JPH0745828Y2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH0745828Y2
JPH0745828Y2 JP12694589U JP12694589U JPH0745828Y2 JP H0745828 Y2 JPH0745828 Y2 JP H0745828Y2 JP 12694589 U JP12694589 U JP 12694589U JP 12694589 U JP12694589 U JP 12694589U JP H0745828 Y2 JPH0745828 Y2 JP H0745828Y2
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JP
Japan
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tank
water
inner tank
hot water
outer tank
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JP12694589U
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JPH0366478U (ja
Inventor
敏行 渡辺
Original Assignee
富士電機冷機株式会社
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、温水タンクを備え、ホット飲料を販売する自
動販売機に関する。
〔従来の技術〕
ホット飲料を販売する自動販売機においては、ヒータを
内蔵する温水タンクから湯を供給するようになっている
が、その給湯はグラビティー方式によるため、温水タン
クは圧力差のとれる箇所に設置しなければならず、その
取付箇所が限定される。また従来の温水タンクはある一
定の水位に下がると給水されるようになっているから、
商品が短時間に集中して販売されると、その途中で多量
の給水が行われることになるため、集中販売時の湯温の
変動が激しく、販売商品の品質が安定しない。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の目的は、温水タンクの取付箇所が制限されず、
かつ集中販売時にも所定温度の湯を供給することのでき
る自動販売機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案の自動販売機におい
ては、ヒータを内蔵する密閉構造の内タンクと、内タン
クを囲むように配置し内タンクと弁を介して連通する外
タンクと、外タンクの外周を囲む断熱体と、内タンクに
開口するエア供給管および給湯管と、外タンクに開口す
る給水管とを有する温水タンクを備えたものである。
断熱体としては真空二重層を用いると有利である。
内タンクに内蔵するヒータは、内タンクのみならず、そ
の一部で外タンクをも加熱するようにすることができ
る。また内タンクのヒータとは別に、外タンクに予熱ヒ
ータを設けてもよい。
内タンクと外タンクとの間に断熱体を挿入し、両タンク
間の熱の移行を遮断するようにしてもよい。
〔作用〕
上記のように構成された自動販売機においては、外タン
クに給水管より供給された水は弁が開いているとき内タ
ンクに入り、内タンク内でヒータにより加熱される。販
売の要求があった場合には、両タンク間の弁が閉じられ
エア供給管より空気が押し込まれることにより内タンク
の湯は給湯管より押し出される。
ヒータによって加熱された内タンク内の水の熱は一部外
タンクに伝導され、外タンク内の水を予熱し、外タンク
の外周は断熱体によって囲まれているから外部への熱放
散は阻止され、ヒータの熱エネルギーは有効に利用され
る。
外タンク内の水をもヒータにより予熱することにより、
内タンクに供給される水の温度は高められるから、内タ
ンクの水を所定温度にするための加熱時間は短縮され
る。
両タンク間に断熱体を挿入した場合には、内タンクの水
の熱損失が極めて小となる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面について説明する。
第1図は本考案による温水タンクの断面図、第2図は本
考案による自動販売機の構成配置図で、両図において同
等部分には同符号が付されている。
1は温水タンク、2は下部にヒータ3を有する内タン
ク、4は内タンク2を囲むように配置された外タンク、
5は内タンク2と外タンク4との底部間に形成した連通
口、6はこの連通口5に設けられ外タンク4の底部より
操作可能な弁、7は外タンク4の外周を囲み、二重壁で
内部が真空引きされた断熱壁、8は内タンク2と外タン
ク4の上部を覆う断熱蓋で、断熱壁7と断熱蓋8とは内
タンク2と外タンク4とを密閉する断熱体を構成する。
9は内タンク2に開口しエアポンプ10に接続されたエア
供給管、11は内タンク2に開口し飲料用の湯を外部に供
給するための給湯管である。12は外タンク4に開口する
給水管で、水ポンプ13、リザーバー14、弁15を介して水
道管16に接続されている。17は外タンク4内に設けられ
たフロートである。
次に動作について説明する。
まず弁15を開いて水道管16より供給された水はリザーバ
ー14に貯留されるとともに水ポンプ13により給水管12を
介して外タンク4に注入され、さらに弁6が矢印で示す
ように引下げられ開かれることにより連通口5を通して
矢印で示すように内タンク2に注入される。外タンク4
の水位がフロート17により設定される水位になると水ポ
ンプ13の運転が止められ、注水は停止する。ヒータ3に
通電することにより内タンク2内の水は加熱され、その
一部の熱は外タンク4の水にも伝達され、外タンク4内
の水は予熱される。内タンク2内の水の温度が所定値に
なるようにヒータ3はオン、オフし、待機状態となる。
今利用者が自動販売機にコインを投入し商品選択釦を操
作して、自動販売機の制御部が販売可能と判断すると、
両タンク2、4間の弁6が引上げられて閉じられ、エア
ポンプ10が駆動され、エアポンプ10はエア供給管9より
内タンク2内にエアを押し込むから、内タンク2内の湯
は加圧されて給湯管11より押し出され、自動販売機のミ
キシングボール、又はベンドステージに搬出されたカッ
プに直接供給される。給湯によって内タンク2の水位は
低下するから、弁6が開かれ連通口5を介して外タンク
4より水が内タンク2内に流れ込み、その結果外タンク
4の水位が所定範囲から外れると再び水ポンプ13が駆動
され外タンク4に給水され、ヒータ3は内タンク2内の
水の温度に応じてオン、オフし、再び待機状態となる。
ある短時間の期間に販売が集中する場合、例えば事務
所、学校内に設置された自動販売機で休憩時間に一時的
に多数の利用者があるような場合には、上述のように販
売毎に新しく給水が行われると、給湯の温度は著しく変
動し商品の品質が低下するから、上述のような連続販売
方式にかえてバッチ販売方式に切り換えることができ
る。すなわち、その場合には両タンク2、4間の弁6を
閉じた状態にし、内タンク内の湯がほぼなくなるまで販
売を続け、その後一時売切れ状態として、弁6を開き一
気に内タンク2に給水し、この水が所定温度になった段
階で販売可能状態に戻すものである。連続販売方式から
バッチ販売方式への切換は、常時は連続販売方式にして
おき、タイマで特定の時間帯のみバッチ販売方式に自動
的に切り換えるようにしてもよいし、或いは単位時間の
販売数を検出し、その値がある一定値を越えるとバッチ
販売方式に切り換え、一定値以下になったら連続販売方
式に戻すようにしてもよい。
上述の実施例ではヒータは内タンクにのみ設けたが、こ
のヒータを外タンクにも一部拡張することによって外タ
ンク内の水を予熱することもでき、また外タンクに専用
の予熱ヒータを設けてもよい。
また内タンク2と外タンク4との間の境界壁18を例えば
真空二重壁の断熱体とし、内タンク2の湯の持つ熱が外
タンク4に逃げないようにしてもよい。この場合内タン
ク2の湯による外タンクの水の予熱効果はなくなるが、
内タンク2の湯温の外タンク4の水による低下は防止す
ることができる。
上述の実施例では内タンク2と外タンク4の上部を覆う
断熱蓋は一体に形成して両タンク2、4に対し密閉構造
としたが、外タンク4に対しては必ずしも密閉構造とす
る必要はないから、内タンク2、外タンク4にそれぞれ
別個の断熱蓋を設け、少なくとも内タンク2の断熱蓋は
密閉構造とするようにしてもよい。
なお、内タンクと外タンクとの連通構造についても上述
の実施例に限定されることなく、種々の構成が可能であ
る。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏するものである。
(1)温水タンクよりの給湯は従来のようにグラビティ
ー方式でなく圧縮空気より加圧するものであるから、従
来のように温水タンクを自動販売機の必ずしも上部に置
く必要はなく、任意の位置に取り付けることができ、し
たがって自動販売機の内部レイアウトの自由度を高める
ことが可能となる。
(2)内タンクへの給水を一時停止することができるか
ら、短時間に集中的に販売が行われる場合でも湯温を安
定に保持することが可能となり、販売商品の品質が高め
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による温水タンクの一例の断面図、第2
図は本考案の自動販売機の構成配置図である。 1…温水タンク 2…内タンク 3…ヒータ 4…外タンク 5…流出口 6…弁 7…断熱壁 8…断熱蓋 9…エア供給管 10…エアポンプ 11…給湯管 12…給水管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータを内蔵する密閉構造の内タンクと、
    内タンクを囲むように配置し内タンクと弁を介して連通
    する外タンクと、外タンクの外周を囲む断熱体と、内タ
    ンクに開口するエア供給管および給湯管と、外タンクに
    開口する給水管とを有する温水タンクを備えたことを特
    徴とする自動販売機。
JP12694589U 1989-10-30 1989-10-30 自動販売機 Expired - Fee Related JPH0745828Y2 (ja)

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JPH0366478U JPH0366478U (ja) 1991-06-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4529531B2 (ja) * 2004-04-27 2010-08-25 富士電機リテイルシステムズ株式会社 給湯装置
JP6210783B2 (ja) * 2013-02-18 2017-10-11 株式会社アペックス 飲料供給装置

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JPH0366478U (ja) 1991-06-27

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