JPH0741572U - 可変表示装置 - Google Patents

可変表示装置

Info

Publication number
JPH0741572U
JPH0741572U JP070455U JP7045593U JPH0741572U JP H0741572 U JPH0741572 U JP H0741572U JP 070455 U JP070455 U JP 070455U JP 7045593 U JP7045593 U JP 7045593U JP H0741572 U JPH0741572 U JP H0741572U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
color
synthetic resin
characters
resin plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP070455U
Other languages
English (en)
Inventor
石田  薫
政弘 野田
Original Assignee
日本ライナー株式会社
野田電子工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本ライナー株式会社, 野田電子工業株式会社 filed Critical 日本ライナー株式会社
Priority to JP070455U priority Critical patent/JPH0741572U/ja
Publication of JPH0741572U publication Critical patent/JPH0741572U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄くかつ軽くすることができるので、手数を
かけずに運搬でき、どこでも手軽に設置できる。さら
に、消費電力も少なくてすむので軽量のバッテリーや乾
電池などでも使用が可能で、より使用場所に限定がな
い。 【構成】 シートの重合わせまたは印刷により文字また
は図形部分を抜き形成した合成樹脂板1の裏面にこの文
字抜き等をした部分に合わせてELランプによる平面発
光体5を配設し、また、前記文字抜き等をした部分以外
の裏面に文字または図形を描くようにLED6aを配列
したLED表示体6を配設し、この表示体の消灯時のL
EDの色は前記シートのまたは印刷により付着した色も
しくは合成樹脂板1自体の色と同一に選定し、前記平面
発光体5とLED6aとを交互に発光させる制御回路26
をこれら平面発光体5とLED表示体6に接続した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、路上での交通規制に関する規制指示や安全誘導を行う交通標識や、 看板、その他のサインポール等に使用する発光式の可変表示装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
標識などに使用するものとして、発光式でしかも表示内容が変更する可変表示 装置には従来種々のものがあり、その多くはLED(発光ダイオード)や電球、 光ファイバーなどの発光素子を並べ、表示しようとする文字や図形部分を点灯さ せるものである。
【0003】 表示内容を変更するには点灯する発光素子の配列や組合せを別なものにするが 、このような点灯するものを変更する方法の他に点灯部分を可変的に覆うことや 表示体全体を回転させて別の表示面を顕出させることなどが考えられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来例の可変表示装置はLED(発光ダイオード)など同一の発 光素子を数多く配列するものであり、標示板を構成する場合に一枚当たりがかな り大型化し、厚みも厚くなり、その分重量も重くなってしまう。また、電気の使 用量も多く、一般の100 Vの商用交流電源が必要であった。
【0005】 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、薄くかつ軽くすることができる のでどこでも手軽に設置でき、また、消費電力も少なくてすむので軽量のバッテ リーや乾電池などでも使用が可能で、より使用場所に限定がない可変表示装置を 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は前記目的を達成するため、シートの重合わせまたは印刷により文字ま たは図形部分を抜き形成した合成樹脂板の裏面にこの文字抜き等をした部分に合 わせてELランプによる平面発光体を配設し、また、前記文字抜き等をした部分 以外の裏面に文字または図形を描くようにLEDを配列したLED表示体を配設 し、この表示体の消灯時のLEDの色は前記シートのまたは印刷により付着した 色もしくは合成樹脂板自体の色と同一に選定し、前記平面発光体とLEDとを交 互に発光させる制御回路をこれら平面発光体とLED表示体に接続したこと、お よび、合成樹脂板に重合わせる文字または図形部分を抜き形成したシートは反射 シートであることを要旨とするものである。
【0007】
【作用】
請求項1記載の本考案によれば、平面発光体に通電してこれを発光させれば、 色抜きした文字または図形部分から合成樹脂板の前方に光が出て、当該文字また は図形部分が発光するように表示される。また、この平面発光体はELランプに よるものなので明るく白色蛍光に自発光する明瞭な表示となり、さらに、消費電 力も少なくてすむ。
【0008】 一方、LED表示体は消灯されていて、LEDの色は重ね合わせるシートのま たは印刷により付着した色もしくは合成樹脂板自体の色と同一に選定したので、 合成樹脂板の表側からの目視ではその存在はわからない。
【0009】 次いで、平面発光体の発光を切り、LED表示体を発光させると、このLED 表示体が描く文字または図形が浮かび上がり、表示が切り替わることになる。
【0010】 請求項2記載の本考案によれば、前記作用に加えて、高輝反射シートと超高輝 度LEDと平面発光体との組合せで、より表示内容をきわだたせることができる 。さらに、遠距離からでもライトの光によって表示装置自体の存在を確認するこ とができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面について詳細に説明する。図1は本考案の可変表 示装置の要部の分解斜視図、図2は全体の正面図、図3は同上側面図、図4は制 御ボックスの斜視図である。
【0012】 図中1は乳白色のアクリル板やポリカーボネイト板からなる透光性を有する合 成樹脂板で、この合成樹脂板1の表面には文字抜き2を施した反射シート3を重 合わせる。図示の例では本考案を交通支持標識に使用する場合で、文字抜き2は 「検問中」の文字であるとする。なお、この反射シート3には前記文字抜き2を 施した部分以外で、後述のLED表示体6のLED6aに合わせて穴抜き4を施 しておく。また、合成樹脂板1は透光性を有するものであれば乳白色に限定され ず、透明その他の色のものでもよい。
【0013】 なお、反射シート3に代えて通常のカッティングシートを使用してもよく、さ らにシートを用いずに直接合成樹脂板1に印刷をして文字抜き2や穴抜き4の部 分を形成することも考えられる。さらに、文字抜き2はこれを文字ではなく図形 を描いた抜き部分とすることもある。
【0014】 このようにしてシートの貼付けまたは印刷により文字または図形部分を色抜き した合成樹脂板1の裏面には前記文字抜き2等をした部分に合わせてELランプ による平面発光体5を配設する。
【0015】 ELランプは図5に示すように、Alからなる金属電極層8、Si3 4 から 成る第1絶縁層9、ZnS:Cu,Clからなる青色の発光体10、Si3 4 か らなる第2絶縁層11、および、透明電極(ITO)12がこの順で積層されてなり 、その全体の厚さは約1mmである。
【0016】 前記平面発光体5として構成するには、このELランプの表面を紫外線コート 剤(品目:DH−733)13で被覆する。該紫外線コート剤13の塗料固形分は多 官能ウレタンアクリル樹脂系溶液60%およびアルコール、エステル混合溶剤40% らなり、その外観は微黄色透明体である。
【0017】 紫外線コート剤13はスプレーコートにより塗布するものであり、塗布後、60° Cにて5分間予備乾燥を行い、次に高圧水銀等80W/cm、5m/分の条件にて紫 外線硬化させる。この紫外線コート剤13によりELランプは屋外の紫外線から保 護されるものとなる。
【0018】 前記紫外線コート剤13で被覆されたELランプによる平面発光体5はその端部 にはコード14を接続する。
【0019】 また、合成樹脂板1の前記文字抜き2等をした部分以外の裏面に、LED6a として超高輝度LED3,000mcdを配列して文字または図形を描くようにLED表 示体6を配設する。図示の例ではLED表示体6は3個で「止まれ」の文字を描 く。
【0020】 そして、LED表示体6のLED6aは消灯時では前記反射シート3やこれに 代わる通常のカッティングシートやシートを用いずに直接合成樹脂板1に印刷を した場合の色と同一の色とする。また、LED6aを透明もしくは合成樹脂板1 と同じ乳白色としてもよい。
【0021】 さらに、反射シート3は一枚の連続ものでなく、文字抜き2等をした部分と其 以外の部分、すなわち、平面発光体5に対応する部分とLED表示体6に対応す る部分を分け、色等を相互に異ならせてもよい。
【0022】 これら平面発光体5やLED表示体6のさらに裏側には耐電性のクッションシ ート15を介在させ、さらにその裏側に補強リブ16a付のアルミ板16をベースとし て配置し、全体の周囲を枠17で囲撓して表示パネル18として組み立てる。
【0023】 前記表示パネル18は裏面に開閉脚19aを有する支柱19を沿わせ、端部をリベッ ト21で止める取付けバンド20で固定する。
【0024】 また、配線集合ボックス22をこの表示パネル18に取付け、回転灯23と赤外線セ ンサーによる物体センサー24を表示パネル18の上部に取付ける。また、他の実施 例としてこの物体センサー24を手元スイッチにかえてもよい。
【0025】 25は制御ボックスであり、図4に示すようにこの中には制御回路26とバッテリ ー27を収め、また、ブザー28等を接続できるようにした。図中29は固定用のステ ーである。さらに、該制御ボックス25は自動車のシュガレットに接続可能な接続 端子30を前記バッテリー27に接続する。
【0026】 平面発光体5のコード14やLED表示体6の接続コード(図示せず)や回転灯 23、物体センサー24は配線集合ボックス22を介して制御ボックス25の制御回路26 に接続され、さらにこの制御回路26がバッテリー27に接続されることでこのバッ テリー27を電源とする通電回路が形成される。さらに他の実施例としてバッテリ ー27の代わりに乾電池を電源とすることも可能である。
【0027】 なお、制御回路26には平面発光体5とLED6aの発光を重ならないように通 電制御する手段や物体センサー24が検知出力を発した時または手元スイッチによ り出力を発した時にこれを受けてブザー28を鳴らす手段が形成される。
【0028】 次に使用法および動作について説明すると、本考案の可変表示装置は持ち運び が簡単であり、制御ボックス25を接続することでどの場所にも設置ができる。
【0029】 メインスイッチ(図示せず)をONにすると回転灯23が回転してこの表示装置 が設置してあることをしめす。次に、平面発光体5に通電してこれを発光させれ ば、文字抜き2等をした部分から合成樹脂板1の前方に光がでて、当該文字また は図形部分が発光するように表示される。この平面発光体5はELランプによる ものなので明るく白色蛍光に自発光する明瞭な表示である。図示の例では「検問 中」の文字を表示する。
【0030】 一方、LED表示体6のLED6aは消灯されていて、その時のこのLED6 aの色は反射シート3またはそれに代わる通常のカッティングシートの色または は印刷により付着した色もしくは合成樹脂板の色と同一に選定したので、合成樹 脂板1の表側からの目視ではその存在はわからない。
【0031】 そして、車両および人物が接近したことを物体センサー24が検知した時、また は、手元スイッチにより、スイッチをONにすると制御回路26により平面発光体 5への通電を止め、LED表示体6に通電してLED6aが点滅で発光する。こ れにより、赤色等で「止まれ」の文字が発光表示される。
【0032】 かかる平面発光体5による「検問中」の文字表示とLED表示体6による「止 まれ」の文字表示は、1秒程度の間隔で点滅を交互に繰り返すようにしてもよい 。そして、一定時間、例えば15秒後は初期の平面発光体5による「検問中」の文 字表示のみに戻る。
【0033】 前記LED表示体6による「止まれ」の文字表示の際には、ブザー28を鳴らし て注意を換気することもある。
【0034】 また、バッテリー27は接続端子30により自動車で簡単に充電できるので、本考 案装置を他所に移動中でも充電が可能である。
【0035】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の可変表示装置は薄くかつ軽くすることができるので 、手数をかけずに運搬でき、どこでも手軽に設置できるものである。
【0036】 さらに、消費電力も少なくてすむので軽量のバッテリーや乾電池などでも使用 が可能で、より使用場所に限定がないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の可変表示装置の1実施例を示す要部の
分解斜視図である。
【図2】本考案の可変表示装置の1実施例を示す全体の
正面図である。
【図3】本考案の可変表示装置の1実施例を示す同上側
面図である。
【図4】制御ボックスの斜視図である。
【図5】平面発光体の断面図である。
【符号の説明】
1…合成樹脂板 2…文字抜き 3…反射シート 4…穴抜き 5…平面発光体 6…LED表示体 6a…LED 8…金属電極層 9…第1絶縁層 10…発光体 11…第2絶縁層 12…透明電極 13…紫外線コート剤 14…コード 15…クッションシート 16…アルミ板 16a…補強リブ 17…枠 18…表示パネル 19…支柱 19a…開閉脚 20…取付けバンド 21…リベット 22…配線集合ボッ
クス 23…回転灯 24…物体センサー 25…制御ボックス 26…制御回路 27…バッテリー 28…ブザー 29…ステー 30…接続端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの重合わせまたは印刷により文字
    または図形部分を抜き形成した合成樹脂板の裏面にこの
    文字抜き等をした部分に合わせてELランプによる平面
    発光体を配設し、また、前記文字抜き等をした部分以外
    の裏面に文字または図形を描くようにLEDを配列した
    LED表示体を配設し、この表示体の消灯時のLEDの
    色は前記シートのまたは印刷により付着した色もしくは
    合成樹脂板自体の色と同一に選定し、前記平面発光体と
    LEDとを交互に発光させる制御回路をこれら平面発光
    体とLED表示体に接続したことを特徴とする可変表示
    装置。
  2. 【請求項2】 合成樹脂板に重合わせる文字または図形
    部分を抜き形成したシートは反射シートである請求項1
    記載の可変表示装置。
JP070455U 1993-12-28 1993-12-28 可変表示装置 Pending JPH0741572U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP070455U JPH0741572U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 可変表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP070455U JPH0741572U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 可変表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0741572U true JPH0741572U (ja) 1995-07-21

Family

ID=13432008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP070455U Pending JPH0741572U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 可変表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0741572U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7635202B2 (en) Self-illuminated banner
US20020157173A1 (en) Integrated helmet illumination system
US20180226003A1 (en) Hybrid illuminated indicator sign
US20100263184A1 (en) Method of Utilizing Electroluminescent Lighted Signs to Retrofit Existing Signs and for Safety Signage
JP2004527676A (ja) 照明されるガラス板を持つ公共建造物
GB2430791A (en) Electroluminescent display sign
US20030121191A1 (en) Customizable back lighted sign
KR20110089937A (ko) 발광 광고기능을 구비한 자동차 번호판
KR20140054835A (ko) El 도로 교통안전 표지판
JPH0741572U (ja) 可変表示装置
JP2004103373A (ja) 発光装置及びそれを利用した発光物,表示器具
JP2005031596A (ja) 表示器具
KR200395821Y1 (ko) 광고안내판
EP0786129B1 (en) Illuminatable sign
KR20090041577A (ko) 버스용 광고판
JP2003050556A (ja) 自発光式表示装置
WO2009067752A1 (en) Illuminated license plate display assembly
JP2002351365A (ja) 自発光式表示装置
JP3022446U (ja) 薄厚型の電光看板装置
KR200192604Y1 (ko) 광고용 간판
JP3161204U (ja) 蓄光式屋外駅名標
KR20130019046A (ko) 이엘 조명을 이용한 교통안전 표지판
JP2000118939A (ja) エスカレータの安全装置
JP2003255871A (ja) El表示装置
JP3161203U (ja) 蓄光式表示板及び屋内設置機器