JPH0743436Y2 - シヤツタ−の落下防止装置 - Google Patents

シヤツタ−の落下防止装置

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JPH0743436Y2
JPH0743436Y2 JP10918186U JP10918186U JPH0743436Y2 JP H0743436 Y2 JPH0743436 Y2 JP H0743436Y2 JP 10918186 U JP10918186 U JP 10918186U JP 10918186 U JP10918186 U JP 10918186U JP H0743436 Y2 JPH0743436 Y2 JP H0743436Y2
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JP
Japan
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shaft
shutter
ammunition
closing
opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10918186U
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English (en)
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JPS6314795U (ja
Inventor
和信 深野
義彦 槻
Original Assignee
三和シヤツタ−工業株式会社
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、開閉用弾機の復元力でシャッターカーテン
を開閉するシャッターにおいて、開閉用弾機が破断した
場合のシャッターの落下防止装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、開閉用弾機の復元力を利用してシャッターカー
テンを開閉するシャッターには、オーバーヘッド扉式の
ものがある。
このオーバーヘッド扉式のシャッターは、開閉用弾機を
巻装したシャフトの両端にワイヤドラムを取付け、この
ワイヤドラムとシャッターカーテンの両側下端部とをワ
イヤロープで夫々連結して、このシャッターカーテンの
両端に配設した傾斜レールに、シャッターカーテンの両
端側を収嵌している。
そして、シャッターカーテンは、その上動で開閉用弾機
が復元作用し、常にシャッターカーテンが上動する方向
に作用するようにしている。
上記動作につれて、ワイヤロープは次第にワイヤドラム
に巻取られることになる。
このオーバーヘッド扉式のシャッターには、上記のバラ
ンス式の外に電動式,チェーン式の形態があるが、いず
れも基本構成はバランス式と同じである。
上記シャッターには、シャッターカーテンの落下防止の
対策として、開閉用弾機を止着している躯体側に、係合
爪を夫々有する固定フランジと検知フランジを噛合させ
てシャフトに軸嵌し、開閉用弾機の復元力が作用する方
向とは逆方向のシャフトの回転で、検知フランジが作用
するように構成していた。これにより検知スイッチが作
動し、これに電気的に連結した制動機構が作動すること
によって、シャフトの回転を停止しワイヤロープと連結
したシャッターカーテンの落下を停止させていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来技術には、電気的構成を伴ない、制動機構を装
備する電動式シャッターを除いては、設備増大となる問
題点があった。
この考案は上記問題点を解消し、設備の増大を伴うこと
なく、しかも、シャッターカーテンの落下に対し即応す
るシャッターの落下防止装置を提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記の目的を達成するために、シャフトに
巻装した開閉用弾機の復元力を利用して、シャッターカ
ーテンを開閉するシャッターにおいて、シャフトの中間
部を回転自在に軸承するブラケットを躯体側に取付け、
シャフトに摺動自在に外挿する爪付プレートと前記ブラ
ケットとの間に介装させた圧縮スプリングに内挿され且
つ先端に前記爪付プレートが固着された連結部材を、前
記ブラケットに摺動自在な状態で保持させ、前記連結部
材の他端をシャフトに摺動自在に外挿されたアンカープ
ラグに固定すると共に、前記爪付プレートの対向面にシ
ャフトに固着された爪車を配設した落下防止装置を設
け、前記アンカープラグに前記開閉用弾機の一端を連結
すると共に、圧縮スプリングの付勢力と開閉用弾機の初
張力とを均衡させたシャッターの落下防止装置を構成し
たものである。
〔作用〕
この考案のシャッターの落下防止装置は、通常は開閉用
弾機の初張力と係止用弾機の付勢力とが均衡して、係止
部材の一方は開閉用弾機の躯体側で停止状態にある。そ
して開閉用弾機が破断すると、その初張力の消失につれ
て係止用弾機の付勢力が作用して、係止部材の一方がシ
ャフトに沿って移動する。これにより、シャフトに固定
状に取付けた係止部材の他方に係止部材の一方が係止
し、シャフトの回転を停止させ、シャッターカーテンの
落下を停止させる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。第1図
は、この考案に係るシャッターの落下防止装置を示す破
断側面図である。また第2図は落下防止装置を装着した
シャッターの背面図である。
シャッターの一例としてオーバーヘッド扉式シャッター
を例に説明する。
第2図において、間口開口部には、パネル1を連結した
シャッターカーテン2を位置させ、その上方には躯体に
固定したブラケット3に、軸受を介してシャフト4を回
転自在に軸支している。
前記シャッターカーテン2は、両端側に図示しないロー
ラを複数個突設してあり、間口開口部の両側に配設した
垂直部と水平部からなる室内側へ向けた傾斜レール5
に、その両端側を収嵌している。このシャッターカーテ
ン2の両側最下部にはワイヤロープ6の一端を止着し、
他端は前記シャフト4の両側に固定状に軸嵌したワイヤ
ドラム7に止着している。
一方前記シャフト4には、落下防止装置A,Aの外側に開
閉用弾機である捩りスプリング8,8を対向巻装してい
る。この捩りスプリング8の一端(外端)は、ワインデ
ィングプラグ9を介して夫々シャフト4に固定し、他端
(内端)は、躯体側となるアンカープラグ10に夫々止着
して固定している。
次にシャッターの落下防止装置Aについて説明する。
この落下防止装置Aは、一対の係止部材Bと圧縮スプリ
ング13と連結部材14で構成されている。そして、捩りス
プリング1個につき落下防止装置Aを1個装備し、第2
図で示すように、シャフト4の中間位置を境に、同じ構
成を左右対称に配置している。
前記係止部材Bは、第1図に示すように一方の爪付きプ
レート11と他方の爪車12とがシャフト4で対向構成され
ている。上記爪付きプレート11は、シャフト4に遊嵌さ
れている。また、爪車12は、爪付きプレート11と一定間
隔をあけてシャフト4に固定状に軸嵌している。
上記爪付きプレート11は、円板形の一側面に爪体15を適
数個突設すると共に、他側面に上記爪体15の突出方向と
は反対方向に固定状に突設した2個の連結ボルト14を延
出している。
この連結ボルト14は、前記ブラケット3に形成した孔部
16にその先端側を遊嵌させ、アンカープラグ10に形成し
た雌ネジ部17とその先端部の螺刻部を螺合させている。
そして、爪付きプレート11とブラケット3との間には、
係止用弾機となる圧縮スプリング13を巻装している。こ
の圧縮スプリング13の付勢力は、前記捩りスプリング8
の初張力と略等しい力に設定してあり、平素はアンカー
プラグ10とブラケット3との間隔Cを残して、両スプリ
ング8,13を均衡させている。
前記爪車12は円板形をなし、前記爪付きプレート11との
対向面に、前記爪体15と噛合して係止可能にする爪部18
を環状に複数個形成している。
この考案に係るシャッターの落下防止装置Aは、以上の
ように構成されているので、捩りスプリング8が破断す
ると、その初張力が消失し、捩りスプリング8のアンカ
ープラグ10側は荷重値0となり自由状態となり、両スプ
リング8,13の均衡が破れ、圧縮スプリング13の付勢力が
作用して爪付きプレート11が爪車12方向(第1図に矢印
で示すように図中左方から右方)にシャフト4に沿って
第1図に想像線で示すように移動する。
爪付きプレート11の爪体15は、シャフト4に軸嵌され回
転している爪部17に噛合して爪車12の回転を停止させる
ので、シャフト4の回転が停止し、シャッターカーテン
2の落下を停止させる。
〔考案の効果〕 この考案は以上のように構成したので、次のような効果
がある。
開閉用弾機の破断時には、瞬時に係止部材が作動してシ
ャフトを停止するので、シャターカーテンの落下を防止
できる。しかも、電気的構成を必要とせず、簡素な構造
であるので、設備を増大することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るシャッターの落下防止装置を示
す破断側面図、第2図は落下防止装置を装備したシャッ
ターの背面図である。 A……落下防止装置、B……係止部材 2……シャッターカーテン 4……シャフト 8……捩りスプリング(開閉用弾機) 11……爪付きプレート(一方の係止部材) 12……爪車(他方の係止部材) 13……圧縮スプリング(係止用弾機)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトに巻装した開閉用弾機の復元力を
    利用して、シャッターカーテンを開閉するシャッターに
    おいて、 シャフトの中間部を回転自在に軸承するブラケットを躯
    体側に取付け、シャフトに摺動自在に外挿する爪付プレ
    ートと前記ブラケットとの間に介装させた圧縮スプリン
    グに内挿され且つ先端に前記爪付プレートが固着された
    連結部材を、前記ブラケットに摺動自在な状態で保持さ
    せ、前記連結部材の他端をシャフトに摺動自在に外挿さ
    れたアンカープラグに固定すると共に、前記爪付プレー
    トの対向面にシャフトに固着された爪車を配設した落下
    防止装置を設け、 前記アンカープラグに前記開閉用弾機の一端を連結する
    と共に、圧縮スプリングの付勢力と開閉用弾機の初張力
    とを均衡させたことを特徴とするシャッターの落下防止
    装置。
JP10918186U 1986-07-16 1986-07-16 シヤツタ−の落下防止装置 Expired - Lifetime JPH0743436Y2 (ja)

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JP10918186U JPH0743436Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16 シヤツタ−の落下防止装置

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JPS6314795U JPS6314795U (ja) 1988-01-30
JPH0743436Y2 true JPH0743436Y2 (ja) 1995-10-09

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JP2005521817A (ja) * 2002-03-28 2005-07-21 シム 閉鎖又は日除け設備を操作するために使用される安全装置及びかかる装置を備える機構

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