JPH0744692A - 静止画像のファイリング方法 - Google Patents
静止画像のファイリング方法Info
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- JPH0744692A JPH0744692A JP20686593A JP20686593A JPH0744692A JP H0744692 A JPH0744692 A JP H0744692A JP 20686593 A JP20686593 A JP 20686593A JP 20686593 A JP20686593 A JP 20686593A JP H0744692 A JPH0744692 A JP H0744692A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 FC(Frame Capture)カメラを用いて静止画
像を高解像度の画像データとしてホスト側へファイリン
グする場合に、カメラ側の画像メモリに小容量のものを
用いながら、効率的に自動ファイリング動作を実行させ
る方法を提供する。 【構成】 FCカメラ部2をCCD撮像部5をスライドプ
ロジェクタ1に対向せしめ、シフト制御部11でCCD撮
像部5をシフトさせながら1枚のスライドフィルムを1
フレームの画像データとして読取る。その場合に、R/
W制御部10が各シフト毎の走査で得られる画像データを
画像メモリ9にセーブさせ、次の走査が開始される前に
そのデータを読出して通信I/F13によりホストコンピ
ュータ4側へ転送する。また、1枚のフィルムの読取りが
完了する度にスライドプロジェクタ1を制御して次のフ
ィルムをセットさせる。
像を高解像度の画像データとしてホスト側へファイリン
グする場合に、カメラ側の画像メモリに小容量のものを
用いながら、効率的に自動ファイリング動作を実行させ
る方法を提供する。 【構成】 FCカメラ部2をCCD撮像部5をスライドプ
ロジェクタ1に対向せしめ、シフト制御部11でCCD撮
像部5をシフトさせながら1枚のスライドフィルムを1
フレームの画像データとして読取る。その場合に、R/
W制御部10が各シフト毎の走査で得られる画像データを
画像メモリ9にセーブさせ、次の走査が開始される前に
そのデータを読出して通信I/F13によりホストコンピ
ュータ4側へ転送する。また、1枚のフィルムの読取りが
完了する度にスライドプロジェクタ1を制御して次のフ
ィルムをセットさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静止画像のファイリング
方法に係り、スライドフィルムのファイリングシステム
等に適用され、静止画像の画像データを小容量のバッフ
ァメモリを用いて自動的に光ディスク等へファイリング
させる方法に関する。
方法に係り、スライドフィルムのファイリングシステム
等に適用され、静止画像の画像データを小容量のバッフ
ァメモリを用いて自動的に光ディスク等へファイリング
させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、美術館や公共施設において、ハイ
ビジョンの画像の高精細性を利用して美術品や自治体の
行事等を静止画像のハイビジョン映像として展示する番
組が実施されているが、それらの番組を製作するために
は静止画像を高解像度の画像データとしてファイリング
しておくシステムが必要であり、一般にはカラースキャ
ナや静止画カメラ型スキャナ等を画像入力装置として光
ディスクへ記録する方式が採用されている。
ビジョンの画像の高精細性を利用して美術品や自治体の
行事等を静止画像のハイビジョン映像として展示する番
組が実施されているが、それらの番組を製作するために
は静止画像を高解像度の画像データとしてファイリング
しておくシステムが必要であり、一般にはカラースキャ
ナや静止画カメラ型スキャナ等を画像入力装置として光
ディスクへ記録する方式が採用されている。
【0003】また、写真製版技術分野においても、版下
作成等の工程で原画情報を高解像度の画像データとして
ファイリングしておく必要があり、その場合には極めて
高い解像度でのファイリングが求められることから、F
C(Frame Capture)カメラを画像入力装置として用いて
いることが多い。
作成等の工程で原画情報を高解像度の画像データとして
ファイリングしておく必要があり、その場合には極めて
高い解像度でのファイリングが求められることから、F
C(Frame Capture)カメラを画像入力装置として用いて
いることが多い。
【0004】このFCカメラは、CCD撮像部から得ら
れる画像信号をA/D変換して処理する基本原理につい
ては電子スチルカメラや前記の静止画カメラ型スキャナ
と同様であるが、各CCDがそれぞれ独立した画素を構
成していることを利用して撮像部を所定ピッチずつシフ
トさせながら静止画像を複数回走査することにより1フ
レームの画像データを得る点に特徴がある。即ち、(撮
像部の有効画素数×撮像部のシフト走査回数)個の画素
数で1フレームの静止画像を撮像することが可能にな
り、撮像部の有効画素数が少なくてもシフト走査回数を
大きくすれば極めて高い解像度の静止画像データを得る
ことができる。
れる画像信号をA/D変換して処理する基本原理につい
ては電子スチルカメラや前記の静止画カメラ型スキャナ
と同様であるが、各CCDがそれぞれ独立した画素を構
成していることを利用して撮像部を所定ピッチずつシフ
