JPH0743483A - 核融合−核分裂ハイブリッド炉 - Google Patents

核融合−核分裂ハイブリッド炉

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JPH0743483A
JPH0743483A JP5189879A JP18987993A JPH0743483A JP H0743483 A JPH0743483 A JP H0743483A JP 5189879 A JP5189879 A JP 5189879A JP 18987993 A JP18987993 A JP 18987993A JP H0743483 A JPH0743483 A JP H0743483A
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nuclear fuel
fission
plasma
nuclear
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JP5189879A
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Tadashi Takuma
董 宅間
Tomoaki Yoshida
智朗 吉田
Kenji Yamaji
憲治 山地
Sukezo Fukai
佑造 深井
Akimasa Hatayama
明聖 畑山
Michinori Yamauchi
通則 山内
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Toshiba Corp
Central Research Institute of Electric Power Industry
Original Assignee
Toshiba Corp
Central Research Institute of Electric Power Industry
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】全熱出力の変動巾を、できるだけ少なくする。 【構成】ブランケットの核燃料領域を、プラズマに近い
第1核燃料領域12と、プラズマから遠い第2核燃料領
域13とに分ける。第1核燃料領域12を、第2核燃料
領域13よりも狭い領域厚さにする。第1核燃料領域1
2に、核分裂親物質のみを装荷する第2核燃料領域13
に、核分裂親物質と3%以下の核分裂性物質とを装荷す
る。運転により、第1核燃料領域12の熱出力は増える
が、第2核燃料領域13の熱出力は減るので、全体の熱
出力は変動が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統の安定上から
限られる単基容量に基ずくプラント全熱出力を持ち、か
つ、ブランケットに装荷した核燃料を長期間交換するこ
となく、運転期間中の発生全熱出力の変動巾を最小に抑
制し得る熱中性子型の核融合−核分裂ハイブリッド炉
(以下ハイブリッド炉と略称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハイブリッド炉ブランケット核燃
料領域では、核融合反応プラズマより発生する中性子に
より可能な限り熱出力を増倍することを目的とした概念
が多かった。核融合反応の発生出力当りのハイブリッド
炉ブランケット核燃料領域での熱出力の増加の割合をエ
ネルギー増倍率:M値(以下 M値と略称する)と定義
する。一般に、電力系統に電力を供給することを目的と
した発電所の単基容量は、電力系統の安定上の観点から
は100万KWeが適当である。発電所熱効率を約30
%とすると、電力生産用ハイブリッド炉のプラント全熱
出力は3,300MWtとなる。一方、自己点火条件を
達成した核融合反応プラズマの核融合出力は300MW
tを下回ることはない。こうした観点からすると、M値
が10を超えるような高出力密度特性を持つハイブリッ
ド炉の概念は必要でなく、むしろ避けるべきである。
【0003】図9は、例えば特公平1−55437号公
報に開示されているハイブリッド炉を示すもので、この
ハイブリッド炉は、核融合反応プラズマを発生させる炉
心プラズマであり、これを取り巻くように熱中性子型の
ブランケット2および遮蔽体3が配置されているととも
に、プラズマ閉じ込め部としてのトロイダル磁場コイル
4およびポロイダル磁場コイル5が配設されている。
【0004】前記ブランケット2は、炉心プラズマ1に
近い側から、真空容器を形成する第一壁、核燃料領域、
