JPH0742097Y2 - 電子素子測定装置用保護カバー装置 - Google Patents

電子素子測定装置用保護カバー装置

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JPH0742097Y2
JPH0742097Y2 JP1987128188U JP12818887U JPH0742097Y2 JP H0742097 Y2 JPH0742097 Y2 JP H0742097Y2 JP 1987128188 U JP1987128188 U JP 1987128188U JP 12818887 U JP12818887 U JP 12818887U JP H0742097 Y2 JPH0742097 Y2 JP H0742097Y2
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JP
Japan
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cover member
switch
main body
cover
electronic element
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JP1987128188U
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JPS6433023U (ja
Inventor
愛義 大野
Original Assignee
ソニー・テクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、カーブトレーサなどの電子素子特性測定装置
において、被測定素子が配置される部分を覆って測定者
を保護するための電子素子測定装置用保護カバー装置に
関する。
[従来の技術] 電子素子の電気的特性を測定する装置にカーブトレーサ
などの装置がある。これらの装置の一面には、ソケット
が配置されており、これに直接又は適当なアダプタを介
して被測定電子素子を電気的に接続し、これらの電気的
特性を測定する。被測定素子に大電力を加える際には、
測定を安全に行なうために測定中これらの被測定素子を
覆うカバーを設けている。カバーを閉じたとき被測定素
子に電流及び電圧を供給し測定を行ない、カバーを開け
たとき、電流及び電圧の供給が停止し測定者の感電等の
事故を防止するようになっている。このようなメカニズ
ムを実現するために、カバーの開閉と連動するプッシュ
スイッチが用いられている。このメカニズムでは、本体
と接するカバーのへりに突起を設け、カバーを閉じたと
きのみ、この突起が本体に設けられたプッシュスイッチ
を押し、スイッチが閉成するしくみになっている。
[考案が解決しようとする問題点] 上述のようなカバーとプッシュスイッチとの組合せの場
合、測定者がカバーを開けた際に、測定者の手や手に持
ったものが偶然プッシュスイッチを押してしまい、被測
定素子に大電力が加わり、測定者が危険な状態に置かれ
る可能性がある。また、測定者が意識的にプッシュスイ
ッチのプッシュボタンを押えつけることも考えられる。
この場合も、測定者が意識しているとしても感電の危険
が生じる。
そこで本考案の目的は、カバーを開けたときこれに連動
してスイッチが確実に開成し、しかもカバーを開けたま
ま測定者が容易にスイッチを閉成することができない電
子素子測定装置用保護カバー装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決し、目的を達成するために本考案
は、カバー部材を本体に蝶着している蝶着手段と連動す
る少なくとも1個のスイッチを設けており、このスイッ
チはカバー部材が開くことにより開成が保持される。ま
た、このスイッチを残りのスイッチと電気的に直列に結
合する。
[作用] カバー部材は、上述の蝶着手段を介して本体に蝶着され
ている。蝶着手段は、カバー部材が開くのと反対側、即
ち測定者が被測定素子をいじるのと反対側にあるので、
この開閉スイッチには接触しにくい。また、この開閉ス
イッチは、カバー部材を開いたとき開成が保持されるの
で、測定者の保護が確実となる。更に、この開閉スイッ
チは残りの開閉スイッチと電気的に直列に結合している
ので、これらのスイッチによるスイッチ系が、多重安全
装置的に作用する。
[実施例] 第1図は本考案に基づく保護カバー装置を具えた電子素
子測定装置の斜視図である。本実施例における電子素子
測定装置10は、測定の制御及び解析を行なうユニット14
と、このユニット14にケーブル16によって連結された被
測定素子装着本体12とを具えている。本体12の一面に
は、被測定素子を配置し、電気的に接続するためのソケ
ット18(単に、その位置を点線で表わす)が設けられて
おり、これを覆うべくアクリル等の透明な材料でつくっ
たカバー部材20を蝶着手段を介して本体12に取り付け
る。カバー部材20にはホルダ部22が後部のへりに2ケ所
あり、カバー部材20と一体になっている。2つのホルダ
部22には軸24が貫通しており、軸24の両端を、本体に設
けられたブラケット26が支持している。これら、ホルダ
部22、軸24及びブラケット26により蝶着手段を構成す
る。
カバー部材20のホルダ部22と対向する前部のへりが当接
する本体の部分には開閉スイッチである第1スイッチ手
段即ちプッシュスイッチ28が2個埋設してあり、その押
しボタン部分がカバー部材と当接する本体の一面に露出
している。これらスイッチ28に対向するカバ部材20のへ
りには、必要に応じて突起を設ける。
第2図は、保護カバー装置のカバー部材を開けた状態の
斜視図である。カバー部材20の前部のへりに設けられた
2個の突起32が、カバー部材を閉じたとき夫々上述のプ
ッシュスイッチ28の押しボタン部分30を押す。なお、プ
ッシュスイッチ28をカバー部材20の前部のへりに設けた
のは、カバー部材20の開閉に対して前部のへりが最も位
置移動量が大きいため、カバー部材を開け始めると直ち
にスイッチ28を開くことができ、カバー部材を閉める際
は最後にスイッチ28を閉じることができるからである。
カバー部材20の一部である右側のホルダ部22の近傍の本
体内部分に後述の第2スイッチ手段即ちスイッチ機構34
を設ける。
第3図は第1図及び第2図に示す電子素子測定装置の蝶
着手段と連動するスイッチ機構の側断面図である。第4
図は、第3図に示すスイッチ機構34の板ばね部材及びレ
バースイッチの斜視図である。
板ばね部材36は、本実施例では、SUS系の薄板を母材と
し、これを曲げ加工して略U字形にしたものである。図
に示すようにこのU字形を逆置きにし、その頂部(中央
部)に立ち上げ部38を設け、これがホルダ部22の外側円
筒面に形成されたカムと係合しているカムフォロア40を
保持する。板ばね部材36の一端は、やや幅広になってい
て、ここにねじ穴を設け、ねじによって適当なブラケッ
ト42を介して本体12に固定する。板ばね部材36の他端は
自由端となって、ブラケット42に同様に固定されている
開閉スイッチである46と係合している。本実施例では、
この板ばね部材36の自由端がスイッチングレバー46を逃
さないように先端の両側部を折曲げて溝形状にしてい
る。第3図において、カバー部材20を開くと(即ち軸24
を中心に時計まわりに回転すると)、カバー部材20のホ
ルダ部22も同様に回転し、カムフォロア40と共に板ばね
部材36の頂部(中央部)が同図の矢印Aに示す方向に傾
く。これにつれて板ばね部材の自由端は、同図の矢印B
に示す方向に傾き、スイッチングレバー46をスイッチ44
に向けて押し倒すことができる。よって、スイッチ44が
開状態となる。
第5図は、本考案における保護カバー装置が具えた2個
のプッシュスイッチと1個のレバースイッチとの電気的
な結合関係を示す回路図であり、このうち(a)図はカ
バー部材が開いているときの回路の状態を示し、(b)
図はカバー部材が閉じているときの回路の状態を示す。
この(b)図の状態のときに、被測定素子に電圧及び電
流を供給することができる。
本考案の要旨は、上述の実施例にとどまるものではな
く、本考案の要旨に沿って当業者により様々な応用と変
形が可能である。例えば、本考案の蝶着手段と連動する
スイッチ機構は、板ばね部材とレバースイッチとを使用
しているが、ホルダ部に突起等を設け、カバー部材を開
くとこの突起が本体の方向に向かって回転し、これによ
り本体に設けたプッシュスイッチを押すようにしてもよ
い。この場合でも、カバー部材を開けた状態にしたまま
測定者が容易にスイッチを開成することができないの
で、本考案の目的が達成できる。
[考案の効果] 本考案によれば、蝶着手段と連動して、カバー部材が閉
状態のときに閉じ、開状態のときに開く第2スイッチ手
段を第1スイッチ手段と直列接続して設けているので、
カバー部材が開状態のときに誤って第1スイッチ手段が
閉じても、被測定素子に電力が供給されず、操作者を確
実に保護できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に基づく、保護カバー装置を具えた電子
素子測定装置の斜視図、第2図は、第1図の保護カバー
装置のカバー部材を開けた状態にしたときの斜視図、第
3図は第1図及び第2図に示す電子素子測定装置の蝶着
手段と連動するスイッチ機構の側断面図、第4図は第3
図に示すスイッチ機構の板ばね部材及びレバースイッチ
の斜視図、第5図は、本考案におけるプッシュスイッチ
とレバースイッチとの電気的な結合関係を示す回路図で
ある。 これらの図において、12が本体、20がカバー部材、22、
24、26が蝶着手段、28、34が夫々第1及び第2スイッチ
手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面に被測定素子が配置された本体と、 蝶着手段を介して開閉自在に上記本体に蝶着され、閉状
    態で上記本体に配置された上記被測定素子を覆うカバー
    部材と、 上記本体の上記一面上に配置され、上記カバー部材が閉
    状態のときに上記カバー部材のへりで押圧されて閉じ、
    開状態のときに開く第1スイッチ手段と、 上記本体に設けられ、上記蝶着手段と連動して、上記カ
    バー部材が閉状態のときに閉じ、開状態のときに開く第
    2スイッチ手段とを具え、 上記第1及び第2スイッチ手段が、上記被測定素子に直
    列に接続されたことを特徴とする電子素子測定装置用保
    護カバー装置。
JP1987128188U 1987-08-24 1987-08-24 電子素子測定装置用保護カバー装置 Expired - Lifetime JPH0742097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987128188U JPH0742097Y2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24 電子素子測定装置用保護カバー装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6433023U JPS6433023U (ja) 1989-03-01
JPH0742097Y2 true JPH0742097Y2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=31381288

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987128188U Expired - Lifetime JPH0742097Y2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24 電子素子測定装置用保護カバー装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56103816U (ja) * 1980-01-11 1981-08-14
JPS56116612U (ja) * 1980-02-07 1981-09-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6433023U (ja) 1989-03-01

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