トさせながら静止画像を複数回走査することにより1フ
レームの画像データを得る点に特徴がある。即ち、(撮
像部の有効画素数×撮像部のシフト走査回数)個の画素
数で1フレームの静止画像を撮像することが可能にな
り、撮像部の有効画素数が少なくてもシフト走査回数を
大きくすれば極めて高い解像度の静止画像データを得る
ことができる。
【0005】そして、前記の何れの静止画像ファイリン
グシステムにおいても、カメラ側で撮像した1フレーム
分の画像データを内蔵のフレームメモリに一旦記憶さ
せ、そのデータを読出してホストコンピュータ側へ転送
することにより光ディスク等にファイリングする方法が
とられている。
グシステムにおいても、カメラ側で撮像した1フレーム
分の画像データを内蔵のフレームメモリに一旦記憶さ
せ、そのデータを読出してホストコンピュータ側へ転送
することにより光ディスク等にファイリングする方法が
とられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、静止画像の
ファイリングには、銀塩写真方式で撮影された多数のフ
ィルム画像をディジタル画像データとして収録しなけれ
ばならないような場合も少なくない。例えば、前記のよ
うに美術館や公共施設で催される番組を作成する場合
や、病院で撮影された膨大な枚数のレントゲン写真をフ
ァイリングする場合等がそれに相当し、静止画像を高解
像度なディジタ画像データとしてファイリングしておく
必要性は益々多くなるものと考えられる。
ファイリングには、銀塩写真方式で撮影された多数のフ
ィルム画像をディジタル画像データとして収録しなけれ
ばならないような場合も少なくない。例えば、前記のよ
うに美術館や公共施設で催される番組を作成する場合
や、病院で撮影された膨大な枚数のレントゲン写真をフ
ァイリングする場合等がそれに相当し、静止画像を高解
像度なディジタ画像データとしてファイリングしておく
必要性は益々多くなるものと考えられる。
【0007】そして、FCカメラによれば比較的少ない
有効画素数の撮像部を用いながら極めて高い解像度が得
られ、またその解像度を自由に変更できることから、銀
塩写真フィルムのように桁違いの解像度を有している画
像をより精緻な画像データとしてファイリングするには
FCカメラを画像入力装置として採用するのが最適であ
る。
有効画素数の撮像部を用いながら極めて高い解像度が得
られ、またその解像度を自由に変更できることから、銀
塩写真フィルムのように桁違いの解像度を有している画
像をより精緻な画像データとしてファイリングするには
FCカメラを画像入力装置として採用するのが最適であ
る。
【0008】しかし、FCカメラで撮像した場合には、
その解像度の選択によっては10〜46Mバイトもの膨
大なデータ量になることがあり、高い解像度までカバー
するには非常に大きなフレームメモリを内蔵させておか
ねばならず、当然にシステムの回路規模が大きくなって
小型化を図ることが困難になると共にコストアップを招
くことになる。因に、一般の電子スチルカメラによる場
合には1フレームの画像データが約0.15Mバイト程
度であり、また静止画カメラ型スキャナで撮像するハイ
ビジョン用の静止画像では約6Mバイト程度である。
その解像度の選択によっては10〜46Mバイトもの膨
大なデータ量になることがあり、高い解像度までカバー
するには非常に大きなフレームメモリを内蔵させておか
ねばならず、当然にシステムの回路規模が大きくなって
小型化を図ることが困難になると共にコストアップを招
くことになる。因に、一般の電子スチルカメラによる場
合には1フレームの画像データが約0.15Mバイト程
度であり、また静止画カメラ型スキャナで撮像するハイ
ビジョン用の静止画像では約6Mバイト程度である。
【0009】また、最近では絵画を撮影した写真やレン
トゲン写真をスライドフィルムとして収録しておき、プ
ロジェクタを用いてその投映画像を観賞・検視すること
が多いが、スライドフィルムの数が膨大になるとそのフ
ァイリング作業のために非常な手間と時間を要する。
トゲン写真をスライドフィルムとして収録しておき、プ
ロジェクタを用いてその投映画像を観賞・検視すること
が多いが、スライドフィルムの数が膨大になるとそのフ
ァイリング作業のために非常な手間と時間を要する。
【0010】そこで、本発明は、FCカメラを用いて静
止画像を高解像度の画像データとしてファイリングする
場合に、容量の小さい内蔵メモリを用いながら自動的に
ホストコンピュータ側へファイリングできる方法を提供
し、小型で安価な静止画像ファイリングシステムを実現
すると共に、ファイリング作業の効率化を図ることを目
的として創作された。
止画像を高解像度の画像データとしてファイリングする
場合に、容量の小さい内蔵メモリを用いながら自動的に
ホストコンピュータ側へファイリングできる方法を提供
し、小型で安価な静止画像ファイリングシステムを実現
すると共に、ファイリング作業の効率化を図ることを目
的として創作された。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、静止画像のフ
ァイリング方法において、画像をN個の画素に分解走査
して光電変換する撮像手段と、前記撮像手段を所定ピッ
チで縦方向又は/及び横方向にシフトさせるシフト手段
と、前記撮像手段から得られる画像信号に対して所定の
処理を施す信号処理手段と、前記信号処理手段が処理し
た画像信号をA/D変換するA/D変換器と、N画素分
の画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段をア
クセスしてA/D変換された画像データの書込みと読出
しを制御するR/W制御手段と、前記記憶手段から読出
された画像データをホストコンピュータ側へ転送するデ
ータ転送手段を具備し、前記撮像手段が静止画像を走査
して前記記憶手段にN画素分の画像データが書込まれた
後、前記撮像手段が次のシフト位置へセットされて前記
静止画像の走査が開始される前に、前記R/W制御手段
が前記記憶手段に書込まれている画像データを読出し、
その画像データを前記データ転送手段でホストコンピュ
ータ側へ転送する手順を繰返し、1フレームの静止画像
を(N×撮像手段のシフト回数)個の画素数に分解した画
像データを前記ホストコンピュータ側のデータ格納手段
へ格納させることを特徴とする静止画像のファイリング
方法に係る。
ァイリング方法において、画像をN個の画素に分解走査
して光電変換する撮像手段と、前記撮像手段を所定ピッ
チで縦方向又は/及び横方向にシフトさせるシフト手段
と、前記撮像手段から得られる画像信号に対して所定の
処理を施す信号処理手段と、前記信号処理手段が処理し
た画像信号をA/D変換するA/D変換器と、N画素分
の画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段をア
クセスしてA/D変換された画像データの書込みと読出
しを制御するR/W制御手段と、前記記憶手段から読出
された画像データをホストコンピュータ側へ転送するデ
ータ転送手段を具備し、前記撮像手段が静止画像を走査
して前記記憶手段にN画素分の画像データが書込まれた
後、前記撮像手段が次のシフト位置へセットされて前記
静止画像の走査が開始される前に、前記R/W制御手段
が前記記憶手段に書込まれている画像データを読出し、
その画像データを前記データ転送手段でホストコンピュ
ータ側へ転送する手順を繰返し、1フレームの静止画像
を(N×撮像手段のシフト回数)個の画素数に分解した画
像データを前記ホストコンピュータ側のデータ格納手段
へ格納させることを特徴とする静止画像のファイリング
方法に係る。
【0012】また、スライドプロジェクタの光軸方向に
前記撮像手段を対向させて配置させると共に、1フレー
ムの静止画像の画像データを前記ホストコンピュータ側
へ転送する度に前記スライドプロジェクタを制御して次
のスライドフィルムをセットさせる制御手段を設けてお
けば、スライドプロジェクタと連動した静止画像のファ
イリング方法を実現できる。
前記撮像手段を対向させて配置させると共に、1フレー
ムの静止画像の画像データを前記ホストコンピュータ側
へ転送する度に前記スライドプロジェクタを制御して次
のスライドフィルムをセットさせる制御手段を設けてお
けば、スライドプロジェクタと連動した静止画像のファ
イリング方法を実現できる。
【0013】
【作用】本発明によれば、シフト手段が撮像手段をシフ
トさせる度に撮像手段が静止画像を走査し、1フレーム
を(N×撮像手段のシフト回数)個の画素数に分解した静
止画像データを得る。そして、その1回の走査毎に読取
られたN個の画素に係る画像データは記憶手段に一旦記
憶され、次の走査が開始される前にホストコンピュータ
側へ転送される。
トさせる度に撮像手段が静止画像を走査し、1フレーム
を(N×撮像手段のシフト回数)個の画素数に分解した静
止画像データを得る。そして、その1回の走査毎に読取
られたN個の画素に係る画像データは記憶手段に一旦記
憶され、次の走査が開始される前にホストコンピュータ
側へ転送される。
【0014】記憶手段のアクセスはR/W制御手段によ
って実行されるが、前記のように各走査毎に分割された
画像データを記憶手段へ書込みながらデータ転送手段で
ホストコンピュータ側へ転送するため、記憶手段の記憶
容量はN画素分の画像データを記憶できるものであれば
足りる。また、静止画像の走査とその走査による画像デ
ータの転送は自動的に実行させることができる。
って実行されるが、前記のように各走査毎に分割された
画像データを記憶手段へ書込みながらデータ転送手段で
ホストコンピュータ側へ転送するため、記憶手段の記憶
容量はN画素分の画像データを記憶できるものであれば
足りる。また、静止画像の走査とその走査による画像デ
ータの転送は自動的に実行させることができる。
【0015】更に、撮像手段に対する静止画像の投映方
式としてスライドプロジェクタ等を用い、1フレームの
静止画像データのファイリングが完了する度に制御手段
でスライドプロジェクタを制御するように構成すれば、
多数のスライドフィルムの静止画像を連続的に効率良く
ファイリングすることが可能になる。
式としてスライドプロジェクタ等を用い、1フレームの
静止画像データのファイリングが完了する度に制御手段
でスライドプロジェクタを制御するように構成すれば、
多数のスライドフィルムの静止画像を連続的に効率良く
ファイリングすることが可能になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の「静止画像のファイリング方
法」に係る実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1
はスライドプロジェクタを用いた画像ファイリングシス
テムのシステム回路図を示し、スライドプロジェクタ1
と、その投光光軸に入射軸を一致させて対向せしめられ
たFCカメラ部2と、スライドプロジェクタ1とFCカメ
ラ部2を接続するインターフェイス(I/F)3と、光ディ
スク装置4aを備えたホストコンピュータ4とから構成さ
れている。
法」に係る実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1
はスライドプロジェクタを用いた画像ファイリングシス
テムのシステム回路図を示し、スライドプロジェクタ1
と、その投光光軸に入射軸を一致させて対向せしめられ
たFCカメラ部2と、スライドプロジェクタ1とFCカメ
ラ部2を接続するインターフェイス(I/F)3と、光ディ
スク装置4aを備えたホストコンピュータ4とから構成さ
れている。
【0017】そして、FCカメラ部2は、基本有効画素
数が(水平方向:246×垂直方向:576)個であるCCD撮像
部5と、CCD撮像部5から得られる走査画像信号に対し
て前処理(増幅・ホワイトバランス補正・γ補正等)を施す
前処理回路6と、前処理された信号をディジタル信号へ
変換するA/D変換器7と、A/D変換された画像データに
所定の処理を施すディジタル信号処理回路8と、記憶容
量が426kバイトである画像メモリ(SRAM)9と、
画像メモリ9をアクセスして画像データの書込みと読出
しを制御するR/W制御部10と、CCD撮像部5を所定
ピッチでシフトさせるシフト制御部11と、CCD撮像部
5・前処理回路6・A/D変換器7・ディジタル信号処理回路
8を駆動制御する駆動回路12と、ホストコンピュータ4側
との通信及び画像データの転送を実行する通信I/F13
と、マイクロコンピュータ(マイコン)回路14とから構成
され、ホストコンピュータ4からの指示に基づいてマイ
コン回路14がFCカメラ2のシステム制御を実行すると
共に、I/F3を介してスライドプロジェクタ1をも制御
するようになっている。尚、ホストコンピュータ4側で
ディジタル信号の処理を行う場合には、ディジタル信号
処理回路8は不要である。
数が(水平方向:246×垂直方向:576)個であるCCD撮像
部5と、CCD撮像部5から得られる走査画像信号に対し
て前処理(増幅・ホワイトバランス補正・γ補正等)を施す
前処理回路6と、前処理された信号をディジタル信号へ
変換するA/D変換器7と、A/D変換された画像データに
所定の処理を施すディジタル信号処理回路8と、記憶容
量が426kバイトである画像メモリ(SRAM)9と、
画像メモリ9をアクセスして画像データの書込みと読出
しを制御するR/W制御部10と、CCD撮像部5を所定
ピッチでシフトさせるシフト制御部11と、CCD撮像部
5・前処理回路6・A/D変換器7・ディジタル信号処理回路
8を駆動制御する駆動回路12と、ホストコンピュータ4側
との通信及び画像データの転送を実行する通信I/F13
と、マイクロコンピュータ(マイコン)回路14とから構成
され、ホストコンピュータ4からの指示に基づいてマイ
コン回路14がFCカメラ2のシステム制御を実行すると
共に、I/F3を介してスライドプロジェクタ1をも制御
するようになっている。尚、ホストコンピュータ4側で
ディジタル信号の処理を行う場合には、ディジタル信号
処理回路8は不要である。
【0018】ここに、FCカメラ部2のCCD撮像部5
は、撮像対称である静止画像を図2に示すような手順で
分割走査して画像データを読取る。例えば、図2の(イ)
に示すように静止画像の一部に「A」の画像が含まれてお
り、それらを同図の各画素に分解して読取る場合には、
CCD撮像部5の初回設定位置において図2の(ロ)の各
矢印方向(電荷垂直転送方向)に整列した画素の信号を転
送出力させ、次の水平方向シフト位置(1画素相当分だ
けシフト)で図2の(ハ)の各矢印方向に整列した画素の
信号を転送出力させ、更に次の水平方向シフト位置で図
2の(ニ)の各矢印方向に整列した画素の信号を転送出力
させて、その3回の走査によって静止画像全体を構成さ
せる。従って、この事例ではCCD撮像部5を水平方向
へ3回分シフトさせて走査しており、有効画素数を(738
×576)個とした分解能で静止画像を読取ることが可能に
なる。
は、撮像対称である静止画像を図2に示すような手順で
分割走査して画像データを読取る。例えば、図2の(イ)
に示すように静止画像の一部に「A」の画像が含まれてお
り、それらを同図の各画素に分解して読取る場合には、
CCD撮像部5の初回設定位置において図2の(ロ)の各
矢印方向(電荷垂直転送方向)に整列した画素の信号を転
送出力させ、次の水平方向シフト位置(1画素相当分だ
けシフト)で図2の(ハ)の各矢印方向に整列した画素の
信号を転送出力させ、更に次の水平方向シフト位置で図
2の(ニ)の各矢印方向に整列した画素の信号を転送出力
させて、その3回の走査によって静止画像全体を構成さ
せる。従って、この事例ではCCD撮像部5を水平方向
へ3回分シフトさせて走査しており、有効画素数を(738
×576)個とした分解能で静止画像を読取ることが可能に
なる。
【0019】また、本実施例のFCカメラ部2の解像モ
ードとしては、前記のようにCCD撮像部5のシフトを
[水平方向:3回×垂直方向:1回]とした有効画素数が(7
36×576)個のモード以外に、[水平方向:6回×垂直方
向:2回]とした有効画素数が(1472×1152)個のモード
、[水平方向:9回×垂直方向:3回]とした有効画素数
が(2208×1728)個のモード、[水平方向:18回×垂直
方向:6回]とした有効画素数が(4416×3456)個のモード
の高解像度モードも選択的に設定できるようになって
いる。尚、CCD撮像部5のシフトピッチは水平/垂直
方向の走査回数に対応して小さく設定され、例えば、モ
ード,,における水平方向シフトピッチは、モード
での水平方向シフトピッチに対してそれぞれ(1/2)
倍,(1/3)倍,(1/6)倍に設定され、垂直方向について
もモードの垂直方向シフトピッチを基準にしてモード
,では(2/3)倍,(1/3)倍に設定される。
ードとしては、前記のようにCCD撮像部5のシフトを
[水平方向:3回×垂直方向:1回]とした有効画素数が(7
36×576)個のモード以外に、[水平方向:6回×垂直方
向:2回]とした有効画素数が(1472×1152)個のモード
、[水平方向:9回×垂直方向:3回]とした有効画素数
が(2208×1728)個のモード、[水平方向:18回×垂直
方向:6回]とした有効画素数が(4416×3456)個のモード
の高解像度モードも選択的に設定できるようになって
いる。尚、CCD撮像部5のシフトピッチは水平/垂直
方向の走査回数に対応して小さく設定され、例えば、モ
ード,,における水平方向シフトピッチは、モード
での水平方向シフトピッチに対してそれぞれ(1/2)
倍,(1/3)倍,(1/6)倍に設定され、垂直方向について
もモードの垂直方向シフトピッチを基準にしてモード
,では(2/3)倍,(1/3)倍に設定される。
【0020】次に、本実施例システムによる静止画像の
ファイリング手順を図3のフローチャートを参照しなが
ら説明する。先ず、スライドプロジェクタ1に対してフ
ァイリングしようとする多数のスライドフィルムを格納
したマガジンをセットし、ホストコンピュータ4側のキ
ーボードから解像モードを指定入力する(F1,F2)。尚、
ここでは前記の解像モード〜の内から合計走査回数
がSo回の解像モードを指定したとする。
ファイリング手順を図3のフローチャートを参照しなが
ら説明する。先ず、スライドプロジェクタ1に対してフ
ァイリングしようとする多数のスライドフィルムを格納
したマガジンをセットし、ホストコンピュータ4側のキ
ーボードから解像モードを指定入力する(F1,F2)。尚、
ここでは前記の解像モード〜の内から合計走査回数
がSo回の解像モードを指定したとする。
【0021】そして、ホストコンピュータ4側からファ
イリングの開始を指示すると(F3)、前記の解像モードの
指定データと開始コマンドがFCカメラ部2側へ転送さ
れ、一方、FCカメラ部2ではそれを通信I/F13を介
して受信するが、マイコン回路14は指定データに基づい
た画像読取りプログラム(内蔵ROMに格納)をセットし
てスライドフィルムの読取り動作を開始させる。
イリングの開始を指示すると(F3)、前記の解像モードの
指定データと開始コマンドがFCカメラ部2側へ転送さ
れ、一方、FCカメラ部2ではそれを通信I/F13を介
して受信するが、マイコン回路14は指定データに基づい
た画像読取りプログラム(内蔵ROMに格納)をセットし
てスライドフィルムの読取り動作を開始させる。
【0022】また、読取り動作の開始に際して、マイコ
ン回路14はI/F3を介してスライドプロジェクタ1へ制
御信号を出力し、スライドプロジェクタ1は第1枚目の
スライドフィルムをセットして、そのフィルムの画像を
FCカメラ部2のCCD撮像部5へ投映させる(F4,F5)。
ここで、マイコン回路14はシフト制御部11でCCD撮像
部5を初期位置にセットさせ、その状態において駆動回
路12でCCD撮像部5と前処理回路6とA/D変換器7と
ディジタル信号処理回路8を起動させて第1回目の画像
走査を開始させる(F6,F7)。
ン回路14はI/F3を介してスライドプロジェクタ1へ制
御信号を出力し、スライドプロジェクタ1は第1枚目の
スライドフィルムをセットして、そのフィルムの画像を
FCカメラ部2のCCD撮像部5へ投映させる(F4,F5)。
ここで、マイコン回路14はシフト制御部11でCCD撮像
部5を初期位置にセットさせ、その状態において駆動回
路12でCCD撮像部5と前処理回路6とA/D変換器7と
ディジタル信号処理回路8を起動させて第1回目の画像
走査を開始させる(F6,F7)。
【0023】そして、CCD撮像部5から得られる画像
信号には(前処理)→(A/D変換)→(所定の信号処理)が
施されるが、その処理後のディジタル画像データはマイ
コン回路14が起動させたR/W制御部10によって画像メ
モリ9へ書込まれる(F7,F8)。尚、この場合の画像データ
のデータ量は、CCD撮像部5の基本有効画素数が(246
×576)個であり、且つ1画素に係る3色(R,G,B)の信
号がそれぞれ1バイトで表現されることから合計約42
5kバイトに相当し、またマイコン回路14が予め検索用
データ等を付加するが、画像メモリ9は426kバイト
であることから十分な記憶容量を有している。
信号には(前処理)→(A/D変換)→(所定の信号処理)が
施されるが、その処理後のディジタル画像データはマイ
コン回路14が起動させたR/W制御部10によって画像メ
モリ9へ書込まれる(F7,F8)。尚、この場合の画像データ
のデータ量は、CCD撮像部5の基本有効画素数が(246
×576)個であり、且つ1画素に係る3色(R,G,B)の信
号がそれぞれ1バイトで表現されることから合計約42
5kバイトに相当し、またマイコン回路14が予め検索用
データ等を付加するが、画像メモリ9は426kバイト
であることから十分な記憶容量を有している。
【0024】第1回目の走査に基づいた画像データが画
像メモリ9へセーブされると、それを検知したマイコン
