JPH0743086A - 白煙防止機能を有する直交流式冷却塔 - Google Patents

白煙防止機能を有する直交流式冷却塔

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JPH0743086A
JPH0743086A JP13382094A JP13382094A JPH0743086A JP H0743086 A JPH0743086 A JP H0743086A JP 13382094 A JP13382094 A JP 13382094A JP 13382094 A JP13382094 A JP 13382094A JP H0743086 A JPH0743086 A JP H0743086A
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JP
Japan
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water
cooling tower
white smoke
air
cross
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Application number
JP13382094A
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English (en)
Inventor
Tadanobu Muto
忠信 武藤
Yoshiaki Koga
義明 古賀
Tetsuo Taima
鉄雄 対間
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Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Original Assignee
Ebara Shinwa Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部水槽の水位調節により、充填材上への散
水量を調整して熱負荷、外気温に応じて夏期には冷却能
力を高め、冬期においては白煙の発生を簡易に防止可能
とする。 【構成】 先ず冬期に、若しくは梅雨時に使用する時又
は熱負荷が少ない場合には、上部水槽Bの水位を最も丈
の高いの散水筒13c上端より低めとし、この最も丈の
高い散水筒13c以外の散水筒13a、13bから充填
材11面へ被冷却水を散水し、被冷却水の散水される空
気流水通路と散水されない空気流れ通路とを並行して形
成し、湿り空気と乾き空気とを発生させる。この湿り空
気と乾き空気を、充填材11を境として平行流として充
填材11部を通過し、その後直交流式冷却塔Aの共通の
排気口に向けて流し、混合した後、過飽和空気とせずに
排気口から白煙とならずに排気する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、白煙機能付きの直交
流式冷却塔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の冷却塔において、梅雨時、冬期
においては、白煙が発生するおそれがあり、この白煙の
発生を防止するものが多数開発され、特公昭59−16
200号、特公平5−2916号などの公報に開示さ
れ、前者の公報には、2系統の散水パイプにより、全て
の充填材間の空気通路に夏場には散水し、冬場には特定
の充填材間の空気通路に散水を行わないようにし、夏場
には冷却能力を100%発揮し、冬場には一系統の散水
を止め白煙の発生を防止する冷却塔が開示されている。
次に後者の公報には、充填材間に形成した空気通路の上
端を開閉するシール板が配置してあり、冷却能力が必要
な夏場にはシール板を開き、白煙の発生し易い冬場には
シール板を閉じ乾き空気を湿り空気と併行して発生させ
る構造の直交流式冷却塔が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の公報のもので
は、パイプの配管構造が複雑であり、かつ湿度制御時に
2系統の散水パイプにおける弁を双方共に操作して散布
水の流量を変化しなくてはならず、その制御が難しく、
温度を簡易に制御できない。後者の公報のものでは、シ
ール板の開閉構造が複雑となり、シール板を閉じたとき
には、シールで閉じ込められた空気通路に流れるべき散
布水が隣接する空気通路に流入し、過剰な状態となり、
気液接触が充分に行えず、キヤリーオーバーの原因とも
なるし、温度制御時に水量変化と共にシール板の開閉を
同時に行なうための制御装置が必要となり、うまく温度
を制御できない。本件発明は、前記の欠点を改良し、上
部水槽の水位調節により、充填材上への散水量を調整し
て熱負荷、外気温に応じて夏期には冷却能力を高め、冬
期及び中間期においては白煙の発生を簡易に防止可能と
した直交流式冷却塔を市場に提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明は白煙防止機能を有する直交流式冷却塔に
おいて、上部水槽の下方には、この冷却塔の外気取入口
の幅方向において間隔をおいて複数枚の充填材が並列し
て配置してあり、隣接する充填材間の空気流れ通路の真
上において、前記上部水槽底部には、所定ピッチで多数
の散水筒が列をなして、前記上部水槽内に起立して取り
付けてあり、これら短管部の下端は、上部散水槽底部か
ら前記空気流れ通路内に突出し位置し、これら散水筒の
高さは、同一列はすべて同一の高さとし、各列を単位と
して前記高さは少なくとも高低2種類のものとしてある
ことを特徴とする白煙防止機能を有する直交流式冷却塔
としてある。
【0005】前記課題を達成するために、この直交流式
冷却塔における前記各散水筒は、その上端が斜めに殺が
れ、散布水流入量が水位に応じて変化する形状としてあ
ることを特徴とする。
【0006】前記課題を達成するために、この直交流式
冷却塔における前記空気流れ通路内の上端寄りの散水筒
下には散水板が配置してあることを特徴とする。前記課
題を達成するために、この直交流式冷却塔における前記
散水板は、山状の尾根をもつ散水板からなり、前記空気
流れ通路に添って前記冷却塔の外気取り入れ口から排気
口側にわたり配置してあることが望ましい。必要である
場合には前記山状の尾根をもつ散水板が上下2段に若干
間隔をおいて配置してあることもある。
【0007】前記課題を達成するために、この直交流式
冷却塔における前記散水板は、前記空気流れ通路の全長
にわたり延びる散水バーからなることが好ましい。前記
課題を達成するために、この直交流式冷却塔における前
記散水板は、前記空気流れ通路の全長にわたり延びる樋
状の散水体からなることが望ましい。
【0008】前記課題を達成するために、この直交流式
冷却塔における前記各列における散水筒のピッチは前記
冷却塔の外気取り入れ口側の方が前記排気口側に比べて
細かくしてあることを特徴とする。
【0009】前記課題を達成するために、この直交流式
冷却塔における前記散水筒は、前記上部水槽の底部に対
してその高さを調整可能としてあり、この上部水槽底部
からの突出寸法を任意に変更自在としてあることを特徴
とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の本件発明における直交流式冷却
塔の作用を説明する。先ず冬期に、若しくは梅雨時など
の中間期に使用する時又は熱負荷が少ない場合には、前
記上部水槽の水位を前記一番背の高い散水筒上端より低
めとし、背の低い列の散水筒から充填材上へ被冷却水を
散水し、濡れ壁を形成し空気流と直接接触させ、気化の
潜熱により冷却し湿り空気とする。更に、被冷却水は前
記一番背の高い散水筒列の上端から空気流通路内に流下
せず、この一番背の高い散水筒の下側に位置する空気流
通路は空気専用通路となり、通過中の空気は充填材を介
して被冷却水を冷却して自身昇温し乾き空気となる。こ
の湿り空気と乾き空気は充填材を境として平行流となっ
て充填材部を通過した空気は直交流式冷却塔の共通の排
気口に向けて流れ、混合された後、過飽和空気とならず
に冷却塔の排気口から白煙とならずに排気される。
【0011】次に、夏期若しくは春期に使用する時又は
熱負荷が多い場合には、上部散水槽における被冷却水の
水位を全ての散水筒の上端を越える水位とし、被冷却水
を全ての散水筒から前記空気流通路内に散布し、充填材
に濡れ壁を形成する。このようにして全ての空気流れ通
路を気液接触通路とし、被冷却水の流下量が前記冬期又
は梅雨時に比べて増大して、被冷却水は各空気流れ通路
で空気流と接触し、気化の潜熱により冷却され、100
%冷却能力が発揮される。
【0012】請求項2に記載された発明は、前記各散水
筒は、その上端が斜めに殺がれ、散布水流入量が水位に
応じて変化する形状としてあることを特徴とするため、
請求項1に記載された発明と同様の作用をなすと共に、
水位の下降に伴い散水筒上端の流入面積が少なくなり、
前記散水筒からの散水量は順次少なくなる。
【0013】請求項3に記載された発明では前記空気流
れ通路内の上端寄りの散水筒下には散水板が配置してあ
ることを特徴としてあるため、請求項1又は2に記載さ
れた発明の作用に加えて、散水筒より流下した被冷却水
はこの散水板により更に拡散され、両側の充填材表面に
分散案内され、平均化した濡れ壁を形成する。
【0014】請求項4に記載された発明では、請求項3
に記載された発明の作用に加えて、散水筒より流下する
被冷却水は前記山状の散水板に形成した尾根により左右
両側に振り分けられ、分流拡散されて、この散水板の傾
斜面に沿い両側の充填材表面に向けて流れ、この山状の
散水板における下縁から前記充填材に沿って流下し両側
の充填材表面に濡れ壁を形成する。
【0015】請求項5に記載された発明では、請求項3
に記載された発明の作用がより顕著となる。請求項6に
記載された発明では、請求項3に記載された発明の作用
に加えて、前記散水バーにより、散水筒より流下する被
冷却水は左右両側に分流拡散されて、前記空気流れ通路
両側の前記充填材全面に濡れ壁を形成する。
【0016】請求項7に記載された発明では、請求項3
に記載された発明の作用に加えて、前記樋状の散水体内
に散水筒より流下する被冷却水は一時滞留した後、溢出
して前記空気流れ通路両側の前記充填材全面に濡れ壁を
形成する。請求項8に記載された発明では、請求項1、
2又は3に記載された発明の作用に加えて、前記各列に
おける散水筒のピッチは前記冷却塔の外気取り入れ口側
の方が前記排気口側に比べて細かくしてあることを特徴
としてあるため、この外気取り入れ口側における被冷却
水の散水量が前記排気側より増加し、冷却能力は維持さ
れる。
【0017】請求項9に記載された発明では、請求項
1、2、3、4、5、6、7又は8に記載された発明の
作用に加えて、前記散水筒は、前記上部水槽の底部に対
してその高さを調整可能としてあり、この上部水槽底部
からの突出寸法を任意に変更自在としてあることを特徴
としてあるため、適宜前記散水筒の上部水槽底部からの
突出寸法を調整して、被冷却水の散水量をより細かく段
階分けされる。
【0018】
【実施例】
実施例1 この実施例は請求項1乃至請求項4に記載された発明の
代表的な実施例である。図1において、Aは白煙防止機
能を有する直交流式冷却塔であり、この冷却塔Aの、上
部水槽Bの下方には、この冷却塔Aの外気取入口の幅方
向において間隔をおいて複数枚の充填材11が並列して
配置してあり、隣接する充填材11間の空気流れ通路1
2の真上において、前記上部水槽Aの底部15には、所
定ピッチで多数の散水筒13が充填材11間に列をなし
て、前記上部水槽A内に起立し取り付けてある。これら
散水筒13の下端は、上部散水槽Aの底部15から前記
空気流れ通路12内にそれぞれ突出し位置している。こ
れら散水筒13の上部水槽Aの底部15より上方に突出
する高さは3種類設けてあり、隣接する列のうち、一方
の列に位置する散水筒13aは短管としてあり、他方の
列に位置する散水筒13bは長管としてある。更なる列
に位置する散水筒13cは最高管としてある。これら散
水筒13の上端は斜めに殺がれており(図2参照)、ま
たは股V字型の切り込み16が設けてあって(図3参
照)被冷却水流入量が水位に応じて変化する形状として
ある。最も低い散水筒13a列の上端は上部散水層Aの
底部15と面一の場合もある。前記空気流れ通路12内
でその上端寄りの散水筒13下には、山状の尾根をもつ
散水板14が配置してある。
【0019】実施例2 この実施例は請求項5に記載された発明の代表的な実施
例である。実施例1と異なる構造は前記山状の尾根をも
つ散水板14が上下2段に若干間隔をおいて配置してあ
ることことであり(図4参照)、そのほか、実施例1と
同一の符号は同一の構成、作用を為す。
【0020】実施例3 この実施例は請求項6に記載された発明の代表的な実施
例である。実施例1と異なる構造は前記散水板として、
前記空気流れ通路12の全長にわたり延びる散水バー1
4aが配置してあることである(図5参照)。そのほ
か、実施例1と同一の符号は同一の構成、作用を為す。
【0021】実施例4 この実施例は請求項7に記載された発明の代表的な実施
例である。実施例1と異なる構造は前記散水板として、
前記空気流れ通路12の全長にわたり延びる樋状の散水
体14bが配置してあることである(図6参照)。その
ほか、実施例1と同一の符号は同一の構成、作用を為
す。
【0022】実施例5 この実施例は請求項8に記載された発明の代表的な実施
例である。実施例1と異なる構造は前記各列における散
水筒13のピッチが前記冷却塔Aの外気取り入れ口側1
7の方が前記冷却塔Aの排気口18側に比べて細かくし
てあることである(図7参照)。そのほか、実施例1と
同一の符号は同一の構成、作用を為す。
【0023】実施例6 この実施例は請求項9に記載された発明の代表的な実施
例である。実施例1と異なる構造は前記散水筒13a、
13b、13cは、前記上部水槽Bの底部15に対して
その高さを調整可能としてあり、この上部水槽Bにおけ
る底部15からの上下突出寸法を任意に変更自在として
あることである(図8参照)。この際、前記散水筒13
a、13b、13cの外周面と前記上部水槽Bの底部1
5に設けた挿入孔20との間隙はOリングなどの水密材
21により散水筒13a、13b、13cの移動調整に
係らず常にシールされている。そのほか、実施例1と同
一の符号は同一の構成、作用を為す。前記各実施例の作
用は対応する請求項に記載された発明の作用と同一のた
め、重文をさけるためここでの説明を省略する。前記実
施例では散水筒13の高さは、長短3種類としたが、2
種高さの異なる散水筒列を利用し、その水位調節を2段
階とし、白煙の発生度合を2段に調整することもある。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の特定発明である直交流式
冷却塔の効果を説明する。先ず冬期に、若しくは梅雨時
に使用する時又は熱負荷が少ない場合には、前記上部水
槽の水位を最も丈の高い前記の散水筒上端より低めと
し、前記の丈の高い散水筒以外の散水筒から充填材面へ
被冷却水を散水し、被冷却水の散水される空気流水通路
と散水されない空気流れ通路が形成され、散水される空
気流れ通路においては、充填材面は濡れ壁を形成し空気
流と直接接触させ、気化の潜熱により冷却し湿り空気と
する。他方冷却水が散水されない前記空気流れ通路にお
いては、空気流れ通路は空気専用通路となり、通過中の
空気は充填材を介して被冷却水を冷却して自身昇温して
乾き空気となる。この湿り空気と乾き空気は充填材を境
として平行流となって充填材部を通過し、その後直交流
式冷却塔の共通の排気口に向けて流れ、混合された後、
過飽和空気とならずに排気口から白煙とならずに排気さ
れる。
【0025】次に、夏期若しくは春期に使用する時又は
熱負荷が多い場合には、上部散水槽における被冷却水の
水位を全ての散水筒の上端を越える水位とし、被冷却水
を全ての散水筒から前記空気流通路内に散布し、充填材
に濡れ壁を形成することができる。このようにして全て
の空気流れ通路を気液接触通路とし、被冷却水の流下量
を前記冬期又は梅雨時に比べて増大させ、被冷却水を各
空気流れ通路で空気流と接触し、気化の潜熱により冷却
して、100%冷却能力を発揮することができる。
【0026】請求項2に記載された発明においては、前
記効果に加えて、前記散水筒はその上端が斜めに殺が
れ、被冷却水流入量が水位に応じて変化する形状として
あるため、水位面に位置する散水筒に被冷却水の流入す
る量を水位調整により、調整することができる。
【0027】請求項3に記載された発明では前記空気流
れ各通路内でその上端寄りには山状の散水板が配置して
あることを特徴としてあるため、請求項1乃至請求項2
に記載された発明の効果に加えて、散水筒より流下した
被冷却水をこの散水板により更に拡散させ、両側の充填
材表面に分流案内して、平均化した濡れ壁を形成するこ
とが出来る。
【0028】請求項4に記載された発明では散水筒より
流下する被冷却水を前記山状の散水板に形成した尾根に
より左右両側に振り分け、分流拡散させて、この散水板
の傾斜面に沿い両側の充填材表面に向けて流し、この山
状の散水板における下縁から前記充填材に沿って流下し
両側の充填材表面に濡れ壁を形成することが出来る。請
求項5に記載された発明では、請求項3に記載された発
明の効果がより顕著となる。
【0029】請求項6に記載された発明では、請求項3
に記載された発明の作用に加えて、前記散水バーによ
り、散水筒より流下する被冷却水を左右両側に分流拡散
させ、前記空気流れ通路両側の前記充填材全面に濡れ壁
を形成することが出来る。
【0030】請求項7に記載された発明では、請求項3
に記載された発明の効果に加えて、前記樋状の散水体内
に散水筒より流下する被冷却水を一時滞留した後、溢出
して前記空気流れ通路両側の前記充填材全面に濡れ壁を
形成することが出来る。
【0031】請求項8に記載された発明では、前記各列
における散水筒のピッチは前記冷却塔の外気取り入れ口
側の方が前記排気口側に比べて細かくしてあることを特
徴としてあるため、請求項1、2又は3に記載された発
明の効果に加えて、この外気取り入れ口側における被冷
却水の散水量を前記排気側より増加させて、冷却能力を
充分に発揮できる。
【0032】請求項9に記載された発明では、請求項
1、2、3、4、5、6、7又は8に記載された発明の
効果に加えて、前記散水筒は、前記上部水槽の底部に対
してその高さを調整可能としてあり、この上部水槽底部
からの突出寸法を任意に変更自在としてあることを特徴
としてあるため、適宜前記散水筒の上部水槽底部からの
突出寸法を調整して、被冷却水の散水量をより細かく段
階分けすることが出来る。実施例1においては、散水筒
13の上端に図3のように股V字型の切り込み16が設
けてあるが、この場合でも請求項2に記載された発明と
同一の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の概略縦断面図である。
【図2】散水筒上端の拡大図である。
【図3】図2と異なる形状の散水筒上端の拡大図であ
る。
【図4】実施例2の要部縦断面図である。
【図5】実施例3の要部縦断面図である。
【図6】実施例4の要部縦断面図である。
【図7】実施例5の要部縦断面図である。
【図8】実施例6の要部縦断面図である。
【符号の説明】
B 上部水槽 11 充填材 13 散水筒 14 散水板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白煙防止機能を有する直交流式冷却塔にお
    いて、上部水槽の下方には、この冷却塔の外気取入口の
    幅方向において間隔をおいて複数枚の充填材が並列して
    配置してあり、隣接する充填材間の空気流れ通路の真上
    において、前記上部水槽底部には、所定ピッチで多数の
    散水筒が列をなして、前記上部水槽内に起立して取り付
    けてあり、これら短管部の下端は、上部散水槽底部から
    前記空気流れ通路内に突出し位置し、これら散水筒の高
    さは、同一列を単位とし、前記高さは少なくとも高低2
    種類のものとしてあることを特徴とする白煙防止機能を
    有する直交流式冷却塔。
  2. 【請求項2】前記各散水筒は、その上端が斜めに殺が
    れ、散布水流入量が水位に応じて変化する形状としてあ
    ることを特徴とする請求項1記載の白煙防止機能を有す
    る直交流式冷却塔。
  3. 【請求項3】前記空気流れ通路内の上端寄りの散水筒下
    には散水板が配置してあることを特徴とする請求項1又
    は2記載の白煙防止機能を有する直交流式冷却塔。
  4. 【請求項4】前記散水板は、山状の尾根をもつ散水板か
    らなり、前記空気流れ通路に添って前記冷却塔の外気取
    り入れ口から排気口側にわたり配置してあることを特徴
    とする請求項3記載の白煙防止機能を有する直交流式冷
    却塔。
  5. 【請求項5】前記山状の尾根をもつ散水板が上下2段に
    若干間隔をおいて配置してあることを特徴とする請求項
    3記載の白煙防止機能を有する直交流式冷却塔。
  6. 【請求項6】前記散水板は、前記空気流れ通路の全長に
    わたり延びる散水バーからなることを特徴とする請求項
    3記載の白煙防止機能を有する直交流式冷却塔。
  7. 【請求項7】前記散水板は、前記空気流れ通路の全長に
    わたり延びる樋状の散水体からなることを特徴とする請
    求項3記載の白煙防止機能を有する直交流式冷却塔。
  8. 【請求項8】前記各列における散水筒のピッチは前記冷
    却塔の外気取り入れ口側の方が前記排気口側に比べて細
    かくしてあることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の白煙防止機能を有する直交流式冷却塔。
  9. 【請求項9】前記散水筒は、前記上部水槽の底部に対し
    てその高さを調整可能としてあり、この上部水槽底部か
    らの突出寸法を任意に変更自在としてあることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の白
    煙防止機能を有する直交流式冷却塔。
JP13382094A 1993-05-27 1994-05-24 白煙防止機能を有する直交流式冷却塔 Pending JPH0743086A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0789211A3 (en) * 1995-09-06 1998-01-07 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Heat dissipation unit for cross flow type cooling tower and process for making the same

Cited By (2)

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EP0789211A3 (en) * 1995-09-06 1998-01-07 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Heat dissipation unit for cross flow type cooling tower and process for making the same
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