JPH0743122B2 - 加熱調理装置 - Google Patents
加熱調理装置Info
- Publication number
- JPH0743122B2 JPH0743122B2 JP538990A JP538990A JPH0743122B2 JP H0743122 B2 JPH0743122 B2 JP H0743122B2 JP 538990 A JP538990 A JP 538990A JP 538990 A JP538990 A JP 538990A JP H0743122 B2 JPH0743122 B2 JP H0743122B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature sensor
- space
- cooking
- gas burner
- pan
- Prior art date
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- Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、加熱調理するための器の表面温度を間接的に
検知して、熱源の火力制御を行う加熱調理装置に関する
ものである。
検知して、熱源の火力制御を行う加熱調理装置に関する
ものである。
（従来の技術） 従来、加熱調理装置、例えば、ガスこんろにおいては、
第２図に示すように、ガスバーナ１のバーナヘッド２の
略中心部に接触型温度センサ３を内蔵した可動部４を配
設する構成としたものがある。この可動部４は、鍋５等
を載置するためのゴトク６の上面部より上に突出するよ
うにばね部材（図示せず）を介して支持部７に支持され
ている。
第２図に示すように、ガスバーナ１のバーナヘッド２の
略中心部に接触型温度センサ３を内蔵した可動部４を配
設する構成としたものがある。この可動部４は、鍋５等
を載置するためのゴトク６の上面部より上に突出するよ
うにばね部材（図示せず）を介して支持部７に支持され
ている。
鍋を前記ゴトクに載置すると、前記可動部４の先端部は
鍋５の底部に、ばね力によって密着され、鍋５の底部の
温度が接触型温度センサ３によって検知され、火力を調
整すべくガス供給を制御するようになっている。
鍋５の底部に、ばね力によって密着され、鍋５の底部の
温度が接触型温度センサ３によって検知され、火力を調
整すべくガス供給を制御するようになっている。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このようなガスこんろでは、調理の
際、煮こぼれ、油煙等がこびりつき、接触型温度センサ
３が作動しなくなったりすることがあり、常時、清潔に
保つ必要がある等、手間がかかり、鍋５やその他の物
をぶつけたりしたとき、破損したり、正確な温度を検
知するには可動部４を鍋底に密着する必要があり、その
ために、鍋底の平らなものしか効果がない等、種々の不
都合がある。
際、煮こぼれ、油煙等がこびりつき、接触型温度センサ
３が作動しなくなったりすることがあり、常時、清潔に
保つ必要がある等、手間がかかり、鍋５やその他の物
をぶつけたりしたとき、破損したり、正確な温度を検
知するには可動部４を鍋底に密着する必要があり、その
ために、鍋底の平らなものしか効果がない等、種々の不
都合がある。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものである。
（課題を解決するための手段） 前記課題を解決するために、本発明は、ガスバーナのバ
ーナヘッドを筐体上面に露出構成すると共に、前記バー
ナヘッドの略中心部に空間部を設け、前記筐体内のガス
バーナ下方に、且つ前記空間部の設けられる位置に、加
熱調理用の器の底部を検知するための非接触型温度セン
サを配設するようにしたものである。
ーナヘッドを筐体上面に露出構成すると共に、前記バー
ナヘッドの略中心部に空間部を設け、前記筐体内のガス
バーナ下方に、且つ前記空間部の設けられる位置に、加
熱調理用の器の底部を検知するための非接触型温度セン
サを配設するようにしたものである。
（作用） 加熱調理するための器の外表面温度を、筐体内のガスバ
ーナ下方に、且つ前記空間部の設けられる位置に配設さ
れた非接触型温度センサによって検知するため、器の底
の形状の如何にかかわらず、正確な検知が可能である。
さらに、前記非接触型温度センサは、調理の際、煮こぼ
れ、油煙等による汚れが、抑制され、また、器の底によ
って、センサは破損するおそれがなく、メインテナンス
が楽なものとなる。
ーナ下方に、且つ前記空間部の設けられる位置に配設さ
れた非接触型温度センサによって検知するため、器の底
の形状の如何にかかわらず、正確な検知が可能である。
さらに、前記非接触型温度センサは、調理の際、煮こぼ
れ、油煙等による汚れが、抑制され、また、器の底によ
って、センサは破損するおそれがなく、メインテナンス
が楽なものとなる。
（実施例） 次に、本発明にかかる加熱調理装置について、１実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。
第１図において、参照符号10は加熱調理装置、すなわ
ち、ガスこんろを示し、このガスこんろ10は、筐体11上
面にガスバーナ12のバーナヘッド13が露出構成され、こ
のバーナヘッド13の周囲に、加熱調理用の器、すなわ
ち、鍋14等を載置するためのゴトク15が設けられたもの
である。前記バーナヘッド13の略中心部には空間部16が
設けられ、前記筐体11内のガスバーナ12下方に、且つ前
記空間部16の設けられる位置に、鍋14の底部を検知する
ための非接触型温度センサ17が配設される。なお、この
非接触型温度センサ17は、例えば、熱型センサであるサ
ーモパイルを使用し、他、既知のものでよい。前記非接
触型温度センサ17は、空間部16を介して鍋14の底部の温
度を検知するようになっている。また、前記筐体11内に
は、非接触型温度センサ17から検知信号を導入したり、
種々の動作制御指令を出力したりする制御回路部18が配
設される。
ち、ガスこんろを示し、このガスこんろ10は、筐体11上
面にガスバーナ12のバーナヘッド13が露出構成され、こ
のバーナヘッド13の周囲に、加熱調理用の器、すなわ
ち、鍋14等を載置するためのゴトク15が設けられたもの
である。前記バーナヘッド13の略中心部には空間部16が
設けられ、前記筐体11内のガスバーナ12下方に、且つ前
記空間部16の設けられる位置に、鍋14の底部を検知する
ための非接触型温度センサ17が配設される。なお、この
非接触型温度センサ17は、例えば、熱型センサであるサ
ーモパイルを使用し、他、既知のものでよい。前記非接
触型温度センサ17は、空間部16を介して鍋14の底部の温
度を検知するようになっている。また、前記筐体11内に
は、非接触型温度センサ17から検知信号を導入したり、
種々の動作制御指令を出力したりする制御回路部18が配
設される。
かかる構成のガスこんろ10によれば、鍋14の底部の温度
を、筐体11内のガスバーナ12下方に、且つ前記空間部16
の設けられる位置に配設された非接触型温度センサ17に
よって検知するため、鍋14の底の形状の如何にかかわら
ず、正確な検知が可能である。さらに、前記非接触型温
度センサ17は、前記ガスバーナ12から離隔して設けられ
るため、調理の際、煮こぼれ、油煙等による汚れが抑制
され、また、鍋14の底によって、センサは破損するおそ
れがなく、メインテナンスが楽なものとなる。
を、筐体11内のガスバーナ12下方に、且つ前記空間部16
の設けられる位置に配設された非接触型温度センサ17に
よって検知するため、鍋14の底の形状の如何にかかわら
ず、正確な検知が可能である。さらに、前記非接触型温
度センサ17は、前記ガスバーナ12から離隔して設けられ
るため、調理の際、煮こぼれ、油煙等による汚れが抑制
され、また、鍋14の底によって、センサは破損するおそ
れがなく、メインテナンスが楽なものとなる。
さらに、前記ガスバーナ12の略中心部に空間部16が設け
られているため、ガスバーナ12の火力を大きくしても、
火炎はバーナヘッド13の外側に、放射状に延び、前記ガ
スバーナ12の略中心部に位置する鍋14の底にまわり込む
ことがない。従って、前記非接触型温度センサ17は、火
炎を検知することによる誤動作が防止され、安定した加
熱調理が可能となる。
られているため、ガスバーナ12の火力を大きくしても、
火炎はバーナヘッド13の外側に、放射状に延び、前記ガ
スバーナ12の略中心部に位置する鍋14の底にまわり込む
ことがない。従って、前記非接触型温度センサ17は、火
炎を検知することによる誤動作が防止され、安定した加
熱調理が可能となる。
（発明の効果） 以上、本発明によれば、加熱調理するための器の外表面
温度を、筐体内のガスバーナ下方に、且つ前記空間部の
設けられる位置に配設された非接触型温度センサによっ
て検知するため、器の底の形状の如何にかかわらず、正
確な検知が可能である。さらに、前記非接触型温度セン
サは、調理の際、煮こぼれ、油煙等による汚れが、抑制
され、また、器の底によって、センサは破損するおそれ
がなく、メインテナンスが楽なものとなる。
温度を、筐体内のガスバーナ下方に、且つ前記空間部の
設けられる位置に配設された非接触型温度センサによっ
て検知するため、器の底の形状の如何にかかわらず、正
確な検知が可能である。さらに、前記非接触型温度セン
サは、調理の際、煮こぼれ、油煙等による汚れが、抑制
され、また、器の底によって、センサは破損するおそれ
がなく、メインテナンスが楽なものとなる。
さらに、火力を最大限にしても、非接触型温度センサが
相対する位置、すなわち、バーナヘッドの略中心部に空
間部に相対する加熱調理するための器の底部において、
前記非接触型温度センサは火炎を検知することが防止さ
れる。このため、火炎を検知することによる誤動作のな
い、安定した加熱調理が可能となる。
相対する位置、すなわち、バーナヘッドの略中心部に空
間部に相対する加熱調理するための器の底部において、
前記非接触型温度センサは火炎を検知することが防止さ
れる。このため、火炎を検知することによる誤動作のな
い、安定した加熱調理が可能となる。
第１図は本発明にかかる加熱調理装置の側面説明図、 第２図は従来技術にかかる加熱調理装置の側面説明図で
ある。 10……ガスこんろ、11……筐体、12……ガスバーナ、13
……バーナヘッド、14……鍋、15……ゴトク、16……空
間部、17……非接触型温度センサ、18……制御回路部
ある。 10……ガスこんろ、11……筐体、12……ガスバーナ、13
……バーナヘッド、14……鍋、15……ゴトク、16……空
間部、17……非接触型温度センサ、18……制御回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 正美 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−10302（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】ガスバーナのバーナヘッドを筐体上面に露
出構成すると共に、前記バーナヘッドの略中心部に空間
部を設け、前記筐体内のガスバーナ下方に、且つ前記空
間部の設けられる位置に、加熱調理用の器の底部を検知
するための非接触型温度センサを配設することを特徴と
する加熱調理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP538990A JPH0743122B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 加熱調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP538990A JPH0743122B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 加熱調理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03211315A JPH03211315A (ja) | 1991-09-17 |
| JPH0743122B2 true JPH0743122B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=11609808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP538990A Expired - Lifetime JPH0743122B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 加熱調理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743122B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4709930B2 (ja) * | 2010-03-05 | 2011-06-29 | 大阪瓦斯株式会社 | コンロ |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP538990A patent/JPH0743122B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03211315A (ja) | 1991-09-17 |
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