JPH0743081Y2 - シート反転装置 - Google Patents
シート反転装置Info
- Publication number
- JPH0743081Y2 JPH0743081Y2 JP1988157788U JP15778888U JPH0743081Y2 JP H0743081 Y2 JPH0743081 Y2 JP H0743081Y2 JP 1988157788 U JP1988157788 U JP 1988157788U JP 15778888 U JP15778888 U JP 15778888U JP H0743081 Y2 JPH0743081 Y2 JP H0743081Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- roller
- guide
- reversing
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はシートを搬送する過程で、表裏を反転させる
とともに、反転後に、反転前の搬送位置にまで戻すよう
にしたシート反転装置に関する。
とともに、反転後に、反転前の搬送位置にまで戻すよう
にしたシート反転装置に関する。
(従来の技術) 樹脂フィルム、紙、布などのシートの表面を、その搬送
過程で加熱その他の処理を行なうことがある。たとえば
第2図に示すように、何等かの処理装置11に連続する帯
状のシート12を搬入して表面処理を行なうことがある。
過程で加熱その他の処理を行なうことがある。たとえば
第2図に示すように、何等かの処理装置11に連続する帯
状のシート12を搬入して表面処理を行なうことがある。
この場合最初シート12をその表面を上にして、処理装置
11に搬入してその表面を表面処理し、続いてここを通過
したあと、そのシート12をUターンさせるとともに、そ
の表裏を反転させ、今度は裏面を上にして逆方向から処
理装置11に搬入し、これによって同じ処理装置11によっ
てシート12の表裏を表面処理する。ここに再搬入されて
くるシートを、図では符号12Aで示してある。
11に搬入してその表面を表面処理し、続いてここを通過
したあと、そのシート12をUターンさせるとともに、そ
の表裏を反転させ、今度は裏面を上にして逆方向から処
理装置11に搬入し、これによって同じ処理装置11によっ
てシート12の表裏を表面処理する。ここに再搬入されて
くるシートを、図では符号12Aで示してある。
従来ではシート12をその搬送通路を含む平面内でUター
ンさせるとともに、そのUターンの過程で表裏を反転さ
せるようにしていた。
ンさせるとともに、そのUターンの過程で表裏を反転さ
せるようにしていた。
その構成として、Uターンのための搬送通路に沿って、
多数の反転ローラを配置し、その各反転ローラのシート
に対する傾斜角が徐々に大きくなるように傾け、Uター
ンの半分が終了したとき、シートが90度反転するように
する。
多数の反転ローラを配置し、その各反転ローラのシート
に対する傾斜角が徐々に大きくなるように傾け、Uター
ンの半分が終了したとき、シートが90度反転するように
する。
そして残りのUターンの過程で、同じようにして反転ロ
ーラを用いて更に90度反転させるようにする。以上によ
ってシートはUターンの過程で表裏が反転するようにな
る。
ーラを用いて更に90度反転させるようにする。以上によ
ってシートはUターンの過程で表裏が反転するようにな
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしこのような構成によると、多数の反転ローラを使
用しなければならず、しかも各反転ローラを使用しなけ
ればならず、しかも各反転ローラはシートをその表裏か
ら挟むための一対のローラによって構成しなければなら
ず、そのため全体構成が大型化し、かつ煩雑となる。
用しなければならず、しかも各反転ローラを使用しなけ
ればならず、しかも各反転ローラはシートをその表裏か
ら挟むための一対のローラによって構成しなければなら
ず、そのため全体構成が大型化し、かつ煩雑となる。
また各反転ローラの傾斜角を徐々に変えて、シートの表
裏を反転させるようにしているため、その反転に要する
搬送通路が必然的に長くなる。そのため反転装置の占有
するスペースが大きくなる、などの欠点がある。
裏を反転させるようにしているため、その反転に要する
搬送通路が必然的に長くなる。そのため反転装置の占有
するスペースが大きくなる、などの欠点がある。
この考案はシートの反転、Uターンを実施するための構
成の簡易化を図るとともに、省スペース化を図ることを
目的とする。
成の簡易化を図るとともに、省スペース化を図ることを
目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は略同一平面上で隣接して往復搬送させるシー
トの往路をガイドする第1のガイドローラと前記第1の
ガイドローラと軸方向に並設され前記シートの復路をガ
イドする第2のガイドローラと、前記両ガイドローラか
ら離間し、前記平面と平行する平面上の位置にあり、か
つ前記両ガイドローラに対して、回転軸が前記各ガイド
ローラの回転軸に対して直交するように配置されてある
反転ローラからなり、前記各ガイドローラと前記反転ロ
ーラとの間にまたがって搬送されるシートを、90度よじ
って反転ローラまたはガイドローラに添纏するようにし
たことを特徴とする。
トの往路をガイドする第1のガイドローラと前記第1の
ガイドローラと軸方向に並設され前記シートの復路をガ
イドする第2のガイドローラと、前記両ガイドローラか
ら離間し、前記平面と平行する平面上の位置にあり、か
つ前記両ガイドローラに対して、回転軸が前記各ガイド
ローラの回転軸に対して直交するように配置されてある
反転ローラからなり、前記各ガイドローラと前記反転ロ
ーラとの間にまたがって搬送されるシートを、90度よじ
って反転ローラまたはガイドローラに添纏するようにし
たことを特徴とする。
(作用) 第1のガイドローラから反転ローラに向かうシートは、
この間で90度よじられて半分だけ反転される。このあと
反転ローラによってその搬送方向が反転してUターンを
する。続いてシートは今度は反転ローラから第2のガイ
ドローラに向かって搬送されるが、その間でシートは更
に90度よじられる。これによってシートは全反転するよ
うになる。そしてこの過程でシートはUターンし、最初
の位置に並んだ位置に戻る。
この間で90度よじられて半分だけ反転される。このあと
反転ローラによってその搬送方向が反転してUターンを
する。続いてシートは今度は反転ローラから第2のガイ
ドローラに向かって搬送されるが、その間でシートは更
に90度よじられる。これによってシートは全反転するよ
うになる。そしてこの過程でシートはUターンし、最初
の位置に並んだ位置に戻る。
(実施例) この考案の実施例を第1図によって説明する。
略同一平面上で隣接して往復搬送されるシート1は最初
必要に応じガイドローラ2を経て先ず第1のガイドロラ
3に添纏される。続いてこれより離隔した位置にある反
転ローラ4に向かって搬送される。シート1は図示しな
い駆動ローラによって矢印方向に搬送されるものとす
る。
必要に応じガイドローラ2を経て先ず第1のガイドロラ
3に添纏される。続いてこれより離隔した位置にある反
転ローラ4に向かって搬送される。シート1は図示しな
い駆動ローラによって矢印方向に搬送されるものとす
る。
図の例では反転ローラ4は3本のローラ5〜7によって
構成されている。反転ローラ4を経由したシート1は、
第1のガイドローラ3と並設されてある第2のガイドロ
ーラ8に至る。そしてこれに添纏してから必要に応じガ
イドローラ9を経て搬送される。
構成されている。反転ローラ4を経由したシート1は、
第1のガイドローラ3と並設されてある第2のガイドロ
ーラ8に至る。そしてこれに添纏してから必要に応じガ
イドローラ9を経て搬送される。
図の構成からも理解されるように、ガイドローラ3,8
は、軸方向に並設されてあり、その回転軸が、反転ロー
ラ4の回転軸と直交するように配置されている。
は、軸方向に並設されてあり、その回転軸が、反転ロー
ラ4の回転軸と直交するように配置されている。
したがってガイドローラ3から反転ローラ4のローラ5
に添纏しようとするシート1は、この間で90度よじられ
るようになる。またローラ6,7を添纏してからガイドロ
ーラ8に向かうシート1は、この間で更に90度よじられ
るようになる。
に添纏しようとするシート1は、この間で90度よじられ
るようになる。またローラ6,7を添纏してからガイドロ
ーラ8に向かうシート1は、この間で更に90度よじられ
るようになる。
以上の結果シート1はガイドローラ3,8の間を搬送され
る過程で、表裏反転される。これと同時に反転ローラ4
によってUターンされて、最初の位置、すなわちガイド
ローラ3の位置付近まで戻ってくるようになる。
る過程で、表裏反転される。これと同時に反転ローラ4
によってUターンされて、最初の位置、すなわちガイド
ローラ3の位置付近まで戻ってくるようになる。
なお反転ローラ4は、図では3本のローラ5〜7によっ
て構成しているが、これをシートの搬送状態に応じて適
宜増減すればよい。また各ローラ5〜7の位置を自在に
調整できるようにしておくとよい。
て構成しているが、これをシートの搬送状態に応じて適
宜増減すればよい。また各ローラ5〜7の位置を自在に
調整できるようにしておくとよい。
本考案者の実験によれば、ガイドローラ3,8と、反転ロ
ーラ4のローラ5,7との間の距離を、シート1の幅の5
倍以上に設定しておくと、シート1の90度の反転が容易
となることが確かめられている。またガイドロラ3,8の
センター間の距離と、ローラ5,7の軸心間の距離とをほ
ぼ等しくしておくとよい。
ーラ4のローラ5,7との間の距離を、シート1の幅の5
倍以上に設定しておくと、シート1の90度の反転が容易
となることが確かめられている。またガイドロラ3,8の
センター間の距離と、ローラ5,7の軸心間の距離とをほ
ぼ等しくしておくとよい。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、ガイドローラ、
反転ローラは、従来のようにシートをその両面から挟む
ような構成としなくてもよく、単に各ローラを添纏する
だけのものであればよいため、ローラの構成は簡単とな
り、また使用本数も少なくてすむし、更に反転ローラを
添纏してUターンするようにしてあり、従来のように搬
送平面でUターンするようなことはしていないので、装
置の占有スペースが少なくてすむといった、各種の効果
