JPH0321703Y2 - - Google Patents

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JPH0321703Y2
JPH0321703Y2 JP6732486U JP6732486U JPH0321703Y2 JP H0321703 Y2 JPH0321703 Y2 JP H0321703Y2 JP 6732486 U JP6732486 U JP 6732486U JP 6732486 U JP6732486 U JP 6732486U JP H0321703 Y2 JPH0321703 Y2 JP H0321703Y2
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tank
oil
heating
frying
water
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JP6732486U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、槽内上部に油、槽内下部に水を収
容するようにした揚物装置に関するもので、食品
製造機械の分野に属する。
(従来の技術) 従来、天ぷら、フライ、ドーナツ、揚げパン等
の、いわゆる揚物製品を製造する揚物装置とし
て、槽内下部に水を収容すると共に、槽内上部に
は比重差によつて油を収容するようにし、上部に
収容した油を加熱する手段を設けた揚物装置が知
られている(例えば特公昭55−40249号、実公昭
55−20269号、実公昭58−39147号等)。
このような装置では揚物作業中に生じた揚滓を
槽内下部の水側へ回収し、油の酸化や、製品に揚
滓が付着するのを防止しようとするものである。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の揚物装置においては、槽内上部に収
容される油に対する加熱手段は、槽内上部に横架
した加熱管とし、該加熱管内をガスバーナー等に
よる熱風が通過するようにしていた。
前記加熱管は熱風の通過が容易となるように、
可及的に太径の管が使用されるが、装置の大型化
(特に高さ方向)を避ける為には限界があり、又
槽を横断するだけの長さがあることから、熱風に
対して通過抵抗があることが避けられなかつた。
この為熱交換の効率が悪く、熱負荷の変動に迅速
に追従できないなどの問題点があつた。
(問題点を解決する為の手段) 然るにこの考案は、槽内上部に収容した油を内
外より加熱できるようにしたので、熱交換効率が
向上し、前記の問題点を解決することに成功した
ものである。
即ちこの考案の揚物装置は、槽内上部に油、槽
内下部に水を収容するようにし、上部の油に対す
る加熱装置を設けてなる揚物装置において、前記
加熱装置は槽内上部に配置した加熱管と槽外上部
に配置した加熱用覆とで構成したことを特徴とし
ている。
前記加熱管および加熱用覆は、夫々ガスバーナ
ー等の熱源に連結されるが、排気側は、別個独立
の排気筒又は共通の排気筒に接続する。
(作用) この考案の揚物装置では槽内上部に収容した油
を加熱管および加熱用覆を介して内外より加熱す
るので、熱交換効率を向上することができる。
(実施例) 以下この考案の実施例を添付の図面を参照して
説明する。図中1が揚物槽で、該揚物槽1の内側
下部には水2が、又内側上部には水2より比重の
軽い揚物用の油3が収容されるようになつてい
る。前記油3が収容される揚物槽1の上部外側に
は、ジヤケツト状に加熱用覆4が取付けられてい
ると共に、揚物槽1の上部内側には、揚物槽1を
貫通させて加熱管5,5が横架させてある。加熱
管5,5の両端部は夫々、前記加熱用覆4の内側
に開口している。加熱用覆4の一側には燃焼室6
が形成されて、該燃焼室6内にガスバーナー7,
7を臨ませる一方、加熱用覆4の他側には排気筒
8が連設してある。
揚物槽1に収容した油3の下方、即ち水2との
境界付近には、揚物槽1を貫通させて、冷却管9
が横架してあり、該冷却管9の一端に送風フアン
10を連設する(冷却管9の径が太く、自然通風
で十分な場合には送風フアン10を設けなくても
良い。)一方、冷却管9の他端は装置外に開口さ
せてある。
図中11は金網であつて、揚種は金網の上側で
油揚げされるようになつている。又12は筐体で
ある。
上記実施例において、揚物槽1内に水2および
油3を収容し、ガスバーナー7,7を点火すると
共に、送風フアン10を運転すると、油3の上部
が内外より加熱されて、揚物作業が可能となる。
この場合、油3の下部は冷却筒9で冷却される
為、水2が油3と共に加熱、沸謄することは無
い。
天ぷら、フライ、ドーナツ等の揚種を油3に投
入すると、所定の時間の後揚物ができる。この作
業において生ずる揚滓は金網11を通過して下方
に降下して、水2と油3の境界部分で一旦滞留し
た後、揚滓中に含まれた油が水に置換され乍ら水
2内を降下して揚物槽1の底部に溜る。揚物槽1
の底部において揚滓は崩壊し、一部は水2内に溶
解するので、排水口13より水2を定期的に排水
し、新しい水と交換することにより揚滓を回収で
き、油の酸化や、揚物製品に揚滓が付着するのを
防ぐことができるものである。
上記の揚物作業において、揚種を投入(特に大
量に)すると油3の温度が一時的に低下するが、
油3は加熱管5および加熱用覆4を介して内外よ
り加熱されており、熱効率が良いので、油温の低
下を直ちに回復することができ、揚物作業を能率
良く進めることができる。
第3図はこの考案の他の実施例で、前記加熱管
5の排気筒8aを加熱用覆4の排気筒8と独立に
したものである。その他の部分の構成は前記実施
例と同様である。
この実施例でも前記と同様にして揚物作業をす
ることができる。加熱管5の排気筒8aを独立に
したので、加熱管5に吸引作用が働き、加熱管5
を通る熱風の量が、前記の実施例に比べて多くな
り、油3の内部が受ける熱量を多くすることがで
きる。図中14は排気フアンで、前記吸引効果を
高める為に設けたものであるが、必ずしも設置す
る必要は無い。
以上、2つの実施例を説明したが、油3の下部
を冷却した冷却管9に加えて、水2中にも別の冷
却管を設けることにより、水の温度上昇を低くお
さえることもできる。油3に対する熱交換の効率
が良いので、水2を充分に冷却することができ
る。
(考案の効果) 以上に説明した通りこの考案によれば、槽内に
収容した油を内外から加熱して熱交換効率を良く
したので、熱負荷に迅速に追従することができ、
揚物作業を能率良くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の縦断面図、第2図
は第1図中、−線における横断面図、第3図
はこの考案の他の実施例の縦断面図である。 1……揚物槽、2……水、3……油、4……加
熱用覆、5……加熱管、8,8a……排気筒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するよう
    にし、上部の油に対する加熱装置を設けてなる
    揚物装置において、前記加熱装置は槽内上部に
    配置した加熱管と槽外上部に配置した加熱用覆
    とで構成したことを特徴とする揚物装置。 2 加熱管と加熱用覆は、共通又は別個の排気筒
    に接続されている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の揚物装置。
JP6732486U 1986-05-02 1986-05-02 Expired JPH0321703Y2 (ja)

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JP6732486U JPH0321703Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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JP6732486U JPH0321703Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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JPS62178927U JPS62178927U (ja) 1987-11-13
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WO2014014100A1 (ja) * 2012-07-20 2014-01-23 Nishimura Gosuke 食用油脂用洗浄濾過装置

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