JPH0744510B2 - デスタッフ回路 - Google Patents

デスタッフ回路

Info

Publication number
JPH0744510B2
JPH0744510B2 JP3136732A JP13673291A JPH0744510B2 JP H0744510 B2 JPH0744510 B2 JP H0744510B2 JP 3136732 A JP3136732 A JP 3136732A JP 13673291 A JP13673291 A JP 13673291A JP H0744510 B2 JPH0744510 B2 JP H0744510B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
voltage controlled
destuff
controlled oscillator
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3136732A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04360432A (ja
Inventor
徳夫 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3136732A priority Critical patent/JPH0744510B2/ja
Publication of JPH04360432A publication Critical patent/JPH04360432A/ja
Publication of JPH0744510B2 publication Critical patent/JPH0744510B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基幹伝送系、公衆網、
加入者系等の伝送系に用いられるディジタル伝送/交換
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル伝送系において同期伝送を行
う方式としてスタッフ多重方式がある。例えば、SON
ET(Synchronous OpticalNet
work)においては、バイト単位のスタッフ多重によ
り同期伝送を可能としている。
【0003】図3に従来のスタッフ多重装置における受
信回路、デスタッフ処理回路の構成を示す。図におい
て、受信データ線301、受信クロック線302、デス
タッフ制御線303を通してそれぞれ受信データ、受信
クロック、デスタッフ制御信号が供給される。受信デー
タと受信クロックは周波数及び位相同期した信号であ
り、デスタッフ制御信号は送信部でスタッフ時に受信デ
ータに挿入されたスタッフ情報を受信側で受信すると
“1”、スタッフが無い場合は“0”となるものとす
る。
【0004】スタッフ方式としては、送信データにダミ
ーデータを挿入してデータ信号を遅らせるポジティブス
タッフ(Pスタッフ)と、送信データを早めるネガティ
ブスタッフ(Nスタッフ)があるが、ここではバイト単
位のPスタッフに対応するPデスタッフ制御を例にとり
説明する。
【0005】Pデスタッフ処理は送信側でのPスタッフ
処理で挿入されたダミーデータを除く受信データをバッ
ファメモリ307に書き込み、受信データに含まれる正
確なクロック周波数でバッファメモリ307を読み出す
ことにより達成される。図3では、デスタッフ制御信号
が“0”の場合、受信データを書き込みアドレス生成回
路304に従い順次バッファメモリ307に書き込む。
一方、デスタッフ制御信号が“1”の場合には、1回の
Pスタッフで挿入された1バイトのダミーデータを削除
するために、受信クロックを8クロック連続的に歯抜け
させ、ダミーデータのバッファメモリ307への書き込
みを禁止することにより達成される。
【0006】電圧制御発振器310は受信データの正確
な周波数のクロック信号を発生するための発振器であ
る。読み出しアドレス生成回路311は電圧制御発振器
310の出力クロック信号に基づき、バッファメモリ3
07の読み出しタイミングを生成する。位相比較器30
8はPスタッフ処理時の8クロック連続歯抜け成分が含
まれる書き込みアドレス生成回路304の出力と読み出
しアドレス生成回路311の出力の位相比較を行い、ロ
ーパスフィルタ309で高域周波数成分をカットしたの
ち電圧制御発振器310の発振周波数を制御し、電圧制
御発振器310の発振周波数を受信データの正確なデー
タ周波数にロックさせる。この制御により、バッファメ
モリ307への書き込み周波数と読み出し周波数が等し
くなるのでバイト単位のデスタッフ処理が実現される。
また、デスタッフが連続発生、例えば、デスタッフ制御
信号がN回連続で“1”となった場合でも、N×8個の
クロックを連続的に歯抜けすることによりデスタッフ処
理を行うことが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3に示されたデスタ
ッフ処理回路においては、スタッフによって挿入された
ダミーデータを削除するために、受信クロック信号に連
続的歯抜けを発生させ、読み出しクロックの周波数制御
はこの連続歯抜けクロック信号と電圧制御発振器310
の出力の位相比較に基づいて行われる。そのため、連続
歯抜け時には電圧制御発振器310の出力クロックの周
波数が大きく変動するため、出力データ線312に出力
される出力データの時間的変動量、つまり、ジッタが急
増するという問題が生じている。
【0008】本発明の目的は、出力データのジッタ発生
を抑圧することを可能とするデスタッフ回路を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、受信デ
ータに挿入されているデスタッフ情報に基づいて該受信
データが書き込まれるメモリと、電圧制御により発振ク
ロックの周波数を制御する電圧制御発振手段と、該電圧
制御発振手段の制御周期を与える基準タイミング生成手
段と、前記メモリへの書き込みクロック信号のクロック
周波数と前記電圧制御発振手段の出力の周波数差の計数
手段を有し、該周波数差計数手段の出力に基づいて予め
定められた電圧ステップ幅で前記電圧制御発振手段出力
であるクロック信号の周波数制御を行うことを特徴とす
るデスタッフ回路が得られる。
【0010】また、本発明によれば、受信データに挿入
されているデスタッフ情報に基づいて該受信データが書
き込まれるメモリと、電圧制御により発振クロックの周
波数を制御する電圧制御発振手段と、該電圧制御発振手
段の制御周期を与える基準タイミング生成手段と、前記
メモリへの書き込みクロック信号のクロック周波数と前
記電圧制御発振手段の出力の周波数差の計数手段と、該
周波数差計数手段の出力に基づいて周波数同期状態の判
定を行う状態制御手段とを有し、該状態制御手段に基づ
き予め定められた電圧ステップ幅または前記周波数差計
数手段の計数値に相当する電圧ステップ幅で前記電圧制
御発振手段の出力であるクロック信号の周波数制御を行
うことを特徴とするデスタッフ回路が得られる。
【0011】
【実施例】図1に本発明の実施例であるスタッフ多重装
置における受信回路、デスタッフ処理回路の構成を示
す。同図において、受信データ線101、受信クロック
線102、デスタッフ制御線103を通して受信デー
タ、受信クロック、デスタッフ制御信号がそれぞれ供給
される。本実施例では、書き込みアドレス生成回路10
4、バッファメモリ107、電圧制御発振器110、読
み出しアドレス生成回路111に加えて、周波数差計数
回路105、極性補正回路106、基準クロック源11
3を備えている。受信データと受信クロックは周波数及
び位相同期した信号であり、デスタッフ制御信号は送信
部でスタッフ時に受信データに挿入されたスタッフ情報
を受信側で受信すると“1”、スタッフが無い場合は
“0”となるものとする。
【0012】ここではバイト単位のPスタッフに対応し
たPデスタッフ制御を例にとり説明する。Pデスタッフ
処理は送信側でのPスタッフ処理で挿入されたダミーデ
ータを除く受信データをバッファメモリ107に書き込
み、受信データに含まれる正確なクロック周波数でバッ
ファメモリ107を読み出すことにより達成される。
【0013】図1では、デスタッフ制御信号が“0”の
場合、受信データを書き込みアドレス生成回路104に
従い順次バッファメモリ107に書き込む。一方、デス
タッフ制御信号が“1”の場合には、1回のPスタッフ
で挿入された1バイトのダミーデータを削除するため
に、受信クロックを8クロック連続的に歯抜けさせ、ダ
ミーデータのバッファメモリ107への書き込みを禁止
することによりバッファメモリ107へのスタッフ発生
で受信データ101に挿入されたダミーデータを除くデ
ータ信号の書き込みを行う。
【0014】一方、バッファメモリ107からの読み出
しクロック生成の為に、連続的に歯抜けがあるバッファ
メモリ107の書き込みクロックと電圧制御発振器11
0の出力との周波数差を基準クロック源113のクロッ
ク周期(T)毎に周波数差計数回路105で計数する。
この計数結果に基づき、基準クロック源113のクロッ
ク周期T毎に予め定めた制御量(±X)で電圧制御発振
器110の発振周波数を制御する。
【0015】デスタッフ制御信号が“0”の場合、受信
データを書き込みアドレス生成回路104に従い順次バ
ッファメモリ107に書き込む。デスタッフ制御信号が
“1”の場合には、1回のPスタッフで挿入された1バ
イトのダミーデータを削除するために受信クロックを8
クロック連続的に歯抜けさせ、ダミーデータのバッファ
メモリ107への書き込みを禁止する。
【0016】一方、周波数差計数回路105は電圧制御
発振器110の出力クロック信号とバッファメモリ10
7への書き込みクロック信号の周波数差を計数する。極
性補正回路106は周波数差計数回路105の出力に基
づき電圧制御発振器110の発振周波数を制御する。電
圧制御発振器110のクロック信号がバッファメモリ1
07の書き込みクロック信号よりも早い場合は、−Xだ
け電圧制御発振器110の制御電圧を小さくし電圧制御
発振器110の発振周波数を遅くする。
【0017】逆に、電圧制御発振器110のクロック信
号がバッファメモリ107の書き込みクロック信号より
も遅い場合は、+Xだけ電圧制御発振器110の制御電
圧を大きくし電圧制御発振器110の発振周波数を早く
する。この制御周期は基準クロック源113の周期
(T)で行われる。
【0018】この制御により電圧制御発振器110の出
力を受信データの正確な周波数にロックさせることが可
能となり、読み出しアドレス生成回路111は電圧制御
発振器110の出力に基づきバッファメモリ107の読
み出しタイミングを生成し、バッファメモリ107の読
み出し出力を出力データ信号線112を通して出力す
る。極性補正回路106の制御量、基準クロック源11
3の周期Tはジッタ抑圧量を決定するパラメータとな
り、T時間内での周波数変動量を制御することにより所
望のジッタ抑圧を達成することが可能となる。
【0019】図2に本発明の他の実施例であるスタッフ
多重装置における受信回路、デスタッフ処理回路の構成
を示す。この実施例では、図1の構成に加えて、周波数
差補正回路214、状態制御回路215、セレクタ21
6を備えている。
【0020】状態制御回路215は周波数差計数回路1
05の計数結果に基づいて電圧制御発振器110がバッ
ファメモリ107の書き込みクロック信号に引き込まれ
たかどうかの判定を行う。周波数差がYHz以下であれば
周波数同期状態、YHzより大きければ周波数引き込み過
程状態と判定する。セレクタ216は状態制御回路21
5によって制御され、周波数同期状態では極性補正回路
106の制御、つまり、±Xの制御を選択し、周波数引
き込み過程状態では周波数差補正回路214の制御を選
択し、電圧制御発振器110の発振周波数を制御する。
【0021】周波数差補正回路214は周波数差計数回
路105の計数結果に基づいた電圧制御を行うものであ
り、例えば周波数差計数回路105で電圧制御発振器1
10の発振周波数がバッファメモリ107の書き込みク
ロック信号より早かった場合には、10ppm だけ電圧制
御発振器110の発振周波数が遅くなるような制御を行
い、速やかな周波数引き込みを達成する。周波数同期状
態ではT周期で±Xの制御でしか電圧制御発振器110
の発振周波数が変動しないのでジッタ発生量の抑圧が可
能となる。
【0022】周波数差補正回路214、極性補正回路1
06のT周期毎の電圧制御方式としてはディジタル的に
T周期で加算し、その結果をディジタル/アナログ変換
する方式、アナログ加算で行う方式が考えられる。
【0023】
【発明の効果】このように、本発明によれば電圧制御発
振器を位相制御ではなく、周波数差量を用いて制御する
ことにより、デスタッフ処理によって発生するジッタ量
を抑圧することが可能となる。また、周波数補正と極性
補正を制御し、周波数引き込み過程では周波数補正で電
圧制御回路の制御電圧を制御することにより速やかな周
波数引き込みを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるデスタッフ回路。
【図2】本発明の他の実施例の回路図である。
【図3】従来のデスタッフ回路の構成図である。
【符号の説明】
101 受信データ線 102 受信クロック線 103 デスタッフ制御線 104 書き込みアドレス生成回路 105 周波数差計数回路 106 極性補正回路 107 バッファメモリ 110 電圧制御発振器 111 読み出しアドレス生成回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッフ多重された受信データのデスタ
    ッフ処理を行うデスタッフ受信回路において、該受信デ
    ータに挿入されているデスタッフ情報に基づいて該受信
    データが書き込まれるメモリと、電圧制御により発振ク
    ロックの周波数を制御する電圧制御発振手段と、該電圧
    制御発振手段の制御周期を与える基準タイミング生成手
    段と、前記メモリへの書き込みクロック信号のクロック
    周波数と前記電圧制御発振手段の出力の周波数差の計数
    手段とを有し、該周波数差計数手段の出力に基づいて予
    め定められた電圧ステップ幅で前記電圧制御発振手段の
    出力であるクロック信号の周波数制御を行うことを特徴
    とするデスタッフ回路。
  2. 【請求項2】 スタッフ多重された受信データのデスタ
    ッフ処理を行うデスタッフ受信回路において、該受信デ
    ータに挿入されているデスタッフ情報に基づいて該受信
    データが書き込まれるメモリと、電圧制御により発信ク
    ロックの周波数を制御する電圧制御発振手段と、該電圧
    制御発振手段の制御周期を与える基準タイミング生成手
    段と、前記メモリへの書き込みクロック信号のクロック
    周波数と前記電圧制御発振手段の出力の周波数差の計数
    手段と、該周波数差計数手段の出力に基づいて周波数同
    期状態の判定を行う状態制御手段とを有し、該状態制御
    手段に基づき予め定められた電圧ステップ幅または前記
    周波数差計数手段の計数値に相当する電圧ステップ幅で
    前記電圧制御発振手段の出力であるクロック信号の周波
    数制御を行うことを特徴とするデスタッフ回路。
JP3136732A 1991-06-07 1991-06-07 デスタッフ回路 Expired - Lifetime JPH0744510B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3136732A JPH0744510B2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 デスタッフ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3136732A JPH0744510B2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 デスタッフ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04360432A JPH04360432A (ja) 1992-12-14
JPH0744510B2 true JPH0744510B2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=15182215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3136732A Expired - Lifetime JPH0744510B2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 デスタッフ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0744510B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1011224B1 (en) * 1998-10-02 2009-08-19 Thomson Consumer Electronics, Inc. Data rate conversion

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04360432A (ja) 1992-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2777929B2 (ja) 非同期信号抽出回路
US5359605A (en) Circuit arrangement for adjusting the bit rates of two signals
JPH0591076A (ja) 同期デイジタルハイアラーキ用伝送装置
US5357514A (en) Distributed bit-by-bit destuffing circuit for byte-stuffed multiframe data
JP4541155B2 (ja) フレーム同期化デバイス及び方法
US5282223A (en) Digital transmission control equipment
JPH0744510B2 (ja) デスタッフ回路
JP3945287B2 (ja) データ受信回路、データ受信方法
JP2865115B2 (ja) デスタッフ回路
JP3044853B2 (ja) デスタッフ回路
JP3102164B2 (ja) デスタッフ回路
US5548624A (en) Destuff circuit for asynchronous digital signals
JPH05130064A (ja) デスタツフ回路
JP3090591B2 (ja) クロック再生装置
JP2963194B2 (ja) ジッタ抑圧回路
KR0126854B1 (ko) 동기식 다중장치의 에이유(au) 포인터 조정지터 감소장치
JP2870273B2 (ja) デスタッフ回路
JP3348840B2 (ja) 装置内クロック選択切替時における低速伝送信号出力方式
US6084442A (en) Digital oscillator for generating two fixed pulse signals from one clock
JP3030783B2 (ja) 受信データ同期回路
JPH0723015A (ja) デスタッフ回路
JPH1070525A (ja) タイミング再生回路
JP3949595B2 (ja) ジッタ抑圧回路
JP3140285B2 (ja) データレート変換装置
JP2630057B2 (ja) ディジタル同期網のデスタッフ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960130