JP3052851U - 幼児用浴槽 - Google Patents

幼児用浴槽

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JP3052851U
JP3052851U JP1998002018U JP201898U JP3052851U JP 3052851 U JP3052851 U JP 3052851U JP 1998002018 U JP1998002018 U JP 1998002018U JP 201898 U JP201898 U JP 201898U JP 3052851 U JP3052851 U JP 3052851U
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bathtub
infant
bath
slightly
tub
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JP1998002018U
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相雄 李
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相雄 李
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性に優れる着脱式風呂台を備えた幼児用
浴槽を提供する。 【解決手段】 浴槽の底面を段差があるように形成し
て,一面がやや高く,他面はやや低い状態の椅子形態の
幼児用浴槽10に,浴槽の一平面上端に形成される幅広
部の一部を陥没させた安置台14と,安置台の外表面に
形成される複数の結合口15と,安置台に緊密に嵌合さ
れて安着できるように水平部21が垂直部22よりやや
長く長く形成されたT字型の風呂台20と,風呂台20
の水平部の両側面下端に一体に突出して,安置台の前記
結合口に嵌合可能な複数の結合突起23とを備えてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は幼児用浴槽にかかり,特に着脱式風呂台を有する幼児用浴槽に関する 。
【0002】
【従来の技術】
一般的に,生後間もない赤ちゃんは,汗や大小便により肌が腫れたり,汗疹や 湿疹などが皮膚障害を起こすおそれが多いため,随時に入浴させる必要がある。 また,生後1年程度の幼児達は,好奇心旺盛なため,場所をわきまえず,あちら こちらを這い回るため,全身に各種の汚物やほこり等が付着することが多い。ま た,排便排尿のしつけが充分に身につくまでは,臀部や陰部の肌が非常に脆弱で かぶれやすいため,度々入浴させねば,幼児の肌の弾力性を保持し,かつ清潔で 健康な身体状態を保持することができないのである。
【0003】 入浴時,幼児達はしきりに体を動かすため,転倒したり,あるいは目や耳に水 が入るおそれもあるので,幼児の入浴は,非常に神経のいる仕事である。したが って,経験不足の母親たちは,当初まごついて,上手に入浴させることができな かったり,不慣れから突発的に幼児の身を放してしまい,危険な状況が発生する おそれが非常に多かった。
【0004】 上記の原因を考察してみると,幼児の入浴時にも通常の大人用浴槽を利用した り,あるいは幼児用浴槽として円形のゴム水槽に水を入れて室内で身を洗うのが 一般的であるが,この際に幼児の身を必要に応じて所定の方向に固定させる手段 がなかったので,母親も幼児も困惑を経験することになっていた。
【0005】 すなわち,入浴時には,幼児の身を母親が片手でつかみ,他方の手を利用して 身を洗うことになるが,幼児と母親の姿勢がいずれも不便であるのはもちろん, 入浴は母親にとって重労働であるため,疲労のため全身をむらなく洗うことが困 難であったり,入浴に多くの時間がかかるといった問題点もあった
【0006】 従って,手が届かない身体の部分に洗い残しが生じたり,特に頭を洗うときに は姿勢を保持するのがより難しいため,清潔に洗うことができなかったり,不要 に水が飛散して,幼児の目や耳に石鹸水が入りでもすれば,各種の眼科疾患や中 耳炎等などを誘発するおそれもあった。
【0007】 また,大人用浴槽や一般ゴム水槽を利用する場合には,場所を移動するために 多くの不便があり,また外観が単調であるため,幼児達の興味を引くことができ ず,幼児が入浴嫌いになったり,また身体を不必要に動かす遠因ともなっていた 。
【0008】 以上のような問題点に鑑みて,すでに本出願人により韓国実用新案登録出願第 97−387号“着脱式風呂台が設置された幼児用浴槽”が提案されている。
【0009】 上記提案にかかる着脱式風呂台を使用する場合には,その着脱式風呂台を浴槽 の一側に安置して,別途の吸着具を利用して,浴槽の内壁面に緊密に取り付け, その状態を保持するのであるが,幼児の身が安置されると,その荷重により吸着 具の吸着力が著しく弱化して,浴槽から分離離脱したり,撓む等の不都合が生じ ていた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
よって,幼児を入浴させる経験がない初心者であっても場所にかかわらず,簡 単に幼児の望む部分を洗うことができるように,幼児の身体を支持する支持台を 備え,その支持台は必要に応じて随時に浴槽に着脱でき,取付時には堅固にかつ 安定的に都立か可能であり,また取り外して保管や移動をする際にも操作が簡便 であり,入浴時には,入浴の利便を図ることができるとともに,幼児の別途の遊 び器具としても転用することができるように配慮されなければならない。
【0011】 本考案は,かかる状況に鑑みてなされたものであり,利便性に優れた着脱式風 呂台を有する幼児用浴槽を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,請求項1に記載の考案は,浴槽の底面を段差があ るように形成して,一面がやや高く,他面はやや低い状態の椅子形態の幼児用浴 槽において:前記浴槽の一平面上端に形成される幅広部の一部を陥没させた安置 台と;前記安置台の外表面に形成される複数の結合口と;前記安置台に緊密に嵌 合されて安着できるように,水平部が垂直部よりやや長く長く形成されたT字型 の風呂台と;前記風呂台の前記水平部の両側面下端に一体に突出して,前記安置 台の前記結合口に嵌合可能な複数の結合突起と;を備えたことを特徴としている 。
【0013】 また請求項2に記載の考案は,上記風呂台の前記水平部の外表面にはクッショ ン体が着脱自在であることを特徴としている。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下,添付図面を参照して本考案の望ましい実施の形態について詳細に説明す る。なお添付した図1は,本考案の全体的な構成状態を示す分離斜視図であり, 図2は本考案の結合状態を示す斜視図であり,さらに図3は本考案のA−A線を 切開して示す断面図である。
【0015】 本考案の望ましい実施例によれば,幼児の身が浸って十分に全身風呂ができる 程のサイズと軽量の合成樹脂材で構成される浴槽(10)は,記浴槽(10)に 水が満たされる内周面の底面が柔らかに湾曲するように段差があるように形成さ れる。そして,この浴槽(10)は,特に幼児が安楽な姿勢を保持して座ること ができる座台(11)が形成されるように,一面が他面よりやや高い状態に構成 して,全体的に椅子の形態になるようにしている。
【0016】 また,上記椅子型の座台(11)と背当て部には,幼児が座っても滑らず,か つ十分なクッション感を得られるように,発泡樹脂などのクッション体(12) を緊密に付着する。さらに,本考案による浴槽(10)を,一般大人用浴槽上端 の丸枠に緊密に取り付けて固定し,一定の高さで安定して使用できるように,浴 槽(10)の上端丸枠底面の左/右には,複数のラバー材吸着具(13)が設け られている。
【0017】 さらに,上記浴槽(10)の一平面上端をやや広く形成した後,浴槽(10) の長手方向に沿ってその中央部を表面よりやや陥没させて,拡大された大きさの 安置台(14)が形成される。この安置台(14)は,全体的な浴槽(10)の 幅より,やや狭く形成する必要があり,その表面左/右には,複数の結合口(1 5)が穿設されている。
【0018】 また,上記安置台(14)に嵌合して用いることができるように,周辺の浴槽 (10)平面と同じ高さを保持する風呂台(20)が提供される。この風呂台( 20)は水平方向であるその水平部(平面部)(21)の一端が垂直方向である 垂直部(下端部)(22)よりやや長く設けられたT字形をしている。このよう な上記風呂台(20)の水平部(22)下端の両側面に,これと一体に複数の結 合突起(23)が突出形成されており,この結合突起(23)は上記安置台(1 4)の結合口(15)に嵌合可能である。
【0019】 さらに,上記水平部(21)の上端面には,幼児の身が座るときに安楽性を付 与するとともに,滑りを防ぐために十分なクッション感を保持する発泡樹脂等の クッション体(24)が一体に取り付けられる。
【0020】 上記構成を有する幼児用浴槽(10)は,一般大人用浴槽上端に吸着具(13 )で取り付けらて使用される。使用時には,上記浴槽(10)の底に形成された 座台(11)に幼児を座らせて,所定の入浴を行う。また風呂台(20)を使用 せずに,浴槽(10)上に保管する場合には,安置台(14)の幅と風呂台(2 0)の下端部(22)の長さが殆ど同一であるため,外部の干渉要因を最小に押 さえることができる。さらに,クッション体(24)が取り付けられた水平部( 21)を浴槽(10)の内側のやや上側に配置すれば,浴槽(10)外部への突 出部分を最小に押さえることができる。
【0021】 また,幼児の全身を隅々まで洗うために,または幼児の頭を洗うときには,幼 児を浴槽(10)上に引き上げて母が片手で抱いて洗うことになるが,このとき には上記風呂台(20)を安置台(14)に水平方向に設置し,クッション体( 24)が取り付けられた水平部(21)を浴槽(10)の一平面上端に水平方向 に位置するようにする。その結果,上記水平部(21)の底面が安置台(14) に緊密に固定されかつその後端方向に長く突出する。その際に,複数の結合突起 (23)が複数の結合口(15)に堅固に嵌合されるので,離脱のおそれがない 状態で風呂台(20)を保持することが可能である。また,垂直部(22)は, 浴槽(10)の内周面に垂直方向へ緊密に位置して安定感を保持するため,幼児 をクッション体(24)上端に安楽ながらも安定感があるように安置可能であり ,その結果,幼児の安楽を図り,幼児母の苦労を減らすことができるようになる 。
【0022】 以上説明したように,本実施の形態にかかる幼児用浴槽は,携帯が簡便な小型 寸法なので,移動にも便利であり,かつ幼児の入浴時に風呂台(20)を必要に 応じて着脱し,取付時には,幼児の姿勢を安楽にすることができ,結果的に幼児 と母親がともに満足して入浴できるので,母親が幼児入浴に慣れていない場合で あっても,安全に幼児を入浴させることができる。
【0023】 以上,添付図面を参照しながら本考案にかかる幼児用浴槽の好適な実施形態に ついて説明したが,本考案はかかる例に限定されない。当業者であれば実用新案 登録請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修 正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本考案の技術的 範囲に属するものと了解される。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように,本考案にかかる幼児用浴槽は,大人用浴槽に別途の吸着 具を利用して簡単に固定させることが可能であり,またその浴槽の一側面上端に 別途の風呂台を水平方向に着脱式に取り付けることが可能である。そして,この 風呂台に幼児を座らせて洗うことが可能であるため,幼児の身体をむらなく洗う ことができ,特に幼児の頭を洗うときに,風呂台を支え台として活用して頭を洗 うことができるため,幼児を安定した姿勢を保持することができ,幼児の母親の 苦労を減らすことができる。このように,本考案にかかる幼児用浴槽によれば, 簡便ながらも便利に幼児の入浴をさせることができるので,幼児を入浴させる経 験があまりない初児の母親や父親もまごつくことなく,幼児を入浴させることが 可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる幼児用浴槽の好適な実施形態の
全体的な構成状態を示す分離斜視図である。
【図2】図1に示す幼児用浴槽に風呂台を取り付けた状
態を斜視図である。
【図3】図2に示す幼児用浴槽をA−A線を切開して示
す断面図。
【符号の説明】
10:浴槽 11:座台 12:クッション体 13:吸着具 14:安置台 15:結合口 20:風呂台 21:水平部(平面部) 22:垂直部(下端部) 23:結合突起 24:クッション体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の底面を段差があるように形成し
    て,一面がやや高く,他面はやや低い状態の椅子形態の
    幼児用浴槽において:前記浴槽の一平面上端に形成され
    る幅広部の一部を陥没させた安置台と;前記安置台の外
    表面に形成される複数の結合口と;前記安置台に緊密に
    嵌合されて安着できるように,水平部が垂直部よりやや
    長く長く形成されたT字型の風呂台と;前記風呂台の前
    記水平部の両側面下端に一体に突出して,前記安置台の
    前記結合口に嵌合可能な複数の結合突起と;を備えたこ
    とを特徴とする,幼児用浴槽。
  2. 【請求項2】 上記風呂台の前記水平部の外表面にはク
    ッション体が着脱自在であることを特徴とする,請求項
    1に記載の着脱式風呂台を有する幼児用浴槽。
JP1998002018U 1997-07-29 1998-04-01 幼児用浴槽 Expired - Lifetime JP3052851U (ja)

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KR1997U20188 1997-07-29

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