JPH0747072Y2 - フライヤ− - Google Patents
フライヤ−Info
- Publication number
- JPH0747072Y2 JPH0747072Y2 JP6544493U JP6544493U JPH0747072Y2 JP H0747072 Y2 JPH0747072 Y2 JP H0747072Y2 JP 6544493 U JP6544493 U JP 6544493U JP 6544493 U JP6544493 U JP 6544493U JP H0747072 Y2 JPH0747072 Y2 JP H0747072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- oil
- conveyor
- oil pan
- frying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はコロッケ・ミ−トボ−ル
などの加工食品を自動的に連続して揚げるフライヤ−に
関するものである。
などの加工食品を自動的に連続して揚げるフライヤ−に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年加工食品および外食産業の著しい増
加により、コロッケ・ミ−トボ−ルなどの揚げ物の需要
が増加し、大量かつ自動的に揚げるフライヤ−が種々開
発されている。そしてフライヤ−の揚げ油の加熱方式と
して油槽直火式、熱交換式および中間熱源式とがある。
そこで油槽直火式は、図６に示すように、油鍋ａ底をバ
−ナ−ｂによって直接加熱し、所定温度まで揚げ油ｃを
加熱し、被揚げ物ｄを搬送コンアベア−ｅおよび潜行コ
ンベア−ｆによって揚げ油ｃ内を通しながら揚げる機構
とするものである。
加により、コロッケ・ミ−トボ−ルなどの揚げ物の需要
が増加し、大量かつ自動的に揚げるフライヤ−が種々開
発されている。そしてフライヤ−の揚げ油の加熱方式と
して油槽直火式、熱交換式および中間熱源式とがある。
そこで油槽直火式は、図６に示すように、油鍋ａ底をバ
−ナ−ｂによって直接加熱し、所定温度まで揚げ油ｃを
加熱し、被揚げ物ｄを搬送コンアベア−ｅおよび潜行コ
ンベア−ｆによって揚げ油ｃ内を通しながら揚げる機構
とするものである。
【０００３】又熱交換式は、図７に示すように、油鍋ａ
とは別個に設置された熱交換機ｇによって加熱しながら
油鍋ａ内の揚げ油ｃをポンプｈによって強制的に循環さ
せる機構とするものである。更に中間熱源式は、図８に
示すように、油鍋ａ内に加熱管ｉを通し、内部にバ−ナ
−の熱気を送ってやることによって揚げ油ｃを加熱する
機構である。
とは別個に設置された熱交換機ｇによって加熱しながら
油鍋ａ内の揚げ油ｃをポンプｈによって強制的に循環さ
せる機構とするものである。更に中間熱源式は、図８に
示すように、油鍋ａ内に加熱管ｉを通し、内部にバ−ナ
−の熱気を送ってやることによって揚げ油ｃを加熱する
機構である。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記油槽直火式
では、ガス等の熱源により加熱された油鍋底面からの熱
伝導にて揚げ油が昇温するため、油鍋面積により被油揚
げ物に対する供給熱量が制限を受け、熱効率が悪くなる
問題がある。又上記熱交換式では、油槽直火式と比較し
て熱効率が良くなるが、熱交換機等の付属設備が別個に
必要となり、かつ循環用ポンプは高温に晒されるため
に、劣化し易く、定期的な保守点検が必要となる問題が
ある。
では、ガス等の熱源により加熱された油鍋底面からの熱
伝導にて揚げ油が昇温するため、油鍋面積により被油揚
げ物に対する供給熱量が制限を受け、熱効率が悪くなる
問題がある。又上記熱交換式では、油槽直火式と比較し
て熱効率が良くなるが、熱交換機等の付属設備が別個に
必要となり、かつ循環用ポンプは高温に晒されるため
に、劣化し易く、定期的な保守点検が必要となる問題が
ある。
【０００５】更に上記油槽直火式および熱交換式では、
揚げ油全体を加熱するために、油自体の劣化および寿命
の低下を招く問題がある。そこで上記中間熱源方式で
は、加熱管の周辺部分の揚げ油を加熱することで被揚げ
物に対する熱供給が可能となるために、非常に熱効率が
良くなる長所がある反面、上記油槽直火式、あるいは熱
交換式のように、油鍋内の清掃の際に、搬送コンベア−
および潜行コンベア−を上方に移動させることによって
油鍋内の清掃が容易に行えるのに対して、中間熱源方式
では、加熱管が油鍋内に配設されているために、加熱管
下部の汚れの除去に非常に手間が掛かる問題がある。そ
こで本考案では上記問題点を解消するために、加熱管を
搬送コエンベア−および潜行コンベア−と同時に昇降自
在としたフライヤ−を提供することを目的とするもので
ある。
揚げ油全体を加熱するために、油自体の劣化および寿命
の低下を招く問題がある。そこで上記中間熱源方式で
は、加熱管の周辺部分の揚げ油を加熱することで被揚げ
物に対する熱供給が可能となるために、非常に熱効率が
良くなる長所がある反面、上記油槽直火式、あるいは熱
交換式のように、油鍋内の清掃の際に、搬送コンベア−
および潜行コンベア−を上方に移動させることによって
油鍋内の清掃が容易に行えるのに対して、中間熱源方式
では、加熱管が油鍋内に配設されているために、加熱管
下部の汚れの除去に非常に手間が掛かる問題がある。そ
こで本考案では上記問題点を解消するために、加熱管を
搬送コエンベア−および潜行コンベア−と同時に昇降自
在としたフライヤ−を提供することを目的とするもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案の上記目的は次の
如き構成のフライヤ−によって達成できる。即ちその要
旨は、油鍋に対して昇降自在とされる潜行コンベア−部
および搬送コンベア−部を設けると共に、該搬送コンベ
ア−部内に、加熱用浸管を内包せしめ、該加熱浸管は、
上記搬送コンベア−部と共に、昇降自在な構成としたこ
とを特徴とするフライヤ−である。
如き構成のフライヤ−によって達成できる。即ちその要
旨は、油鍋に対して昇降自在とされる潜行コンベア−部
および搬送コンベア−部を設けると共に、該搬送コンベ
ア−部内に、加熱用浸管を内包せしめ、該加熱浸管は、
上記搬送コンベア−部と共に、昇降自在な構成としたこ
とを特徴とするフライヤ−である。
【０００７】
【作用】本考案のフライヤ−は図５に示すように、搬送
コンベア−部５内の加熱用浸管６によって油鍋２内の揚
げ油Ａが部分的に加熱され、搬送コンベア−部５と潜行
コンベア−部４によって被揚げ物Ｂが強制的に、揚げ油
Ａ内を通されて揚げられるものである。
コンベア−部５内の加熱用浸管６によって油鍋２内の揚
げ油Ａが部分的に加熱され、搬送コンベア−部５と潜行
コンベア−部４によって被揚げ物Ｂが強制的に、揚げ油
Ａ内を通されて揚げられるものである。
【０００８】そして図６に示すように、作業終了時に昇
降装置架台３によって搬送コンベア−部５、加熱用浸管
６および潜行コンベア−部４を同時に、上昇させること
によって、油鍋２内の洗浄および搬送コンベア−部５お
よび潜行コンベア−部４の洗浄が容易に行えるものであ
る。
降装置架台３によって搬送コンベア−部５、加熱用浸管
６および潜行コンベア−部４を同時に、上昇させること
によって、油鍋２内の洗浄および搬送コンベア−部５お
よび潜行コンベア−部４の洗浄が容易に行えるものであ
る。
【０００９】
【実施例】以下本考案に係るフライヤ−を、その実施例
を示す図面を参酌し乍ら詳述する。図１および図２に示
すように、本体フレ−ム１に上端が開口状とされる油鍋
２が設置されるものである。そして上記本体フレ−ム１
上に、昇降装置架台３が架設され、同昇降装置架台３下
部に、潜行コンベア−部４およぶ搬送コンベア−部５が
設けられるものである。そこで上記潜行コンベア−部４
および搬送コンベア−部５は、上記昇降装置架台３によ
って、上記油鍋２内より図中想像線で示す位置まで昇降
自在な機構とするものである。
を示す図面を参酌し乍ら詳述する。図１および図２に示
すように、本体フレ−ム１に上端が開口状とされる油鍋
２が設置されるものである。そして上記本体フレ−ム１
上に、昇降装置架台３が架設され、同昇降装置架台３下
部に、潜行コンベア−部４およぶ搬送コンベア−部５が
設けられるものである。そこで上記潜行コンベア−部４
および搬送コンベア−部５は、上記昇降装置架台３によ
って、上記油鍋２内より図中想像線で示す位置まで昇降
自在な機構とするものである。
【００１０】そして図３に示すように、搬送コンベア−
部５内に加熱用浸管６を内包するものであり、この加熱
用浸管６は、搬送コンベア−部５内の揚げ油を、まんべ
んなく加熱するために、４本の加熱用浸管６から構成さ
れ、それぞれの加熱用浸管６の基端側に、ガス浸管バ−
ナ−７が連通状に連結されると共に、その他端側を排気
筒８に収束された機構とするものである。従って上記加
