JPH0744675A - 液滴カウンタ - Google Patents

液滴カウンタ

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Publication number
JPH0744675A
JPH0744675A JP18611493A JP18611493A JPH0744675A JP H0744675 A JPH0744675 A JP H0744675A JP 18611493 A JP18611493 A JP 18611493A JP 18611493 A JP18611493 A JP 18611493A JP H0744675 A JPH0744675 A JP H0744675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
liquid
droplet
drop
dropped
Prior art date
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Pending
Application number
JP18611493A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoshi Kishi
素志 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH0744675A publication Critical patent/JPH0744675A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液滴の反射率などの光学的性質や外乱光の影
響に関わらず、正確に滴下した液滴の滴下数を計数す
る。 【構成】 滴下センサ5の検出面5aは、圧電素子から
構成されており、細管10の垂直下方に斜めに配置され
ている。滴下液滴4がこの検出面5aに衝突すると、滴
下センサ5は、衝突に伴う圧力に正比例した値を表す信
号を、信号変換器6に出力する。この信号変換器6は、
滴下センサ5からの信号の値に基づいて、コントローラ
7に「H」か「L」かの信号を出力する。そして、信号
変換器6からの信号が「H」から「L」への立ち下がる
と、コントローラ7はカウント値を1つインクリメント
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液を液滴状態で滴下さ
せて、滴下した液滴状態の滴下数の数を数える液滴カウ
ンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭62−109271号公報
に記載されているように、この種の液滴カウンタにおい
ては、液滴が滴下したか否かを検出する検出部は、LE
Dなどの投光器とフォトダイオードなどの受光器とを組
み合わせた光学的検出器で構成されていた。
【0003】このような液滴カウンタにおいて、投光器
と受光器との各素子間に液滴が通過した場合、投光器に
より投光された光が液滴により遮断されて、受光器が受
光する光量が減少するように構成されていた。このため
受光器の出力信号レベルに変化が生じ、この出力信号の
変化を捕らえることにより液滴の滴下を検出すると共
に、滴下数を計数するように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような光学的検出器を用いた液滴カウンタでは、光の反
射率の大きい非透明な液滴の場合には、受光器により受
光される光量が大きく減少し、その出力信号レベルに大
きな変化が生じるため液滴の検出は可能であったが、光
の反射率の小さい透明体、例えば水のような液滴の場合
には、受光器により受光される光量がほとんど変化せ
ず、したがってその出力信号レベルもほとんど変化しな
いために、液滴を検出することが困難であった。
【0005】また、このような光学的検出器は、太陽光
や屋内光などの外乱光の影響を受けやすいため、誤動作
が生じやすく、かかる誤動作を防止するために、光学部
や電気回路部に特別な工夫が必要であるという問題点が
あった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、液滴の反射率などの光学的性質
や外乱光の影響に関わらず、正確にその液滴の滴下数を
計数することができる液滴カウンタを提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の液滴カウンタは、液滴の滴下経路中でその液
滴が滴下するように設けられ、液滴が衝突したことを感
知する衝撃感知手段と、衝撃感知手段からの信号に基づ
き液滴が滴下したことを判定する滴下判定手段と、滴下
判定手段からの信号に基づき滴下数を計数する液滴計数
手段とを備えている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の液滴カウンタにお
いては、衝撃感知手段は、液滴の滴下経路中でその液滴
が滴下するように設けられ、液滴の反射率などの光学的
性質や外乱光の影響に関わらず、液滴が衝突したことを
自動的に感知し、液滴の滴下を検出可能にしている。滴
下判定手段は、衝撃感知手段からの信号に基づき液滴が
滴下したことを判定する。液滴計数手段は、滴下判定手
段からの信号に基づき滴下数を計数する。
【0009】
【実施例】以下、洗浄液を交換すべきか否かを判定する
洗浄液交換時期告知装置1において、本発明を具体化し
た一実施例図面を参照して説明する。
【0010】図1に示すように、洗浄液交換時期告知装
置1においては、洗浄液を貯める検液収納管2の中央部
2aをはさんで、液面センサ3が対向するように配置さ
れている。この検液収納管2の下方には、滴下センサ5
が配置されている。この滴下センサ5は、信号変換器6
を介してコントローラ7に接続されている。更に、コン
トローラ7は、入力装置であるキーボード8と、表示装
置である表示パネル9とに接続されている。
【0011】検液収納管2の全体形状は、注射器状であ
って、下部2cに細管10を備えており、細管10の垂
直下方に液滴を滴下するように構成されている。
【0012】液面センサ3は、検出部にLEDなどの投
光器とフォトダイオードなどの受光器とを組み合わせた
光学的検出器を用いており、投光器と受光器との間に液
または液滴が有った場合、投光器により投光された光が
液または液滴により遮断されて、受光器が受光する光量
が減少するように構成されている。この液面センサ3
は、このため受光器の出力信号レベルに変化が生じると
共に、出力信号の変化を捕らえることにより、液面が予
め設定された位置に達したことを検出するように構成さ
れている。
【0013】また、滴下センサ5においては、圧力が加
わると抵抗率が変化する圧電素子であるエピゾ素子が検
出面5aに用いられている。この検出面5aは、前記細
管10の垂直下方で、上向きに斜めに配置されており、
前記細管10から滴下してきた液滴がこの検出面5aに
衝突するように構成されている。更に、滴下センサ5
は、エピゾ素子の抵抗率が液滴の衝突に伴って変化する
と、その圧力と正比例した値を表すアナログ信号を信号
変換器6へ自動的に出力するように構成されている。よ
って、滴下センサ5によって液滴の滴下を検出可能に構
成されている。
【0014】その信号変換器6は、滴下センサ5からの
アナログ信号を受けて「H」、「L」の2種類の値で表
されるロジック信号に変換している。この信号変換器6
は、アナログ値がしきい値hを越える場合、「H」の信
号をコントローラ7に出力し、また、アナログ値がしき
い値h以下である場合、「L」の信号をコントローラ7
に出力するように構成されている。このように、信号変
換器6は、滴下センサ5の出力信号に基づいて、液滴が
滴下したか否かを自動的に判定するように構成されてい
る。
【0015】コントローラ7は、演算装置であるCPU
7a、記憶装置であるROM7b及びRAM7c、入出
力装置である入出力回路(I/O)7dを有している。
このコントローラ7は、液面センサ3、滴下センサ5、
信号変換器6、キーボード8、及び表示パネル9と各種
信号のやり取りを入出力回路7dを介して行って、洗浄
液交換時期告知装置1全体の制御するように構成されて
いる。また、このCPU7aは、演算機能のほかにタイ
マー機能を備えている。RAM7cには、滴下した液滴
の滴下数を記憶するためのカウント領域が設けられてい
る。
【0016】また、キーボード8には、その液下数を計
数する計数時間を設定するためのキーが並んでいる。表
示パネルは9は、コントローラ7の処理結果や処理の途
中の状態を示すように、CRTやLCD等から構成され
ている。
【0017】次に、図2及び図3を参照して滴下数を計
数する作動について説明する。
【0018】まず、作業者が図示しない洗浄装置内の検
液となる洗浄液を検液収納管2に上面2bまで充満しす
ると、検液は、細管10の末端部10aから液滴となっ
て滴下しはじめる。それに応じて液面は、検液収納管2
の上面2bから次第に下方に下がり始める。この状態
で、作業者はキーボード8から計数時間(1分)を設定
し、コントローラ7に処理開始の指示を与える。
【0019】液面が液面センサ3によって検出される
と、コントローラ7はタイマー機能を作動させ、RAM
7cのカウント領域を初期化し、滴下数の計数する処理
を開始する。
【0020】滴下した滴下液滴4が、図2(a)に示す
ように、滴下センサ5に達する以前では、滴下センサ5
の検出面5aには圧力が生じていないので、滴下センサ
5からゼロを示す出力信号が信号変換器6に出力され、
更に、その信号変換器6から「L」の信号がコントロー
ラ7に出力されている。
【0021】そして、図2(b)に示すように、その滴
下液滴4の一部が検出面5aに衝突すると(図3のタイ
ミングt1)、滴下センサ5からの出力信号の示す値は
増加し始める。その滴下センサ5からの出力信号によっ
て示される値が予め設定されたしきい値hを越えると、
信号変換回路6によるコントローラ7への出力信号が
「L」から「H」の信号に変わる(t2)。
【0022】次に、図2(c)に示すように、滴下液滴
4が検出面5aに衝突すると、滴下液滴4の衝突に伴う
圧力が最大に達し、滴下センサ5からの出力信号の示す
値も最大になる(t3)。その後、滴下センサ5からの
出力信号の示す値が減少していく、このとき、信号変換
回路6による出力信号は「H」である。
【0023】そして、図2(d)に示すように、滴下液
滴4が検出面5a上を下方につたっていき、その一部が
検出面5aから離れ始めるとき、滴下センサ5からの出
力信号によって示される値がしきい値hより低下して、
信号変換回路6による出力信号が「H」から「L」の信
号に変わる(t4)。この信号変換回路6による出力信
号の立ち下がりが生じると、コントローラ7は、滴下液
滴4が検出面5aに衝突したこと、即ち、滴下液滴4が
滴下したことを検出して、RAM7cのカウンタ領域の
カウント値を1だけインクリメントする。
【0024】ついに、図2(e)に示すように、滴下液
滴4全体が検出面5aから離れると、滴下センサ5から
ゼロを示す出力信号が信号変換器6に出力され、更に、
信号変換器6から「L」の出力信号がコントローラ7に
出力される。こうして、洗浄液の反射率などの光学的性
質や外乱光の影響に関わらず、正確に滴下した液下数を
計数することができる(t4,t5,t6,・・・)。
このコントローラ7は、1分間、滴下した滴下液滴4の
滴下数を計数した後、そのカウント値に基づく告知結果
を自動的に表示パネル9に表示する。
【0025】本実施例においては、液滴の滴下に伴う圧
力に正比例する信号を出力する滴下センサ5を用い、更
に、その信号に基づき信号変換器6がしきい値hに基づ
き液滴の滴下を判定するように構成されているが、ある
強さ以上の圧力がかかると抵抗率が変化するような圧電
素子を滴下センサ5に用いれば、しきい値hを設ける必
要がない。更に、本実施例においては、信号変換器6が
出力信号の種類を変更するしきい値hは1種類である
が、その信号が「H」から「L」に変わるときのしきい
値と、「L」から「H」に変わるときのしきい値とを異
なるように設定しておいても良い。
【0026】また、本実施例においては、コントローラ
7が信号変換器6の信号の立ち下がりに基づきカウント
値を1つだけインクリメントしているが、信号変換器6
の信号の立ち下がりに基づきインクリメントするように
構成しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の液滴カウンタにおいては、液滴の滴下経路中に衝
撃感知手段を配置して、その衝撃感知手段に滴下に伴う
衝撃を検出可能にしているので、液滴の反射率などの光
学的性質や外乱光の影響に関わらず、滴下する液滴の滴
下数を正確に計数することができる。また、外乱光のた
めの工夫をする必要が無いので、コスト低減や装置の小
型化につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図2は上記実施例の検出部分における滴液の時
間的変化を示す説明図である。
【図3】図3は上記実施例におけるタイミングチャート
である。
【符号の説明】
4 滴下液滴 5 圧電素子 6 信号変換器 7 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を液滴状態で滴下させ、滴下した液
    滴の滴下数を計数する液滴カウンタにおいて、 前記液滴の滴下経路中でその液滴が滴下するように設け
    られ、前記液滴が衝突したことを感知する衝撃感知手段
    と、 前記衝撃感知手段からの信号に基づき液滴が滴下したこ
    とを判定する滴下判定手段と、 前記滴下判定手段からの信号に基づき前記滴下数を計数
    する液滴計数手段とを備えたことを特徴とする液滴カウ
    ンタ。
JP18611493A 1993-07-28 1993-07-28 液滴カウンタ Pending JPH0744675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18611493A JPH0744675A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 液滴カウンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18611493A JPH0744675A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 液滴カウンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0744675A true JPH0744675A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16182613

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18611493A Pending JPH0744675A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 液滴カウンタ

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JP (1) JPH0744675A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226346A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Ihi Corp 塗装装置の噴射量制御方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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