JPH0747100A - 身体障害者用の着座面としての回転ならびに移動のできる板装置 - Google Patents

身体障害者用の着座面としての回転ならびに移動のできる板装置

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Publication number
JPH0747100A
JPH0747100A JP7163794A JP7163794A JPH0747100A JP H0747100 A JPH0747100 A JP H0747100A JP 7163794 A JP7163794 A JP 7163794A JP 7163794 A JP7163794 A JP 7163794A JP H0747100 A JPH0747100 A JP H0747100A
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JP
Japan
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bottom plate
plate
pin
board
rotary
Prior art date
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Pending
Application number
JP7163794A
Other languages
English (en)
Inventor
Klaus Janisch
クラウス.ジャニッシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schmidt and Lenhardt GmbH and Co OHG
Original Assignee
Schmidt and Lenhardt GmbH and Co OHG
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Filing date
Publication date
Priority claimed from EP94100547A external-priority patent/EP0633010B1/de
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Publication of JPH0747100A publication Critical patent/JPH0747100A/ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転及び移動できる座席を改良する。 【構成】 回転板14をその長手方向移動ができる方法
で長円形底板12に取付ける。前記底板12は、その全
幅に亘って伸びる多数の横溝46を備え、その溝46の
間の前記底板12の下面と上面に連接ウエブ48を形成
し、その連接ウエブ48の回りの前記底板12の隣接す
るストリップを互いに関して折曲げが可能である。前記
底板12は、前記連接ウエブ48の領域にばね上平形回
復作用のある多部材ベルトもしくはバンドを形成する。
前記回転板14は締付け位置から締付け解除位置、又は
その逆に移動できる中心ピンを有する。締付け位置では
前記ピン36は前記底板12の孔30に嵌まって前記回
転板14がさらに移動しないようにする。 【効果】 底板を継目なしに構成し、横溝を設けて折曲
げができるので、ごみ、異物のひっかかりがなく掃除が
簡単で故障もなく突発的回転、移動を防げ、身障者自ら
弱い手指圧により操作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は身体障害者用の着座面と
して、底板上にピボット式に取付けられ、長円形の底板
の滑り案内動面に2つの末端位置の間の往復運動のため
に設けられた移動可能な板により案内される回転板を備
えてなり、前記底板を前記底板の長手方向に対し横に走
る軸の周りに相対的に折曲げの可能ないくつかの部分に
分割することを特徴とする回転及び移動できる板装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転ならびに移動できる座席装
置は周知のものである(ドイツ連邦共和国特許第DE−
U−9,113,964号)。ここで先行技術底板は多
数の個別部材からなり、その各々をヒンジ状装置にして
関連隣接部材に前記底板の全幅に亘って伸びる連接ピン
により接続する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記移
動案内動面は中心領域に限って配置されるので、2種類
の部材を製造し組立てる必要がある。その結果は、非常
に軟質であって、例えば円筒形に巻け、又剛さを示さな
い複合部材のベルトもしくはバンドになってしまう。し
かし、それはどのような不均一にも順応できるので、前
記底板がむらのある、例えば波状起伏面に載っている場
合には、前記回転板の移動ができなくなる。高価なアセ
ンブリ費は別として、さらなる欠点が、ごみと異物が前
記部材の間で掃除を困難にする多数の連接ヒンジにひっ
かかるようになる事実にある。前記移動末端位置にあっ
て、前記回転板を好ましくないあるいは突発的な移動、
前記回転板の上に起立しているかあるいは着座している
身体障害者にとって好ましくない状態にならないよう固
定できない。
【0004】本発明は上述の種類の回転及び移動できる
座面を改善する一方、その欠点の発生の防止を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は底板を継目な
しのプラスチック製構成部品として構成することと、相
対的に折曲げできる部分の各々の組の間に前記底板の下
側面から発し、前記底板の全幅に亘って伸びる横溝を配
設して、連続ウエブを形成することを特徴とする本発明
により達成できる。
【0006】
【作用】前記継目なし底板をなるべくなら射出成形部品
として型で製造することである。前記回転板が被さらな
い底板のその部分は従って前記底板の平面から離れて前
記連接ウエブの回りを旋回できる。浴室用リフトにとっ
て、前記底板の自由部分は急速に上方方向に回転して前
記浴室リフトの座席板上の側方フラップの急勾配に合う
ものである必要がある。これは前記底板の上面域にある
前記連接ウエブの配列により達成できる。しかし、前記
横溝の幅も前記底板の下方方向への折曲げを可能にし
て、病院のベッドのマットレスの輪郭に合わせることも
できる。
【0007】経験では、前記底板の各々の長手方向半分
に3本の平行横溝の集りを付けることで十分な底板の折
曲げ性が保証される。
【0008】本発明のさらなる展開は、回転板をなるべ
くなら両移動末端位置でそれ以上移動しないように固定
させることにある。原則として、前記底板にある移動路
のただ1つの末端位置に回転及び移動できる座席の移動
止め手段を設け、又前記底板のただ1つの長手方向の半
分に連接を設けるだけで十分である。そこで底板を各々
の用途に応じて、位置決めしてそれに一定の向きをつけ
ることが必要である。前記底板の2つの長手方向の半分
が鏡映対称であるため、前記位置決め作業中に正しい向
きを確める必要がなくなる。
【0009】
【実施例】回転ならびに移動できる座席集成装置10
は、底板12と、布張り座席パッド16のついた回転板
14と、止め輪18を特徴としている。前記回転板14
の下側面に移動板20を固定する。原則として、前記回
転板14と移動板20も継目なし構造にできる。前記底
板12を長円形にして2つの半円形曲線とそれに繋がる
直線要素で輪郭がつくられている。前記半円形曲線の直
径は前記止め輪18を嵌合した前記回転板14の直径に
等しい。上から見た前記底板12は上部で開口し、その
横断面がT字形とする案内動面22となっていることを
特徴とする。この案内動面22で円形輪郭をなす前記移
動板が回転ならびに移動ができる。前記移動板20の上
部における直径が前記案内動面22の正味幅に等しい。
前記移動板20の下半分が外側フランジ24になってい
ることが特徴で、開口くぼみ26に嵌まって前記底板1
2の周りを回転する。前記移動板をねじ28で前記固定
板14の底に固定する。前記案内動面22の中心の上壁
域の片側に、前記移動板20の前記案内動面22への容
易な導入に役立つくぼみ28(図2)を配置する。前記
案内動面22内のその両端で、前記底板12に孔30を
配設する。前記孔30は前記長手方向中心線面に沿って
配置されて、前記底板12の半円形輪郭に対し同心に位
置する。
【0010】前記回転板14と移動板20には同一の直
径の通し孔32、34が備わり、互いに面一である。こ
れらの通し孔32、14は前記回転板14の回転軸に対
し同軸に位置する。前記回転板14の2つの移動末端位
置にあって、前記一対の通し孔32、34は前記底板1
2のそれぞれの孔30と面一である。前記内腔集成装置
32、34に軸方向に移動できるピン36を配置する。
その中央域でピン36は2本の軸方向に離間した円周方
向溝38を示す。2組の対向するくぼみ40を前記移動
板20の上部に設け、その中に線ばね42の端を入れ
る。くぼみ40の各々の組をくぼみ40と同一の深さの
くぼみ44で相互に接続する。前記2つのくぼみの組4
0、40の間の横距離は前記環状溝38の領域の前記ピ
ン36の芯直径よりもいくぶん小さい。前記線ばね42
は片方かあるいは他方の溝38のいずれかに軽い予荷重
をかけて係合している。
【0011】前記ピン36を図3でその締付け解除位置
で示す。下方方向の圧力が前記回転板14の中心域の前
記パッド16に加えられた場合、前記線ばね42は前記
環状溝38がV字形輪郭をつけてある結果として、外側
方向に反って前記くぼみ44に跳び込む。前記ピンはそ
の後、前記線ばね42が一番上の環状溝38に嵌まるま
で下方方向に移動する。前記ピン36の下端はそこで前
記底板12にある孔30に入って、前記回転板14を前
記底板12の適当な末端位置に、それがそれ以上移動し
ないように締付ける。前記孔30はその底が開口してい
るので、下から適当に手指圧を加えると前記ピン36を
上方方向に押し戻してその締付け解除位置に入れて再度
留置させる。
【0012】前記底板12の特徴は、その各々の長手方
向の半分に、前記底板12の全幅に亘って伸び、且つそ
の下側面から前記底板12の事実上全厚味に亘って伸び
る3本の平行横溝46の集りがあって、前記底板の上部
部分にそれこそ薄い連接ウエブ48を残していることで
ある。これらの連接ウエブ48により、前記底板12で
前記回転板14が重なっていないその部分を上方ならび
に下方方向に折曲げが可能である。下方方向に曲がる度
合は前記横溝46の幅により限定される。上方方向での
曲げ角度には限度がない。前記底板12の自由部分はこ
のようにして、例えば前記底板の他方の部分に対して直
角に折曲げることができる。
【0013】前記底板12の下側面にいくつかの滑り止
めストリップ50を、なるべくなら前記底板12の対応
下側面にあるくぼみに凸状に入るよう配列することであ
る。
【0014】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、底板を継目
なしのプラスチック製構成部品として構成したことと、
比較的曲げ易い部分の全幅に亘って横溝を設けた結果、
上方方向の曲げ角度には限度がなく、底板の他方部分に
対し90°の角度での折曲げができ、ヒンジのごみ、異
物のひっかかりによる掃除の必要もなく故障も起きな
い。さらに座席の回転移動を身障者の手指のわずかな圧
力に依存でき、しかも自動的に締付けられ突発的な解除
もなく極めて安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転ならびに移動のできる座席の長手方向部分
切欠図である。
【図2】前記回転ならびに移動のできる座席の平面図で
ある。
【図3】前記回転ならびに移動のできる座席の中心戻り
止め装置の拡大断面図である。
【図4】図3の線4−4による水平断面図である。
【符号の説明】
10 回転・移動のできる座席装置 12 底板 14 回転板 16 布張り座席パッド 18 止め輪 20 移動板 22 案内動面 24 外側フランジ 26 開口くぼみ 28 ねじ 30 孔 32 通し孔 34 中腔装置 36 ピン 38 軸方向離間円周方向溝 40 対向くぼみ 42 線ばね 44 くぼみ 46 平行横溝 48 薄手連接ウエブ 50 滑り止めストリップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いくつかに分割され、その長手方向に対
    し横に走る軸の回りで前記分割部分を相対的に折曲げら
    れるよう構成された長円形の底板(12)の上にピボッ
    ト式に取付けられ、前記長円形の底板(12)の滑り案
    内動面(22)に2つの末端位置の間の往復運動をする
    よう設けられた移動板(20)により案内される回転板
    (14)を備えてなる板装置において、前記底板(1
    2)を継目なしプラスチック製構成部品として構成し、
    前記相対的に折曲げできる部分の各々の組の間に前記底
    板(12)から発して前記底板(12)の全幅に亘って
    伸びる横溝(46)を配設することを特徴とする身体障
    害者用着座面としての回転ならびに移動できる板装置。
  2. 【請求項2】 前記連接ウエブ(48)が前記底板(1
    2)の上面に位置することを特徴とする請求項1の回転
    ならびに移動のできる座席。
  3. 【請求項3】 前記底板(12)の各々の長手方向半分
    に3つの平行横溝(46)を配設することを特徴とする
    請求項1の回転ならびに移動のできる座席。
  4. 【請求項4】 ピン(36)を前記回転板(14)を貫
    通する孔装置(32、34)に配設し、前記回転軸に同
    軸の前記移動板(20)を取付けて軸方向に移動させ、
    又前記回転板(14)の前記2つの末端位置の少くとも
    片方で、前記底板(12)にある遊び嵌め孔(30)に
    軸方向に挿入できることを特徴とする請求項1の回転な
    らびに移動のできる座席。
  5. 【請求項5】 前記ピン(36)が2つのラッチ位置の
    間を軸方向に移動でき、そのいずれの位置にあってもば
    ね装置(42)により保持され、前記ピン(36)の2
    つの端面が手指作動面を形成することを特徴とする請求
    項4の回転ならびに移動のできる座席。
JP7163794A 1993-03-16 1994-03-16 身体障害者用の着座面としての回転ならびに移動のできる板装置 Pending JPH0747100A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP94100547A EP0633010B1 (de) 1993-03-16 1993-03-16 Drehteller als Sitzfläche für Behinderte
EP93104198A EP0617947B1 (de) 1993-03-16 1993-03-16 Drehteller für Behinderte
DE93104198.2 1994-01-15
DE94100574.2 1994-01-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0747100A true JPH0747100A (ja) 1995-02-21

Family

ID=26133124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7163794A Pending JPH0747100A (ja) 1993-03-16 1994-03-16 身体障害者用の着座面としての回転ならびに移動のできる板装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPH0747100A (ja)
AU (1) AU663842B2 (ja)
CA (1) CA2119040A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014117506A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Akihiro Kobayashi 介護用移動支援機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014117506A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Akihiro Kobayashi 介護用移動支援機器

Also Published As

Publication number Publication date
CA2119040A1 (en) 1994-09-17
AU5769594A (en) 1994-09-22
AU663842B2 (en) 1995-10-19

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