JPH0745130B2 - ゲル状シートの製造装置 - Google Patents
ゲル状シートの製造装置Info
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- JPH0745130B2 JPH0745130B2 JP13967789A JP13967789A JPH0745130B2 JP H0745130 B2 JPH0745130 B2 JP H0745130B2 JP 13967789 A JP13967789 A JP 13967789A JP 13967789 A JP13967789 A JP 13967789A JP H0745130 B2 JPH0745130 B2 JP H0745130B2
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- JP
- Japan
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- belt conveyor
- gel
- sheet
- mixed liquid
- squeezing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/22—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of indefinite length
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C43/58—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C43/44—Compression means for making articles of indefinite length
- B29C43/48—Endless belts
- B29C2043/483—Endless belts cooperating with a second endless belt, i.e. double band presses
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はゲル状シートの製造装置に係り、特にゲル原料
液に重合触媒を添加させてできる高分子含水ゲルに微生
物や酵素を包括固定して水処理の分野で用いられるゲル
状シートの製造装置に関する。
液に重合触媒を添加させてできる高分子含水ゲルに微生
物や酵素を包括固定して水処理の分野で用いられるゲル
状シートの製造装置に関する。
従来、水処理の分野で、微生物や酵素を高分子含水ゲル
に包括固定し、これをリアクター装置、水処理装置等内
に用いている。これは、前記高分子含水ゲルに包括固定
した微生物や酵素の生化学作用を利用して、水処理装置
等の処理効率を向上させるものである。このような、高
分子含水ゲルをシート状に形成するものとして、例えば
第４図に示す装置がある。即ち、ゲル状シートの製造装
置は、供給機10を有し、この供給機10はホッパ形に形成
され、ゲル原料液、重合触媒及び微生物を混合した混合
液24を貯留している。この混合液24は、前記供給機10の
注入口10aからベルトコンベア50上に供給されている。
また、このベルトコンベア50の上方には、圧搾ベルトコ
ンベア52が設置されている。
に包括固定し、これをリアクター装置、水処理装置等内
に用いている。これは、前記高分子含水ゲルに包括固定
した微生物や酵素の生化学作用を利用して、水処理装置
等の処理効率を向上させるものである。このような、高
分子含水ゲルをシート状に形成するものとして、例えば
第４図に示す装置がある。即ち、ゲル状シートの製造装
置は、供給機10を有し、この供給機10はホッパ形に形成
され、ゲル原料液、重合触媒及び微生物を混合した混合
液24を貯留している。この混合液24は、前記供給機10の
注入口10aからベルトコンベア50上に供給されている。
また、このベルトコンベア50の上方には、圧搾ベルトコ
ンベア52が設置されている。
従って、前記混合液24は、ベルトコンベア50上に供給さ
れてベルトコンベア50と圧搾ベルトコンベア52との隙間
54に流入し、ベルトコンベア50と圧搾コンベア52の回転
移動によって隙間54を満たすように圧搾されて移動す
る。この状態で混合液24は重合反応を行い、一定時間の
後に固化したゲル状シート44に形成される。
れてベルトコンベア50と圧搾ベルトコンベア52との隙間
54に流入し、ベルトコンベア50と圧搾コンベア52の回転
移動によって隙間54を満たすように圧搾されて移動す
る。この状態で混合液24は重合反応を行い、一定時間の
後に固化したゲル状シート44に形成される。
しかしながら、従来のゲル状シートの製造装置では、供
給機から供給された混合液が、圧搾ベルトコンベアの入
口側に滞留し、そこで固化してしまうという不具合があ
る。
給機から供給された混合液が、圧搾ベルトコンベアの入
口側に滞留し、そこで固化してしまうという不具合があ
る。
また、供給機からの混合液の供給速度は、前述した隙間
の断面積にベルトコンベアの回転速度を乗じた値にして
いるが、ゲル状シートの製造装置を長時間稼働させると
両者の速度バランスがズレる場合がある。例えば、混合
液の供給速度がベルトコンベアの回転速度よりも速くな
ると、混合液が圧搾ベルトコンベアの入口側に滞留す
る。また、混合液の供給速度がベルトコンベアの回転速
度よりも遅くなると、混合液が隙間を満たしきらないで
移動するので、形成されるゲル状シートの幅、厚さが不
均一になるという欠点がある。
の断面積にベルトコンベアの回転速度を乗じた値にして
いるが、ゲル状シートの製造装置を長時間稼働させると
両者の速度バランスがズレる場合がある。例えば、混合
液の供給速度がベルトコンベアの回転速度よりも速くな
ると、混合液が圧搾ベルトコンベアの入口側に滞留す
る。また、混合液の供給速度がベルトコンベアの回転速
度よりも遅くなると、混合液が隙間を満たしきらないで
移動するので、形成されるゲル状シートの幅、厚さが不
均一になるという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、混合
液を滞留させることなく、均一の幅、厚さのゲル状シー
トを形成するゲル状シートの製造装置を提供することを
目的とする。
液を滞留させることなく、均一の幅、厚さのゲル状シー
トを形成するゲル状シートの製造装置を提供することを
目的とする。
本発明は、前記目的を達成する為に、上下に対向して配
置された一対のベルトコンベアの隙間にゲル原料液に重
合触媒を添加した混合液が入っている容器の注入口から
混合液を注入し、一対のベルトコンベアで圧搾してゲル
状のシートに形成するゲル状シートの製造装置に於い
て、容器（10）の注入口（10a）から注入された混合液
（24）が一対のベルトコンベア（26、36）で圧搾されて
形成された末広形状の境界部（24a）の位置を検出する
検出手段（46、48）と、検出手段（46、48）に基づいて
ベルトコンベア（26、36）の回転速度を制御する制御手
段（50）と、から成ることを特徴する。
置された一対のベルトコンベアの隙間にゲル原料液に重
合触媒を添加した混合液が入っている容器の注入口から
混合液を注入し、一対のベルトコンベアで圧搾してゲル
状のシートに形成するゲル状シートの製造装置に於い
て、容器（10）の注入口（10a）から注入された混合液
（24）が一対のベルトコンベア（26、36）で圧搾されて
形成された末広形状の境界部（24a）の位置を検出する
検出手段（46、48）と、検出手段（46、48）に基づいて
ベルトコンベア（26、36）の回転速度を制御する制御手
段（50）と、から成ることを特徴する。
本発明によれば、ベルトコンベア（26）と圧搾ベルトコ
ンベア（36）とによって混合液（24）が圧搾されて形成
される末広形状の境界部（24a）の位置を検出手段（4
6）、（48）で検出し、この検出信号によってベルトコ
ンベア（26）と圧搾ベルトコンベア（36）との回転速度
を制御し、境界部（24a）をシート状ゲル（44）が正規
の厚さで形成される基準の位置に維持させる。これによ
って、均一な厚さのゲル状シートを形成することができ
る。
ンベア（36）とによって混合液（24）が圧搾されて形成
される末広形状の境界部（24a）の位置を検出手段（4
6）、（48）で検出し、この検出信号によってベルトコ
ンベア（26）と圧搾ベルトコンベア（36）との回転速度
を制御し、境界部（24a）をシート状ゲル（44）が正規
の厚さで形成される基準の位置に維持させる。これによ
って、均一な厚さのゲル状シートを形成することができ
る。
また、ベルトコンベア（26）の両側縁部に縁どり部（26
a）を形成し、この縁どり部（26a）の上面に圧搾ベルト
コンベア（36）を接触させて密閉した隙間（42）を画成
したので、均一な幅、厚さのゲル状シートを形成するこ
とができる。
a）を形成し、この縁どり部（26a）の上面に圧搾ベルト
コンベア（36）を接触させて密閉した隙間（42）を画成
したので、均一な幅、厚さのゲル状シートを形成するこ
とができる。
以下添付図面に従ってて本発明に係るゲル状シートの製
造装置の好ましい実施例を詳説する。
造装置の好ましい実施例を詳説する。
第４図に示した従来例と同一の部材又は類似する部材に
ついては、同一の符号を付して説明する。
ついては、同一の符号を付して説明する。
第１図は本発明に係るゲル状シートの製造装置の実施例
を示す正面図が示され、第２図は第１図中のII−II線に
沿う断面図が示されている。
を示す正面図が示され、第２図は第１図中のII−II線に
沿う断面図が示されている。
第１図に於いて、ゲル状シートの製造装置は供給機10を
有し、この供給機10はホッパ形に形成されている。ま
た、前記供給機10は、ポンプ12によって供給される容器
14に貯留されたゲル原料液16と、ポンプ18によって供給
される容器20に貯留された重合触媒22とを分離して取込
んで混合している。供給機10で混合された混合液24は、
供給機10の下部に形成された注入口10aから、注入口10a
の下方に配設されたベルトコンベア26上に向けて供給さ
れている。前記ベルトコンベア26は、支持台27に取付け
られたプーリ28、30によって張設されている。従って、
前記ベルトコンベア26は、プーリ30にベルト32を介して
連結された駆動モータ34がベルト32を介してプーリ30を
矢印Ａ方向に回転させることによって、矢印Ｂ方向に回
転移動することができる。また、ベルトコンベア26は、
回転方向に向かって不向きにα゜（本実施例ではα＝10
゜とする）傾斜して設置されている。
有し、この供給機10はホッパ形に形成されている。ま
た、前記供給機10は、ポンプ12によって供給される容器
14に貯留されたゲル原料液16と、ポンプ18によって供給
される容器20に貯留された重合触媒22とを分離して取込
んで混合している。供給機10で混合された混合液24は、
供給機10の下部に形成された注入口10aから、注入口10a
の下方に配設されたベルトコンベア26上に向けて供給さ
れている。前記ベルトコンベア26は、支持台27に取付け
られたプーリ28、30によって張設されている。従って、
前記ベルトコンベア26は、プーリ30にベルト32を介して
連結された駆動モータ34がベルト32を介してプーリ30を
矢印Ａ方向に回転させることによって、矢印Ｂ方向に回
転移動することができる。また、ベルトコンベア26は、
回転方向に向かって不向きにα゜（本実施例ではα＝10
゜とする）傾斜して設置されている。
更に、このベルトコンベア26の両側縁部には、第２図に
示すように高さＨの縁どり部26a、26aが形成されてい
る。
示すように高さＨの縁どり部26a、26aが形成されてい
る。
一方、ベルトコンベア26の上方には、圧搾ベルトコンベ
ア36が設置され、この圧搾ベルトコンベア36は、前記縁
どり部26a、26aの上面に接触するようにプーリ38、40に
よって張設され、ベルトコンベア26との間で密閉した隙
間42を画成している。前記圧搾ベルトコンベア36は、プ
ーリ40を図示しない駆動モータが第１図中矢印Ｃ方向に
回転させることによって、前記ベルトコンベア26と等速
で矢印Ｄ方向に回転移動することができる。また、圧搾
ベルトコンベア36は、ベルトコンベア26上に供給された
混合液24を前記隙間42内で厚さＨのシート状に圧搾する
と共に、混合液24の重合反応、固化を阻害する隙間42へ
の酸素の進入を遮断している。
ア36が設置され、この圧搾ベルトコンベア36は、前記縁
どり部26a、26aの上面に接触するようにプーリ38、40に
よって張設され、ベルトコンベア26との間で密閉した隙
間42を画成している。前記圧搾ベルトコンベア36は、プ
ーリ40を図示しない駆動モータが第１図中矢印Ｃ方向に
回転させることによって、前記ベルトコンベア26と等速
で矢印Ｄ方向に回転移動することができる。また、圧搾
ベルトコンベア36は、ベルトコンベア26上に供給された
混合液24を前記隙間42内で厚さＨのシート状に圧搾する
と共に、混合液24の重合反応、固化を阻害する隙間42へ
の酸素の進入を遮断している。
従って、混合液24は、ベルトコンベア26と圧搾ベルトコ
ンベア36の回転移動によって圧搾され隙間42を満たして
移動し、この状態で重合反応を行い、一定時間の後に固
化した厚さＨのゲル状シート44に生成される。
ンベア36の回転移動によって圧搾され隙間42を満たして
移動し、この状態で重合反応を行い、一定時間の後に固
化した厚さＨのゲル状シート44に生成される。
また、隙間42の上方でプーリ38近傍には、検知機46、48
が取付けられている。検知機46、48は、第３図に示すよ
うにベルトコンベア26の両側縁部の上方にそれぞれ設置
されている。検知機46は、圧搾された混合液24が存在し
ないベルトコンベア26の上方に設置されている。また、
検知機48は混合液24が存在するベルトコンベア26の上方
に設置されている。前記検知機46、48は、混合液24が圧
搾される過程に形成される末広形状の境界部24a、24aの
位置をその視野内で検出し、検出信号を第１図に示す制
御部50に出力している。制御部50は、前記検知機46、48
からの検出信号によって、駆動モータ34と圧搾ベルトコ
ンベア36の駆動モータの回転速度を適宜に調節してい
る。
が取付けられている。検知機46、48は、第３図に示すよ
うにベルトコンベア26の両側縁部の上方にそれぞれ設置
されている。検知機46は、圧搾された混合液24が存在し
ないベルトコンベア26の上方に設置されている。また、
検知機48は混合液24が存在するベルトコンベア26の上方
に設置されている。前記検知機46、48は、混合液24が圧
搾される過程に形成される末広形状の境界部24a、24aの
位置をその視野内で検出し、検出信号を第１図に示す制
御部50に出力している。制御部50は、前記検知機46、48
からの検出信号によって、駆動モータ34と圧搾ベルトコ
ンベア36の駆動モータの回転速度を適宜に調節してい
る。
次に、前記の如く構成されたゲル状シートの製造装置の
作用について説明する。
作用について説明する。
先ず、供給機10は、ポンプ12、18によって供給されるゲ
ル原料液16、重合触媒22をそれぞれ分離して取込んで混
合し、ベルトコンベア26上に供給する。次に、ベルトコ
ンベア36上に供給された混合液24は、回転移動方向が下
向きに10゜傾斜して設けられたベルトコンベア26と圧搾
ベルトコンベア36との隙間42に自重で流入し、ベルトコ
ンベア26と圧搾ベルトコンベアによって圧搾される。こ
の圧搾される過程で形成される末広形状の混合液24の境
界部24a、24aの位置を検知機46、46によって検出する。
前記検知機46は、例えば第３図に示すように、境界部24
aが実線で示す基準の位置（シート状ゲルが正規の厚さ
で形成される境界部24aの位置）から、二点鎖線で示す
位置に移動してきた場合、即ち、前記供給機10の供給速
度がベルトコンベア26及び圧搾ベルトコンベア36の回転
速度よりも速くなった場合、検知機46はその視野内で境
界部24aを検出すると、この検出信号を制御部50に出力
し、そして制御部50がベルトコンベア26の駆動モータ34
と圧搾ベルトコンベアの駆動モータに回転速度を速くす
る信号を発信する。また、他の検知機48は、境界部24a
が実線で示す通常の位置から二点鎖線で示す位置に移動
してきた場合、即ち、供給機10の供給速度がベルトコン
ベア26及び圧搾ベルトコンベア36の回転速度よりも遅く
なった場合、検知機48はその視野内で境界部24aを検出
すると、この検出信号を前記制御部50に出力し、そして
制御部50がそれぞれのベルトコンベアの駆動モータに回
転速度を遅くする信号を発信する。
ル原料液16、重合触媒22をそれぞれ分離して取込んで混
合し、ベルトコンベア26上に供給する。次に、ベルトコ
ンベア36上に供給された混合液24は、回転移動方向が下
向きに10゜傾斜して設けられたベルトコンベア26と圧搾
ベルトコンベア36との隙間42に自重で流入し、ベルトコ
ンベア26と圧搾ベルトコンベアによって圧搾される。こ
の圧搾される過程で形成される末広形状の混合液24の境
界部24a、24aの位置を検知機46、46によって検出する。
前記検知機46は、例えば第３図に示すように、境界部24
aが実線で示す基準の位置（シート状ゲルが正規の厚さ
で形成される境界部24aの位置）から、二点鎖線で示す
位置に移動してきた場合、即ち、前記供給機10の供給速
度がベルトコンベア26及び圧搾ベルトコンベア36の回転
速度よりも速くなった場合、検知機46はその視野内で境
界部24aを検出すると、この検出信号を制御部50に出力
し、そして制御部50がベルトコンベア26の駆動モータ34
と圧搾ベルトコンベアの駆動モータに回転速度を速くす
る信号を発信する。また、他の検知機48は、境界部24a
が実線で示す通常の位置から二点鎖線で示す位置に移動
してきた場合、即ち、供給機10の供給速度がベルトコン
ベア26及び圧搾ベルトコンベア36の回転速度よりも遅く
なった場合、検知機48はその視野内で境界部24aを検出
すると、この検出信号を前記制御部50に出力し、そして
制御部50がそれぞれのベルトコンベアの駆動モータに回
転速度を遅くする信号を発信する。
従って、境界部24aは、基準の位置を維持するようにな
るので、均一な厚さのゲル状シートを形成することがで
きる。
るので、均一な厚さのゲル状シートを形成することがで
きる。
更に、前記ベルトコンベア26の両側縁部に、高さＨの縁
どり部26a、26aを形成し、この縁どり部26a、26aの上面
に圧搾ベルトコンベア36を接触して密閉した隙間を画成
したので、混合液24がベルトコンベア26からはみ出すこ
となく均一な幅Ｔで、且つ、均一な厚さＨのゲル状シー
トを形成することができる。
どり部26a、26aを形成し、この縁どり部26a、26aの上面
に圧搾ベルトコンベア36を接触して密閉した隙間を画成
したので、混合液24がベルトコンベア26からはみ出すこ
となく均一な幅Ｔで、且つ、均一な厚さＨのゲル状シー
トを形成することができる。
尚、本実施例ではベルトコンベア26と圧搾ベルトコンベ
アとの傾斜角度を10゜に設定したが、この角度に限られ
るものではなく、好適には傾斜角度を１゜〜10゜に設定
すれば良い。例えば、１ポイズの粘度の混合液24の場合
には、混合液24が縁どり部26a、26aから漏れない傾斜角
度、即ち、５゜前後に設定すれば良い。従って、前記傾
斜角度は、混合液24の粘度に応じて適宜に調節すれば良
い。
アとの傾斜角度を10゜に設定したが、この角度に限られ
るものではなく、好適には傾斜角度を１゜〜10゜に設定
すれば良い。例えば、１ポイズの粘度の混合液24の場合
には、混合液24が縁どり部26a、26aから漏れない傾斜角
度、即ち、５゜前後に設定すれば良い。従って、前記傾
斜角度は、混合液24の粘度に応じて適宜に調節すれば良
い。
また、ベルトコンベア26及び圧搾ベルトコンベア36の長
さと回転速度は、混合液24の供給速度と混合液24の固化
時間によって決定される。そこで、前記隙間42近傍に加
温装置を設けて隙間42内の混合液24を加熱すると、混合
液24の重合反応を速くすることができる。これによっ
て、混合液24の固化時間を短縮したり、ベルトコンベア
26、36の長さを短くしたりすることができる。更に、供
給機10近傍に冷却装置を設けて供給機10内の混合液24を
冷却すると、供給機10内での重合反応を更に防止するこ
とができる。
さと回転速度は、混合液24の供給速度と混合液24の固化
時間によって決定される。そこで、前記隙間42近傍に加
温装置を設けて隙間42内の混合液24を加熱すると、混合
液24の重合反応を速くすることができる。これによっ
て、混合液24の固化時間を短縮したり、ベルトコンベア
26、36の長さを短くしたりすることができる。更に、供
給機10近傍に冷却装置を設けて供給機10内の混合液24を
冷却すると、供給機10内での重合反応を更に防止するこ
とができる。
一方、微生物や酵素を内部に包括固定するには、それら
の懸濁液をポンプで供給機10に供給するか或いは予めゲ
ル原料液に添加しておいても良い。また、重合触媒22が
二種以上必要な場合であっても、単独でゲル原料液と重
合反応しないものは、予めゲル原料液に添加しておけば
良い。
の懸濁液をポンプで供給機10に供給するか或いは予めゲ
ル原料液に添加しておいても良い。また、重合触媒22が
二種以上必要な場合であっても、単独でゲル原料液と重
合反応しないものは、予めゲル原料液に添加しておけば
良い。
また、ゲル原料液16と重合触媒22は、両者を混合して固
化するものであれば、その両者の種類は限定されない。
化するものであれば、その両者の種類は限定されない。
以上説明したように本発明に係るゲル状シートの製造装
置によれば、ベルトコンベアと圧搾ベルトコンベアとで
混合液が圧搾される過程に形成される末広形状の境界部
の位置を検出し、この検出信号に基づいて前記ベルトコ
ンベア、圧搾ベルトコンベアの回転速度を制御し境界部
の位置をシート状ゲルが正規の厚さで形成される基準の
位置に維持させるようにしたので、均一な厚さのゲル状
シートを形成することができる。
置によれば、ベルトコンベアと圧搾ベルトコンベアとで
混合液が圧搾される過程に形成される末広形状の境界部
の位置を検出し、この検出信号に基づいて前記ベルトコ
ンベア、圧搾ベルトコンベアの回転速度を制御し境界部
の位置をシート状ゲルが正規の厚さで形成される基準の
位置に維持させるようにしたので、均一な厚さのゲル状
シートを形成することができる。
また、ベルトコンベアの両側縁部に縁どり部を形成し、
この縁どり部の上面に圧搾ベルトコンベアを接触させて
密閉した隙間を画成したので、均一な幅、厚さのゲル状
シートを形成することができる。
この縁どり部の上面に圧搾ベルトコンベアを接触させて
密閉した隙間を画成したので、均一な幅、厚さのゲル状
シートを形成することができる。
第１図は本発明に係るゲル状シートの製造装置の実施例
を示す正面図、第２図は第１図中のII−II線に沿う断面
図、第３図は第１図に於ける平面図、第４図は従来のゲ
ル状シートの製造装置の実施例を示す正面図である。 10……供給機、16……ゲル原料液、22……重合触媒、24
……混合液、26……ベルトコンベア、36……圧搾ベルト
コンベア、44……ゲル状シート、46、48……検知機。
を示す正面図、第２図は第１図中のII−II線に沿う断面
図、第３図は第１図に於ける平面図、第４図は従来のゲ
ル状シートの製造装置の実施例を示す正面図である。 10……供給機、16……ゲル原料液、22……重合触媒、24
……混合液、26……ベルトコンベア、36……圧搾ベルト
コンベア、44……ゲル状シート、46、48……検知機。
Claims (2)
- 【請求項１】上下に対向して配置された一対のベルトコ
ンベアの隙間にゲル原料液に重合触媒を添加した混合液
が入っている容器の注入口から混合液を注入し、一対の
ベルトコンベアで圧搾してゲル状のシートに形成するゲ
ル状シートの製造装置に於いて、 容器の注入口から注入された混合液が一対のベルトコン
ベアで圧搾されて形成された末広形状の境界部の位置を
検出する検出手段と、検出手段に基づいてベルトコンベ
アの回転速度を制御する制御手段と、から成ることを特
徴するゲル状シートの製造装置。 - 【請求項２】下方のベルトコンベアの両側縁部に縁どり
部を形成したことを特徴とする請求項（１）記載のゲル
状シートの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13967789A JPH0745130B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | ゲル状シートの製造装置 |
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| JP13967789A JPH0745130B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | ゲル状シートの製造装置 |
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ID=15250853
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