を奏する。
反転ローラは、従来のようにシートをその両面から挟む
ような構成としなくてもよく、単に各ローラを添纏する
だけのものであればよいため、ローラの構成は簡単とな
り、また使用本数も少なくてすむし、更に反転ローラを
添纏してUターンするようにしてあり、従来のように搬
送平面でUターンするようなことはしていないので、装
置の占有スペースが少なくてすむといった、各種の効果
を奏する。
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2図は使用
状態を説明するための斜視図である。 1……シート、3……第1のガイドローラ、4……反転
ローラ、8……第2のガイドローラ、
状態を説明するための斜視図である。 1……シート、3……第1のガイドローラ、4……反転
ローラ、8……第2のガイドローラ、
Claims (1)
- 【請求項1】略同一平面上で隣接して往復搬送させるシ
ートの往路をガイドする第1のガイドローラと前記第1
のガイドローラと軸方向に並設され前記シートの復路を
ガイドする第2のガイドローラと、前記両ガイドローラ
から離間し、前記平面と平行する平面上の位置にあり、
かつ前記両ガイドローラに対して、回転軸が前記各ガイ
ドローラの回転軸に対して直交するように配置されてあ
る反転ローラからなり、前記各ガイドローラと前記反転
ローラとの間にまたがって搬送されるシートを、90度よ
じってなるシート反転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988157788U JPH0743081Y2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | シート反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988157788U JPH0743081Y2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | シート反転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0279358U JPH0279358U (ja) | 1990-06-19 |
JPH0743081Y2 true JPH0743081Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31699522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988157788U Expired - Fee Related JPH0743081Y2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | シート反転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743081Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5481047B2 (ja) * | 2008-08-29 | 2014-04-23 | タカタ株式会社 | インクジェット染色装置 |
WO2010097117A1 (en) * | 2009-02-27 | 2010-09-02 | Eastman Kodak Company | A method and an apparatus for turning and/or laterally shifting a web in a printing machine |
AT509419B1 (de) * | 2010-02-03 | 2013-12-15 | Bsw Machinery Handels Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum kontinuierlichen beidseitigen beschichten einer gewebebahn |
JP2018140784A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 株式会社タケトモ | ブリスターパック包装体の蓋材用包装シートの製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58202242A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-25 | Unitika Ltd | 布「はく」の自動裏返し搬送装置および方法 |
JPS6040356U (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-20 | 石川島播磨重工業株式会社 | ベルト反転装置 |
-
1988
- 1988-12-02 JP JP1988157788U patent/JPH0743081Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0279358U (ja) | 1990-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |