JPH0746324Y2 - トラフ用カバー装置 - Google Patents
トラフ用カバー装置Info
- Publication number
- JPH0746324Y2 JPH0746324Y2 JP10987389U JP10987389U JPH0746324Y2 JP H0746324 Y2 JPH0746324 Y2 JP H0746324Y2 JP 10987389 U JP10987389 U JP 10987389U JP 10987389 U JP10987389 U JP 10987389U JP H0746324 Y2 JPH0746324 Y2 JP H0746324Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trough
- sand
- opening
- closing
- fastener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Jigging Conveyors (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はトラフ用カバー装置に関する。
例えば、沈砂池等の池底に堆積する沈砂を排出する揚砂
装置として、沈砂池に沿って走行する走行台車に揚砂機
を備えるとともに、該沈砂池に沿って前記走行台車の走
行方向と平行に排出用のトラフ(排出樋)を設置し、前
記揚砂機で揚砂した沈砂を排出管からトラフに排出する
構造のものが知られており、例えば特公昭51−19271号
公報、実公昭52−52457号公報、特開昭52−4641号公報
等に記載されている。
装置として、沈砂池に沿って走行する走行台車に揚砂機
を備えるとともに、該沈砂池に沿って前記走行台車の走
行方向と平行に排出用のトラフ(排出樋)を設置し、前
記揚砂機で揚砂した沈砂を排出管からトラフに排出する
構造のものが知られており、例えば特公昭51−19271号
公報、実公昭52−52457号公報、特開昭52−4641号公報
等に記載されている。
しかしながら、従来のこれらの揚砂装置に設置されてい
る排出トラフは、そのほとんどが上部開放型であるた
め、ヘドロ化した汚泥等ほ排出する際に、トラフ部分か
ら悪臭が発生し、作業環境を著しく悪化させることがあ
った。
る排出トラフは、そのほとんどが上部開放型であるた
め、ヘドロ化した汚泥等ほ排出する際に、トラフ部分か
ら悪臭が発生し、作業環境を著しく悪化させることがあ
った。
そこで本考案は、トラフ部分からの悪臭の漏れを防止
し、作業環境の改善を図ることができるトラフ用カバー
装置を提供することを目的としている。
し、作業環境の改善を図ることができるトラフ用カバー
装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本考案のトラフ用カバ
ー装置は、沈砂池等に設けられるトラフの上部開口に、
トラフの長手方向の開閉用ファスナを有するカバーを設
けたことを特徴としている。
ー装置は、沈砂池等に設けられるトラフの上部開口に、
トラフの長手方向の開閉用ファスナを有するカバーを設
けたことを特徴としている。
上記のごとく、トラフの上部開口に、核トラフの長手方
向の開閉用ファスナを有するカバーを設けることによ
り、作業環境への悪臭の放散を防止することができ、該
カバーを開閉することによりトラフの清掃等の保守作業
を容易に行うことができる。
向の開閉用ファスナを有するカバーを設けることによ
り、作業環境への悪臭の放散を防止することができ、該
カバーを開閉することによりトラフの清掃等の保守作業
を容易に行うことができる。
以下、本考案を揚砂装置の排出用トラフに適用した一実
施例を図面に基づいて説明する。
施例を図面に基づいて説明する。
まず第4図及び第5図に示すように、揚砂装置1は、沈
砂池2の長手方向に沿って敷設された軌道3上に走行可
能に走行台車4を設置し、該走行台車4上に走行台車4
の走行方向と直交する方向に移動可能な揚砂機5を設置
したもので、走行台車4上には、揚砂機5の移動方向と
平行に機上トラフ6が設けられており、前記沈砂池2の
一側には、走行台車4の走行方向と平行に床上トラフ7
が設けらている。
砂池2の長手方向に沿って敷設された軌道3上に走行可
能に走行台車4を設置し、該走行台車4上に走行台車4
の走行方向と直交する方向に移動可能な揚砂機5を設置
したもので、走行台車4上には、揚砂機5の移動方向と
平行に機上トラフ6が設けられており、前記沈砂池2の
一側には、走行台車4の走行方向と平行に床上トラフ7
が設けらている。
この揚砂装置1は、上記走行台車4及び揚砂機5を、走
行あるいは移動させながら揚砂機5を作動させて沈砂池
底に堆積した沈砂,汚泥等を揚砂機5の排出管8から前
記機上トラフ6に揚上し、該機上トラフ6の一端側下部
に設けられた排出管9から床上トラフ7に排出し、さら
に該床上トラフ7から所定の処理設備に搬送するもの
で、走行台車4の走行と揚砂機5の移動とを組合わせる
ことにより、沈砂池底略前面の沈砂を揚上できるように
形成されている。
行あるいは移動させながら揚砂機5を作動させて沈砂池
底に堆積した沈砂,汚泥等を揚砂機5の排出管8から前
記機上トラフ6に揚上し、該機上トラフ6の一端側下部
に設けられた排出管9から床上トラフ7に排出し、さら
