JPH0746532A - 映像信号のディジタル記録及び再生装置 - Google Patents

映像信号のディジタル記録及び再生装置

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JPH0746532A
JPH0746532A JP5191289A JP19128993A JPH0746532A JP H0746532 A JPH0746532 A JP H0746532A JP 5191289 A JP5191289 A JP 5191289A JP 19128993 A JP19128993 A JP 19128993A JP H0746532 A JPH0746532 A JP H0746532A
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Application number
JP5191289A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Takakura
英一 高倉
Michiyuki Sugino
道幸 杉野
Takayoshi Yamaguchi
孝好 山口
Masaru Yoshida
勝 吉田
Akiyoshi Nagao
章由 長尾
Futoshi Shimizu
太 清水
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】映像信号を高能率符号化して磁気記録再生する
ディジタルVTRにおいて、複数の画面を1グループと
した符号化を行い、それぞれの画面上で同一の位置にあ
る小ブロックの符号化データを1つの記録用ブロックと
し、トラック上で隣接する位置にある記録用ブロック
は、画面上でも隣接する位置になるように並び換える。 【効果】高能率符号化の効率を確保しながら良好な高速
サーチ画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を高能率符号
化して磁気記録再生する映像信号のディジタル記録及び
再生方法に関し、特に高速サーチなどの変速再生時の画
質を向上させる手段を有する映像信号のディジタル記録
及び再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の映像信号の記録及び再生方法を
用いたディジタルVTRは、図17に示すように構成さ
れるものであり、その構成について図17に基づき説明
する。
【0003】一般にディジタルVTRは、ある大きさの
ブロックを単位として並べ替え(ブロックシャフリング
101において)た後、テープに記録する情報量を削減
するために高能率符号化を行う(高能率符号化回路10
2において)。次に高能率符号化したデータに対して誤
り訂正用の符号(パリティー)を付加する(誤り訂正符
号化回路103において)。次に記録再生用の同期信号
・ID信号を付加(Sync、ID付加回路104にお
いて)した後DC成分を抑制するような変調を施して
(変調回路105において)テープ(記録媒体106)
に記録する。
【0004】再生側では、復調した(復調回路107に
おいて)データをもとに誤り訂正を行った後、符号化し
たブロックを単位として復号する(誤り訂正復号109
において)。このとき訂正回路で訂正できなかった部分
は復号されずに、復号・修整回路110にて修整され
る。
【0005】しかる後に、ブロックを記録側と逆の順序
で並び替え(ブロックデシャフリング回路111におい
て)もとの映像信号を再現する。
【0006】以上が、フレーム内の相関のみを利用した
高能率符号化を用いたディジタルVTRの基本的構成で
ある。
【0007】一方で、さらに高い圧縮率を必要とするシ
ステムにおいて、画質劣化を極力抑えるために、フレー
ム(フィールド)内の相関とフレーム(フィールド)間
の相関を利用して映像信号の情報量を目標とする符号量
まで削減する高能率符号化を用いたディジタルVTRシ
ステムが幾つか報告されている。例えば、1993年の
ICCE(TUAM1.4)で発表された「A VID
EO CODINGSCHEME WITH HIGH
COMPRESSION RATIO FOR CO
NSUMER DIGITAL VCRS」や、同じく
1993年のICCE(TUAM1.5)で発表された
「An ExperimentalDigital C
onsumer HDTV Recorder usi
ngMC−DCT Video Compressio
n」などで開示されている。
【0008】これらのシステムの特徴は、フレーム(フ
ィールド)内の相関を利用して符号化したデータ(以
下、データIと称する。)とフレーム(フィールド)間
の相関を利用して符号化したデータ(以下、データPと
称する。)を合わせた符号量が一定になるよう制御する
ことで、画質劣化を抑えて高い圧縮率を実現している点
にある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ディジタルVTRの具
備すべき性能として、高画質化や長時間記録に加えて、
サーチなどの変速再生機能がある。
【0010】フレーム内の相関を利用した高能率符号化
を用いたディジタルVTRにおいては、良好な変速再生
画像を得る手法として、本出願人が先に出願した特願平
4−27618号に記載した手法がある。この手法の特
徴は、記録媒体上において隣接する記録用ブロックにそ
の主要成分が含まれる小ブロックは画面上でも互いに隣
接するように並び換えを行うことで、変速再生時に、あ
る程度大きなかたまりとして再生出来るので、変速再生
画像が見やすくなる点にある。
【0011】しかしながら、従来例で述べたフレーム内
の相関とフレーム間の相関を利用して高能率符号化を用
いたシステムでは、変速再生の画質については、言及し
ていない。
【0012】したがって、上記のようなシステムにおい
て、良好な変速再生画像を得ることが課題である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明においては、標本
値を複数個集めて構成した小ブロックを単位とした符号
化を行い、フレーム(フィールド)内の相関を利用して
符号化したデータIとフレーム(フィールド)間の相関
を利用して符号化したデータPを合わせた符号量が1個
あるいは複数の小ブロック毎に一定になるよう制御する
とともに、前記記録用ブロック化手段では、画面上で同
一の位置にある小ブロックのデータIとデータPのう
ち、復号の際に重要となる主要成分を同一の記録用ブロ
ックとなるように格納し、前記記録用ブロック処理手段
では、記録媒体上において隣接する記録用ブロックにそ
の主要成分が含まれる小ブロックは画面上でも互いに隣
接するように並び換えを行って記録し、再生時には、小
ブロックの主要成分が含まれている記録用ブロックに誤
りがなければ、あまり重要でない成分が含まれている記
録用ブロックに誤りがあっても、該重要でない成分を適
当な値に置換することで復号を行うことで前記課題を解
決するものである。
【0014】なお、主要成分の選び方としては、以下の
2点があり、変速再生時には、それぞれに適応した手段
で、復号するのがよい。
