JPH0746996A - 合成ペプチドを免疫原とするモノクローナル抗体 - Google Patents

合成ペプチドを免疫原とするモノクローナル抗体

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JPH0746996A
JPH0746996A JP5194456A JP19445693A JPH0746996A JP H0746996 A JPH0746996 A JP H0746996A JP 5194456 A JP5194456 A JP 5194456A JP 19445693 A JP19445693 A JP 19445693A JP H0746996 A JPH0746996 A JP H0746996A
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JP
Japan
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monoclonal antibody
pro
thr
seq
leu
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JP5194456A
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Ryoji Kato
亮二 加藤
Tanji Aoki
旦治 青木
Tetsuo Sekino
哲男 関野
Takeshi Terada
武史 寺田
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Sanko Junyaku Co Ltd
Original Assignee
Sanko Junyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サイログロブリンに対する自己抗体の競合を
受け難く、かつサイログロブリンに対する結合能を有す
るモノクローナル抗体を作成し、サイログロブリンに対
する自己抗体の競合を受け難い検査薬を提供する。 【構成】 ヒトサイログロブリンのアミノ酸配列に基づ
き合成されたペプチドを免疫原として作製されたハイブ
リドーマの産生するモノクローナル抗体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒトサイログロブリン
(以下、サイログロブリンをTgと略称する。)の合成ペ
プチドを免疫原として作製されたハイブリドーマの産生
するモノクローナル抗体に関し、さらには、当該モノク
ローナル抗体を用いてヒト血中Tg濃度を測定する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヒトTgは、甲状腺ホルモンの前駆体であ
り、甲状腺濾胞上皮細胞でのみ合成される分子量66万の
ヨウ素化糖蛋白質である。Tgは正常人血中にもごく微量
ながら存在することがしられている。一方、甲状腺疾患
のさまざまな病態を把握するうえで有用であることが示
され、特に橋本病やバセドウ病などの自己免疫性甲状腺
疾患および甲状腺癌のマーカーとしてその臨床的意義が
示唆されている。
【0003】しかしながら、多くの患者血中にはTgに対
する自己抗体が出現することが知られており、Tgの測定
に障害となっている。すなわち、自己抗体のTgに対する
反応部位は従来得られているTgを免疫原としたポリクロ
ーナル抗体またはモノクローナル抗体の抗原認識部位と
高率に競合するため、血中Tg濃度を正確に測定するのは
困難であった。
【0004】自己抗体のTg分子認識部位に関して、Tgの
立体構造をジチオスレイトールで変性させると、ヘテロ
抗体であるマウス抗Tg抗体はTgに対する結合能に変化は
ないが、自己抗体では結合能をほとんど示さなくなるこ
とから、自己抗体はTgの高次構造を認識していることが
明らかにされている。
【0005】このようなことから、本発明では合成ペプ
チドを免疫原とすることにより、より低次の構造を認識
するモノクローナル抗体を作製し、Tgに対する自己抗体
の競合を受け難い検査薬を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、Tgに対する
自己抗体の競合を受け難く、かつTgに対する結合能を有
するモノクローナル抗体を提供するものである。さらに
本発明は、ヒト血中Tg濃度を測定する検査薬を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒトTgのアミ
ノ酸配列から合成されたペプチドを免疫原として作出さ
れ、Tgに対して特異的に反応し、自己抗体の競合を受け
難い特性を持つモノクローナル抗体よりなるものであ
る。
【0008】本発明のモノクローナル抗体は、いわゆる
細胞融合によって製造される。すなわち、抗体産生細胞
と骨髄腫細胞との間に融合細胞を形成させ、当該細胞を
クローン化し、Tgに対して特異性を示す抗体を産生する
クローンを選択することによって製造される。その操作
は、免疫用抗原として下記合成ペプチドを使用する以外
は従来既知の方法に準ずればよい。
【0009】抗体産生細胞は抗原感作された動物からの
脾臓細胞、リンパ節細胞およびB-リンパ球である。免疫
用抗原は以下の方法によって得られる。まず、ヒトTg遺
