JPH0745010A - テープ・ストレージ装置のエラー回復方法及び装置 - Google Patents

テープ・ストレージ装置のエラー回復方法及び装置

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JPH0745010A
JPH0745010A JP6143471A JP14347194A JPH0745010A JP H0745010 A JPH0745010 A JP H0745010A JP 6143471 A JP6143471 A JP 6143471A JP 14347194 A JP14347194 A JP 14347194A JP H0745010 A JPH0745010 A JP H0745010A
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track
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JP6143471A
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Scott M Fry
スコット・ミルトン・フライ
Pamela R Nylander-Hill
パメラ・ルース・ニランダーヒル
Sushama M Paranjape
スシャマ・マヘッシュ・パランジャペ
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    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/026Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by using processor, e.g. microcomputer
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1816Testing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/36Monitoring, i.e. supervising the progress of recording or reproducing

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 将来のデータ・エラー状態を動的に予測し
て、問題を解決するようなエラー回復装置を設けたテー
プ・ストレージ装置を与える。 【構成】 本発明のエラー回復装置は、テープ媒体上に
データの書き込み動作か、またはデータの読み取り動作
を行なつている間に、テープ上に発生した将来のデータ
・エラー状態のマツプを表示したトラツク動作パホーマ
ンスのデータベースを発生する。データの書き込み動作
や、データの読み取り動作が続けられている時に、1
つ、またはそれ以上のトラツク欠陥閾値がテープの1
つ、またはそれ以上の領域において到達されるか否かの
決定が、トラツク動作パホーマンスのデータベースから
行なわれる。若し上述の閾値に到達されたならば、デー
タ・エラー状態の発生を最小限にとどめるために、警告
コードによるエラー回復動作が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概して言えば、磁気テ
ープ上のデイジタル情報の記録及び検索に向けられてお
り、より詳細に言えば、データ転送動作のときに発生す
るエラーを最小限にとどめるための方法及び手順に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常の磁気テープ駆動式データ・ストレ
ージ装置(以下、テープ・ストレージ装置という)は、
磁気テープ媒体から読み取られ、または磁気テープ媒体
に書き込まれる情報のデータ・エラーを検出し、かつ訂
正するための種々のエラー訂正及び回復方法を用いてお
り、若しこれらのデータ・エラーを未解決のままにした
ならば、データの保全性を不確定なものにして処理しな
ければならない。データ・エラーを起す原因は、媒体の
欠陥や、テープ・ヘツド及び媒体間の汚染物、その他、
ヘツド及び媒体間のデータ転送動作に関係する状態であ
る。
【0003】エラー訂正動作及びエラー回復動作はエラ
ー処理の異なつた段階において用いられる2つの別個の
動作と考えることができる。通常のエラー訂正は、デー
タに従属する冗長情報を導入することにより、テープ媒
体上に記録されるランダムなホスト・データが良好に定
義された構成に符号化される、エラー訂正コード(EC
C)の技術を使用して実行されている。データ・エラー
の存在は、コード構成が乱されたときに検出される。エ
ラーは、再構成するための変更を最小限にして訂正され
る。ECCエラー訂正は、通常、データがテープ・スト
レージ装置により処理される時に「オン・ザ・フライ
(動作したまま)」で実行される。公知の「リード・ソ
ロモン」コードはECCによるエラー訂正に対して提案
されている1サイクルの符号化方法である。これ以外の
他の符号化方法も知られている。
【0004】エラー回復動作は、ECCによるエラー訂
正がデータ・エラーを訂正することができない時か、ま
たは、エラー訂正動作に対して許容された閾値を越えた
時に発生する。エラー回復処理は、通常、テープの動作
を停止することと、エラーが検出されたデータ・ブロツ
クを再処理することとを必要とする。代表的なエラー回
復手順は、テープの浄化動作を含んでおり、このテープ
浄化動作は、テープを終端まで巻き取つて、そしてエラ
ーを回復する地点までテープを巻き戻す動作と、テープ
のバツク・ヒツチ動作(テープを前進、後退させる動
作)所謂、テープの「靴磨き動作」と、逆方向のテープ
読み取り動作と、テープ張力の調節動作と、テープのサ
ーボ調節動作とを含んでいる。
【0005】従来のエラー回復システムにおいては、デ
ータ・エラーに応答してエラー回復動作を起すエラー回
復手順を、予めプログラムされた順序で遂行させるのが
通常の方法である。然しながら、多くの場合、1つ以上
のエラー回復手順は必要ではない。例えば、テープ媒
体、または読み取り/書き込みヘツドのいずれかに付着
した汚染物によつて、テープの部分的な毀損を生じる
か、またはトラツクの部分的な消失を生じたトラツク・
フオールアウト(track fallout)(トラツク欠陥)の
エラーは、汚染物がテープ面上に沿つて長く引きずられ
たテープ面のトラツクに影響を与える。このタイプのエ
ラーは、テープの運動を逆転して、汚染物を取り除くこ
とによつてしばしば解決することができる。
【0006】ECCエラー訂正を用いてトラツクの欠陥
を訂正することがしばしば可能である。ECCのトラツ
ク欠陥の訂正は、通常、データの読み取り動作の間では
良好に働く。然しながら、データ書き込み動作の間にお
いては、書き込み動作に後続するデータの読み取り動作
がデータ転送問題を生じる危険性を増加させる。書き込
みトラツクの欠陥の結果として既に失なわれた1つ、ま
たはそれ以上のトラツクに加えて、更に、読み取り動作
の間で生じた汚染物や、テープ縁の毀損、または他の媒
体の毀損によるトラツクのデータ消失が、エラー回復動
作を呼び出すことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従つて、磁気テープに
デイジタル情報を記録し、この情報を検索する技術分野
において、将来にエラー回復動作が生じるであろう状態
が予測され、そしてエラー回復技術の使用を最小限にし
て問題解決を行なうようなシステム及び方法が必要であ
る。残存するトラツク欠陥が、すべてのエラー回復動作
を呼び出すまで回復処理が待機しているという従来のエ
ラー回復技術とは異なつて、プログラムされた前の回復
手順の完全な履行を必要としない態様で前以て問題に対
応することが望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従つて、本
発明のテープ・ストレージ装置はテープ媒体上からデー
タを読み取り、そしてテープ媒体にデータを書き込むた
めの制御システムと、データ転送エラーを検出し、訂正
するためのエラー訂正コード(ECC)システムと、E
CCでは訂正不可能なエラーの回復動作を遂行するため
のエラー回復システムとを含んでいる。更に、このテー
プ・ストレージ装置は、将来発生されるであろうエラー
回復状態を動的に予測し、かつ解決するためのシステム
を含んでいる。本発明の装置は、テープ・ストレージ装
置中に装荷されたテープ媒体に対して読み取り及び書き
込み転送動作を遂行し、そして、読み取り及び書き込み
動作の間で、テープ上に発生したECCで訂正可能なエ
ラー状態のマツプを表わすトラツク動作パホーマンス
(トラツク動作の評価)のデータベースを発生する。読
み取り及び書き込み動作が続けられている時に、テープ
の1つ、またはそれ以上の領域において、1つ、または
それ以上のトラツク欠陥閾値が到達されているか否かを
決める決定が、トラツク動作パホーマンスのデータベー
スから行なわれる。トラツク欠陥閾値に到達しているこ
とが決定されると、後続する本来のエラー回復動作を最
小限にとどめるために、エラー回復の「ベルコード」動
作(エラー訂正の警告コードの作成動作)が遂行され
る。
【0009】
【実施例】図1を参照すると、本発明の概念を説明する
ための磁気テープ式のデータ・ストレージ装置であつ
て、汎用コンピユータ、または他のデータ処理装置でも
よいホスト・コンピユータ12によつて与えられるデー
タを保存(及び検索)するテープ・ストレージ装置10
が示されている。テープ・ストレージ装置10は記録媒
体上からホスト・データを読み取り、または記録媒体に
ホスト・データを書き込むための制御システムを与える
複数個の装置を含んでいる。これらの装置はチヤネル・
アダプタ14、マイクロプロセツサ制御装置16、デー
タ・バツフア18、読み取り及び書き込みデータ流回路
20、駆動制御装置22及びテープ・インターフエース
装置24を含んでいる。
【0010】マイクロプロセツサ制御装置16はテープ
・ストレージ装置10の他のすべての要素の動作の一切
を含んだ制御機能を与える。マイクロプロセツサ制御装
置16によつて行なわれる機能は、広く知られているよ
うに、マイクロコード・ルーチンによりプログラムする
ことが可能である。マイクロプロセツサ制御装置16
は、データの書き込み動作(データ読み取り動作のため
に逆向きにされたすべてのデータの流れを含む)の間
で、情報データ・ブロツクを受け取るために必要なホス
ト・コンピユータとのインターフエース・プロトコルを
遂行するために、チヤネル・アダプタ14を活動させ
る。チヤネル・アダプタ14は、情報データ・ブロツク
をデータ・バツフア18に通し、データ・バツフア18
は、後続する読み取り、または書き込み処理のための情
報データ・ブロツクを記憶する。転じて、データ・バツ
フア18は、チヤネル・アダプタ14から読み取り及び
書き込みデータ流回路20との間で、装置データの交換
を行ない、読み取り及び書き込みデータ流回路20は、
装置データを、磁気テープ媒体上に記録される物理的に
フオーマツトされたデータにフオーマツトする。また、
読み取り及び書き込みデータ流回路20は、マイクロプ
ロセツサ制御装置16の制御の下ですべての書き込みデ
ータ及び読み取りデータの転送を実行する責任を持つて
いる。読み取り及び書き込みデータ流回路20からの物
理的にフオーマツトされたデータは、1つ、または、そ
れ以上の読み取り/書き込みヘツド26と、供給リール
及び巻き取りリールに巻かれているテープ媒体28の順
方向及び逆方向送りを行なう適当な駆動素子(図示せ
ず)とを含むテープ・インターフエース装置24との間
で交換される。駆動素子は、記録時及び再生時の順方向
のテープ送り機能や、巻き戻し時の逆方向のテープ送り
機能や、他のテープ送り機能などを実行するためのテー
プ送り制御システム22によつて制御される。加えて、
複数トラツクのテープ駆動システムにおいて、テープ送
り制御システム22は、複数個のトラツク中にデータを
記録するために、読み取り/書き込みヘツドを、長手方
向のテープ運動の方向に関して垂直方向に位置付ける。
【0011】図2は、マイクロプロセツサ制御装置16
の細部と、読み取り及び書き込みデータ流回路20の細
部とを示す図である。マイクロプロセツサ制御装置16
は、マイクロプロセツサ制御装置16とチヤネル・アダ
プタ14との間の制御情報の交換を実行するためのチヤ
ネル・インターフエース制御装置34を含んでいる。更
に、マイクロプロセツサ制御装置16はマイクロプロセ
ツサ制御装置16とデータ・バツフア18との間の制御
情報の交換を実行するためのデータ・バツフア制御装置
36を含んでいる。参照数字38で総括して示されてい
る他の制御装置は、マイクロプロセツサ制御装置16
と、周知のテープ送り制御装置22及び他の素子(図示
せず)を含むテープ駆動制御システムの他の素子との間
の制御情報の交換を実行するのに用いられる。
【0012】マイクロプロセツサ制御装置16の中に含
まれた他の素子は、フオーマツト形成及びデータ流制御
装置40と、エラー回復装置42とを含んでいる。フオ
ーマツト形成及びデータ流制御装置40と、エラー回復
装置42とはマイクロプロセツサ制御装置16の適当な
マイクロコード・ルーチンによつて制御される。フオー
マツト形成及びデータ流制御装置40は、データ・バツ
フア制御装置36を介して、読み取り及び書き込みデー
タ流回路20と、データ・バツフア18との動作を管理
する。エラー回復装置42は、ECCでは訂正不可能な
エラーが発生した時にエラー回復手順を遂行するように
プログラムされている。
【0013】読み取り及び書き込みデータ流回路20は
読み取り及び書き込みデータ流の動作を監督する、読み
取り及び書き込みデータ流制御装置44を含んでいる。
読み取り及び書き込みデータ流制御装置44は、制御情
報をECC論理回路46に通信し、ECC論理回路46
はデータ・バツフア18とテープ・インターフエース装
置24との間で転送されるすべてのデータのECCの符
号化/復号化動作を遂行する。
【0014】テープ・ストレージ装置10はフオーマツ
トされた情報データ・ブロツクの順番でテープ媒体の1
つ、またはそれ以上のデータ・トラツク上にデータを記
録する。ECCエラー訂正動作の間で、ECC論理回路
46は、処理された各情報データ・ブロツクのためのE
CCエラー訂正記録を、読み取り及び書き込みデータ流
制御装置44に与える。読み取り及び書き込みデータ流
制御装置44は図2に示したTHRSレジスタ48のよ
うなビツト・レジスタ中にこの情報データ・ブロツクを
記憶させる。THRSレジスタ48は活動中の各読み取
り及び書き込みチヤネル(物理的トラツク)に対して、
1ビツト記憶位置を与える複数ビツト・レジスタであ
る。THRSレジスタ48中のビツトは、各情報データ
・ブロツクが処理されている時に、対応する物理的トラ
ツク中のECCエラー訂正動作の回数が過剰に発生され
たか否かに従つて「1」か「0」にセツトされる。従つ
て、THRSレジスタ48はテープ媒体から、またはテ
ープ媒体にデータを転送している動作中の読み取り及び
書き込みチヤネルのための現在のトラツクの動作パホー
マンス(トラツク動作の評価)の情報を含んでいる。E
CCエラー訂正の閾値はマイクロプロセツサ制御装置1
6においてプログラム可能であり、この閾値はTHRS
レジスタ48のビツトで設定される。
【0015】テープ媒体28上の各情報データ・ブロツ
クが処理されると、THRSレジスタ48中に含まれて
いる情報データ・ブロツクは、フオーマツト形成及びデ
ータ流制御装置40に転送され、この情報データ・ブロ
ツクは、フオーマツト形成及びデータ流制御装置40の
中のTHRSレジスタの現在値メモリ50の中に記憶さ
れる。従来と同様に、フオーマツト形成及びデータ流制
御装置40は、付加的な構造及び素子52を含んでい
る。これらの構造及び素子52の機能は本発明に直接関
係がないので、これ以上の説明はしない。
【0016】高密度マルチ・トラツク記録が用いられた
場合、複数の「データ」トラツクは、複数の「物理トラ
ツク」(即ち、読み取り/書き込みヘツドのチヤネル)
の小さなサブセツトによつて書き込まれる。各データ・
トラツクは、1つの物理トラツクによつて書き込まれる
が、複数の物理トラツクを有することにより複数のデー
タ・トラツクに書き込むことができる。この種のデータ
記録のプロトコルは複数のテープ巻体(tape wrap)及
びテープ巻体ハーフ(1つのテープ巻体の半分の部分)
とを用いて達成される。テープ巻体は、テープ媒体の割
り当てられた全体の長さに沿つて1対の外側領域及び内
側領域の記録及び再生通路(テープ巻体ハーフ)で構成
されている。外側領域の記録通路は第1のテープ巻体ハ
ーフを与えており、他方、内側領域の記録通路は第2の
テープ巻体ハーフを与えている。各テープ巻体は2つの
テープ巻体ハーフで構成される。記録密度を最大にする
ために、読み取り/書き込みヘツド26は、外側領域の
第1のテープ巻体ハーフの間で活動する第1のヘツドの
組と、内側領域の第2のテープ巻体ハーフの間で活動す
る第2のヘツドの組とを含んでいる。従つて、テープ媒
体上に記録される複数個のテープ巻体がある。テープ媒
体上に記録されるデータ・トラツクの総数は、読み取り
/書き込みヘツドの物理トラツク、即ち物理的チヤネル
の数と、テープ上に記録されるテープ巻体ハーフの数と
の積によつて決められる。例えば、4個のテープ巻体の
1つのテープ巻体ハーフ当り16本のトラツクを記録す
るテープ・ストレージ装置はテープ媒体上に128本の
データ・トラツクを持つている。
【0017】各テープ巻体ハーフは、テープ媒体の使用
可能なすべての部分に亙つて展開するように意図されて
いる。テープ上にECCエラー訂正の発生目録を作る
(catalog)ために、本発明はテープを複数個の速度計
領域(tachometer region)に分割することを考えてい
る。速度計領域は、例えば100個の速度計領域などの
ように、速度計領域の適当な数を決めるために必要とす
る数によつて分割されたテープの使用可能な長さに対応
した速度計領域の最大値によつて決められるか、または
媒体のタイプ及び他の条件に基づいた他の数値によつて
決められる。速度計領域及びデータ・トラツクを用い
て、y座標軸上に表示されたデータ・トラツクと、x座
標軸上に表示された速度計領域とを持つ2次元的な構造
のテープ・マツプを作成することができる。各x、yの
座標位置はTHRSレジスタ48の内容から決められる
ECCによるトラツク動作パホーマンスの値によつて満
たすことができる。若しTHRSレジスタ48が、速度
計領域中に位置付けられた任意の情報データ・ブロツク
中の任意のトラツクに対して過剰なECCエラー訂正活
動回数を表示したならば、その過剰なECCエラー訂正
値はテープ・マツプ中に入力することができる。この情
報は、ヘツドとテープ媒体との境界面にある汚染物を取
り除くテープのバツク・ヒツチ運動、つまりテープの
「靴磨き」動作及びテープ清掃動作を含んで、エラー回
復装置42による「ベルコード」のエラー回復動作を遂
行するために用いることができる。
【0018】トラツク動作パホーマンスのデータベース
は、エラー回復装置42の中のデータ構造54として実
行されるのが好ましい。データ構造54は、速度計領
域、テープ巻体、テープ巻体ハーフ及びテープ・トラツ
クによつてテープ・マツプ位置を識別するために、スト
レージ・アレイ位置の階層を定義する。このデータ構造
のアレイ階層(16本のトラツク構造)は図3に示され
ている。速度計領域、巻体、巻体ハーフ及び物理トラツ
クの数は任意に決められるけれども、図3においては、
1個のテープが100個の速度計領域に分割されている
例が示されている。各巻体は2つの巻体ハーフを含んで
いる。各巻体ハーフは各物理トラツクに対してTHRS
レジスタのビツトに対応する16ビツト・トラツク・ス
トレージ・アレイを含んでいる。従つて、データ構造5
4のストレージ・アレイ位置は、テープの各速度計領域
の各巻体の各巻体ハーフに対して、THRSレジスタ4
8からの過剰なECCエラー訂正回数(即ち、トラツク
動作のパホーマンス)をユニークな目録を作成するのに
用いることができる。
【0019】データ構造54はテープ媒体28の上で遂
行される読み取り及び書き込みデータの転送動作の間で
発生される。各複数トラツクの情報データ・ブロツク
は、テープに関連して処理されるので、ECCエラー訂
正情報と、速度計領域、巻体、巻体ハーフ及び方向の情
報とは、THRSレジスタ48に与えられる。この情報
はフオーマツト形成及びデータ流制御装置40中のメモ
リ中に記憶され、そして、現在の速度計領域、テープ巻
体、及びテープ巻体ハーフを識別する情報と共に、エラ
ー回復装置42の中に転送される。最初に、データ構造
54の16ビツト・トラツク・ストレージのアレイ位置
は「0」に初期化される。これらの値は、THRSレジ
スタ48中の対応位置からの「1」ビツトが受け取られ
た時には、これらの値は「1」にセツトされる。「1」
ビツト値がデータ構造54の中にセツトされた後には、
この値は次の初期化まで「0」にリセツトされない。従
つて、同じ速度計領域、巻体及び巻体ハーフのための情
報データ・ブロツクが処理された時に、若し対応するビ
ツトがブロツクの処理の間の任意の時間においてTHR
Sレジスタ48の中にセツトされたならば、16ビツト
・トラツク・ストレージ・アレイのビツトはセツトされ
るが、しかし、THRSレジスタ48が後続する情報デ
ータ・ブロツクにおいてそのトラツクに対する「0」ビ
ツトを含んでいるとしても「0」にリセツトされること
はない。16ビツト・トラツク・ストレージ・アレイを
上述の順番に設定することは、過剰に発生したECCの
エラー訂正の回数が速度計領域の任意の情報データ・ブ
ロツク中の任意のトラツク中に発生したときには、デー
タ構造54のトラツク・ストレージ・アレイ中の対応ス
トレージ位置が、過剰に発生したECCエラー訂正を表
示するビツトの組を保持しているという結果を生じる。
【0020】このテープ処理が相次ぐ速度計領域、テー
プ巻体及びテープ巻体ハーフを通して進行するに従つ
て、データ構造54は過剰なECCエラー訂正動作のテ
ープ・マツプのパターンを出現し始める。この情報は、
テープ媒体の欠陥や、読み取り/書き込みヘツド及びテ
ープ媒体間で生じる汚染物などに起因する後で行なわれ
る厄介なエラー回復動作を回避する狙いを持つベルコー
ド(bellcord)(警告コード)によるエラー回復動作を
遂行するのに用いることができる。テープ・マツプは水
平方向のパターンばかりでなく垂直方向のパターンも与
えるけれども、汚染物のプロフイールは固定されたテー
プ巻体及びテープ巻体ハーフで検出されるので、ベルコ
ード、即ち警告コードはテープ・マツプの水平方向のパ
ターンを用いる。汚染物のプロフイールを検出するため
には、順番に並んだn個の速度計領域が物理トラツクの
残存する欠陥部分を表していなければならない。下記に
示す加算式はテープ媒体から、またはテープ媒体へのデ
ータ転送を実際に行なつている各物理トラツクに対して
適用される。記号「tr」は現在の速度計領域を表わ
す。テープ巻体、テープ巻体ハーフ及び物理トラツクは
各加算演算において一定にされる。
【0021】
【数1】
【0022】16個(任意に決められる値である)の活
動している物理トラツクを有するテープ・ストレージ装
置に対して、上述の合計値(BC)の加算演算は、1か
ら16までの範囲の「物理トラツク」に適用するため1
6回行なわれる。若しすべての合計値(BC1乃至BC
16の合計値)がnに等しくなれば、ベルコードの動作が
行なわれる。この合計値は、トラツク欠陥(即ち活動中
のトラツク・アレイのビツト)が1つのトラツクに対し
て検出された時に、情報データ・ブロツクの処理の間で
作られる。この処理時間を最小にするために、各合計値
は、汚染物で覆われたトラツク及び領域による汚染物プ
ロフイールを識別するトラツクの合計値のデータ・メモ
リ56中に記憶することができる。若し任意の汚染物プ
ロフイールがベルコードの閾値を越えて成長したなら
ば、ベルコードの動作が発生される。従つて、汚染物プ
ロフイールの最終の領域がベルコードの領域としてマー
クされる。これは、若しトラツク動作パホーマンスのエ
ラーが後続の領域中に発生したならば、それらのエラー
がベルコード閾値を自動的に超過しないように、順番付
けられた間隔を作る。ベルコードの動作が取られたとい
う事実は、テープ・マツプの一部として、あるいは、エ
ラー回復装置42の中の別個のデータ構造として作成さ
れるヘツド素子の動作パホーマンスの表の中にログ(経
過記録)される。ヘツド素子動作のパホーマンスの表
は、悪いテープ媒体と悪いハードウエア(例えば、読み
取り及び書き込みチヤネル)との間の区別をするのに用
いることができる。
【0023】図4は、y座標軸がトラツク1乃至36に
分割されており、それらのx座標軸が夫々120個の情
報データ・ブロツクを含む100個の速度計領域に分割
されているテープ・マツプの模式図である。ベルコード
の動作を発生する汚染物プロフイールは、トラツク2に
示されている。上述の「数1」の数式で示したように、
水平方向の汚染物プロフイールは、テープ巻体、テープ
巻体ハーフ及びテープ・トラツク値を一定に保持してお
いて、連続する速度計領域に対するテープ・マツプ構造
54のストレージ・アレイ位置の連続するエラー訂正ビ
ツトを合計することによつて容易に決めることができ
る。
【0024】従つて、データ構造54はテープ媒体上の
ECCエラー訂正位置のテープ・マツプを表わすトラツ
ク動作パホーマンスのデータベースを与える。プログラ
ム可能なトラツク動作パホーマンス閾値を用いて、この
データ構造から水平方向の汚染物プロフイールを識別す
ることができる。
【0025】図5はデータ構造54を作るための上述の
処理を説明するための流れ図であつて、処理は、テープ
媒体28を含むテープ・カートリツジの装荷を待機して
いるステツプ70において開始する。ステツプ71にお
いて、テープ・カートリツジを装荷した後、ステツプ7
2において、データ構造54はリセツトされ、そしてス
テツプ74において、処理装置はテープ媒体から読み取
り、またはテープ媒体に書き込む情報データ・ブロツク
を待機する。情報データ・ブロツクがテープ媒体に転送
され、あるいはテープ媒体から転送された時に、ステツ
プ76において、エラー回復動作(エラー回復装置42
によつて遂行される動作)が行なわれているか否かの決
定が行なわれる。若しエラー回復動作が行なわれていれ
ば、データ構造54に対しては何も行なわれない。その
代わりに、データ構造54中のトラツク動作パホーマン
スのアーカイバル(保存記録)は、重複したデータ、ま
たは冗長なデータを導入するのを避けるために、エラー
回復動作の間で抑制される。また、ECCエラー訂正情
報が、アーカイバルとしてデータ構造54の中に来たと
しても、エラー回復機能は動作しない。若しエラー回復
動作が行なわれていないことが決定されたならば、ステ
ツプ78において、現在の速度計領域、テープ巻体及び
テープ巻体ハーフを表示する値が、読み取り及び書き込
みデータ流を制御するハードウエア44から検索され、
フオーマツト形成及びデータ流制御装置40によつて使
用され、ステツプ80において、トラツク動作パホーマ
ンスの合計値の情報がTHRSレジスタ48から、デー
タ構造54の該当するアレイ位置中に記憶される。次
に、処理の制御は書き込まれ、あるいは読み取られるべ
き次の情報データ・ブロツクを待機するステツプ74に
戻る。
【0026】データ構造54中に含まれた情報は種々の
目的のために使用することができる。本発明は、媒体の
欠陥と、読み取り/書き込みヘツド及びテープ媒体間に
生じる汚染物とにより発生されるエラーを除去するため
に設計された1つ、またはそれ以上のベルコードのエラ
ー回復動作を呼び出すのに使用するトラツク動作パホー
マンスのデータベースとしてデータ構造54を用いるこ
とにある。ベルコードのエラー回復方法は、データ・チ
エツク、または永久的なエラーを発生するのに最終的に
は充分に成長するであろう小さな距離として、汚染物そ
れ自身が現われるのを認識したことに基礎を置くもので
ある。フオーマツト形成及びデータ流制御装置40の中
のマイクロ・コードは、THRSトラツク欠陥レジスタ
48を連続して監視し、そして、分析するためにエラー
回復装置42に送られる。エラー回復動作が情報データ
・ブロツクを処理するのに介入していなくとも、これら
の情報データ・ブロツクはこの時点ですべて訂正可能で
あるから、これは汚染物パターンを監視する。汚染物パ
ターンの代表的な前兆は、テープの長い範囲で残存的な
欠陥を生じた1つか、2つのトラツクである。このトラ
ツクの消失は、しばしば、ヘツドに付着した特定の汚染
物によつて発生される。テープのバツク・ヒツチ運動、
または清掃動作は、どこかに付着した汚染物を動かすこ
とによりこの問題を解決することができる。
【0027】エラー回復動作がベルコードの動作を取る
時、これは、次の情報データ・ブロツクにあるデータの
処理を停止するために、フオーマツト形成及びデータ流
制御装置40への表示を生じる。これが発生した後、制
御はエラー回復装置42に通される。ヘツド・トラツク
のプロフイールの性質及びテープ・マツプの他の特性に
基いて、エラー回復動作は、拡大されたテープのバツク
・ヒツチ動作、または遂行されるテープ清掃動作を要求
する。この動作が終了した後、エラー回復装置42は、
残されたデータ処理を続けるために、フオーマツト形成
及びデータ流制御装置40に制御を戻す。ベルコードの
動作は、ECCエラーでは回復不可能なデータ・エラー
を予測した場合に取られる動作であつて、このようなデ
ータ・エラーのために取られる動作ではないことは明ら
かに理解できるであろう。
【0028】選択された汚染物のプロフイールに応答し
てベルコードのエラー回復動作を遂行し、トラツク動作
パホーマンスを利用する本発明の処理の実施例を、図6
及び図7の流れ図を参照して説明する。処理点「A」に
おいて開始し、ステツプ90において、エラー回復装置
42は、情報データ・ブロツクがテープ媒体28から書
き込まれ、または読み取られる通知を待機している。ス
テツプ92においてエラー回復装置が上述の通知を受け
取つた後、ステツプ94において、現在の速度計領域に
おけるトラツク欠陥(過剰なECCエラー訂正動作)を
持つトラツク表示があるか否かのチエツクが行なわれ
る。ステツプ96において若しトラツク欠陥が発生した
と決定されたならば、ステツプ98において、トラツク
の合計値のデータ・メモリ56は、トラツク欠陥を表示
するトラツク及び速度計領域を表示するために、必要に
応じて更新される。次に、トラツク動作パホーマンスを
利用する本発明の処理は、図7の処理点「B」に進む。
ステツプ100(図6にも示されている)において、ト
ラツクの合計値のデータ・メモリ56中のトラツクが、
トラツク欠陥を持つ連続したトラツク領域のための閾値
を超過した残存的な欠陥を表わしているか否かの決定が
行なわれる。若し残存するトラツク欠陥が見出されたな
らば、ステツプ102において、トラツクの合計値のデ
ータ・メモリ56は、将来のベルコード領域として、ベ
ルコード閾値を超過した汚染物のプロフイールの最後の
領域を識別するよう更新される。
【0029】ステツプ104において、前の速度計領域
もまたベルコード領域であつたか否かの決定が行なわれ
る。若し前の速度計領域がベルコード領域であるなら
ば、ベルコード領域は前の速度計領域において既に取ら
れているから、トラツク動作パホーマンスを利用する本
発明の処理は「A」に戻る。若し前の速度計領域がベル
コード領域でなければ、ステツプ106において、トラ
ツクの合計値のデータ・メモリ56は、現在の速度計領
域がベルコード領域であることを表示するために更新さ
れ、次に、ステツプ108において、ベルコードのエラ
ー回復手順が遂行される。次に、この処理は図6の処理
点「A」に戻る。
【0030】以上、汚染物のプロフイールを用いて予測
するエラー回復動作に関する本発明の実施例が説明され
た。図示し説明した本発明の実施例以外の種々の変形は
この道の専門家には自明の態様である。
【0031】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0032】(1)テープ媒体が移動している時にホス
ト・データを読み取り、または書き込む制御システム
と、データ転送エラーを検出し、訂正するエラー訂正コ
ード(ECC)システムと、ECCエラーでは訂正不可
能なエラーの回復を遂行するためのエラー回復システム
とを含むテープ・ストレージ装置中の将来のデータ・エ
ラー状態を動的に予測し、かつ解決するための方法にお
いて、上記データ・ストレージ中に装荷されたテープ媒
体の1つ、またはそれ以上のデータ・トラツクに対して
読み取り、及び/または書き込みデータ転送動作を遂行
するステツプと、上記データ転送動作の間、テープ上に
発生したECCエラー訂正位置のマツプを表示するトラ
ツク動作パホーマンスのデータベースを発生するステツ
プと、1つ、またはそれ以上のトラツク欠陥閾値がテー
プの1つ、またはそれ以上の領域において到達されたか
否かを上記トラツク動作パホーマンスのデータベースか
ら決定するステツプと、若し上記閾値に到達していれ
ば、後続するデータ・エラー回復動作を最小限にとどめ
るためにエラー回復のベルコードの動作を遂行するステ
ツプとを含むテープ・ストレージ装置のエラー回復方
法。 (2)上記トラツク欠陥閾値は、上記テープの1つ、ま
たはそれ以上のデータ・トラツクに対して残存するトラ
ツク欠陥を決定する閾値を含むことを特徴とする上記
(1)に記載のテープ・ストレージ装置のエラー回復方
法。 (3)上記トラツク動作パホーマンスのデータベース
は、上記テープ媒体の複数の速度計領域において複数の
データ・トラツクに対するトラツク欠陥の情報を記憶し
ていることを特徴とする上記(1)に記載のテープ・ス
トレージ装置のエラー回復方法。 (4)上記トラツク欠陥閾値は、1つ、またはそれ以上
の上記データ・トラツクに対して、所定の数の隣接した
前の速度計領域のためのトラツク欠陥状態を通知する上
記トラツク動作パホーマンスのデータベースに対応する
閾値を含むことを特徴とする上記(3)に記載のテープ
・ストレージ装置のエラー回復方法。 (5)上記1つ、またはそれ以上のベルコードの動作は
テープのバツク・ヒツチ動作を含むことを特徴とする上
記(1)に記載のテープ・ストレージ装置のエラー回復
方法。 (6)上記1つ、またはそれ以上のベルコードの動作は
テープの清掃動作を含むことを特徴とする上記(1)に
記載のテープ・ストレージ装置のエラー回復方法。 (7)1つ、またはそれ以上の上記トラツク欠陥閾値が
ベルコード領域として到達されている位置にあるテープ
の速度計領域にマーク付けするステツプを含むことを特
徴とする上記(4)に記載のテープ・ストレージ装置の
エラー回復方法。 (8)上記トラツク欠陥閾値は、1つ、またはそれ以上
のデータ・トラツクに対して、所定の数の隣接した前の
速度計領域であるが、前のベルコード領域を含まない速
度計領域に対するトラツク欠陥の状態を通知する上記ト
ラツク動作パホーマンスのデータベースに対応する閾値
を含むことを特徴とする上記(7)に記載のテープ・ス
トレージ装置のエラー回復方法。 (9)上記トラツク欠陥閾値の1つは、上記将来のデー
タ・エラーの状態が悪いテープ媒体か、または悪い読み
取り/書き込みハードウエアかに起因しているか否かに
対応する閾値を含むことを特徴とする上記(1)に記載
のテープ・ストレージ装置のエラー回復方法。 (10)ベルコードの動作が悪いテープ媒体か、または
悪い読み取り/書き込みハードウエアかにより発生され
たか否かに基いて、ヘツド素子の動作パホーマンス表中
のベルコードの動作の実行を記録するステツプを含むこ
とを特徴とする上記(9)に記載のテープ・ストレージ
装置のエラー回復方法。 (11)テープ媒体上の1つ、またはそれ以上のデータ
・トラツクにデータを転送するための1つ、またはそれ
以上の読み取り/書き込みヘツドを有するテープ・スト
レージ装置中の将来のエラー状態を動的に予測し、かつ
解決するエラー回復装置において、上記テープ媒体上の
上記データ・トラツクの位置に対応する複数のストレー
ジ・アレイ位置を含むトラツク動作パホーマンスのデー
タベースを発生する手段と、テープ・ストレージ装置に
よつて遂行されるデータ転送動作から決定される将来の
データ状態を表示する連続した一連の値を上記トラツク
動作パホーマンスのデータベース中に順番に記憶する手
段と、上記トラツク動作パホーマンスのデータベースに
応答して、上記トラツク動作パホーマンスのデータベー
ス中の値を順番に記憶する上記動作に割込んで、1つ、
またはそれ以上の選択されたベルコードのエラー回復動
作を遂行する手段とを具備するテープ・ストレージ装置
のエラー回復装置。 (12)上記テープ・ストレージ装置は、速度計領域、
テープ巻体、テープ巻体ハーフ及び複数個のテープ・ト
ラツクの階層で、データを上記テープ媒体に記憶するこ
とと、上記トラツク動作パホーマンスのデータベースは
各速度計領域の各テープ巻体の各テープ巻体ハーフの複
数個のトラツクに対してトラツク欠陥の情報を記憶する
こととを含むことを特徴とする上記(11)に記載のテ
ープ・ストレージ装置のエラー回復装置。 (13)上記トラツク欠陥閾値は、所定の数の隣接した
速度計領域の各データ・トラツクに対する将来のデータ
・エラー状態に対応する上記トラツク動作パホーマンス
のデータベース中の値の合計に対応する閾値を含むこと
を特徴とする上記(12)に記載のテープ・ストレージ
装置のエラー回復装置。 (14)上記1つ、またはそれ以上のベルコードの動作
はテープのバツク・ヒツチ動作を含むことを特徴とする
上記(11)に記載のテープ・ストレージ装置のエラー
回復装置。 (15)上記1つ、またはそれ以上のベルコードの動作
はテープの清掃動作を含むことを特徴とする上記(1
1)に記載のテープ・ストレージ装置のエラー回復装
置。 (16)1つ、またはそれ以上の上記トラツク欠陥閾値
がベルコード領域として到達されている位置のテープ領
域にマーク付けするステツプを含むことを特徴とする上
記(11)に記載のテープ・ストレージ装置のエラー回
復装置。 (17)上記トラツク欠陥閾値は、1つ、またはそれ以
上のデータ・トラツクの所定の数の隣接した速度計領域
であつて、前のベルコード領域を含まない速度計領域に
対する将来のデータ・エラー状態を通知する上記トラツ
ク動作パホーマンスのデータベースに対応する閾値を含
むことを特徴とする上記(16)に記載のテープ・スト
レージ装置のエラー回復装置。 (18)上記トラツク欠陥閾値の1つは、上記将来のデ
ータ・エラー状態が悪いテープ媒体か、または悪いハー
ドウエアかに起因するか否かに対応する閾値を含んでい
ることを特徴とする上記(11)に記載のテープ・スト
レージ装置のエラー回復装置。 (19)ベルコードの動作が悪いテープ媒体か、または
悪いハードウエアかで生じたか否かに基いてヘツド素子
の動作パホーマンス表中のベルコードの動作の実行を記
録する手段を含むことを特徴とする上記(18)に記載
のテープ・ストレージ装置のエラー回復装置。 (20)移動しているテープ媒体の複数個のデータ・ト
ラツク上のデータを読み取り、またはデータを書き込む
制御システムと、データ転送エラーを検出し、訂正する
エラー訂正コード(ECC)システムと、ECCでは訂
正不可能なエラーの回復動作を遂行するためのエラー回
復システムとを含むテープ・ストレージ装置における将
来のデータ・エラー状態を動的に予測し、かつ解決する
ための方法において、上記テープ・ストレージ装置中に
装荷されたテープ媒体の複数個のデータ・トラツクに読
み取り及び書き込みデータ転送動作を遂行するステツプ
と、上記データ転送動作の間、テープ上で発生する将来
のデータ・エラー状態のマツプを表示するトラツク動作
パホーマンスのデータベースを発生するステツプを含
み、上記マツプは、テープ上で、複数個の速度計領域及
びデータ・トラツクに分割されていることと、1つ、ま
たはそれ以上のトラツク欠陥閾値がテープの選択された
領域において到達されているか否かを、上記トラツク動
作パホーマンスのデータベースから決定するステツプを
含み、上記トラツク欠陥閾値は、1つ、またはそれ以上
のデータ・トラツクと、テープの1つ、またはそれ以上
の速度計領域とに対する残存トラツク欠陥を決定するた
めの閾値を含むことと、テープ上に発生した連続したト
ラツク欠陥状態を最小限にとどめるために、テープのバ
ツク・ヒツチ動作か、または清掃動作かを含むベルコー
ドのエラー回復動作を遂行するステツプとを含むテープ
・ストレージ装置のエラー回復方法。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、磁気テープ・ストレー
ジ装置中に装荷されたテープ媒体に残存する欠陥を残す
ようなエラー状態を動的に事前に予測することができ、
これにより、プログラムされた前の回復手順の完全な実
行を必要としない態様でエラー回復処理を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するためのテープ・ストレージ装
置を示すブロツク図である。
【図2】図1のテープ・ストレージ装置の細部を説明す
るためのブロツク図である。
【図3】本発明に従つて構成されたトラツク動作パホー
マンスのデータ構造の要素を説明するためのブロツク図
である。
【図4】トラツク動作パホーマンスの情報を示すテープ
・マツプの模式図である。
【図5】トラツク動作パホーマンスのデータ構造の構成
を説明するための流れ図である。
【図6】本発明に従つて、図3のトラツク動作パホーマ
ンスのデータ構造を使用する本発明の実施例を説明する
ための流れ図である。
【図7】本発明に従つて、図3のトラツク動作パホーマ
ンスのデータ構造を使用する本発明の実施例を説明する
ための流れ図である。
【符号の説明】
10 テープ・ストレージ装置 12 ホスト・コンピユータ 14 チヤネル・アダプタ 16 マイクロプロセツサ制御装置 18 データ・バツフア 20 読み取り及び書き込みデータ流回路 22 駆動制御装置(テープ送り制御システム) 24 テープ・インターフエース装置 26 読み取り/書き込みヘツド 28 テープ媒体 30 供給リール 32 巻き取りリール 34 チヤネル・インターフエース制御装置 36 データ・バツフア制御装置 40 フオーマツト形成及び書き込みデータ流制御装置 42 エラー回復装置 44 読み取り及び書き込みデータ流制御装置 46 ECC論理回路 48 THRSレジスタ 50 THRSレジスタの現在値メモリ 52 他の構造 54 トラツク動作パホーマンスのデータ構造 56 トラツクの合計のデータ・メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 G 9074−5D 20/12 101 9295−5D 23/50 B 7177−5D C6 (72)発明者 パメラ・ルース・ニランダーヒル アメリカ合衆国 アリゾナ州、ツーソン、 イースト・ハーボリジ・ドライブ 9010 (72)発明者 スシャマ・マヘッシュ・パランジャペ アメリカ合衆国 アリゾナ州、ツーソン、 イースト・テリトリー・ドライブ 6000

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ媒体が移動している時にホスト・デ
    ータを読み取り、または書き込む制御システムと、デー
    タ転送エラーを検出し、訂正するエラー訂正コード(E
    CC)システムと、ECCエラーでは訂正不可能なエラ
    ーの回復を遂行するためのエラー回復システムとを含む
    テープ・ストレージ装置中の将来のデータ・エラー状態
    を動的に予測し、かつ解決するための方法において、 上記データ・ストレージ中に装荷されたテープ媒体の1
    つ、またはそれ以上のデータ・トラツクに対して読み取
    り、及び/または書き込みデータ転送動作を遂行するス
    テツプと、 上記データ転送動作の間、テープ上に発生したECCエ
    ラー訂正位置のマツプを表示するトラツク動作パホーマ
    ンスのデータベースを発生するステツプと、 1つ、またはそれ以上のトラツク欠陥閾値がテープの1
    つ、またはそれ以上の領域において到達されたか否かを
    上記トラツク動作パホーマンスのデータベースから決定
    するステツプと、 若し上記閾値に到達していれば、後続するデータ・エラ
    ー回復動作を最小限にとどめるためにエラー回復のベル
    コードの動作を遂行するステツプとを含むテープ・スト
    レージ装置のエラー回復方法。
  2. 【請求項2】上記トラツク欠陥閾値は、上記テープの1
    つ、またはそれ以上のデータ・トラツクに対して残存す
    るトラツク欠陥を決定する閾値を含むことを特徴とする
    請求項1に記載のテープ・ストレージ装置のエラー回復
    方法。
  3. 【請求項3】上記トラツク動作パホーマンスのデータベ
    ースは、上記テープ媒体の複数の速度計領域において複
    数のデータ・トラツクに対するトラツク欠陥の情報を記
    憶していることを特徴とする請求項1に記載のテープ・
    ストレージ装置のエラー回復方法。
  4. 【請求項4】上記トラツク欠陥閾値は、1つ、またはそ
    れ以上の上記データ・トラツクに対して、所定の数の隣
    接した前の速度計領域のためのトラツク欠陥状態を通知
    する上記トラツク動作パホーマンスのデータベースに対
    応する閾値を含むことを特徴とする請求項3に記載のテ
    ープ・ストレージ装置のエラー回復方法。
  5. 【請求項5】上記1つ、またはそれ以上のベルコードの
    動作はテープのバツク・ヒツチ動作を含むことを特徴と
    する請求項1に記載のテープ・ストレージ装置のエラー
    回復方法。
  6. 【請求項6】上記1つ、またはそれ以上のベルコードの
    動作はテープの清掃動作を含むことを特徴とする請求項
    1に記載のテープ・ストレージ装置のエラー回復方法。
  7. 【請求項7】1つ、またはそれ以上の上記トラツク欠陥
    閾値がベルコード領域として到達されている位置にある
    テープの速度計領域にマーク付けするステツプを含むこ
    とを特徴とする請求項4に記載のテープ・ストレージ装
    置のエラー回復方法。
  8. 【請求項8】上記トラツク欠陥閾値は、1つ、またはそ
    れ以上のデータ・トラツクに対して、所定の数の隣接し
    た前の速度計領域であるが、前のベルコード領域を含ま
    ない速度計領域に対するトラツク欠陥の状態を通知する
    上記トラツク動作パホーマンスのデータベースに対応す
    る閾値を含むことを特徴とする請求項7に記載のテープ
    ・ストレージ装置のエラー回復方法。
  9. 【請求項9】上記トラツク欠陥閾値の1つは、上記将来
    のデータ・エラーの状態が悪いテープ媒体か、または悪
    い読み取り/書き込みハードウエアかに起因しているか
    否かに対応する閾値を含むことを特徴とする請求項1に
    記載のテープ・ストレージ装置のエラー回復方法。
  10. 【請求項10】ベルコードの動作が悪いテープ媒体か、
    または悪い読み取り/書き込みハードウエアかにより発
    生されたか否かに基いて、ヘツド素子の動作パホーマン
    ス表中のベルコードの動作の実行を記録するステツプを
    含むことを特徴とする請求項9に記載のテープ・ストレ
    ージ装置のエラー回復方法。
  11. 【請求項11】テープ媒体上の1つ、またはそれ以上の
    データ・トラツクにデータを転送するための1つ、また
    はそれ以上の読み取り/書き込みヘツドを有するテープ
    ・ストレージ装置中の将来のエラー状態を動的に予測
    し、かつ解決するエラー回復装置において、 上記テープ媒体上の上記データ・トラツクの位置に対応
    する複数のストレージ・アレイ位置を含むトラツク動作
    パホーマンスのデータベースを発生する手段と、 テープ・ストレージ装置によつて遂行されるデータ転送
    動作から決定される将来のデータ状態を表示する連続し
    た一連の値を上記トラツク動作パホーマンスのデータベ
    ース中に順番に記憶する手段と、 上記トラツク動作パホーマンスのデータベースに応答し
    て、上記トラツク動作パホーマンスのデータベース中の
    値を順番に記憶する上記動作に割込んで、1つ、または
    それ以上の選択されたベルコードのエラー回復動作を遂
    行する手段とを具備するテープ・ストレージ装置のエラ
    ー回復装置。
  12. 【請求項12】上記テープ・ストレージ装置は、速度計
    領域、テープ巻体、テープ巻体ハーフ及び複数個のテー
    プ・トラツクの階層で、データを上記テープ媒体に記憶
    することと、上記トラツク動作パホーマンスのデータベ
    ースは各速度計領域の各テープ巻体の各テープ巻体ハー
    フの複数個のトラツクに対してトラツク欠陥の情報を記
    憶することとを含むことを特徴とする請求項11に記載
    のテープ・ストレージ装置のエラー回復装置。
  13. 【請求項13】上記トラツク欠陥閾値は、所定の数の隣
    接した速度計領域の各データ・トラツクに対する将来の
    データ・エラー状態に対応する上記トラツク動作パホー
    マンスのデータベース中の値の合計に対応する閾値を含
    むことを特徴とする請求項12に記載のテープ・ストレ
    ージ装置のエラー回復装置。
  14. 【請求項14】上記1つ、またはそれ以上のベルコード
    の動作はテープのバツク・ヒツチ動作を含むことを特徴
    とする請求項11に記載のテープ・ストレージ装置のエ
    ラー回復装置。
  15. 【請求項15】上記1つ、またはそれ以上のベルコード
    の動作はテープの清掃動作を含むことを特徴とする請求
    項11に記載のテープ・ストレージ装置のエラー回復装
    置。
  16. 【請求項16】1つ、またはそれ以上の上記トラツク欠
    陥閾値がベルコード領域として到達されている位置のテ
    ープ領域にマーク付けするステツプを含むことを特徴と
    する請求項11に記載のテープ・ストレージ装置のエラ
    ー回復装置。
  17. 【請求項17】上記トラツク欠陥閾値は、1つ、または
    それ以上のデータ・トラツクの所定の数の隣接した速度
    計領域であつて、前のベルコード領域を含まない速度計
    領域に対する将来のデータ・エラー状態を通知する上記
    トラツク動作パホーマンスのデータベースに対応する閾
    値を含むことを特徴とする請求項16に記載のテープ・
    ストレージ装置のエラー回復装置。
  18. 【請求項18】上記トラツク欠陥閾値の1つは、上記将
    来のデータ・エラー状態が悪いテープ媒体か、または悪
    いハードウエアかに起因するか否かに対応する閾値を含
    んでいることを特徴とする請求項11に記載のテープ・
    ストレージ装置のエラー回復装置。
  19. 【請求項19】ベルコードの動作が悪いテープ媒体か、
    または悪いハードウエアかで生じたか否かに基いてヘツ
    ド素子の動作パホーマンス表中のベルコードの動作の実
    行を記録する手段を含むことを特徴とする請求項18に
    記載のテープ・ストレージ装置のエラー回復装置。
  20. 【請求項20】移動しているテープ媒体の複数個のデー
    タ・トラツク上のデータを読み取り、またはデータを書
    き込む制御システムと、データ転送エラーを検出し、訂
    正するエラー訂正コード(ECC)システムと、ECC
    では訂正不可能なエラーの回復動作を遂行するためのエ
    ラー回復システムとを含むテープ・ストレージ装置にお
    ける将来のデータ・エラー状態を動的に予測し、かつ解
    決するための方法において、 上記テープ・ストレージ装置中に装荷されたテープ媒体
    の複数個のデータ・トラツクに読み取り及び書き込みデ
    ータ転送動作を遂行するステツプと、 上記データ転送動作の間、テープ上で発生する将来のデ
    ータ・エラー状態のマツプを表示するトラツク動作パホ
    ーマンスのデータベースを発生するステツプを含み、上
    記マツプは、テープ上で、複数個の速度計領域及びデー
    タ・トラツクに分割されていることと、 1つ、またはそれ以上のトラツク欠陥閾値がテープの選
    択された領域において到達されているか否かを、上記ト
    ラツク動作パホーマンスのデータベースから決定するス
    テツプを含み、上記トラツク欠陥閾値は、1つ、または
    それ以上のデータ・トラツクと、テープの1つ、または
    それ以上の速度計領域とに対する残存トラツク欠陥を決
    定するための閾値を含むことと、 テープ上に発生した連続したトラツク欠陥状態を最小限
    にとどめるために、テープのバツク・ヒツチ動作か、ま
    たは清掃動作かを含むベルコードのエラー回復動作を遂
    行するステツプとを含むテープ・ストレージ装置のエラ
    ー回復方法。
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