JPH0745884A - 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド - Google Patents

磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド

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JPH0745884A
JPH0745884A JP5186016A JP18601693A JPH0745884A JP H0745884 A JPH0745884 A JP H0745884A JP 5186016 A JP5186016 A JP 5186016A JP 18601693 A JP18601693 A JP 18601693A JP H0745884 A JPH0745884 A JP H0745884A
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JP
Japan
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magnetic
thin film
layer
magnetoresistive effect
magnetoresistive
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JP5186016A
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English (en)
Inventor
Yasusuke Irie
庸介 入江
Hiroshi Sakakima
博 榊間
Mitsuo Satomi
三男 里見
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y25/00Nanomagnetism, e.g. magnetoimpedance, anisotropic magnetoresistance, giant magnetoresistance or tunneling magnetoresistance
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/32Spin-exchange-coupled multilayers, e.g. nanostructured superlattices
    • H01F10/324Exchange coupling of magnetic film pairs via a very thin non-magnetic spacer, e.g. by exchange with conduction electrons of the spacer
    • H01F10/3268Exchange coupling of magnetic film pairs via a very thin non-magnetic spacer, e.g. by exchange with conduction electrons of the spacer the exchange coupling being asymmetric, e.g. by use of additional pinning, by using antiferromagnetic or ferromagnetic coupling interface, i.e. so-called spin-valve [SV] structure, e.g. NiFe/Cu/NiFe/FeMn

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室温状態で微小磁界で動作可能な金属人工格
子薄膜の主に厚さ方向の磁気抵抗効果を用いることによ
り、磁界に対する感度が高く、磁気抵抗変化率が大きな
気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを実現する。 【構成】 第1の磁性薄膜層11aと金属非磁性薄膜層
12と第2の磁性薄膜層11bと反強磁性層13を順次
