JPH0745221Y2 - ペーシング装置 - Google Patents
ペーシング装置Info
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- JPH0745221Y2 JPH0745221Y2 JP1990026898U JP2689890U JPH0745221Y2 JP H0745221 Y2 JPH0745221 Y2 JP H0745221Y2 JP 1990026898 U JP1990026898 U JP 1990026898U JP 2689890 U JP2689890 U JP 2689890U JP H0745221 Y2 JPH0745221 Y2 JP H0745221Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pacer
- catheter
- support portion
- fitting
- pacing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/02—Details
- A61N1/04—Electrodes
- A61N1/05—Electrodes for implantation or insertion into the body, e.g. heart electrode
- A61N1/056—Transvascular endocardial electrode systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/36—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
- A61N1/372—Arrangements in connection with the implantation of stimulators
- A61N1/375—Constructional arrangements, e.g. casings
- A61N1/3752—Details of casing-lead connections
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
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- Vascular Medicine (AREA)
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- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ．産業上の利用分野 本考案は、ペーシング装置に関し、特に心臓ペースメー
カー装置に関するものである。
カー装置に関するものである。
ロ．従来技術 心臓に不整脈が発生した場合、心臓ペースメーカー（ペ
ーサとも呼ばれる。）を使用して心臓の活動を正常に保
たせる医療行為がなされる。ペーサは、心臓の活動電位
の周期的変化を検出しながらこれを監視し、活動電位の
周期に異状が認められたとき、心臓の調律を正常に保た
せるものである。
ーサとも呼ばれる。）を使用して心臓の活動を正常に保
たせる医療行為がなされる。ペーサは、心臓の活動電位
の周期的変化を検出しながらこれを監視し、活動電位の
周期に異状が認められたとき、心臓の調律を正常に保た
せるものである。
このため、第10図に示すように、先端に双極電極３、23
を備えたカテーテル（ペーシングカテーテル）１を大静
脈６を通して心臓７の右心房８から右心室９の心尖部9a
に至る迄挿通する。こうして、電極３、23を右心室９の
心尖部9aに位置させ、カテーテル本体２内に挿通された
導線15、16を経由して、電極３、23で検出される心臓の
活動電位をペーサ５に送信する。ペーサ５は、所定の時
点で検出されるべき活動電位が検出されなかったとき
は、直ちに導線15、16を経由して電極３、23から心臓に
電気的刺激を与えて心臓を拍動させる。なお、図中の10
は左心房、11は左心室である。
を備えたカテーテル（ペーシングカテーテル）１を大静
脈６を通して心臓７の右心房８から右心室９の心尖部9a
に至る迄挿通する。こうして、電極３、23を右心室９の
心尖部9aに位置させ、カテーテル本体２内に挿通された
導線15、16を経由して、電極３、23で検出される心臓の
活動電位をペーサ５に送信する。ペーサ５は、所定の時
点で検出されるべき活動電位が検出されなかったとき
は、直ちに導線15、16を経由して電極３、23から心臓に
電気的刺激を与えて心臓を拍動させる。なお、図中の10
は左心房、11は左心室である。
しかしながら、上記のペーシング装置においては、ペー
サ５は患者の体外の離れた箇所に設置され、他方、カテ
ーテル１は遠位端側が上記のように心臓７内に挿入さ
れ、近位端側は導線15、16の端子15a、16a、がペーサ５
に挿入、接続されるようになっているので、例えば患者
が、動いたときに端子15a、16aが引っ張られてペーサ５
から外れてしまうおそれがある。この場合、ペーサ５は
通常、重量が大であり、サイズも大きい（例えば、縦18
cm、横8cm、高さ5cm）こともあって、端子15a、16aが外
れ易くなっている。
サ５は患者の体外の離れた箇所に設置され、他方、カテ
ーテル１は遠位端側が上記のように心臓７内に挿入さ
れ、近位端側は導線15、16の端子15a、16a、がペーサ５
に挿入、接続されるようになっているので、例えば患者
が、動いたときに端子15a、16aが引っ張られてペーサ５
から外れてしまうおそれがある。この場合、ペーサ５は
通常、重量が大であり、サイズも大きい（例えば、縦18
cm、横8cm、高さ5cm）こともあって、端子15a、16aが外
れ易くなっている。
これでは、ペーシングの信頼性が低く、治療行為上、危
険の内在する状態となる。
険の内在する状態となる。
ハ．考案の目的 本考案の目的は、信頼性よくペーシングを行うことが可
能であるペーシング装置を提供することにある。
能であるペーシング装置を提供することにある。
ニ．考案の構成 即ち、本考案は、ペーシング用電極及びこの電極の導線
を本体に設けたカテーテルと、このカテーテルを支持す
る支持部と、この支持部から前記本体外に延びる前記導
線の端子を接続する導線接続孔を具備するペーサ部とを
有し、このペーサ部に第一の嵌合手段が設けられ、この
第一の嵌合手段に嵌合する第二の嵌合手段が前記支持部
に設けられ、前記第一及び第二の嵌合手段が互いに嵌合
して実質的にこの嵌合のみによって前記支持部が前記ペ
ーサ部に固定され、この固定状態で前記導線の前記端子
を前記導線接続孔に挿入して前記接続が行われているペ
ーシング装置に係るものである。
を本体に設けたカテーテルと、このカテーテルを支持す
る支持部と、この支持部から前記本体外に延びる前記導
線の端子を接続する導線接続孔を具備するペーサ部とを
有し、このペーサ部に第一の嵌合手段が設けられ、この
第一の嵌合手段に嵌合する第二の嵌合手段が前記支持部
に設けられ、前記第一及び第二の嵌合手段が互いに嵌合
して実質的にこの嵌合のみによって前記支持部が前記ペ
ーサ部に固定され、この固定状態で前記導線の前記端子
を前記導線接続孔に挿入して前記接続が行われているペ
ーシング装置に係るものである。
ホ．実施例 以下、本考案の実施例を説明する。
第１図〜第７図は、本考案の第１の実施例を示すもので
ある。
ある。
本実施例による心臓ペースメーカー装置は、第１図〜第
３図に示すように、ペーシング用電極（第10図の３、23
と同様のもの）を備えたカテーテル21を支持するケース
状の支持部40と、この支持部40から延びる導線15、16の
各端子15a、16aを一点鎖線のように接続孔41、42に挿入
して接続するペーサ部43とからなっている。導線15、16
は支持部40と端子との間では小径のチューブ44、45が被
せられている（第２図参照）。また、カテーテル21から
は、導線15、16とは別に、カテーテル先端のバルーン用
の空気導管27、薬液注入導管30及び圧力測定管46が導出
され、公知の如くに操作される。これらの管27、30、4
6、更には44、45は第２図及び第３図のように、支持部4
0内で集束され、この集束部47に結合されたカテーテル2
1に対し、対応する各ルーメン（第６図、第７図参照。
但し、理解容易のために、各ルーメンは対応する各管と
同一符号を付している。）に連通する如くに接続されて
いる。また、ペーサ部43は、第10図で示したペーサ５と
基本的には同じ機能を示すが、比較的小型であって患者
の体に装着できるサイズ（例えば、縦12cm、横2.6cm、
高さ1.2cm）と重量を有している。
３図に示すように、ペーシング用電極（第10図の３、23
と同様のもの）を備えたカテーテル21を支持するケース
状の支持部40と、この支持部40から延びる導線15、16の
各端子15a、16aを一点鎖線のように接続孔41、42に挿入
して接続するペーサ部43とからなっている。導線15、16
は支持部40と端子との間では小径のチューブ44、45が被
せられている（第２図参照）。また、カテーテル21から
は、導線15、16とは別に、カテーテル先端のバルーン用
の空気導管27、薬液注入導管30及び圧力測定管46が導出
され、公知の如くに操作される。これらの管27、30、4
6、更には44、45は第２図及び第３図のように、支持部4
0内で集束され、この集束部47に結合されたカテーテル2
1に対し、対応する各ルーメン（第６図、第７図参照。
但し、理解容易のために、各ルーメンは対応する各管と
同一符号を付している。）に連通する如くに接続されて
いる。また、ペーサ部43は、第10図で示したペーサ５と
基本的には同じ機能を示すが、比較的小型であって患者
の体に装着できるサイズ（例えば、縦12cm、横2.6cm、
高さ1.2cm）と重量を有している。
上記したペーシング装置において、第１図及び第２図に
示すように、ペーサ部43の上面に断面逆台形状の嵌合用
の凸部48が設けられ、この凸部48に対して支持部40の底
面に設けられた断面逆台形状の凹部49がスライドによっ
て嵌合し合うように構成されている。即ち、第１図に二
点鎖線で示すように、凸部48の一端側から支持部40をそ
の凹部49にて嵌め入れ、そのまま矢印50方向へ支持部40
を押してスライドさせることによって、凸部48に対して
凹部49を全域に亘って凹凸嵌合させる。この際、第４図
に示すように、ペーサ部43の上面に設けている弾性変形
可能なストッパ51が支持部40の圧力でペーサ部43の側に
強制的に凹み、このまま支持部40がスライドして他方の
ストッパ52の位置に移動したときに、第３図の如くにそ
れ迄凹んでいたストッパ51が圧力が解除されて原形に復
帰する。ストッパ51、52の位置は、丁度支持部40の両端
面に夫々が密接し、かつ、いずれも支持部40の幅内の領
域に存在するように設定している。
示すように、ペーサ部43の上面に断面逆台形状の嵌合用
の凸部48が設けられ、この凸部48に対して支持部40の底
面に設けられた断面逆台形状の凹部49がスライドによっ
て嵌合し合うように構成されている。即ち、第１図に二
点鎖線で示すように、凸部48の一端側から支持部40をそ
の凹部49にて嵌め入れ、そのまま矢印50方向へ支持部40
を押してスライドさせることによって、凸部48に対して
凹部49を全域に亘って凹凸嵌合させる。この際、第４図
に示すように、ペーサ部43の上面に設けている弾性変形
可能なストッパ51が支持部40の圧力でペーサ部43の側に
強制的に凹み、このまま支持部40がスライドして他方の
ストッパ52の位置に移動したときに、第３図の如くにそ
れ迄凹んでいたストッパ51が圧力が解除されて原形に復
帰する。ストッパ51、52の位置は、丁度支持部40の両端
面に夫々が密接し、かつ、いずれも支持部40の幅内の領
域に存在するように設定している。
従って、上記のように凸部48−凹部49の凹凸嵌合によっ
て支持部40をペーサ部43に対しスライド式にワンタッチ
で簡単に固定することができる。この固定後は、上記凹
凸嵌合とストッパ51、52とによって支持部40は上下、前
後、左右のいずれの方向にも位置ずれすることなく、か
つ容易には外れることなしにペーサ部43に堅固に固定さ
れることになる。
て支持部40をペーサ部43に対しスライド式にワンタッチ
で簡単に固定することができる。この固定後は、上記凹
凸嵌合とストッパ51、52とによって支持部40は上下、前
後、左右のいずれの方向にも位置ずれすることなく、か
つ容易には外れることなしにペーサ部43に堅固に固定さ
れることになる。
こうして、支持部40がペーサ部43に固定されることによ
り、支持部40からの導線15、16の各端子15a、16aをペー
サ部43に接続した状態を良好に保持することができ、仮
にカテーテル21（更には管27、30、46）が引っ張られた
とき、この引張力は支持部40で阻止され、端子15a、16a
の上記接続部位には何ら力が加わることはない。この結
果、端子15a、16aがペーサ部43から外れるといった事故
は生じることはなく、常に安定して信頼性よくペーシン
グを行うことができる。支持部40が簡単に外れるようで
は、上記したペーシングの信頼性は保証することはでき
ない。
り、支持部40からの導線15、16の各端子15a、16aをペー
サ部43に接続した状態を良好に保持することができ、仮
にカテーテル21（更には管27、30、46）が引っ張られた
とき、この引張力は支持部40で阻止され、端子15a、16a
の上記接続部位には何ら力が加わることはない。この結
果、端子15a、16aがペーサ部43から外れるといった事故
は生じることはなく、常に安定して信頼性よくペーシン
グを行うことができる。支持部40が簡単に外れるようで
は、上記したペーシングの信頼性は保証することはでき
ない。
第５図は、上記のペーシング装置の使用例を示すが、患
者53の胸部及びその近傍にペーサ部43を適当な固定具で
固定し、このペーサ部43に対して上記した方法により支
持部40を固定し、端子15a、16aを接続する。カテーテル
21は、患者53の大動脈に挿入されて心臓の所定部位（第
10図参照）にまで導かれる。
者53の胸部及びその近傍にペーサ部43を適当な固定具で
固定し、このペーサ部43に対して上記した方法により支
持部40を固定し、端子15a、16aを接続する。カテーテル
21は、患者53の大動脈に挿入されて心臓の所定部位（第
10図参照）にまで導かれる。
カテーテル21には、第６図及び第７図に示すように、本
体22の長さ方向に沿って５つのルーメン44、45、29、3
0、46が設けられている。そのうち、２つのルーメン4
4、45は導線15、16を夫々先端の電極側へ挿通するため
に用いられ、また他の３つのルーメン27、30、46は夫々
先端のバルーン31（第７図参照）を拡張又は収縮させる
空気と、薬液（例えば抗不整脈剤）と、圧力測定媒体と
を注入するために用いられる。なお、導線15、16は撚り
線からなっているのが好ましく、材質としてはステンレ
ス、金又は白金等の耐腐食材からなっているのが、よ
い。また、その表面は絶縁コーティング（図示せず）が
施されていてもよい。
体22の長さ方向に沿って５つのルーメン44、45、29、3
0、46が設けられている。そのうち、２つのルーメン4
4、45は導線15、16を夫々先端の電極側へ挿通するため
に用いられ、また他の３つのルーメン27、30、46は夫々
先端のバルーン31（第７図参照）を拡張又は収縮させる
空気と、薬液（例えば抗不整脈剤）と、圧力測定媒体と
を注入するために用いられる。なお、導線15、16は撚り
線からなっているのが好ましく、材質としてはステンレ
ス、金又は白金等の耐腐食材からなっているのが、よ
い。また、その表面は絶縁コーティング（図示せず）が
施されていてもよい。
また、このカテーテル21は、第７図に示すように、本体
22の先端側に遠位端電極３と近位端電極23とを有し、各
導線15、16が上記したルーメン44、45を通して導出され
ていると共に、バルーン31を実線の収縮状態−仮想線の
拡張状態の各状態にするための空気孔32を有するルーメ
ン27と、薬液注入孔36を有するルーメン30とが上記先端
側にまで延びている。なお、圧力測定用のルーメン46は
第７図では省略したが、遠位端電極３の内部を貫通して
先端に開口している。また、遠位端電極３とバルーン31
との接触部3aは、バルーン拡張時にバルーンが接触して
損傷しないように適度に丸みを持たせてある。
22の先端側に遠位端電極３と近位端電極23とを有し、各
導線15、16が上記したルーメン44、45を通して導出され
ていると共に、バルーン31を実線の収縮状態−仮想線の
拡張状態の各状態にするための空気孔32を有するルーメ
ン27と、薬液注入孔36を有するルーメン30とが上記先端
側にまで延びている。なお、圧力測定用のルーメン46は
第７図では省略したが、遠位端電極３の内部を貫通して
先端に開口している。また、遠位端電極３とバルーン31
との接触部3aは、バルーン拡張時にバルーンが接触して
損傷しないように適度に丸みを持たせてある。
第８図及び第９図は、本考案の他の実施例を示すもので
ある。
ある。
この例では、ペーシング装置の支持部40がペーサ部43に
対してやはりスライド式に凹凸嵌合で固定されるが、そ
の嵌合機構として、ペーサ部43には一対の嵌合凸部68
a、68bが設けられ、これらは互いに対向する方向又はそ
の逆方向に弾性変形しうるようになっており、他方、支
持部40の底面には嵌合凸部68a、68bが相対的にスライド
して入り込む凹部69が形成されている。この凹部69は、
第９図に示すように平面的にみて、凸部68a、68bを容易
に受け入れる幅広部69aと、この幅広部より漸次幅が狭
くなっている幅絞り部69bと、拡幅部69cとが連設された
形状になっている。
対してやはりスライド式に凹凸嵌合で固定されるが、そ
の嵌合機構として、ペーサ部43には一対の嵌合凸部68
a、68bが設けられ、これらは互いに対向する方向又はそ
の逆方向に弾性変形しうるようになっており、他方、支
持部40の底面には嵌合凸部68a、68bが相対的にスライド
して入り込む凹部69が形成されている。この凹部69は、
第９図に示すように平面的にみて、凸部68a、68bを容易
に受け入れる幅広部69aと、この幅広部より漸次幅が狭
くなっている幅絞り部69bと、拡幅部69cとが連設された
形状になっている。
従って、支持部40をペーサ部43に固定するに際しては、
まず凸部68a、68bが幅広部69aから凹部69内に入り、次
いで幅絞り部69bによって凸部68a、68bが両側から押圧
されてその間隔が縮小するように内向きに弾性変形し、
更に凹部69の最小幅部69dから拡幅69c内へ入り込み、こ
こで一挙に原形方向へ復帰する。こうして、第９図に示
すように、ペーサ部43側の凸部68a、68bが支持部40の凹
部69の拡幅部69cに食い付き、ここで両者の最終的な凹
凸嵌合によってペーサ部43に対して支持部40が堅固に固
定される。この場合、ペーサ部43のストッパ51、52は仮
想線のように設けて上述と同様に作用させてよいが、必
ずしも設けなくてよい。
まず凸部68a、68bが幅広部69aから凹部69内に入り、次
いで幅絞り部69bによって凸部68a、68bが両側から押圧
されてその間隔が縮小するように内向きに弾性変形し、
更に凹部69の最小幅部69dから拡幅69c内へ入り込み、こ
こで一挙に原形方向へ復帰する。こうして、第９図に示
すように、ペーサ部43側の凸部68a、68bが支持部40の凹
部69の拡幅部69cに食い付き、ここで両者の最終的な凹
凸嵌合によってペーサ部43に対して支持部40が堅固に固
定される。この場合、ペーサ部43のストッパ51、52は仮
想線のように設けて上述と同様に作用させてよいが、必
ずしも設けなくてよい。
この例の凹凸嵌合機構は、凹部69を上記のパターン形状
にしているので、凸部68a、68bをスムーズに受入れ、そ
の後は支持部40をスライドさせて押し込めばよいから、
その固定操作は容易となる。また、固定後は、最小幅部
69dの存在によって支持部40はもはや第９図左右方向に
も、破壊しない限り抜けることはなく、固定が一層堅固
となる。この意味では、上記のストッパ51、52は必ずし
も設けることを要しない。
にしているので、凸部68a、68bをスムーズに受入れ、そ
の後は支持部40をスライドさせて押し込めばよいから、
その固定操作は容易となる。また、固定後は、最小幅部
69dの存在によって支持部40はもはや第９図左右方向に
も、破壊しない限り抜けることはなく、固定が一層堅固
となる。この意味では、上記のストッパ51、52は必ずし
も設けることを要しない。
以上、本考案の実施例を説明したが、上述の実施例は本
考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
例えば、上述のペーサ部43に対する支持部40の固定方法
は様々に変更してよく、上述の横方向のスライド式に限
らず、上方向からの嵌め込み、等、種々であってよい。
また、支持部40やペーサ部43の形状サイズ等も変更して
よく、カテーテル21の構成も上述したものに限られず、
各種のルーメンは用途、目的に応じてその個数やサイズ
を変化させてよい。また、上記実施例では双極電極を有
するペーシングカテーテルを示したが、単極あるいは２
極以上の電極を有してもよい。
は様々に変更してよく、上述の横方向のスライド式に限
らず、上方向からの嵌め込み、等、種々であってよい。
また、支持部40やペーサ部43の形状サイズ等も変更して
よく、カテーテル21の構成も上述したものに限られず、
各種のルーメンは用途、目的に応じてその個数やサイズ
を変化させてよい。また、上記実施例では双極電極を有
するペーシングカテーテルを示したが、単極あるいは２
極以上の電極を有してもよい。
ヘ．考案の作用効果 本考案は上述したように、カテーテルの支持部をペーサ
部に固定して導線の端子を接続しているので、その端子
はカテーテルが引っ張られても力が加わらず、ペーサ部
から外れるといった事故は生じることはなく、常に安定
して信頼製よくペーシングを行うことができる。
部に固定して導線の端子を接続しているので、その端子
はカテーテルが引っ張られても力が加わらず、ペーサ部
から外れるといった事故は生じることはなく、常に安定
して信頼製よくペーシングを行うことができる。
第１図〜第９図は本考案の実施例を示すものであって、 第１図はペーシング装置の各部を分離した斜視図、 第２図は同ペーシング装置を組み立てた状態での第１図
のII-II線断面図、 第３図は同様の状態での第１図のIII-III線断面図、 第４図は支持部をペーサ部に固定するときの状況を示
す、第３図と同様の断面図、 第５図は同ペーシング装置の使用例を示す斜視図、 第６図はカテーテルの要部断面斜視図、 第７図は同カテーテルの先端部の断面図、 第８図は他の例によるペーシング装置の各部を分離した
斜視図、 第９図は同ペーシング装置の平面図 である。 第10図はペーシングカテーテルの使用状態を示す概略図
である。 なお、図面に示された符号において、 １、21……カテーテル ２、22……カテーテル本体 ３……遠位端電極 ５……心臓ペースメーカー ６……大静脈 ８……右心房 ９……右心室 9a……心尖部 15、16……導線 15a、16a……端子 23……近位端電極 27、30、44、45、46 ……導孔（ルーメン） 31……バルーン 40……支持部 41、42……導線接続孔 43……ペーサ部 44、45……チューブ 47……集束部 48、68a、68b……凸部 49、69……凹部 51、52……ストッパ である。
のII-II線断面図、 第３図は同様の状態での第１図のIII-III線断面図、 第４図は支持部をペーサ部に固定するときの状況を示
す、第３図と同様の断面図、 第５図は同ペーシング装置の使用例を示す斜視図、 第６図はカテーテルの要部断面斜視図、 第７図は同カテーテルの先端部の断面図、 第８図は他の例によるペーシング装置の各部を分離した
斜視図、 第９図は同ペーシング装置の平面図 である。 第10図はペーシングカテーテルの使用状態を示す概略図
である。 なお、図面に示された符号において、 １、21……カテーテル ２、22……カテーテル本体 ３……遠位端電極 ５……心臓ペースメーカー ６……大静脈 ８……右心房 ９……右心室 9a……心尖部 15、16……導線 15a、16a……端子 23……近位端電極 27、30、44、45、46 ……導孔（ルーメン） 31……バルーン 40……支持部 41、42……導線接続孔 43……ペーサ部 44、45……チューブ 47……集束部 48、68a、68b……凸部 49、69……凹部 51、52……ストッパ である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−1297（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】ペーシング用電極及びこの電極の導線を本
体に設けたカテーテルと、このカテーテルを支持する支
持部と、この支持部から前記本体外に延びる前記導線の
端子を接続する導線接続孔を具備するペーサ部とを有
し、このペーサ部に第一の嵌合手段が設けられ、この第
一の嵌合手段に嵌合する第二の嵌合手段が前記支持部に
設けられ、前記第一及び第二の嵌合手段が互いに嵌合し
て実質的にこの嵌合のみによって前記支持部が前記ペー
サ部に固定され、この固定状態で前記導線の前記端子を
前記導線接続孔に挿入して前記接続が行われているペー
シング装置。
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