JPH0745294Y2 - 木製の彎曲蓋 - Google Patents

木製の彎曲蓋

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JPH0745294Y2
JPH0745294Y2 JP10165791U JP10165791U JPH0745294Y2 JP H0745294 Y2 JPH0745294 Y2 JP H0745294Y2 JP 10165791 U JP10165791 U JP 10165791U JP 10165791 U JP10165791 U JP 10165791U JP H0745294 Y2 JPH0745294 Y2 JP H0745294Y2
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JP
Japan
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curved lid
curved
lid
plate
wooden
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Application number
JP10165791U
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JPH065906U (ja
Inventor
正義 杉山
Original Assignee
ハマニ化成株式会社
ハマウッド株式会社
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Publication date
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Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外方へ凸状に膨出した
木製の彎曲蓋の改良に関するものである。
【0002】家具、システム・キッチン等のコーナ部に
は、外方へ凸状に膨出した木製の彎曲蓋が使用されてい
る。この彎曲蓋は、素材である木材を外側より無理に彎
曲させているため、時がたっと除々に原形に復して、そ
の大きさ・形状が狂い開口部にうまく収まらなくなる欠
点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、この欠点を
解消して大きさ、形状等が狂わない彎曲蓋を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課願を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本考案はつぎのように構成する。すなわち、外方へ
凸状に膨出した木製の彎曲蓋において、その骨組の一部
となる彎曲した横架材を、アルミ板を含む積層板を平面
視所定形状に切り出して形成する木製の彎曲蓋である。
【0005】
【作用】彎曲した横架材をアルミ板を含む積層板から切
り出したので、外力が加わってもアルミ板の剛性により
変形しにくい。また、外力により無理に彎曲させていな
いため、この点からみても変形しにくい。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を、以下に図面に基いて説明
する。本考案の彎曲蓋1は、図1、2に示すように骨組
2とその外面に張る表板3とよりなる。骨組2は、図2
に示すように3本の横架材4と、これらを結ぶ3本の立
材5とよりなり、横架材4は外方へ凸状に膨出してい
る。横架材4は、図3に示すような平板状の積層板6
を、平面視外方へ凸状に膨出するようルータa(木工機
の一種)にて、彎曲状に切り出す。積層板6は、中央に
薄いアルミ板7を有し、その表裏に合板8、8を積層し
たものである。アルミ板7は、中央に限るものではな
く、枚数も複数枚としてもよい。アルミ板7を挟着する
のは、つぎの工程で彎曲させながら張設する表板3の復
元力により、横架材4が変形するのを防ぐためである。
アルミ材とする理由は、アルミは上記の復元力に耐えう
る剛性をもっと同時に、ルータで切削できる柔かさをも
っからである。
【0007】このようにして切り出した横架材4を、3
本上中下の位置に配し、これを3本の立材5で連結し
て、骨組2をつくる。立材5は、タッカにより連結す
る。横架材4、立材5を各3本としたのは、彎曲蓋1の
大きさによるもので、この数に限るものではない。つぎ
に骨組2の上面に表板3を張設する。表板3は図1に示
すように骨組2に沿うよう彎曲させつつ、タッカにて固
定していく。表板3の上に表装材(図示せず)を接着す
る。
【0008】以上彎曲蓋について説明したが、横架材に
アルミ板を含む積層材を使うことは、反り・ねじれを極
度に嫌うプロッタ用板、あるいは240mm×600m
mという大きな蓋など、彎曲していない材にも応用でき
ることはいうまでもない。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上説朋したように、骨組とな
る横架材にアルミ板を入れたので、これの剛性により、
無理に彎曲させつつ張設した表板の復元力で、彎曲蓋の
大きさ、形状等が狂うのを防止できる。また、この横架
材は平板状の積層板から彎曲状に切り出したもので、外
力により変形させてないため横架材自体には原形に復元
しようとなる内部応力はなく安定している。
【図面の簡単な説明】
【図1】表板張設中の彎曲蓋を示す斜視図。
【図2】彎曲蓋を示す斜視図。
【図3】積層板より彎曲蓋を切り出す工程を示す説明
図。
【図4】彎曲蓋を示す斜視図。
【符号の説朋】1 − 彎曲蓋 2 − 骨組 4 − 横架材 5 − 立材 6 − 積層板 7 − アルミ板
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 3/70 F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外方へ凸状に膨出した木製の彎曲蓋にお
    いて、その骨組の一部となる彎曲した横架材を、アルミ
    板を含む積層板を平面視所定形状に切り出して形成する
    木製の彎曲蓋。
JP10165791U 1991-10-07 1991-10-07 木製の彎曲蓋 Expired - Lifetime JPH0745294Y2 (ja)

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JP10165791U JPH0745294Y2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 木製の彎曲蓋

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JPH065906U JPH065906U (ja) 1994-01-25
JPH0745294Y2 true JPH0745294Y2 (ja) 1995-10-18

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KR101369904B1 (ko) * 2011-11-29 2014-03-04 (주)마크스톤 구조용 패널 및 그 제조방법
JP2014210401A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 株式会社トッパン・コスモ 曲面パネルの製造方法、曲面パネル及びドア装置
KR101511753B1 (ko) * 2014-11-05 2015-04-17 박영기 다단 적층식 목공예 수납장의 제작방법

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JPH065906U (ja) 1994-01-25

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