JPH0744948A - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

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JPH0744948A
JPH0744948A JP5183711A JP18371193A JPH0744948A JP H0744948 A JPH0744948 A JP H0744948A JP 5183711 A JP5183711 A JP 5183711A JP 18371193 A JP18371193 A JP 18371193A JP H0744948 A JPH0744948 A JP H0744948A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的に高精度なトラッキング調整を実現す
る。 【構成】 トラッキング位相可変信号発生器114の出
力に応じて、磁気テープ101の走行状態を制御し、基
準信号発生器109の発生する基準信号に対するコント
ロールヘッド108に得られるコントロール信号の位相
と、回転ヘッド107に得られる再生信号のエンベロー
プレベルとをサンプリングしてデータを半導体メモリ1
16に格納し、特性曲線補正手段118によって、再生
信号のエンベロープレベルのデータのうちで所定のレベ
ル以下のデータをゼロに置き換えられ補正される。トラ
ッキングポイント演算器119によって、補正された特
性曲線についての重心を算出する。基準信号発生器10
9の発生する基準信号に対するコントロールヘッド10
8に得られるコントロール信号の位相が、得られた重心
に対応する位相になる様に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
ー(以下、VTRと記す)などの磁気記録再生装置に関
するものであり、特に、テープの長手方向に記録再生さ
れるコントロール信号を用いてトラッキング調整される
ヘリカル走査型の磁気記録再生装置に用いられるトラッ
キング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VHS方式VTRなどにおいて
は、映像信号の記録時において、磁気テープを一定速度
で走行させ、映像信号内に含まれる垂直同期信号に同期
して回転する回転ヘッドによって磁気テープ上にヘリカ
ルトラックを形成して信号を記録すると共に、回転ヘッ
ドに対して所定の距離をもって設置されるコントロール
ヘッドにより磁気テープの長手方向にコントロール信号
を記録する。そして、信号再生時において、映像信号の
垂直同期信号と同一周波数をもつ基準信号に位相同期し
て回転ヘッドを回転させ、また、記録時と同一の速度で
磁気テープを走行させる。この時、コントロールヘッド
により再生されるコントロール信号の基準信号に対する
位相が記録時の垂直同期信号とコントロール信号の位相
関係と等価となるようにすることで、ヘリカルトラック
と回転ヘッドの位置を一致させている。
【0003】しかし、映像信号が既に記録された磁気テ
ープが、環境温度の上昇などにより伸びを生じた場合
や、信号記録に使用されたVTRと信号再生に用いられ
るVTRのテープ走行系の機械精度の誤差が存在する場
合、磁気テープ上のコントロール信号が記録されている
位置とヘリカルトラックの位置との距離が、回転ヘッド
の設置位置とコントロールヘッドの設置位置との距離に
一致しなくなり、ヘリカルトラックに対する回転ヘッド
の相対位置に誤差を生じ、良好な再生映像信号が得られ
ない。
【0004】この様な問題点に対して、回転ヘッドに得
られる再生信号のエンベロープレベルを最大と為すよう
に、再生されるコントロール信号の基準となる信号に対
する位相(以下、トラッキング位相と称する)を自動的
に調整し、回転ヘッドの位置に対するヘリカルトラック
の位置を合わせて自動的にトラッキング調整する方法が
知られている。しかしながら、回転ヘッドと磁気テープ
の接触状態は変動しており、トラッキング位相が同じで
あっても、回転ヘッドに得られる再生信号のエンベロー
プレベルは変動するために、直接的にエンベロープレベ
ルの最大点を見つけだすことは困難である。そこで、ト
ラッキング位相を順次可変して、回転ドラムに配置され
る磁気ヘッドの再生信号のエンベロープレベルとの特性
曲線を得て、この特性曲線の重心に対応するトラッキン
グ位相を求め、トラッキング位相が、該重心に対応する
トラッキング位相に等しくなるように磁気テープの走行
を位相制御するものが提案されている(例えば、特開平
2−276051号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来提案されている方法によれば、トラッキング位相とエ
ンベロープレベルの特性曲線を得る段階において、トラ
ッキング最適点に対してほぼ左右対象となる様にトラッ
キング位相を可変して特性曲線が得られない場合、特性
曲線の重心がトラッキング最適点に対して少なからず誤
差を有することになり、精度のよいトラッキング制御が
実現されない問題があった。
【0006】本発明は、簡単な構成要素の付加により従
来装置の問題点を解決し、如何なる場合においても高精
度な自動トラッキング調整が実現できるトラッキング制
御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のトラッキング制御装置は、磁気テープ上に
記録形成されるヘリカルトラックの長手方向の所定の位
置と基準信号に同期して前記磁気テープの長手方向に記
録されるコントロール信号の記録位置との距離が予め規
定され、再生時において、再生コントロール信号の前記
基準信号に対する位相であるトラッキング位相を制御す
ることにより、前記ヘリカルトラックと回転ヘッドとの
相対位置を調整してトラッキング調整を行うヘリカル走
査型磁気記録再生装置において、トラッキング位相を可
変することによりトラッキング位相と前記回転ヘッドに
得られる再生信号のエンベロープレベルとの特性曲線を
得るトラッキング特性曲線検出手段と、前記特性曲線の
トラッキング位相に対するエンベロープレベルの関係に
おいて、略左右対象となる範囲を抜き出す特性曲線補正
手段と、前記特性曲線補正手段の補正結果について重心
を検出し、該重心に対応するトラッキング位相を検出す
るトラッキングポイント演算手段とを具備し、トラッキ
ング位相が前記トラッキングポイント演算手段の出力す
る前記重心に対応するトラッキング位相に略等しくなる
ように前記磁気テープの走行を位相制御するものであ
る。
【0008】
【作用】本発明のトラッキング制御装置によれば、トラ
ッキング位相を順次可変して得られたトラッキング位相
と再生エンベロープレベルとの特性曲線において、エン
ベロープレベルを最大とするトラッキング最適点に対し
てほぼ左右対象のデータ数が得られなくても、特性曲線
補正手段によって、所定のレベル以下のエンベロープレ
ベルをゼロとすることで、疑似的にほぼ左右対象の特性
曲線に補正するため、その重心に対応するトラッキング
位相は、トラッキング最適点に精度よく対応することに
なり、従来装置の問題点を解決でき、良好なトラッキン
グ制御装置が得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のトラッキング制御装置の実施
例について図面を参照しながら説明する。
【0010】(図1)は本発明の一実施例におけるトラ
ッキング制御装置の構成図を示すものである。
【0011】磁気テープ101はピンチローラ102、
キャプスタン軸103及びキャプスタン軸103に直結
されるキャプスタンモータ104によって、矢印105
の方向に走行・駆動される。磁気テープ101は回転ド
ラム106に適当な角度で巻き付けられている。回転ド
ラム106には一体に回転する回転ヘッド107及び1
17が取り付けられており、磁気テープ101上に記録
形成されたヘリカルトラックを走査し、再生信号を得
る。回転ヘッド107と117はそれぞれ異なったアジ
マス角を有し、略同一のヘッド幅Hwを有している。コ
ントロールヘッド108は磁気テープ101の長手方向
に記録されたコントロール信号を再生し、再生コントロ
ール信号CTLを得る。
【0012】(図2)は磁気テープ101の信号記録パ
ターンを示すテープパターン図である。テープの記録パ
ターンとしては、アジマス角の異なる2本のヘリカルト
ラック毎(すなわち、回転ドラム106の一回転毎)に
繰り返される。ヘリカルトラック201は回転ヘッド1
07と同一アジマス角で記録されており、ヘリカルトラ
ック204は回転ヘッド117と同一アジマス角で記録
されている。また、回転ヘッド107及び117のヘッ
ド幅Hwとヘリカルトラック201、204のトラック
幅Twの関係は、(数1)の様に設定されている。
【0013】
【数1】
【0014】コントロール信号の記録位置202は、ヘ
リカルトラック201のトラックの中心点203に対し
て距離XTを以て規定されている。
【0015】(図1)において、基準信号発生器109
の発生する基準信号REFは、再生コントロール信号C
TLの位相を検出・制御する際の基準位相を与える。位
相比較器110は、基準信号REFと再生コントロール
信号CTLを入力し、トラッキング位相X(再生コント
ロール信号CTLの基準信号REFに対する位相)を検
出する。位相誤差検出器111は、トラッキング位相X
の目標値を指令するトラッキング位相指令信号PREF
とトラッキング位相信号Xとを入力し、その誤差を出力
する。制御回路112は、位相誤差検出器111の出力
信号に比例した電力をキャプスタンモータ104に供給
する。これによって、磁気テープ101の走行状態は、
再生コントロール信号CTLの基準信号REFに対する
位相(トラッキング位相X)が、トラッキング位相指令
信号PREFとして与えられる値になる様に制御され
る。
【0016】さて、本実施例のトラッキング制御装置が
為すトラッキング動作において、まず最初に、スイッチ
113は、トラッキング位相指令信号PREFとして、
トラッキング位相可変信号発生器114の出力を選択す
る。トラッキング位相可変信号発生器114はランプ状
の信号を発生する。これによって、基準信号REFに対
する再生コントロール信号CTLの位相(トラッキング
位相X)は、トラッキング位相可変信号発生器114の
出力するランプ状の信号に応じて、可変される。
【0017】一方、回転ヘッド107の再生信号はエン
ベロープレベル検出器115に入力される。エンベロー
プレベル検出器115は、再生エンベロープレベルY
(回転ヘッド107に得られる再生信号のエンベロープ
レベル)を検出する。半導体メモリ116は、トラッキ
ング位相可変信号発生器114の出力に応じて可変・制
御されたトラッキング位相Xと、それぞれのトラッキン
グ位相信号Xに対応した再生エンベロープレベルYを一
対のデータとして、順次格納する。
【0018】この様に、本実施例のトラッキング制御装
置の為すトラッキング動作の初期段階(スイッチ113
がトラッキング可変信号発生器114の出力を選択す
る)において、トラッキング可変信号発生器114がラ
ンプ状の信号を出力すると、基準信号REFに対する再
生コントロール信号CTLの位相であるトラッキング位
相Xのデータとして、X0、X1、・・・、Xi(サフ
ィックスiは自然数)、・・・が、離散的に得られる。
また、各々のトラッキング位相Xに対応する再生エンベ
ロープレベルY(回転ヘッド107に得られる再生信号
のエンベロープの大きさを表す)のデータとして、Y
0、Y1、・・・、Yi(サフィックスiは自然数)、
・・・が、離散的に得られる。それぞれのデータのサン
プル数は、トラッキング位相可変信号発生器114の発
生するランプ状信号の傾斜によって任意に設定可能であ
る。本実施例の場合、データのサンプル数は100個に
設定される。この100個の離散データ(Xi,Yi)
は、上記した様に、半導体メモリ116に格納される。
【0019】一般に、トラッキング位相Xに対する再生
エンベロープレベルYの特性は、(図3)に示す様にな
る。磁気ヘッド107のヘッド幅Hwがヘリカルトラッ
クのトラック幅Twに対して1.5倍の幅広であるた
め、トラッキング位相Xによって再生エンベロープレベ
ルYが最大値を示すポイントは、図示した区間Aの範囲
で一定の幅をもつ。トラッキングの最適点は、区間Aに
おける中心点Pであることは周知の通りである。また、
トラッキング最適点であるP点から左右にずれると磁気
ヘッド107のオフトラックのため、再生エンベロープ
レベルYは減少する。しかし、オフトラック状態が左右
に進んでも、磁気ヘッド107の片端が隣々接のヘリカ
ルトラックに差し掛かるため、再生エンベロープレベル
Yはゼロとはならず、図示した区間B及びCの様にな
る。
【0020】(図4)に、半導体メモリ116に得られ
るトラッキング位相Xとトラッキング位相Xに対応する
再生エンベロープレベルYの特性曲線を示す。図中、曲
線401は磁気記録の原理に基づく理論値曲線であり、
(図3)に示した曲線と同一のものである。また、丸印
点は先に得た離散データ(Xi,Yi)をプロットした
ものである。実際のデータは、この様に基本的には理論
曲線に従いながらも、測定ノイズやヘッドとテープの接
触状態の変動によってばらつきをもって分布する。この
場合、上記した様にトラッキング最適点は、P1点であ
る。
【0021】この様にして得られた、半導体メモリ11
6に得られたトラッキング位相Xに対する再生エンベロ
ープレベルYの特性曲線は、(図1)に示す特性曲線補
正手段118において、以下の補正が加えられる。すな
わち、(図4)において、再生エンベロープレベルYに
ついて、所定のレベル402に達しないデータを全てゼ
ロに置き換える。これによって、(図4)に示した特性
曲線は、(図5)の様に補正される。
【0022】さらに、(図1)に示すトラッキングポイ
ント演算器119では、(数2)に基づき、特性曲線補
正手段118の補正結果についての重心に対応するトラ
ッキング位相Xの値Xpを算出する。
【0023】
【数2】
【0024】なお、(数2)において、Ziは、半導体
メモリ116に得られた再生エンベロープレベルYのデ
ータYiを特性曲線補正手段118により補正した結果
である。この様にして得られた特性曲線補正手段118
の補正結果についての重心に対応するトラッキング位相
Xの値Xpは、ほどよくトラッキング最適点であるP1
点に一致する。
【0025】ところで、上記は、可変したトラッキング
位相Xに対して再生エンベロープレベルYが、丁度、ト
ラッキング最適点であるP1点に対して左右対象のデー
タが得られた場合である。この場合、取得されたトラッ
キング位相Xに対する再生エンベロープレベルYの特性
曲線を特性曲線補正手段118によって補正しなくと
も、直接的に重心を算出しても同等の結果が得られる。
【0026】しかし、VTRの機械走行系の機械誤差や
環境変化などによる磁気テープの伸縮が発生した場合に
は、半導体メモリ116に得られるトラッキング位相X
に対する再生エンベロープレベルYの特性曲線は、例え
ば、(図5)に示す様にトラッキング最適点であるP2
点に対して左右対象とはならないため、直接的に重心を
算出しても、その結果はP2点に一致しなくなる。な
お、曲線601は、上記した曲線401と同様にトラッ
キング位相Xに対する再生エンベロープレベルYの特性
曲線の理論曲線を示す。この様な場合においても、特性
曲線補正手段118によって同様に(図6)に示す様に
補正されると、疑似的にトラッキング最適点であるP2
点に対して左右対象となり、補正結果についての重心と
トラッキング最適点であるP2点が精度よく一致するこ
とになる。なぜなら、(数2)によって算出される重心
の演算において、トラッキング最適点に対する一致精度
を悪化させる左右非対象部分の再生エンベロープレベル
Yのデータがゼロに置き変わり、影響が除去されるから
である。
【0027】さて、トラッキングポイント演算器119
によって、以上の様に算出された補正されたトラッキン
グ位相Xに対する再生エンベロープレベルYの特性曲線
の重心に対応するトラッキング位相Xの値Xpが、スイ
ッチ113に出力されると、スイッチ113は、このト
ラッキング位相Xの値Xpを選択して、トラッキング位
相指令信号PREFとして位相誤差検出器111に出力
する。これによって、トラッキング位相Xが、トラッキ
ング最適点であるP1点またはP2点に一致する様に磁
気テープ101が走行制御され、トラッキング調整が完
了する。
【0028】ところで、一般的に、VTRは、ヘリカル
トラックとコントロール信号の記録位置は規格化され、
この規格に基づいて生産される。一方、インサート編集
によって、既に記録形成されたヘリカルトラックを別の
ものに書き換えたり、アッセンブル編集によって、既に
記録形成されたヘリカルトラックの後に続いて新しいヘ
リカルトラックを書き足したりする場合においても、規
格は守られるべきである。このため、本実施例において
は、回転ヘッド107に得られる再生信号のエンベロー
プレベルをサンプリングするタイミングは、先に述べた
ように、コントロール信号の記録位置との距離XTによ
り規定されるヘリカルトラック上の位置を回転ヘッド1
07が走査するタイミングに設定している。
【0029】以上の説明において、特性曲線補正手段1
18は、再生エンベロープレベルYが所定のレベル以下
の場合に、そのデータをゼロに置き換える構成として説
明したが、得られた再生エンベロープレベルYのデータ
の全てについて所定レベル値を減算し、正の減算結果群
を以て補正曲線として重心を演算する様にしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の実施例から明らかな様に、本発明
のトラッキング制御装置によれば、極めて簡単な構成要
素を付加することにより、トラッキング位相とエンベロ
ープレベルの特性曲線を得る段階において、トラッキン
グ最適点に対してほぼ左右対象となる様にトラッキング
位相を可変して特性曲線を得なくとも、該特性曲線を疑
似的に左右対象となる様に補正することで、補正された
特性曲線の重心がトラッキング最適点に対して精度よく
一致させることが出来、余分な制約を除外することがで
き、従来装置の問題点を解決できる。
【0031】また、放送用VTRなどで多く為されるイ
ンサート編集やアッセブル編集の際においても、本発明
のトラッキング制御装置は有効に動作し、操作者による
トラッキング調整を不要とし、ヘリカルトラックの記録
ピッチを自動的に均一化するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例のトラッキング制御装置
の構成図
【図2】磁気テープ101の信号記録パターンを示すテ
ープパターン図
【図3】トラッキング位相に対する再生エンベロープレ
ベルの一般的な特性曲線図
【図4】本発明による実施例において得られたトラッキ
ング位相Xと再生エンベロープレベルYの関係を示す特
性曲線図
【図5】(図4)に示した特性曲線を特性曲線補正手段
118によって補正した結果の補正特性曲線図
【図6】本発明による実施例において別に得られたトラ
ッキング位相Xと再生エンベロープレベルYの関係を示
す特性曲線図
【図7】(図6)に示した特性曲線を特性曲線補正手段
118によって補正した結果の補正特性曲線図
【符号の説明】
101 磁気テープ 102 ピンチローラ 103 キャプスタン軸 104 キャプスタンモータ 106 回転ドラム 107、117 回転ヘッド 108 コントロールヘッド 109 基準信号発生器 110 位相比較器 111 位相誤差検出器 112 制御回路 113 スイッチ 114 トラッキング位相可変信号発生器 115 エンベロープレベル検出器 116 半導体メモリ 118 特性曲線補正手段 119 トラッキングポイント演算器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ上に記録形成されるヘリカルト
    ラックの長手方向の所定の位置と基準信号に同期して前
    記磁気テープの長手方向に記録されるコントロール信号
    の記録位置との距離が予め規定され、再生時において、
    再生コントロール信号の前記基準信号に対する位相であ
    るトラッキング位相を制御することにより、前記ヘリカ
    ルトラックと回転ヘッドとの相対位置を調整してトラッ
    キング調整を行うヘリカル走査型磁気記録再生装置にお
    いて、 トラッキング位相を可変することによりトラッキング位
    相と前記回転ヘッドに得られる再生信号のエンベロープ
    レベルとの特性曲線を得るトラッキング特性曲線検出手
    段と、前記特性曲線のトラッキング位相に対するエンベ
    ロープレベルの関係において略左右対象となる範囲を抽
    出する特性曲線補正手段と、前記特性曲線補正手段の補
    正結果について重心を検出し、該重心に対応するトラッ
    キング位相を検出するトラッキングポイント演算手段と
    を具備し、トラッキング位相が前記トラッキングポイン
    ト演算手段の出力する前記重心に対応するトラッキング
    位相に略等しくなるように前記磁気テープの走行を位相
    制御することを特徴とするトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】トラッキング特性曲線検出手段は、回転ヘ
    ッドがヘリカルトラックの長手方向の所定の位置近傍を
    走査するタイミングにおいて磁気ヘッドに得られる再生
    信号のエンベロープレベルを検出して特性曲線を得るこ
    とを特徴とする請求項1記載のトラッキング制御装置。
  3. 【請求項3】特性曲線補正手段は、トラッキング特性曲
    線検出手段の検出するトラッキング位相に対するエンベ
    ロープレベルの特性曲線について、所定のレベル以下の
    エンベロープレベルをゼロに置き換える様に構成される
    ことを特徴とする請求項1記載のトラッキング制御装
    置。
  4. 【請求項4】特性曲線補正手段は、トラッキング特性曲
    線検出手段の検出するトラッキング位相に対するエンベ
    ロープレベルの特性曲線について、それぞれのエンベロ
    ープレベルから所定のレベルを減算して、該減算の結
    果、正の値となる範囲について結果を出力する様に構成
    されることを特徴とする請求項1記載のトラッキング制
    御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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