JPH0742689U - 射出成形機 - Google Patents
射出成形機Info
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- JPH0742689U JPH0742689U JP075536U JP7553693U JPH0742689U JP H0742689 U JPH0742689 U JP H0742689U JP 075536 U JP075536 U JP 075536U JP 7553693 U JP7553693 U JP 7553693U JP H0742689 U JPH0742689 U JP H0742689U
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- JP
- Japan
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- screw
- hole
- pin
- fitting pin
- injection molding
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/10—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially
- F16D1/108—Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially having retaining means rotating with the coupling and acting by interengaging parts, i.e. positive coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリュー連結部の構造が低廉安価で交換保
守の容易な射出成形機を提供する。 【構成】 スクリュー10を結合部20と嵌合ピン50
とで駆動軸31に連結した駆動部200により駆動軸3
1からの回転力と軸方向の推進力とをスクリュー10に
与える。スクリュー10の端末部分12を結合部20の
軸方向穴25に入れ込んだ後に、U字形の嵌合ピン50
を結合部20の横断穴26に入れ、スクリュー10の切
欠溝13、13′に係合する。嵌合ピン50の切欠部分
54をネジ28で固定し、嵌合ピン50の抜け止めをす
る。切欠溝13だけを設けて嵌合ピン50をI字形にす
ることもできる。
守の容易な射出成形機を提供する。 【構成】 スクリュー10を結合部20と嵌合ピン50
とで駆動軸31に連結した駆動部200により駆動軸3
1からの回転力と軸方向の推進力とをスクリュー10に
与える。スクリュー10の端末部分12を結合部20の
軸方向穴25に入れ込んだ後に、U字形の嵌合ピン50
を結合部20の横断穴26に入れ、スクリュー10の切
欠溝13、13′に係合する。嵌合ピン50の切欠部分
54をネジ28で固定し、嵌合ピン50の抜け止めをす
る。切欠溝13だけを設けて嵌合ピン50をI字形にす
ることもできる。
Description
【0001】
この考案は、加熱筒内の可塑化した樹脂材を移送するためのスクリューを配置 した構成をもつ射出成形機に関するものであり、特に、加熱筒とスクリューとを 同一の軸心上に配置する構造をもつ射出成形機、つまり、インラインスクリュー 型の射出成形機においてスクリューの着脱を簡易化するようなスクリューと駆動 装置との間の連結構造を設けた射出成形機に係るものである。
【0002】
この種のインラインスクリュー型の射出成形機100は、一般に、図9のよう な構成になっている。図9では、全体の構成を縦方向に配置してあるが、これを 横方向に配置した場合にも、同様の構成になっている。
【0003】 図9において、加熱筒1は、電熱または過熱蒸気などによる加熱構造をもつ筒 状体であり、樹脂材供給部40から供給する樹脂材を加熱溶融して可塑化した可 塑化樹脂材41を作る。
【0004】 スクリュー10は、外周に設けた螺旋状体11の回転と軸方向の移動とによっ て、可塑化樹脂材41を加熱筒1の先端部分に設けた射出穴2側に移送するため の推進力を与えるものである。
【0005】 駆動装置30は、例えば、オイルモータなどであり、駆動軸31を介して、ス クリュー10に回転力と軸方向の移動力を与える部分であり、また、連結部20 0は、駆動軸31とスクリュー10とを機械的に連結する部分である。
【0006】 そして、連結部200の従来技術による構造は、例えば、図10・図11のよ うに、駆動軸31側に設けられた雌側結合体21の袋穴21Aに、スクリュー1 0側に設けられた雄側結合体22の凸部22Aを嵌め込み、ネジ23で軸方向の 結合を行うようにした嵌込結合部分20Xと、この嵌込結合部分20Xの中心を 貫通するとともに、一半部分が雌側結合体21の中心に設けられた切欠溝21B に入り込み、他半部分が雄側結合体22の中心に設けられた切欠溝22Bに入り 込むようにした閂状の矩形形ピン24で回転方向の結合を行うようにした閂結合 部分20Yを配置しており、さらに、雄側結合体22の中心部に設けられたネジ 穴22Cに、スクリュー10の端末部分に設けられたネジ部分10Aをネジ込ん で固定するネジ込結合部20Zを配置する構造になっている。
【0007】
上記の従来技術のような連結部の構造は、嵌込結合部分20Xと、閂結合部分 20Yと、ネジ込結合部20Zとから成る複雑な結合構成になっているため、製 造時におけるスクリュー10の組み付け作業や保守作業時のスクリュー交換作業 において作業工数がかさむをほか、連結部を構成する部品数が多く、加工箇所も 多いので、製造コストがかさむなどの不都合がある。
【0008】 このため、こうした不都合がなく、低廉安価な連結部構造をもつ射出成形機の 提供が望まれているという課題がある。
【0009】
この考案は、連結部の部品数を最低限に減らすとともに、加工箇所をも最低限 に減らすために、スクリューには円柱状の端末部分の途中に直径方向と平行に切 欠いた切欠溝を設けるのみとし、駆動軸の端末側の結合部にはスクリューの端末 部分が入り込む軸方向穴と、この軸方向穴の途中を直交方向に貫通する横断方向 穴とを設け、この横断方向穴に入り込むとともにスクリューの切欠溝にも入り込 むように、ここに嵌合ピンを嵌め込むという単純な構造の連結部をもつ射出成形 機を提供することにより、上記の課題を解決し得るようにしたものである。
【0010】
この考案の構造によれば、スクリューの端末部分の切欠溝に嵌合ピンを嵌め込 むことによって回転方向と軸方向との両方に対する連結機能を兼ね得るため、連 結部の部品数の製作量を少なくし、かつ、連結部の着脱作業が嵌合ピンの抜き差 しという簡単な操作でなし得るので、連結部の構造が低廉安価で交換保守の容易 な射出成形機を提供し得るように作用する。
【0011】
以下、図1〜図5により実施例を説明する。これらの図において、図9〜図1 1の符号と同一符号で示す部分は図9〜図11によって説明した同一符号の部分 と同一の機能をもつ部分である。
【0012】 図1において、スクリュー10は、円柱状の端末部分12の途中に該スクリュ ーの軸方向と直交して直径方向と平行に切り欠いた切欠溝13を該端末部分の両 側面に設けるとともに、端末部分12を駆動軸31の端末側の結合部20に該軸 31と中心軸共通に設けられた円形の軸方向穴25に対して密着して入れ込める ように形成してある。
【0013】 結合部20には、さらに、軸方向穴25に入れ込んだスクリュー10の切欠溝 13と対応する位置に、軸方向穴25の軸方向と直交して直径方向に方形状の横 断穴26を設けるとともに、横断穴26と直径方向に直交する止めピン穴27を 設けてあり、図1の実施例の場合、止めピン穴27はネジ穴であり、止めピン2 8は押しネジにしてある。
【0014】 嵌合ピン50は、断面が横断穴26に密着して挿入される方形状であり、平面 が方形状の板体に、平面の中央部分から平面の方形状の一辺に向かう対向平行面 51、52をもつ切欠部分53を備えてなるU字形をしており、対向平行面51 、52がスクリュー10の切欠溝13、13′に密着係合して、スクリュー10 を挟持する形状に形成されるとともに、止めピン穴27に対応する位置に止めピ ン用の凹部分54がを設けられている。
【0015】 各部の着脱に関しては、組み付ける場合には、最初に、スクリュー10の端末 部分12を結合部20の軸方向穴25に差し込むとともに、切欠溝13の面が横 断穴26の方向と一致するように位置付け、次にU字形の嵌合ピン50をU字形 の解放部分を先端側にして横断穴26に差し込み、止めピン28で嵌合ピン50 を固定することにより、図2・図3のように組み上げればよく、分解の場合には 、組み付ける場合と逆順の操作を行えばよいわけである。
【0016】 〔変形実施〕 この考案は次のように変形して実施することを含むものである。
【0017】 (1)切欠溝13、横断穴26、嵌合ピン50の部分の形状を、図4のように 、切欠溝13の断面を半円形にし、横断穴26を長円形にし、嵌合ピン50の対 向平行面51、52を半円形に形成して構成する。この構成の場合には、嵌合ピ ン50は、丸棒をU字形に折り曲げたもので足りるので、さらに、安価に製作し 得る。
【0018】 (2)止めピン穴27、止めピン28、凹部分54の部分の構成に関し、図5 のように、止めピン側の構造を段付状の止めピン穴27Aにしておいて、止めピ ン穴27A内を遊び動くようにして止めピン28Aを入れ込み、後側に、ばね2 8Bを配置して、閉塞ネジ28Cで閉じる構造にするとともに、凹部分54A側 の形状を止めピン28Aの山形Yと一致する形状にすることにより、嵌合ピン5 0を山形Y部分の傾斜方向の分力に抗して押し込み、または、押し出すことによ って、着脱操作し得るように構成する。
【0019】 (3)図2の構成は、軸方向穴25内に挿入されているスクリュー10の端末 部分12における頂部端面が結合部20中の軸方向穴25の底面に当接するとで 、ここが主たるスラスト受圧面となるものであるが、図6のように、端末部分1 2の頂部端面と該軸方向穴25の底面との間に空隙sを確保することで、嵌合ピ ン50上にスラスト受圧面を形成するのは随意である。
【0020】 (4)図1の構成は、嵌合ピン50として、U字形の嵌合ピンを使用するもの であるが、嵌合ピン50の形状はU字形に限られるものではなく、図7のように 、スクリュー10の端末部分12において、該スクリューの軸方向に直交して平 行に切り欠いた切欠溝13Aを該端末部分の片側面にのみ形成し、このような端 末部分12を結合部20内に入れ込んで、1個の切欠溝13Aと対応する位置の 結合部20内に軸方向穴25に直交して直径方向に1個の横断穴26Aを形成し 、ここに長方形状の嵌合ピン50Aを挿入する構成であってもよい。
【0021】
この考案によれば、スクリュー10の切欠溝13に対してU字型ピン50を着 脱するだけの操作で、簡単に、スクリュー10を駆動軸31に着脱できるととも に、スクリュー10の端末部分12に切欠溝13を、また、駆動軸の結合部20 に軸方向穴25と横断穴26を設けるという簡単な加工で済むので、結合部の製 作費用を低減できるという製造面と利用面との両面にわたる効果が奏される。
【図1】実施例の要部構成分解斜視図
【図2】実施例の要部構成組立縦断面図
【図3】実施例の要部構成組立横断面図
【図4】変形実施例の要部構成組立縦断面図
【図5】変形実施例の要部構成組立横断面図
【図6】変形実施例の要部構成組立縦断面図
【図7】変形実施例の要部構成分解斜視図
【図8】変形実施例の要部構成組立縦断面図
【図9】従来技術の全体構成組立要部縦断面図
【図10】従来技術の要部構成組立縦断面図
【図11】従来技術の要部構成分解斜視図
1 加熱筒 2 射出穴 10 スクリュー 10A ネジ部分 11 螺旋状体 12 端末部分 13 切欠溝 13′ 切欠溝 13A 切欠溝 20 結合部 20X 嵌込結合部 20Y 閂結合部 20Z ネジ込結合部 21 雌側結合体 21A 袋穴 21B 切欠溝 22 雄側結合体 22A 凹部 22B 切欠溝 23 ネジ 24 矩形形ピン 25 軸方向穴 26 横断穴 26A 横断穴 27 止めピン穴 27A 止めピン穴 28 止めピン 28A 止めピン 28B ばね 28C 閉塞ネジ 30 駆動装置 31 駆動軸 40 樹脂材供給部 41 可塑化樹脂材 50 嵌合ピン 50A 嵌合ピン 51 平行面 52 平行面 53 切欠部分 54 凹部分 54A 凹部分 100 射出成形機 200 連結部 s 空隙
Claims (1)
- 【請求項1】 円柱状の端末部分12の途中に軸方向に
直交して直径方向と平行に切り欠いた切欠溝13を設け
たスクリュー10と、スクリュー10の端末部分12を
入れ込む軸方向穴25及び該軸方向穴の軸方向に直交し
て直径方向に横断する横断穴26とを備えた駆動軸31
の結合部20と、結合部20の横断穴26とスクリュー
10の切欠溝13とに入り込む形状をもつ嵌合ピン50
とを配置してなる駆動部30とスクリュー10との間の
連結構造を具備することを特徴とする射出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075536U JP2601488Y2 (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075536U JP2601488Y2 (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 射出成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742689U true JPH0742689U (ja) | 1995-08-11 |
JP2601488Y2 JP2601488Y2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=13579039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993075536U Expired - Fee Related JP2601488Y2 (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601488Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010025167A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Denso Wave Inc | キー継手 |
US8790103B2 (en) | 2011-10-19 | 2014-07-29 | Fanuc Corporation | Screw mounting structure of an injection molding machine |
CN108834772A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-20 | 北京天仁科技发展有限公司 | 一种基于混合草坪建植机的插针过载保护装置及其建植机 |
-
1993
- 1993-12-31 JP JP1993075536U patent/JP2601488Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010025167A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Denso Wave Inc | キー継手 |
US8790103B2 (en) | 2011-10-19 | 2014-07-29 | Fanuc Corporation | Screw mounting structure of an injection molding machine |
CN108834772A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-20 | 北京天仁科技发展有限公司 | 一种基于混合草坪建植机的插针过载保护装置及其建植机 |
CN108834772B (zh) * | 2018-07-26 | 2023-10-24 | 北京天仁科技发展有限公司 | 一种基于混合草坪建植机的插针过载保护装置及其建植机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2601488Y2 (ja) | 1999-11-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990803 |
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