JPH0744884A - 光ピックアップの耐振構造 - Google Patents

光ピックアップの耐振構造

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Publication number
JPH0744884A
JPH0744884A JP5205652A JP20565293A JPH0744884A JP H0744884 A JPH0744884 A JP H0744884A JP 5205652 A JP5205652 A JP 5205652A JP 20565293 A JP20565293 A JP 20565293A JP H0744884 A JPH0744884 A JP H0744884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical pickup
weight
vibration
optical
unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5205652A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Suzuki
新司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP5205652A priority Critical patent/JPH0744884A/ja
Publication of JPH0744884A publication Critical patent/JPH0744884A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ピックアップの移動にともなう重量バラン
スを取り、外部振動及び内部振動に対して耐振構造とな
す。 【構成】 光ピックアップとターンテーブル中心に対し
対称な位置におもりを設け、光ピックアップの移動に合
わせて相対的な位置に移動する駆動手段をおもり側にも
設け、フローティングされた光ピックアップベースの静
的バランス及び動的バランスを取り、内部振動及び外部
振動に対して耐振構造となし、光ピックアップのトラッ
ク追従性を増すことができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク再生・録音
装置の光ピックアップの耐振構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップ部が取り付けられている
光ピックアップベース部には光ピックアップ部が移動す
る事により、その反作用の力が加わり光ピックアップベ
ース部に振動を及ぼす構造になっている。光ピックアッ
プベース部で光ピックアップ部が内周にある時と外周に
ある時とでの光ピックアップベース部の重量のバランス
が異なる事となる。この事は光ピックアップ部の質量が
光ピックアップベース部内で占める割合が大きければ大
きい程、大きく異なる事となり、重量バランスが崩れ易
くなる欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光ピックアップ部が移
動する際に光ピックアップベース部に反作用が生じ、光
ピックアップベース部に振動をおよぼす。光ディスク再
生・録音装置においてアクセススピードの速さは大きな
メリットの一つとして揚げられるが、このメリットを生
かすために光ピックアップ部の移動速度を上げる事は光
ピックアップベース部に大きな反作用が加わる事とな
り、その大きさは光ピックアップ部を動かし始める時と
止めようとする時に最も大きくなり、光ピックアップベ
ース部に大きな振動を与える。
【0004】この振動がディスクの録再時に悪影響を及
ぼすのを防ぐために光ピックアップベース部の保持部に
ダンパー効果を持たせたり、耐振性の高い材質の採用と
いった機構的な対応や、光ピックアップ部動作のサーボ
ゲイン、位相余裕の調整等の電気的な対応において内部
で発生する振動に対する耐振対応が困難となり、光ピッ
クアップ部の移動速度を上げる際に問題となる。
【0005】又、光ピックアップベース部内で光ピック
アップ部の質量の比率が大きくなると光ピックアップ部
の移動範囲で重量バランスの違いも大きくなる。重量バ
ランスが崩れると外部からの衝撃・振動による影響を受
け易くなる。その重量バランスを保つために光ピックア
ップベース部をバネやダンパ材でフローティングさせる
際、その位置やバネ及びダンパ係数等の諸設定条件が複
雑となり、外部衝撃・振動等に対する耐振対応に困難を
もたらす。この事よりピックアップ部の質量比率が光ピ
ックアップベース部の質量に対し大きくなる場合に問題
となる。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、上記に
示した2つの問題を解決する事にある。つまり一つは、
光ピックアップベース部内の光ピックアップ部が移動す
る際に生じる振動(内部振動要因)を抑える事と、もう
一つは、光ピックアップ部の移動による重量バランスの
変化を抑え外部からの衝撃・振動(外部振動要因)に対
する影響を受けにくくする点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】光ピックアップベース部
に積載されている光ピックアップ部と同質量のおもりを
光ディスク回転中心軸に対称となる位置の光ピックアッ
プベース部に積載し、光ディスク回転中心軸から光ピッ
クアップ部の重心の距離とディスク回転中心軸からおも
りの重心の距離が略等しくなる様に駆動手段を具備し、
光ピックアップ部の動きに合わせおもりの動きを制御す
る。
【0008】
【作用】ピックアップ部が移動する時に発生する光ピッ
クアップベース部への反作用をおもりが移動する時に発
生する反作用で打ち消す作用と、ピックアップ部が内周
にある時は、おもりも内周にあり又、外周にピックアッ
プ部がある場合も同様におもりも外周にある事となるた
めに、ディスク回転中心軸に対するピックアップベース
部の重量及び動的バランスの重心位置はピックアップの
移動位置により変化しないメリツトを持つ。
【0009】
【実施例】図1及び図2に本発明の一実施例としてスラ
イド駆動にリニアモータを使った場合を示す。図1は上
面図及び図2は側面図である。おもり1は光ピックアッ
プ部2に対しスピンドルモータ4の回転軸中心つまりデ
