JPH0742645A - インナカム式分配型燃料噴射ポンプ - Google Patents

インナカム式分配型燃料噴射ポンプ

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Publication number
JPH0742645A
JPH0742645A JP19140793A JP19140793A JPH0742645A JP H0742645 A JPH0742645 A JP H0742645A JP 19140793 A JP19140793 A JP 19140793A JP 19140793 A JP19140793 A JP 19140793A JP H0742645 A JPH0742645 A JP H0742645A
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JP
Japan
Prior art keywords
fuel
high pressure
pressure chamber
passage
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP19140793A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Naganuma
孝夫 永沼
Masao Sawamura
正夫 沢村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0742645A publication Critical patent/JPH0742645A/ja
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インナカム式分配型燃料噴射ポンプにおい
て、高圧噴射時の噴射時期制御を安定にしかつ噴射時期
変更時の応答性を向上する。 【構成】 燃料ポンプから供給される燃料をポンププラ
ンジャの作動によって内燃機関に噴射供給するインナカ
ム式分配型燃料噴射ポンプは、燃料噴射時期を調節する
インナカムの噴射時期設定位置をスライドピン25で決
める。このスライドピン25を駆動するタイマピストン
26は、シリンダ52内に往復摺動可能に設けられる。
タイマピストン26の一方の側に形成される高圧室55
に燃料ポンプからの燃料を供給する第1通路62を接続
し、この第1通路62に逆止弁64を設ける。この逆止
弁64の引張スプリング68は、タイマピストン26の
遅角移動時に高圧室55の圧力を低下するように開弁状
態を保持し、噴射反力作用時に高圧室55の高圧を保つ
ように閉弁状態を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関等に燃
料を圧送する分配型燃料噴射ポンプに関するもので、詳
細には、インナカム式分配型燃料噴射ポンプの噴射時期
を調整するタイマ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関の高出力化、排気ガス中
の有害物除去等を目的として分配型噴射ポンプの高噴射
化が要求されている。この分配型燃料噴射ポンプの高噴
射圧化にともない噴射時にカムからタイマピストンが受
ける駆動反力が大きくなり、そのためタイマピストン位
置に変動が生じ、噴射時期のずれを生じることがある。
【0003】従来の分配型燃料噴射ポンプでは、このよ
うな噴射時期のずれを防止するため、実開昭61−43
947号公報に示すものは、図4に示すように、タイマ
機構の高圧室55の燃料導入口を形成するタイマピスト
ン内部に圧力弁102を設置しており、この圧力弁10
2はオリフィス100と逆止弁103を並列に配置して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の分配型燃料噴射ポンプによると、高圧噴射化に伴い
タイマピストンに作用する噴射反力が大きくなると、図
4に示すように、その噴射反力によりタイマピストン2
6が遅角側に押され、逆止弁103が閉弁するのである
が、高圧室55の燃料がオリフィス100より排出さ
れ、高圧室55の圧力が低下するため、さらにタイマピ
ストン26が大きく遅角側に移動し安定性が低下する。
この安定性の向上のための解決対策としてはオリフィス
100の絞り径を小さくすることが考えられるが、オリ
フィス100の絞り径を小さくすると高圧室55の燃料
の排出量が低下するため進角から遅角へのタイマピスト
ン移動時の応答性が低下するという問題がある。
【0005】一般に、インナカム式の分配型燃料噴射ポ
ンプにおいては、前記実開昭61−43947号公報に
示すようなフェイスカム式の分配型燃料噴射ポンプの場
合に比べ、ローラがインナカム山に乗り上げるときの反
力がそのままタイマピストンを遅角側に駆動する力にな
るため、タイマピストンに作用する噴射駆動反力が著し
く大となり、したがって、特に高圧噴射時には、噴射時
期変動が大となり不安定さが助長される。
【0006】本発明は、高圧噴射時における良好な噴射
時期制御の安定性と応答性とを同時に達成するようにし
たインナカム式分配型噴射ポンプを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるインナカム
式分配型燃料噴射ポンプは、燃料ポンプから吐出される
燃料をポンププランジャの作動によって内燃機関に噴射
供給するインナカム式分配型燃料噴射ポンプであって、
カム山位置を変位させて燃料噴射時期を調節するカム部
材と、このカム部材の噴射時期設定位置を決めるために
該カム部材を駆動するスライドピンと、シリンダ内に往
復摺動可能に設けられ、前記スライドピンの他端を嵌合
するタイマピストンと、前記シリンダ内で前記タイマピ
ストンの一端側に設けられる低圧室と、前記低圧室側に
設けられるとともに燃料噴射時期を調整する付勢手段
と、前記シリンダ内で前記タイマピストンの他端側に設
けられる高圧室と、前記高圧室に前記燃料ポンプからの
燃料を供給する第1通路と、前記低圧室に前記燃料ポン
プからの燃料を供給する第2通路と、前記低圧室の入口
側の前記第2通路に設けられる電磁弁と、前記第1通路
に設けられ、前記タイマピストンの遅角移動時に前記高
圧室の圧力を低下するように開弁状態を保持し、噴射反
力作用時に高圧室の高圧を保つように閉弁状態を保持す
る逆止弁とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の分配型燃料噴射ポンプによると、タイ
マピストンの遅角移動時に高圧室と低圧側とを連通する
第1通路を開弁し、噴射反力が作用するときには第1通
路を閉弁する機構を備えることで、高圧噴射時の良好な
噴射時期制御の安定性ならびに噴射時期変更に伴う迅速
な応答性を確保する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面にもとづいて説明す
る。インナカム式分配型燃料ポンプに本発明を適用した
実施例を図1および図2に示す。この噴射ポンプは電磁
スピル弁方式のものである。フィードポンプ1はタンク
2から燃料を汲上げ、汲上げられた燃料は圧力調整弁3
により調圧され、ヘッド4内のギャラリ5に供給され
る。ギャラリ5内の燃料はシリンダ6内の通路6a、ロ
ータ7内の通路7aを介してプランジャ8によって形成
されるプランジャ室9に導入される。ロータ7はシリン
ダ6に対して摺動自在に嵌合されており、軸受10に支
持されてディーゼル機関により回転駆動される。
【0010】また、ロータ7の外周には円筒孔11がロ
ータ7の半径方向に複数個開けられており、この円筒孔
11内にはプランジャ8が摺動自在に嵌合されている。
プランジャ8の半径方向外側端部には、ローラシュー1
2がローラ13を回転自在に保持して配設される。ロー
タ7の径外側には内周面にカム山が形成されるインナカ
ム14が配置されている。プランジャ8は燃料の圧力に
より径外方向に付勢されているから、プランジャ8の外
側端部のローラ13は常時インナカム14のカムプロフ
ィールに当接されている。従って、ロータ7の回転によ
りローラ13がインナカム14の内周面に沿って移動す
ると、ローラ13はカムプロフィールにもとづき半径方
向に往復運動を行い、このローラ13の運動はローラシ
ュー12を通してプランジャ8に伝達される。ここに、
プランジャ8がロータ7の径外方向に向かう工程が吸入
工程であり、径内方向に向かう工程が吐出工程となる。
【0011】シリンダ6内の通路6aとロータ7内の通
路7aは、ロータ7の回転によるプランジャ8の径外方
向への移動による燃料の吸入工程において両通路6a、
7aが連通し、圧縮工程において閉じるように配置され
ている。さらにロータ7には、プランジャ室9と連通す
るスピルポート15および吐出ポート16が設けられ、
吐出工程においてシリンダ6に設けた通路17、18と
それぞれ連通する。通路17の先部には電磁スピル弁1
9が配置され、この電磁スピル弁19により通路17と
ギャラリ5との連通および遮断が行われる。電磁スピル
弁19はディーゼル機関の運転状態を示す信号、例えば
アクセル開度センサ20からの信号、回転角センサ21
からの信号などを基にして制御装置22により駆動され
る。なおシリンダ6内の通路18はヘッド4内の通路2
3を介してデリバリバルブ24に連通し、ディーゼル機
関に搭載されるノズルにパイプで連通される。
【0012】次に、カム室32の潤滑について説明す
る。カム室32には、絞り41を介して図示しないディ
ーゼル機関の潤滑系から潤滑オイルが供給される。潤滑
オイルの一部は、ロータ7を支持する軸受10の間にも
導入され、ロータ7と軸受10との間を流れ出たオイル
は、直接カム室32に、あるいは通路42を介してカム
室32に流入する。
【0013】カム室32の上部には、オイル出口43が
設けられている。オイル入口44から絞り41を経て流
入する潤滑オイルは、インナカム14、ローラ13、ロ
ーラシュー12を潤滑するとともに、これらを冷却して
摩擦熱を奪った後、オイル出口43からディーゼル機関
の潤滑系へと流出する。ディーゼル機関の回転によって
ロータ7が回転されると、プランジャ8がインナカム1
4のカムプロフィールに沿って径方向に往復動し、プラ
ンジャ室9にギャラリ5から燃料を吸入する吸入工程と
プランジャ室9からデリバリバルブ24を経て高圧燃料
をノズルに送出する圧送工程とを繰り返し、これに同期
して電磁スピル弁19により溢流時期の調整すなわち燃
料噴射量の制御がなされる。
【0014】燃料噴射時期の調整はタイマ50によって
行われる。すなわち、インナカム14はスライドピン2
5を介してタイマピストン26と連結され、タイマピス
トン26のピストン方向への移動位置によりインナカム
14の周方向回動位置が決定される構成となっている。
タイマ50の具体的な構造について図1にもとづいて詳
述する。シリンダ52の内周面内に円筒状のタイマピス
トン26が軸方向に摺動自在に設けられている。タイマ
ピストン26の半径方向に開口される嵌合穴53内には
インナカム14を駆動するスライドピン25が収納さ
れ、スライドピン25の上端はインナカム14の嵌合穴
14aに嵌合している。タイマピストン26の低圧室5
4側のタイマピストン凹部26aには圧縮コイルスプリ
ング57がタイマピストン26を高圧室55側に付勢す
るように設けられている。
【0015】高圧室55に連通する第1通路62は、フ
ィードポンプ1からの燃料を高圧室55に供給するもの
で、その途中に逆止弁64が設けられている。逆止弁6
4は、弁座65、ボール66、ボールストッパ67、引
張コイルスプリング68からなる。ボール66にフィー
ド圧が作用すると、図1に示すように、弁座65とボー
ル66の間に燃料流路が形成されて開弁状態となる。引
張コイルスプリング68は、ボール66が開弁状態とな
る方向に付勢するスプリングである。開弁時ボール66
はボールストッパ67に当接した状態となる。インナカ
ム14からの噴射反力が図示矢印A方向に作用すると、
タイマピストン26は右方向に移動し高圧室55の圧力
が上昇するが、この高圧室55の圧力上昇時、スプリン
グ力に打ち勝ってボール66が弁座65に当接し、高圧
室55を高圧に保持する。これにより、噴射反力による
タイマピストン26の変位を最小限に押えることで、タ
イマピストン26による噴射時期変動を最小限に抑制す
る。
【0016】低圧室54に連通する第2通路58は、フ
ィードポンプ1からの燃料を低圧室54に流入するもの
で、その途中に供給制御用電磁弁59が設けられる。ま
た、低圧室54に連通するドレン側の通路60は、低圧
室54内の燃料を外部に排出するもので、その途中に吐
出制御用電磁弁61が設けられている。燃料噴射時期の
遅角時、供給制御用電磁弁59を開弁し、吐出制御用電
磁弁61を閉弁することで、低圧室54内にフィードポ
ンプ1からの燃料を流入する。これにより、圧縮コイル
スプリング57の設定圧と低圧室54内の圧力と高圧室
55との圧力バランスによりタイマピストン26を図1
で右行させスライドピン25によってインナカム14を
遅角側に回動させる。
【0017】燃料噴射時期の進角時、供給制御用電磁弁
59を閉弁し、吐出制御弁用電磁弁61を開弁すること
で、低圧室54内の燃料を通路60から排出する。これ
により、前記遅角時とは逆にタイマピストン26を図1
で左行させ、スライドピン25によってインナカム14
を進角側に回動させる。燃料の噴射時期をその時の状態
に保持するときは、供給制御用電磁弁59および吐出制
御用電磁弁61をともに閉弁することで、低圧室54の
圧力をその圧力に保持する。このとき、噴射圧の変動に
ともないインナカム14からスライドピン25が駆動反
力を受ける。すなわち、インナカム14のカム山にロー
ラ13が乗り上げるとき、インナカム14に付与される
図1に示す矢印方向の噴射反力がスライドピン25を図
1で反時計方向すなわちピストン26がに右行する方向
に作用する。このとき、高圧室55が高圧になろうとす
るが、この圧力上昇によりボール66が弁座65に当接
し逆止弁64を閉弁状態にするので、低圧室54が油密
に密閉された状態で低圧室54内の圧力が一定に保持さ
れる。これにより、高圧室55は高圧を保持し、タイマ
ピストン26はそれ以上の右方向への移動が防がれる。
したがって、タイマピストン26のストロークの変動量
が最低限に抑えられる。
【0018】タイマピストンのストロークの変動量の変
化について従来の比較例と本発明の本実施例とを対比し
た結果を図3に示す。図3に示すように、駆動反力が作
用する毎に、ピストンストロークが遅角側に増量され
る。本発明の前記第1実施例によると、図3に示すよう
に、ピストンストロークの遅角側への変動は最低限に抑
えられる。これは、逆止弁64による噴射反力作用時の
ロック状態が確実に機能するためである。噴射反力の作
用時、1高圧室55の圧力は急上昇するが、逆止弁64
のロック状態が的確に作用するのである。
【0019】本実施例のタイマ機構においては、図4に
示す従来の比較例と対比すると、本実施例にはオリフ
ィス100が設けられていない、本実施例の逆止弁6
4の付勢力方向が従来の比較例とは逆である、進角移
行時、本実施例では、逆止弁64の開により高圧室55
に燃料が流入するようスプリング68の付勢力が比較的
低いスプリング設定圧に設定されている。
【0020】本実施例では、進角時、高圧室55にフィ
ードポンプより燃料が流入するとき、ボール66が図1
に示すように引張スプリング68の付勢力に抗してボー
ルストッパ67に押しつけられているため、燃料が通路
62からボール66の周囲を通って高圧室55に流入可
能である。これにより、フィード圧が小さいときにも高
圧室55への燃料の流入によりピストン26を進角側に
移動可能である。
【0021】高負荷運転時、インナカム14のカム山に
乗り上げるローラ13の押圧力より高い噴射反力がスラ
イドピン25を経由してタイマピストン26に作用す
る。このとき、図3に示すようにタイマピストン26が
遅角側に急速に移動しようとするが、このとき高圧室5
5の容積が急速に小さくなろうとするため、高圧室55
の圧力は急速に上昇する。このとき、ボール66の閉弁
設定圧を例えば2MPaに設定しておくと、高圧室55
の圧力が2MPaに達した時点でボール66が弁座65
に完全にシートされ、高圧室55に連通する通路62が
油圧ロックされるため、ピストン26はそれ以上遅角側
に移動しない。したがってピストン変動が小さくなり噴
射時期の設定が安定する。ボール66の閉弁設定圧は、
例えば2〜5MPaに設定する。
【0022】噴射ポンプの進角運転から遅角運転へ移行
するとき、低圧室54の圧力を上げて高圧室の圧力が2
MPaに達しない状態で、逆止弁64を全開状態に保持
することで、高圧室55の燃料を第1通路62から排出
する。これにより、短時間でタイマピストン26を遅角
側へ移動可能とし、タイマの噴射時期調節の応答性が向
上されている。
【0023】また、本実施例では、低圧側の吐出制御用
電磁弁61の作動は、タイマ進角時またはタイマ遅角時
のみ実施すればよいから、吐出制御用電磁弁61の作動
回数を少なくすることができるので、タイマ作動の応答
性および信頼性を向上させることができるという効果が
ある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインナカ
ム式分配型燃料噴射ポンプによれば、タイマ機構部の高
圧室側の通路に逆止弁を有する構成であるから、噴射反
力の作用時、高圧室を油密ロックに保持するので、噴射
圧変動によって発生しやすいタイマピストンの位置変動
を応答性を悪化させずに効果的に抑えられるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による分配型燃料噴射ポン
プのタイマ機構部を表す概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の分配型燃料噴射ポンプを
示す全体図である。
【図3】噴射反力作用時のピストンストロークと高圧室
の圧力の経時変化を示す特性図である。
【図4】従来の分配型燃料噴射ポンプのタイマ機構部を
示す概略構成図である。
【符号の説明】
14 インナカム(カム部材) 25 スライドピン 26 タイマピストン 52 シリンダ 54 低圧室 55 高圧室 57 圧縮コイルスプリング(付勢手段) 58 第2通路 59 供給制御用電磁弁(電磁弁) 61 吐出制御用電磁弁(電磁弁) 62 第1通路 64 逆止弁 65 弁座(逆止弁) 66 ボール(逆止弁) 67 ボールストッパ(逆止弁) 68 引張コイルスプリング(逆止弁)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ポンプから吐出される燃料をポンプ
    プランジャの作動によって内燃機関に噴射供給するイン
    ナカム式分配型燃料噴射ポンプであって、 カム山位置を変位させて燃料噴射時期を調節するカム部
    材と、 このカム部材の噴射時期設定位置を決めるために該カム
    部材を駆動するスライドピンと、 シリンダ内に往復摺動可能に設けられ、前記スライドピ
    ンの他端を嵌合するタイマピストンと、 前記シリンダ内で前記タイマピストンの一端側に設けら
    れる低圧室と、 前記低圧室側に設けられるとともに燃料噴射時期を調整
    する付勢手段と、 前記シリンダ内で前記タイマピストンの他端側に設けら
    れる高圧室と、 前記高圧室に前記燃料ポンプからの燃料を供給する第1
    通路と、 前記低圧室に前記燃料ポンプからの燃料を供給する第2
    通路と、 前記低圧室の入口側の前記第2通路に設けられる電磁弁
    と、 前記第1通路に設けられ、前記タイマピストンの遅角移
    動時に前記高圧室の圧力を低下するように開弁状態を保
    持し、噴射反力作用時に高圧室の高圧を保つように閉弁
    状態を保持する逆止弁とを備えたことを特徴とするイン
    ナカム式分配型燃料噴射ポンプ。
JP19140793A 1993-08-02 1993-08-02 インナカム式分配型燃料噴射ポンプ Pending JPH0742645A (ja)

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