JPH0743043U - 上顎歯鏡付き歯ブラシ - Google Patents

上顎歯鏡付き歯ブラシ

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JPH0743043U JP2076893U JP2076893U JPH0743043U JP H0743043 U JPH0743043 U JP H0743043U JP 2076893 U JP2076893 U JP 2076893U JP 2076893 U JP2076893 U JP 2076893U JP H0743043 U JPH0743043 U JP H0743043U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯ブラシの先端側方に鏡を設けて上顎歯裏側
の歯、歯肉及び上顎歯咬合部の検査とブラッシングの観
察を同時におこなうことが片手で容易に確実にできる上
顎歯鏡付き歯ブラシを提供する。 【構成】 柄(1)先端側に口腔挿入部(2)を介し設
けた植毛台(3)に植毛した歯ブラシ(4)を備え、植
毛台(3)先端から側方向に突出して鏡保持体(6)を
設けてあり、鏡(5)は植毛毛先(7)を柄(1)部方
向斜め植毛側に向けて映し出す構成としてある。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、歯ブラシの先端側方に鏡を設けて上顎歯裏側の歯、歯肉及び上顎 歯咬合部の検査とブラッシングの観察を同時におこなうことが片手で容易に確実 にできる上顎歯鏡付き歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯の上顎歯裏側等を映し出す別体の鏡としては、一般に専用のものとし て歯科医が使うインスト用ミラーがあり、又歯ブラシの背面部に鏡を施した歯ブ ラシやブラシの柄に電池や発光体を構成し、且つその端部に折たたみの映し鏡を 構成したものも提供されている。いずれも検査するときは歯磨きを中断して歯ブ ラシの向きを変えてブラシ背面の鏡面に検査部位を映したものを合せ鏡に映し出 して見る方法や、電池や発光体を構成したものは歯ブラシを握り直してその端部 の折たたみミラーを引き起こして前記と同様に検査部を映し検査する方法や技術 がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術では次のような欠点があった。 まず、歯科医で用いられるようなインスト用ミラーは古くからある専用のタイ プであるが、これは手にするにも別個に買わなくてはならず一般的ではなく、し かも単にミラーのみであるので、使う時は歯磨きを中断してその都度ミラーに取 り替えて使用しなければならない不便がある。次に歯ブラシの背面に鏡を付けた ものは、歯磨きを中断してのち歯ブラシを裏返して映し出さなくてはならず、さ らに歯ブラシの柄の端部に折たたみ鏡を付けたものは、中断の上さらに歯ブラシ の向きを変えて歯ブラシの植毛部を手で握るようにしてのち折たたみ鏡を引起こ して使用しなければならない面倒があり、加えて手で植毛部を握るため不衛生で あった。しかもこのタイプは電池や発光体が一体に構成された複雑なものである ためコスト高となり一般的ではなかった。 以上、いずれのものも映し鏡として使用するには、その都度歯磨きを中断しな ければならず、よって磨き動作と併用して適宜に素早く検査することは構成上無 理がありできなかった。 以上に示したように、検査を行なうに当たっては歯磨き動作と並行して同時に できないため面倒であり、毎日この動作を規則正しくおこなうにはかなりの忍耐 を要し、その目的を達成させることは難しく、もっと効果的に且つ機能的におこ なえる器具が求められていた。 特に、上顎歯裏側と上顎歯咬合部の検査とブラッシングの観察を同時におこな えない問題点があった。この考案は上記問題点を解決して適確なブラッシングが 容易に確実におこなえるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
柄の先端側に口腔挿入部を介して設けた植毛台に植毛した歯ブラシを備え、植 毛台側方向に突出して鏡を設けてあり、鏡は植毛毛先を柄部方向斜め植毛側に向 けて映し出す。 植毛台と着脱可能に形成した植毛台保持体に鏡保持体を互いに平行な植毛台正 背面に対して適宜角度を設けて一体に形成し鏡を設けてもよい。取付体を植毛台 に接着又は着脱可能に設けてもよい。接着する場合において、はくり紙をはがし 取付体の接着部を植毛台の背面又は側面上に接着する。取付体又は植毛台に互い にはめ合う凹部又は凸部を設け接着部としてもよい。いずれも接着すると鏡が植 毛毛先方向に向けて植毛台側方向に配置される。取付体を植毛台に接着後に互い に平行な植毛台正背面に対して適宜角度を設けるようにしてもよい。着脱可能に 取付けるときは植毛台より幾分小さめの取付体を植毛台の先端面、背面、側面、 後端又は周部から強制嵌合させる。取付体に設けた凹部(穴)と凸部によって嵌 合してもよい。植毛台の側面又は背面に凸部又は凹部を設け鏡保持体に設けた凸 部(取付体)、取付体に設けた凸部、鏡保持体に設けた凹部又は取付体に設けた 凹部と互いにはめ合ってもよい。植毛台の側面、先端面、正面又は背面に係合突 起又は係合溝を設け、鏡保持体に連設した係合溝又は係合突起と互いにはめ合っ てもよい。
【0005】
【作用】
はくり紙(15)をはがし取付体(10)の接着部(12)を植毛台(3)の 背面、側面、又は凹部(9)に接着する。 取付体(10)、凸部(11)、図12に示す凸部(取付体)(25)又は係 合溝(取付体)(34)と植毛台(3)、図11に示す凹部(穴)(26)、凹 部(11)又は係合突起(33)とを着脱可能にはめ合わせる。このようにする と、植毛台(3)、植毛台保持体(8)に一体に鏡(5)を形成したもの、鏡( 5)を接着及び着脱可能に取付けたいずれのものも、鏡(5)が植毛毛先(7) に向けて設けられるので鏡(5)が植毛毛先(7)を柄(1)部方向斜めに映し 出す。このため柄(1)部を片手で持って、上顎歯裏側及び同咬合部をブラッシ ングするときブラッシング部を映し出すので、上顎歯裏側及び同咬合部の検査と ブラッシングの観察が適確にできる。なお図4に示す本体(4)は接着部(12 )を植毛台(3)背面に接着した後に鏡に適宜角度を設ける。
【0006】
【実施例】
この考案の実施例を図面を参照にしながら説明する。 第1実施例 この考案の第1実施例を図1の斜視図を参照にして説明する。 柄(1)先端側に口腔挿入部(2)を介し設けた植毛台(3)に植毛した歯ブ ラシ(4)を備え、植毛台(3)先端から側方向に突出して鏡保持体(6)を一 体に形成してあり、鏡保持体(6)に設けた鏡(5)は植毛毛先(7)を柄(1 )部方向斜め植毛側に向けて映し出す。
【0007】 第2実施例 この考案の第2実施例を図2の斜視図を参照にして説明する。 鏡保持体(6)は柄(1)部先端に設けた植毛台保持体(8)に一体に形成し 、植毛台(3)は植毛台保持体(8)に着脱可能にはめ込める。このようにする と植毛部が減耗したとき植毛台(3)を取り替えることによって、鏡(5)と柄 (1)部は何回でも使用できる。 植毛台保持体(8)は先端部を開口させて、植毛台(3)を植毛台保持体(8 )の先端部から長手方向に差し込むようにしてもよいし、植毛台保持体(8)と 植毛台(3)に互いにはめ合う凹凸部を設けてはめ込むようにしてもよい。
【0008】 第3実施例 この考案の第3実施例を図3の斜視図を参照にして説明する。 植毛台(3)の背面凹部(9)に取付体(10)に形成した凸部(11)をは め込む。接着部(12)にあらかじめ接着剤を施してもよいし、両面接着テープ によって接着してもよい。
【0009】 第4実施例 この考案の第4実施例を図4の斜視図と図5に示すその取り付け図、図6の斜 視図を参照にして説明する。 本体(13)は一方側を鏡(5)とし、他方側を連結部(14)を介して取付 体(10)としてある。取付体(10)には接着部(12)に、はくり紙(15 )で覆ってある。そして取付体(10)と鏡(5)の間は切り込み(16)を入 れてある。取付体(10)を適度な角度に折り曲げてはくり紙(15)をはがし て、植毛台(3)の背面に接着すると、鏡面(17)が植毛毛先(7)方向に向 けて植毛台(3)の側面に配置される。これにより植毛毛先(7)を映し出す。 あらかじめ角度を固定して設けた取付体(10)は鏡面(17)を同様の位置に するだけでよい。 取付体(10)は板の中央部を折り曲げて植毛台(3)側面を挟み込んで取り 付ける形にしてもよい。この場合取付体(10)と鏡(5)はあらかじめ角度を つけて一体に形成しておく(図6)。取付体(10)の上部先端に植毛の毛束( 18)をはめ込むくぼみ(19)を設けるとより安定して取付けられる。 上述は図6〜8に共通する。
【0010】 第5実施例 この考案の第5実施例を図7の斜視図を参照にして説明する。 取付体(10)は板の両端を正面側に折り曲げ、さらにその先端を内側に折り 曲げて係止縁(20)を形成し、先端に鏡(5)を設けてある。植毛台(3)の 先端部からはめ込んで係止縁(20)に着脱可能に嵌合させる。取付体(10) の材料を柔軟なものを使用すると取付体(10)両側面部が側面方向に開くので 植毛台(3)背面から嵌合させることもできる。 植毛台(3)中央部に取付体(10)を移動して上前歯裏用として使用するこ ともできる。上述は図7、8に共通する。
【0011】 第6実施例 この考案の第6実施例を図8の斜視図を参照にして説明する。 取付体(10)は板の中央部を正面側に折り曲げ上方の先端部を内側に折り曲 げて係止縁(20)を形成して側面先端に鏡(5)を設けてある。 係止縁(20)と他方の先端部の間に弾性材(21)を設けてあってそれを植 毛台(3)の間に横断してかけ渡し、取付体(10)を植毛台(3)側方向先端 に着脱可能に嵌合させる。 取付体(10)を植毛台(3)の左右両側方向に嵌合させ、弾性材(21)を 正面側と背面側の両端をそれぞれつないでもよい。実施例2に示した取付体(1 0)の係止縁(20)に弾性材(21)を施してもよい。弾性材(21)は2本 使用してもよい。弾性材(21)は中央部を切りはなし、ベルト様に両方から止 め合ってもよい。弾性材(21)をリング状にして、取付体(10)をそれに取 り付けてもよい。
【0012】 第7実施例 この考案の第7実施例を図9の斜視図を参照にして説明する。 取付体(10)は植毛台(3)先端面の対応板(22)の正面側と背面側に係 止縁 (20)を形成して溝(23)となし、その両端部を折り曲げて末端へ向けて左 右両側部(24)を形成し、末端側を開口して、側面先端部に鏡(5)を設けて いる。 鏡(5)は他に上前歯裏用として左、右各1枚用意して、取付体(10)側面 部(24)に設けた凹部(穴)(26)に互いにはめ合う凸部(取付体)(25 )を鏡(5)に設け着脱可能に嵌合してもよい。上述は図9〜11に共通す。 取付体(10)の背面に底板を形成し、植毛台(3)背面を覆ってもよい。上 述したことは図9、10、11に共通する。
【0013】 第8実施例 この考案の第8実施例を図10の斜視図を参照にして説明する。 取付体(10)は植毛台(3)の側面と末端側側面に対応するようにした湾曲 板(27)の正面と背面に係止縁(20)を形成して溝(23)を形成し、先端 部を開口させ、末端方向を狭くして開口していて、側面先端部に鏡(5)を設け てある。末端部背面(28)は一枚板に形成してある。末端部に位置する末端係 止縁(29)の左右対向間の開口部(30)に歯ブラシ口腔挿入部柄をはめ込み 、植毛台(3)の上方に向けて嵌合する。
【0014】 第9実施例 この考案の第9実施例を図11の斜視図を参照にして説明する。 取付体(10)は、植毛台(3)の先端面、側面、末端方向側面に対応する湾 曲板(27)の正、背面に係止縁(20)を形成し、(23)を形成して先端部 中央に連結可動部(31)を形成していて左、右、末端部に互いにはめ合うこと ができる凸部(11)と凹部(穴)(26)を形成していて、取付体(10)の 側面先端部に鏡(5)を設けている。連結部可動部(31)を軸として、左、右 末端部(32)を左右に開口し、植毛台(3)周部に溝(23)をはめ込み末端 部(32)の凸部(11)と凹部(穴)(26)を嵌合する。 植毛台(3)の形状が円形、三角形その他の形状でも、取付体(10)の形状 をそれらに嵌合するような形状にして取付けることができる。
【0015】 第10実施例 この考案の第10実施例を図12の斜視図を参照にして説明する。 図12に示すように、植毛台(3)の先端側面と鏡(5)又は鏡保持体(6) に互いにはめ合う凹部(9)又は凸部(取付体)(25)を設けて着脱可能に取 り付ける。又、鏡保持体(6)の一部に取付体(10)を設けて凸部(11)を 形成し、植毛台背面先端に凹部(9)を形成して互いにはめ合ってもよい。植毛 台(3)の側面中央部又は同中央部背面に設けた凹部(9)に図12に示す凸部 (取付体)(25)又は凸部(11)をはめ込み、上前歯裏側用として使用する こともできる。
【0016】 第11実施例 この考案の第11実施例を図13の斜視図を参照にして説明する。 植毛台(3)に設けた係合突起(33)と鏡保持体(6)に一体に形成した係 合溝(取付体)(34)を植毛台(3)の先端又は先端方向からはめ込んで着脱 可能に装着する。係合溝(取付体)(34)を植毛台(3)中央部方向に移動さ せ鏡(5)を中央部に位置させて上前歯裏側用として使用することもできる。
【0017】 本考案の各実施例を以上のように示したが、以下実施例に共通する点について さらに詳しく説明する。 本体(13)材料は合成樹脂で形成してあるが、金属その他のものでもよい。 鏡(5)を鏡保持体(6)に接着している。鏡面(17)を真空蒸着によって形 成してもよし、金属メッキを施してもよい。鏡(5)をガラスや金属、その他の もので形成してもよい。 植毛台(3)又は植毛台保持体(8)側方向に突出した鏡(5)は、植毛台( 3)又は植毛台保持体(8)の先端部に位置し、正面形状は先端部と末端部を直 線にして先端部を狭くし、外側縁の末端部寄り部分を植毛台(3)又は植毛台保 持体(8)の側縁と平行にし、先端部を湾曲させている。最長部長さを約13ミ リ、最大幅部を約8ミリとしてある。鏡(5)の先端部及び末端部並びに外側縁 の先端寄り部分及び末端寄り部分は直線又は曲線のみとしてもよい。長さや幅も 適宜変更してもよい。 鏡(5)は互いに平行な正、背面に対して歯ブラシ(4)の長手方向に約50 °など適宜角度で先端が正面側に位置する末端向き傾斜が設けてあるとともに、 植毛台(3)の正、背面に対して10°など適宜角度で、外側が正面側に位置す る内向き傾斜が設けてある。 本考案では、平面鏡を使用しており、平面鏡又は凸面鏡は反射面が適当に大き く、広いので好適であるが凹面鏡を使用することもできる。鏡(5)の取付け角 度は鏡面(17)の種類その他の条件によって適宜変更できる。上述したことは 図1〜13に共通する。
【0018】 鏡(5)は植毛台(3)先端部又は同中央部の左又は右側の一方に取付けた歯 ブラシ(4)をそれぞれ1本用意してもよいし1本の歯ブラシ(4)の植毛台( 3)又は植毛台保持体(8)の両側先端部又は同中央部の左右に鏡(5)をそれ ぞれ1枚ずつ取付けてもよい。上述は図1〜6に共通する。この場合は取付体( 10)係合溝(取付体)(34)の左右を一体に連続させて形成してもよい。上 述は図3〜6、12、13に共通する。取付体(10)の左又は右に鏡(5)を 1個設けたものを各1個用意してもよいし、取付体(10)の左右に各1個設け たものとしてもよい。上述は図7〜11に共通する。
【0019】 凹部(9)、凹部(穴)(26)、又は係合溝及び凸部(11)、凸部(取付 体)(25)又は係合突起(取付体)は互いにはまり合うよう植毛台(3)及び 取付体(10)又は鏡保持体(6)に形成する。植毛台(3)の凹部(9)、係 合溝又は凸部、係合突起(33)は背面、側面、先端面又は正面のいずれに設け てもよい。上述は図3、12、13に共通する。植毛台(3)中央部側方に取り 付ける鏡(5)は上顎歯前歯裏側用とするので、その角度は植毛台(3)先端部 側方に取り付けたものと同一でもよいが植毛台(3)に互いに平行な正、背面に 対して鏡面(17)を平行に位置すると、上前歯裏と鏡面(17)の正面が向き 合うので、より広く映し出せて好ましい。上述は図1〜13に共通する。鏡面( 17)はくもり止めを施すことにより使いやすくなる。上述は図1〜13に共通 する。 歯ブラシ(4)は公知の電気歯ブラシ、電動歯ブラシ、各種形状通常の歯ブラ シ及び柄(1)の先端にラバーを付けた歯肉マッサージ器具その他の口腔衛生器 具に取り付けることもできる。上述は図1〜13に共通する。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、この考案の上顎歯鏡付き歯ブラシは鏡を歯ブラシに設けて歯ブ ラシの植毛台から側方に突出し、植毛毛先を柄部方向斜め植毛側に向けて映し出 す鏡を突出させたので次のような効果が得られる。 イ、この上顎歯鏡付き歯ブラシは使用者が歯ブラシの柄部を片手で持って、上顎 歯裏や同咬合部をブラッシングする際に植毛台から突出させた鏡によってブラ ッシング部を映し出せる。 ロ、このため、上顎歯裏側と同咬合部の適確なブラッシングの観察が同時におこ なえ、且つ上記上顎歯部位の詳細な検査も容易にできる。 ハ、適確なブラッシングを容易に毎日できるため、自然に習慣となり、特別なブ ラッシングの練習をすることもなく、正しいブラッシングが楽に習得できる。 ニ、適確なブラッシングがおこなえるため、磨きすぎによる歯と歯肉の損傷と磨 き残しによる病気の発生と悪化を防ぐことができる。 ホ、無駄なブラッシングがなくなったため大幅な時間の短縮ができ、長時間のブ ラッシングも容易に適確におこなえて歯槽膿漏の治療に好適する。 ヘ、ブラッシングの時間の短縮と力を入れすぎることのないブラッシングがおこ なえて歯ブラシの減耗が大幅に防げる。 ト、磨きと検査が機能的に、つまりブラシと鏡が一体に動き、使用者がおこなう と同じため、例えば介護者の手を借りて身体障害者や身体の自由が利きにくい 人におこなう上で、短い時間でも効果的にその動作をおこなうことができるの で介護者はもとより、その本人に於いても疲労度を大きく減少させることがで きる。 チ、歯ブラシに取り付けた鏡の位置は、植毛台の側部に位置させられる構成であ るので、適確なブラッシング方法を教える指導者と使用者が同時に見ながら交 互にブラッシングできるので、指導者にとっても適確に且つ具体的に指導でき 、よって指導を受ける者にとっても分かり易く理解が早くなって上達が早くな る。 リ、本考案の上顎歯鏡付き歯ブラシはいずれもシンプルな構成であるため、取付 けは簡単であり、コスト面でも安価に提供できるため利用者にとっても少ない 負担で効果的な器具として使える。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示す斜視図。
【図2】この考案の第2実施例を示す斜視図。
【図3】この考案の第3実施例を示す斜視図。
【図4】この考案の第4実施例を示す斜視図。
【図5】この考案の第4実施例の取付状態を示す斜視
図。
【図6】この考案の第4実施例の取付体の別体を示す斜
視図。
【図7】この考案の第5実施例を示す斜視図。
【図8】この考案の第6実施例を示す斜視図。
【図9】この考案の第7実施例を示す斜視図。
【図10】この考案の第8実施例を示す斜視図。
【図11】この考案の第9実施例を示す斜視図。
【図12】この考案の第10実施例を示す斜視図。
【図13】この考案の第11実施例を示す斜視図
【符号の説明】
(1)・柄 (3)・植毛台 (4)・歯ブラシ
(5)・鏡 (7)・植毛毛先 (10)・取付体 (12)・接着
部 (13)・本体 (15)・はくり紙 (17)・鏡面 (20)・係止
縁 (31)・連結可動部

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄の先端側に口腔挿入部を介して設けた
    植毛台に植毛した歯ブラシを備え、植毛台側方向に突出
    して鏡を設けてあり、鏡は植毛毛先を柄部方向斜め植毛
    側に向けて映し出す構成である上顎歯鏡付き歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 鏡は植毛台保持体に一体に形成してあ
    り、植毛台は植毛台保持体と着脱可能である構成とした
    請求項1記載の上顎歯鏡付き歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 鏡は歯ブラシの植毛台に保持する取付体
    に装着したことを特徴とする請求項1記載の上顎歯鏡付
    き歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 取付体は植毛台に接着した構成である請
    求項3記載の上顎歯鏡付き歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 取付体は板の両端を正面側に折り曲げ
    て、さらにその先端を内側に折り曲げて係止縁を形成し
    着脱可能な構成である請求項3記載の上顎歯鏡付き歯ブ
    ラシ。
  6. 【請求項6】 取付体は植毛台先端面の対応板の正面側
    と背面側に係止縁を形成して溝を形成し、その両端を折
    り曲げて末端へ向けて左右両側部を形成し、末端側を開
    口し着脱可能な構成である請求項3記載の上顎歯鏡付き
    歯ブラシ。
  7. 【請求項7】 取付体は植毛台の先端面、側面、末端方
    向側面に対応する湾曲板の正背面に係止縁を形成し溝を
    形成し、先端部中央に連結可動部を形成していて、末端
    部に凸部と凹部(穴)を形成し着脱可能な構成である請
    求項3記載の上顎歯鏡付き歯ブラシ。
  8. 【請求項8】 取付体又は鏡保持体に設けた凹部又は凸
    部若しくは凸部(取付体)と植毛台に設けた凹部又は凸
    部は互いにはめ合って着脱可能である構成の請求項3記
    載の上顎歯鏡付き歯ブラシ。
  9. 【請求項9】 鏡保持体に連設して係合突起(取付体)
    又は係合溝(取付体)を設け、植毛台に設けた係合突起
    又は係合溝と互いにはめ合って着脱可能である構成の請
    求項3記載の上顎歯鏡付き歯ブラシ。 【0001】
JP2076893U 1993-01-12 1993-03-16 上顎歯磨き鏡付き歯ブラシ及び歯ブラシ用上顎歯磨き鏡 Expired - Lifetime JP2583610Y2 (ja)

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