JPH0744953Y2 - 熱間等方圧加圧装置 - Google Patents
熱間等方圧加圧装置Info
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- JPH0744953Y2 JPH0744953Y2 JP2624892U JP2624892U JPH0744953Y2 JP H0744953 Y2 JPH0744953 Y2 JP H0744953Y2 JP 2624892 U JP2624892 U JP 2624892U JP 2624892 U JP2624892 U JP 2624892U JP H0744953 Y2 JPH0744953 Y2 JP H0744953Y2
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- Japan
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- furnace chamber
- pressure medium
- medium gas
- vent hole
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/001—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
- B30B11/002—Isostatic press chambers; Press stands therefor
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱間等方圧加圧装置
(HIP装置) に関するものである。
(HIP装置) に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱処理後の冷却時間を短縮させて
処理サイクルタイムの低減を図るHIP装置としては、
断熱層内に画成された炉室内の高温ガスを炉室上部に設
けた通気孔から炉室外に導出し、炉室下部にダンパ環を
設けて下部通気孔を開閉自在とし、高圧室内に強制又は
自然対流による循環流を生起させて、高温ガスと圧力容
器や上蓋との間で熱交換するものや炉室上部の通気孔に
開閉自在な開閉弁を設けて行うものが知られている(例
えば、実開昭59−87032 号公報及び実開昭63−123999号
公報参照) 。
処理サイクルタイムの低減を図るHIP装置としては、
断熱層内に画成された炉室内の高温ガスを炉室上部に設
けた通気孔から炉室外に導出し、炉室下部にダンパ環を
設けて下部通気孔を開閉自在とし、高圧室内に強制又は
自然対流による循環流を生起させて、高温ガスと圧力容
器や上蓋との間で熱交換するものや炉室上部の通気孔に
開閉自在な開閉弁を設けて行うものが知られている(例
えば、実開昭59−87032 号公報及び実開昭63−123999号
公報参照) 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の前者においては、開閉機構が下部に設けられている
ので、熱変形等による損傷に対しては有利ではあるが、
上部通気孔が常時開口状態となるので、HIP処理中に
おいては、炉室と炉室外の上蓋下部との間で自然対流が
生起して炉室内の熱量の損失が大きくなり、断熱層内の
均熱保持ができなくなるおそれがあった。
来の前者においては、開閉機構が下部に設けられている
ので、熱変形等による損傷に対しては有利ではあるが、
上部通気孔が常時開口状態となるので、HIP処理中に
おいては、炉室と炉室外の上蓋下部との間で自然対流が
生起して炉室内の熱量の損失が大きくなり、断熱層内の
均熱保持ができなくなるおそれがあった。
【0004】また、後者においては、上部通気孔に開閉
弁が設けられているのでHIP処理中は閉として炉室内
の熱損失を最小限に抑えることが可能であるが、この部
分が高温ガスに晒されて熱変形等による損傷を受け易
く、寿命が短かいという問題があった。そこで、本考案
は、通気孔の開閉部を高温ガスによる損傷から護り、し
かも、HIP処理中の熱量の損失を抑え均熱処理可能な
HIP装置を提供することを目的とする。
弁が設けられているのでHIP処理中は閉として炉室内
の熱損失を最小限に抑えることが可能であるが、この部
分が高温ガスに晒されて熱変形等による損傷を受け易
く、寿命が短かいという問題があった。そこで、本考案
は、通気孔の開閉部を高温ガスによる損傷から護り、し
