JPH0746357Y2 - サイクロン - Google Patents

サイクロン

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JPH0746357Y2
JPH0746357Y2 JP1990091360U JP9136090U JPH0746357Y2 JP H0746357 Y2 JPH0746357 Y2 JP H0746357Y2 JP 1990091360 U JP1990091360 U JP 1990091360U JP 9136090 U JP9136090 U JP 9136090U JP H0746357 Y2 JPH0746357 Y2 JP H0746357Y2
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英二 岡田
橋本  勲
三樹雄 村尾
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、粉粒体の再飛散防止効果の大きなサイクロン
の改善に関する。
[従来技術とその課題] 例えば、石灰流動層焼成装置を構成する流動層焼成炉の
上方に、複数のサイクロンを多段的に配設して構成せる
サスペンションプレヒータに、上記流動層焼成炉の排ガ
スを導いて粉粒状原料を予熱する装置においては、サス
ペンションプレヒータを構成する最下段のサイクロン、
上記流動層焼成炉に直結される製品の捕集サイクロン、
および/または、流動層クーラに配設せるサイクロンな
どの役割は、主に流動層焼成炉で発生したCaO微粉がサ
スペンションプレヒータ系内で水酸化、および、再炭酸
化反応により更に微粉化されたダストを効率よく分離捕
集することにある。従って、これらサイクロンにおいて
微粉の分離捕集効率が悪いと、微粉化ダストの再飛散に
より系内循環微粉量が増加し、600〜800℃の再炭酸化反
応温度域に当たるサイクロンでの付着物成長が速くな
り、流動層焼成炉の長時間連続運転が阻害される。
このことを背景として、実公昭63−23969号公報に示さ
れるように、サイクロンを構成する逆円錐胴体を2段折
れ構造とし、下段の傾斜角を上段の傾斜に対して10°〜
20°大きくし、この2段折れ接合点を内筒の直径を下方
に延長した仮想円筒より上方とし、微粉化ダストの再飛
散を防止し、集塵効率を向上するサイクロンが提案され
ている。
このサイクロンは、同一条件で従来技術と比較すると、
微粉化ダストの再飛散の減少は認められるが、遠心力、
および、重力が粉粒体の粒径の3乗に、また、排ガス流
による抗力が粒径の2乗に比例するため、粒径20μ以下
の微粉に対しては殆んど再飛散防止効果は認められな
い。また、一般的に、この種サイクロンにおいては、逆
円錐胴体の下部にダストチャンバを設けて微粉化ダスト
の再飛散を防止する技術は知られているが、サイクロン
下端より下方、つまり、ダストチャンバ内でも強い渦流
が残っており、これによる再飛散の防止に対しては効果
はあるが、サイクロンを構成する逆円錐胴体下部での再
飛散に対しては何ら効果が認められないのが実情であ
る。
このような課題を解決する手段として、実開昭60−1355
99号公報で示されるようなサイクロンが提供されてい
る。このサイクロンは、サイクロンを構成する円筒胴体
と、これの下方に連設する逆円錐胴体に、これの内部に
向かって開口するリング構造の捕集箱を配設し、該捕集
箱の下端と上記逆円錐胴体の下端に設けた粉体排出路と
を粉体シュートを介して接続したものである。
そして、上述のように構成されたサイクロンによれば、
粉体旋回流は円筒胴体、および、逆円錐胴体の内壁付近
を旋回しながら重力により徐々に下降し、粉体排出路か
らサイクロン外へ捕集粉粒体として排出される。このと
き、逆円錐胴体での粉体旋回流に含まれる粉粒体は、捕
集箱の開口部に飛び込み、いち速く捕集され、この捕集
された粉粒体は、粉体シュートを経て上記逆円錐胴体の
下端に設けた粉体排出路から落下する粉粒体と合流して
サイクロン外へ排出される。このように、逆円錐胴体で
いち速く粉粒体を捕集するので、逆円錐胴体の内壁付近
に形成される粉体旋回流の厚さが薄くなって、粉体旋回
流中の粉粒体の上昇旋回流に対する巻き込み、即ち、粉
粒体の再飛散の殆んどがなくなり、ひいては、粉粒体の
捕集効率を著しく向上させることができる、としてい
る。
しかしながら、このサイクロンは、同一条件における従
来技術との比較において、微粉化ダストの再飛散防止効
果が存在することは認められるが、逆円錐胴体に設けら
れ、かつ、これの内部に向かって開口する捕集箱の構造
が、断面形状をコ字形としたリング構造によって構成さ
れているので、開口部から捕集箱内に飛び込む粉体旋回
流が、捕集箱構造の拡幅作用によりその旋回速度が弱め
られ、粉粒体の分離捕集効果が認められるにしても、粉
体旋回流の捕集箱への誘導に円滑性を欠くことと併せ
て、捕集箱内に飛び込んだ粉体旋回流が、小容量で、而
も、立方体構造の捕集箱内において反転乱流化され、再
び逆円錐胴体の下部に反転旋回流として帰戻する現象が
生じ、捕集箱内に捕集された粉粒体の持ち去りがある。
更に加えて、捕集箱の下端と粉体排出路とを接続する複
数本の粉体シュートの総断面積が、捕集箱の容積に比べ
てきわめて小さいことから、更に一層捕集箱内における
粉体旋回流の反転を大きくするばかりでなく、捕集箱内
に粉粒体が残留するという不都合がある。このことは、
構造の煩雑化と併せてメンテナンス上好ましくないとい
う課題が残されている。
更に、前述の課題を解決する手段として、実公昭62−42
292号公報に示す熱交換器用サイクロン分離器が提案さ
れている。このサイクロン分離器は公報の第8図に示す
ように、逆円錐体状部の粉粒体排出口に連通して、下向
き傾斜姿勢で小径の拡大壁部を天壁とした逆円錐体構造
からなる粉粒体分離室を連設したものである。しかしな
がら、この分離室は小さなもので粉粒体の分離効率を向
上する効果は小さいとともに、粉粒体の再飛散防止の作
用はない。又このものは、粉粒体の再飛散防止を目的と
してコーン部の下部に案内溝を設けているが、案内溝の
幅および深さに限度があるのでその効果は少く、また案
内溝が粉体付着により埋まって効果がなくなるという課
題が依然として残されている。
本考案の目的は、サイクロンを構成する逆円錐胴体の下
部で、かつ、D1≧dの関係をもつ粉粒体の再飛散が発生
し易い部位近傍に、下向き傾斜姿勢で、D2=(0.8〜1.
0)×Dの関係を持つ拡大壁部を天壁とした逆円錐胴部
を連設したことにより、旋回速度を合理的、かつ、円滑
に減少させるとともに、粉体旋回流を強制的に下向きに
変えることにより微粉の再飛散を防止し、粉粒体の分離
捕集性能を一層向上させることのできるサイクロンを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、上部一側接
線方向に水平姿勢の排ガス導入路(ダクト)を設けると
ともに、天壁中央部に垂直姿勢の排ガス排出路(内筒)
を設けた円筒胴体の下方に、逆円錐胴体4を連設したサ
イクロンにおいて、上記逆円錐胴体4の下方に形成さ
れ、かつ、該逆円錐胴体4の下端部径D1と上記排ガス排
出路(円筒)の径dがD1≧dの関係をもつ粉粒体の再飛
散が発生し易い部位近傍に、上記逆円錐胴体4の下方に
下向き傾斜姿勢で、而も、上記円筒胴体の径Dとの間に
D2=(0.8〜1.0)×Dの関係をもつ拡大壁部4aを設ける
とともに、この拡大壁部4aを天壁とした逆円錐胴部4bを
連設したものである。
[作用] 円筒胴体の接線方向に設けたダクトから導入された粉粒
体を含む排ガス流は、円筒胴体内において粉体旋回流と
なり、この粉体旋回流は円筒胴体、および、逆円錐胴体
の内壁面にそって旋回しながら重力によって徐々に下降
する。そして、逆円錐胴体の下部で、D1≧dの関係をも
つ粉粒体の再飛散が発生し易い部位近傍に形成したD2
(0.8〜1.0)×Dの関係をもつ拡大壁部に流入した粉体
旋回流の旋回流速は著しく減速され、1μ以下の粒子で
も再飛散させることなく分離捕集させる。また、拡大壁
部が下向き傾斜姿勢であることから、粉粒体の動きを円
滑に下向きに変え、一層分離捕集性能を向上する。
[実施例] 次に、図面について本考案実施例の詳細を説明する。
第1図は、本考案サイクロンの正面図、第2図は逆円錐
胴体のD1部における粉体旋回流の旋回流速特性図、第3
図は、拡大壁部のD2部における粉体旋回流の旋回流速特
性図、第4図は、拡大壁部により構成される逆円錐胴部
内にコーンを配設した実施例の正面図、第5図は、本考
案サイクロンを、サスペンションプレヒータをもつ流動
層焼成装置の捕集サイクロン、サスペンションプレヒー
タを構成する最下段のサイクロン、および/または、流
動層クーラのサイクロンに使用した実施例の正面図であ
る。
第1図は本考案サイクロンAを示し、1は、上部一側接
線方向に水平姿勢の排ガス導入路(ダクト)2を設ける
とともに、天壁1aの中央部に垂直姿勢で、かつ、直径d
の排ガス排出路(内筒)3を設けた円筒胴体であって、
該円筒胴体1の下方に逆円錐胴体4を連設する。そし
て、上記逆円錐胴体4の下方に、該逆円錐胴体4の下部
で、かつ、粉粒体の再飛散が発生し易い部位近傍、即
ち、上記内筒3の直径とD1≧dの関係をもつ部位に、下
向き傾斜姿勢で、而も、D2=(0.8〜1.0)×Dの関係を
もつ拡大壁部4aを設けるとともに、この拡大壁部4aを天
壁とした逆円錐胴部4bを連設したものである。また、上
記逆円錐胴体4、および、逆円錐胴部4bの傾斜角θ
θを、θ・θ≧70°,拡大壁部4aの傾斜角θ
を、θ=15°〜45°,拡大壁部4aの径D2を、D2
(1.7〜2.0)D1に夫々設定する。サイクロンAは上述の
ように構成されている。
[作用の説明] 例えば、第5図に示す流動層焼成炉から排出される粉粒
体を含む排ガス流は、ダクト2から円筒胴体1の接線方
向に導入され、旋回流となって流下する。この旋回流中
に含まれている重力の大きな粉粒体は、円筒胴体1の内
壁面方向へ移動して粉体旋回流となって円筒胴体1、お
よび、逆円錐胴体4の内壁面にそって旋回しながら徐々
に下降し、逆円錐胴体4の下部からサイクロン外へ捕集
粉粒体として排出される。このとき、逆円錐胴体4にお
ける粉体旋回流に含まれている粉粒体は、逆円錐胴体4
に設定されるD1≧dの部位で再飛散が特に顕著である。
即ち、粒径が小さいほど粉粒体の再飛散傾向が強いが、
D1≧dの部位で、D2=(1.7〜2.0)D1の条件に設定した
拡大壁部4aにおいて粉体旋回流が外側方に広がり、粉粒
体は螺旋状に落下して行く。また、この部位における粉
粒体の遠心力は、1/(1.7〜2.0)=1/3〜1/4、即ち、
D2の位置で小さくなるが、一方、排ガスの比重は粉粒体
の約1/2000で粘性があるため、拡大壁部4aの付近での旋
回速度は、第2図で示す状態から第3図で示すように数
10分の1に小さくなり、1μ以下の微粒子でも再飛散す
ることなく分離性能が大幅に向上せしめられる。
また、拡大壁部4aで粉粒体の遠心力が小となり、相対的
に重力の作用が大きくなることから、逆円錐胴体4bを経
て粉粒体の下方への排出は円滑となるが、更に、D1→D2
への拡大壁部4aの下向き傾斜角θを15°〜45°に設定
することにより、強制的、かつ、無理なく粉粒体の動き
を下向きに変え、一層分離性能が向上される。尚、逆円
錐胴体4、および、逆円錐胴部4bの傾斜角θ・θ
70°の選定は、幾多実験の結果、および、流体理論の計
算によるものである。
次に、第4図について別実施例を説明すると、この実施
例は、上述した第1図に示すサイクロンAにおいて、該
サイクロンAを構成する逆円錐胴部4b内に円錐形のコー
ン5を配設したものである。このコーン5の垂直軸線
は、上記サイクロンAの垂直軸線と一致させるととも
に、粉粒体の再飛散が発生し易い部位、即ち、逆円錐胴
体4のD1部の下方にコーン5の上端を臨ませる。またこ
のコーン5は、水平姿勢で放射状の支持部材6によって
支持せしめる。一方、上記逆円錐胴部4bを構成する拡大
壁部4aの一側に排ガスポート7を設け、この排ガスポー
ト7に連設される排ガスダクト8にフィルター9を設け
たものである。
このように構成されたサイクロンAは、上述の作用と同
様な運転が行われるが、上記コーン5は、拡大壁部4aに
より旋回流速が大幅に減速された粉体旋回流を消去さ
せ、更に一層粒粉体の再飛散防止効率を向上させる。ま
た、拡大壁部4aに設けた排ガスポート7から処理ガス量
の5〜10%のブローダウンさせ、コーン5の作用と相俟
って、更に、再飛散防止効果の向上が図れるようにした
ものである。
上述した再飛散防止効率の大きな本考案のサイクロンA
は、例えば第5図に示すようなサスペンションプレヒー
タをもつ流動層焼成装置に使用して好適である。即ち、
第5図に示す流動層焼成装置Bは、サイクロンC1,C2
C3,C4の4個のサイクロンを多段的に配設して構成せる
サスペンションプレヒータ10,捕集サイクロンC0を直結
した流動層焼成炉11,クーラサイクロン12,13をもつ流動
層クーラ14などによって構成されている。そして、この
流動層焼成装置Bは、一般的に知られている流動層焼成
装置を構成する上記サスペンションプレヒータ10の最下
段サイクロンC1、流動層焼成炉11に直結される捕集サイ
クロンC0、および/または、流動層クーラ14のクーラサ
イクロン12,13に本考案のサイクロンAを使用したもの
である。サイクロンC0,C1の役割は、主に流動層焼成炉
11で発生したCaO微粉が、サスペンションプレヒータ10
の系内で水酸化、および、再炭酸化反応により更に微粉
化されたダストを効率よく分離捕集することである。こ
のサイクロンC0,C1での捕集分離効率が悪いと、系内循
環微粉量が増加し、600〜800℃の再炭酸化反応温度域に
対応する、例えば、サイクロンC2,C3などでの付着物成
長が速くなり、流動層焼成装置Bの長時間連続運転が阻
害される。また、クーラサイクロン12,13にサイクロン
Aの構造を使用させることは、製品の回収歩留りの向上
を一層よくするためである。
また、サイクロンA構造の上記サイクロンC0で捕集した
製品は、流動層クーラ14に投入せずに回収してもよい
が、製品顕熱回収による熱消費率向上のため流動層クー
ラ14に投入する場合には、サイクロンC0より捕集効率の
高いサイクロンA構造のクーラサイクロン12,13を使用
すれば、熱損失なく長時間連続運転が可能となる。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が
得られる。
(a)サイクロンを構成する逆円錐胴体の下部で、D1
dの関係をもつ粉粒体の再飛散が発生し易い部位近傍
に、下向き傾斜姿勢で、かつ、D2=(0.8〜1.0)×Dの
関係をもつ拡大壁部を天壁とした逆円錐胴部を連設した
ので、粉粒体がもっとも再飛散し易い部位で粉体旋回流
を大きく拡散させ、粉体旋回流の旋回速度を著しく減少
せしめるとともに、粉粒体を下向き傾斜の拡大壁部の壁
面にそって無理なく円滑に誘導し、粉粒体を螺旋状に落
下させ、1μ以上の粉粒体でも再飛散させることなく分
離捕集せしめることができ、特に、実開昭60−135599号
公報で示す従来技術の課題が、簡単な構造で、而も、合
理的に解消しうる。
(b)尚、本考案サイクロンを、第5図に示すように、
サスペンションプレヒータを構成する最下段のサイクロ
ンC1,製品の捕集サイクロンC0、および/または、流動
層クーラのクーラサイクロンなどに使用することによ
り、流動層焼成炉で発生したCaO微粉が系内で水酸化、
および、再炭酸化反応により更に微粉化されたダストを
効率よく分離捕集し、再炭酸化反応温度域に当るサイク
ロンC2,C3などでの付着物成長を抑制せしめ、流動層焼
成装置Bの長時間連続運転を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案サイクロンの正面図、第2図は逆円錐
胴体のD1部における粉体旋回流の旋回流速特性図、第3
図は、拡大壁部のD2部における粉体旋回流の旋回流速特
性図、第4図は、拡大壁部により構成される逆円錐胴部
内にコーンを配設した実施例の正面図、第5図は、本考
案サイクロンを、サスペンションプレヒータをもつ流動
層焼成装置の捕集サイクロン、サスペンションプレヒー
タを構成する最下段のサイクロン、および/または、流
動層クーラのサイクロンに使用した実施例の正面図であ
る。 A…サイクロン,B…流動層焼成装置,C0…捕集サイクロ
ン,C1,C2,C3,C4…サイクロン,1…円筒胴体,1a…天
壁,2…排ガス導入路(ダクト),3…排ガス排出路(内
筒),4…逆円錐胴体,4a…拡大壁部,4b…逆円錐胴部,5…
コーン,6…支持部材,7…排ガスポート,8…排ガスダク
ト,9…フィルター,10…サスペンションプレヒータ,11…
流動層焼成炉,12,13…クーラサイクロン,14…流動層ク
ーラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡田 英二 兵庫県明石市魚住町西岡1455番地 丸尾カ ルシウム株式会社内 (72)考案者 橋本 勲 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)考案者 村尾 三樹雄 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)考案者 塩路 衛 兵庫県神戸市長田区川西通2丁目4番地 川崎エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実公 昭62−42292(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部一側接線方向に水平姿勢の排ガス導入
    路(ダクト)を設けるとともに、天壁中央部に垂直姿勢
    の排ガス排出路(内筒)を設けた円筒胴体の下方に、逆
    円錐胴体(4)を連設したサイクロンにおいて、上記逆
    円錐胴体(4)の下方に形成され、かつ、該逆円錐胴体
    (4)の下端部径(D1)と上記排ガス排出路(円筒)の
    径(d)がD1≧dの関係をもつ粉粒体の再飛散が発生し
    易い部位近傍に、上記逆円錐胴体(4)の下方に下向き
    傾斜姿勢で、而も、上記円筒胴体の径(D)との間にD2
    =(0.8〜1.0)×Dの関係をもつ拡大壁部(4a)を設け
    るとともに、この拡大壁部(4a)を天壁とした逆円錐胴
    部(4b)を連設したことを特徴とするサイクロン。
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