ィスク回転軸中心に対称に配置されており、スライド駆
動力伝達部3により力を受け移動する構造になってい
る。
【0010】この状態で光ピックアップベース部5全体
のバランスのとれる位置にバネ及びダンパーよりなるフ
ローティング部材6a〜dを配置する。スライド駆動力
伝達部3としては、リニアモータを用いる方式と、ブラ
シモータを用いる方式がある。リニアモータ方式の場
合、おもり1側と光ピックアップ部2側とでコイル巻線
方向を逆にするとか、磁石の極性を逆に配する手段によ
り磁界の極性を変える事で、おもり1に光ピックアップ
部2に加えるスライド移動信号を用いる事で、移動量が
同じで、位相が180゜異なるおもり1と光ピックアッ
プ部2の動きを可能にする事ができる。又、ブラシモー
タ方式を用いる場合、大きくラック&ピニオン方式とネ
ジ送り方式に分けられるが、ネジ送り方式ではおもり1
と光ピックアップ部2が噛み合うネジ溝を逆に切る事に
より単一のモータでおもり1と光ピックアップ部2を上
記同様の動作をさせる事が可能となる。
【0011】またギア方式(駆動力の伝達部と光ピック
アップ及びおもりがメカニカルに連結している)場合、
本発明の意図するピックアップ部とおもりの動作はその
精度に依存し実現するが、リニアモータ方式ではメカニ
カルに連結されている訳ではないので、リニアモータに
駆動力が加わっていない場合、おもり部と光ピックアッ
プ部の各々の位置関係は特定できる位置になく、駆動部
に同様なスライド駆動部をおもり部・光ピックアップ部
に用い、同一信号を与えても素子のバラツキ等考慮する
と動きにもバラツキが生じてしまう事となる。そこで図
1の光ピックアップ部とおもり部にポテンショメータ
8,9を取り付け、随時各々の位置関係をモニタし、差
分をおもり部駆動信号にフィードバックをかける位置補
正回路を付加させる事で、本発明の意図する動作を可能
とさせる。
【0012】ピックアップ部の移動に伴うピックアップ
ベース部への反作用を打ち消す事ができるので、ピック
アップ部を高速で動作(大きな力で動作)させても、移
動に伴うピックアップベース部に及ぼす振動の影響を考
慮する必要がなくなる。又、光ピックアップ部重量が光
ピックアップベース部内で占める割合が大きくとも光ピ
ックアップ部の移動による光ピックアップベース部での
重量バランスは保たれる。
【0013】
【発明の効果】上記のように内部振動・外部振動による
光ピツクアツプへの影響を少なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の上面図。
【図2】本発明の側面図。
【符号の説明】
1 おもり 2 光ピックアップ部 3 スライド駆動力伝達部 4 スピンドルモータ 5 ピックアップベース部 6 フローティング部 7 メカベース部 8,9 ポテンショメータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップをスライド移動させ光デ
    ィスクに記録された情報をピックアップする装置に於い
    て、光ピックアップ部と、光ディスクの回転中心軸に対
    し上記光ピックアップ部と略対称なる位置に上記光ピッ
    クアップと略等しい重量のおもりを保持する光ピックア
    ップベース部と、光ピックアップ部をフローティング状
    態に保持するフローティング部材と、上記おもりを光ピ
    ックアップ部のスライド移動量と同じく移動方向を逆方
    向に移動する駆動手段を具備し、光ピックアップ部を積
    載する光ピックアップベース部に与える振動を吸収し、
    かつ光ピックアップベース部の重量バランスが、ピック
    アップが光ディスクの内周から外周の移動範囲のどの位
    置であっても、光ディスクの回転中心軸に対し、変化し
    ない事で耐振性を増すことを特徴とする光ピックアップ
    の耐振構造。
JP5205652A 1993-07-28 1993-07-28 光ピックアップの耐振構造 Withdrawn JPH0744884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5205652A JPH0744884A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 光ピックアップの耐振構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP5205652A JPH0744884A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 光ピックアップの耐振構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0744884A true JPH0744884A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16510442

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5205652A Withdrawn JPH0744884A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 光ピックアップの耐振構造

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JP (1) JPH0744884A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006127605A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 National Institute Of Information & Communication Technology 光ディスク装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006127605A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 National Institute Of Information & Communication Technology 光ディスク装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001003