11-06 | 2000-05-18 | Ceryx Incorporated | Integrated apparatus for removing pollutants from a fluid stream in a lean-burn environment with heat recovery |
| DE10038523C1 (de) | 2000-08-08 | 2002-06-27 | Xcellsis Gmbh | Kombiniertes Bauteil aus Wärmeübertrager und Reaktor |
| US6663839B2 (en) | 2001-02-26 | 2003-12-16 | Abb Lummus Global Inc. | Radial flow gas phase reactor and method for reducing the nitrogen oxide content of a gas |
| US20020159923A1 (en) * | 2001-02-26 | 2002-10-31 | Platvoet Erwin M.J. | Gas phase reactor and process for reducing nitrogen oxide in a gas stream |
| US6706246B2 (en) | 2001-02-26 | 2004-03-16 | Abb Lummus Global Inc. | System and method for the selective catalytic reduction of nitrogen oxide in a gas stream |
| US6821490B2 (en) * | 2001-02-26 | 2004-11-23 | Abb Lummus Global Inc. | Parallel flow gas phase reactor and method for reducing the nitrogen oxide content of a gas |
| KR100458931B1 (ko) * | 2001-09-07 | 2004-12-03 | 대양환경(주) | 회전형 로터에 의해 풍향을 분배하는 ＮＯｘ 저감 설비 |
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| CN101479555B (zh) * | 2006-04-28 | 2012-11-07 | 巴尼特户外公司 | 具有可拆卸的弩片的弩 |
| EP2069049A2 (en) | 2006-08-22 | 2009-06-17 | Babcock Power Inc. | Thermal decomposition of urea in a side stream of combustion flue gas using a regenerative heat exchanger |
| US20080267837A1 (en) | 2007-04-27 | 2008-10-30 | Phelps Calvin E | Conversion of urea to reactants for NOx reduction |
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| FI121581B (fi) * | 2009-05-08 | 2011-01-14 | Foster Wheeler Energia Oy | Lämpövoimakattila |
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| CN104315526B (zh) * | 2014-10-21 | 2016-08-24 | 大唐辽源发电厂 | 火电机组脱硝改造工程不停炉烟道过渡改造方法 |
| CN205909322U (zh) * | 2015-12-31 | 2017-01-25 | 南通亚泰工程技术有限公司 | 一种设有scr的废气锅炉 |
| DE102016215290B4 (de) | 2016-08-16 | 2018-10-04 | Continental Automotive Gmbh | Komponente eines Abgassystems und Verfahren zur Abgasnachbehandlung |
| DE102017101507B4 (de) * | 2017-01-26 | 2022-10-13 | Chemisch Thermische Prozesstechnik Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Abgasreinigung |
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| DE3406657A1 (de) * | 1984-02-24 | 1985-08-29 | Kraftanlagen Ag, 6900 Heidelberg | Verfahren und vorrichtung zur katalytischen reinigung der abgase von feuerungsanlagen |
| DE8424417U1 (de) * | 1984-08-17 | 1986-07-10 | Lentjes BWE Energietechnik GmbH, 4000 Düsseldorf | Vorrichtung zur selektiven katalytischen Reduktion von Stickoxyden |
| DE3537478A1 (de) * | 1985-10-22 | 1987-04-23 | Rothemuehle Brandt Kritzler | Vorrichtung zur schadgasminderung beim betrieb von feuerungsanlagen |
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1993
- 1993-04-28 DE DE4313861A patent/DE4313861A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-04-27 FR FR9405075A patent/FR2704450B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1994-04-28 AT AT0089394A patent/AT402611B/de not_active IP Right Cessation
- 1994-04-28 CZ CZ941037A patent/CZ285603B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1994-04-28 JP JP6091516A patent/JPH0747233A/ja active Pending
- 1994-04-28 NL NL9400697A patent/NL9400697A/nl not_active Application Discontinuation
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1997
- 1997-03-13 US US08/816,488 patent/US5814284A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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| FR2704450A1 (fr) | 1994-11-04 |
| DE4313861A1 (de) | 1994-11-03 |
| CZ285603B6 (cs) | 1999-09-15 |
| FR2704450B1 (fr) | 1997-04-18 |
| ATA89394A (de) | 1996-11-15 |
| AT402611B (de) | 1997-07-25 |
| US5814284A (en) | 1998-09-29 |
| NL9400697A (nl) | 1994-11-16 |
| CZ103794A3 (en) | 1994-11-16 |
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