JPH02277468A - センサ構成素子付きカテーテル - Google Patents
センサ構成素子付きカテーテルInfo
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- JPH02277468A JPH02277468A JP9808089A JP9808089A JPH02277468A JP H02277468 A JPH02277468 A JP H02277468A JP 9808089 A JP9808089 A JP 9808089A JP 9808089 A JP9808089 A JP 9808089A JP H02277468 A JPH02277468 A JP H02277468A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、センサ構成素子付きカテーテルに関するもの
であり、センサ構成素子付きカテーテルとしては、心臓
ペースメーカ用のカテーテルが広く使用されているが、
本発明は、特に、ペーサ用として好適なセンサ付きカテ
ーテルに関するものである。
であり、センサ構成素子付きカテーテルとしては、心臓
ペースメーカ用のカテーテルが広く使用されているが、
本発明は、特に、ペーサ用として好適なセンサ付きカテ
ーテルに関するものである。
従来より、心臓に不整脈、心不全などの障害が起った場
合、心臓ペースメーカー(ペーサとも呼ばれる。)を使
用して心臓の活動を正常に保たせる医療行為がなされて
いる。
合、心臓ペースメーカー(ペーサとも呼ばれる。)を使
用して心臓の活動を正常に保たせる医療行為がなされて
いる。
このペーサは、心臓の活動電位の周期的変化を検出しな
がらこれを監視し、活動電位変化の周期に異状が認めら
れたとき、心臓に電気的刺檄を与えて心臓を正常に活動
させるものである。
がらこれを監視し、活動電位変化の周期に異状が認めら
れたとき、心臓に電気的刺檄を与えて心臓を正常に活動
させるものである。
このため、先端に電極を備えたカテーテルを大静脈、右
心房を経由して右心室に挿入し、電極を右心室の心尖部
に位置させ、カテーテル内に挿通された導線を経由して
、電極で検出される心臓の活動電源をペーサに送信する
。
心房を経由して右心室に挿入し、電極を右心室の心尖部
に位置させ、カテーテル内に挿通された導線を経由して
、電極で検出される心臓の活動電源をペーサに送信する
。
所定の時点で検出されるべき活動電位の変化が検出され
なかったときは、直ちに導線を経由して電極から心臓に
電気的刺激を与えて心臓を活動させる。
なかったときは、直ちに導線を経由して電極から心臓に
電気的刺激を与えて心臓を活動させる。
従来は、こうしたペーサ用のセンサ付きカテーテルには
、第5図に示すように、柔軟なプラスチックからなる管
状カテーテル本体32の先端に電極33が取付けられ、
カテーテル本体32に導通された導線34を電極33に
接続してなるカテーテルが使用されている。
、第5図に示すように、柔軟なプラスチックからなる管
状カテーテル本体32の先端に電極33が取付けられ、
カテーテル本体32に導通された導線34を電極33に
接続してなるカテーテルが使用されている。
このようなカテーテルでは、患者の呼吸や僅かな運動に
よって、カテーテルの先端部の電極33の位置ずれが起
こりやすい。
よって、カテーテルの先端部の電極33の位置ずれが起
こりやすい。
電極の位置ずれが起こると、心臓の活動電位が正確には
検出されず、心臓への電気的刺激の付与にも支障をきた
す。
検出されず、心臓への電気的刺激の付与にも支障をきた
す。
そこで、ペーサ用カテーテルでは、電極の位置ずれを防
ぐ工夫を凝らしたカテーテルが種々開発されている。
ぐ工夫を凝らしたカテーテルが種々開発されている。
第6図のカテーテルでは、電極33に接するカテーテル
本体32に円錐台形の先端部32aを設け、これを右心
室心尖部の内索に引っ掛けて電極33の位置ずれを防止
する。このカテーテルでは、大静脈を挿通する際、特に
折曲部での抵抗が円錐形先端部32aによって大きくな
り、挿通が困難という欠点がある。
本体32に円錐台形の先端部32aを設け、これを右心
室心尖部の内索に引っ掛けて電極33の位置ずれを防止
する。このカテーテルでは、大静脈を挿通する際、特に
折曲部での抵抗が円錐形先端部32aによって大きくな
り、挿通が困難という欠点がある。
第7図のカテーテルでは、カテーテル先端部にシリコン
ゴムの棒状突起32cを例えば4個設け、これを内索内
で引っ掛けるようにしている。このカテーテルでは、棒
状突起32cが内索に引っ掛って内索内に侵入させるの
が困難という欠点がある。
ゴムの棒状突起32cを例えば4個設け、これを内索内
で引っ掛けるようにしている。このカテーテルでは、棒
状突起32cが内索に引っ掛って内索内に侵入させるの
が困難という欠点がある。
第8図のカテーテルでは、線状の電極43を捩って成形
しているが、大静脈挿通時に硬い電極43がカテーテル
本体32から長く突出しているので、特に折曲部で抵抗
が大きくなって挿通が困難である。
しているが、大静脈挿通時に硬い電極43がカテーテル
本体32から長く突出しているので、特に折曲部で抵抗
が大きくなって挿通が困難である。
第9図のカテーテルでは、2本の金属線を捩りコイルば
ね状に成形して電極53としており、第10図のカテー
テルでは、電極33から複数の金属線33aを突出させ
ており、大静脈挿通時には第9図、第10図のそれぞれ
の電極の先端直線部分53a1又は突出金属線33aを
カテーテル内に引き込んで退避させ、電極53又は33
が右心室心尖部に到達したら先端直線部分53a又は突
出金属線33aを内索内に突出させて、これに引っ掛け
るようにしている。
ね状に成形して電極53としており、第10図のカテー
テルでは、電極33から複数の金属線33aを突出させ
ており、大静脈挿通時には第9図、第10図のそれぞれ
の電極の先端直線部分53a1又は突出金属線33aを
カテーテル内に引き込んで退避させ、電極53又は33
が右心室心尖部に到達したら先端直線部分53a又は突
出金属線33aを内索内に突出させて、これに引っ掛け
るようにしている。
しかし、第9図、第10図のカテーテルは共に、大静脈
挿通時に特に折曲部で抵抗が大きく、挿通が容易ではな
い。
挿通時に特に折曲部で抵抗が大きく、挿通が容易ではな
い。
第11図のカテーテルでは、電極63をコルクの栓抜き
のような螺旋状に成形し、挿通時には同図(a)のよう
に電極63をカテーテル本体32の先端の径大部32d
に収容させ、径大部32dが右心室心尖部に到達したら
同図(b)のように導線34を回転させながら先方へ押
出し、これにより螺旋状電極63を径大部32dから突
出させながら回転させて内索に侵入させてこれに引っ掛
けるようにしている。しかし、このカテーテルでは、固
定時に電極63の鋭い先端を心尖!!!部に深く突刺し
易く、挿通時にも電極63の先端が露出して大静脈等を
傷付けるおそれがあり、危険である。
のような螺旋状に成形し、挿通時には同図(a)のよう
に電極63をカテーテル本体32の先端の径大部32d
に収容させ、径大部32dが右心室心尖部に到達したら
同図(b)のように導線34を回転させながら先方へ押
出し、これにより螺旋状電極63を径大部32dから突
出させながら回転させて内索に侵入させてこれに引っ掛
けるようにしている。しかし、このカテーテルでは、固
定時に電極63の鋭い先端を心尖!!!部に深く突刺し
易く、挿通時にも電極63の先端が露出して大静脈等を
傷付けるおそれがあり、危険である。
このように、電極を右心室心尖部に容易に到達して、こ
れを安全かつ安定に固定できる点で満足できるペーサ用
カテーテルは、未だ出現していないのが現状である。
れを安全かつ安定に固定できる点で満足できるペーサ用
カテーテルは、未だ出現していないのが現状である。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、生体の管状器官への挿入が大きな抵抗を受け
ることなくなされ、センサ構成素子の生体への固定が確
実かづ安全になされるセンサ構成素子付きカテーテルを
提供することを目的としている。
ることなくなされ、センサ構成素子の生体への固定が確
実かづ安全になされるセンサ構成素子付きカテーテルを
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、前記課題を解決するため鋭意研究の結果
、カテーテル挿入時における固定具の形状を縮小して、
センサ固定時にこれを拡大形状に変化させる方法を採用
し、形状記憶樹脂からなる固定具を用いる方法を完成し
て本発明をなすに至った。
、カテーテル挿入時における固定具の形状を縮小して、
センサ固定時にこれを拡大形状に変化させる方法を採用
し、形状記憶樹脂からなる固定具を用いる方法を完成し
て本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、先端部にセンサ構成素子を有し、
このセンサ構成素子を生体の所定位置に固定させるため
の固定手段が設けられたカテーテルにおいて、前記固定
手段が固定用拡大形状に形状記憶された形状記憶樹脂成
形体によって構成されていることを特徴とするセンサ構
成素子付きカテーテルを提供するものである。
このセンサ構成素子を生体の所定位置に固定させるため
の固定手段が設けられたカテーテルにおいて、前記固定
手段が固定用拡大形状に形状記憶された形状記憶樹脂成
形体によって構成されていることを特徴とするセンサ構
成素子付きカテーテルを提供するものである。
本発明カテーテルに用いる形状記憶樹脂は、形状回復温
度が20〜70℃、好ましくは、体温との関係で35〜
50℃のものを使用することができる。
度が20〜70℃、好ましくは、体温との関係で35〜
50℃のものを使用することができる。
この温度が20℃未満では、体内の所定の位置に挿入す
るまで該樹脂を形状回復させないことが困難になる。ま
た70°Cを越えると体温との関係で形状回復が困難に
なる。
るまで該樹脂を形状回復させないことが困難になる。ま
た70°Cを越えると体温との関係で形状回復が困難に
なる。
本発明カテーテルに用いる形状記憶樹脂としては、特に
制限はないが、例えば、ポリノルボルネン系、スチレン
−ブタジェン共重合系、ポリウレタン系、トランスイソ
プレン系などを使用することができる。
制限はないが、例えば、ポリノルボルネン系、スチレン
−ブタジェン共重合系、ポリウレタン系、トランスイソ
プレン系などを使用することができる。
本発明カテーテルの先端固定具に用いる形状記憶樹脂成
形体は、形状記憶樹脂単独成形体を使用する外に、これ
に可撓性材料を被覆したものも好適に使用することがで
きる。
形体は、形状記憶樹脂単独成形体を使用する外に、これ
に可撓性材料を被覆したものも好適に使用することがで
きる。
本発明形状記憶樹脂成形体に用いる可撓性材料としては
、例えば、ポリエステル織布又は編布等の合成繊維布、
多孔性ポリテトラフルオロエチレン膜などの粗面被膜物
質又はシリコーン、ポリウレタン、天然ゴム、クロルヒ
ドリンゴム、フッ素化ゴムなどの弾性を有する被膜を使
用することができる。
、例えば、ポリエステル織布又は編布等の合成繊維布、
多孔性ポリテトラフルオロエチレン膜などの粗面被膜物
質又はシリコーン、ポリウレタン、天然ゴム、クロルヒ
ドリンゴム、フッ素化ゴムなどの弾性を有する被膜を使
用することができる。
本発明の形状記憶樹脂成形体の表面に、粗面化処理、例
えば、繊維を植えたものなども表面の滑り止め効果があ
り好適に使用することができる。
えば、繊維を植えたものなども表面の滑り止め効果があ
り好適に使用することができる。
同じく、形状記憶樹脂がスポンジ構造をとっているもの
も好適に使用することができる。
も好適に使用することができる。
また、形状記憶樹脂成形体の挙動をX−線透視で確認す
るために、これに造影剤を含有させるのが望ましい。造
影剤は、形状記憶樹脂又は可撓性材料のいずれかに含有
させることができる。
るために、これに造影剤を含有させるのが望ましい。造
影剤は、形状記憶樹脂又は可撓性材料のいずれかに含有
させることができる。
本発明カテーテルの形状記憶樹脂成形体の記憶形状であ
る固定用拡大形状は、生体器官の固定すべき場所の状況
に応じ適切な形状及び寸法を適宜自由に選択することが
できる。
る固定用拡大形状は、生体器官の固定すべき場所の状況
に応じ適切な形状及び寸法を適宜自由に選択することが
できる。
例えば、数本の足をカテーテルの先端から管軸に垂直の
方向に放射状に突出させた形、第7図又は第10図のよ
うに管軸に斜めに延ばした形、これらの足の先端を結合
したループ状のもの、これらの棒状の足を板状に換えた
もの、第7図のように鍔状突起物、第3図aの形のよう
に先端から伸ばしたコイル状線又は第3図すのようにカ
テーテル先端の側面に設けた凹部に挿入時には収納され
るものなどの形を採用することができる。
方向に放射状に突出させた形、第7図又は第10図のよ
うに管軸に斜めに延ばした形、これらの足の先端を結合
したループ状のもの、これらの棒状の足を板状に換えた
もの、第7図のように鍔状突起物、第3図aの形のよう
に先端から伸ばしたコイル状線又は第3図すのようにカ
テーテル先端の側面に設けた凹部に挿入時には収納され
るものなどの形を採用することができる。
本発明カテーテルを挿入するときは、これらの固定用の
拡大記憶形状の突起部は、カテーテルの先端の管側面に
巻き付けるように沿わせたり、カテーテルの先端又は後
端方向に延ばしたりして径を縮小した状態にしてカテー
テル先端に固定しておくことができる。これは形状回復
温度以上で変形してそのまま冷却することにより実施で
きる。
拡大記憶形状の突起部は、カテーテルの先端の管側面に
巻き付けるように沿わせたり、カテーテルの先端又は後
端方向に延ばしたりして径を縮小した状態にしてカテー
テル先端に固定しておくことができる。これは形状回復
温度以上で変形してそのまま冷却することにより実施で
きる。
本発明を実施例の図面により、さらに、詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の実施例であるペーサ用カテーテルを示
し、これは心臓の右心室心尖部に固定する前の断面図で
あり、第2図は上記心尖部への固定状態における側面図
である。
し、これは心臓の右心室心尖部に固定する前の断面図で
あり、第2図は上記心尖部への固定状態における側面図
である。
本実施例のペーサ用カテーテル1は、柔軟なプラスチッ
クからなる長尺のカテーテル本体2の先端に電極3が取
付けられ、カテーテル本体2内に挿通された導線4の先
端が電極3に接続している。
クからなる長尺のカテーテル本体2の先端に電極3が取
付けられ、カテーテル本体2内に挿通された導線4の先
端が電極3に接続している。
また、本発明は、第12図のように、2個以上の電極が
付いた双極性ベーシングカテーテルなどにも適用するこ
とができる。
付いた双極性ベーシングカテーテルなどにも適用するこ
とができる。
この導線は本実施例のようにカテーテル本体2の管内に
設けてもよいが、管壁の中に埋め込んでもよい。
設けてもよいが、管壁の中に埋め込んでもよい。
電極3には2本以上の線状固定具5の一端が埋め込まれ
ている。
ている。
固定具5の取り付は場所は、電極の近くのカテーテル本
体2の先端に取り付けることもできる。
体2の先端に取り付けることもできる。
固定具5は形状記憶樹脂の線からなり、第2図のような
緩やかな鍔状の形状が記憶されていて、心尖部へのカテ
ーテルの挿入時には第1図の縮小形状に変形させである
。
緩やかな鍔状の形状が記憶されていて、心尖部へのカテ
ーテルの挿入時には第1図の縮小形状に変形させである
。
この形状記憶樹脂線の形状復帰温度は、例えば、体温3
6℃よりも少し高い温度である45℃に設定しである。
6℃よりも少し高い温度である45℃に設定しである。
カテーテル本体2の先端には、第1図の状態で固定A5
に対向する位置に貫通孔2aが設けられている。
に対向する位置に貫通孔2aが設けられている。
第4図は心臓内にカテーテルを挿通した状態を示す概略
図である。大静脈11から通してカテーテルlを心R7
の右心房8から右心室9の心尖部9aに至る迄挿通する
。この挿通時には、カテーテル1の固定具5は第1図の
ように後方に向けて折曲されていて、挿通操作に支障を
きたすことがない。
図である。大静脈11から通してカテーテルlを心R7
の右心房8から右心室9の心尖部9aに至る迄挿通する
。この挿通時には、カテーテル1の固定具5は第1図の
ように後方に向けて折曲されていて、挿通操作に支障を
きたすことがない。
カテーテルの電極3が第4図のように右心室心尖部9a
に到達したら、カテーテル本体2の管内に温水を送り、
温水を貫通孔6から導出する。
に到達したら、カテーテル本体2の管内に温水を送り、
温水を貫通孔6から導出する。
温水の温度は固定具5の形状記憶樹脂の形状回復温度よ
りも少し高い温度である50℃とする。
りも少し高い温度である50℃とする。
固定具5は温水によって形状回復温度に加熱され、第2
図に示すような記憶形状に復元する。
図に示すような記憶形状に復元する。
心尖部分9aには内索と呼ばれる網状の繊維組織があり
、固定具5が第2図のようになるとこれが該繊維組織に
絡まり、電極3は心尖部にしっかりと固定される。
、固定具5が第2図のようになるとこれが該繊維組織に
絡まり、電極3は心尖部にしっかりと固定される。
かくして、電極3は、患者の呼吸や運動によって位置ず
れを起こすことがなく、心尖部9aに安定に固定される
。
れを起こすことがなく、心尖部9aに安定に固定される
。
電極3は第4図のように心臓7の活動電位を検出し、こ
の検出信号は導線4を経由してペーサ12に送信される
。
の検出信号は導線4を経由してペーサ12に送信される
。
これにより心臓の安定した作動を制御することができる
。
。
[発明の効果]
本発明のカテーテルは、センサを体内に固定する場合に
、挿入の時は径の小さい形状になっているので挿入しや
すく、固定場所に達してから形状が広がり、これが固定
場所に絡んだり、器官を圧迫したり、ひっかかたりして
安定に固定されるので、固定をセンサ部の接触部が移動
しないため、微弱な電気信号などを正確に送信すること
ができる。
、挿入の時は径の小さい形状になっているので挿入しや
すく、固定場所に達してから形状が広がり、これが固定
場所に絡んだり、器官を圧迫したり、ひっかかたりして
安定に固定されるので、固定をセンサ部の接触部が移動
しないため、微弱な電気信号などを正確に送信すること
ができる。
第1図は、本発明のセンサ付きカテーテルの構造を示す
断面図であり、第2図は同実施例のカテーテルの固定時
の先端形状を示す側面図であり、第3図は他の実施例の
固定時の先端形状を示す側面図であり、第4図は本実施
例カテーテルの使用方法の説明図であり、第5〜10図
は従来のセンサ用カテーテルの側面図であり、第11図
は従来のセンサ用カテーテルの断面図であり、第12図
は双極性ベーシングカテーテルの先端形状を示す断面図
である。 図中の主な符号は、1;ペーサ用カテーテル、2;カテ
ーテル本体、3;電極、4;導線、5;固定具、6;孔
、7;心臓、loiルーメンである。 第3図 (b) 1図 2図
断面図であり、第2図は同実施例のカテーテルの固定時
の先端形状を示す側面図であり、第3図は他の実施例の
固定時の先端形状を示す側面図であり、第4図は本実施
例カテーテルの使用方法の説明図であり、第5〜10図
は従来のセンサ用カテーテルの側面図であり、第11図
は従来のセンサ用カテーテルの断面図であり、第12図
は双極性ベーシングカテーテルの先端形状を示す断面図
である。 図中の主な符号は、1;ペーサ用カテーテル、2;カテ
ーテル本体、3;電極、4;導線、5;固定具、6;孔
、7;心臓、loiルーメンである。 第3図 (b) 1図 2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 先端部にセンサ構成素子を有し、このセンサ構成素
子を生体の所定位置に固定させるための固定手段が設け
られたカテーテルにおいて、前記固定手段が固定用拡大
形状に形状記憶された形状記憶樹脂成形体によって構成
されていることを特徴とするセンサ構成素子付きカテー
テル。 2 形状記憶樹脂成形体の形状回復温度が20〜70℃
である特許請求の範囲第1項に記載のセンサ構成素子付
きカテーテル。 3 形状記憶樹脂が可撓性材料で被覆してなる請求項1
又は2記載のセンサ構成素子付きカテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9808089A JPH02277468A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | センサ構成素子付きカテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9808089A JPH02277468A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | センサ構成素子付きカテーテル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02277468A true JPH02277468A (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=14210371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9808089A Pending JPH02277468A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | センサ構成素子付きカテーテル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02277468A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999042172A1 (en) * | 1998-02-18 | 1999-08-26 | Intermedics, Inc. | Implantable cardiac lead with multiple shape memory polymer structures |
JP2008516739A (ja) * | 2004-10-20 | 2008-05-22 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | リード無し心臓刺激システム |
JP2008125637A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Shinichi Higano | 点電極 |
JP2008161230A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Nidek Co Ltd | 視覚再生補助装置 |
JP2020523168A (ja) * | 2017-06-16 | 2020-08-06 | カーディアックス・アクティーゼルスカブ | 心臓にセンサを固定するための方法およびデバイス |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP9808089A patent/JPH02277468A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4731459B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2011-07-27 | 株式会社ニデック | 視覚再生補助装置 |
US8249716B2 (en) | 2006-12-27 | 2012-08-21 | Nidek Co., Ltd. | Sight regeneration assisting device |
JP2020523168A (ja) * | 2017-06-16 | 2020-08-06 | カーディアックス・アクティーゼルスカブ | 心臓にセンサを固定するための方法およびデバイス |
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