熱用浸管６と搬送コンベア−部５は一体となって昇降自
在となるものである。又図中８は、カス掻き板であり、
油鍋２内底に沈下した揚げカスをカス出し装置９まで掻
き出し、同カス出し装置９によって油鍋２外に取り出す
機構とするものである。更に１０は、コンベア−駆動装
置であり、１１は操作部を示すものである。
部５内に加熱用浸管６を内包するものであり、この加熱
用浸管６は、搬送コンベア−部５内の揚げ油を、まんべ
んなく加熱するために、４本の加熱用浸管６から構成さ
れ、それぞれの加熱用浸管６の基端側に、ガス浸管バ−
ナ−７が連通状に連結されると共に、その他端側を排気
筒８に収束された機構とするものである。従って上記加
熱用浸管６と搬送コンベア−部５は一体となって昇降自
在となるものである。又図中８は、カス掻き板であり、
油鍋２内底に沈下した揚げカスをカス出し装置９まで掻
き出し、同カス出し装置９によって油鍋２外に取り出す
機構とするものである。更に１０は、コンベア−駆動装
置であり、１１は操作部を示すものである。
【００１２】
【考案の効果】以上述べて来た如く本考案によれば、揚
げ油の加熱に加熱用浸管を用いることによって、非常に
熱効率が良くなると共に、搬送コンベア−部、加熱用浸
管および潜行コンベア−部を同時に上昇させることによ
って、油鍋内の洗浄が容易に行えるものである。
げ油の加熱に加熱用浸管を用いることによって、非常に
熱効率が良くなると共に、搬送コンベア−部、加熱用浸
管および潜行コンベア−部を同時に上昇させることによ
って、油鍋内の洗浄が容易に行えるものである。
【００１３】
【図１】本考案の正面説明図である。
【図２】本考案の側面説明図である。
【図３】本考案の要部説明図である。
【図４】本考案の使用状態を示す説明図である。
【図５】本考案の終了時の洗浄作業状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図６】従来の油槽直火式の説明図である。
【図７】従来の熱交換式の説明図である。
【図８】従来の中間熱源方式の説明図である。
１ 本体フレ−ム ２ 油鍋 ３ 昇降装置架台 ４ 潜行コンベア−部 ５ 搬送コンベア−部 ６ 加熱用浸管 ７ ガス浸管バ−ナ− ８ 排気筒
Claims (1)
- 【請求項】 油鍋に対して昇降自在とされる潜行コンベ
ア−部および搬送コンベア−部を設けると共に、該搬送
コンベア−部内に、加熱用浸管を内包せしめ、該加熱浸
管は、上記搬送コンベア−部と共に、昇降自在な構成と
したことを特徴とするフライヤ−。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6544493U JPH0747072Y2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | フライヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6544493U JPH0747072Y2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | フライヤ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730938U JPH0730938U (ja) | 1995-06-13 |
| JPH0747072Y2 true JPH0747072Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=13287319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6544493U Expired - Lifetime JPH0747072Y2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | フライヤ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747072Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP6544493U patent/JPH0747072Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0730938U (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |