JPH0742513Y2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH0742513Y2
JPH0742513Y2 JP5435290U JP5435290U JPH0742513Y2 JP H0742513 Y2 JPH0742513 Y2 JP H0742513Y2 JP 5435290 U JP5435290 U JP 5435290U JP 5435290 U JP5435290 U JP 5435290U JP H0742513 Y2 JPH0742513 Y2 JP H0742513Y2
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JP
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high voltage
ionization
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leakage current
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正一 安田
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Ricoh Elemex Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、イオン化部と集塵部とこれらイオン化部及び
集塵部へ高電圧を印加する高圧発生部とを有し、イオン
化部で帯電させた粒子を集塵部で吸着する空気清浄機に
関する。
従来の技術 この種の空気清浄機は、イオン化部及び集塵部を洗浄し
た場合、これらが水に濡れていると、電源オンと同時に
極板間でリークを起こして過電流が流れ、またホコリ等
が積もった状態で過電流が流れると加熱して火災の原因
になる等の危険性がある。このため、従来は、過電流が
流れたときは、点検ランプを点灯させると同時に、空気
清浄機の運転を強制的に停止していた。また、洗浄後に
おける上記のような過電流を避けるため、電源オンした
後に一定時間(例えば約10分間)空運転、つまりイオン
化部及び集塵部に高電圧を印加しないでファンのみ動作
させ、イオン化部及び集塵部を必ず乾燥させてからこれ
らに高電圧を印加するようにしていた。
これによると、実際に洗浄しなくとも、電源オンのたび
にある一定時間経過しないと空気清浄が行われず、部屋
が煙っていて直ちに清浄しようとしても、空運転時間を
待たされるという不都合があった。
考案が解決しようとする課題 本考案の目的は、このような不都合を解消するため、高
圧発生部に流れるリーク電流を検出し、イオン化部又は
集塵部に洗浄後の水分が残っていたり又は結露したりし
て所定以上にリーク電流が流れたときのみ、空運転させ
ることができる空気清浄機を提供することにある。
課題を解決するための手段 本考案による空気清浄機は、イオン化部と集塵部とこれ
らイオン化部及び集塵部へ高電圧を印加する高圧発生部
と吸入した空気をイオン化部及び集塵部を通じて排出す
るファンとを有する空気清浄機において、高圧発生部に
流れるリーク電流を検出するリーク電流検出部と、高圧
発生部に通常よりも低い電圧を発生させてリーク電流検
出部で検出されたリーク電流値の大小を判断し、該リー
ク電流が所定値以下のときは高圧発生部に通常の電圧を
発生させ、所定値以上のときはファンを空運転させる制
御部とを備えたことを特徴とする。
作用 電源オンしたとき、イオン化部及び集塵部には通常より
も低い電圧が印加され、この状態でリーク電流の大小が
判断され、リーク電流が大きい場合は、ファンが空運転
してイオン化部及び集塵部が乾燥され、リーク電流が小
さい場合は、通常の高電圧がイオン化部及び集塵部に印
加されて正常な運転が開始される。
実施例 次に、本考案の一実施例を図面に従い詳細に説明する。
第2図は本考案による空気清浄機の概要構成図で、10は
空気流路を形成する外装ケース、11は該外装ケース10内
に設けられたイオン化部、12はその後段に設けられた集
塵部、13はファンモータである。ファンモータ13が回転
すると、本空気清浄機の吸入口から空気が吸入され、イ
オン化部11でホコリや煙等の粒子が帯電され、それが集
塵部12で吸着され、清浄な空気が出口から排出される。
第3図は、イオン化部11の構造を示す。イオン化部11
は、複数対のイオン化線14とグランド極板15とを両側の
絶縁用側板16間に架設したもので、イオン化線14とグラ
ンド極板15との間に高電圧を印加してコロナ放電を起こ
し、ホコリや煙等の粒子にプラスイオンを帯電させる。
第4図は、集塵部12の構造を示す。集塵部12は、複数対
のプラス極板17とグランド極板18とを両側の絶縁用側板
16間に架設したもので、プラス極板17とグランド極板18
との間に高電圧を印加し、プラスイオンに帯電されたホ
コリや煙等の粒子をグランド極板18に引き寄せ吸着す
る。
第1図は、本考案の要旨を示すブロック図である。上記
イオン化部11及び集塵部12は、マイクロコンピュータ20
からの指令に従い高圧発生部21からそれぞれ高電圧を印
加される。集塵部12への電圧は、高圧発生部21の回路構
成が簡単になることから、イオン化部11への電圧の1/整
数にする。本例では、通常状態でイオン化部11へ9KV、
集塵部12へその1/2の4.5KVを印加する。
高圧発生部21でリーク電流が流れた場合、それが所定値
以上であるかリーク電流検出部22で検出され、その大小
がマイクロコンピュータ20によって判断される。そし
て、マイクロコンピュータ20は、その判断結果に従い高
圧発生部21を制御してイオン化部11及び集塵部12へ印加
する高電圧を適切な値に調整するとともに、ドライバ23
によってファンモータ13を駆動する。
高圧発生部21は過電流検出回路を具備しており、イオン
化部11又は集塵部12で異常放電による過電流が流れる
と、これらへの高電圧印加を停止すると同時に、マイク
ロコンピュータ20へその異常を知らせる。マイクロコン
ピュータ20は、これを受けて表示部24に点検を促すため
の表示をさせる。
第5図は、リーク電流検出部22におけるリーク電流の検
出の一例を説明するためのグラフである。電源がオンに
なると、マイクロコンピュータ20は、高圧発生部21に対
し上記通常の印加電圧の約1/10以下の低い電圧をイオン
化部11及び集塵部12への印加するように指示する。そし
て、その時、イオン化部11及び集塵部12から高圧発生部
21へリークするリーク電流をリーク電流検出部22で検出
する。なお、ここで電源オン時の印加電圧を通常時の約
1/10以下に低くしているのは、水分によって放電させな
いためである。
リーク電流検出部22は、第5図の例では合計で100μA
以上のリーク電流が流れているかどうかを判定する回路
で、通常その判定をコンパレータで行い、その判定結果
をマイクロコンピュータ20へ知らせる。マイクロコンピ
ュータ20は、これを受けて100μA以下であればイオン
化部11及び集塵部12が濡れていないと判断し、高圧発生
部21に対し上記通常の印加電圧をイオン化部11及び集塵
部12へ印加するように指示する。なお、ファンモータ13
は、電源オンと同時に駆動される。
一方、100μA以上の時は、マイクロコンピュータ20は
イオン化部11及び集塵部12が濡れていると判断し、高圧
発生部21をそのままにして、つまりイオン化部11及び集
塵部12へ低い電圧を印加したまま、ファンモータ13のみ
駆動させて空運転を行い、イオン化部11及び集塵部13を
乾燥させ、リーク電流が100μA以下になるまでこの動
作を継続する。また、表示部24にそのことを表示させ
る。
考案の効果 本考案によれば、電源オン後いきなり正規の高電圧を印
加することなく低い電圧を印加してリーク電流の大小を
判断し、たとえイオン化部又は集塵部が濡れていても、
直ちに運転を停止することなく自動的に乾燥させた後、
正規の運転を行えるので、ユーザに対してより便利で使
いやすい空気清浄機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による空気清浄機の要部のブロック図、
第2図はその概要構成図、第3図はそのイオン化部の構
造を示す断面図、第4図は集塵部の構造を示す断面図、
第5図はリーク電流検出部におけるリーク電流の検出の
一例を説明するためのグラフである。 11……イオン化部、12……集塵部、13……ファンモー
タ、20……マイクロコンピュータ、21……高圧発生部、
22……リーク電流検出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン化部と集塵部とこれらイオン化部及
    び集塵部へ高電圧を印加する高圧発生部と吸入した空気
    をイオン化部及び集塵部を通じて排出するファンとを有
    する空気清浄機において、前記高圧発生部に流れるリー
    ク電流を検出するリーク電流検出部と、前記高圧発生部
    に通常よりも低い電圧を発生させて前記リーク電流検出
    部で検出されたリーク電流値の大小を判断し、該リーク
    電流が所定値以下のときは高圧発生部に通常の電圧を発
    生させ、所定値以上のときは前記ファンを空運転させる
    制御部とを備えたことを特徴とする、空気清浄機。
JP5435290U 1990-05-24 1990-05-24 空気清浄機 Expired - Fee Related JPH0742513Y2 (ja)

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JPH0414147U JPH0414147U (ja) 1992-02-05
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JPS53104794U (ja) * 1977-01-26 1978-08-23

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JPH0414147U (ja) 1992-02-05

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