JPH0743875Y2 - スイッチ機構 - Google Patents

スイッチ機構

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JPH0743875Y2
JPH0743875Y2 JP1987144766U JP14476687U JPH0743875Y2 JP H0743875 Y2 JPH0743875 Y2 JP H0743875Y2 JP 1987144766 U JP1987144766 U JP 1987144766U JP 14476687 U JP14476687 U JP 14476687U JP H0743875 Y2 JPH0743875 Y2 JP H0743875Y2
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JP
Japan
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switch
cap
cam
spring
lever
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JP1987144766U
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JPS6448819U (ja
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實靜 増岡
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 スイッチキャップの抜去方向に関係なく確実にスイッチ
がONとなるように改良された救命無線機等に用いるスイ
ッチ機構に関し、 スイッチキヤップをいかなる方向から引いた場合でも確
実にプルスイッチを引上げて電源回路をONとすることが
できるスイッチ機構を提供することを目的とし、 一方の端部にバネを備えたカムを取着し、他方の端部に
スイッチレバーを付設してなる回動可能な支持軸と、前
記カムの回動により動作するスイッチと、前記スイッチ
レバーの動作を規制するスイッチキャップとストッパと
からなり、該スイッチキャップの抜去により前記スイッ
チレバが前記支持軸に設けたカムに連なるバネの弾性に
より回動するとともに、カムも回動して前記スイッチを
ON状態とするよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案はスイッチキャップを抜去することによってスイ
ッチをONとするスイッチ機構に関し、特にスイッチキャ
ップの抜去方向に関係なく確実にスイッチがONとなるよ
うに改良されたスイッチ機構に関するものである。
救命無線機等においては遭難時無線機を確実に動作させ
て救難電波を発射する必要があり、それがために遭難し
た時、確実に電源をONとすることができる電源スイッチ
が必要とされている。
〔従来の技術〕
第4図および第5図は従来のスイッチ機構の非動作時お
よび動作時の模式図を示している。
このスイッチ機構は先に提案した特公昭53−26083号の
救難無線機用スイッチ機構である。
第4図において、従来のスイッチ機構は一端にポスト1
−1を有し、他の一端部分にテーパ部1−2が形成され
るとともに中央部分にガイド溝1−3を備えたプルスイ
ッチ1と、該プルスイッチ1を嵌入するとともに、プル
スイッチ1のガイド溝1−3に突出した上下位置規制ピ
ン6−1を備えた軸受6と、バネ3を内部に備え、該バ
ネ3でポスト1−1を挟持するスイッチキャップ2と、
プルスイッチ1の他の一端部分に当接し、プルスイッチ
1の上下移動に対応してON,OFF動作を行うローラ付きマ
イクロスイッチ4とより構成されている。また、図示の
ごとくプルスイッチ1のポスト1−1は無線機5の上面
に突出するように設けられており、マイクロスイッチ4
は無線機5の内部に設けられている。
無線機が非動作時の場合は第4図に示すように、上下位
置規制ピン6−1がガイド溝1−3の上部に当接し、プ
ルスイッチ1を下方に押し下げた状態で固定している。
これによってマイクロスイッチ4のローラ4−1はプル
スイッチ1の非テーパ部Aと当接し、マイクロスイッチ
4は接続が断状態となって電源回路をOFFとする。
一方、無線機が動作時の場合を第5図に示しており、例
えば飛行機遭難時においては落下傘の開傘に伴ってスイ
ッチキャップ2に矢印で示す上方への力が働く。この場
合、バネ3がポスト1−1を挟持してガイド溝1−3の
下部と上下位置規制ピン6−1が当接する位置までプル
スイッチ1が上方に引上げられて固定される。更にスイ
ッチキャップ2に上方への力が働くとバネ3によるポス
ト1−1の鋏持が解除され、スイッチキャップ2は無線
機5より分離する。
このようにしてプルスイッチ1が上方に引上げられるこ
とによってマイクロスイッチ4のローラ4−1がプルス
イッチ1のデーパ部1−2と当接することにより、マイ
クロスイッチ4の接続が接となって電源回路をONとす
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のスイッチ機構においてはスイッチキャップを横方
向や斜め方向から引いた場合バネによるポストの挟持力
が弱まり、それがためにスイッチキヤップはプルスイッ
チを上方に引上げないままにプルスイッチから離脱する
することがあり、電源回路がONとならないことがある。
本考案はこのような点に鑑みて創作されたもので、スイ
ッチキヤップをいかなる方向から引いた場合でも確実に
プルスイッチを引上げて電源回路をONとすることができ
るスイッチ機構を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のスイッチ機構は一方の端部にバネを備えたカム
を取着し、他方の端部にスイッチレバーを付設してなる
回動可能な支持軸と、前記カムの回動により動作するス
イッチと、前記スイッチレバーの動作を規制するスイッ
チキャップとストッパとからなり、該スイッチキャップ
の抜去により前記スイッチレバが前記支持軸に設けたカ
ムに連なるバネの弾性により回動するとともに、カムも
回動して前記スイッチをON状態とする構成としている。
〔作用〕
無線機が非動作時の場合、支持軸の一端に付設されたス
イッチレバーはスイッチキヤップにバネの力で押し付け
られた状態となる。この状態においては支持軸の他の一
端に設けられたカムによってスイッチがOFF状態となる
ように押圧される。
一方、無線機が動作時の場合、スイッチキヤップが引抜
かれ、それに伴ってスイッチキヤップに当接していたス
イッチレバーがバネの力で回転し、スイッチレバーの他
の一端に設けられているカムが回転してスイッチをON状
態となるように押圧する。
本考案によればスイッチキヤップが無線機から離脱する
ことによってスイッチレバーを介して支持軸が回転し、
この支持軸の回転に連動するカムによってスイッチのO
N、OFFを行うことにより、スイッチキャップの離脱によ
って確実に電源回路をONとすることが可能となる。
〔実施例〕
第1図(a)および(b)は本考案の一実施例のスイッ
チ機構の平面図および側面図、第2図は一実施例のスイ
ッチ機構の要部断面を示す正面図、第3図は一実施例の
スイッチ機構の背面図である。
第1図(a)において、無線機5の上面にはスイッチレ
バー7と、該スイッチレバー7の動作を規制するスイッ
チキャップ2とストッパ12とスイッチキヤップ挿入金具
9を設けている。
また、第2図および第3図に示すように、一方の端部に
バネ10を備えたカム11を取着し、他方の端部に第1図
(a)のスイッチレバー7を付設してなる回動可能な支
持軸8と、前記カム11と当接するバネを有し、カム11の
回動によってバネ4−2が押圧されてON,OFF動作を行う
マイクロスイッチ4とより構成されている。
無線機の非動作時の場合はスイッチキヤップ2はストッ
パ12を押圧した状態でキヤップ挿入金具9に挿入されて
いる。また支持軸8の一端に付設されたスイッチレバー
7はスイッチキヤップ9にバネ10の力で押し付けられた
状態となる。この状態においては支持軸8の他の一端に
設けられたカム11によってマイクロスイッチ4がOFF状
態となるようにバネ4−2を介して押圧され、電源回路
がOFFとなる。
一方、無線機が動作時の場合はスイッチキヤップ2がス
イッチキヤップ挿入金具9から引抜かれ、それに伴って
スイッチキヤップ2に当接していたスイッチレバー7は
バネ10の力で第1図(a)の点線で示す位置まで回転
し、ストッパー12で固定される。このスイッチレバー7
の回転によってスイッチレバー7の他の一端に設けられ
ているカム11が回転し、バネ4−2を介してマイクロス
イッチ4をON状態となるように押圧し、電源回路をONと
する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、スイッチキヤップ
が無線機から離脱することによってスイッチが確実にON
となり、救難無線機等で要求される高信頼度のスイッチ
ON機能が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のスイッチ機構の平面図およ
び側面図、 第2図は一実施例のスイッチ機構の要部断面を示す正面
図、 第3図は一実施例のスイッチ機構の背面図、 第4図は従来のスイッチ機構の非動作時の模式図、 第5図は従来のスイッチ機構の動作時の模式図である。 図において、1はプルスイッチ、1−1はポスト、1−
2はテーパ部、1−3はガイド溝、2はスイッチキヤッ
プ、3,4−2はバネ、4はマイクロスイッチ、4−1は
ローラ、5は無線機、6は軸受、6−1は上下位置規制
ピン、7はスイッチレバー、8は支持軸、9はスイッチ
キヤップ挿入金具、10はバネ、11はカム、12はストッパ
を示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の端部にバネ(10)を備えたカム(1
    1)を取着し、他方の端部にスイッチレバー(7)を付
    設してなる回動可能な支持軸(8)と、前記カムの回動
    により動作するスイッチ(4)と、前記スイッチレバー
    の動作を規制するスイッチキャップ(2)とストッパ
    (12)とからなり、該スイッチキャップの抜去により前
    記スイッチレバーが前記支持軸に設けたカムに連なるバ
    ネの弾性により回動するとともに、カムも回動して前記
    スイッチをON状態とすることを特徴とするスイッチ機
    構。
JP1987144766U 1987-09-21 1987-09-21 スイッチ機構 Expired - Lifetime JPH0743875Y2 (ja)

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JP1987144766U JPH0743875Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 スイッチ機構

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JP1987144766U JPH0743875Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 スイッチ機構

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Publication Number Publication Date
JPS6448819U JPS6448819U (ja) 1989-03-27
JPH0743875Y2 true JPH0743875Y2 (ja) 1995-10-09

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ID=31412760

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JP1987144766U Expired - Lifetime JPH0743875Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 スイッチ機構

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