JPH0744962U - スクリューバンド - Google Patents

スクリューバンド

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JPH0744962U
JPH0744962U JP3645193U JP3645193U JPH0744962U JP H0744962 U JPH0744962 U JP H0744962U JP 3645193 U JP3645193 U JP 3645193U JP 3645193 U JP3645193 U JP 3645193U JP H0744962 U JPH0744962 U JP H0744962U
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JP
Japan
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band
screw
hole
hose
tightening portion
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Pending
Application number
JP3645193U
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English (en)
Inventor
寛美 日詰
Original Assignee
株式会社エスケイ工機
寛美 日詰
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Publication date
Application filed by 株式会社エスケイ工機, 寛美 日詰 filed Critical 株式会社エスケイ工機
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来ホース、棒状物、管状物を締付け又は架
構に取付ける場合は金属製の金具を使用していたが、夏
期の屋外又は、高温物体の近傍等で使用すると輻射熱で
高温になり、ホース等の劣化を招き、火傷等の恐れもあ
った。この欠点を解消する。 【構成】 高分子化合物からなるバンド、締付け部、ビ
スを使用し、バンドにビスのねじと噛合する歯形を設
け、締付け部にバンドとビスを挿入する孔を設け、ねじ
と歯形の噛合いによってベルトを締付けるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はゴムホースに筒口等の継手を差込み両者を締付ける場合、棒状物、筒 状物を架構に取付ける場合等に、そのホース等の外側に巻いて使用するスクリュ ーバンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ホース、棒状物等を締付け又は架構等へ取付けるためには図5(正面及び 2 側面を示す図)に示すような金具が使用されている。同図において、金具1のバ ンド2は金属製で、円環状をなしており、その両端部は相互に平行する締付け部 3となっている。この締付け部の一方には通孔が、他方にはねじ孔が設けられて いる。図示のように、ホース等4をバンド2間に挿通し、ビス5を締付け部3の 通孔を経てねじ孔に螺合させて回転すれば両締め付け部間の間隔を近付けて、ホ ース等4を締付けることができる。
【0003】 ホース等4の両端が何かに取付けられている状態で、この金具のバンド2の中 にホース等4を挿通するには、その締付け部の間隔はホース等の外径以上に開く ことが必要であるので、このバンドは大きな弾力性と強度が必要であり、さらに ねじ穴部分も強度を必要とするので、バンド2は金属製にする必要がある。ビス 5も同様の理由から、金属製にすることが必要である。 しかしながらこの金属製の金具は夏季に屋外で使用する場合には、太陽の輻射 熱の影響で相当の高温になるために、ホース等の劣化を促進し、また火傷の恐れ がある等取扱いに不便であるという欠点がある。屋内等で使用する場合でも付近 にエンジン等の高温物体があるときには、同様な欠点を招く。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は以上述べた従来の金具の欠点を解消し、夏期に屋外で、又は高温物体 の付近で、ホース等の劣化を招くことなく、また容易に取扱うことのできる、ホ ース等の締付け、取付用のスクリューバンドを提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段およびその作用】
本考案はスクリューバンドを次のような構成とすることによって、前記した問 題点を解決しているのである。すなわちそれは、表面にウォーム歯車の歯形が形 成されているプラスチック等の高分子化合物製のバンドと、該バンドの一端に一 体的に設けられており、高分子化合物製で、ブロック状をなし、その1つの面が 前記バンドの裏面に対し、曲面を介して所定の角度をなすように接続する延長面 3 となっており、内部に前記延長面に平行して設けられ、断面が前記バンドの断面 よりもやや大きい板状の通孔、及び軸が前記通孔の軸と平行しその一部において 前記通孔と連通する円柱状の孔を具えた締付け部と、前記ウォーム歯車の歯形と 噛合するねじを有する高分子化合物製のビスとから構成されているものであり、 使用に際しては、前記バンドを裏面が内側となる円環を形成するように曲げ、そ の他端を前記通孔に挿通し、前記円柱状の孔に前記ビスを挿通して、そのねじと 前記ウォーム歯車の歯形と噛合させ、ビスを回転させることによって前記円環内 に挿通されたホース等、棒状物又は筒状物を締付けることを特徴とするものであ る。
【0006】 このスクリューバンドは、前記本体、帯状片及び微小棒状片を介して本体又は 帯状片の一部に取付けた前記ビスを一体として成形し、使用に際してビスを本体 又は帯状片から切放して使用するようにすれば、製造が容易でコストが下がり、 部品点数が少ないために流通過程における取扱いが便利である。 このスクリューバンドは、締付けにねじとウォーム歯車との噛合わせを使用し ており、ねじとねじとの螺合のように部分的に大きな応力がかかることがないの で、材料として高分子化合物を使用することができる。高分子化合物は、それ自 体弾力性が大きく、前記した従来の金物と異なって帯状片をホース等に巻付ける 構成であるために無理がなく、十分に使用に耐えることができる。 また高分子化合物は金属と比べて輻射熱の吸収が少ないために夏期の屋外、高 温物体の付近でも、余り高温にならないので、取扱いが容易で、ホース等を劣化 させる恐れは少ない。
【0007】
【実施例】
以下図面に基づいて本考案の実施例について説明する。図1は本考案に係るス クリューバンドの一例の平面及び正面を示した図、図2は図1におけるII−II断 面の矢視図、図3は同じくIII −III 断面の矢視図である。図1ないし図3にお いて、スクリューバンド11はバンド12、締付け部13、ビス14からなって 4 いる。 バンド12はプラスチック、ゴム等の高分子化合物製で、その表面には歯形1 2aが設けられており、また裏面にはリブ12bが設けられている。歯形12a はバンド12を曲げてその裏面を内側にして円環を作ったときにウォーム歯車を 形成するような形状となっている。リブ12bはバンド12の強度を高める役目 をしているが、必ずしも必要ではない。
【0008】 バンド12の一端には高分子化合物製の締付け部13が一体的に設けられ、そ の形状はブロック状をなしている。その1つの面はバンド12の裏面と曲面13 aを介して接続する延長面13bとなっており、その延長面はバンド12の裏面 とは所定の角度(本例のものは約90°)をなしている。 締付け部13の内部には延長面13bに平行して板状の通孔13cが設けられ ている。その断面形状はバンド12の断面形状よりも若干大きな形状となってい る。締付け部13の内部には更に延長面13bに平行する軸を有する円柱状の孔 13dが設けられており、この孔13dと通孔13cとはその一部で連通してい る。孔13dの径は、後記するビスのねじの外径より若干大きくなっている。
【0009】 締付け部13の一部には微小棒状片14aを介して高分子化合物製のビス14 が一体的に取付けられている。ビス14にはバンドに設けられている歯形12a と噛合するねじが設けられている。バンド12、締付け部13、ビス14は一体 として成形されている。 このスクリューバンド11は使用に際しては、まずビス14を締付け部13か ら千切り、バンド12をその裏面を内側にして丸めて円環を作り、ホース等の外 側に巻きつけ、その他端(開放端)を通孔13cに差込み、前記孔13dにビス 14を差込み回転すれば、ビス14のねじとバンドの歯形12aとが噛合してバ ンドは通孔13c内を摺動する。 図4はこの状況を示したものであり、ビス14を回転させることにより、バン ド12によって形成された円環の内径を大きくしたり小さくしたりすることがで 5 き、巻付けたホース等を締付けることができる。
【0010】 以上述べた実施例では、ビス14はバンド12、締付け部13と一体として成 形されていたが、勿論別に成形しても良く、この場合にも本考案は有効に実施で きる。またバンドのリブは必ずしも必要ではなく、ない場合にも勿論本考案は有 効に実施できる。
【0011】
【考案の効果】
本考案はホース等を締付け、棒状物、管状物等を架構に取付ける場合等に使用 する締付け具をバンドと締付け部とからなる高分子化合物製とし、バンドに形成 された歯形とこれに噛合する高分子化合物製のビスを使用してバンドによって作 られた円環の径を変えてホース等を締付けるようにすることにより、次のような 優れた効果を奏するものである。 夏期に屋外で、又は高温物体の付近で使用する場合、輻射熱の吸収が少な く、高温にならないので、ホース等の劣化を防ぐことができる。 火傷等の怪我をすることがなく、取扱いが容易になる。 部品点数を少なく(1つ)し、また軽量にすることができる。 製造コスト、流通コストを安くすることができる。 高分子化合物製であるから、顔料等を加え、また型を工夫する等により、 デザインを優美でカラフルにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスクリューバンドの一例の平面及
び正面を示した図である。
【図2】図1におけるII−II断面の矢視図である。
【図3】図1におけるIII −III 断面の矢視図である。
【図4】6 使用状態を示す斜視図である。
【図5】従来ホース、棒状物管状物等を締付け又は架構
等へ取付けるため使用されている金具の正面及び側面を
示す図である。
【符号の説明】
1 金具 2 バンド 3 締付け部 4 ホー
ス等 5 ビス 11 スクリューバンド 12 バンド 12a
歯形 12b リブ 13 締付け部 13a 曲面 13b 延長面
13c 通孔 13d 孔 14 ビス 14a 微小棒状片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にウォーム歯車の歯形が形成されて
    いるプラスチック等の高分子化合物製のバンドと、該バ
    ンドの一端に一体的に設けられており、高分子化合物製
    で、ブロック状をなし、その1つの面が前記バンドの裏
    面に対し、曲面を介して所定の角度をなすように接続す
    る延長面となっており、内部に前記延長面に平行して設
    けられ、断面が前記バンドの断面よりもやや大きい板状
    の通孔、及び軸が前記通孔の軸と平行しその一部におい
    て前記通孔と連通する円柱状の孔を具えた締付け部と、
    前記ウォーム歯車の歯形と噛合するねじを有する高分子
    化合物製のビスとから構成され、前記バンドを裏面が内
    側となる円環を形成するように曲げ、その他端を前記通
    孔に挿通し、前記円柱状の孔に前記ビスを挿通して、そ
    のねじと前記ウォーム歯車の歯形と噛合させ、ビスを回
    転させることによって前記円環内に挿通されたホース
    等、棒状物又は筒状物を締付けることを特徴とするスク
    リューバンド。
  2. 【請求項2】 前記バンド、締付け部及び微小棒状片を
    介してバンド又は締付け部の一部に取付けた前記ビスを
    一体として成形し、使用に際してビスをバンド又は締付
    け部から切り放して使用することを特徴とする請求項1
    のスクリューバンド。
JP3645193U 1993-06-08 1993-06-08 スクリューバンド Pending JPH0744962U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3645193U JPH0744962U (ja) 1993-06-08 1993-06-08 スクリューバンド
TW82110971A TW251253B (en) 1993-06-08 1993-12-24 Screw band

Applications Claiming Priority (1)

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JP3645193U JPH0744962U (ja) 1993-06-08 1993-06-08 スクリューバンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0744962U true JPH0744962U (ja) 1995-12-05

Family

ID=12470187

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JP3645193U Pending JPH0744962U (ja) 1993-06-08 1993-06-08 スクリューバンド

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TW (1) TW251253B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003056733A (ja) * 2001-08-08 2003-02-26 Saginomiya Seisakusho Inc 流量制御弁のコイルの固定構造
WO2005100842A1 (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Takagi Mfg. Co. Ltd. 接続用クランプ装置
US9103477B2 (en) 2012-11-06 2015-08-11 Sogyo Co., Ltd. Strap-band type connecting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021245A (ja) * 1983-07-15 1985-02-02 尾池工業株式会社 模様付金属蒸着製品およびその製法

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