JPH074298B2 - コンパクト容器内への中皿取り付け方法 - Google Patents

コンパクト容器内への中皿取り付け方法

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JPH074298B2
JPH074298B2 JP61003958A JP395886A JPH074298B2 JP H074298 B2 JPH074298 B2 JP H074298B2 JP 61003958 A JP61003958 A JP 61003958A JP 395886 A JP395886 A JP 395886A JP H074298 B2 JPH074298 B2 JP H074298B2
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JP
Japan
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double
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compact container
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JP61003958A
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和夫 鈴木
久 高須
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Kose Corp
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Kose Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、化粧料を充填した中皿を、コンパクト容器内
の中皿収納部に、極めて簡便に、着脱自在となるように
取り付ける方法に関する。
[従来の技術] 中皿をコンパクト容器内の中皿収納部へ取り付ける方法
としては、両面の粘着力に余り差のない両面テープを使
用する方法が一般的になりつつある。
又、化粧料収納皿を着脱自在とするために、化粧料収納
皿を外側底面に一体的に固着する粘着テープ及びその粘
着テープの製造法(特開昭58−89676号)も提案されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] 最近一般的になりつつある両面テープを使用して中皿を
中皿収納部に固着した場合、両面の粘着力に余り差がな
いため、中皿をコンパクト容器から取りはずす際、両面
テープの残留する側が、中皿外側底面であったり、コン
パクト容器内の中皿収納部であったりまちまちであり、
中皿を交換する上で特に以下のような不都合を生じてい
た。すなわち、両面テープがコンパクト容器内の中皿収
納部に残留した場合、その残留した両面テープを剥がさ
ねばならず、また、剥がさずに、新しい両面テープを底
面に固着した新たな中皿を取り付けてしまうと、両面テ
ープが2枚重なることになり、中皿がコンパクト容器内
の中皿収納部に確実に収納されず、浮き上がってしまう
こともあった。また、両面テープがコンパクト容器内の
中皿収納部に確実に残留すれば、新しい両面テープを必
要とせずに中皿収納部に残留した両面テープを再利用す
ることもできるが、残留する側がまちまちであるので、
往々にして意のままにならなかった。
このように使用者は、中皿交換の際、両面テープの残留
する側を選べず、その都度対処しなければならなかっ
た。
又、特開昭58−89676の製造法に於いては、中皿の取り
付け・交換は容易ではあるものの、中皿に粘着テープを
取り付ける工程が非常に複雑であり、このためコスト高
となり、又中皿の材質も合成樹脂製ものに限られ、通常
の中皿には使用できないという欠点を有していた。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は、上記欠点に鑑み、中皿交換の際に、中皿
の材質に関係なく両面テープの残留する側を選択でき、
さらに、複雑な工程を必要とせず、安価に両面テープに
て中皿を固着する方法について鋭意研究を重ねた結果、
本発明を完成するに至った。
すなわち、強粘着剤層と、不織布と不透過性シートとか
らなる不透過性の支持体と、弱粘着剤層とからなる両面
テープを用いて、コンパクト容器内の中皿収納部に中皿
を固着することを特徴とするコンパクト容器内への中皿
取り付け方法である。
本発明に用いられる両面テープの支持体としてはアルミ
ニウム箔シート、ポリエステルフィルム等、強粘着剤層
と弱粘着剤層とが混り合わないよう不透過性の材質のも
のが使用される。従って、このような不透過性の支持体
を使用することにより、強粘着剤層の粘着力と弱粘着剤
層の粘着力を自由にコントロール可能となる。
さらに、不透過性の支持体を例えば不織布と不透過性シ
ートとの2層構造、または不透過性シートの両面に不織
布を積層した3層構造からなるように構成しているの
で、支持体に柔軟性と厚みをもたせることができ、両面
テープの取扱いが容易になり、また、中皿がコンパクト
容器内の中皿収納部に確実に固着する。
粘着剤の材質としては、アクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、ゴム質等が使用でき、通常両面テープに用いられる
材質のものであれば良く特に限定されるものではない。
両面テープの大きさ及び形状については、用いられる中
皿の大きさ、形状によって適宜選定すれば良い。また、
弱粘着剤層の粘着力が強粘着剤層の粘着力の略々1/2以
下であれば、中皿を交換する際、確実に両面テープの残
留する側を選択できるのでより好ましい。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付の図面により説明する。
第1図、第2図は、本発明の実施例を示すものである。
1はパレット型のコンパクト容器であり、このコンパク
ト容器1内に中皿収納部2が形成され、この中皿収納部
2に化粧料が充填された合成樹脂製の中皿3を好みによ
って組み合わせて着脱自在に取り付けるようになってい
る。
両面テープ4は、支持体4cが、不透過性のアルミニウム
箔シート4c1と不織布4c2の2層からなり、強粘着剤層4
b、弱粘着剤層4dの厚さはそれぞれ135μm、45μmであ
り、弱粘着剤層4dの粘着力が強粘着剤層4bの粘着力の略
々1/3となっている。
上記のように構成された両面テープ4を用いて、パレッ
ト型のコンパクト容器1内の中皿収納部2へ、中皿3を
取り付ける場合は、強粘着剤層4b側を中皿収納部2へ接
着させ、弱粘着剤層4d側を中皿外側底面に接着させる。
上記のようにして固着した中皿3を中皿収納部2から取
りはずした場合は、両面テープ4が必ずパレット型のコ
ンパクト容器1内に残留し、中皿3側に残留することは
ない。
このようにすれば、常にパレット型のコンパクト容器内
の中皿収納部に両面テープを残留させることができ、消
費者の好みによって中皿を交換する際、新たな両面テー
プを必要とせずに、新たな中皿をコンパクト容器内の中
皿収納部へ確実に収納させることができる。
[発明の効果] 本発明は、強粘着剤層と不透過性の支持体と弱粘着剤層
からなる両面テープを用いて、コンパクト容器内の中皿
収納部に中皿を固着する方法である。すなわち、不透過
性の支持体を使用することにより、強粘着剤層の粘着力
と弱粘着剤層の粘着力をコントロールすることを可能と
した両面テープを使用して中皿を固着する方法であっ
て、不透過性の支持体の両面あるいは片面に不織布を貼
着して、支持体に柔軟性、厚みを持たせているので、両
面テープの取扱いが容易となり、また、粘着剤層が確実
に接着面に接着するので、中皿がコンパクト容器内の中
皿収納部に確実に固着される。さらに好ましくは上記弱
粘着剤層の粘着力が、強粘着剤層の粘着力の略々1/2以
下であり、適宜、目的に応じて両面テープの強粘着剤層
と弱粘着剤層の両面を使い分け、中皿交換の際に中皿外
側底面、中皿収納部のいずれかを必要とする側に両面テ
ープを残留させることができるのである。
以上述べたように、本発明は極めて簡便に、低コスト
で、又中皿の材質に左右されずに中皿をコンパクト容器
内へ取り付ける方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1は本発明の実施例において中皿を分離して示したパ
レット型のコンパクト容器の斜視図、第2図は第1図に
おいて用いられた両面テープの断面図である。 1……コンパクト容器、2……中皿収納部、3……中
皿、4……両面テープ、4b……強粘着剤層、4c……支持
体、4d……弱粘着剤層、4c1……不透過性シート、4c2
…不織布。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強粘着剤層4bと、不織布4c2と不透過性シ
    ート4c1とからなる不透過性の支持体4cと、弱粘着剤層4
    dとからなる両面テープ4を用いて、コンパクト容器1
    内の中皿収納部2に中皿3を固着することを特徴とする
    コンパクト容器内への中皿取り付け方法。
  2. 【請求項2】弱粘着剤層4dの粘着力が強粘着剤層4bの粘
    着力の略々1/2以下である特許請求の範囲第1項記載の
    コンパクト容器内への中皿取り付け方法。
JP61003958A 1986-01-11 1986-01-11 コンパクト容器内への中皿取り付け方法 Expired - Lifetime JPH074298B2 (ja)

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JPS62161306A JPS62161306A (ja) 1987-07-17
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JP2536727Y2 (ja) * 1990-11-29 1997-05-28 紀伊産業株式会社 コンパクト容器
JP4711289B2 (ja) * 2005-05-23 2011-06-29 株式会社吉野工業所 コンパクト容器
JP2014001006A (ja) * 2012-06-21 2014-01-09 Narumi China Corp 複合容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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