JPH07442U - スポーツ用具用ポール - Google Patents

スポーツ用具用ポール

Info

Publication number
JPH07442U
JPH07442U JP035672U JP3567293U JPH07442U JP H07442 U JPH07442 U JP H07442U JP 035672 U JP035672 U JP 035672U JP 3567293 U JP3567293 U JP 3567293U JP H07442 U JPH07442 U JP H07442U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
pole
outer peripheral
peripheral surface
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP035672U
Other languages
English (en)
Inventor
貞男 内藤
Original Assignee
貞男 内藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 貞男 内藤 filed Critical 貞男 内藤
Priority to JP035672U priority Critical patent/JPH07442U/ja
Publication of JPH07442U publication Critical patent/JPH07442U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多様性、面白み、趣味性及び商品性を飛躍的
に高めるとともに、加えて、印刷時の大幅な工数低減、
コストダウン、作業環境の改善及び品質向上を図る。 【構成】 ポール材1oの外周面1fの一部又は全部
に、ホログラム2を形成又は転写してなる。この場合、
外周面1fには、アルミ蒸着シート5に設けたホログラ
ム2を転写できるとともに、さらに、ホログラム2の上
には、ホログラム2の一部を露出させるマスク印刷面3
を設けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスキーストック又はゴルフクラブ等に用いて好適なスポーツ用具用ポ ールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スキーストック等に用いるポールは、アルミニウム素材等によりパイプ 状に形成したポール材の外周面に、アクリル系、メラミン系又はエポキシ系の基 礎塗料を塗布し、この上に、シルクスクリーン印刷法により、模様や文字等の図 柄を印刷していた。なお、印刷する図柄が多色かつ複雑なパターンの場合には、 それに応じて多重印刷を行う。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、シルクスクリーン印刷を施した従来のポールは外観的な表現範囲が配 色や模様の範囲に止まるため、面白みや趣味性、さらには商品性を高めるには限 界があるとともに、図柄にグラデュエーションを表現できないなど、印刷可能な 図柄の多様性にも限界があった。
【0004】 また、製造に際してはインクによる印刷工程を必要とするため、次のような問 題点もあった。即ち、ポール材の外周面は曲面かつテーパを有するため、印刷時 にはポール材をローリング(回転)させつつ印刷する必要があるとともに、多重 印刷を行う場合には、位置合わせ等を含む煩雑な印刷工程を多重数に応じて繰り 返さなければならず、著しい工数増加とコストアップを招く。しかも、ローリン グ印刷及び多重印刷のため、高い印刷品質を得れないとともに、印刷に液性のイ ンクを使用することから、インクの臭いや汚れ等が発生して作業環境の低下を招 いてしまう。
【0005】 本考案はこのような従来の技術に存在する課題を解決したものであり、多様性 、面白み、趣味性及び商品性を飛躍的に高めることができるとともに、加えて、 印刷時の大幅な工数低減、コストダウン、作業環境の改善及び品質向上を図れる スポーツ用具用ポールの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るスポーツ用具用ポール1は、基本的に、ポール材1oの外周面1 fの一部又は全部に、ホログラム2を形成又は転写してなることを特徴とする。 この場合、外周面1fには、アルミ蒸着シート5に設けたホログラム2を転写で きるとともに、さらに、ホログラム2の上には、ホログラム2の一部を露出させ るマスク印刷面3を設けることができる。
【0007】
【作用】
本考案に係るスポーツ用具用ポール1によれば、ポール材1oの外周面1fに ホログラム2が形成又は転写される。一般に、ホログラム2は光波の干渉により 三次元像が得られるため、ポール1の外観は配色や模様による表現範囲に加えて 、三次元像を表現でき、面白みや趣味性を高めることができる。また、ホログラ ム2の上に、ホログラム2の一部が露出するマスク印刷面3を施せば、より多様 性を高めることもできる。一方、ホログラム2はポール材1oの外周面1fに、 直接形成又は転写、例えば、アルミ蒸着シート5に形成したホログラム2を転写 して製造できるため、基本的には製造時におけるシルクスクリーン印刷工程が不 要となる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図1〜図4を参照して詳細に説明す る。なお、実施例はスキーストックにおけるポールを例示する。
【0009】 まず、本実施例に係るポール1の製造方法について、図4に示す工程図に従っ て説明する。
【0010】 図3中、1oはポール材を示す。ポール材1oはアルミニウム製であり、先端 が漸次細径となるパイプ状に形成する。そして、ポール材1oの外周面1fには アクリル系、メラミン系、エポキシ系又はウレタン系等の基礎塗料を塗布する( 工程A)。
【0011】 一方、ホログラム2を施したアルミ蒸着シート5を用意する。アルミ蒸着シー ト5は図3に示すように、熱転写用のフィルム11の一面にアルミ蒸着層12を 設け、このアルミ蒸着層12にホログラム2を形成する。
【0012】 そして、基礎塗料を塗布したポール材1oには、略40〜80℃程度、望まし くは40〜60℃程度の予熱を付与し(工程B)、この上に、ホログラム2を熱 転写印刷する。即ち、図3に示すように、基礎塗料を塗布したポール材1oの上 にアルミ蒸着シート5のアルミ蒸着層12を重ね合わせ(工程C)、所定の加圧 下及び加熱下で熱転写印刷を行う(工程D)。なお、このような予熱を付与する ことにより、基礎塗料がアクリル系、メラミン系又はエポキシ系であっても、良 好かつ確実な転写が行われる。
【0013】 この後、フィルム11をポール材1oから剥がせば、外周面1fの基礎塗料上 にはホログラム2が形成されたアルミ蒸着層12が転写される。
【0014】 また、ホログラム2の上には当該ホログラム2の一部を露出させるマスク印刷 面3を設ける。即ち、図3に示すように、非印刷部とする図柄3s…を除いた部 分を熱転写印刷(通常の印刷を含む)によりマスキングする。これにより、図柄 3s…の形状のみがホログラム2として現れる。図1はホログラム2(アルミ蒸 着層12)、マスク印刷面3及び図柄3s…の関係を明示したものである。なお 、マスク印刷面3は必ずしも設けることを要しない。
【0015】 これにより、外周面1fの一部にホログラム2が転写されたポール1の製造が 終了する。この後、図2に示すように、ポール1の先端部に石突部21及びリン グ22を取付けるとともに、ポール1の頭部にグリップ部23を取付ければ、ス キーストックSが完成する。
【0016】 よって、ポール1の外周面1fにホログラム2が表現されるため、ポール1の 外観は配色や模様に加えて、ホログラム2による三次元像により、ストックSの 面白みや趣味性を高めることができる。また、ホログラム2の上に、ホログラム 2の一部を露出させるマスク印刷面3を施したため、多様性及び商品性が高めら れる。さらにまた、製造に際しては、基本的にはシルクスクリーン印刷工程が不 要になるため、印刷工程における大幅な工数低減及びコストダウンが図られる。 しかも、ローリング印刷及び多重印刷が不要なため、高い印刷品質を得れるとと もに、印刷に液性のインクを使用しないことから、インクの臭いや汚れ等が発生 して作業環境の低下を招く弊害が解消される。
【0017】 以上、実施例について詳細に説明したが、本考案はこのような実施例に限定さ れるものではない。例えば、ホログラムはポールの外周面の全部に設けてもよい 。また、ホログラムを転写する場合を例示したが、ポールの外周面にホログラム を直接形成してもよい。さらにまた、スキーストックを例示したが、ゴルフクラ ブにおけるポールにも同様に適用できる。その他、細部の構成、形状、材料等に おいて、本考案の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0018】
【考案の効果】
このように、本考案に係るスポーツ用具用ポールは、基本的にポール材の外周 面の一部又は全部に、ホログラムを形成又は転写して構成するため、多様性、面 白み、趣味性及び商品性を飛躍的に高めることができるとともに、加えて、印刷 時の大幅な工数低減、コストダウン、作業環境の改善及び品質向上を達成できる という顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るポールにおける転写及び印刷状態
を明示する模式的構成図、
【図2】同ポールを用いたスキーストックの正面図、
【図3】同ポールの製造方法の説明図、
【図4】同ポールの製造方法の一部を示す工程図、
【符号の説明】
1 スポーツ用具用ポール 1o ポール材 1f 外周面 2 ホログラム 3 マスク印刷面 5 アルミ蒸着シート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポール材の外周面の一部又は全部に、ホ
    ログラムを形成又は転写してなることを特徴とするスポ
    ーツ用具用ポール。
  2. 【請求項2】 ポール材の外周面の一部又は全部に、ア
    ルミ蒸着シートに設けたホログラムを転写してなること
    を特徴とするスポーツ用具用ポール。
  3. 【請求項3】 ポール材の外周面の全部又は一部にホロ
    グラムを形成又は転写するとともに、ホログラムの一部
    を露出させるマスク印刷面を設けてなることを特徴とす
    るスポーツ用具用ポール。
JP035672U 1993-06-04 1993-06-04 スポーツ用具用ポール Pending JPH07442U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP035672U JPH07442U (ja) 1993-06-04 1993-06-04 スポーツ用具用ポール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP035672U JPH07442U (ja) 1993-06-04 1993-06-04 スポーツ用具用ポール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07442U true JPH07442U (ja) 1995-01-06

Family

ID=12448375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP035672U Pending JPH07442U (ja) 1993-06-04 1993-06-04 スポーツ用具用ポール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07442U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3096871B2 (ja) * 1992-07-14 2000-10-10 タキゲン製造株式会社 ケーブル用のクランプ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3096871B2 (ja) * 1992-07-14 2000-10-10 タキゲン製造株式会社 ケーブル用のクランプ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6287221B1 (en) Baseball bat article
US20020039928A1 (en) Decorative bowling ball and method therefor
JP2019519402A (ja) 球体の表面に印刷する方法および装置
US6367384B1 (en) Process for applying 4 color image to a fishing lure
US20020100378A1 (en) Objects having thereon printed full-color process image of high definition and methods for printing on the same
JPH07442U (ja) スポーツ用具用ポール
JP2004503810A5 (ja)
JP2019199073A (ja) 柄の表面処理
KR100287257B1 (ko) 신규의 인쇄용 조성물, 이를 이용한 인쇄 방법 및 장치
JP2008023944A (ja) 薄膜装飾方法および装飾された釣り・スポーツ用品
CN111101691A (zh) 一种用于艺术涂料的滚筒制作方法
JPH05329244A (ja) スポーツ用具用ポールの製造方法
US20080075865A1 (en) Ceramic bisque product with underglaze outlines
CA2605240A1 (en) Transfer printing
JPS6238160B2 (ja)
JPH10119402A (ja) 蒔絵もしくは金箔加飾を施した印材およびその製造方法
JP2021191829A (ja) 熱収縮フィルム及び柄を装飾する熱収縮フィルムの装着方法
JP3021677U (ja) ステンド装飾体
JPS61172626A (ja) 光輝性メタリツク加飾印刷を施した金属製容器蓋体等の製造方法
JP3070072U (ja) 図案を備えたゴルフボ―ル
JPH09226225A (ja) 装飾体およびその製造方法
JPH074836Y2 (ja) 印刷模様付きのスポーツ器具用シャフト
JPS6140200B2 (ja)
JPS5670882A (en) Preparating of metal decorative plate
JP2014221544A (ja) 水転写式デカールとその製造方法