かも、HIP処理中の熱量の損失を抑え均熱処理可能な
HIP装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、開口部を有す
る圧力容器1 と前記開口部に備えた蓋体2,3 とにより画
成される高圧室4 内に、内側にヒータ7 を有する断熱層
8 を設けて該断熱層8内に炉室10を備え、該炉室10内の
被処理体22を圧媒ガスでHIP処理し、前記炉室10上部
の通気孔9 、炉室10外の流路15および炉室10下部の通気
孔31を介して炉室10内に至る循環流Aを生起して前記圧
媒ガスを冷却可能とするとともに、前記下部通気孔31を
開閉自在とする熱間等方圧加圧装置において、前述の目
的を達成するために次の技術的手段を講じている。
る圧力容器1 と前記開口部に備えた蓋体2,3 とにより画
成される高圧室4 内に、内側にヒータ7 を有する断熱層
8 を設けて該断熱層8内に炉室10を備え、該炉室10内の
被処理体22を圧媒ガスでHIP処理し、前記炉室10上部
の通気孔9 、炉室10外の流路15および炉室10下部の通気
孔31を介して炉室10内に至る循環流Aを生起して前記圧
媒ガスを冷却可能とするとともに、前記下部通気孔31を
開閉自在とする熱間等方圧加圧装置において、前述の目
的を達成するために次の技術的手段を講じている。
【0006】すなわち、本考案は、前記上部通気孔9 に
前記圧媒ガスを下方に迂回させて炉室10外の流路15に排
出する迂回部16を設けていることを特徴とするものであ
る。
前記圧媒ガスを下方に迂回させて炉室10外の流路15に排
出する迂回部16を設けていることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本考案によれば、炉室10内の被処理体22は圧媒
ガスとヒータ7 への通電によってHIP処理される。H
IP処理中は、下部通気孔31が閉じられて循環流Aが生
起することはない。従って、密度差により上方に流れる
圧媒ガスは、上部通気孔9 に設けられた下方への迂回部
16により上昇が抑制され、炉室10と炉室10外の上蓋2 下
部との間で生起する自然対流は抑制され炉室10内の熱量
の損失が抑えられる。
ガスとヒータ7 への通電によってHIP処理される。H
IP処理中は、下部通気孔31が閉じられて循環流Aが生
起することはない。従って、密度差により上方に流れる
圧媒ガスは、上部通気孔9 に設けられた下方への迂回部
16により上昇が抑制され、炉室10と炉室10外の上蓋2 下
部との間で生起する自然対流は抑制され炉室10内の熱量
の損失が抑えられる。
【0008】HIP処理後の冷却は、ヒータ7 への通電
を止め、下部通気孔31を開けると、図1で示す如く圧媒
ガスの循環流Aが生起し、熱交換されて急速冷却され
る。このとき、上部通気孔9 の迂回部16の抑制作用は、
循環流Aの流れの作用に比べ小さくスムーズに圧媒ガス
を炉室10外の流路に排出する。HIP処理中及び冷却時
のガス流れ中でも圧力容器1 の下方は比較的低温に保た
れているので、下部通気孔31の開閉部の熱変形等は少な
く損傷を防止する。
を止め、下部通気孔31を開けると、図1で示す如く圧媒
ガスの循環流Aが生起し、熱交換されて急速冷却され
る。このとき、上部通気孔9 の迂回部16の抑制作用は、
循環流Aの流れの作用に比べ小さくスムーズに圧媒ガス
を炉室10外の流路に排出する。HIP処理中及び冷却時
のガス流れ中でも圧力容器1 の下方は比較的低温に保た
れているので、下部通気孔31の開閉部の熱変形等は少な
く損傷を防止する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の第1実施例を
説明する。全体構成を示す図1において、圧力容器であ
る高圧筒1 の上下開口部に、蓋体である上蓋2 および下
蓋3 が気密に嵌合されて高圧筒1 と上・下蓋2,3 とによ
り画成された高圧室4 が形成されている。下蓋3 は、円
環状の下上蓋3Aとこの下上蓋3Aに嵌合された下下蓋3Bと
からなっている。
説明する。全体構成を示す図1において、圧力容器であ
る高圧筒1 の上下開口部に、蓋体である上蓋2 および下
蓋3 が気密に嵌合されて高圧筒1 と上・下蓋2,3 とによ
り画成された高圧室4 が形成されている。下蓋3 は、円
環状の下上蓋3Aとこの下上蓋3Aに嵌合された下下蓋3Bと
からなっている。
【0010】高圧室4 内には、上蓋2 に取付けられた通
路5 を有する蓄熱器(ヒートシンク) 6 と、内側にヒー
タ7 を有する倒立コップ状の断熱層8 が設けられて、上
部に通気孔9 を有する断熱層8 の内部が炉室10とされて
いる。前記上部通気孔9 には、図2に示すように、筒部
11の上部に開口部12を有する支持部材13が設けられ、こ
の支持部材13に覆い14が支持され、この覆い14の下端が
開口部12よりも下方とされて圧媒ガスを下方に迂回させ
て炉室10外の流路15に排出する迂回部16が設けられてい
る。
路5 を有する蓄熱器(ヒートシンク) 6 と、内側にヒー
タ7 を有する倒立コップ状の断熱層8 が設けられて、上
部に通気孔9 を有する断熱層8 の内部が炉室10とされて
いる。前記上部通気孔9 には、図2に示すように、筒部
11の上部に開口部12を有する支持部材13が設けられ、こ
の支持部材13に覆い14が支持され、この覆い14の下端が
開口部12よりも下方とされて圧媒ガスを下方に迂回させ
て炉室10外の流路15に排出する迂回部16が設けられてい
る。
【0011】前記炉室10内には、下下蓋3Bに立設された
台脚17を介して撹拌モータ18の取付台19が備えられ、該
取付台19に立設された台脚20及び支持円筒21を介して被
処理体22の載置台23が備えられ、該載置台23上に被処理
体22の周りを取囲んで案内筒24が立設されている。更
に、前記断熱層8 は下上蓋3Aに支持筒25を介して支持さ
れ、この支持筒25の平面視で放射状の複数箇所には下部
通気孔31が設けられ、断熱層8 および支持筒25とで形成
された炉室外の流路15と炉室内下部を連通遮断可能な開
閉弁26がこの下部通気孔31に設けられている。この開閉
弁26は、バネによって閉弁方向に付勢され、開閉弁26と
相対する径内位置には、開閉弁26をバネに抗して開弁方
向に作動するアクチュエータ27が備えられている。
台脚17を介して撹拌モータ18の取付台19が備えられ、該
取付台19に立設された台脚20及び支持円筒21を介して被
処理体22の載置台23が備えられ、該載置台23上に被処理
体22の周りを取囲んで案内筒24が立設されている。更
に、前記断熱層8 は下上蓋3Aに支持筒25を介して支持さ
れ、この支持筒25の平面視で放射状の複数箇所には下部
通気孔31が設けられ、断熱層8 および支持筒25とで形成
された炉室外の流路15と炉室内下部を連通遮断可能な開
閉弁26がこの下部通気孔31に設けられている。この開閉
弁26は、バネによって閉弁方向に付勢され、開閉弁26と
相対する径内位置には、開閉弁26をバネに抗して開弁方
向に作動するアクチュエータ27が備えられている。
【0012】また、前記取付台19上には、下部断熱層28
を有し、この層28を貫通したモータ軸に撹拌ファン30が
取付けられている。上述した本考案の構成によれば、炉
室10内に収納されている被処理体22は、炉室10に導入さ
れた圧媒ガスとヒータ7 の通電によってHIP処理され
る。このとき、ヒータ7 で熱せられた圧媒ガスは密度差
により上方に流れるが、開閉弁26は閉弁されているの
で、上部通気孔9 、通路5 、流路15および下部通気孔31
を経由する圧媒ガスの循環流(図1の実線矢印) Aが生
起することなく、上部通気孔9に設けられた下方への迂
回部16により圧媒ガスの上昇が抑制される。したがっ
て、炉室10と炉室10の上蓋2 下部との間で生起する自然
対流が抑制され、炉室10内の熱量の損失が抑えられる。
を有し、この層28を貫通したモータ軸に撹拌ファン30が
取付けられている。上述した本考案の構成によれば、炉
室10内に収納されている被処理体22は、炉室10に導入さ
れた圧媒ガスとヒータ7 の通電によってHIP処理され
る。このとき、ヒータ7 で熱せられた圧媒ガスは密度差
により上方に流れるが、開閉弁26は閉弁されているの
で、上部通気孔9 、通路5 、流路15および下部通気孔31
を経由する圧媒ガスの循環流(図1の実線矢印) Aが生
起することなく、上部通気孔9に設けられた下方への迂
回部16により圧媒ガスの上昇が抑制される。したがっ
て、炉室10と炉室10の上蓋2 下部との間で生起する自然
対流が抑制され、炉室10内の熱量の損失が抑えられる。
【0013】所定のHIP処理が完了すると、次に冷却
工程に移行する。ヒータ7 への通電を止め、アクチュエ
ータ27により開閉弁26を突押して、下部通気孔31を閉じ
ていた開閉弁26を開弁する。これによって、循環流Aが
生起し、高温の圧媒ガスは蓄熱器6 、高圧筒1 の内面等
に接触することで熱交換されて冷却される。このとき、
上部通気孔9 の迂回部16における圧媒ガスの上昇に対す
る抑制作用は、循環流Aによる流れの作用に対して小さ
く、循環流Aは殆ど影響を受けることなく流れる。
工程に移行する。ヒータ7 への通電を止め、アクチュエ
ータ27により開閉弁26を突押して、下部通気孔31を閉じ
ていた開閉弁26を開弁する。これによって、循環流Aが
生起し、高温の圧媒ガスは蓄熱器6 、高圧筒1 の内面等
に接触することで熱交換されて冷却される。このとき、
上部通気孔9 の迂回部16における圧媒ガスの上昇に対す
る抑制作用は、循環流Aによる流れの作用に対して小さ
く、循環流Aは殆ど影響を受けることなく流れる。
【0014】また、撹拌モータ18を起動することによっ
て撹拌ファン30によるガスの撹拌流(図1の破線矢印)
Bが生起し、炉室10の温度分布を一様にすなわち均熱を
保ちつつ急速冷却されることになる。所定の冷却工程を
経た後は、アクチュエータ27を後退させ、開閉弁26を閉
弁し、ヒータ7 および断熱層8 を内部に残した状態のま
ま、被処理体22が下下蓋3Bの下方取出動作で引抜かれ
る。
て撹拌ファン30によるガスの撹拌流(図1の破線矢印)
Bが生起し、炉室10の温度分布を一様にすなわち均熱を
保ちつつ急速冷却されることになる。所定の冷却工程を
経た後は、アクチュエータ27を後退させ、開閉弁26を閉
弁し、ヒータ7 および断熱層8 を内部に残した状態のま
ま、被処理体22が下下蓋3Bの下方取出動作で引抜かれ
る。
【0015】図3は、本考案の第2実施例の要部を示
し、上部通気孔9 内の覆い14の断面形状を三角形の傘形
として上下二段に迂回部16が設けられたものである。ま
た、図4は本考案の第3実施例の要部を示し、上部通気
孔9 の断面を略N字状として迂回部16を設けたものであ
る。上記第2、第3実施例においても、第1実施例と同
様の効果を得ることができる。
し、上部通気孔9 内の覆い14の断面形状を三角形の傘形
として上下二段に迂回部16が設けられたものである。ま
た、図4は本考案の第3実施例の要部を示し、上部通気
孔9 の断面を略N字状として迂回部16を設けたものであ
る。上記第2、第3実施例においても、第1実施例と同
様の効果を得ることができる。
【0016】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、前記開閉弁26およびアクチュエータ27等の
開閉手段に代えて、支持筒25にロータリソレノイド等で
開閉する開閉手段を設けてもよく、また、強制的に循環
流を生起させるファンを炉室10の下方に設けてもよい。
のではなく、前記開閉弁26およびアクチュエータ27等の
開閉手段に代えて、支持筒25にロータリソレノイド等で
開閉する開閉手段を設けてもよく、また、強制的に循環
流を生起させるファンを炉室10の下方に設けてもよい。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、開口部を有する圧力容
器1 と前記開口部に備えた蓋体2,3 とにより画成される
高圧室4 内に、内側にヒータ7 を有する断熱層8 を設け
て該断熱層8 内に炉室10を備え、該炉室10内の被処理体
22を圧媒ガスでHIP処理し、前記炉室10上部の通気孔
9 、炉室10外の流路15および炉室10下部の通気孔31を介
して炉室10内に至る循環流Aを生起して前記圧媒ガスを
冷却可能とするとともに、前記下部通気孔31を開閉自在
とする熱間等方圧加圧装置において、前記上部通気孔9
に前記圧媒ガスを下方に迂回させて炉室10外の流路15に
排出する迂回部16を設けているので、HIP処理中にお
いては、密度差による圧媒ガスの上昇を抑制することが
でき、炉室10と炉室10外の上蓋2 下部との間で生起する
自然対流を抑制して炉室10内の熱量の損失を抑えること
ができる。また、冷却中においては、圧媒ガスの循環流
Aと撹拌流Bとによって炉内の均熱を保ちつつ急速冷却
を行うことができる。
器1 と前記開口部に備えた蓋体2,3 とにより画成される
高圧室4 内に、内側にヒータ7 を有する断熱層8 を設け
て該断熱層8 内に炉室10を備え、該炉室10内の被処理体
22を圧媒ガスでHIP処理し、前記炉室10上部の通気孔
9 、炉室10外の流路15および炉室10下部の通気孔31を介
して炉室10内に至る循環流Aを生起して前記圧媒ガスを
冷却可能とするとともに、前記下部通気孔31を開閉自在
とする熱間等方圧加圧装置において、前記上部通気孔9
に前記圧媒ガスを下方に迂回させて炉室10外の流路15に
排出する迂回部16を設けているので、HIP処理中にお
いては、密度差による圧媒ガスの上昇を抑制することが
でき、炉室10と炉室10外の上蓋2 下部との間で生起する
自然対流を抑制して炉室10内の熱量の損失を抑えること
ができる。また、冷却中においては、圧媒ガスの循環流
Aと撹拌流Bとによって炉内の均熱を保ちつつ急速冷却
を行うことができる。
【0018】更に、比較的低温に保たれている下部通気
孔31の開閉部は、熱変形を受けることが少なく損傷を防
止し、長寿命化が可能である。
孔31の開閉部は、熱変形を受けることが少なく損傷を防
止し、長寿命化が可能である。
【図1】本考案の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のC部拡大部である。
【図3】本考案の第2実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】本考案の第3実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
る。
1 圧力容器(高圧筒) 2 蓋体(上蓋) 3 蓋体(下蓋) 4 高圧室 7 ヒータ 8 断熱層 9 通気孔(上部通気孔) 10 炉室 15 流路 16 迂回部 22 被処理体 31 通気孔(下部通気孔) A 循環流
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部を有する圧力容器(1) と前記開口
部に備えた蓋体(2)(3) とにより画成される高圧室(4)
内に、内側にヒータ(7) を有する断熱層(8)を設けて該
断熱層(8) 内に炉室(10)を備え、該炉室(10)内の被処理
体(22)を圧媒ガスでHIP処理し、前記炉室(10)上部の
通気孔(9) 、炉室(10)外の流路(15)および炉室(10)下部
の通気孔(31)を介して炉室(10)内に至る循環流(A) を生
起して前記圧媒ガスを冷却可能とするとともに、前記下
部通気孔(31)を開閉自在とする熱間等方圧加圧装置にお
いて、 前記上部通気孔(9) に前記圧媒ガスを下方に迂回させて
炉室(10)外の流路(15)に排出する迂回部(16)を設けてい
ることを特徴とする熱間等方圧加圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2624892U JPH0744953Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 熱間等方圧加圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2624892U JPH0744953Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 熱間等方圧加圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585827U JPH0585827U (ja) | 1993-11-19 |
JPH0744953Y2 true JPH0744953Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=12187988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2624892U Expired - Fee Related JPH0744953Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 熱間等方圧加圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744953Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2024076669A (ja) * | 2022-11-25 | 2024-06-06 | 株式会社神戸製鋼所 | 等方圧加圧装置 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP2624892U patent/JPH0744953Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585827U (ja) | 1993-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |