JPH0744226Y2 - 乳児用ベッド - Google Patents
乳児用ベッドInfo
- Publication number
- JPH0744226Y2 JPH0744226Y2 JP1991016064U JP1606491U JPH0744226Y2 JP H0744226 Y2 JPH0744226 Y2 JP H0744226Y2 JP 1991016064 U JP1991016064 U JP 1991016064U JP 1606491 U JP1606491 U JP 1606491U JP H0744226 Y2 JPH0744226 Y2 JP H0744226Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enclosure
- bed
- baby
- bed body
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bathtub Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主として浴室で使用され
る乳児用ベッドに関するものである。
る乳児用ベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は図5に示すように槽状の本体(2A)
の一方に乳児頭部を収納する凹部(3A)を設けた浴用補助
具(1A)(実開昭59−16491号)や、図6に示すよ
うに上面が凹状に彎曲している本体(2B)からなる浴用椅
子(1B)(実公昭62−4236号)等が提供されてい
た。
の一方に乳児頭部を収納する凹部(3A)を設けた浴用補助
具(1A)(実開昭59−16491号)や、図6に示すよ
うに上面が凹状に彎曲している本体(2B)からなる浴用椅
子(1B)(実公昭62−4236号)等が提供されてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す浴用補助具(1A)では乳児を中へ寝かした時、両側壁
が手足の邪魔になり乳児が窮屈に感ずるし、母親等が乳
児を洗う時にも該両側壁が邪魔になる。また把手もない
ので、乳児を寝かせたまゝ持ち運びにくい。
示す浴用補助具(1A)では乳児を中へ寝かした時、両側壁
が手足の邪魔になり乳児が窮屈に感ずるし、母親等が乳
児を洗う時にも該両側壁が邪魔になる。また把手もない
ので、乳児を寝かせたまゝ持ち運びにくい。
【0004】 また図6に示す浴用椅子(1B)では、乳児
が該椅子にかけた時に両側壁は存在しないので、手足は
自由に動かすことが出来、第三者が乳児を洗うことが容
易に出来、また窮屈感を与えないが、乳児が椅子から転
落する危険がある。また把手もないので持ち運び困難で
ある。
が該椅子にかけた時に両側壁は存在しないので、手足は
自由に動かすことが出来、第三者が乳児を洗うことが容
易に出来、また窮屈感を与えないが、乳児が椅子から転
落する危険がある。また把手もないので持ち運び困難で
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、上面が凹弧状に彎曲して
いるベッド本体(2) に囲い枠(3) を囲設し、該囲い枠
(3) の両側 縁(31,31) を凸弧状として該ベッド本体(2)
両側部に突出させ、該囲い枠 (3) の両側縁(31,31) の前
後端部は脚部(32)となっている乳児用ベッド(1 ) を提供
するものである。
を解決するための手段として、上面が凹弧状に彎曲して
いるベッド本体(2) に囲い枠(3) を囲設し、該囲い枠
(3) の両側 縁(31,31) を凸弧状として該ベッド本体(2)
両側部に突出させ、該囲い枠 (3) の両側縁(31,31) の前
後端部は脚部(32)となっている乳児用ベッド(1 ) を提供
するものである。
【0006】
【作用】乳児(8) は上面が凹弧状に彎曲しているベッド
本体(2) 上に寝かされる。この状態で囲い枠(3) の凸弧
状両側縁(31,31) がベッド本体(2) 両側部 に突出してい
るので、該両側縁(31,31) により乳児(8) は全体的に該
両側 縁(31,31) によってホールドされ、乳児(8) はベッ
ド本体(2) 上から転落することを防止される。しかし該
囲い枠(3) の両側縁(31,31) は乳児(8)の手足が位置す
るベッド本体(2) の前後部では突出しておらず、したが
って乳児(8) は手足を自由に動かすことが出来かつ該囲
い枠(3) の両側縁(3 1,31) の前後端部は脚部(32)として
機能することが出来る。また第三者がベッドを持ち運ぶ
時には囲い枠(3) を手で持つことが出来る。
本体(2) 上に寝かされる。この状態で囲い枠(3) の凸弧
状両側縁(31,31) がベッド本体(2) 両側部 に突出してい
るので、該両側縁(31,31) により乳児(8) は全体的に該
両側 縁(31,31) によってホールドされ、乳児(8) はベッ
ド本体(2) 上から転落することを防止される。しかし該
囲い枠(3) の両側縁(31,31) は乳児(8)の手足が位置す
るベッド本体(2) の前後部では突出しておらず、したが
って乳児(8) は手足を自由に動かすことが出来かつ該囲
い枠(3) の両側縁(3 1,31) の前後端部は脚部(32)として
機能することが出来る。また第三者がベッドを持ち運ぶ
時には囲い枠(3) を手で持つことが出来る。
【0007】
【考案の効果】したがって本考案では、浴室の洗い場等
で使用することが出来、ベッド本体上面が凹弧状に彎曲
しているから、乳児がベッドに寝た時の寝心地が良好で
あり、そしてベッド本体両側部には囲い枠の凸弧状両側
縁が突出しているから、乳児は転落することを確実に防
止され、また乳児を寝かせたまゝでも安全に持ち運び出
来、一方ベッド本体の前後端部では該囲い枠の 両側縁が
突出していないから乳児は手足を自由に動かすことが出
来る。ま た該両側縁の前後端部は脚部としても機能する
から構造が簡単になる。したがって本考案のベッドがあ
ることにより、母親が一人でも乳児を入浴させることが
出来るとともに、母親にとっては両手をふさがれること
がないので、母親自身の体を洗う場合でも非常に便利で
ある。
で使用することが出来、ベッド本体上面が凹弧状に彎曲
しているから、乳児がベッドに寝た時の寝心地が良好で
あり、そしてベッド本体両側部には囲い枠の凸弧状両側
縁が突出しているから、乳児は転落することを確実に防
止され、また乳児を寝かせたまゝでも安全に持ち運び出
来、一方ベッド本体の前後端部では該囲い枠の 両側縁が
突出していないから乳児は手足を自由に動かすことが出
来る。ま た該両側縁の前後端部は脚部としても機能する
から構造が簡単になる。したがって本考案のベッドがあ
ることにより、母親が一人でも乳児を入浴させることが
出来るとともに、母親にとっては両手をふさがれること
がないので、母親自身の体を洗う場合でも非常に便利で
ある。
【0008】
【実施例】本考案を図1〜図4に示す一実施例によって
説明すれば、図に示す乳児用ベッド(1) において、(2)
は上面が凹弧状に彎曲しているベッド本体であり、該ベ
ッド本体(2) の周りには凸弧状の両側縁(31,31) を有す
る囲い枠(3) が囲設されており、該囲い枠(3) の両側縁
(31,31) は該ベッド本体(2) の両側部において該ベッド
本体(2) から上方に突出している。
説明すれば、図に示す乳児用ベッド(1) において、(2)
は上面が凹弧状に彎曲しているベッド本体であり、該ベ
ッド本体(2) の周りには凸弧状の両側縁(31,31) を有す
る囲い枠(3) が囲設されており、該囲い枠(3) の両側縁
(31,31) は該ベッド本体(2) の両側部において該ベッド
本体(2) から上方に突出している。
【0009】 該ベッド本体(2) の彎曲度は望ましくは
150〜160°にされ、また図3に示すように最低部
には複数個の水抜き穴(21)が並設されており、また上面
にはクッションシート(4) が被着されている。該クッシ
ョンシート(4) は該ベッド本体(2) の側縁部に列設され
ているピン孔(22)を介してピン(5) を止着することによ
って該ベッド本体(2) の上に取外し可能に固定されてい
る。
150〜160°にされ、また図3に示すように最低部
には複数個の水抜き穴(21)が並設されており、また上面
にはクッションシート(4) が被着されている。該クッシ
ョンシート(4) は該ベッド本体(2) の側縁部に列設され
ているピン孔(22)を介してピン(5) を止着することによ
って該ベッド本体(2) の上に取外し可能に固定されてい
る。
【0010】 該囲い枠(3) の両側縁(31,31) の中央部
には滑り止めが施されたゴムシートからなる把手部(6,
6) が設けられ、また前後端部は下面にゴム足(7,7) が
取付けられた脚部(32,32) となっており、該脚部(32,3
2) は末端で横枠(33,33) により連絡されている。
には滑り止めが施されたゴムシートからなる把手部(6,
6) が設けられ、また前後端部は下面にゴム足(7,7) が
取付けられた脚部(32,32) となっており、該脚部(32,3
2) は末端で横枠(33,33) により連絡されている。
【0011】 上記ベッド(1) は例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン共重合体等のプラスチックからな
り、防黴防菌処理が施されていることが望ましい。また
クッションシート(4) は例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等のプラスチッ
クの発泡体からなる。使い勝手が良い点から吸水性のな
い独立気泡を有するポリエチレン発泡体はクッションシ
ート(4) の材料として望ましいものである。またこれら
プラスチック発泡体には同様防黴防菌処理が施されてい
ることが望ましい。
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン共重合体等のプラスチックからな
り、防黴防菌処理が施されていることが望ましい。また
クッションシート(4) は例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等のプラスチッ
クの発泡体からなる。使い勝手が良い点から吸水性のな
い独立気泡を有するポリエチレン発泡体はクッションシ
ート(4) の材料として望ましいものである。またこれら
プラスチック発泡体には同様防黴防菌処理が施されてい
ることが望ましい。
【0012】 上記構成において、図2に示すように乳
児(8) をベッド(1) 上に寝かせると、囲い枠(3) は上記
したように弾性を有するプラスチックからなるので、ス
プリング作用を有して柔らかなクッション感覚が得られ
る。またベッド本体(2) は前記したように適度な角度で
凹弧状に彎曲しているので、乳児が最もリラックス出来
る状態で寝かせることが出来る。
児(8) をベッド(1) 上に寝かせると、囲い枠(3) は上記
したように弾性を有するプラスチックからなるので、ス
プリング作用を有して柔らかなクッション感覚が得られ
る。またベッド本体(2) は前記したように適度な角度で
凹弧状に彎曲しているので、乳児が最もリラックス出来
る状態で寝かせることが出来る。
【0013】 そしてベッド(1) 上に寝かせた乳児(8)
は囲い枠(3)の両側縁(31,31) によってホールドされ、
ベッド(1) から転落することが確実に防止されるが、該
囲い枠(3) の両側縁(31,31) はベッド本体(2) 両 側部の
前後部分には突出しておらず、乳児(8) の手足に干渉し
ないから、乳児(8) は手足を自由に動かすことが出来る
し、第三者が乳児(8) を寝かせたり、起こしたり、ある
いは洗ったりすることも囲い枠(3) に干渉されることな
く容易に行なうことが出来る。
は囲い枠(3)の両側縁(31,31) によってホールドされ、
ベッド(1) から転落することが確実に防止されるが、該
囲い枠(3) の両側縁(31,31) はベッド本体(2) 両 側部の
前後部分には突出しておらず、乳児(8) の手足に干渉し
ないから、乳児(8) は手足を自由に動かすことが出来る
し、第三者が乳児(8) を寝かせたり、起こしたり、ある
いは洗ったりすることも囲い枠(3) に干渉されることな
く容易に行なうことが出来る。
【0014】 またベッド(1) は囲い枠(3) の両側縁(3
1,31) の把手部(6,6) を手で握って乳児(8) を寝かせた
まゝでも容易に持ち運び出来、またベッド本体(2) や囲
い枠(3) の両側縁(31,31) もなだらかな弧状になってお
り、またクッションシート(4) が取外し可能であるので
洗いが極めて楽に出来るし、不使用時には図4に示すよ
うに囲い枠(3) の一方の横枠(33)を壁WのフックHに掛
けたり、壁Wに単にたてかけたりすることが出来る。
1,31) の把手部(6,6) を手で握って乳児(8) を寝かせた
まゝでも容易に持ち運び出来、またベッド本体(2) や囲
い枠(3) の両側縁(31,31) もなだらかな弧状になってお
り、またクッションシート(4) が取外し可能であるので
洗いが極めて楽に出来るし、不使用時には図4に示すよ
うに囲い枠(3) の一方の横枠(33)を壁WのフックHに掛
けたり、壁Wに単にたてかけたりすることが出来る。
【0015】 本実施例では囲い枠(3) の両側縁(31,3
1) の脚部(32,32) は末端で横枠(33)によって連絡され
ているが、本考案にとって横枠(33)は必ずしも必須のも
のではない。
1) の脚部(32,32) は末端で横枠(33)によって連絡され
ているが、本考案にとって横枠(33)は必ずしも必須のも
のではない。
【図面の簡単な説明】図1〜図4は本考案の一実施例を
示すものである。
示すものである。
【図1】斜視図
【図2】使用状態側面図
【図3】平面図
【図4】壁にかけた状態の側面図
【図5】従来例の斜視図
【図6】他の従来例の斜視図
1 乳児用ベッド 2 ベッド本体 3 囲い枠 31 両側縁 32 脚部
Claims (1)
- 【請求項1】上面が凹弧状に彎曲しているベッド本体に
囲い枠を囲設し 、該囲い枠の両側縁を凸弧状として該ベ
ッド本体両側部に突出させ、該囲 い枠の両側縁の前後端
部は脚部となっていることを特徴とする乳児用ベッド
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991016064U JPH0744226Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 乳児用ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991016064U JPH0744226Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 乳児用ベッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107686U JPH04107686U (ja) | 1992-09-17 |
JPH0744226Y2 true JPH0744226Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31903162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991016064U Expired - Lifetime JPH0744226Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 乳児用ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744226Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5410883B2 (ja) * | 2009-08-21 | 2014-02-05 | コイト電工株式会社 | 起倒式シート |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5257849A (en) * | 1975-11-07 | 1977-05-12 | Tokico Ltd | Vortex flowmeter |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP1991016064U patent/JPH0744226Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04107686U (ja) | 1992-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |