JPH0741531Y2 - 普通プレス機に用いるトランスファ装置 - Google Patents

普通プレス機に用いるトランスファ装置

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JPH0741531Y2
JPH0741531Y2 JP1878293U JP1878293U JPH0741531Y2 JP H0741531 Y2 JPH0741531 Y2 JP H0741531Y2 JP 1878293 U JP1878293 U JP 1878293U JP 1878293 U JP1878293 U JP 1878293U JP H0741531 Y2 JPH0741531 Y2 JP H0741531Y2
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源吉 近藤
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石川工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は普通のプレス機を用いて
トランスファプレスをする場合に使用する被加工物の移
送装置に係わる。
【0002】
【従来技術】自動車産業では部品の多様化が進む一方、
高度の生産性を要求される中で、プレス加工ラインにお
いては、プレス機個々の稼働のアンバランスがしばしば
問題になっている。その対策の一つとして、運休中の大
・中型の普通のプレス機(以下単にプレス機という)を
用いてトランスファプレスをさせ、複数工程を必要とす
る小物プレス部品の成形を行うことがある。そこでプレ
ス機を用いてトランスファプレスをさせるには、特別な
トランスファ装置を設置する必要がある。
【0003】トランスファ装置としては、例えば実公昭
51−29584号、実公昭55−9471号、実公平
1−37784号などの公示技術があるが、プレス機に
これら技術を適用しトランスファプレス機に仕立てるに
は、多大な工事期間と工事費を必要とする。しかし、プ
レス機を予めトランスファプレス機として改造しておく
と共に、プレス機として使用する際、邪魔部分の着脱が
容易になるように改変し、平素はこの邪魔部分を取り外
してプレス機として使用する。而して、トランスファプ
レス機の必要を生じたとき、部品取り替え時の段取り替
え作業とトランスファプレスへの段取り替え作業とを同
時に行なうようにする。この場合の段取り替え作業は比
較的に容易で、かつ短時間内に終了させ得る可能性があ
る。即ち前記の従来技術は検討の余地がなきにしもあら
ずであるが、このような二重使途の仕様を備えたプレス
機は設備コストの負担が生産性を大きく圧迫するので一
般には好ましいものではない。
【0004】次に、例えば特公昭54−23154号、
実開平4−12328号に公示の技術はトランスファ装
置をブレス下型の両側に同一ベースの基板上に組み込む
構造であり、取り付け作業は容易で、短時間に終了させ
ることが可能である。しかしながら、いずれも専用装置
となっていて汎用性がなく、設備費の増加につながるこ
とが考えられ好ましくない。さらに特公昭54−231
54号はシリンダの往復駆動によってシャトルフィーダ
にアドバンス・リターンの動作をさせているが、前記シ
リンダの往復駆動の一時期をカムを用いて下型群方向へ
の移動に変換し、クランプ・アンクランプの動作もさせ
るなど、構造が複雑繊細であり保全性に問題がある。
【0005】
【考案が解決しょうとする課題】プレス機を用いて臨時
にトランスファプレスをする場合に使用するトランスフ
ァ装置であるから、少なくとも次の条件を満足すること
が望ましい、即ち トランスファプレスへの段取り替え作業が容易で、
特に内段取り時間が僅少であること、 設備費が安いこと、 汎用性があること、 その他、装置の保全性がよいこと、 などであるが、従来の技術にはこれらの条件のすべてを
満足しうるものが未だ見当たらない。本考案はこのよう
な事情に鑑みなされたもので、前記条件に適合するトラ
ンスファ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のトランスファ装
置(1)は図4に示すように、フィードバ(40)を中
側にして対称形状・対称構造の左側ユニット(1a)と
右側ユニット(1b)とからなり、連続する複数工程の
プレス型を型台(14)上に工程順に等間隔に設置した
下型群(本明細書では単に下型群という)の両側に、左
右両ユニット(1a,1b)をフィードバ(40)のそ
れぞれのフィンガ(44)を対向させて併設し、水平な
ボルスタ上に固定し、プレス機のラム(図示せず)が昇
降する一定時期に、プレス機のラムが左右両ユニット
(1a,1b)の両ドライバ(2,2)を同時に押圧し
て、対向するそれぞれのフィンガ(44)にクランプ・
リフト・アドバンス・ダウン・アンクランプ・リターン
の3次元動作をさせ、被加工物をプレス下型上に順次移
送するものである。
【0007】既に述べたように、左右両ユニット(1
a,1b)はそれぞれのフィードバ(40)を中側にし
て互いに対称形状・対称構造をなしている。而してその
対称部位の構成物、例えば弾性体・エアシリンダの機能
や摺動部の摩擦抵抗はそれぞれ同等またはほぼ同等にさ
れてている。なお以後の説明は主として左側ユニット
(1a)について述べ、右側ユニット(1b)は対称で
あるから説明を省略する。
【0008】左側ユニット(1a)の構成について説明
する。図1はその一例を示す斜視図(一部断面)であ
る。水平な上面を有する基台(10)上方に串状に配置
した板状のドライバ(2)とリフトキャリヤ(20)は
それぞれ水平を保持しながら各個に昇降可能な構造であ
る。更に基台(10)とリフトキャリヤ(20)および
リフトキャリヤ(20)とドライバ(2)の間にはそれ
ぞれ弾力P1およびP2を有する弾性体を挟装して、ド
ライバ上方からの押圧および自重(本明細書では単に上
方からの押圧という)に反発させる構造である。なお、
図1では弾性体にコイルスプリングを用いているが、例
えばガスクッションを使用してもよい。
【0009】リフトキャリヤにはそれぞれ上昇限度と下
降限度の位置を規制する構造をそなえている。
【0010】ねじおよびシムを用いてリフトキャリヤの
上昇限度および下降限度の位置を変更する構造である。
例えば図2に示すように、基台(10)に垂直に立設し
た第2ガイドポスト(22a,22b)にナット(54
a,54b)を螺着して、リフトキャリヤ(20)の上
昇限度の位置変更が可能な構造にして位置規制し、また
シム(64a,64b)を挿入し、シムの厚さの変更に
よって、リフトキャリヤ(20)の下降限度の位置変更
が可能な構造にして位置規制する。
【0011】スライドプレート(30)はリフトキャリ
ヤ(20)に沿って摺動可能にされる。またスライドプ
レート(30)にはスライドカム(32)が固定されて
おり、ドライバ(2)に固定垂下されたドライブカム
(4)の作動によって、スライドプレート(30)を伴
ってスライドカム(32)を下型群から離間する方向へ
移動させる。またスライドプレート(30)とリフトキ
ャリヤ(20)の間にはカム戻しばね(58)が挟装さ
れ、スライドプレート(30)を下型群に接近する方向
へ付勢する一方、ストッパを備えその接近量を規制され
る。
【0012】スライドプレートの下型群への接近量の変
更は挿入シムの厚さを変更することにより行う構造であ
る。例えば図1に示すように、ストッパ(36)とスラ
イドレール(28a)の間に挿入したシム(60)の厚
さを変更し、スライドプレートの下型群方向への接近量
を加減し規制する構成である。
【0013】フィンガ(44)を備えたフィードバ(4
0)はスライドプレートの前端に設けたトランスファレ
ール(34)に案内され、下型群の工程方向へ平行に摺
動自在にされ、プレス機のクランク角度の一定時期に作
動するようにしたエアシリンダによって一定ストローク
駆動される。
【0014】フィンガ(44)を一括して取り替え得る
構造である。即ち、フィードバ(40)に着脱可能なフ
ィンガバ(42)を別に設け、フィンガバには予めフィ
ンガを固定しておき、フィンガの取り替えに際して、フ
ィンガバを一括取り替える構造である。
【0015】前記弾性体の弾力P1,P2の強さはP2
をP1よりも大きく設定する。また、ドライバ上方から
の押圧により、リフトキャリヤが下降限度位置に達した
瞬間において、ドライブカムのカム面がスライドカムの
カム面に当接未然の状態であるように、前記弾力P2の
強さおよび前記カム面の位置を設定する。
【0016】左右両ユニットの基台(10)および下型
群の型台(14)に、配置して対応する箇所に複数の位
置合わせ部(12)を設け、別に位置合わせ部に嵌入可
能な形状の係合片(13)を備える。
【0017】
【作用】図1はアドバンス終了状態、即ちプレス機のラ
ムによる押圧がない状態の左側ユニットの斜視図(一部
断面)である。この図を用いて作用の説明をする。いま
リフトキャリヤ(20)がその直下の弾性体の反発力に
よって上方に押され上昇限度の位置に圧迫停止させられ
ている。即ちドライバ(2)直下の弾性体の反発力はリ
フトキャリヤ直下の弾性体の反発力より低い状態であ
る。そこで、ドライバ上方から押圧が加えられると、反
発力の小さくなっているドライバ直下の弾性体の反発力
は次第に高まり、リフトキャリヤ直下の弾性体の反発力
と等しくなる。而して、両弾性体の弾力はP2>P1の
関係にあるから、ドライバ直下の弾性体の反発力の高ま
りは速く、リフトキャリヤ直下の弾性体の反発力より高
くなり始める。即ちリフトキャリヤは反発力のバランス
を保つべく下降し始め、ドライバとリフトキャリヤの間
隔はさほど狭まらないうちに、リフトキャリヤは下降限
度の位置まで降下させられる。ドライバ上方からの押圧
力によってドライバが更に降下すると、リフトキャリヤ
はもはや下降出来ないので、ドライバは直下の弾性体の
みを圧縮しリフトキャリヤに接近する。而して、ドライ
バに固定垂下されたドライブカムのカム面がススライド
カムのカム面に接触作動して、スライドプレートを下型
群から離間する方向へ移動させる。そしてドライバ直下
の弾性体は反発力を益々増加させ、リフトキャリヤを下
方に圧迫停止すると共にドライバの降下に反発する。
【0018】次に、ドライバ上方からの押圧が減少し始
めると、ドライバ直下の弾性体の反発力は増大している
ので、リフトキャリヤを下方に圧迫停止させたまま、ド
ライバのみが上昇し、ドライブカムがスライドカムのカ
ム面を摺動して上昇を始め、カム戻しばねの反発力によ
ってスライドブレートは下型群の方向へ移動させられ
る。ドライバが更に上昇すると、スライドブレートはカ
ム戻しばねの反発力により、下型群に接近しストッパに
よって規制位置に停止させられる。またドライバ直下の
弾性体の反発力は次第に減少しているが、両弾性体の反
発力が平衡するまではリフトキャリヤは動けない。更に
ドライバのみの上昇がつづき、ドライバ直下の弾性体の
反発力が弱まり、リフトキャリヤ直下の弾性体の反発力
とバランスし始めると、リフトキャリヤは上昇を始め
る。以後両弾性体の反発力のバランスをとるべくリフト
キャリヤは上昇する。しかし、リフトキャリヤは上昇限
度の位置以上には上昇出来ないので、それ以後、リフト
キャリヤは直下の弾性体の反発力を受けて上昇限度の規