伝子c-DNA から示される蛋白質のアミノ酸配列(Europe
an Journal of Biochemistry,165,491-498(1987))の親
水性プロファイルと、その他の抗原性指標を検索する解
析法によってアミノ酸残基数14個以上のペプチド部分を
8種決定した。
【0010】これらのペプチドを MAP法で合成するか、
もしくはキーホールリンペットヘモシアニンをキャリア
ー蛋白として結合させ、BALB/cマウスまたはニュージー
ランドホワイトウサギに免疫して採取したポリクローナ
ル抗体の硫安塩析分画を得た。このポリクローナル抗体
をTgと反応させ、酵素標識抗 IgG抗体による検出反応で
陽性を示した3種のペプチドを得た。
【0011】そこで、この3種の合成ペプチドをモノク
ローナル抗体作出のための免疫用抗原とした。3種合成
ぺプチドのアミノ酸配列は以下の通りである。
【0012】 配列番号:1 Asn Ile Phe Glu Tyr Gln Val Asp Ala Gln Pro Leu Arg Pro 1 5 10
【0013】 配列番号:5 Pro Val Gly Arg Thr Thr Ile Ser Ala Gly Ala Phe Ser Gln Thr His 1 5 10 15 Cys Val Thr
【0014】 配列番号:8 Leu Leu Ser Leu Gln Glu Pro Gly Ser Lys Thr Tyr Ser Lys 1 5 10
【0015】免疫させる動物としてはマウス、ラット、
ヤギ、ウサギなどが例示される。抗体産生細胞は、たと
えば次のようにして作出される。まず、上記3種の合成
ペプチドを完全フロインドアジュバントと混和後、動物
に1回当たり20μg 〜1mgを週に1回ないし2週に1
回、4〜6週間投与する。最後の免疫より3〜4日後、
免疫動物から抗体産生細胞を分取する。
【0016】骨髄腫細胞としては、マウス、ラット等の
由来のものが使用されるが、抗体産生細胞と骨髄腫細胞
とは同種動物由来であることが好ましい。
【0017】細胞融合は、ポリエチレングリコールを用
いた常法によって行われる。細胞融合によって得られた
ハイブリドーマは抗体スクリーニングに付される。すな
わち、当該細胞をマイクロプレート中で培養し、増殖の
見られたウエルの培養上清中のTgに対する抗体価を酵素
抗体法などによって測定し、例えば限界希釈法によって
ハイブリドーマのクローニングを行ってクローンを得
る。選択されたクローンの産生するモノクローナル抗体
の精製は、硫安分画法、液体クロマトグラフィーなどを
応用することで行われる。さらに、精製モノクローナル
抗体を用いてTgに対する自己抗体との競合試験を酵素抗
体法によって測定する。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に
限定されない。
【0019】実施例1 (1) 免疫用合成ペプチドの調製と選択 ヒトTg遺伝子 c-DNAから示される蛋白質のアミノ酸配列
の親水性プロファイルと、その他の抗原性指標を検索す
る解析法によってアミノ酸残基数14個以上のペプチド部
分を8種決定した。そのアミノ酸配列は以下の通りであ
る。
【0020】 配列番号:1 Asn Ile Phe Glu Tyr Gln Val Asp Ala Gln Pro Leu Arg Pro 1 5 10
【0021】 配列番号:2 Gln Leu Gly Arg Pro Lys Arg Cys Pro Arg Ser Cys Glu Ile Arg Asn 1 5 10 15 Arg Arg Leu
【0022】 配列番号:3 Arg Gln Gln Gly Glu Pro Pro Ser Cys Ala Glu Gly Gln Ser Cys Ala 1 5 10 15 Ser Glu Arg
【0023】 配列番号:4 Ala Leu Leu Arg Ser Gly Pro Tyr Met Pro Gln Cys Asp Ala Phe Gly 1 5 10 15 Ser Trp Glu
【0024】 配列番号:5 Pro Val Gly Arg Thr Thr Ile Ser Ala Gly Ala Phe Ser Gln Thr His 1 5 10 15 Cys Val Thr
【0025】 配列番号:6 Ala Ser Pro Thr Glu Ala Gly Leu Thr Thr Glu Leu Phe Ser Pro Val 1 5 10 15 Asp Leu Asn
【0026】 配列番号:7 Glu Asn Ala Thr Arg Asp Tyr Phe Ile Ile Cys Pro Ile Ile Asp Met 1 5 10 15 Ala Ser Ala
【0027】 配列番号:8 Leu Leu Ser Leu Gln Glu Pro Gly Ser Lys Thr Tyr Ser Lys 1 5 10
【0028】これらのペプチドのうち、配列番号1、
2、5および7をMAP(β−アラニン−リジン複合体)結
合の固相法で段階的にペプチド合成を行い、MAP1分子
に8分子のペプチドが結合したMAP-ペプチド複合物を合
成した。
【0029】また、配列番号3、4、6および8のペプ
チドは同様に合成したのち、キ−ホールリンペットヘモ
シアニンに結合させた。これらのペプチドを抗原として
完全フロインドアジュバントと混和後、ニュージーラン
ドホワイトウサギまたはBALB/cマウスに2週間おきに免
疫した。
【0030】初回免疫後、6ないし8週間後に血中のTg
に対する抗体価を酵素抗体法によって測定した。その結
果、配列番号1、5および8のペプチドに対する抗体が
陽性を示すと判断されたので、この3種のペプチドを用
いてモノクローナル抗体の作出を試みた。
【0031】これら3種のペプチドを完全フロインドア
ジュバントと混和後、BALB/cマウス1匹当たり20μgに
なるように腹腔内に2週間おきに7回免疫した。最終免
疫より4日後にマウス脾臓を取り出し、以下の細胞融合
に用いた。
【0032】(2) 細胞融合 上記のマウス脾細胞と、マウスミエローマ細胞 P3-X63-
Ag8-U1とを 5:1の割合で混合し、ケーラー(Kohler)らの
方法〔イムノロジカル・メソッド(アカデミック・プレ
ス)、ニューヨーク(Immunological Method(Academic
Press),New York,391,1979)〕を一部改変して、 50%ポ
リエチレングリコール(平均分子量1500)を用いて2〜
4分間反応させることにより細胞融合を行った。
【0033】本細胞を96ウエルマイクロプレートに植え
込み、HAT 培地(エスクロンクローニングメデュームCM
-B(三光純薬社製)に 100μM ヒポキサンチン、0.4μM
アミノプリテン添加)で7〜10日間培養した。
【0034】(3) 抗体スクリーニングおよびクローニン
グ 上述の培養上清中の抗体価を酵素抗体法によりスクリー
ニングした。すなわち、96ウエルプレートの培養上清を
採取し、Tgを固相化した平底96ウエルマイクロプレート
に加え、室温で1時間反応させ、洗浄後ペルオキシダー
ゼ標識抗マウスIgG ウサギ抗体を加え、さらに室温で30
分間反応させた。対照にTgを固相化しないマイクロプレ
ートを用いて同様に反応させた。
【0035】未反応の標識抗体を洗浄後、o-フェニレン
ジアミン液を加え、室温にて30分間反応させた後、2M硫
酸を加えて反応を停止させ、630nm の吸光を対照に492n
m の吸光度を測定した。対照ウエルの吸光度の4倍以上
を示した培養上清を抗体陽性として、当該ウエルの細胞
をクローニングした。クローニングは限界希釈法により
行い、エスクロンクローニングメデュームCM-Bで96ウエ
ルマイクロプレートに植え込み7〜10日間培養した。
【0036】培養後、培養上清を採取し、上述と同様に
抗体のスクリーニングを行い抗体陽性ウエルの細胞を限
界希釈によりクローニングした。これら一連の操作を3
回繰り返して3種の合成ペプチドに対してそれぞれ4株
計12個のクローンを得た。
【0037】(4) モノクローナル抗体の回収および精製 上述のスクリーニングおよびクローニングによって得ら
れたクローン株をあらかじめ0.5ml のプリスタンを投与
したBALB/cマウスの腹腔内へ107 個移植し、その1〜2
週間後に腹水を採取した。この腹水に硫酸アンモニウム
を33%濃度となるように加えて遠心して、沈澱分画を採
取した。
【0038】これをPD-10 カラム(ファルマシア社製)
にかけて20mMリン酸緩衝食塩液で溶出させた後、アフィ
ニティクロマトグラフィーで精製IgG モノクローナル抗
体を得た。
【0039】精製モノクローナル抗体は、還元条件下の
SDS 電気泳動分析でIgG のH鎖とL鎖に相当する2本の
バンドが見られた。
【0040】(5) モノクローナル抗体の性状 12種のクローンが産生するモノクローナル抗体の性状は
表1に示した通りである。免疫グロブリンのクラスは各
クラスに対する標識抗体を用いた酵素抗体法で行った。
【0041】(6) モノクローナル抗体と自己抗体との競
合試験 精製モノクローナル抗体のTgに対する結合が患者血中の
自己抗体と競合するか否かを酵素抗体法の競合試験で確
認した(表2)。すなわち、Tgを固相化した96ウエル平
底マイクロプレートに橋本病(20例)、バセドウ病(20
例)および甲状腺癌(9例)患者血清を10倍希釈して加
え、室温で1時間反応させた。このとき、希釈液だけを
加えたウエルを対照とした。
【0042】次に、洗浄後精製モノクローナル抗体を加
え、室温で1時間反応させた。さらに、洗浄後ペルオキ
シダーゼ標識抗マウスIgG ウサギ抗体を加え、室温で30
分間反応させた。
【0043】未反応の標識抗体を洗浄後、o-フェニレン
ジアミン液を加え、室温にて30分間反応させた後、2M硫
酸を加えて反応を停止させ、630nm の吸光を対照に492n
m の吸光度を測定した。競合の程度は対照ウエルの吸光
度に対して各疾患の自己抗体を加えたウエルにおける平
均吸光度の減少率を百分率で示した。
【0044】
【表1】モノクローナル抗体の性状
【0045】
【表2】自己抗体の競合によるモノクローナル抗体のTg
に対する反応の減少率 (%)
【0046】
【発明の効果】以上のべたごとく、本発明によれば、サ
イログロブリンに対する自己抗体の競合を受け難く、か
つサイログロブリンに対する結合能を有するモノクロー
ナル抗体を得ることができ、さらにヒト血中サイログロ
ブリン濃度を正確に測定する検査薬を得ることができ
る。
【0047】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:14 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列 Asn Ile Phe Glu Tyr Gln Val Asp Ala Gln Pro Leu Arg Pro 1 5 10
【0048】配列番号:2 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列 Gln Leu Gly Arg Pro Lys Arg Cys Pro Arg Ser Cys Glu Ile Arg Asn 1 5 10 15 Arg Arg Leu
【0049】配列番号:3 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列 Arg Gln Gln Gly Glu Pro Pro Ser Cys Ala Glu Gly Gln Ser Cys Ala 1 5 10 15 Ser Glu Arg
【0050】配列番号:4 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列 Ala Leu Leu Arg Ser Gly Pro Tyr Met Pro Gln Cys Asp Ala Phe Gly 1 5 10 15 Ser Trp Glu
【0051】配列番号:5 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列 Pro Val Gly Arg Thr Thr Ile Ser Ala Gly Ala Phe Ser Gln Thr His 1 5 10 15 Cys Val Thr
【0052】配列番号:6 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列 Ala Ser Pro Thr Glu Ala Gly Leu Thr Thr Glu Leu Phe Ser Pro Val 1 5 10 15 Asp Leu Asn
【0053】配列番号:7 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列 Glu Asn Ala Thr Arg Asp Tyr Phe Ile Ile Cys Pro Ile Ile Asp Met 1 5 10 15 Ala Ser Ala
【0054】配列番号:8 配列の長さ:14 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 配列 Leu Leu Ser Leu Gln Glu Pro Gly Ser Lys Thr Tyr Ser Lys 1 5 10
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/577 B 9015−2J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒトサイログロブリンのアミノ酸配列に
    もとずき合成されたペプチドを免疫原として作製された
    ことを特徴としてハイブリドーマの産生するモノクロー
    ナル抗体。
  2. 【請求項2】 モノクローナル抗体作製用に免疫原とし
    たヒトサイログロブリンのアミノ酸配列が次の3種であ
    ることを特徴とする請求項1記載のモノクローナル抗
    体。 配列番号:1 Asn Ile Phe Glu Tyr Gln Val Asp Ala Gln Pro Leu Arg Pro 1 5 10 配列番号:5 Pro Val Gly Arg Thr Thr Ile Ser Ala Gly Ala Phe Ser Gln Thr His 1 5 10 15 Cys Val Thr 配列番号:8 Leu Leu Ser Leu Gln Glu Pro Gly Ser Lys Thr Tyr Ser Lys 1 5 10
  3. 【請求項3】 請求項2記載の3種の当該ペプチドに対
    するモノクローナル抗体を使用することを特徴とするヒ
    ト血中サイログロブリン濃度の測定法。
JP5194456A 1993-08-05 1993-08-05 合成ペプチドを免疫原とするモノクローナル抗体 Pending JPH0746996A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001090166A1 (fr) * 2000-05-09 2001-11-29 Shanghai Biowindow Gene Development Inc. Nouveau polypeptide, thyroglobuline humaine 11, et polynucleotide codant pour ce polypeptide
JP2010508516A (ja) * 2006-10-26 2010-03-18 アボット・ラボラトリーズ 内在性の抗分析物抗体を含有する試料中の分析物の免疫アッセイ
WO2023013725A1 (ja) * 2021-08-06 2023-02-09 株式会社先端生命科学研究所 サイログロブリンのイムノアッセイ及びそのためのキット

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