JPH0743844B2 - 光学式情報記録装置 - Google Patents

光学式情報記録装置

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JPH0743844B2
JPH0743844B2 JP60244409A JP24440985A JPH0743844B2 JP H0743844 B2 JPH0743844 B2 JP H0743844B2 JP 60244409 A JP60244409 A JP 60244409A JP 24440985 A JP24440985 A JP 24440985A JP H0743844 B2 JPH0743844 B2 JP H0743844B2
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JP
Japan
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information recording
laser light
lens
optical information
recording medium
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JP60244409A
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雅之 加藤
信也 長谷川
行造 山崎
文雄 山岸
弘之 池田
雄史 稲垣
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 本発明は,複数のレンズを配した回転板の回転によりレ
ーザ光のビームスポットを走査させ,情報記録媒体上に
略円弧状にピット列を形成するようにして,情報の書込
み速度の向上を図ったものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は,例えば銀行通帳やクレジットカード等として
使用され得るカードの情報記録媒体上に,光学的に情報
の書込みを行う光学式情報記録装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置を概略的に第9図に示す。同装置による情報
の書込みは,カードCをy1,y2方向に一定速度で移動さ
せながら,その情報記録媒体M上にレーザ光Lをレンズ
1で絞って照射し,そのレーザ光スポットSをx1および
x2方向に走査させて,情報記録媒体M上に順次ピット列
を形成することにより行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の装置では,レーザ光スポットSによる走査は
往復運動であり,x1方向からx2方向へ,あるいはx2方向
からx1方向へ走査方向を何度も反転させなければならな
い。そのための機械的制御には,当然ながら速度限界が
存在し,その限界以上に走査速度を高めることは不可能
であった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み,走査速度を高めた,
すなわち情報の記録速度の向上を図った光学式情報記録
装置を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は,上記目的を達成するために,所定の回転軸を
中心に回転可能であって、複数のレンズを上記回転軸を
中心とする互いに異なる半径の第1、第2の円周上に各
々交互かつ等間隔に配設した回転板を備え、この回転板
の回転に伴い、情報記録媒体上に上記各レンズを順次介
してレーザ光を集光照射し、上記第1の円周上のレンズ
で集光照射されたレーザ光により情報記録媒体上に情報
を略円弧状のピット列として記憶させると共に、上記第
2の円周上のレンズで集光照射されたレーザ光により上
記ピット列の情報を読み出すようにしたものである。
〔作用〕
本発明において,回転板に配設されたレンズを介してレ
ーザ光を照射すれば,回転板の回転に伴って,レーザ光
スポットは情報記録媒体上を略円弧を描いて移動する。
このような操作が,上記回転に伴い各々のレンズに対し
て順次行われるので,レーザ光スポットは一方向に略円
弧を描いて次々に移動することになる。第1の円周上の
レンズを介して得られるレーザ光スポットの移動に伴っ
て,情報記録媒体上にピットを順次形成していけば,こ
のピット列はレーザ光スポットの移動軌跡に従い略円弧
状に形成されていく。また、これと共に、第2の円周上
のレンズを介して得られるレーザ光スポットの移動に伴
って、上記ピット列の情報を順次読み出していけば、ピ
ット列情報をその書き込み直後に直接モニターすること
が容易となり、いわゆるDRAW(Direct Read After Writ
e)が可能となる。
〔発明の実施例〕
以下,本発明の実施例について,図面を参照しながら説
明する。
第1図は,本発明の一実施例を説明する上での参考とな
る一構成例の主要部を示す概略斜視図である。本例は,
回転軸2aを中心に矢印A方向に回転可能な円板状の回転
2を備えている。この回転板2には,第2図に示すよう
に複数個のホログラムレンズ3が,回転軸2aを中心とす
る同一円周上に等間隔で配設されている。回転板2のホ
ログラムレンズ3以外の部分2bは,レーザ光に対して不
透明にできている。ホログラムレンズ3は,第4図の断
面図に示されるように,レーザ光Lの光軸が入射前後で
等しいインライン型(同図(a))と、入射前後で角度
θ(θ>0)だけ方向が異なるオフアクシス型(同図
(b))とがあるが,いずれを用いてもよい。また,こ
のホログラムレンズ3を回転板2に対して直接形成して
もよい。
上記構成からなる本例において,カードCの情報記録媒
体Mに対して情報を書込む場合について,第1図に基づ
き説明する。
まず、カードCを矢印y方向に移動させながら,回転板
2を一定の速度で回転させ,不図示のレーザ光源から回
転板2上の所定領域にレーザ光Lを照射する。ホログラ
ムレンズ3を通過したレーザ光は,情報記録媒体M上に
レーザ光スポットSとなって収束する。
このときのレーザ光Lの照射領域は,第3図に示すよう
に,隣接する2つのホログラムレンズ3a,3bを介して形
成されるレーザ光スポットSa,Sbが情報記録媒体Mの両
端にかかるときに,上記の2つのホログラムレンズ3a,3
bが同時に十分に照射されるような部分(第3図中の領
域R)に設定してある。上記のレーザ光源として半導体
レーザを使用すると,第3図の領域Rのような長楕円の
ビーム形を活かすことができ,好都合である。また,ホ
ログラムレンズ3が移動しても常に同一の再生が行われ
るように,レーザ光Lは回転板2に対して垂直に入射す
る平面波であることが望ましい。
第3図において,領域Rにレーザ光Lを照射したまま,
回転板2を矢印A方向に回転すれば,レーザ光スポット
Saが情報記録媒体Mからはずれると同時に,次のレーザ
光スポットSbが入ってくる。このレーザ光スポットSbが
はずれると,また次のレーザ光スポットが入ってくる。
この繰り返しにより,進行中の情報記録媒体Mを順次レ
ーザ光スポットで略円弧を描かせながら走査させること
ができる。この走査の間,レーザ光のオン・オフを行う
ことによって,2値化された情報をピットの形で情報記録
媒体Mに記録させることができる。複数のピットの集合
したピット列Pは,第1図に示すように,上記の走査径
路にそって略円弧状に形成される。
ここで,第5図に基づき各種パラメータを用いて,より
具体的な寸法および速度の設定の仕方について述べる。
同図において,カードCの移動速度をv,記録するピット
列Pの間隔をΔx,ホログラムレンズ3によるレーザ光ス
ポットSと回転板2の回転軸2aとの距離をr,回転板2の
回転の角速度をω,情報記録媒体Mの幅をd,ポログラム
レンズ3の個数をnとする。そこで,上記の幅dの方向
の一回の走査に要する時間をtとすると, Δx=v・t ……(1) r・sin(ωt/2)=d/2 ……(2) nωt=2π ……(3) の3式が成立する。すると,上記式(1),(3)およ
び(2),(3)より以下の2式が得られる。
ω=2π・v/(n・Δx) ……(4) 2rsin(π/n)=d ……(5) すなわち,上記各パラメータが上記式(4),(5)を
満足するように構成すれば,レーザ光Lのオン・オフ
で,ピットPを順次効率よく略円弧状に記録することが
できる。
次に,第6図に本発明の一実施例に係る回転板12を示
す。同図において,回転板12には,その回転軸12aを中
心とするそれぞれ異なる半径R1,R2(R1≠R2)の円周上
に,それぞれ交互かつ等間隔にホログラムレンズ13,14
が配設されている。ここで,ホログラムレンズ13は書込
み用として,またもう一方のホログラムレンズ14はモニ
ター用として使用される。
上記回転板12を使用して書込みを行う場合は,第1図〜
第5図に示した構成例と同様に,回転板12を一定速度で
回転させて,第7図に示すように情報記録媒体M上にホ
ログラムレンズ13によってピット列Pを形成する。ホロ
グラムレンズ13によって1本のピット列Pが形成される
毎に,そのホログラムレンズ13の隣に位置するホログラ
ムレンズ14によって,そのピット列Pに書込まれたデー
タを第7図の破線Hに示すような軌跡で読出し,ピット
列Pに正しくデータが書込まれたか否かをチェックす
る。そのチェックが済むと,さらに次のホログラムレン
ズ13で書込みを行い,その後にその次のホログラムレン
ズ14でチェックするというように,以後これらの動作を
繰り返し行うようにする。
この場合,上記半径R1,R2はピット列Pの間隔,カード
Cの移動速度等によって決定され,R1≠R2としてあるた
め,ピット列P上をモニター用のホログラムレンズ14で
完全に追走することはできないが,レーザ光のビーム径
を少々大きくとることにより,ピット列Pに対して読み
出し径路が上記の破線Hのように多少蛇行しても,十分
にモニターすることができる。
なお,本実施例では,レーザ光の強度を,書込み時とモ
ニター時とで変えるようにする。例えば第8図に示すよ
うに,書き込み時は強度を上げてパルス変調し,モニタ
ー時は強度を下げて一定強度で読出しを行うようにす
る。これらの強度変調は,回転板12の回転と同期させ
る。本実施例では,このような操作により,いわゆるDR
AW(Direct Read After Write)を可能にし,書きそこ
ねた場合には再度書き直すことができる。
なお,上記の回転板2,12は円板形状である必要はなく,
多角形状であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば,回転板の回転に従
って情報記録を行うようにしたので,その回転の高速性
を十分に活かすことができ,情報の書込み速度を一段と
向上させることができる。しかも、第1の円周上のレン
ズを介して得られるレーザ光を情報の書き込み用として
使用し、かつ第2の円周上のレンズを介して得られるレ
ーザ光をモニター用として使用できるので,DRAWを容易
に実現できる。
なお,レンズとして,ホログラムレンズを回転板に直接
形成すれば,さらに軽量で,かつ量産性に富むという利
点が生じる。そして,このように回転板が軽量になる
と,モータの小型化をも可能にし,構成が簡単でコンパ
クト,かつ低価格な装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明する上での参考となる
一構成例の要部を示す概略斜視図, 第2図は同構成例に係る回転板を示す平面図, 第3図は同構成例に係るレーザ光の照射領域を示す平面
図, 第4図は同構成例に係るホログラムレンズを示す縦断面
図, 第5図は同構成例において寸法,速度等を設定する場合
のパラメータを示す図, 第6図は本発明の一実施例に係る回転板を示す平面図, 第7図は同実施例に係るピット列およびモニター時の軌
跡を示す図, 第8図は同実施例に係るレーザ光強度と時間との関係を
示す図, 第9図は従来の装置を示す概略斜視図である。 2……回転坂, 3……ホログラムレンズ, 12……回転板, 13……(書込み用の)ホログラムレンズ, 14……(モニター用の)ホログラムレンズ, P……ピット列.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 文雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 池田 弘之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 稲垣 雄史 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−86302(JP,A) 特開 昭53−60650(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体上にレーザ光を集光照射し、
    ピット列を形成することによって情報の記録を行う光学
    式情報記録装置において、 所定の回転軸を中心に回転可能であって、複数のレンズ
    を前記回転軸を中心とする互いに異なる半径の第1、第
    2の円周上に各々交互かつ等間隔に配設した回転板を有
    し、該回転板の回転に伴い、前記情報記録媒体上に前記
    レーザ光を前記各レンズを順次介して集光照射し、前記
    第1の円周上のレンズで集光照射されたレーザ光により
    前記情報記録媒体上に前記ピット列を略円弧状に形成す
    ると共に、前記第2の円周上のレンズで集光照射された
    レーザ光により前記ピット列の情報を読み出すようにし
    たことを特徴とする光学式情報記録装置。
  2. 【請求項2】前記回転板が円板であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の光学式情報記録装置。
  3. 【請求項3】前記レンズがホログラムレンズであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の光
    学式情報記録装置。
  4. 【請求項4】前記ホログラムレンズは前記回転板に直接
    形成されたことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の光学式情報記録装置。
  5. 【請求項5】前記ピット列の形成時には前記レーザ光の
    強度を上げてパルス変調し、前記ピット列情報の読み出
    し時には前記レーザ光の強度を下げて一定強度にするよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項及至第
    4項のいずれか1つに記載の光学式情報記録装置。
JP60244409A 1985-10-31 1985-10-31 光学式情報記録装置 Expired - Lifetime JPH0743844B2 (ja)

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JP60244409A JPH0743844B2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31 光学式情報記録装置

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JP60244409A JPH0743844B2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31 光学式情報記録装置

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JPS62103856A JPS62103856A (ja) 1987-05-14
JPH0743844B2 true JPH0743844B2 (ja) 1995-05-15

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ID=17118232

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JP60244409A Expired - Lifetime JPH0743844B2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31 光学式情報記録装置

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JPS62103856A (ja) 1987-05-14

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