トリチウム増殖領域および反射体を順次配して構成され
ており、前記反射体は、必要に応じ省略されるようにな
っている。
【0005】以上の構成を有するハイブリッド炉は、そ
の構成が純粋核融合炉と殆ど同様で、異なる点はブラン
ケットに核燃料を装荷した核燃料領域を持ち、核融合反
応プラズマより発生する中性子による核分裂性物質の核
分裂エネルギーを核融合反応エネルギーに付加して、プ
ラント全熱出力とするものである。この核分裂エネルギ
ーの付加の割合、即ちM値によって所定の全熱出力を得
るので、核融合出力を低くすることが可能になり、炉体
がコンパクトになり純粋核融合炉で問題となっている第
一壁負荷を軽減出来るものである。
【0006】ハイブリッド炉の核燃料領域での核分裂反
応は、核融合反応プラズマより発生する中性子により生
起するので、この体系は常に核的未臨界性が保たれてい
る。この状態は核的暴走がなく、安全性上は大変好まし
いが、通常の核分裂炉に設置されている制御棒等による
発生熱出力を調整する方式もない。ハイブリッド炉の熱
出力は、短時間では核融合反応プラズマの状態を制御す
ることによって可能になる。しかし、ハイブリッド炉の
構成が純粋核融合炉と殆ど同様であるから、ハイブリッ
ド炉発電所の建設費用は殆ど核融合出力で決定されるの
で、長期間の運転では核融合出力は一定に保たれる。一
方、電力系統に接続されているハイブリッド炉発電所で
は、供給電力一定即ちプラント全熱出力一定が要求され
ている。長期間の運転での核融合出力一定の条件下で、
制御棒等での発生熱出力を調整する方式を持たないハイ
ブリッド炉では、ブランケット核燃料領域のM値を長期
間の核融合中性子に照射されても、可能な限り一定に保
たれるような組成を有する核燃料を装荷した核燃料領域
を設計しなければならない。
【0007】従来は長期間M値を一定にするために、次
のような提案がある。 (1) 高いM値を持つ高速中性子核分裂型ブランケット。 (2) 核分裂性物質の濃度を核分裂反応によって消滅する
核分裂性物質と、核分裂親物質に中性子が衝突する際に
生成する各分裂性物質とが等しくなる平衡濃度に保持す
るよう構成する。 (3) 核燃料に含有される核分裂物質の濃度を3ないし1
1%とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の提案のう
ち、(1)M値を上げる方法は、前述のように現実的で
はなく、また(3)の核分裂性物質の濃度を3ないし1
1%にする方法は、核分裂性物質の濃度がかなり濃く、
また高速中性子核分裂型の核燃料領域構成では、中性子
スペクトルが硬くなるのでM値が10を超えてしまい、
この方法も現実的ではない。
【0009】これに対して(2)の核分裂性物質の濃度
を調整する方法は、前記2方法と異なり現実的ではある
が、「核分裂性物質の濃度を、核分裂反応によって消滅
する核分裂性物質と、核分裂親物質に中性子が衝突する
際に生成する核分裂性物質とが等しくなる濃度」とは、
厳密に考えると時間の関数である。即ち、初期に「等し
くなる」ように決定した濃度は、運転時間の経過と共
に、次に示す理由によって変化する。
【0010】(1) 核分裂親物質ほの中性子の照射により
核分裂性物質が生成する。核燃料領域に装荷されている
核燃料が取り替えられることがなければ、核燃料に含ま
れているこの核分裂親物質は中性子の照射により減少す
る。即ち核分裂親物質の原子核数は運転時間と共に減少
し、それから生成した核分裂性物質に「等しくなる」よ
うな核分裂性物質の濃度は時間の関数になる。 (2) 核燃料領域で核分裂が起これば、必然的に核分裂生
成物(FP)が発生し、核燃料が取り替えられることが
なければ、FPが運転時間の経過と共に体系内に蓄積
し、中性子スペクトルが変化し、核分裂性物質や核分裂
親物質の消滅する割合(平均中性子断面積)が運転時間
と共に変化する。
【0011】前者はハイブリッド炉の重要な、他のエネ
ルギー生産手段より優れていると言われている核燃料取
り替えが長期間不要であるという特徴に関連し、後者は
熱中性子型のハイブリッド炉の特性評価では無視するこ
とが出来ない。
【0012】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、装荷した核燃料を長期間交換する必要がなく、しか
もハイブリッド炉での全発生熱出力を、運転期間中可能
な限り一定にすることができる核融合−核分裂ハイブリ
ッド炉を提供することを目的とする。
【0013】本発明の他の目的は、運転後に取出される
核燃料の燃料燃焼度を、可能な限り等しくすることがで
きる核融合−核分裂ハイブリッド炉を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
前記目的を達成する手段として、核融合反応プラズマを
発生させる炉心と、これを取り巻く熱中性子型のブラン
ケットおよび遮蔽体と、超伝導コイル等によるプラズマ
閉じ込め部とからなり、前記ブランケットは、第一壁
と、プラズマに近い第1核燃料領域と、プラズマから遠
い第2核燃料領域と、トリチウム増殖領域とを備え、前
記第1核燃料領域を、第2核燃料領域よりも狭い領域厚
とするとともに、核分裂親物質のみを装荷して構成し、
かつ前記第2核燃料領域を、核分裂親物質と3%以下の
核分裂性物質とを装荷して構成するようにしたことを特
徴する。
【0015】また、本発明の第2の発明は、前記目的を
達成する手段として、核融合反応プラズマを発生させる
炉心と、これを取り巻く熱中性子型のブランケットおよ
び遮蔽体と、超伝導コイル等によるプラズマ閉じ込め部
とからなり、前記ブランケットは、第一壁と、プラズマ
に近い第1核燃料領域と、プラズマから遠い第2核燃料
領域と、トリチウム増殖領域とを備え、前記第1核燃料
領域を、第2核燃料領域と同一またはそれより広い領域
厚とするとともに、核分裂親物質と3%以下の核分裂性
物質とを装荷して構成し、かつ前記第2核燃料領域を、
核分裂親物質のみを装荷して構成するようにしたことを
特徴とする。
【0016】さらに、本発明の第3の発明は、前記目的
を達成する手段として、核融合反応プラズマを発生させ
る炉心と、これを取り巻く熱中性子型のブランケットお
よび遮蔽体と、超伝導コイル等によるプラズマ閉じ込め
部とを備え、前記ブランケットのアウトボード側に配置
された核燃料領域またはインボード側に配置された核燃
料領域のうちの少なくともいずれか一方を、トロイダル
方向に複数の領域に分割するとともに、核分裂親物質の
みを装荷して構成される領域と核分裂親物質および3%
以下の核分裂性物質を装荷して構成される領域とを交互
に配列するようにしたことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の第1の発明に係る核融合−核分裂ハイ
ブリッド炉においては、核燃料領域が、プラズマに近い
第1核燃料領域とプラズマから遠い第2核燃料領域との
2つの領域に分けられ、第2核燃料領域よりも狭い領域
厚を有する第1燃料領域には、核分裂親物質のみが装荷
され、また第2燃料領域には、核分裂親物質と3%以下
の核分裂性物質とが装荷される。このため、第1核燃料
領域での運転に伴なって増加する熱出力を第2核燃料領
域での運転に伴なって減少する熱出力で相殺することに
なり、装荷した核燃料を長期間交換することなく、ハイ
ブリッド炉での全発生熱出力の変動を、最少限に抑制す
ることが可能となる。また、運転後に各領域から取出さ
れる核燃料の燃料燃焼度を、可能な限り等しくすること
が可能となる。
【0018】また、本発明の第2の発明に係る核融合−
核分裂ハイブリッド炉においては、前記第1の発明とは
逆に、第2核燃料領域と同一またはそれより広い領域厚
を有する第1核燃料領域に、核分裂親物質と3%以下の
核分裂性物質とが装荷され、また第2核燃料領域に、核
分裂親物質のみが装荷される。このため、前記第1の発
明とは逆の作用により熱出力が相殺され、同様の効果が
得られる。
【0019】さらに、本発明の第3の発明に係る核融合
−核分裂ハイブリッド炉においては、前記両発明とは異
なり、核燃料領域がトロイダル方向に複数の領域に分割
されるとともに、核分裂親物質のみを装荷した領域と、
核分裂親物質および3%以下の核分裂性物質を装荷した
領域とが交互に配列される。このため、組成の異なる領
域間で熱出力が相殺され、同様の効果が得られる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して説明する。
【0021】まず、図1を参照して本発明の原理を説明
する。
【0022】図1は、ハイブリッド炉のブランケット部
分の構成を示すもので、ブランケットは、第一壁11
と、プラズマに近い第1核燃料領域12と、プラズマか
ら遠い第2核燃料領域13と、トリチウム増殖領域14
と、反射材15とから構成されており、反射材15は、
必要に応じ省略されるようになっている。
【0023】前記各核燃料領域12,13には、核分裂
親物質と核分裂性物質との組成比の異なる核燃料がそれ
ぞれ装荷されており、その組成比および領域厚さの比率
は、プラント全熱出力の変動巾を最小に抑制し得るよう
に調整されている。即ち、一方の核燃料領域12または
13で運転時間の経過と共に発生出力が増加すれば、他
方の核燃料領域13または12では発生出力を減少させ
るよう、その組成比および領域厚さの比率が調整される
ようになっている。そして、各核燃料領域12,13か
らの発生熱を混合することにより、プラント全体として
の全熱出力が、運転時間の経過と共に可能な限り一定に
保たれるようになっている。
【0024】これら両核燃料領域12,13の具体的な
構造を、図2および図3に示す。
【0025】図2の場合には、核分裂親物質と核分裂性
物質との組成比の異なる燃料ペレット17,18を領域
を分けて同一の被覆材19内に装填して1本の燃料体1
6を作成し、この燃料体16を束ねて第一壁11に垂直
に配置したもので、燃料体16間に冷却材20を流すこ
とにより、燃料体16で発生した熱によって高温の冷却
材20を得るようになっている。そしてこれにより、#
1,#2で示す核燃料領域12,13からの発生熱を混
合し、プラント全体としての全熱出力を得るようになっ
ている。
【0026】一方、図3の場合には、核分裂親物質と核
分裂性物質との組成比の異なる燃料ペレット17,18
を各別の被覆材19に装填して2種類の燃料体16A,
16Bを作成し、これらを領域を分けて第一壁11に平
行に配置したもので、燃料体16A,16B間に冷却材
20を流すことにより、燃料体16A,16Bで発生し
た熱によって高温の冷却材20を得るようになってい
る。そしてこれにより、各核燃料領域12,13からの
発生熱を混合し、プラント全体としての全熱出力を得る
ようになっている。
【0027】ところで、核分裂親物質( 238U, 232
h及び0.3%以下の 235Uを含有する劣化ウラン)に
中性子が照射されると、 238Uや 232Thは核変換(中
性子捕獲)によって核分裂性物質( 239Pu, 233
等)が生成し、同時にこの核分裂性物質への中性子照射
による核分裂反応によって、核分裂親物質から構成され
ている核燃料と減速材(冷却材を兼用している場合もあ
る)の体系は発熱をする。運転時間の経過と共に、即ち
中性子照射が続けられると、生成する核分裂性物質が増
加するので、この核燃料として核分裂親物質のみから構
成されている体系の発生熱出力は増加し続ける。
【0028】核分裂親物質に核分裂性物質を適当な量を
添加した核燃料では、中性子が照射されると、既に存在
している核分裂性物質の中性子吸収の核変換によって、
核分裂性物質は減少する。しかし、同時に上に示した核
分裂親物質からの核変換(中性子捕獲)によって、核分
裂性物質は増加する。核分裂性物質の減少する割合が増
加する割合を上回れば、正味として核分裂性物質を添加
した核燃料と減速材(冷却材を兼用している場合もあ
る)の体系での核分裂性物質は減少し、運転時間の経過
と共に、この体系の発生熱出力は減少し続ける。
【0029】そこで、ある領域での核分裂親物質のみか
ら構成されている体系の増加し続ける発生熱出力を抑制
するように、他の領域で適当な量を添加することによっ
て核分裂性物質と核分裂親物質から構成されている体系
の減少する発生熱出力を混合して、プラント全体として
の全熱出力の時間的変動巾を最小にする特性が得られ
る。
【0030】もし、核分裂親物質として0.3%以下の
235Uを含有する劣化ウランが採用されていれば、中性
子照射による 235Uの核分裂反応によってその領域での
235Uが減少し、核変換によって核分裂性物質が生成し
増加して発生した熱出力の増加する割合を幾分低下させ
る。しかし、 235Uの含有率が0.3%以下と小さいの
で、この場合の領域での発生した熱出力は増加する。但
し、他の領域での核分裂性物質の添加量が低くて、各領
域での発生熱出力のバランス関係が微妙な場合では、こ
の核分裂親物質への 235Uの含有率が無視できないこと
もある。そこで、a.核分裂性物質を添加する領域(他
の領域は核分裂親物質のみ)、b.核燃料領域での各領
域の厚さ比、c.添加すべき核分裂性物質の量。
【0031】をプラント全熱出力の時間的変動巾を可能
な限り低くし、核燃料を交換する期間を長くし(プラン
ト運転期間の長期化)、各領域での取り出し燃料燃焼度
を平準化するという目標で、プラント全熱出力がほぼ
3,300MWt、核融合出力一定という条件の下に検
討した。以下、これらについて説明する。
【0032】実施例(1) 実施例(1)として、核分裂親物質は0.2%の 235
を含有する劣化ウラン(以下、ここでは劣化ウランとの
み称する)、核分裂性物質を 239Puとする。厚さ0.
5cmの鉄製の第一壁に続いて、厚さ13cmの核燃料領域
があり、ここは次のような核燃料棒を34本配置した内
径4.5cmの圧力管型の核燃料集合体から構成されてい
る。水対UO2 の体積比 1.02、UO2 ペレットの
半径 0.49cm、被覆材の厚さ 0.06cm、被覆材
の材質 ジルカロイ合金、核燃料棒間の冷却材間隙
0.24cm、減速材(冷却材:水)の密度 0.74。
【0033】核燃料領域の領域分割の条件を表1に示
す。
【0034】
【表1】
【0035】一定とすべきプラントの全熱出力の目標値
を3,300MWtとし、燃料燃焼度の限界値を19,
600MWD/tUO2 とし、プラントの運転期間はい
づれかの領域での燃料がこの限界値に達したならば、プ
ラントの運転を停止し、燃料交換を実施する。プラント
負荷率は100%として検討する。
【0036】本実施例(1)では核燃料領域に次のよう
な具体的構成を提供する。a.#2領域の劣化ウランに
239Puを添加する。#1領域は劣化ウランのみ。b.
領域厚さの比は1:2を最適とする。c. 239Pu添加
量は0.5%程度を最適とする。
【0037】実施例(1)の作用および効果を表す具体
的な検討結果を、表2、図4及び図5に示す。
【0038】表2は、#2領域に 239Puを添加した実
施例(1)の結果を示し、また図4は、#2領域の劣化
ウランに 239Puを添加し、#1領域では劣化ウランの
みのハイブリッド炉ブランケット核燃料領域の熱出力の
運転年に対する変化を示す。実線は1/2領域分割の場
合、点線は1/1領域分割の場合を示す。また図5は、
#2領域の劣化ウランに 239Puを添加し、#1領域で
は劣化ウランのみのハイブリッド炉ブランケット核燃料
領域の各領域での 235Uと 239Puの運転年に対する変
化を示す。実線は1/2領域分割の場合、点線は1/1
領域分割の場合を示す。
【0039】
【表2】
【0040】核燃料領域で、核融合中性子が直接入射す
る#1領域での中性子束は#2領域に比較して高いの
で、この領域に劣化ウランのみを装荷すると、劣化ウラ
ンの燃焼には効果がある。そして、その結果低下した中
性子束は、#2領域に装荷した239Puを添加した核燃
料での核分裂反応により発生した中性子により増加され
るという空間的な中性子束平坦化効果が働いている。こ
の効果によって、燃焼後に各領域から取り出される燃料
の燃焼度の差が低下する。
【0041】しかしながら、図4及び図5の領域分割の
条件、実線で示した1/2分割条件と点線で示した1/
1分割条件での検討結果を見ると、劣化ウランのみを装
荷した#1領域の厚さが相対的に#2領域よりも広い1
/1分割条件では、プラント全熱出力の変動巾がより大
きくなる。#1領域が広いと、#1領域での中性子束は
劣化ウランのためにより低下し、核融合出力(核融合中
性子)一定で、プラント全熱出力を所定の値、即ち核燃
料領域全体のM値を保つために、#2領域に添加すべき
239Puの量を高くしなければならない。その結果によ
り、#2領域に添加されたこの高い 239Puの吸収効果
で、その減少の割合が急峻になり(図5の点線で示した
239Pu#2の曲線)、#1領域での 239Puの増加
(図5の点線で示した 239Pu#1の曲線)によるこの
領域での熱出力の時間的増加を充分に相殺出来ない。こ
れに反して、#1領域が#2領域よりも狭いと、#2領
域に添加すべき 239Puの量は少なくてよい。こうし
て、1/2分割条件での#1と#2領域での出力変化の
相殺効果は十分に機能している。そしてこの1/2分割
条件の結果では、#2領域での熱出力減少(図4及び図
5の実線で示す)はこの領域の0.2% 235Uの減少効
果に負っている。
【0042】以上の検討結果より、#2領域の劣化ウラ
ンに 239Puを添加する場合は、#1領域の厚さを相対
的に#2領域よりも狭くすることが必要である。
【0043】実施例(2) 本実施例(2)の具体的構成では、次に示す条件以外は
実施例(1)と同様である。a.#1領域の劣化ウラン
239Puを添加する。#2領域は劣化ウランのみ。
b.領域厚さの比は1:1を最適とする。c.239 Pu
添加量は0.5%程度を最適とする。
【0044】実施例(2)の作用および効果を示す具体
的な検討結果を、表3、図6及び図7を示す。
【0045】表3は、#1領域に239 Puを添加した実
施例(2)の結果を示し、また図6は、#1領域の劣化
ウランに 239Puを添加し、#2領域では劣化ウランの
みのハイブリッド炉ブランケット核燃料領域の熱出力の
運転年に対する変化を示す。実線は1/1領域分割の場
合、点線は2/1領域分割の場合を示す。また図7は、
#1領域の劣化ウランに 239Puを添加し、#2領域で
は劣化ウランのみのハイブリッド炉ブランケット核燃料
領域の各領域での 235Uと 239Puの運転年に対する変
化を示す。実線は1/1領域分割の場合、点線は2/1
領域分割の場合を示す。
【0046】
【表3】
【0047】核融合中性子が入射する#1領域に 239
uを添加したので、燃料燃焼度は#1領域で限界値に達
して、運転期間も実施例(1)に比較して短くなり、燃
焼後の取り出し燃料の燃焼度の領域間の差は大きい。し
かし1/1分割条件では、プラント全熱出力変動巾の低
下は期待出来る。
【0048】図6及び図7の領域分割の条件、実線で示
した1/1分割条件と点線で示した2/1分割条件での
検討結果を見ると、図6の実線で示したように、#2領
域での中性子照射による核分裂親物質 238Uの核変換に
よって生成した 239Puの核分裂反応の熱出力の増加
を、#1領域に添加した 239Puの減少(図7の実線で
示した 239Pu#1の曲線)と0.2% 235Uの減少
(図7の実線で示した 235U#1の曲線)によるこの領
域での熱出力の減少が効果よく相殺し合って、図6の実
線で示した全出力の曲線のように変動巾を低めている。
なお、中性子束の高い#1領域に 239Puを添加したの
で、この領域の厚い2/1分割条件では、核融合出力
(核融合中性子)一定で、プラント全熱出力を所定の
値、即ち核燃料領域全体のM値を保つために、#1領域
に添加した 239Puの量を低くする必要があり、その結
果図7の点線で示した 239Pu#1の曲線のように、
239Puは#1領域でも増加することになり、図6の点
線で示したように両領域での熱出力の増減を効果よく相
殺することが出来ていない。
【0049】従って、表3の結果に見るように、#1領
域の劣化ウランに 239Puを添加する場合は、#1領域
の厚さを#2領域と同等か、もしくは相対的に#2領域
よりも狭くすることが必要である。
【0050】また、領域分割のない結果を表3の下端に
示したが、明らかに、領域分割のない1領域の場合より
も上の結論による領域分割の方がプラント全熱出力変動
巾が低くなり、提案されている両領域での熱出力の増減
を相殺する効果が重要であることを示している。なお、
表3の下端に示した1領域の計算では、添加した239
uの量は従来の提案にあったような平衡濃度ではなく、
2領域分割で実施した方法と全く同様のプラント全熱出
力変動巾を最小にするという条件で、239Pu添加量を
求めたものである。
【0051】なお、前記各実施例では特に説明しなかっ
たが、熱中性子型ハイブリッド炉ブランケットの核燃料
領域を構成する物質としては、以下のものを用いること
ができる。
【0052】核分裂親物質; 238U, 232Th,0.3
%以下の 235Uを含有する劣化ウラン、核分裂性物質;
235U, 239Pu, 233U等、減速材;軽水,重水,黒
鉛,ベリリウム,酸化ベリリウム、冷却材;軽水,重
水,ヘリウム,炭酸ガス。
【0053】そして本発明は、核燃料領域を構成する核
燃料として、上記の核分裂親物質と核分裂性物質との全
ての組み合わせ、その組み合わせられた核燃料と上記の
減速材及び冷却材との全ての組み合わせからなる熱中性
子型体系を持つ2領域核燃料装荷ブランケットを持つ核
融合−核分裂ハイブリッド炉を含む。
【0054】さらに、前記各実施例においては、ブラン
ケットの核燃料領域を、半径方向に2領域に分割して構
成する場合について説明したが、図8に示すように、ト
ロイダル方向に分割した2領域構成、インボード側やア
ウトボード側にも2領域を構成し、その2領域のある領
域に核分裂親物質からなる熱中性子型体系を、他の領域
に核分裂性物質を添加した核分裂親物質からなる熱中性
子型体系を設置し、夫々の領域で発生した熱エネルギー
を冷却材にて除去し、高温の冷却材を混合することによ
って、プラント全熱出力変動巾の低下させることの出来
る2領域核燃料装荷ブランケットを持つ核融合−核分裂
ハイブリッド炉を構成するようにしてもよい。
【0055】即ち、図8は、トカマク型核融合−核分裂
ハイブリッド炉の原理的な構成の水平断面図であり、ア
ウトボード側に配置されたブランケット核燃料領域22
およびインボード側に配置されたブランケット核燃料領
域23は、トロイダル方向に複数の領域に分割され、か
つハッチングの方向を変えて示すように、第1核燃料領
域12と第2核燃料領域13とが交互に配列されてい
る。
【0056】しかして、この場合には、半径方向に分割
された実施例(1)の2領域間のような、相互に中性子
輸送の点から強い結合がないが、プラント全熱出力変動
巾の低下を図ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ブランケ
ットの核燃料領域を2領域に分割し、一方の領域におけ
る出力増加を他方の領域における出力減少で相殺するよ
うにしているので、電力系統の安定上から限られる単基
容量に基づくプラント全熱出力を持ち、かつブランケッ
トに装荷した核燃料を長期間交換することなく、しかも
運転期間中の核融合出力を一定としつつ、その発生全熱
出力を、ほぼ初期に設定したプラント全熱出力に保持す
ることができ、運転期間中の全熱出力変動巾を最小に抑
制できる。また、運転後に各領域から取出される核燃料
の燃料燃焼度を、可能な限り等しくなるようにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る核融合−核分裂ハイブリッド炉の
ブランケット部分の構成を示す説明図。
【図2】ブランケットの核燃料領域を2領域に分割する
具体的な一例を示す説明図。
【図3】ブランケットの核燃料領域を2領域に分割する
具体的な他の例を示す説明図。
【図4】#2領域の劣化ウランに 239Puを添加し、#
1領域では劣化ウランのみのハイブリッド炉ブランケッ
ト核燃料領域の熱出力の運転年に対する変化を示すグラ
フ。
【図5】#2領域の劣化ウランに 239Puを添加し、#
1領域では劣化ウランのみのハイブリッド炉ブランケッ
ト核燃料領域の各領域での 235Uと 239Puの運転年に
対する変化を示すグラフ。
【図6】#1領域の劣化ウランに 239Puを添加し、#
2領域では劣化ウランのみのハイブリッド炉ブランケッ
ト核燃料領域の熱出力の運転年に対する変化を示すグラ
フ。
【図7】#1領域の劣化ウランに 239Puを添加し、#
2領域では劣化ウランのみのハイブリッド炉ブランケッ
ト核燃料領域の各領域での 235Uと 239Puの運転年に
対する変化を示すグラフ。
【図8】トカマク型核融合−核分裂ハイブリッド炉にお
いて、ブランケット核燃料領域をトロイダル方向に領域
分割した場合の原理的な構成を示す水平断面図。
【図9】トカマク型核融合−核分裂ハイブリッド炉の上
半部の原理的な構成を示す垂直断面図。
【符号の説明】
11 第一壁 12 第1核燃料領域 13 第2核燃料領域 14 トリチウム増殖領域 15 反射材 16,16A,16B 燃料体 17,18 燃料ペレット 19 被覆材 20 冷却材 22,23 ブランケット核燃料領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山地 憲治 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 財 団法人電力中央研究所内 (72)発明者 深井 佑造 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 株 式会社東芝内 (72)発明者 畑山 明聖 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 山内 通則 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 核融合反応プラズマを発生させる炉心
    と、これを取り巻く熱中性子型のブランケットおよび遮
    蔽体と、超伝導コイル等によるプラズマ閉じ込め部とか
    らなり、前記ブランケットは、第一壁と、プラズマに近
    い第1核燃料領域と、プラズマから遠い第2核燃料領域
    と、トリチウム増殖領域とを備え、前記第1核燃料領域
    を、第2核燃料領域よりも狭い領域厚とするとともに、
    核分裂親物質のみを装荷して構成し、かつ前記第2核燃
    料領域を、核分裂親物質と3%以下の核分裂性物質とを
    装荷して構成したことを特徴とする核融合−核分裂ハイ
    ブリッド炉。
  2. 【請求項2】 核融合反応プラズマを発生させる炉心
    と、これを取り巻く熱中性子型のブランケットおよび遮
    蔽体と、超伝導コイル等によるプラズマ閉じ込め部とか
    らなり、前記ブランケットは、第一壁と、プラズマに近
    い第1核燃料領域と、プラズマから遠い第2核燃料領域
    と、トリチウム増殖領域とを備え、前記第1核燃料領域
    を、第2核燃料領域と同一またはそれより広い領域厚と
    するとともに、核分裂親物質と3%以下の核分裂性物質
    とを装荷して構成し、かつ前記第2核燃料領域を、核分
    裂親物質のみを装荷して構成したことを特徴とする核融
    合−核分裂ハイブリッド炉。
  3. 【請求項3】 核融合反応プラズマを発生させる炉心
    と、これを取り巻く熱中性子型のブランケットおよび遮
    蔽体と、超伝導コイル等によるプラズマ閉じ込め部とを
    備え、前記ブランケットのアウトボード側に配置された
    核燃料領域またはインボード側に配置された核燃料領域
    のうちの少なくともいずれか一方を、トロイダル方向に
    複数の領域に分割するとともに、核分裂親物質のみを装
    荷して構成される領域と核分裂親物質および3%以下の
    核分裂性物質を装荷して構成される領域とを交互に配列
    したことを特徴とする核融合−核分裂ハイブリッド炉。
JP5189879A 1993-07-30 1993-07-30 核融合−核分裂ハイブリッド炉 Pending JPH0743483A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275572A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Motohiko Inai 核融合核分裂ハイブリッド炉
KR100923917B1 (ko) * 2007-09-28 2009-10-28 한국전력공사 중성자 발생기
CN102610284A (zh) * 2012-03-30 2012-07-25 中国科学院合肥物质科学研究院 利用快-热耦合混合能谱实现长期能量放大的混合堆包层
CN103886921A (zh) * 2014-03-13 2014-06-25 清华大学 一种Th-U自持循环全熔盐燃料混合堆系统及其运行方法

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