回路14は通信I/F13を介してホストコンピュータ4側
へ画像データの送信要求コマンドを送信する(F8,F9)。
また、その時点でマイコン回路14は駆動回路12を介して
CCD撮像部5のドライブ状態を停止させる。そして、
ホストコンピュータ4側から通信I/F13を介して肯定
応答コマンドがあると、それを検知したマイコン回路14
がR/W制御部10を起動させて画像メモリ9にセーブさ
れている画像データを読出させ、更にその読出された画
像データを通信I/F13によってホストコンピュータ4
側へ転送させる(F10,F11)。
像メモリ9へセーブされると、それを検知したマイコン
回路14は通信I/F13を介してホストコンピュータ4側
へ画像データの送信要求コマンドを送信する(F8,F9)。
また、その時点でマイコン回路14は駆動回路12を介して
CCD撮像部5のドライブ状態を停止させる。そして、
ホストコンピュータ4側から通信I/F13を介して肯定
応答コマンドがあると、それを検知したマイコン回路14
がR/W制御部10を起動させて画像メモリ9にセーブさ
れている画像データを読出させ、更にその読出された画
像データを通信I/F13によってホストコンピュータ4
側へ転送させる(F10,F11)。
【0025】画像データの転送が完了すると、それを検
知したマイコン回路14はシフト制御部11を起動させてC
CD撮像部5を次のシフト位置に設定させる(F12,F13→F
14)。 また、そのシフト後にマイコン回路14は駆動回
路12を介してCCD撮像部5を起動させて第2回目の画
像走査を開始させる(F15→F7)。
知したマイコン回路14はシフト制御部11を起動させてC
CD撮像部5を次のシフト位置に設定させる(F12,F13→F
14)。 また、そのシフト後にマイコン回路14は駆動回
路12を介してCCD撮像部5を起動させて第2回目の画
像走査を開始させる(F15→F7)。
【0026】以降、先に指定入力されている解像モード
に対応したシフト条件でCCD撮像部5をシフトさせな
がら、画像の走査及び画像メモリ9をバッファメモリと
して利用した画像データの転送を繰返して実行し、シフ
ト条件として設定されているSo回の画像走査とその最
終走査に係る画像データの転送が完了すると、第1枚目
のスライドフィルムに係る画像データのファイリングが
完了したことになる(F7〜F15の繰返し→F13)。例えば、
解像モードが指定されていた場合には、CCD撮像部
5を垂直方向へ3回シフトさせるが、その度に水平方向
へ9回シフトさせる制御を実行し、それぞれのシフト位
置で得られる画像データをホストコンピュータ4側へ転
送して第1枚目のスライドフィルムのファイリングを完
了する。一方、画像データの転送を受けたホストコンピ
ュータ4側では、マイコン回路14が付加した検索用デー
タと共に転送された画像データを光ディスク装置4aによ
って光ディスクへ書込んで収録する。
に対応したシフト条件でCCD撮像部5をシフトさせな
がら、画像の走査及び画像メモリ9をバッファメモリと
して利用した画像データの転送を繰返して実行し、シフ
ト条件として設定されているSo回の画像走査とその最
終走査に係る画像データの転送が完了すると、第1枚目
のスライドフィルムに係る画像データのファイリングが
完了したことになる(F7〜F15の繰返し→F13)。例えば、
解像モードが指定されていた場合には、CCD撮像部
5を垂直方向へ3回シフトさせるが、その度に水平方向
へ9回シフトさせる制御を実行し、それぞれのシフト位
置で得られる画像データをホストコンピュータ4側へ転
送して第1枚目のスライドフィルムのファイリングを完
了する。一方、画像データの転送を受けたホストコンピ
ュータ4側では、マイコン回路14が付加した検索用デー
タと共に転送された画像データを光ディスク装置4aによ
って光ディスクへ書込んで収録する。
【0027】次に、前記の手順で第1枚目のスライドフ
ィルムに係るファイリングが完了すると、再びマイコン
回路14はI/F3を介してスライドプロジェクタ1へ制御
信号を出力することによりスライドプロジェクタ1が第
2枚目のスライドフィルムをセットし、そのフィルムの
画像をFCカメラ部2のCCD撮像部5へ投映させる(F16
→F17→F5)。そして、以降、スライドプロジェクタ1に
セットしたマガジンに格納されている全てのスライドフ
ィルムについて前記の[F5〜F17]の手順を繰返して実行
することにより、検索用データを付加しながら全てのス
ライドフィルムに係る画像データをホストコンピュータ
4側の光ディスクへ自動的にファイリングしてゆくこと
ができる。また、ファイリングした画像を確認・編集す
る場合にはホストコンピュータ4側のキーボードから検
索用データを指定して光ディスク装置4aが光ディスクか
ら読出した画像データを簡易に表示させて行うことがで
き、画像データをそのまま表示させる場合には別途に設
けられた高解像度の表示装置(図示せず)を用いて再生さ
せることができる。
ィルムに係るファイリングが完了すると、再びマイコン
回路14はI/F3を介してスライドプロジェクタ1へ制御
信号を出力することによりスライドプロジェクタ1が第
2枚目のスライドフィルムをセットし、そのフィルムの
画像をFCカメラ部2のCCD撮像部5へ投映させる(F16
→F17→F5)。そして、以降、スライドプロジェクタ1に
セットしたマガジンに格納されている全てのスライドフ
ィルムについて前記の[F5〜F17]の手順を繰返して実行
することにより、検索用データを付加しながら全てのス
ライドフィルムに係る画像データをホストコンピュータ
4側の光ディスクへ自動的にファイリングしてゆくこと
ができる。また、ファイリングした画像を確認・編集す
る場合にはホストコンピュータ4側のキーボードから検
索用データを指定して光ディスク装置4aが光ディスクか
ら読出した画像データを簡易に表示させて行うことがで
き、画像データをそのまま表示させる場合には別途に設
けられた高解像度の表示装置(図示せず)を用いて再生さ
せることができる。
【0028】ところで、解像モード,,,が設定
されている場合には、1枚のスライドフィルムの画像デ
ータ量がそれぞれ約1.3Mバイト,5.1Mバイト,1
1.5Mバイト,46Mバイトのデータ量になり、高解像
度モード,ではハイビジョン映像の場合を遥かに超
えた膨大なデータ量となる。しかし、本実施例システム
による画像メモリ9の用法についてみると、図4に示す
ように、各分割走査毎の画像データを425kバイト単
位でセーブし、次の分割走査が開始される前にホストコ
ンピュータ4側へ転送させているため、画像メモリ9の記
憶容量は記録媒体を用いる場合と比較して極めて小さな
容量で足りる。尚、本実施例ではFCカメラ2のディジ
タル信号処理部8でデータ圧縮を行わない場合について
説明しているが、データ圧縮を行えば画像メモリ9の容
量を更に小さなものにすることができる。また、各スラ
イドフィルムの画像がホストコンピュータ4側で1フレ
ームの画像データとして自動的に構成されることになる
ために、ファイリング作業者の手間を殆ど要しない。
されている場合には、1枚のスライドフィルムの画像デ
ータ量がそれぞれ約1.3Mバイト,5.1Mバイト,1
1.5Mバイト,46Mバイトのデータ量になり、高解像
度モード,ではハイビジョン映像の場合を遥かに超
えた膨大なデータ量となる。しかし、本実施例システム
による画像メモリ9の用法についてみると、図4に示す
ように、各分割走査毎の画像データを425kバイト単
位でセーブし、次の分割走査が開始される前にホストコ
ンピュータ4側へ転送させているため、画像メモリ9の記
憶容量は記録媒体を用いる場合と比較して極めて小さな
容量で足りる。尚、本実施例ではFCカメラ2のディジ
タル信号処理部8でデータ圧縮を行わない場合について
説明しているが、データ圧縮を行えば画像メモリ9の容
量を更に小さなものにすることができる。また、各スラ
イドフィルムの画像がホストコンピュータ4側で1フレ
ームの画像データとして自動的に構成されることになる
ために、ファイリング作業者の手間を殆ど要しない。
【0029】更に、FCカメラ部2からホストコンピュ
ータ4側へのデータ転送I/FをSCSI(Small Comput
er System Interface)で構成しておくと1(Mバイト/
秒)以上の転送速度を実現することが可能であり、画像
メモリ9に対する1回の走査に係る画像データの書込み
は0.3秒程度で実行できることから、最大の画像デー
タ量になる解像モードの場合であっても73秒間程度
で1枚のスライドフィルムをファイリングすることがで
きる。
ータ4側へのデータ転送I/FをSCSI(Small Comput
er System Interface)で構成しておくと1(Mバイト/
秒)以上の転送速度を実現することが可能であり、画像
メモリ9に対する1回の走査に係る画像データの書込み
は0.3秒程度で実行できることから、最大の画像デー
タ量になる解像モードの場合であっても73秒間程度
で1枚のスライドフィルムをファイリングすることがで
きる。
【0030】また、本実施例ではFCカメラ部2とホス
トコンピュータ4が1対1の場合について説明したが、
イーサネット(Ethernet)に代表されるようなバス型LA
N(Local Area Network)を介してFCカメラ部2からホ
ストコンピュータ4へ画像データを転送させるようにす
ることも可能であり、その場合には、構内に配設された
複数のFCカメラ部2でホストコンピュータ4を共用しな
がら効率良く画像データのファイリングを行うことがで
きるようなネットワークシステムを構築できる。
トコンピュータ4が1対1の場合について説明したが、
イーサネット(Ethernet)に代表されるようなバス型LA
N(Local Area Network)を介してFCカメラ部2からホ
ストコンピュータ4へ画像データを転送させるようにす
ることも可能であり、その場合には、構内に配設された
複数のFCカメラ部2でホストコンピュータ4を共用しな
がら効率良く画像データのファイリングを行うことがで
きるようなネットワークシステムを構築できる。
【0031】
【発明の効果】本発明の静止画像のファイリング方法
は、以上の構成を有していることにより、次のような効
果を奏する。請求項1の発明は、FCカメラを用いて静
止画像を高解像度の画像データとしてファイリングする
場合に、FCカメラが撮像部を所定ピッチでシフトさせ
ながら静止画像の画像データを分割転送する特徴を利用
し、容量の小さい内蔵メモリを設けておくだけで画像デ
ータをホストコンピュータ側へファイリングできる方法
を提供し、小型で安価な静止画像ファイリングシステム
を実現する。請求項2の発明は、FCカメラ部とスライ
ドプロジェクタを連動させることにより、多数のスライ
ドフィルムの画像データを自動的にファイリングするこ
とを可能にし、ファイリングに要する手間と時間を大幅
に低減化する。
は、以上の構成を有していることにより、次のような効
果を奏する。請求項1の発明は、FCカメラを用いて静
止画像を高解像度の画像データとしてファイリングする
場合に、FCカメラが撮像部を所定ピッチでシフトさせ
ながら静止画像の画像データを分割転送する特徴を利用
し、容量の小さい内蔵メモリを設けておくだけで画像デ
ータをホストコンピュータ側へファイリングできる方法
を提供し、小型で安価な静止画像ファイリングシステム
を実現する。請求項2の発明は、FCカメラ部とスライ
ドプロジェクタを連動させることにより、多数のスライ
ドフィルムの画像データを自動的にファイリングするこ
とを可能にし、ファイリングに要する手間と時間を大幅
に低減化する。
【図1】本発明の「静止画像のファイリング方法」を適用
した画像ファイリングシステムのシステム回路図であ
る。
した画像ファイリングシステムのシステム回路図であ
る。
【図2】FCカメラ部のCCD撮像部における画像デー
タ転送手順を示す図である。
タ転送手順を示す図である。
【図3】静止画像(スライドフィルム)のファイリング手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図4】画像メモリの用法を示す概念図である。
1…スライドプロジェクタ、2…FCカメラ部、3…I/
F、4…ホストコンピュータ、4a…光ディスク装置(デー
タ格納手段)、5…CCD撮像部(撮像手段)、6…前処理
回路(信号処理手段)、7…A/D変換器、8…ディジタル
信号処理回路、9…画像メモリ(記憶手段)、10…R/W
制御部(R/W制御手段)、11…シフト制御部(シフト手
段)、12…駆動回路、13…通信I/F(データ転送手
段)、14…マイコン回路(手順の実行及び制御手段に相
当)。
F、4…ホストコンピュータ、4a…光ディスク装置(デー
タ格納手段)、5…CCD撮像部(撮像手段)、6…前処理
回路(信号処理手段)、7…A/D変換器、8…ディジタル
信号処理回路、9…画像メモリ(記憶手段)、10…R/W
制御部(R/W制御手段)、11…シフト制御部(シフト手
段)、12…駆動回路、13…通信I/F(データ転送手
段)、14…マイコン回路(手順の実行及び制御手段に相
当)。
Claims (2)
- 【請求項1】 静止画像のファイリング方法において、
画像をN個の画素に分解走査して光電変換する撮像手段
と、前記撮像手段を所定ピッチで縦方向又は/及び横方
向にシフトさせるシフト手段と、前記撮像手段から得ら
れる画像信号に対して所定の処理を施す信号処理手段
と、前記信号処理手段が処理した画像信号をA/D変換
するA/D変換器と、N画素分の画像データを記憶する
記憶手段と、前記記憶手段をアクセスしてA/D変換さ
れた画像データの書込みと読出しを制御するR/W制御
手段と、前記記憶手段から読出された画像データをホス
トコンピュータ側へ転送するデータ転送手段を具備し、
前記撮像手段が静止画像を走査して前記記憶手段にN画
素分の画像データが書込まれた後、前記撮像手段が次の
シフト位置へセットされて前記静止画像の走査が開始さ
れる前に、前記R/W制御手段が前記記憶手段に書込ま
れている画像データを読出し、その画像データを前記デ
ータ転送手段でホストコンピュータ側へ転送する手順を
繰返し、1フレームの静止画像を(N×撮像手段のシフ
ト回数)個の画素数に分解した画像データを前記ホスト
コンピュータ側のデータ格納手段へ格納させることを特
徴とする静止画像のファイリング方法。 - 【請求項2】 スライドプロジェクタの光軸方向に撮像
手段を対向させて配置させると共に、1フレームの静止
画像の画像データをホストコンピュータ側へ転送する度
に前記スライドプロジェクタを制御して次のスライドフ
ィルムをセットさせる制御手段を設けた請求項1の静止
画像のファイリング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20686593A JPH0744692A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 静止画像のファイリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20686593A JPH0744692A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 静止画像のファイリング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0744692A true JPH0744692A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16530325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20686593A Pending JPH0744692A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 静止画像のファイリング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744692A (ja) |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP20686593A patent/JPH0744692A/ja active Pending
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