JPH0744107Y2 - 信号伝送回路 - Google Patents

信号伝送回路

Info

Publication number
JPH0744107Y2
JPH0744107Y2 JP8334989U JP8334989U JPH0744107Y2 JP H0744107 Y2 JPH0744107 Y2 JP H0744107Y2 JP 8334989 U JP8334989 U JP 8334989U JP 8334989 U JP8334989 U JP 8334989U JP H0744107 Y2 JPH0744107 Y2 JP H0744107Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
data pulse
circuit
transmission line
audio signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8334989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0322439U (ja
Inventor
広明 上岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP8334989U priority Critical patent/JPH0744107Y2/ja
Publication of JPH0322439U publication Critical patent/JPH0322439U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0744107Y2 publication Critical patent/JPH0744107Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 概要 電話機のいわゆるカールコードなどのように、音声信号
の伝送線とデータパルスの伝送線とを隣接して配設した
場合、伝送線の結合によつて、音声信号にデータパルス
がノイズとして重畳されてしまう。このノイズを除去す
るために、ノイズ検出手段へは、データパルスの伝送線
から直接データパルスを入力する。したがつてこのノイ
ズ検出手段の出力に応答して音声信号を減衰することに
よつて、音声信号によるノイズの誤検出を防止すること
ができる。
産業上の利用分野 本考案は、カールコードなどの、音声信号の伝送線とデ
ータパルスの伝送線とを隣接して配設した信号伝送線を
有する自動車電話機などで好適に実施される信号伝送回
路に関する。
従来の技術 前記自動車電話機では、ハンドセツトには、送受話器と
ともにプツシユボタンや各種の操作手段が備えられてお
り、このハンドセツトと、該ハンドセツトを保持すると
ともに自動車電話送受信機に接続される置台部との間
は、音声信号の伝送線とデータパルスの伝送線とが一体
で形成された、いわゆるカールコードで接続されてい
る。したがつてプツシユボタン操作などによるデータパ
ルスは、これらの伝送線相互間の結合によつて、音声信
号に、たとえば「プツプツ」というノイズとなつて重畳
されてしまう。
このため典型的な従来技術では、音声信号から先鋭なノ
イズパルスを検出し、ミユーテイングを行うように構成
されている。
考案が解決しようとする課題 上述のような従来技術では、音声信号からデータパルス
によるノイズを検出しているため、音声信号自体をノイ
ズパルスに誤検出してしまうおそれがある。
本考案の目的は、データパルスによるノイズを確実に除
去してS/N比を向上することができる信号伝送回路を提
供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、音声信号の伝送線とデータパルスの伝送線と
を隣接して配設した信号伝送回路において、 前記データパルスの立上りまたは立下りによるノイズ発
生を検出するノイズ検出手段と、 ノイズ検出手段の出力に応答して、前記音声信号を減衰
する減衰手段とを含むことを特徴とする信号伝送回路で
ある。
作用 本考案に従えば、音声信号とデータパルスとは、相互に
隣接して配設された伝送線を介してそれぞれ伝送され
る。データパルスの伝送線にはノイズ検出手段が接続さ
れており、このノイズ検出手段は、データパルスの立上
りまたは立下りによるノイズ発生を検出する。ノイズ検
出手段の出力は前記音声信号の伝送線に介在される減衰
手段に与えられ、該減衰手段は、ノイズ検出手段によつ
てノイズ発生が検出されたときには音声信号を減衰す
る。
したがつて、ノイズ検出は、音声信号中に含まれるノイ
ズパルスではなく、データパルスに基づいて行われ、こ
れによつて音声信号による誤動作などなく、データパル
スによるノイズのみを確実に除去することができる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例の自動車電話機1の電気的
構成を示すブロツク図である。この自動車電話機1は、
大略的に、ハンドセツト2と、置台部3と、図示しない
送受信機およびアンテナとから構成されている。
マイクロホンなどによつて実現される送話器4で収音さ
れた音声は、音声信号として、バツフア5を介して、送
話/受話の切換えを行う切換スイツチ6に与えられる。
切換スイツチ6からの音声信号は、結合コンデンサ7を
介して伝送線1に導出される。この伝送線1を介す
る音声信号は、置台部3内で、結合コンデンサ8からバ
ツフア9を介して遅延回路10に与えられる。遅延回路10
は、後述する予め定める時間だけ音声信号を遅延した
後、抵抗11を介して端子12から図示しない送信機に送話
音声信号を出力する。
また、図示しない受信機で受信された受話音声信号は、
端子13から置台部3内に入力され、バツフア14から結合
コンデンサ15を介して伝送線l2に導出される。この伝送
線l2を介する音声信号は、ハンドセツト2に入力され、
結合コンデンサ16から前記切換スイツチ6を介してバツ
フア17に与えられる。バツフア17からの音声信号は、遅
延回路18で予め定める時間だけ遅延された後、抵抗19を
介して、たとえばスピーカなどで実現される受話器20に
与えられ、こうして受話音声信号が音響化される。
一方、自動車電話では、識別コードなどのデータも送受
信されており、受信機で受信されたデータパルスは、端
子31から置台部3内に入力され、マイクロコンピユータ
などで実現される処理回路32からバツフア33を介して伝
送線l3に導出される。伝送線l3を介するデータパルス
は、ハンドセツト2内に入力され、バツフア34を介し
て、マイクロコンピユータなどで実現される処理回路35
に与えられる。
処理回路35は、こうして受信されたデータパルスやキー
ボード36からの操作入力に対応して、前記切換スイツチ
6の切換えを行うとともに、液晶表示装置などで実現さ
れる表示装置37に表示を行う。
処理回路35からはまた、前記キーボード36からの入力操
作などに基づいたデータパルスが作成され、このデータ
パルスがバツフア38を介して伝送線l4に導出される。こ
の伝送線l4を介するデータパルスは、置台部3に入力さ
れ、バツフア39を介して処理回路32に与えられる。処理
回路32はこのデータパルスに基づいて送信用データを作
成し、端子40から送信機に出力する。
前記各伝送線1〜l4は1本のカールコードとして相互
に近接して配置されており、このためデータパルス用の
伝送線l3,l4から、音声信号用の伝送線1,l2にノイズ
が重畳されることがあり、このため本実施例では以下の
ようにしてノイズの除去が行われる。
伝送線l3からのデータパルスは微分回路41に与えられて
おり、したがつて前記ラインl3に第2図(1)で示され
るデータパルスが導出されているとき、この微分回路41
からは第2図(2)で示されるように、前記データパル
スの立上りまたは立下りのたび毎に微分波形が導出さ
れ、この微分波形は絶対値回路42で第2図(3)で示さ
れるように極性の揃つた波形に整えられる。
絶対値回路42からの出力は時定数回路43に与えられてお
り、この時定数回路43では、第2図(4)で示されるよ
うに、前記ノイズパルスの変化が抑えられて比較回路44
に与えられる。比較回路44は時定数回路43からの出力を
予め定める弁別レベルTHでレベル弁別し、この弁別レベ
ルTH以上である期間、例えば0.1sec程度だけ第2図
(5)で示されるように減衰スイツチ45を導通する。
減衰スイツチ45の一方の端子は前記抵抗19と受話器20と
の間に接続されており、他方の端子は接地されている。
前記微分回路41、絶対値回路42、時定数回路43および比
較回路44はノイズ検出手段を構成し、データパルスの、
このノイズ検出手段における遅れ時間だけ、前記遅延回
路18の遅延時間が設定されている。
したがつて受話器20からは、第2図(6)で示される音
声信号において、参照符Aで表されるノイズ成分のみが
除去されることになる。また、置台部3においても同様
に、微分回路46、絶対値回路47、時定数回路48、比較回
路49および減衰スイツチ50が設けられており、この減衰
スイツチ50で端子12への送話音声信号のノイズ成分を除
去することができる。
このように本実施例では、音声信号の伝送線1,l2に隣
接して設けられる伝送線l3,l4を介して伝送されるデー
タパルスを直接検出し、該データパルスに起因する音声
信号へのノイズ成分を除去するようにしたので、ノイズ
除去動作が音声信号によつて誤動作することなく、デー
タパルスによるノイズ成分を確実に除去して、S/N比を
向上することができる。
なお上述の実施例では、ハンドセツト2に入出力される
データパルスの双方に対してノイズ除去動作が行われた
けれども、本考案の他の実施例として、少なくともいず
れか一方についてのみ行われてもよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ノイズ検出は、音声信号
中に含まれるノイズパルスではなくデータパルスに基づ
いて行うようにしたので、音声信号による誤動作などな
く、データパルスによるノイズのみを確実に除去するこ
とができ、S/N比を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の自動車電話機1の電気的構
成を示すブロツク図、第2図はノイズ除去動作を説明す
るための波形図である。 1……自動車電話機、2……ハンドセツト、3……置台
部、4……送話器、10,18……遅延回路、20……受話
器、32,35……処理回路、41,46……微分回路、42,47…
…絶対値回路、43,48……時定数回路、44,49……比較回
路、45,50……減衰スイツチ、1〜l4……伝送線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号の伝送線とデータパルスの伝送線
    とを隣接して配設した信号伝送回路において、 前記データパルスの立上りまたは立下りによるノイズ発
    生を検出するノイズ検出手段と、 ノイズ検出手段の出力に応答して、前記音声信号を減衰
    する減衰手段とを含むことを特徴とする信号伝送回路。
JP8334989U 1989-07-15 1989-07-15 信号伝送回路 Expired - Lifetime JPH0744107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8334989U JPH0744107Y2 (ja) 1989-07-15 1989-07-15 信号伝送回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8334989U JPH0744107Y2 (ja) 1989-07-15 1989-07-15 信号伝送回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0322439U JPH0322439U (ja) 1991-03-07
JPH0744107Y2 true JPH0744107Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=31630943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8334989U Expired - Lifetime JPH0744107Y2 (ja) 1989-07-15 1989-07-15 信号伝送回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0744107Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006126266A1 (ja) * 2005-05-26 2006-11-30 Bld Oriental, Ltd. ボウリングゲームシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0322439U (ja) 1991-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0381214B1 (en) Telephone having touch sensor for responding to a call
JPH04323938A (ja) ハンズフリー回路
JPH0744107Y2 (ja) 信号伝送回路
US4271403A (en) Coaxial cable switching circuit
ES2184589A1 (es) Dispositivo para la desconexion de la bateria en un vehiculo.
JP2752912B2 (ja) バースト信号検出回路
CA2144345A1 (en) Cordless Telephone System with Different Ringing Patterns
US4558321A (en) Visitor conversation system
JPS63166346A (ja) 多周波数比較型ハンズフリ−回路
US6052570A (en) RSSI comparison circuit for a time duplex system
JP2779686B2 (ja) ダイヤルパルス認識方式
JPH039695A (ja) ボタン電話装置
KR900005714Y1 (ko) 잘못놓여진 수화기의 자동검색 및 경보회로
KR920006207Y1 (ko) 전화기의 자동수신 상태 전환회로
JP2749195B2 (ja) Dtmf信号受信回路
JPS63151144A (ja) 着信検出装置
KR970071576A (ko) 브이시알 전화 시스템
JPH01232413A (ja) 端末装置
JPH0563776A (ja) 多機能電話機
KR970019297A (ko) 에러톤을 이용한 전화기의 수신 벨 구동 회로
JPS637517B2 (ja)
JPH1098536A (ja) インターホン装置
CN1238634A (zh) 插拨信号辨识容错方法与装置
JPH01120944A (ja) 交換台紐回路試験方式
KR960027977A (ko) 공중회선의 잡음검출에 의한 자동 재다이얼 방법 및 시스템