JPH074680Y2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH074680Y2
JPH074680Y2 JP1988006278U JP627888U JPH074680Y2 JP H074680 Y2 JPH074680 Y2 JP H074680Y2 JP 1988006278 U JP1988006278 U JP 1988006278U JP 627888 U JP627888 U JP 627888U JP H074680 Y2 JPH074680 Y2 JP H074680Y2
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JP
Japan
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ball
hole
storage chamber
valve
container body
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Application number
JP1988006278U
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JPH01111374U (ja
Inventor
尚雄 高橋
Original Assignee
株式会社リリー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主として抽選箱やおみくじ用として使用さ
れる容器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、おみくじに用いられる容器は、図4に示すよう
に、筒形の容器本体21の一方の端壁22に排出孔23を設け
たものであり、容器本体21を上下反転させ、容器本体21
を倒立状態にすると、容器本体21の内部に多数収納され
た竹簡24のうち一本だけが前記排出孔23から排出される
ようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような容器においては、竹簡24が
棒状であるため、容器本体21を振って容器本体21内部の
竹簡24を混ぜ合わせることが困難であり、排出孔23から
竹簡24を排出させる際、竹簡24が斜めになったり、排出
孔23に複数の竹簡24が集中して詰まったりすることがあ
り、スムーズに排出されないこともあった。
容器本体21内部の収納物を竹簡24に代えて球体のものに
すれば、混ぜ合わせるのは容易になるが、収納物が排出
孔23から次々に排出される恐れがあり、確実に一個ずつ
取り出すことはできない。
そこで、この考案は、収納物を容易に混ぜ合わせること
ができると共に、収納物を一個ずつ確実に取り出すこと
ができる容器を提供することを課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は、容器本体の内
部空間を縦仕切壁によって球収納室と球通路とに分割
し、前記球通路の上端部に球排出孔を設け、前記球収納
室の下部に、縦仕切壁に沿った弁収納室を設け、その弁
収納室に、容器本体の上下反転に伴って上下にスライド
する弁体を収納し、その弁体に球一個を収納可能な横貫
孔を形成し、前記弁収納室の一方の側壁に、容器本体の
起立状態において球収納室と横貫孔とを連通させる球転
入孔を設け、弁収納室の他方の側壁に、容器本体の倒立
状態において横貫孔と球通路とを連通させる球転出孔を
設けた構成を採用したものである。
〔作用〕
この考案に係る容器を使用する際には、球収納室の内部
に複数の球を収納しておく。収納物が球体であるため、
容器本体を振動させることにより、容易に混ぜ合わせる
ことができる。
また、容器本体の起立状態において、球収納室と横貫孔
とが球転入孔を介して連通するため、容器本体に適宜振
動を与えると、球収納室に収納された複数の球のうちの
一つが球転入孔を通って弁体の横貫孔に転がり込む。そ
の状態で容器本体を上下反転させ、倒立状態にすると、
弁体が下降し、横貫孔と球通路とが球転出孔を介して連
通するので、横貫孔に収納された球は球転出孔を通って
球通路に送り出され、球排出孔から容器の外部へ排出さ
れる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
図1及び図2に示すように、容器本体Aは六角柱状の筒
体から成り、その容器本体Aの内部は、縦仕切壁1によ
り、球収納室2と球通路3とに分割されている。容器本
体Aの頂壁には、球通路3の上端位置において、球排出
孔4が設けられている。
前記球収納室2の下部には、縦仕切壁1に沿った弁収納
室5が設けられ、その弁収納室5の内部に、容器本体A
の上下反転に伴ってスライドする弁体6が収納されてい
る。容器本体Aの内部には、球収納室2の底部と球通路
3の底部とに中底板8が設けられており、弁体6には、
球7一個を収納可能な横貫孔9が形成されている。この
横貫孔9は、弁体6が下降位置にあるとき、その下縁が
中底板8より少し下方に位置するようになっている。弁
体6の下部には、弁収納室5内部における弁体6の下降
を迅速にするため、重錘10が内蔵されている。
弁収納室5の一方の側壁には、容器本体Aの起立状態に
おいて球収納室2と横貫孔9とを連通させる球転入孔11
が設けられ、弁収納室5の他方の側壁には、容器本体A
の倒立状態において横貫孔9と球通路3とを連通させる
球転出孔12が設けられている。球転入孔11と球転出孔12
の位置は、弁体6のスライド量とほぼ一致する寸法だけ
上下方向にずれている。
球収納室2の底部には、弁収納室5の両側に、縦仕切壁
1から容器本体Aの周壁へ向けて低くなる一対の反り板
13が設けられている。
上記のような容器を使用する際には、予め球収納室2に
複数の球7を収納しておく。収納物が球体であるため、
容器本体Aを振ることにより、容易に収納物を混ぜ合わ
せることができる。
また、容器本体Aの起立状態において、球収納室2と横
貫孔9とが球転入孔11を介して連通し、容器本体Aに適
宜振動を与えると、球7のうちの一つが球転入孔11を通
って弁体6の横貫孔9に転がり込む。この状態では、容
器本体Aを多少傾けても、球転出孔12が高い位置にある
ため、横貫孔9に収納された球7が球通路3に出ること
はない。
容器本体をAを上下反転させ、倒立状態にすると、弁体
6が自重により下降し、球転入孔11が閉鎖され、横貫孔
9と球通路3とが球転出孔12を介して連通するため、横
貫孔9に収納された球7は、球転出孔12を通って球通路
3に送り出され、球排出孔4から容器の外部へ排出され
る。
さらに、反り板13が設けられているため、容器本体Aの
起立状態において、球収納室2に収納された球7が球転
入孔11の付近に集められるため、反復して球7を取り出
す場合にも、次々に球転入孔11から横貫孔9に球7が送
り込まれ、スムーズに排出される。
球7としては、プラスチック製の球体や、チョコレー
ト、飴、チューインガム等の菓子から成る球体などを用
いることができる。おみくじに使用する際には、プラス
チック製の球体に番号を記入したものを収納し、商店の
抽選などに使用する際には、色分け等により予め等級付
けされたプラスチック製の球体を収納しておく。菓子か
ら成る球体を収納しておけば、子供の興味を引くことも
できる。
なお、前記容器本体Aの形状は、図示のような六角柱に
限定されず、その他の多角柱や円柱としてもよい。
そのほか、容器の各部分を段ボール等の厚紙により形成
しておくと、安価に製作することができ、燃えるゴミと
して容易に廃棄することができる。
〔効果〕
以上のように、この考案によれば、上記のような構成と
し、収納物を球体としたので、容器本体を適宜振動させ
ることにより、容易に収納物を混ぜ合わせることができ
る。
また、容器本体の起立状態において、球収納室と横貫孔
とが球転入孔を介して連通するため、容器本体に適宜振
動を与えると、球収納室に収納された複数の球のうちの
一つが球転入孔を通って弁体の横貫孔に転がり込む。そ
の状態で容器本体を上下反転させ、倒立状態にすると、
弁体が下降し、横貫孔と球通路とが球転出孔を介して連
通するので、横貫孔に収納された球は球転出孔を通って
球通路に送り出され、球排出孔から容器の外部へ排出さ
れる。
従って、球を一個ずつ確実に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の起立状態を示す縦断正面図、第2図は
第1図のイ−イ線に沿った断面図、第3図は実施例の倒
立状態を示す縦断正面図、第4図は従来例の倒立状態を
示す一部切欠き正面図である。 A……容器本体、1……縦仕切壁、2……球収納室、3
……球通路、4……球排出孔、5……弁収納室 6……弁体、7……球 9……横貫孔、11……球転入孔、12……球転出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体の内部空間を縦仕切壁によって球
    収納室と球通路とに分割し、前記球通路の上端部に球排
    出孔を設け、前記球収納室の下部に、縦仕切壁に沿った
    弁収納室を設け、その弁収納室に、容器本体の上下反転
    に伴って上下にスライドする弁体を収納し、その弁体に
    球一個を収納可能な横貫孔を形成し、前記弁収納室の一
    方の側壁に、容器本体の起立状態において球収納室と横
    貫孔とを連通させる球転入孔を設け、弁収納室の他方の
    側壁に、容器本体の倒立状態において横貫孔と球通路と
    を連通させる球転出孔を設けた容器。
JP1988006278U 1988-01-20 1988-01-20 容 器 Expired - Lifetime JPH074680Y2 (ja)

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JP1988006278U JPH074680Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20 容 器

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JP1988006278U JPH074680Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20 容 器

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Publication Number Publication Date
JPH01111374U JPH01111374U (ja) 1989-07-27
JPH074680Y2 true JPH074680Y2 (ja) 1995-02-01

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JP1988006278U Expired - Lifetime JPH074680Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20 容 器

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EP3131823B1 (en) 2014-04-16 2018-03-07 I.G.B. S.r.l. Container for delivering a prefixed number of products at a time and a process for making of said container

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JPH01111374U (ja) 1989-07-27

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