JPH0743775U - 皺付き片面自己粘着性防音及び防振材 - Google Patents

皺付き片面自己粘着性防音及び防振材

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JPH0743775U
JPH0743775U JP4457893U JP4457893U JPH0743775U JP H0743775 U JPH0743775 U JP H0743775U JP 4457893 U JP4457893 U JP 4457893U JP 4457893 U JP4457893 U JP 4457893U JP H0743775 U JPH0743775 U JP H0743775U
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JP
Japan
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elastic sheet
main body
shaped main
resin film
wrinkles
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Pending
Application number
JP4457893U
Other languages
English (en)
Inventor
浩司 羽草
勝明 沖本
Original Assignee
株式会社ヨネイ
沖本ゴム工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヨネイ, 沖本ゴム工業株式会社 filed Critical 株式会社ヨネイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音や振動を防止するため片面で騒音発生の
対象物に巻きつけた場合に反対面の樹脂フィルムに引張
力を導入させないようにすること。 【構成】 弾性シート状本体(1)と樹脂フィルム(2)を有
する。該弾性シート状本体(1)は自己粘着性がある。ま
た、該樹脂フィルム(2)は該弾性シート状本体(1)の片面
に接着されて該弾性シート状本体(1)の折り曲げ方向と
直角方向の皺(3)を備えている。該皺(3)は多数で、該弾
性シート状本体(1)の折り曲げ予定部(4)の付近に集合し
ていたり、また、該弾性シート状本体(1)の片面全面に
現出している場合がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、エアコン等のコンプレッサー用のキャピラリーチューブに巻いて 使用する、皺付き片面自己粘着性防音及び防振材にかかる。
【0002】
【従来の技術】
ルームエアコン、カーエアコン等の騒音や振動を防止するため、ブチルゴム等 の自己粘着性を有するシート状物が、コンプレッサー用キャピラリー部分に巻か れて使用されてきた。シート状物は、片面の自己粘着性を取り除くために、従来 、片面にポリエチレンのフィルム、ネットを張り合わせたものが使用されてきた 。
【0003】 また、自己粘着性を有するシート状物の片面に合成樹脂を塗工することも行わ れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
フィルムを貼った物は、フィルムの反発力が強いため、エアコンなどの配管に 巻きつけたとき剥がれやすくなるという欠点を持っている。
【0005】 また、合成樹脂を塗工した物は、一般に合成樹脂とシート状物を構成する素材 、例えばブチルゴム、と弾性率が異なるので、取扱中に折り曲げられたりすると 樹脂部分にひび割れを生じ、シート状物が割れ目から外部へはみ出てくることが ある。こうなると、このはみ出た物が手にくっついたり、他の配管等に付着した りして、好ましくない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかるは皺付き片面自己粘着性防音及び防振材は、弾性シート状本体 と樹脂フィルムを有する。該弾性シート状本体は自己粘着性がある。また、該樹 脂フィルムは該弾性シート状本体の片面に接着されて該弾性シート状本体の折り 曲げ方向と直角方向の皺を備えている。
【0007】 該皺が多数で該弾性シート状本体の折り曲げ予定部の付近に集合していてもよ い。 また、該皺が多数で該弾性シート状本体の片面全面に現出していてもよい。
【0008】
【作用】
弾性シート状本体の樹脂フィルムと反対面の防着膜を剥がし、この面を、コン プレッサー用のキャピラリーチューブ等の防音及び防振対策を施されるべき、対 象物に当てがってこれに巻きつけ、弾性シート状本体が対象物の外方へ突き出た 部分同志を圧着する。
【0009】 弾性シート状本体は防音及び防振目的のため、かなりの厚さ(約2mm〜10mm 程度)があるので、内外両面では巻きつけによる曲率半径に差が生じ、樹脂フィ ルム側の面は伸張させられる。しかしながら、この樹脂フィルムは弾性シート状 本体の折り曲げ方向と直角方向の皺を備えているので、この面の伸張に追随して この皺が消失して行くだけで、樹脂フィルム自身に張力を生じない。従って樹脂 フィルムが弾性シート状本体の接着力に逆らうことはない。
【0010】
【実施例】
1は弾性シート状本体、2は樹脂フィルムである。弾性シート状本体1は、周 知のブチルゴム製等のように、自己粘着性を有している。樹脂フィルム2は、例 えばポリエチレン製で、弾性シート状本体1の片面に接着されており、弾性シー ト状本体1の折り曲げ方向と直角方向の皺3を備えている。
【0011】 この皺3は、図示のように細かいものが沢山存在するのが好ましいが、少し大 きめで互いに間隔を保ったものでも採用できる。また、この皺3は、図示のよう に弾性シート状本体1の片面全面に存在させてもよいが、使用に際して折り曲げ られる折り曲げ予定部4を含む範囲内に限定してもよい。
【0012】 5は通常の防着膜で弾性シート状本体1の接着面を覆っており、弾性シート状 本体1の取扱いの際に弾性シート状本体1が手やその他の物に付着するのを防ぐ ためのものである。また、6はコンプレッサー用のキャピラリーチューブ等の防 音及び防振の対象物を示す。
【0013】 この皺付き片面自己粘着性防音及び防振材は、防着膜5を弾性シート状本体1 から剥ぎ取り、この面を対象物6に当てがって巻きつけ、弾性シート状本体1の 端部同志を強く圧着させる。
【0014】 対象物6に巻かれた部分で弾性シート状本体1はその内面と外面で厚さによる 曲率半径の差がある。そのため、本来なら外面側の樹脂フィルム2が引き伸ばさ れる訳であるが、皺3があるため緊張力はこの皺3を伸ばすに止まる。そのため 、弾性シート状本体1を対象物6に巻きつけた状態でも、樹脂フィルム2に引張 力が導入されず、従って樹脂フィルムは弾性シート状本体1を、その接着力に逆 らって、対象物6から剥がそうとする作用を果さない。
【0015】 対象物6には種々の形があり、また弾性シート状本体1の巻きつけ方もいろい ろである。チューブに同心にぐるぐる巻きつける場合は、皺3が弾性シート状本 体1の全面に存在した方がよい。なぜなら、弾性シート状本体1は連続して湾曲 するからである。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、弾性シート状本体の片面に樹脂フィルムを接着し、この樹脂 フィルムに弾性シート状本体の折り曲げ方向と直角方向の皺を設けたので、弾性 シート状本体を対象物に巻きつけたとき樹脂フィルムに引張力を導入しないで済 み、従って、弾性シート状本体の対象物に対する接着力に逆らう力が作用しない ので、弾性シート状本体の長期かつ安定した接着を保証できる。
【0017】 請求項2によれば弾性シート状本体の折り曲げに必要な部分にだけ皺をつけれ ばよく、供用中における塵埃等の皺への付着を防止できる。
【0018】 請求項3によれば弾性シート状本体の片面全面に皺が現出しているので、弾性 シート状本体を同心状に巻き重ねる場合、絡端部分でも樹脂フィルムに引張力が 導入されることがなく、長期かつ安定した接着を保証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる皺付き片面自己粘着性防音及び
防振材の具体例を示す斜面図である。
【図2】同使用状態の斜面図である。
【符号の説明】
1 弾性シート状本体 2 樹脂フィルム 3 皺 4 折り曲げ予定部 5 防着膜 6 対象物

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性シート状本体(1)と樹脂フィルム(2)
    を有し、 該弾性シート状本体(1)は自己粘着性があり、 該樹脂フィルム(2)は該弾性シート状本体(1)の片面に接
    着されて該弾性シート状本体(1)の折り曲げ方向と直角
    方向の皺(3)を備えていることを特徴とする皺付き片面
    自己粘着性防音及び防振材。
  2. 【請求項2】 該皺(3)が多数で該弾性シート状本体(1)
    の折り曲げ予定部(4)の付近に集合している請求項1に
    記載の皺付き片面自己粘着性防音及び防振材。
  3. 【請求項3】 該皺(3)が多数で該弾性シート状本体(1)
    の片面全面に現出している請求項1に記載の皺付き片面
    自己粘着性防音及び防振材。
JP4457893U 1993-07-26 1993-07-26 皺付き片面自己粘着性防音及び防振材 Pending JPH0743775U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0160049B2 (ja) * 1977-09-21 1989-12-20 Ii Ai Deyuhon De Nimoasu Ando Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0160049B2 (ja) * 1977-09-21 1989-12-20 Ii Ai Deyuhon De Nimoasu Ando Co

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