に該床上トラフ7から所定の処理設備に搬送するもの
で、走行台車4の走行と揚砂機5の移動とを組合わせる
ことにより、沈砂池底略前面の沈砂を揚上できるように
形成されている。
そして前記機上トラフ6及び床上トラフ7の上部開口に
は、長手方向の中央部で両側に分割され、該分割部にゴ
ム磁石からなる開閉用ファスナ10を有するカバー11が設
けられている。このカバー11は、機密性及び耐水性,可
撓性を備えた素材により形成されており、前記揚砂機5
及び機上トラフ6のそれぞれの排出管8,9の開口端12を
該カバー11の開閉用ファスナ10を開口させて両トラフ6,
7内にそれぞれ開口させるように形成されている。
は、長手方向の中央部で両側に分割され、該分割部にゴ
ム磁石からなる開閉用ファスナ10を有するカバー11が設
けられている。このカバー11は、機密性及び耐水性,可
撓性を備えた素材により形成されており、前記揚砂機5
及び機上トラフ6のそれぞれの排出管8,9の開口端12を
該カバー11の開閉用ファスナ10を開口させて両トラフ6,
7内にそれぞれ開口させるように形成されている。
また開閉用ファスナ10の位置に対応する排出管8(9)
の先端部の移動方向両端には、排出管8(9)の移動方
向の開閉用ファスナ10間に進入して該ファスナ10を開口
させるファスナ開口用ガイド13と、排出管8(9)の通
過後に開閉用ファスナ10を閉塞する閉塞部材14とが設け
られている。上記ファスナ開口用ガイド13は、進行方向
の開閉用ファスナ10を容易に開くことができるように、
その両端部13aが鋭角に形成されており、前記排出管8
(9)の両側には、開口状態の開閉用ファスナ10を案内
する案内路13bが形成されている。また案内路13bの上下
には、開閉用ファスナ10の上下方向を規制するととも
に、その両先端部に開閉用ファスナ10を閉寒する閉塞部
材14を備えたガイド縁13cが突設されている。
の先端部の移動方向両端には、排出管8(9)の移動方
向の開閉用ファスナ10間に進入して該ファスナ10を開口
させるファスナ開口用ガイド13と、排出管8(9)の通
過後に開閉用ファスナ10を閉塞する閉塞部材14とが設け
られている。上記ファスナ開口用ガイド13は、進行方向
の開閉用ファスナ10を容易に開くことができるように、
その両端部13aが鋭角に形成されており、前記排出管8
(9)の両側には、開口状態の開閉用ファスナ10を案内
する案内路13bが形成されている。また案内路13bの上下
には、開閉用ファスナ10の上下方向を規制するととも
に、その両先端部に開閉用ファスナ10を閉寒する閉塞部
材14を備えたガイド縁13cが突設されている。
前記閉塞部材14は、ガイド縁13cの先端部に回転可能に
設けられた一対の転動ロール15,15により構成されてお
り、該転動ロール15間で上記開口状態で案内路13bを通
過した開閉用ファスナ10を挟着して閉寒させる。
設けられた一対の転動ロール15,15により構成されてお
り、該転動ロール15間で上記開口状態で案内路13bを通
過した開閉用ファスナ10を挟着して閉寒させる。
排出管とトラフの開口部とを上記のごとく形成すること
により、走行台車4あるいは揚砂機5が移動する場合に
は、排出管8,9に設けたファスナ開口用ガイド13が進行
方向の開閉用ファスナ10を開き、後部側となる閉塞部材
14が開閉用ファスナ10を閉じるので、両トラフ6,7の開
口部は、排出管8,9の移動にかかわらず排出管8,9の挿通
部のみが開口し、他の部分がカバー11により覆われる状
態となる。従って、揚上された沈砂等から悪臭が発生し
ていても外部に漏れることを防止できる。
により、走行台車4あるいは揚砂機5が移動する場合に
は、排出管8,9に設けたファスナ開口用ガイド13が進行
方向の開閉用ファスナ10を開き、後部側となる閉塞部材
14が開閉用ファスナ10を閉じるので、両トラフ6,7の開
口部は、排出管8,9の移動にかかわらず排出管8,9の挿通
部のみが開口し、他の部分がカバー11により覆われる状
態となる。従って、揚上された沈砂等から悪臭が発生し
ていても外部に漏れることを防止できる。
また、上記のごとく排出管8,9の周囲に平面視略凸レン
ズ状の案内路13bを形成することにより、ファスナ開口
用ガイド13により開口した開閉用ファスナ10を円滑に、
かつ気密状態で後部側に案内することができる。さらに
排出管8,9の後部側に、開閉用ファスナ10を閉塞する閉
塞部材14を設けたので、排出管8,9の通過後の開閉用フ
ァスナ10を確実に閉塞させることができる。
ズ状の案内路13bを形成することにより、ファスナ開口
用ガイド13により開口した開閉用ファスナ10を円滑に、
かつ気密状態で後部側に案内することができる。さらに
排出管8,9の後部側に、開閉用ファスナ10を閉塞する閉
塞部材14を設けたので、排出管8,9の通過後の開閉用フ
ァスナ10を確実に閉塞させることができる。
尚、走行台車4上に設置される揚砂機5としては、各種
の形式のものを用いることが可能である。また、この揚
砂機として、例えば実公昭52−52457号公報記載の揚砂
機のごとく走行台車上を移動しない型式のものの場合に
は、上述の機上トラフを必要とせず、床上トラフのみを
設置して揚砂機に設けられている排出管の先端部を上記
のごとく形成すればよい。さらに各部の構成は、上記揚
砂機の形式や、その他の仕様により適宜最適な構造のも
のを選択することができ、開閉用ファスナは、ファスナ
開口用ガイドで開口させることが可能で、閉塞部材で閉
塞が可能なものならば磁石型に限らず歯合型のファスナ
等も用いることができる。
の形式のものを用いることが可能である。また、この揚
砂機として、例えば実公昭52−52457号公報記載の揚砂
機のごとく走行台車上を移動しない型式のものの場合に
は、上述の機上トラフを必要とせず、床上トラフのみを
設置して揚砂機に設けられている排出管の先端部を上記
のごとく形成すればよい。さらに各部の構成は、上記揚
砂機の形式や、その他の仕様により適宜最適な構造のも
のを選択することができ、開閉用ファスナは、ファスナ
開口用ガイドで開口させることが可能で、閉塞部材で閉
塞が可能なものならば磁石型に限らず歯合型のファスナ
等も用いることができる。
さらに、本考案によるトラフは、上記揚砂装置の排出用
トラフに限らず、他の装置のトラフにも上記同様の開閉
用ファスナを有するカバーを設けることにより、トラフ
からの異臭や粉塵の発生等を防止でき、内部の清掃等の
場合には、カバーを開くことにより容易に行うことがで
きる。
トラフに限らず、他の装置のトラフにも上記同様の開閉
用ファスナを有するカバーを設けることにより、トラフ
からの異臭や粉塵の発生等を防止でき、内部の清掃等の
場合には、カバーを開くことにより容易に行うことがで
きる。
以上説明したように、本考案のトラフ用カバー装置は、
トラフの上部開口に、該トラフ長手方向の開閉用ファス
ナを有するカバーを設けたから、トラフからの悪臭の発
生を防止するとともに、トラフ内の清掃の作業性を向上
できる。
トラフの上部開口に、該トラフ長手方向の開閉用ファス
ナを有するカバーを設けたから、トラフからの悪臭の発
生を防止するとともに、トラフ内の清掃の作業性を向上
できる。
図は本考案の揚砂装置の一実施例を示すもので、第1図
は要部を示す平面図、第2図はカバーの開口状態を示す
トラフの断面側面図、第3図はカバーの閉塞状態を示す
トラフの断面側面図、第4図は揚砂装置の全体を示す正
面図、第5図はトラフの平面図である。 1……揚砂装置、2……沈砂池、4……走行台車、5…
…揚砂機、6……機上トラフ、7……床上トラフ、8,9
……排出管、10……開閉用ファスナ、11……カバー、12
……開口端、13……ファスナ開口用カイド、14……閉塞
部材
は要部を示す平面図、第2図はカバーの開口状態を示す
トラフの断面側面図、第3図はカバーの閉塞状態を示す
トラフの断面側面図、第4図は揚砂装置の全体を示す正
面図、第5図はトラフの平面図である。 1……揚砂装置、2……沈砂池、4……走行台車、5…
…揚砂機、6……機上トラフ、7……床上トラフ、8,9
……排出管、10……開閉用ファスナ、11……カバー、12
……開口端、13……ファスナ開口用カイド、14……閉塞
部材
Claims (1)
- 【請求項1】沈砂池等に設けられるトラフの上部開口
に、トラフの長手方向の開閉用ファスナを有するカバー
を設けたことを特徴とするトラフ用カバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10987389U JPH0746324Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | トラフ用カバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10987389U JPH0746324Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | トラフ用カバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0354708U JPH0354708U (ja) | 1991-05-27 |
JPH0746324Y2 true JPH0746324Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=31658432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10987389U Expired - Lifetime JPH0746324Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | トラフ用カバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746324Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4766415B2 (ja) * | 2001-09-26 | 2011-09-07 | 虎男 井上 | 吸泥開口部が移動する揚泥装置。 |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP10987389U patent/JPH0746324Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354708U (ja) | 1991-05-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |