JPH0744975Y2 - 流量メータ - Google Patents

流量メータ

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JPH0744975Y2
JPH0744975Y2 JP1991085427U JP8542791U JPH0744975Y2 JP H0744975 Y2 JPH0744975 Y2 JP H0744975Y2 JP 1991085427 U JP1991085427 U JP 1991085427U JP 8542791 U JP8542791 U JP 8542791U JP H0744975 Y2 JPH0744975 Y2 JP H0744975Y2
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JP
Japan
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measuring
measuring unit
magnetic detection
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protrusion
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JP1991085427U
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JPH0527625U (ja
Inventor
章 小泉
Original Assignee
東洋計器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は流量メータに関し、一層
詳細にはガスや液体といった流体の流量や流速等を計測
するための流量メータに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の流量メータにおいては流量等の計
測にディジタル電子技術が応用されている。例えば、ガ
ス、水道等において、使用量(流量)、流速等に応じた
羽根車の回転をパルスとして検出し、マイコンで流量、
流速等の情報を求める流量メータが使用されている。本
考案の出願人においても、電子式の流量メータを開発し
ている。その例を図2に示す。図2において、水道メ−
タ100は流路102内に配された羽根車104が水の
流体圧を受けて回転すると、羽根車104に固定された
永久磁石106も一緒に回転するため、磁界に変化が生
じる。この磁界の変化のデータを計測部108内に収容
されたホール素子、または磁気抵抗素子を含むマイコン
制御の情報処理回路(不図示)で処理し、水量や流速等
の情報を求め、表示装置110に表示可能になってい
る。情報処理回路では積算流量、流速、現在の単位時間
当たりの流速等、複数の情報を得ることが可能なため、
小さな表示装置110では表示しきれず、外部から表示
する情報を選択する必要がある。そこで、計測部108
内にリードスイッチ112を設け、外部から永久磁石1
14を接近させ、リードスイッチ112がONになった
際に、マイコンが表示装置110に表示する情報を切り
替える方式が提案された。リードスイッチ112の位置
は外からでも判るように計測部108の上面の対応する
位置に、着色されたマークが印刷、または刻印されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の流量メータには次のような課題がある。水道メー
タ等は、土中に設置することが多く、土砂が計測部10
8上面に堆積して計測部108上面の、リードスイッチ
112の位置を示すマークが見えなくなってしまうこと
が多く、その位置確認が困難である。特に、流量メータ
が土中の穴の中であって、深い場所に設けられている場
合はリードスイッチ112の位置を確認するのが極めて
困難であり、時にはうまく作動させることができないこ
ともある。また、計測部108の上面をロッドの先端に
設けた永久磁石114を摺動させてリードスイッチ11
2を探すとしても面接触では摩擦抵抗が大きく操作性の
点で難があった。特に、計測部108の上面であってリ
ードスイッチ112が配されている部位に突起部を設
け、凹部を形成した永久磁石を面接触で計測部108の
上面を摺動させて上記突起部に嵌合するように構成した
場合には、永久磁石の端部が突起部に引っ掛かり、上記
凹部を突起部に嵌合し難い場合があった。従って、本考
案は計測部上面への土砂の堆積を防止し、永久磁石等の
磁気発生手段の接近を検知するリードスイッチ等の磁気
検出手段の位置確認が容易であり、かつ磁気発生手段の
操作性を向上させて磁気検出手段を確実かつ容易に作動
させることが可能な流量メータを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は次の構成を備える。すなわち、羽根車の回
転速度、回転数等を計測して流体の流量、流速等、複数
の情報を求める情報処理回路や該情報を選択的に表示可
能な表示装置を内蔵する計測部と、該計測部内に配さ
れ、磁気を検出する毎に前記表示装置に表示する情報を
切替えるための磁気検出手段と、前記計測部の外面であ
って、前記磁気検出手段が配されている部位に対応する
位置に凹設され、前記磁気検出手段を作動させるために
前記計測部の外面を点接触で摺動可能な突部を形成した
磁気発生手段の該突部が嵌入可能な凹部と、前記計測部
の外面部を被覆する開閉可能な蓋体と、を具備すること
を特徴とする。
【0005】
【作用】作用について説明する。計測部の外面であっ
て、磁気検出手段が配されている部位に対応する位置に
凹部が凹設されているため、当該凹部が見えにくい場合
であっても磁気発生手段の突部を計測部の外面上に点接
触でスムーズに摺動させて検索し、当該凹部に自重によ
り落ち込ませて嵌入すれば、確実かつ容易に磁気検出手
段の位置を検知可能となる。また、上記計測部の外面は
蓋体によって開閉可能に覆われているため、計測部上
面、特に計測部の上面に形成された凹部への土砂の堆積
を有効に防止することができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例について、添付
図面と共に、詳述する。なお、本実施例においては流量
メータとして電子式の流量メータを例に挙げて説明す
る。図1において、10は筐体であり、下ケース12、
下ケース12内に嵌着されるインナーケース14、下ケ
ース12の上部に螺合される上ケース16を有する。下
ケース12には水の流入口18と流出口20とが開設さ
れ、インナーケース14が嵌着されることにより流入口
18と流出口20とを連絡する流路22が形成される。
24は羽根車であり、流路22内に立設された軸26を
中心に回転可能になっている。羽根車24の上端部には
永久磁石28が固定されている。
【0007】30は計測部であり、インナーケース14
内に嵌入固定されている。計測部30内には羽根車24
の回転に伴う永久磁石28の回転による磁界の変化を検
出するホール素子、リードスイッチ等を含み、その磁界
の変化から羽根車24の回転速度、回転数等を検出して
水の流量、流速等の複数の情報を求めるマイコン制御の
情報処理回路(不図示)、情報処理回路を介して求めら
れた情報をマイコンが出力表示する表示装置(例えばL
CD)32,磁気検出手段の一例であるリードスイッチ
34等が内蔵されている。計測部30の上面のLCD3
2と対応する部分には透明の樹脂プレート36が嵌着さ
れ、LCD32に表示された情報が読取可能になってい
る。計測部30の外面であって、リードスイッチ34に
対応する部位には、半球上に凹設された凹部38が形成
され、かつ見やすいように着色されている。これによ
り、使用者はリードスイッチ34の位置を外部から検知
可能になっている。凹部38の深さも含め、計測部30
の外面の厚さは、例えば、操作竿40の先端に配され、
所定の磁力を有する永久磁石42が凹部38へ接近した
際にリードスイッテ34を必ず作動させられる厚さとす
る。
【0008】 リードスイッチ34が磁気を検出する毎
に不図示の信号発生回路がONになり、マイコンへ切替
信号が送られ、マイコンはその都度LCD32へ表示し
ている情報を切り替える。なお、リードスイッチ34の
操作竿40は土中の穴内に配置された水道メータの表示
を切り替えるのに好適なように磁気発生手段としての
久磁石42をロッド44の先端に、自在継手46を介し
て取り付けてある。また、永久磁石42は自重で常に下
端面が鉛直下方を向くようになっている。さらに、永久
磁石42の下端面には計測部30の外面に凹設されてい
る凹部38へ嵌入(遊嵌入)可能な突部48が突設され
ている。このため、穴内の水道メータが見にくい場合で
あっても使用者は永久磁石42を計測部30の上面を
接触によりスムーズに摺動させて検索し、永久磁石42
の突部48を自重により計測部30の凹部38へ嵌入さ
せればよく、凹部38がガイドの役目をして永久磁石
42を正確にリードスイッチ34上へ誘導することがで
きる。従って、計測部30の上面を永久磁石42の突部
48により点接触で摺動させることにより摩擦抵抗が少
なくスムーズに摺動させることができ、しかも突部48
は自重により計測部30の凹部38へ嵌入させることが
できるので、確実かつ容易にリードスイッチ34の位置
を検知可能となり、操作性を向上させることができる。
50は蓋部であり、上ケース16へ軸52を中心に回動
可能に取り付けられている。蓋部50が矢印54方向へ
回動すると、蓋部50は上ケース16の上面、ひいては
計測部30の上面全体を被覆可能になる。この蓋部50
により、計測部30の上面、特に凹部38へ土砂が堆積
したりすることが防止される。
【0009】以上、本考案の好適な実施例について種々
述べてきたが、本考案は上述の実施例に限定されるので
はなく、例えば磁気検出手段としてはリードスイッチに
かえてホール素子でもよい等、考案の精神を逸脱しない
範囲でさらに多くの改変を施し得るのはもちろんであ
る。
【0010】
【考案の効果】本考案に係る流量メータを用いると、計
測部の外面であって、磁気検出手段が配されている部位
に対応する位置に凹部が凹設されているため、当該凹部
が見えにくい場合であっても、磁気発生手段の突部を計
測部の外面上に点接触でスムーズに摺動させて検索し、
当該凹部に自重により落ち込ませて嵌入すれば、確実か
容易に磁気検出手段の位置を検知可能となる。その結
果、流量メータが見にくいような場所に設置されている
ような場合においても磁気検出手段の位置確認が容易で
あり、また、磁気検出手段を確実に作動させることが可
能となる。また、磁気発生手段を計測部の外面上を点接
触で摺動させることにより摩擦抵抗が少なくスムーズに
摺動させることができ、操作性を向上させることができ
る。 また、上記計測部の外面は蓋体によって開閉可能に
覆われているため、計測部上面、特に計測部の上面に形
成された凹部への土砂の堆積を有効に防止することがで
きる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る流量メータの実施例を示した断面
図。
【図2】従来の流量メータの実施例を示した断面図。
【符号の説明】
24 羽根車 30 計測部 32 LCD 34 リードスイッチ 38 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車の回転速度、回転数等を計測して
    流体の流量、流速等、複数の情報を求める情報処理回路
    や該情報を選択的に表示可能な表示装置を内蔵する計測
    部と、 該計測部内に配され、磁気を検出する毎に前記表示装置
    に表示する情報を切替えるための磁気検出手段と、 前記計測部の外面であって、前記磁気検出手段が配され
    ている部位に対応する位置に凹設され、前記磁気検出手
    段を作動させるために前記計測部の外面を点接触で摺動
    可能な突部を形成した磁気発生手段の該突部が嵌入可能
    な凹部と、 前記計測部の外面部を被覆する開閉可能な蓋体と、 を具備することを特徴とする流量メータ。
JP1991085427U 1991-09-23 1991-09-23 流量メータ Expired - Lifetime JPH0744975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991085427U JPH0744975Y2 (ja) 1991-09-23 1991-09-23 流量メータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991085427U JPH0744975Y2 (ja) 1991-09-23 1991-09-23 流量メータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0527625U JPH0527625U (ja) 1993-04-09
JPH0744975Y2 true JPH0744975Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=13858540

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991085427U Expired - Lifetime JPH0744975Y2 (ja) 1991-09-23 1991-09-23 流量メータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641132Y2 (ja) * 1990-08-24 1994-10-26 東洋計器株式会社 流量メータ

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Publication number Publication date
JPH0527625U (ja) 1993-04-09

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