積層した構造を一つの構成要素として、この構成要素間
の磁気的結合を弱めるべく設けられた金属非磁性層14
を介してこれら構成単位を複数回、望ましくは3回以上
積層して成る磁気抵抗効果素子の主に垂直方向の磁気抵
抗効果を用いた磁気抵抗効果型薄膜ヘッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に用
いられる薄膜磁気ヘッド、特に人工格子薄膜の主に厚さ
方向の磁気抵抗効果を用いた高感度を要求される磁気抵
抗効果型薄膜磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果素子は、磁気抵抗効果(磁
場の強さに応じて端子間抵抗が変化する現象)を利用し
た素子であり、用途としては磁気センサ、特に情報処理
装置のメモリとして使われる磁気記録装置の読みとりヘ
ッドとして多く使われている。特に記録媒体が低速で走
行する磁気記録装置においては、再生出力が速度に依存
しない磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドが使用されてい
る。また、近年、記録媒体の高記録密度化、データの高
転送速度化、多チャンネル化が進み、より高感度、すな
わち再生出力が高い磁気ヘッド(例えば薄膜ヘッド)が
要望されている。
【0003】以下に従来の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッ
ドについて図面を参照しながら説明する。
【0004】図9は従来の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッ
ドを示すものである。磁性基板90上に、ギャップ絶縁
層91、Ni0.8−Fe0.2合金薄膜等の磁気抵抗効果素
子92、一対の電流端子93a、93b、及び磁気テー
プ摺動面94から磁気テープ信号磁束を磁気抵抗効果素
子に導くためのフロントヨーク95及びバックヨーク9
6等が絶縁層(図示せず)を介して順次積層されてい
る。現在、磁気抵抗素子として人工格子薄膜を用いたも
の(例えば特開平4−247607号公報)が数多く発
明されている。また、人工格子薄膜の厚さ方向に電極を
配置したものとしては、人工格子薄膜としてFe/Cr
が報告されているが、このFe/Cr人工格子薄膜の磁
気抵抗効果、すなわち抵抗変化率(Δρ/ρ)は低温で
は大きな値を示すが、常温では数%と小さく、しかも飽
和磁界(以後Hsと示す)が15KOeと大きく、その
結果として、磁気抵抗効果素子及び磁気抵抗効果型薄膜
磁気ヘッドとしては感度が上がらなかった(特開平4−
123306号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気抵抗効果型
薄膜磁気ヘッドにおいて安定した高感度の出力を得るこ
と、及び磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドの課題である外
乱磁場に対する安定性、バルクハウゼンノイズの問題等
があった。外乱磁場に対する安定性やバルクハウゼンノ
イズの低減を実現するためには磁気抵抗効果素子を単軸
構造にする等の対策が取られている。しかし、磁気抵抗
効果型薄膜磁気ヘッドの出力は磁気抵抗効果素子がもつ
素子本来の抵抗変化率(Δρ/ρ)とHsで主に決定さ
れるため磁気抵抗効果素子の抵抗変化率(Δρ/ρ)を
向上させるとともに飽和磁界を小さくする必要がある。
磁気抵抗効果素子に一般使用されているNi0.8Fe0.2
合金薄膜では抵抗変化率(Δρ/ρ)が最大で2.5%、
Ni0.8Co0.2合金薄膜で最大5.8%であるため、これ
以上の高再生出力を得ることができないという課題があ
った。一方、人工格子薄膜を用いた磁気抵抗効果素子
(Fe/Cr人工格子薄膜の厚さ方向に電極を配置した
磁気抵抗効果素子)では抵抗変化率(Δρ/ρ)は大き
いが、Hsが大きく感度が上がらないため磁気抵抗効果
素子及び磁気抵抗効果型薄膜ヘッドとしては応用できな
いという課題があった。
【0006】従って、このような金属人工格子膜を磁気
ヘッドに使用するには更に印加磁界が小さくても動作す
るものが求められている。微小印加磁界で動作するもの
としては図2に示したようなFe-MnをNi-Fe/Cu/Ni-Feに
つけたスピンバルブ型のものが提案されている(シ゛ャーナル
オフ゛ マク゛ネティス゛ム アント゛ マク゛ネティック マテリアルス゛ 93 第101項(19
91年) (Journal of Magnetism and Magnetic Materials
93,p101,1991))。図2において20は基板、21はF
eNi層、22はCu層、23はFeMn層を示す。こ
の場合動作磁界は確かに小さいもののMR比は約2%と
小さい欠点がある。上記のようにNi-Fe(-Co)/Cuは巨大
磁気抵抗効果(以下GMRと呼ぶ)を示すので、Fe-Mn
をMR比が15%の人工格子膜[Ni-Fe-Co/Cu]等に直接
つけて微小磁界動作でGMRを示す素子を得ようとして
も、この場合やはりMR比は2%程度となってしまう問
題点があった。
【0007】本発明は、このような課題を解決するもの
で、微小印加磁界で動作する磁気ヘッドを供給すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】磁気抵抗素子は図1に示
したように、基板15上に、厚さ5〜100Åの第1の磁性
薄膜層11aと、厚さ5〜100Åの金属非磁性薄膜層12
と、厚さ5〜100Åの第12の磁性薄膜層1bと、厚さ10
〜100Åの反強磁性層13とを順次積層した構造を一つ
の構成要素として、この構成要素と構成要素間の磁気的
結合を弱めるべく設けられた金属非磁性層14よりなる
構成単位を複数回、望ましくは3回以上積層して成るこ
とを特徴とするもので、この構成により微小磁界動作で
MR比が大きい磁気抵抗効果素子が可能となる。
【0009】特に反強磁性層3としてはFe-Mnが望まし
く、・第1の磁性薄膜層11a及び第12の磁性薄膜層
11bは主成分が (NiXCo1-X)X'Fe1-X' (1) でX,X'はそれぞれ原子組成比で 0.6≦X≦1.0, 0.7≦X'≦1.0 (2) で、金属非磁性薄膜層12及び金属非磁性層14はCu,A
g,Auのいずれかで、特にCuが望ましい。
【0010】又上記のもの以外では ・第1の磁性薄膜層11a及び第2の磁性薄膜層11b
は主成分が (CoYNi1-Y)ZFe1-Z (3) でY,Zはそれぞれ原子組成比で 0.4≦Y≦1.0、0.8≦Z≦1.0 (4) で、金属非磁性薄膜層12及び金属非磁性層14はCu,A
g,AuのいずれかでCuが好ましい。
【0011】更に ・第1の磁性薄膜層11aと第2の磁性薄膜層11bは
それぞれ主成分が異なる組み合わせの上記(1)もしく
は(3)より成るものでもよい。
【0012】ここに第1の磁性薄膜層11a、第2の磁
性薄膜層11bは磁歪が小さくい磁性材料で、(2)
式、(4)式はこの条件を満足するのに必要な組成範囲
である。第1の磁性薄膜層11a、第2の磁性薄膜層1
1bとしては上記の様な3元系でなくともNi-FeやNi-Co
系等の2元系磁性薄膜層でもよい。
【0013】以上、上記で示した構成の人工格子薄膜を
用い、しかも磁気抵抗効果素子に接続する電流端子を人
工格子薄膜の上層部と下層部に設け、人工格子薄膜の主
に厚さ方向の磁気抵抗効果を利用した。これにより、磁
気抵抗効果は面内で用いた場合の約2〜3倍となり、そ
の上Hsは殆ど変化せず小さな値を示す。その上パター
ニングをして磁気抵抗効果素子のパターンを増やしてや
ることにより電流端子部分の影響が抑えられ、高感度な
磁気抵抗効果素子が可能となる。
【0014】なお、上記磁気抵抗効果素子とそれを用い
た磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドは磁気抵抗効果素子の
パターン及び製造法によらず、膜面に対して厚さ方向の
磁気抵抗効果を用いることができるパターンもしくはパ
ターン製造法であれば同様な効果を有することは言うま
でもない。
【0015】
【作用】第2の磁性薄膜層11bは反強磁性層13と磁
気的に結合して一方向異方性を示し、ある方向のスピン
回転が抑制される。これに対して第1の磁性薄膜層11
aは金属非磁性薄膜層12によって第2の磁性薄膜層1
1bと隔てられているため微小磁界が印加された時第1
の磁性薄膜層11aのスピンは磁界方向に回転し、第2
の磁性薄膜層11bは上記の反強磁性層13との結合に
よりスピンの回転が抑制され、両磁性層のスピンの向き
が反平行となり磁気抵抗が大きくなる。磁界がある程度
大きくなれば両スピンは平行となり磁気抵抗は低下する
ため磁気抵抗変化が得られる。このような[1a]/[2]/[1
b]/[3]といった積層膜を単に積層するだけではより大き
なMR効果は得られないが、これら構成要素間の磁気的
結合を金属非磁性層14で弱めた{[1a]/[2]/[1b]/[3]}/
[4]より成る構成単位を複数回積層することにより微小
磁界で動作するMR比の大きな磁気抵抗効果素子が得ら
れる([]内は各符号の膜を表わす)。金属磁性層14に
より各要素間の磁気的結合が弱まったか否かは素子のM
R曲線より判断でき、弱まった場合は微小磁界で反強磁
性層13と接していない第1の磁性薄膜層の磁化反転が
生じ大きなMR効果が得られるのに対し、そうでない場
合は微小磁界で第1の磁性薄膜層の磁化反転は起こらず
大きなMR効果は得られない。
【0016】このような構成の人工格子薄膜を厚さ方向
で用いることで、磁化の配列による電子散乱の他に磁性
層と非磁性層の界面での散乱の影響も大きくなるため
に、面内よりも大きな抵抗変化率(Δρ/ρ)が得られ
る。その上、外部磁場は面内方向に印加するためHsは
殆ど変化しない。
【0017】従って、微少な印加磁界で動作可能な磁気
抵抗効果型薄膜磁気ヘッドが実現される。
【0018】
【実施例】(1)のNi-richのNi-Co-Fe系合金はその組
成比が(2)式を満足するとき磁歪が小さく軟磁性を示
す。その代表的なものはNi0.8Co0.1Fe0.1, Ni0.8Fe0.2,
Ni 0.8Co0.2等である。又更に軟磁性を改良したり耐摩耗
性及び耐食性を改良するために(1)の組成に Nb,Mo,C
r,W,Ru等を添加しても良い。一方(3)を満足するCo-r
ichのCo-Ni-Fe系合金は(4)式を満足するときやはり
低磁歪となる。その代表的なものはCo0.9Fe0.1等であ
る。これら磁性薄膜層は組成によっては異なるが一般的
にはその厚さが5Å未満ではキュリ−温度の低下により
室温での磁化の低下等が問題となり、又実用上磁気抵抗
素子は全膜厚が数百Åで用いられるため、本発明のよう
に積層効果を利用するには各磁性薄膜層を100Å以下に
する必要があり、従来材料のMR特性を大幅に上回るに
は20〜40Åにすることが望ましい。
【0019】第1の磁性薄膜層11a、第2の磁性薄膜
層11bは低磁歪の膜であることが必要である。これは
実用上弱磁界で動作することが必要なのと、MRヘッド
等に用いた場合磁歪が大きいとノイズの原因になるため
である。この条件を満足するものには上記(1)、
(2)式で示されるNi-richのNi-Fe-Co系膜がある。又
これとは異なる上記(3)、(4)式で示される低磁歪
のCo-richのCo-Ni-Fe膜を用いても良いし、これと上記
の(1)、(2)式の磁性薄膜層とを組み合わせて用い
ても良い。
【0020】これらの第1の磁性薄膜層11a、第2の
磁性薄膜層11bとの間に介在させる金属薄膜層12は
上記(1)から(4)で示された組成の磁性薄膜層との
界面での反応が少なく、かつ非磁性であることが必要
で、Cu,Ag,Au等が適しており、特にMR特性的にはCuが
望ましい。金属非磁性薄膜層12の厚さが100Åより厚
くなると素子全体のMR比が低下し、又金属非磁性薄膜
層2が無い場合や厚さが5Å未満となると第1の磁性薄
膜層11a、第2の磁性薄膜層11bとが互いに強磁性
的に結合してしまい大きな磁気抵抗効果は得られない。
又従来材料のMR特性を大幅に上回るには5〜30Åであ
ることが望ましい。
【0021】反強磁性層13との磁気的絶縁を目的とす
る金属非磁性層14は通常5〜10Å程度で磁気的結合を
弱めることが可能であるが、膜の平坦性等によってこの
値は異なる。又膜厚の上限は上記金属非磁性薄膜層12
同様の理由で膜厚は100Å以下であることが必要で、M
R特性の観点からは金属非磁性薄膜層と同様5〜30Åで
あることが望ましい。
【0022】反強磁性層13も上記と同様の理由で厚さ
がやはり100Å以下であることが必要で、磁性層11b
と磁気的に結合して十分な一方向異方性を出すには膜厚
が通常10Å以上必要であり、MR特性の観点からは10〜
60Åであることが望ましい。
【0023】従って、本発明では上記の構成の金属人工
格子薄膜を使用し、磁気抵抗効果素子に接続する電流端
子を人工格子薄膜の上層部と下層部に設け、前記人工格
子薄膜の主に厚さ方向の磁気抵抗効果を測定した。以下
にその具体的な実施例を示す。
【0024】(実施例1)図3は本発明の第1の実施例
である。特に磁気抵抗効果素子部の構成について図示し
ている。本実施例では、ガラス基板30上に、人工格子
薄膜の磁気抵抗効果素子31及び、駆動電流を印加する
たの下層部電流端子32、上層部電流端子33から形成
されている。成膜には多元スパッタ装置を用い以下に示
す構成の磁気抵抗効果素子を形成した。 A': Ni-Co-Fe(30)/Cu(20)/Co-Fe(30)/Fe-Mn(50) この構成要素A’を単に繰り返し積層しただけでは磁気
抵抗効果は殆ど改善されないため、この構成要素A'間
の磁気的結合を弱めるべく、各A'間にCu層を挿入して
5回積層し A:[A'/Cu(30)]5 (( )内は厚さ(Å)を表わす)を作製した。
【0025】なお、タ−ゲットにはそれぞれ直径80mmの
Ni0.8Co0.1Fe0.1(第1の磁性層1a),Cu(非磁性金属層
2), Co0.9Fe0.1(第2の磁性層1b), Fe50Mn50(反強磁
性層3)を用い、各膜厚はシャッタ−により制御した。
図4に垂直方向の磁気抵抗効果素子の形成方法を示す。
ガラス基板40上にCr/Au薄膜の下層部電流端子4
2をスパッタ装置で形成する(図4(A))。下層部電
流端子42の上に上記構成の磁気抵抗効果素子41を形
成し(図4(B)、その上に、Cr/Au上層部電流端
子43をスパッタ法で形成する(図4(C))。本発明
の第1の実施例では、下層部電流端子42と上層部電流
端子43が磁気抵抗効果素子41を挟み込むように形成
されている(図3)ため駆動電流は主に膜面に対して厚
さ方向に流れる。
【0026】得られた膜のMR特性を室温、印加磁界10
0 Oeで測定した結果を示す。駆動電流が面内方向に流れ
る場合、すなわち膜面に対して平行方向の抵抗変化率
(Δρ/ρ)は10%、Hsは3Oeであり、駆動電流
が面内に対して垂直方向、すなわち膜面に対して厚さ方
向の抵抗変化率(Δρ/ρ)は30%が得られ、膜面よ
り膜面に対して垂直方向の抵抗変化率(Δρ/ρ)が約
3倍に上がった。その上、Hsは全く変化なく、約3O
eであった。
【0027】なお、上記の実験でCu層の厚さを50, 100
ÅにするとMR比はそれぞれ5%、3%に低下し、垂直
方向のMR比も15%、8%になった。また、磁性層の
厚さを10, 50ÅにするとMR比はそれぞれ4%、5%に
低下し、垂直方向のMR比は11%、16%であった。
反強磁性層の厚さを70ÅにするとMR比は5%に低下
し、垂直方向のMR比は10%であった。
【0028】(実施例2)実施例1と同様にタ−ゲット
に直径80mmの Fe50Mn50(反強磁性層3), Ni0.8Co 0.05Fe
0.15(磁性層1a、1b), Ni0.8Co0.2(磁性層1a、1
b), Cu(非磁性金属層2、4)を用いて B: [{Ni-Co-Fe(20)/Cu(20)/Ni-Co-Fe(20)/Fe-Mn(50)}/Cu(40)]3 C: [{Ni-Co(40)/Cu(20)/Ni-Co(40)/Fe-Mn(50)}/Cu(20)]4 (( )内は厚さ(Å)を表わす)を作製してそのMR特性
を測定したところMR比がそれぞれ6%、8%で、垂直
方向のMR比は15%、21%が得られ、MR変化に要
する磁界幅は面内、垂直方向どちらもそれぞれ 2 Oe, 1
0 Oeであった。
【0029】(実施例3)実施例1と同様にタ−ゲット
に直径80mmの Ni0.8Fe0.15Co0.05(第1の磁性層1a),
Cu(非磁性金属層2、4), Co0.9Fe0.1(第2の磁性層1
b), Fe50Mn50(反強磁性層3)を用いて D:[{Ni-Fe-Co(20)/Cu(10)/Co-Fe(20)/Fe-Mn(50)}/Cu(10)]N (( )内は厚さ(Å)を表わす)を作製し、そのMR特性
の積層回数(N)依存性を調べた。結果を(表1)に示
す。
【0030】
【表1】
【0031】この結果より積層回数は3回以上であるこ
とが望ましいことがわかった。 (実施例4)図5に本発明の第4の実施例を示す。図1
と同様、特に磁気抵抗効果素子部の構成について図示し
ている。本実例では、ガラス基板50、磁気抵抗効果素
子51及び、駆動電流を印加するためのCr下層部電流
端子52、Au上層部電流端子53、絶縁層(レジス
ト)54から形成されている。磁気抵抗効果素子の構成
は、実施例1と同様に構成単位[{Ni-Co-Fe(30)/Cu(20)/
Co-Fe(30)/Fe-Mn(50)}/Cu(30)]を5回積層した。パター
ンの形成方法を以下図6に示す。ガラス基板60上にC
r下層部電流端子62をスッパタ法で形成(図6
(A))した後、磁気抵抗効果素子61を下層部電流端
子の上に形成(図6(B))する。その後、レジストを
塗りフォトリソグラフィ技術を用いてマスク65をする
(図6(C))。ドライエッチング法でで下層部電流端
子62の厚さまでエッチングし(図6(D))、再びレ
ジストを塗り、マスク64を形成後、イオンミリング法
で磁気抵抗果素子61の厚さまで平坦化する(図6
(E))。その上から、上層部電流端子63をスパッタ
法で形成する(6図(F))。 本発明の第4の実施例
では、磁気抵抗効果素子61、下層部電流端子62、上
層部電流端子63をパターン化(図6)して下層部電流
端子62、上層部電流端子63の影響を少なくしてい
る。磁気抵抗効果素子をパターニングしない場合、その
抵抗変化率(Δρ/ρ)は30%であり、磁気抵抗効果
素子をパターニングした場合の抵抗変化率(Δρ/ρ)
は35%が得られ、パターニングしない場合よりも パ
ターニングした場合の方が電流端子の影響が低減され、
約5%大きな抵抗変化率(Δρ/ρ)が得られ、Hsも
変化なく約3Oeであった。
【0032】(実施例5)図7に本発明の第5の実施例
を示す。図3、図5と同様、特に磁気抵抗効果素子部の
構成について図示している。本実施例ではガラス基板7
0、磁気抵抗効果素子71a、71b、71c、71d
及び駆動電流を印加するためのCr下層部電流端子72
a、72b、Au上層部電流端子73a、73b、73
c、絶縁層(レジスト)74a、74b、74c、74
d、74eから形成されている。磁気抵抗効果素子の構
成は、実施例1、または実施例4と同様で、構成単位
[{Ni-Co-Fe(30)/Cu(20)/Co-Fe(30)/Fe-Mn(50)}/Cu(30)]
を5回積層した。図8に示す。基板80上にCr下層部
電流端子82をスッパタ法で形成(図8(A))した
後、前記構成の磁気抵抗効果素子81を下層部電流端子
82の上にスパッタ法で形成(図8(B))する。その
後、レジストを塗りフォトリソグラフィ技術を用いてマ
スク85a、85b、85c、85dを形成する(図8
(C))。ドライエッチング法で下層部電流端子82の
厚さまでエッチングし、磁気抵抗効果素子81a、81
b、81c、81dを形成する(図8(D))。再びレ
ジストを塗り、フォトリソグラフィ技術を用いてマスク
86a、86bを形成し(図8(E))、ドライエッチ
ング法を用いて不要な下層電流端子部分87a、87
b、87cを取り除き、下層部電流端子82a、82b
を形成する(図8(F))。再びレジストを塗り、イオ
ンミリング法で磁気抵抗果素子81a、81b、81
c、81dの厚さまで平坦化し、絶縁層(レジスト)8
4a、84b、84c、84d、84eを形成する(図
8(G))。Au上層部電流端子83をスパッタで形成
する(図8(H))。再びレジストを塗り、フォトリソ
グラフィ技術でマスク88a、88b、88cを形成す
る(図8(I))。その後、ドライエッチング法で不要
な電流端子部分89a、89bを取り除く(図8
(J))。最後に、マスク88a、88b、88cを取
り除く(図8(K))。第5の実施例では、磁気抵抗効
果素子を分割し、それに接続する電流端子部分を駆動電
流ができるだけ多くの磁気抵抗効果素子の厚さ方向を流
れるように形成し(図7)、膜面に対して厚さ方向の磁
気抵抗効果をできるだけ多く利用できる様に形成した。
磁気抵抗効果素子のパターンが単一場合の抵抗変化率
(Δρ/ρ)は35%であり、磁気抵抗効果素子のパタ
ーンが分割している場合の抵抗変化率(Δρ/ρ)は4
0%が得られ、磁気抵抗効果素子のパターンが単一のも
のより分割されている方が抵抗変化率(Δρ/ρ)は約
5%大きくなる。しかも、Hsは約3Oeと変化しなか
った。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、Hsが小さな人
工格子薄膜からなる磁気抵抗効果素子の膜面に対して厚
さ方向の磁気抵抗効果を用いることにより、抵抗変化率
(Δρ/ρ)が膜面に対して平行方向の磁気抵抗効果の
抵抗変化率(Δρ/ρ)よりも大きな抵抗変化率(Δρ
/ρ)が得られる。その上、Hsが殆ど変化しないの
で、微小印加磁界で大きな磁気抵抗効果が得られる金属
人工格子薄膜を用いる事により小さな印加磁界範囲で大
きな磁気抵抗効果を得る事ができる。そして、磁気抵抗
効果素子とそれにを接続する電流端子をパターニングす
ることでパターニングしないで用いるよりも電流端子部
分の影響を抑えられ、また膜面に対して厚さ方向を用い
るため従来より小型化する事ができ、小型化しても従来
よりも大きな抵抗変化率(Δρ/ρ)が得られる。そし
て、パターニングしてできるだけ多くの厚さ方向の磁気
抵抗効果を利用することでさらに高い感度が得られる。
以上の理由から微小印加磁界で動作可能な磁気抵抗効果
型薄膜磁気ヘッドを実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気抵抗効果素子の構成図
【図2】従来例のスピンバルブの構成図
【図3】本発明の実施例1を示す磁気抵抗効果素子の斜
視図
【図4】本発明の実施例1を示す磁気抵抗効果素子部の
形成法の断面図
【図5】本発明の実施例4を示す磁気抵抗効果素子の斜
視図
【図6】本発明の実施例4を示す磁気抵抗効果素子部の
形成法の断面図
【図7】本発明の実施例5を示す磁気抵抗効果素子部の
斜面図
【図8】本発明の実施例5を示す磁気抵抗効果素子の形
成行程の断面図
【図9】従来の磁気抵抗効果型薄膜ヘッドの外観図
【符号の説明】
11a 第一の磁性薄膜層 11b 第二の磁性薄膜層 12 金属非磁性薄膜層 13 反磁性層 14 磁気的結合を弱めるべく設けられた金属非磁性層 20 基板 21 FeNi層 22 Cu層 23 FeMn層 30 基板 31 人工格子薄膜の磁気抵抗効果素子 32 下層部電流端子 33 上層部電流端子 40 基板 41 人工格子薄膜の磁気抵抗効果素子 42 下層部電流端子 43 上層部電流端子 44 絶縁層(レジスト) 50 基板 51 人工格子薄膜の磁気抵抗効果素子 52 下層部電流端子 53 上層部電流端子 54 絶縁層(レジスト) 55 マスク 61 基板 62 人工格子薄膜の磁気抵抗効果素子 63 下層部電流端子 64 上層部電流端子 65 絶縁層(レジスト) 70 マスク 71a、71b、71c、71d 人工格子薄膜の磁気
抵抗効果素子 72a、72b 下層部電流端子 73a、73b、73c 上層部電流端子 74a、74b、74c、74d、74e 絶縁層(レ
ジスト) 80 基板 81、81a、81b、81c、81d 人工格子薄膜
の磁気抵抗効果素子 82、82a、82b 下層部電流端子 83、83a、83b、83c 上層部電流端子 84a、84b、84c、84d、84e 絶縁層(レ
ジスト) 85a、85b、85c、85d マスク(磁気抵抗効
果素子加工用) 86a、86b マスク(下層部電流端子加工用) 87a、87b、87c 不要な下層部電流端子部分
(エッチング部分) 88a、88b、88c マスク(上層部電流端子加工
用) 89a、89b 不要な上層部電流端子部分(エッチン
グ部分) 90 磁性基板 91 ギャップ絶縁層 92 磁気抵抗効果素子 93a、93b 電流端子 94 磁気テープ摺動面 95 フロントヨーク 96 バックヨーク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感磁部と電流端子を有する磁気抵抗効果型
    磁気ヘッドであって、前記感磁部を構成する磁気抵抗素
    子において、厚さ5〜100Åの第1の磁性薄膜層と厚さ5
    〜100Åの金属非磁性薄膜層と厚さ5〜100Åの第2の磁
    性薄膜層と厚さ10〜100Åの反強磁性層とを順次積層し
    た構造を一つの構成要素として、この構成要素間の磁気
    的結合を弱めるべく設けられた金属非磁性層を介して複
    数個積層して成る人工格子薄膜の主に厚さ方向の磁気抵
    抗効果を用いることを特徴とする磁気抵抗効果型薄膜磁
    気ヘッド。
  2. 【請求項2】感磁部と電流端子を有する磁気抵抗効果型
    磁気ヘッドであって、前記感磁部を構成する磁気抵抗素
    子において、厚さ5〜100Åの第1の磁性薄膜層と厚さ5
    〜100Åの金属非磁性薄膜層と厚さ5〜100Åの第2の磁
    性薄膜層と厚さ10〜100Åの反強磁性層とを順次積層し
    た構造を一つの構成要素として、この構成要素間の磁気
    的結合を弱めるべく設けられた金属非磁性層を介して複
    数個積層して成る人工格子薄膜とその人工格子薄膜を接
    続する電流端子のパターンで、前記人工格子薄膜の主に
    厚さ方向の磁気抵抗効果を用いるために、少なくとも一
    つの前記人工格子薄膜に対して少なくとも一対の前記電
    流端子が前記人工格子薄膜の下層部分と上層部分に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効
    果型薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】感磁部と電流端子を有する磁気抵抗効果型
    磁気ヘッドであって、前記感磁部を構成する磁気抵抗素
    子において、厚さ5〜100Åの第1の磁性薄膜層と厚さ5
    〜100Åの金属非磁性薄膜層と厚さ5〜100Åの第2の磁
    性薄膜層と厚さ10〜100Åの反強磁性層とを順次積層し
    た構造を一つの構成要素として、この構成要素間の磁気
    的結合を弱めるべく設けられた金属非磁性層を介して複
    数個積層して成る人工格子薄膜とその人工格子薄膜を接
    続する電流端子をフォトリソグラフィ技術によってパタ
    ーニングし、一対の電極と複数個の導体により、複数個
    の前記人工格子薄膜を連ね、主に厚さ方向の磁気抵抗効
    果を用いることを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効
    果型薄膜磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】磁性層が(NiX−Co1-XX'Fe1-X'
    主成分とし、X=0.4〜1.0、X’=0.8〜1.0であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の磁気抵抗
    効果型薄膜磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】磁性層が(CoYNi1-YY'Fe1-Y'を主
    成分とし、Y=0.4〜1.0,Y’=0.8〜1.0であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の磁気抵抗効
    果型薄膜磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】反強磁性層がFe-Mn合金膜であることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の磁気抵抗効果
    型薄膜ヘッド。
  7. 【請求項7】金属非磁性薄膜層及び金属非磁性層がCuで
    あることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    磁気抵抗効果型薄膜ヘッド。
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