【0015】(1)データI及びデータP並列型 データIとデータPそれぞれの主要成分を適当な割合で
記録用ブロックに格納する手段を用いて、変速再生時に
も、フレーム間符号化されたフレームをデータIとデー
タPの両方を用いて復号する。
【0016】(2)データI重視型 データIをデータPより優先的に記録用ブロックに格納
する手段を用いて、変速再生時にも、フレーム間符号化
されたフレームをデータIを用いて復号されたデータで
補間する。
【0017】
【作用】上記発明(1)においては、画面上で同一の位
置にある1組の小ブロックのデータIとデータPそれぞ
れの主要成分が1つの記録用ブロックに格納されてお
り、フレーム(フィールド)内の相関を利用して符号化
したフレーム(フィールド)では、記録媒体上で連続し
て再生できる記録用ブロックの数がそのまま画面上で隣
接する小ブロックの数となるので、モザイク化を防止で
きるとともに、フレーム(フィールド)間の相関を利用
して符号化されたフレーム(フィールド)では、該フレ
ームの小ブロックを復号するために必要な、データIと
データPの主要成分が両方とも検出できる確率が高く、
該小ブロックをデータIとデータPの両方を用いて復号
できるので、動きの滑らかな変速再生画像が見やすくな
る。
【0018】また、上記発明(2)においては、画面上
で同一の位置にある1組の小ブロックのデータIとデー
タPのうち,データIの主要成分が優先的に1つの記録
用ブロックに格納されており、前述の発明(1)に比
べ、記録用ブロックに含まれるデータIの情報量が多く
できる。したがって、フレーム(フィールド)内の相関
を利用して符号化したフレーム(フィールド)では、記
録媒体上で連続して再生できる記録用ブロックの数がそ
のまま画面上で隣接する小ブロックの数となるので、モ
ザイク化を防止できるとともに、発明(1)に比べ品質
良く再生できる。また、フレーム(フィールド)間の相
関を利用して符号化されたフレーム(フィールド)は、
データIの主要成分から復号した小ブロックのデータで
補間して再生することができ、良好な変速再生画像が得
られる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1乃至図
16を参照しながら説明する。
【0020】図1は、本発明のディジタル映像信号記録
及び再生方法を用いたディジタル映像信号記録および再
生装置(ディジタルVTR)のブロック図の一例であ
る。同図において、1は高能率符号化手段、2は記録用
ブロック化手段、3は記録用ブロック処理手段、4は変
調手段、5は記録媒体、6は復調手段、7は記録用ブロ
ック再生手段、8は修整手段、9は記録用ブロック分解
手段、10は復号手段である。
【0021】図2は、図1に示したディジタルVTRの
高能率符号化手段の概略のブロック図の一例である。1
1は小ブロック化手段、12は大ブロック化手段、13
はフレーム内符号化手段、14はフレーム間符号化手段
である。
【0022】以上のように構成された本発明の一実施例
の映像信号のディジタル記録及び再生方法について、以
下動作を説明する。
【0023】記録時には、ディジタル映像信号から高能
率符号化手段1により、情報量の削減を行う。ここで
は、一例として、図2に示す符号化手段により、高能率
符号化の大きな単位として、2フレームを1つのグルー
プ(以下、GOP[GroupOf Picture
s]と称す)とし、フレーム内符号化とフレーム間符号
化を交互に行う場合について説明する。
【0024】まず、小ブロック化手段11により水平方
向、垂直方向のそれぞれ複数の標本値(例えば、8×
8)を組み合わせて矩形の小ブロックを構成する。次
に、大ブロック化手段12では、一例として図3に示す
ように画面を4等分した領域からそれぞれ1つずつの小
ブロックを取り出し大ブロックを構成する。ここでは、
分割した領域をA、B、C、Dとし、各領域内の小ブロ
ックに対して順番にA1、A2、・・・、B1、B2、
・・・とする。
【0025】上記ブロック化の規則は、全フレームにお
いて共通とし、GOP内の各フレームの画面上で同一位
置にある小ブロックを組み合わせたものを小ブロック
群、同じく大ブロックを組み合わせたものを大ブロック
群と称し、該大ブロック群を符号量制御の単位とする。
【0026】フレーム内符号化されるフレームの各小ブ
ロックの映像信号は、フレーム内符号化手段13によ
り、直交変換、量子化、可変長符号化などを行い、それ
ぞれの小ブロックの情報量に応じて、符号化の符号長を
割り当てられる。一方、フレーム間符号化されるフレー
ムの各小ブロックの映像信号は、前フレームのデータと
の差分情情報などを元に符号化し、それぞれの小ブロッ
クの差分情報量に応じて、符号化後の符号長を割り当て
られる。
【0027】このように、それぞれの小ブロックに割り
当てる符号長は可変であるが、大ブロック群に含まれる
小ブロックに割り当てられる合計の符号長が一定となる
ように制御して固定長ブロックを得る。また、フレーム
内符号化データIとフレーム間データPに割り当てる符
号長については、それらを構成する小ブロック群および
大ブロック群の画像の性質に合わせて適応的に割り当て
ることが望ましいが、以下の説明では、便宜的に、図4
に示すように大ブロック群毎にデータIとデータPに割
り当てる符号長の比率をある一定の値とする。
【0028】本発明の一実施例では、図4に示すように
A1−I、B1−I、C1−I、D1−I,A1−P、
B1−P、C1−P、D1−Pの8個の小ブロックで1
つの大ブロック群を構成し、A2−I、B2−I、C2
−I、D2−I,A2−P、B2−P、C2−P、D2
−Pの8個の小ブロックで別の大ブロック群を構成して
いる。ここで、”−I”は、フレーム内符号化されるフ
レームの小ブロック、”−P”フレーム間符号化される
フレームの小ブロックを表している。該大ブロック群を
単位とした符号量制御を行い、それぞれの固定長ブロッ
クのトータルの符号長が等しくなるとともに、それぞれ
の固定長ブロック内に占めるデータIの割合が一定とな
るように符号長を制御する。このとき、それぞれの固定
長ブロック内の小ブロック(例えば、A1−IとB1−
I、あるいは、A1−PとB1−Pなど)は画面上での
位置が互いに離れているが、固定長ブロック間の互いに
対応する小ブロック(例えば、A1−IとA2−I、あ
るいは、A1−PとA2−Pなど)は画面上でも隣接す
ることになる。したがって、それぞれの大ブロック群に
ついては、情報量及び差分情報量の偏差が生じにくいた
め、高能率符号化の効率を向上させることができる。
【0029】ここで、固定長ブロック内の符号は、それ
ぞれの小ブロックごとに、復号の際に重要となる成分か
らあまり重要でない成分の順に並び換えておく。
【0030】次に、この固定長ブロックを記録用ブロッ
ク化手段2にて、複数の記録用ブロックに分割する。記
録用ブロック化手段2においては、前記固定長ブロック
に含まれる情報のうち主要成分が別々の記録用ブロック
となるように分割するために以下のいずれかの手法を用
いる。
【0031】(1)手法1 図5(a)に示すように、A〜Dのそれぞれの小ブロッ
ク群の情報のうち主要成分をそれぞれ記録用ブロック1
〜4に配置し、あまり重要でない成分を4つまとめて記
録用ブロック5に配置する。
【0032】このとき、B主要成分が、B−I、B−P
それぞれの主要成分からなり、B非重要成分が、B−
I、B−Pそれぞれの非重要成分から構成されるといっ
たように、データI、データPそれぞれの主要成分が別
々の記録用ブロックになるように格納するものとする。
【0033】(2)手法2 図5(b)に示すように、A〜Dの小ブロック群の符号
長の平均を記録用ブロックの符号長とし、A〜Dを記録
用ブロック1〜4に配置して、符号長が平均より長い小
ブロック群で一つの記録用ブロックに格納仕切れなかっ
た符号を平均より短い小ブロック群が格納された記録用
ブロックの空きエリアに格納する。
【0034】このように、主要成分が別々の記録用ブロ
ックとなるように分割することで、後述する再生系で記
録用ブロック1〜4のいずれかが検出できれば、それに
含まれる小ブロックをGOP内のそれぞれのフレームに
おいて大きな画質劣化なく復号できる。
【0035】このときの主要成分、非重要成分について
は、手法1と同様とする。
【0036】ここで、主要成分の定義について説明を加
える。例えば、符号化に際しDCTなどの直交変換を行
った場合、映像信号の性質から、直流成分や低域成分に
エネルギー分布が集中するので、このような直流成分や
低域成分を主要成分、あまりエネルギーが集中しない高
域成分を非重要成分とするなど、その画像を復元するた
めにより重要となる成分を主要成分と定義している。
【0037】なお、図5(a)、(b)に示したよう
に、各記録用ブロック内では、データI成分を前方に、
データP成分を後方に配置する。
【0038】本発明においては、いずれの手法を用いて
も本発明の目的とする効果が得られるため、以下の説明
は、手法2を用いた場合についてのみ行うものとする。
【0039】なお、手法1の特徴は、それぞれの主要成
分が別々の記録用ブロックに簡易に分割出来、しかも映
像信号の主要成分がまとまって記録されているため、変
速再生時に必要な情報のみを確実に検出することが出来
る点にある。
【0040】また、手法2の特徴は、それぞれの主要成
分が別々の記録用ブロックに簡易に分割出来、すべての
記録用ブロックに小ブロック群の主要成分が含まれてい
ることになるので、変速再生時に1つの記録用ブロック
が再生できれば、必ず1つの小ブロックがGOP内のそ
れぞれのフレームにおいて再生される点にある。
【0041】以上のように形成された記録用ブロックに
対して、記録用ブロック処理手段3では、再生系での誤
りを訂正するための誤り訂正符号化を行うとともに、記
録媒体上において隣接する記録用ブロックに含まれる小
ブロック群は画面上でも互いに隣接するように並び換え
を行う。
【0042】この動作を、誤り訂正符号化の一例とし
て、外符号、内符号の順に2重の符号化を行い、複数
(ここでは、4つ)の誤り訂正ブロックを構成し、内符
号には、記録用ブロックが1つずつ格納されるものとし
て具体的に説明する。
【0043】4つの誤り訂正ブロックそれぞれに、図6
(a)に示すように、大ブロック群に含まれる記録用ブ
ロックを単位として配置し、A1〜D1は第1の誤り訂
正ブロックに、それに隣接するA2〜D2は第2の誤り
訂正ブロックに、以下順にA3〜D3は第3の誤り訂正
ブロックに、A4〜D4は第4の誤り訂正ブロックに配
置する。
【0044】次に、図6(b)に示すように誤り訂正符
号化されたブロックを、画面上で隣接する小ブロックが
トラック上でも隣接するように内符号を単位として並び
換えを行い、変調手段4にて記録再生用の同期信号・I
D信号を付加するとともにDC成分を抑制するような変
調を施して記録媒体へ記録する。
【0045】このように、画面上で隣接する小ブロック
(群)の主要成分が含まれる内符号が別々の誤り訂正ブ
ロックに含まれるように構成し、画面上で隣接する小ブ
ロック(群)がトラック上でも隣接するように並び換え
を行うと、後述する変速再生時の映像の見やすさととも
に、4つの誤り訂正ブロックから順に1つずつ内符号を
取り出してくることになり、再生系でトラック方向のバ
ーストエラーが生じた場合に、該バーストエラーが4つ
の誤り訂正ブロックに分散され、外符号で訂正できるバ
ーストエラーの長さが4倍になるという効果を併せて有
する。
【0046】ここでは、画面上で隣接する、例えばA
1,A2,A3,A4、・・・を異なる誤り訂正ブロッ
ク1、2、3、4に配置して、記録時にも異なる誤り訂
正ブロックからA1、A2、A3、A4、・・・の順番
に読み出す一実施例を説明してきた。このような誤り訂
正ブロックからの読みだし順番は、変速再生時の画像の
見やすさを確保するために必要になる画面上で隣り合う
小ブロック(群)の主要成分を含む記録用ブロックをト
ラック上でも隣り合うように配置するために要求される
ものである。
【0047】したがって、トラック上の同配置が実現で
きるならば、図6(a)のような誤り訂正符号ブロック
へのA1,A2,A3,A4,・・・のような記録用ブ
ロックの配置を行わなくてもかまわないため、これら記
録用ブロックの誤り訂正符号ブロックへの配置方法に関
しては種々な変形例が考えられる。例えば、図7に示す
ように誤り訂正符号ブロック1にA1,A2,A3,A
4・・・,同様に誤り訂正符号ブロック2、3、4には
それぞれ(B1,B2,B3,B4,・・・),(C
1,C2,C3,C4,・・・),(D1,D2,D
3,D4,・・・)を配置する方法である。この例で
は、一つの誤り訂正符号ブロックに配置される記録用ブ
ロックが同一のトラックに記録されるために、トラック
方向に発生したバーストエラーを各誤り訂正ブロックに
分散できないため、バーストエラーに対する誤り訂正能
力は低くなるが、変速再生時の映像の見やすさは前記例
と同等である。このように、変速再生画像の見やすさ
は、誤り訂正ブロックの構成に直接関与するものではな
い。
【0048】次に、前述したような手段にて、記録媒体
に記録されたディジタル信号を再生する時の動作につい
て、図1を参照して説明する。
【0049】再生時には、記録媒体5より検出した信号
を復調手段6にて、復調するとともに、同期信号、ID
信号を検出する。記録用ブロック再生手段6にて、検出
したIDを参照して元の誤り訂正ブロックに並び換えた
後、誤り訂正復号する。誤り訂正復号では、再生時に発
生した誤りを訂正し記録用ブロックを得るとともに、訂
正不能であった記録用ブロックにはエラーフラグを付け
て、修整手段7に入力する。
【0050】修整手段8では、以下の場合分けによる修
整処理を行う。
【0051】(1)それぞれの小ブロックのデータIお
よびデータPの主要成分が含まれている記録用ブロック
にエラーがなく、あまり重要でない成分が含まれている
記録用ブロックにエラーがある場合は、重要でない成分
を、例えば、”0”で置き換えるとともに、エラーフラ
グを解除する。
【0052】(2)それぞれの小ブロックのデータIお
よびデータPの主要成分が含まれている記録用ブロック
にエラーがある場合は、それぞれを前々フレームなど相
関の大きいフレームの同一位置にある小ブロックの符号
化データで置き換えるとともに、エラーフラグを解除す
る。
【0053】また、エラー有無の判定を記録用ブロック
内まで掘り下げて、(2)を以下のような方式にしても
よい。
【0054】(2−1)それぞれの小ブロックのデータ
Iの主要成分にエラーがある場合は、前々フレームなど
相関の大きいフレームの同一位置にある小ブロックをフ
レーム内符号化したデータで置き換えるとともに、エラ
ーフラグを解除する。
【0055】(2−2)それぞれの小ブロックのデータ
Iの主要成分にエラーがなく、データPの主要成分にエ
ラーがある場合は、データPの主要成分を”0”で置き
換えるとともにエラーフラグを解除する。
【0056】以上のように、修整された記録用ブロック
を記録用ブロック分解手段9にて、それぞれの小ブロッ
ク毎の符号化データに並び替えを行い、復号手段10に
入力する。復号手段10では、可変長復号、逆量子化、
逆直交変換など、記録時と逆の処理を行うことで小ブロ
ック毎の標本値を得る。このようにして得た小ブロック
毎の標本値を大ブロック分解手段にて、画面に対応する
位置に復元し、再生画像を得る。
【0057】このとき、(1)のようにあまり重要でな
い成分を”0”で置き換えられた小ブロックの映像信号
は、例えば、高域成分などが若干失われているが、ある
程度の画質が得られる。また、(2)や(2−1)のよ
うに、主要成分を前々フレームの符号化データで置き換
えられた小ブロックの映像信号は、小ブロックの標本値
で置き換えられたのとほぼ同等な画質が得られる。ま
た、(2−2)の場合、差分情報が0となるので、フレ
ーム間符号化されたデータは、データIの主要成分を用
いて復号されたフレームのデータで置き換えられたのと
同等になる。
【0058】この動作を、誤り訂正を行った後に、図6
(b)の記録用ブロック2にエラーがなく、記録用ブロ
ック3にエラーがあった場合を例に、より具体的に説明
する。このとき、小ブロック群BのデータIとデータP
の主要成分はエラーなく再生され、Bの非重要成分およ
び小ブロック群Cの主要成分にはエラーがあることにな
るので、以下の動作となる。すなわち、小ブロック群B
は、エラーのある非重要成分のデータを”0”に置き換
えてエラーフラグを解除し、後段の復号手段10にて復
号され、それぞれの小ブロックの標本値を得る。このと
き、復号された小ブロックは、例えば、高域成分などの
非重要成分を”0”に置き換えた影響を受けるため、高
域成分などが劣化してしまうが、ある程度の画質を確保
できる。一方、小ブロック群Cは、主要成分にエラーが
あるために、前々フレームの同一の位置にある小ブロッ
ク群を符号化した記録用ブロックのデータで置き換えて
エラーフラグを解除し、後段の復号手段10にて復号さ
れ、ちょうど前々フレームの同一の位置にある小ブロッ
クの標本値で置き換えられたような画像となる。
【0059】このように、本発明の要旨は、エラーがあ
まり重要でない成分のみにある場合には、主要成分のみ
のデータから画像を復号し、主要成分にエラーがある場
合には、相関のあるフレームのデータで置き換えること
にある。したがって、小ブロックCのデータを、復号し
た後で、前々画面の同一の位置にある小ブロックの標本
値で置き換えても良いし、小ブロックBのエラーフラグ
を残して復号手段に入力し、復号の際に非重要成分を”
0”に置き換えても良い。
【0060】ところで、変速再生時には、図8に示すよ
うにヘッドが記録媒体上の複数のトラックを横切って走
査する。各トラックには、内符号を単位として連続的に
データが記録されているので、変速再生時にもある程度
連続的に信号を検出することができる。
【0061】本発明の一実施例においては、トラック上
で隣接する内符号には、画面上で隣接する位置にある小
ブロック(群)の主要成分が含まれているため、変速再
生時にトラック上で連続して検出できた内符号の数が、
そのまま画面上で連続する小ブロックの数となるため、
画面上でのモザイク化を防止でき、視覚的に見やすい変
速再生画像を得ることができる。
【0062】しかも、GOPの各フレームの同一の位置
にある小ブロックの主要成分を同一の記録用ブロックに
配置しているために、変速再生時にも、かなり大きな確
率で同一位置にある小ブロックのデータIとデータPの
主要成分が同時に検出できるので、フレーム間符号化し
たフレームをデータIとデータPの両方のデータを用い
て復号できる。
【0063】以上説明した通り、変速再生時の再生画像
の見やすさを実現するという見地からみると、画面上で
のモザイク化を抑制すれば良いので、高能率符号化及び
記録用ブロック化を行った後に、記録媒体上において隣
接する記録用ブロックにその主要成分が含まれる小ブロ
ック(群)が、画面上でも互いに隣接するように並び換
えて記録を行うことが必須であることがわかる。
【0064】また、本実施例では、大ブロックを構成す
る小ブロックの数を4として説明してきたが、小ブロッ
クの数が1であるときには、高能率符号化を記録媒体上
に記録する順序で行えば、後段で記録用ブロックを並び
換える必要のないことは、言うまでもない。
【0065】以上が、本発明の概要である。
【0066】次に、本発明の第2の実施例として、フレ
ーム内符号化されたデータを優先して、記録用ブロック
に分割する手法について説明する。
【0067】なお、記録用ブロック化及び修整方式以外
は、第1の実施例に準拠するものとし、説明を省略す
る。
【0068】本実施例においては、図1に示す記録用ブ
ロック化手段2において、前記固定長ブロックに含まれ
る情報のうち主要成分が別々の記録用ブロックとなるよ
うに分割するために以下のいずれかの手法を用いる。
【0069】(1)手法3 図9(a)に示すように、A〜Dのそれぞれの小ブロッ
ク群の情報のうち主要成分をそれぞれ記録用ブロック1
〜4に配置し、あまり重要でない成分を4つまとめて記
録用ブロック5に配置する。
【0070】このとき、B主要成分は、B−Iの主要成
分からなり、B非重要成分は、B−Iの非重要成分、B
−Pの全成分から構成されるといったように、データI
の主要成分が別々の記録用ブロックになるように優先的
に格納するものとする。
【0071】(2)手法4 図9(b)に示すように、A〜Dの小ブロック群の符号
長の平均を記録用ブロックの符号長とし、A〜Dを記録
用ブロック1〜4に配置して、符号長が平均より長い小
ブロック群で一つの記録用ブロックに格納仕切れなかっ
た符号を平均より短い小ブロック群が格納された記録用
ブロックの空きエリアに格納する。
【0072】このように、主要成分が別々の記録用ブロ
ックとなるように分割することで、後述する再生系で記
録用ブロック1〜4のいずれかが検出できれば、それに
含まれる小ブロックをGOP内のそれぞれのフレームに
おいて大きな画質劣化なく復号できる。
【0073】このときの主要成分の扱いは、手法3と同
様とする。
【0074】なお、図9(a)、(b)に示したよう
に、各記録用ブロック内では、データI成分を前方に、
データP成分を後方に配置する。
【0075】本発明においては、いずれの手法を用いて
も本発明の目的とする効果が得られるため、以下の説明
は、手法4を用いた場合についてのみ行うものとする。
【0076】なお、手法3の特徴は、データIの主要成
分が別々の記録用ブロックに簡易に分割出来、しかも映
像信号の主要成分がまとまって記録されているため、変
速再生時に必要な情報のみを確実に検出することが出来
る点にある。
【0077】また、手法4の特徴は、データIの主要成
分が別々の記録用ブロックに簡易に分割出来、すべての
記録用ブロックにフレーム内符号化された小ブロックの
主要成分が含まれていることになるので、変速再生時に
1つの記録用ブロックが再生できれば、必ず1つの小ブ
ロックがフレーム内符号化されたフレームにおいて復号
される点にある。
【0078】次に、このような手段にて、記録媒体に記
録されたディジタル信号を再生する時の修整手段8の動
作ついて説明する。
【0079】修整手段8では、以下の場合分けによる修
整処理を行う。
【0080】(1)それぞれの小ブロックのデータIの
主要成分が含まれている記録用ブロックにエラーがな
く、データIのあまり重要でない成分あるいはデータP
の成分が含まれている記録用ブロックにエラーがある場
合は、重要でない成分およびデータPの全成分を、例え
ば、”0”で置き換えるとともに、エラーフラグを解除
する。
【0081】(2)それぞれの小ブロックのデータIの
主要成分が含まれている記録用ブロックにエラーがある
場合は、それぞれを前々フレームの小ブロックの符号化
データで置き換えるとともに、エラーフラグを解除す
る。
【0082】以上のように、修整された記録用ブロック
を記録用ブロック分解手段9にて、それぞれの小ブロッ
ク毎の符号化データに並び替えを行い、復号手段10に
入力する。復号手段10では、可変長復号、逆量子化、
逆直交変換など、記録時と逆の処理を行うことで小ブロ
ック毎の標本値を得る。このようにして得た小ブロック
毎の標本値を大ブロック分解手段にて、画面に対応する
位置に復元し、再生画像を得る。
【0083】このとき、(1)のように、あまり重要で
ない成分を”0”で置き換えられた小ブロックの映像信
号は、例えば、高域成分などが若干失われているが、あ
る程度の画質が得られ、データP成分を”0”で置き換
えられた小ブロックの映像信号は、差分情報が0となる
ので、前記高域成分を置き換えられて復号された小ブロ
ックのデータで置き換えられる。また、(2)のよう
に、主要成分を前々フレームの符号化データで置き換え
られた小ブロックの映像信号は、小ブロックの標本値で
置き換えられたのとほぼ同等な画質が得られる。
【0084】この動作を、誤り訂正を行った後に、図9
(b)の記録用ブロック2にエラーがなく、記録用ブロ
ック3にエラーがあった場合を例に、より具体的に説明
する。このとき、小ブロック群Bの主要成分はエラーな
く再生され、Bの非重要成分および小ブロック群Cの主
要成分にはエラーがあることになるので、以下の動作と
なる。すなわち、小ブロック群Bは、エラーのあるIの
非重要成分のデータおよびPの全成分を”0”に置き換
えてエラーフラグを解除し、後段の復号手段10にて復
号され、小ブロックの標本値を得る。このとき、復号さ
れた小ブロックは、フレーム内符号化されたフレームに
おいては、例えば、高域成分などの非重要成分を”0”
に置き換えた影響を受けるため、高域成分などが劣化し
てしまうが、ある程度の画質を確保できる。また、フレ
ーム間符号化されたフレームにおいては、差分情報が0
となるので、B−Iの主要成分で復号された小ブロック
のデータで補間された画像となる。一方、小ブロックC
は、主要成分にエラーがあるために、前々フレームの同
一の位置にある小ブロックを符号化した記録用ブロック
のデータで置き換えてエラーフラグを解除し、後段の復
号手段10にて復号され、ちょうど前々フレームの同一
の位置にある小ブロックの標本値で置き換えられたよう
な画像となる。
【0085】このように、本発明の要旨は、エラーがあ
まり重要でない成分のみにある場合には、主要成分のみ
のデータから画像を復号し、主要成分にエラーがある場
合には、相関のあるフレームのデータで置き換えること
にある。したがって、小ブロックCのデータを、復号し
た後で、前々画面の同一の位置にある小ブロックの標本
値で置き換えても良いし、小ブロックBのエラーフラグ
を残して復号手段に入力し、復号の際に非重要成分を”
0”に置き換えても良い。 ところで、変速再生時に
は、図8に示すように、ヘッドが記録媒体上の複数のト
ラックを横切って走査する。各トラックには、内符号を
単位として連続的にデータが記録されているので、変速
再生時にもある程度連続的に信号を検出することができ
る。
【0086】本発明の一実施例においては、トラック上
で隣接する内符号には、画面上で隣接する位置にある小
ブロック群のデータIの主要成分が含まれているため、
変速再生時にトラック上で連続して検出できた内符号の
数が、そのまま画面上で連続する小ブロックの数となる
ため、画面上でのモザイク化を防止でき、視覚的に見や
すい変速再生画面を得ることができる。
【0087】しかも、記録用ブロックの大きさを第1の
実施例と同一とした場合には、手法3、手法4のどちら
の手法においても、それぞれの記録用ブロックに格納さ
れるデータIの主要成分が多くなるので、データIの主
要成分を用いて復号される小ブロックの品質が向上する
という特徴もある。
【0088】以上が本発明の第2の実施例の概要であ
る。
【0089】ところで、一般的にディジタルVTRで
は、記録する情報量が膨大であるために、記録媒体上で
の記録密度を鑑み、1画面のデータを複数のヘッドで複
数のトラックに分割して記録する、いわゆる、多チャン
ネル・多セグメント記録方式が採用されており、同方式
に本発明を応用した場合について以下に説明する。
【0090】本発明の一実施例においては、説明の簡略
化のために、図10に示すヘッド配置にて1画面分のデ
ータを4本のトラックに分割して記録するものとする。
【0091】図10において、a1、a2は+アジマス
ヘッド、b1、b2は−アジマスヘッドとし、a1、b
1およびa2、b2をそれぞれペアとして、ドラムを1
回転する毎に1画面分のデータを記録する。このとき、
1画面分のデータは、図11に示すように、4本のトラ
ックに記録されることになる。
【0092】このときの前記記録用ブロック処理手段3
の動作の一例について説明する。
【0093】このとき、それぞれの誤り訂正ブロックに
は、図12(a)で示したように、画面上で隣接する小
ブロックの主成分を含む内符号が別々の誤り訂正ブロッ
クになるように配置する。次に、画面上で隣接する小ブ
ロックの主成分を含む内符号がトラック上でも隣接する
ように配置するのであるが、a1とb1のヘッドあるい
はa2とb2のヘッドで、それぞれペアとなって記録再
生されるトラックを1本のトラックとして考え、図12
(b)に示すように並び換える。
【0094】すなわち、A1をトラックa1に、A2を
トラックb1に、A3をトラックa1に、A4をトラッ
クb1に、次に、A5をトラックa1に、A6をトラッ
クb1に、A7をトラックa1に、A8をトラックb1
にといったシーケンスでペアとなるトラックに交互に画
面上で隣接する小ブロックを含む内符号が配置されるよ
うに並び換えを行う。
【0095】また、トラック上の配置については、トラ
ック方向のバーストエラーの分散を考慮して、図13に
示すように、a1トラックにA1、A3、A6、A8、
・・・、b1トラックにA2、A4、A5、A7、・・
・の順に配置してもよい。図12(b)の配置では、2
つの誤り訂正ブロックにしか分散できないのに対し、こ
の配置では、4つの誤り訂正ブロックに分散できる。
【0096】もちろん、本実施例とは逆に、誤り訂正ブ
ロックを構成するときに、A1〜A4とA5〜A8の順
序を入れ換えて、トラック上に並び換えるときは、その
まま配置してもよい。
【0097】変速再生時においては、図14に示すよう
に、ペアとなるトラックはヘッドがほぼ同じ部分を走査
することになるため、前述したように、ペアとなるトラ
ックに交互に画面上で隣接する小ブロック(群)の主要
成分を含む内符号が配置されるように並び換えを行うこ
とで、1つのヘッドで連続して検出できる内符号の数の
2倍の小ブロックが画面上で連続することになり、単純
に画面上で隣接する小ブロックの主要成分を含む内符号
がトラック上でも隣接するように配置するのに対して、
2倍の小ブロックを連続して再生できることになる。
【0098】したがって、より効果的に画面上でのモザ
イク化を避けることができ、視覚的に見やすい変速再生
画面を得ることができる。
【0099】もちろん、ペアとなるトラックに交互に記
録せず、単純に画面上で隣接する小ブロックの主要成分
を含む内符号がトラック上でも隣接するように配置して
も、本実施例に比べ、画面上で連続して再生できる小ブ
ロックの数は半減するが、モザイク化防止に関してそれ
なりの効果はある。
【0100】以上のように、本発明によれば、種々のテ
ープトランスポートに対しても、ドラムに搭載されるヘ
ッド数や一画面の映像情報を記録するトラック数などの
関連パラメータに応じた並び換えを行うことで、同様な
効果が得られる。
【0101】なお、本発明の一実施例では、記録用ブロ
ックと内符号が1対1に対応するとしているが、誤り訂
正の能力から考えて、記録用ブロックの符号長が長すぎ
る場合は、複数の内符号に分割してもよい。逆に、記録
用ブロックの符号長が短く冗長度の点から不利だと考え
られる場合は、画面上で隣接する小ブロック(群)の主
要成分が含まれる記録用ブロックを複数組み合わせてひ
とつの内符号としてもよい。
【0102】この変形例の1つとして、例えば、記録用
ブロックを2つの内符号に分割してペアトラックに記録
する場合について、具体的に説明する。
【0103】輝度信号および色差信号からなるカラーテ
レビジョン信号を記録再生する場合には、画素の再現に
輝度信号、色差信号の両方が必要であるから、画面上で
対応する位置にある輝度信号、色差信号それぞれの小ブ
ロックの主要成分を同一の記録用ブロックとするのがよ
い。このとき、輝度信号および色差信号のサブサンプリ
ング、線順次化の手法によっては、画面上で対応する位
置にある小ブロックの数が多くなる場合があり、この場
合、記録用ブロックの情報量自体も大きくなってしま
い、該記録用ブロックの大きさが、誤り訂正能力に対し
て長すぎると考えられることがある。
【0104】例えば、図15に示すように、輝度信号
(Y)6個、色差信号(U、V)各1個の合計8個の小
ブロックで、画面上のあるエリアに対応する画素をカバ
ーしているとすると、記録用ブロックには、8個の小ブ
ロックの主要成分が含まれることになる。このとき、こ
の符号長が誤り訂正の能力に対して長すぎると判断し、
図16(a)に示すように、A1−1、A1−2という
ように2つに分割して、それぞれを内符号の単位として
誤り訂正ブロックを構成する。このように誤り訂正符号
化されたブロックを、画面上で隣接する小ブロックがト
ラック上でも隣接するように、かつ、分割した記録用ブ
ロックはペアとなるトラックに1つずつ配置されるよう
に、内符号を単位として並び換えを行い、図16(b)
に示すような順序で、ペアトラックに記録する。
【0105】このようにして記録されたデータは、変速
再生時にも、図14に示すように、ペアとなるトラック
はヘッドがほぼ同じ部分を走査することになるため、A
1−1、A1−2など、対応するエリアを再生するのに
必要な主要成分は、かなりの確率で同時に検出できるの
で、前述の修整方式に準じた形でそれぞれのエリアを再
生することができる。
【0106】また、A1−1,A1−2など、対応する
エリアを再生するのに必要な主要成分を1本のトラック
に連続して記録するのもよい。
【0107】以上のように、本発明の一実施例において
は、所定の高能率符号化の効率が得られ、かつ変速再生
時に良好な再生画が得られる例を画面を4等分した場合
について説明した。従来、高能率符号化の効率と良好な
変速再生画を得るための手段は一体化して検討され、両
者の妥協点をディジタルVTRシステムの設計パラメー
タとしていたのに対して、本発明においては、以下に示
すように両者の最適化検討を分離して行える点が大きな
特徴であることを明記しておく。
【0108】例えば、変速再生時の再生画質を所定に維
持したまま前記実施例の画面4等分の場合より符号化効
率を向上させる場合について考えると、高能率符号化の
効率を向上させるには、情報量偏差を更に少なくするこ
とであるから、画面の分割数を4つより増加させること
で対応できる。たとえ、画面分割数、すなわち、大ブロ
ックを構成する小ブロックの数が増加しても、以上述べ
たような手法を用いることで、変速再生時における再生
画質を維持することができる。
【0109】したがって、従来変速再生画質に大きく関
与してきた画面分割数、すなわち、大ブロックを構成す
る小ブロックの数を、変速再生画質とは無関係に任意に
設定でき、目的とする高能率符号化の効率を得ることが
できる。
【0110】
【発明の効果】本発明の映像信号のディジタル記録及び
再生装置は、上記のような構成で、大ブロック化手段で
は、相互に画面上で離れた位置にある複数の小ブロック
から大ブロック(群)を構成し符号量制御を行い、記録
用ブロック化手段では、大ブロック(群)を構成するそ
れぞれの小ブロック群の主要成分が別々の記録用ブロッ
クになるように分割し、誤り訂正ブロックの並び換え手
段では記録媒体上において隣接する記録用ブロックにそ
の主要成分が含まれる小ブロックは画面上でも互いに隣
接するように並び換えを行うことで、符号量制御を行う
大ブロックの情報量偏差が生じにくく高能率符号化の効
率が向上するとともに、変速再生時にトラック上で連続
して検出できた記録用ブロックの数が、そのまま画面上
で連続する小ブロックの数となるため、画面上でのモザ
イク化を防止でき、視覚的に見易い変速再生画面を得る
ことができる。
【0111】さらに、GOPの各フレームの同一位置に
ある小ブロックの主要成分を同一の記録用ブロックに配
置することで、変速再生時にも、同一位置にある小ブロ
ックのフレーム内符号化データ、フレーム間符号化デー
タの主要成分が同時に検出できる確率が大きく、検出で
きた場合には、フレーム間符号化データを利用した復号
が可能である。
【0112】一方、GOPのフレームのうち、フレーム
内符号化される小ブロックの主要成分を優先的に記録用
ブロックに配置することで、変速再生時にも、小ブロッ
クのフレーム内符号化データの大部分を再生できるの
で、フレーム内符号化されたデータについては、高品質
な復号が可能である。
【0113】また、画面上で連続して再生できる小ブロ
ックの数は、大ブロックを構成する小ブロックの数には
依存しない。したがって、大ブロック間の情報量偏差を
抑え、高能率符号化の効率を向上させたい場合にも、目
的とする符号化効率が得られるように、画面の分割数を
選択、すなわち、大ブロックを構成する小ブロックの個
数を任意に選択できる。
【0114】また、大ブロックを構成する小ブロックの
数が1であるとき、高能率符号化を記録媒体上に記録す
る順序で行えば、後段で改めて記録用ブロックを並び換
える必要がなく、さらに簡易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号のディジタル記録及び再生方
法を用いたディジタル記録及び再生装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1の高能率符号化手段の構成の一実施例を示
すブロック図である。
【図3】図2の大ブロック化手段の大ブロック構成の説
明図である。
【図4】図1の高能率符号化手段の符号量割り当てを示
す説明図である。
【図5】図1の記録用ブロック化手段の動作の一例を示
す説明図である。
【図6】図1の記録用ブロック処理手段の動作の一例を
示す説明図である。
【図7】図1の記録用ブロック処理手段の動作の一例を
示す説明図である。
【図8】図1の装置の高速再生時のヘッド軌跡を示す説
明図である。
【図9】図1の記録用ブロック化手段の動作の別の一例
を示す説明図である。
【図10】図1の装置のチャンネル分割記録用のヘッド
配置の一例を示す説明図である。
【図11】図1の装置のチャンネル分割記録時のテープ
フォーマットの一例を示す説明図である
【図12】図1の装置のチャンネル分割記録時の記録用
ブロック処理手段の動作の一例を示す説明図である。
【図13】図1の装置のチャンネル分割記録時の記録用
ブロック処理手段の動作の別の一例を示す説明図であ
る。
【図14】図1の装置のチャンネル分割記録時の高速再
生時のヘッド軌跡を示す説明図である。
【図15】輝度信号、色差信号の対応を示す説明図であ
る。
【図16】記録用ブロック処理手段で、2つの内符号に
分割して記録する一例を示す説明図である。
【図17】従来のディジタルVTRの概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 高能率符号化手段 2 記録用ブロック化手段 3 記録用ブロック処理手段 4 変調手段 5 記録媒体 6 復調手段 7 記録用ブロック再生手段 8 修整手段 9 記録用ブロック分解手段 10 復号手段 11 小ブロック化手段 12 大ブロック化手段 13 フレーム内符号化手段 14 フレーム間符号化手段
フロントページの続き (72)発明者 吉田 勝 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 長尾 章由 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 清水 太 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム(フィールド)内の相関とフレー
    ム(フィールド)間の相関を利用して映像信号の情報量
    を目標とする符号量まで削減する高能率符号化手段と、
    符号化後のデータを記録用ブロックに格納する記録用ブ
    ロック化手段と、記録用ブロックの並び換えを行って記
    録媒体上に記録する記録用ブロック処理手段とを備え、
    前記高能率符号化手段では、標本値を複数個集めて構成
    した小ブロックを単位とした符号化を行い、フレーム
    (フィールド)内の相関を利用して符号化したデータI
    とフレーム(フィールド)間の相関を利用して符号化し
    たデータPを合わせた符号量が1個あるいは複数の小ブ
    ロック毎に一定になるよう制御するとともに、前記記録
    用ブロック化手段では、画面上で同一位置にある小ブロ
    ックのデータIとデータPとを同一の記録用ブロックと
    なるように格納し、前記記録用ブロック処理手段では、
    記録媒体上において隣接する記録用ブロックに含まれる
    小ブロックは画面上でも互いに隣接するように並び換え
    を行うことを特徴とする映像信号のディジタル記録装
    置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載のディジタル記録装置
    により媒体に記録されたディジタル信号再生するディジ
    タル再生装置において、媒体より検出したディジタル信
    号を検出し、記録用ブロックを元の順序に並び換えて前
    記記録用ブロックを得る記録用ブロック再生手段と、前
    記記録用ブロック再生手段で元の記録用ブロックを復元
    できなかった場合に、その画質への悪影響を低減するた
    めの修整手段と、前記修正手段により復元された記録用
    ブロックのデータを小ブロック毎の符号化データに分解
    する記録用ブロック分解手段と、該符号化データを復号
    し小ブロックの標本値を得る復号手段によって、記録速
    度と異なる速度で再生する変速再生時には、再生された
    記録用ブロックについては、データIを用いてフレーム
    内の相関を利用して符号化されたフレームの小ブロック
    の復号を行うとともに、データIを用いて復号した小ブ
    ロックのデータで補間あるいはデータIとデータPの両
    方を用いて復号することでフレーム間の相関を利用して
    符号化されたフレームの小ブロックの再生を行うことを
    特徴とする映像信号のディジタル再生装置。
  3. 【請求項3】フレーム(フィールド)内の相関とフレー
    ム(フィールド)間の相関を利用して映像信号の情報量
    を目標とする符号量まで削減する高能率符号化手段と、
    符号化後のデータを記録用ブロックに格納する記録用ブ
    ロック化手段と、再生系で生ずる誤りを訂正するための
    誤り訂正符号化を行うとともに、並び換えを行って記録
    媒体上に記録する記録用ブロック処理手段とを備え、前
    記高能率符号化手段では、標本値を複数個集めて構成し
    た小ブロックを単位とした符号化を行い、フレーム(フ
    ィールド)内の相関を利用して符号化したデータIとフ
    レーム(フィールド)間の相関を利用して符号化したデ
    ータPを合わせた符号量が1個あるいは複数の小ブロッ
    ク毎に一定になるよう制御するとともに、前記記録用ブ
    ロック化手段では、画面上で同一位置にある小ブロック
    のデータIとデータPとを同一の記録用ブロックとなる
    ように格納し、前記記録用ブロック処理手段では、記録
    媒体上において隣接する記録用ブロックに含まれる小ブ
    ロックは画面上でも互いに隣接するように並び換えを行
    うことを特徴とする映像信号のディジタル記録装置。
  4. 【請求項4】前記請求項3に記載のディジタル記録装置
    により媒体に記録されたディジタル信号を検出し、再生
    系で誤りが生じていた場合誤りを訂正するとともに、元
    の順序に並び換えて前記記録用ブロックを得る記録用ブ
    ロック再生手段と、前記記録用ブロック再生手段で誤り
    を訂正できなかった場合にその画質への悪影響を低減す
    るための修整手段と、以上のように復元された記録用ブ
    ロックのデータを小ブロック毎の符号化データに分解す
    る記録用ブロック分解手段と、該符号化データを復号し
    小ブロックの標本値を得る復号手段とを備え、記録速度
    と異なる速度で再生する変速再生時には、再生された記
    録用ブロックについては、データIを用いてフレーム内
    の相関を利用して符号化されたフレームの小ブロックの
    復号を行うとともに、データIを用いて復号した小ブロ
    ックのデータで補間あるいはIとPの両方を用いて復号
    することでフレーム間の相関を利用して符号化されたフ
    レームの小ブロックの再生を行うことを特徴とする映像
    信号のディジタル再生装置。
  5. 【請求項5】前記請求項3に記載のディジタル記録装置
    において、前記高能率符号化手段は、フレーム(フィー
    ルド)内の相関を利用して符号化するフレーム(フィー
    ルド)とフレーム(フィールド)間の相関を利用して符
    号化するフレーム(フィールド)の周期が2フレーム
    (フィールド)であることを特徴とする映像信号のディ
    ジタル記録装置。
  6. 【請求項6】前記請求項3に記載のディジタル記録装置
    において、前記高能率符号化手段は、データIとデータ
    Pそれぞれ1個の小ブロックを単位として符号量が一定
    になるように制御する場合に、記録媒体上に記録する小
    ブロックの順に高能率符号化を行い、前記記録用ブロッ
    ク化手段では、画面上で同一位置にある小ブロックのデ
    ータIとデータPとを同一の記録用ブロックとなるよう
    に格納し、前記記録用ブロック処理手段では、特に並び
    換えを行わず、記録媒体上において隣接する記録用ブロ
    ックに含まれる小ブロックは画面上でも互いに隣接する
    ように記録することを特徴とする映像信号のディジタル
    記録装置。
  7. 【請求項7】前記請求項3に記載のディジタル記録装置
    において、前記高能率符号化手段は、複数の小ブロック
    (以下、大ブロックとする)を単位として符号量が一定
    になるように制御する場合に、相互に画面上で離れた位
    置にある複数の小ブロックから大ブロックを構成すると
    ともに、前記記録用ブロック化手段では、画面上で同一
    位置にある小ブロックのデータIとデータPのうちそれ
    ぞれの小ブロックを復号するために重要な成分(以下、
    主要成分と記す)が同一の記録用ブロックとなり、か
    つ、大ブロックを構成するそれぞれの小ブロックの主要
    成分は別々の記録用ブロックになるように格納し、前記
    記録用ブロック処理手段では、記録媒体上において隣接
    する記録用ブロックにその主要成分が含まれる小ブロッ
    クは画面上でも互いに隣接するように並び換えを行い、
    変速再生時には、再生された記録用ブロックについて
    は、データIを用いてフレーム内の相関を利用して符号
    化されたフレームの小ブロックの復号を行うとともに、
    データIとデータPの両方を用いてフレーム間の相関を
    利用して符号化されたフレームの小ブロックの復号を行
    うことを特徴とする映像信号のディジタル記録及び再生
    装置。
  8. 【請求項8】前記請求項3に記載のディジタル記録装置
    において、前記高能率符号化手段は、複数の小ブロック
    (以下、大ブロックとする)を単位として符号量が一定
    になるように制御する場合に、相互に画面上で離れた位
    置にある複数の小ブロックから大ブロックを構成すると
    ともに、前記記録用ブロック化手段では、画面上で同一
    位置にある小ブロックのデータIとデータPのうちIの
    小ブロックを復号するために重要な成分(以下、主要成
    分と記す)が同一の記録用ブロックとなり、かつ、大ブ
    ロックを構成するそれぞれの小ブロックの主要成分は別
    々の記録用ブロックになるように格納し、前記記録用ブ
    ロック処理手段では、記録媒体上において隣接する記録
    用ブロックにその主要成分が含まれる小ブロックは画面
    上でも互いに隣接するように並び換えを行い、変速再生
    時には、再生された記録用ブロックについては、データ
    Iを用いてフレーム内の相関を利用して符号化されたフ
    レームの小ブロックの復号を行うとともに、データIを
    用いて復号した小ブロックのデータで補間してフレーム
    間の相関を利用して符号化されたフレームの小ブロック
    の再生を行うことを特徴とする映像信号のディジタル記
    録及び再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001017230A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif de codage d'image et procede correspondant, dispositif de decodage d'image et procede correspondant, et support enregistre lisible par l'ordinateur pour enregistrer un programme de codage et de decodage d'image

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WO2001017230A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif de codage d'image et procede correspondant, dispositif de decodage d'image et procede correspondant, et support enregistre lisible par l'ordinateur pour enregistrer un programme de codage et de decodage d'image
US7031531B1 (en) 1999-08-27 2006-04-18 Sharp Kabushiki Kaisha Image encoding device and method therefor, image decoding apparatus and method therefor, and computer-readable recorded medium on which image encoding program and image decoding program are recorded

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