制位置に停止させられ、ドライバはその直下の弾性体の
反発力のみで上昇し、その反発力はリフトキャリヤ直下
の弾性体の反発力より弱くなる。ついにドライバが上方
からの押圧を受けない状態になれば、ドライバ直下の弾
性体はドライバなどの自重を支えるのみであり十分伸長
し、両弾性体の反発力の差は増加する。
【0019】前述の作用の説明から理解されるように、
両弾性体の弾力はP2>P1としているが、その強さの
差をより大きく設定すること、およびドライブカムのカ
ム面とスライドカムのカム面との間隙をより大きく設定
することが、本考案装置の作動の節度、即ちスライドプ
レートの停止・移動動作の節々を明確にするので好まし
い。なお、後者についてはドライバ直下の弾性体の自由
長を大きくしなければならず、結果としてユニットの高
さを高くすることになり限界があるので、代わりに弾力
P1,P2の差を更に増加してもよい。しかし、プレス
機への負担の増大を考慮して、通常、弾力P2を弾力P
1の5倍程度とする。また弾力P1の強さはユニットお
よび搬送する被加工物の重量・搬送速度などを勘案し、
適宜の強さに設定することが望ましい。
【0020】次にトランスファ装置全体の作用について
述べる。本考案のトランスファ装置はプレス機のラムが
下降し、ドライバの上面に当接してこれを押し下げる。
左右両ユニットは対称形状・対象構造であり、両ドライ
バは同時にプレス機のラムに当接し、押し下げが始ま
る。而して対称位置の弾性体の機能はそれぞれ同等にし
てあるから、ドライバ直下およびリフトキャリヤ直下の
弾性体に発生する反発力はぞれぞれ同等あり、また反発
力の差異も同等である。従って左右両ユニットの両リフ
トキャリヤは共に早く降下して、同時に下降限度の位置
に達する。その後ドライバに固定したドライブカムのカ
ム面がスライドカムのカム面に同時に接触作動し、スラ
イドカムに連なるスライドプレートを下型群から離間す
る方向へ移動する。即ち両ドライバがプレス機のラムか
ら押圧された始めた後小時遅れて、左右両ユニットのリ
フトキャリヤが同時に降下し、その後プレス機のラム降
下の一定位置で、スライドプレートが同時に下型群から
離間する方向へ移動する。つまり、それぞれ対向するフ
ィンガに同時に、クランク回転と同期して、ダウン・ア
ンクランプの動作をさせる。またプレス機のラムの最降
下位置、即ちクランク回転角度の下死点においてプレス
加工が行われるが、図10のFAの間に、左右両ユニッ
トの両エアシリンダ(46)が同時に作動してフィード
バ(40)を型間隔だけ戻し、左右両ユニットの対向す
るフィンガ(44)にリターンの動作をさせる。
【0021】次にプレス機のラムが上昇に転じると、左
右両ユニットは前述したように、初めはドライバ直下の
弾性体の反発力が強く、両リフトキャリヤを下方の下降
限度の位置に圧迫停止させたまま、両ドライバを押上
げ、ドライバに固定されたドライブカムを上昇させ、同
時にスライドカムを作動し、カム戻しばねの反発力によ
って左右両ユニットのスライドプレートは下型群に接近
する方向へ移動し、同時にストッパに当接して停止す
る。更にプレス機のラムが上昇すると、ドライバ直下の
弾性体の反発力は左右両ユニット共に同じように次第に
弱まり、リフトキャリヤ直下の両弾性体の反発力とバラ
ンスするようになり、左右両ユニットのリフトキャリヤ
が同時に上昇を始め、やがて同時に上昇限度の位置で停
止する。その後プレス機のラムはドライバを離れて上昇
する。即ち左右両ユニットのそれぞれのフィンガはプレ
ス機のクランク角度と同期して、同時にクランプ・リフ
トの作動をする。なお、プレス機のラムがドライバを離
れている間に、即ち、図10のCDの間に左右両ユニッ
トのエアシリンダが同時に作動して、フィードバを型間
隔だけ駆動し、フィンガにアドバンスの動作をさせる。
【0022】本トランスファ装置の設置に当たり、まず
プレス型を工程順に等間隔に配列設置した型台(14)
をボルスターに固定し、図4に示すように、その両側に
左右両ユニット(1a,1b)を配置し、対応するそれ
ぞれの位置合わせ部(12a,12b,12c,12
d)を対向させて突き合わせ、それぞれの位置合わせ部
(12a,12b,12c,12d)に図5に示す係合
片(13)を嵌入する。これにより左右両ユニットと下
型群の相互位置は正確に合致さられるので、左右両ユニ
ットを固定する。
【0023】クランプおよびアンクランプの時のフィン
ガの高さを変更したい場合、或は、リフト量を増減をし
たい場合に、リフトキャリヤの上昇限度および下降限度
の位置の変更に行う。リフトキャリヤの上昇限度ならび
に下降限度の位置の変更は通常、図6,図7(第1ケー
ス)に示すように、ナット(54)の移動とシム(6
4)の厚さ変更によって行う。なお、かなり大きいリフ
ト量を要求された場合、リフトキャリヤが下降限度位置
に達した時、ドライブカムのカム面とスライドカムのカ
ム面の隙間を確保できないことがある。この隙間の不足
を補うには、例えば図8,図9(第2ケース)に示すよ
うに、ストッパ(36)とスライドレール(28)の間
のシム(60)の厚さを増加することによって、図9に
示すように、隙間B2を得るようにすることも可能であ
り、僅かではあるがリフトの変更幅を増加することが出
来る。なお通常この作業は段取り替え時に行われる。
【0024】フィンガの形状は被加工物の状態に応じて
決めるもので、通常ブレスの段取り替え時、専用のフィ
ンガと取り替えるようにしている。本考案のトランスフ
ァ装置ではプレス型の取り付けを完了した後、即ち段取
り替えの最終段階で、フィンガ(44)の固定されたフ
ィンガバ(42)をフィードバ(40)に取り付ける。
左右ユニットとプレス型との位置が正確に合致されてい
る上、予めフィンガバ(40)上でフィンガ(44)の
位置を正確に調整をして固定してあるので、フィートバ
に取り付けた後、改めて面倒な調整作業をする必要はな
い。
【0025】
【第1実施例】図1〜図9は本考案の第1実施例であ
り、図面を用いて説明する。図4に示すように、本実施
例のトランスファ装置は型台14上に連続する複数工程
のプレス型16,17,18を工程順に等間隔に並べて
固定した下型群の両側に、対称形状・対称構造の1対の
左側ユニット1aと右側ユニット1bを、フィードバ4
0(図4ではフィンガバ42の下になっている)を下型
群側に向けて併設し、左右両ユニット1a,1bをプレ
ス機のクランクの回転角度に同期させて作動させ、トラ
ンスファ装置1とするものである。
【0026】左右両ユニット1a,1bは対称形状・対
称構造であるから、主として左側ユニット1aについて
説明し、右側ユニット1bの説明は省略する。なお、図
1〜図3は左側ユニット1aを示すものである。水平な
上面11を有する基台10の上方に串状にリフトキャリ
ヤ20とドライバ2を配置し、各個に水平に昇降可能な
構造にしてある。即ち、ドライバ2の下面には複数個の
円柱形状の第1ガイドポスト6a,6b,6c,6dが
垂下固定されている。第1ガイドポスト6a,6b,6
c,6dはリフトキャリヤ20を貫通して下方に延伸
し、基台10に垂直に設けられた第1ポスト案内部8
a,8b,8c,8dと摺接する。また、基台10の上
面11には円柱状の複数個の第2ガイドポスト22a,
22b,22c,22dが垂直に立設され、リフトキャ
リヤ20に垂直に設けられた第2ポスト案内部24a,
24b,24c,24dと摺接している。これによりリ
フトキャリヤ20およびドライバ2はそれぞれ水平を保
持しつつ、各個に上昇下降可能とされる。
【0027】第2ガイドポスト22a,22b,22
c,22dがリフトキャリヤ20を貫通して上部に延伸
した部分にナット54が螺着され、リフトキャリヤ20
の上昇限度を規制する。なおリフトキャリヤ20の上昇
限度の規制位置はナット54の移動によって任意に変更
が可能である。また前記第2ガイドポスト22a,22
b,22c,22dの根本部には厚さの同じシム64
a,64b,64c,64dが挿入され、リフトキャリ
ヤ20が降下したとき、シムの上面66a,66b,6
6c,66dとリフトキャリヤ20の最下面62a,6
2b,62c,62dが当接し、リフトキャリヤ20の
下降限度の位置を規制する。このリフトキャリヤ20の
下降限度の位置規制もシム64a,64b,64c,6
4dの厚さを変えることによって任意に変更可能であ
る。
【0028】肉抜き整形した抜き部38を有するスライ
ドプレート30はリフトキャリヤ20に設けられたスラ
イドレール28a,28bに形成された溝部26a,2
6bに摺接し、リフトキャリヤ20上に沿って矢印A
B,EF方向に移動可能にされている。またスライドプ
レート30にはストッパ36a,36bが設けられ、ス
ライドレール28a,28bと係合してスライドプレー
ト30の移動量を規制するように構成してある。なお、
スライドプレート30の移動量を変更するため、シム6
0をストッパ36a,36bとスライドレール28a,
28bの間に挿入することができる。
【0029】図1に示すように、スライドプレート30
の前端にトランスフアレール34が設けられていて、フ
ィードバ40を矢印CD,FA方向へ移動可能に構成し
てある。また、スライドプレート30にはエアシリンダ
46が設置され、フィードバ40を矢印CD,FA方向
へ駆動する。なお47はコンロッド、48はコンロッド
47とフィードバ40を結合する連結杆である。なお図
示していないが、エアシリンダ46には圧力エア経路と
プレス機のクランクの一定回転角度で発せられる指令信
号によって作動するソレノイドバルブが設けられてい
る。
【0030】またドライバ2にはドライブカム4が垂下
固定され、スライドプレート30にはスライドカム32
がドライブカム4に対向して固定されていて、ドライブ
カム4のカム面5がスライドカム32のカム面33を矢
印EF方向に作動するようにカム面の傾斜を構成してあ
る。またカム戻しばね58がスライドカム32とリフト
キャリヤ20に設けられたストッパ56との間に挟装さ
れ、スライドプレート30を矢印AB方向へ付勢するよ
うに構成されている。従ってドライバ2が降下しドライ
ブカム4のカム面5がスライドカム32のカム面33に
作用し、カム戻しばね58の反発力に抗して、スライド
プレート30を矢印EF方向へ移動する。またドライバ
2が上昇し、ドライブカム4がスライドカム32のカム
面33を摺動し上昇すると、カム戻しばね58の反発力
によってスライドプレート30は矢印AB方向へ移動
し、ストッパ36a,36bにより停止させられる。
【0031】フィンガバ42には被加工物に適合するよ
うにフィンガ44が固定され、フィードバ40にフィン
ガバ42が取り付けてある。なおフィンガバ42はフィ
ードバ40にボルトを用い複数個所固定してあり、取り
付け取り外しが可能である。
【0032】第1ガイドポスト6a,6b,6c,6d
には基台10とリフトキャリヤ20との間に下部コイル
スプリング50a,50b,50c,50dを、またリ
フトキャリヤ20とドライバ2との間には上部コイルス
プリング52a,52b,52c,52dを挟装してあ
る。
【0033】なお、前記複数の下部コイルスプリング5
0a,50b,50c,50dは各同等の機能を有する
ばねであり、また複数の上部コイルスプリング52a,
52b,52c,50dも各同等の機能を有するばねで
ある。また、左右両ユニットの対称部位のコイルスプリ
ングはそれぞれ同等の機能を有するばねである。ここで
同等の機能とは自由長・ばね定数(本明細書では単にば
ねの強さという)が同等またはほぼ同等であることをい
う。また下部コイルスプリング50a,50b,50
c,50dの各のばねの強さp1は上部コイルスプリン
グ52a,52b,52c,52dの各のばねの強さp
2より弱く設定してあり、またドライバ2の上方からの
押圧によってリフトキャリヤ20が下降限度位置に達し
た瞬間において、ドライブカム4のカム面5がスライド
カム32のカム面33に当接未然であるように、カム面
の位置を設定してある。
【0034】左右両ユニット1a,1bの基台10の各
底部に溝状の位置合わせ部12を2箇所設けてある。な
お図5に示すように、下型群の型台14の対応位置に対
称形状の位置合わせ部を設ける。また位置合わせ部12
に嵌合可能な係合片13を別に備える。
【0035】
【作用】図1〜図3は第1実施例のトランスファ装置の
左側ユニットのアドバンス終了状態を示す。作動の説明
はこの状態から始める。プレス機の水平なボルスタ上に
固定された左右両ユニット1a,1bは対称形状・対称
構造であるから、左右両ユニット1a,1bの両ドライ
バの上面は同一レベルでほぼ水平である。いま、降下し
てきたプレス機のラムは、まず左右両ユニット1a,1
bの両ドライバ2,2に同時に接触し押し下げる。これ
により上部コイルスプリング52a,52b,52c,
52dおよび下部コイルスプリング50a,50b,5
0c,50dは圧迫される。初めは下部コイルスプリン
グ50a,50b,50c,50dの反発力が上部コイ
ルスプリング52a,52b,52c,52dの反発力
より勝っているが、ばね力の設定をp2>p1としてい
るので、上部コイルスプリングの反発力の増加は速く、
ほどなく、下部コイルスプリングの反発力と等しくな
り、ついで、上部コイルスプリングの反発力が勝るよう
になる。従って、上下両コイルスプリング間に挟在する
リフトキャリヤ20は両コイルスプリングの反発力のバ
ランスを保つべく下降させられ、やがて下降限度の位置
規制によって降下を停止させられる。この間、左右両ユ
ニット1a,1bの相対向するフィンガ44は両リフト
キャリヤ20の移動に伴って、同時に降下しダウンの動
作をする。
【0036】更にプレス機のラムが降下すると、上部コ
イルスプリング52a,52b,52c,52dだけが
圧縮されることになり、左右両ユニットのドライバとリ
フトキャリヤの間が狭まり、ドライバに垂下固定されて
いるドライブカム4のカム面5がスライドカム32のカ
ム面33に接触作動し、カム戻しばね58の反発力に抗
して両スライドプレート30は下型群から離間する方向
へ移動させられる。この間、左右両ユニット1a,1b
の相対向するフィンガ44は両スライドプレート30の
移動に伴い、同時にアンクランプの動作をする。
【0037】更にプレス機のラムが降下し、下死点に於
いてプレス成形が行われるが、下死点付近の適当な時期
(図10のFAの間)に、図示していないが、プレス機
のクランク回転部からの指令信号によりソレノイドバル
ブを作動し、左右両ユニット1a,1bの両エアシリン
ダ46が作動しフィードバ40をプレス型間隔だけ後退
させる。この動作によって左右両ユニット1a,1bの
相対向するフィンガ44は同時にリターンの動作をす
る。
【0038】次にプレス機のラムが上昇に転じると、上
部コイルスプリング52a,52b,52c,52dは
反発力を強くしているので、リフトキャリヤ20を下降
限度位置に圧迫停止させたまま、ドライバ2を押し上げ
ると共に、ドライブカム4はスライドカム32のカム面
33と摺動しながら上昇する。その結果スライドカム3
2に連なるスライドプレート30はカム戻しばね58の
反発力によって下型群の方向へ接近させられ、やがてス
トッパ36によって停止させられる。この場合も左右両
ユニット1a,1bの上部コイルスプリング52a,5
2b,52c,52dにはプレス機のラムの上昇に合わ
せて、ほぼ同等の反発力を発生しているので、ドライブ
カム4は同時に上昇しスライドプレート30をほぼ同時
に移動する。これによって左右両ユニット1a,1bの
相対向するフィンガ44はスライドプレート30の移動
にともなって同時にクランプの動作をする。
【0039】プレスラムがさらに上昇し、上部コイルス
プリング52a,52b,52c,52dの反発力が減
少し、下部コイルスプリング50a,50b,50c,
50dの反発力と等しくなり、リフトキャリヤ20は両
コイルスプリングの反発力のバランスをとるべく上昇
し、上昇限界位置に停止する。この時も左右両ユニット
1a,1bのコイルスプリングに発生する反発力のバラ
ンス作用はプレス機のラムの上昇に合わせてほぼ同時に
発生するので、リフトキャリヤ20もほぼ同時に上昇す
る。これによって左右両ユニット1a,1bの相対向す
るフィンガ44はリフトキャリヤ20の上昇に伴って、
ほぼ同時にリフトの動作をする。
【0040】プレス機のラムがドライバを離れて上昇
し、上死点を経て降下する間、即ち図10のCDの間の
適当な時期に、図示しないソレノイドバルブが同時に作
動して両エアシリンダ46はフィードバ40をプレス型
間隔だけ駆動させる。これによって左右両ユニット1
a,1bの相対向するフィンガ44は同時にアドバンス
の動作をする。
【0041】以上のように本実施例は3次元動作のトラ
ンスファ装置であり、図10のプレスクランク回転角度
のダイアグラムに示すように、ABの期間に各フィンガ
が被加工物を掴むために下型群方向へ移動するクランプ
動作をし、BCの期間に各フィンガは被加工物をリフト
する動作をし、CDの期間に各フィンガは次工程に被加
工物を給送するためのアドバンスの動作を行い、DEの
期間に各フィンガは被加工物を次工程のプレス下型上に
置くためのダウンの動作をし、EFの期間に各フィンガ
は被加工物をプレス下型上でアンクランプする動作を
し、FA期間に各フィンガはフィードバによって元の位
置にリターンの動作をなす。なおこの動作時期は必要に
よって任意のプレスクランク回転角度に設定可能であ
る。
【0042】本実施例には動作部分の慣性モーメントの
影響を考慮した重量の軽減、摺動部の摩擦抵抗の削減な
どの配慮がなされている。なお左右両ユニットは普通の
機械製造上の誤差範囲内における対称形状・対称構造で
あるが、普通のプレス作業においては、例えばミスグリ
ップなどの不良動作を発生していない。また、左右ユニ
ットの対称部位のコイルスプリングはそれぞれ同等の機
能であるから、両リフトキャリヤが降下或は上昇途中に
あるときのカム面5,33の隙間は同等になっている。
従ってこの隙間をチェックすることにより例えば両ユニ
ットのコイルスプリングのへたりなどを検討し保全に役
立てることができる。
【0043】
【第2実施例】図11は本考案の第2実施例の平面図で
ある。連続工程のプレス型16a,16b,16c,1
6d,16e,16fを型台14上に工程順に等間隔に
配列して取り付けた下型群の左右に2対のユニット1
a,1b,1c,1dを併設し、1対のフィードバ(図
11ではフィンガバ42の下に隠れている)を共同して
作動させるようにしてある。なおユニット1a,1cお
よびユニット1b,1dはそれぞれ本考案による対称形
状・対称構造のユニットであり、またユニット1a,1
bおよびユニット1c,1dは同等のユニットである。
この左右2対のユニットで本実施例のトランスファ装置
を構成する。なお各フィートバはボルト(図示せず)で
各ユニットに固定される構造であり、内段取り替えにお
いて取り付けるようにされている。本実施例は大形プレ
ス機において、特に搬送範囲が長くなり、かつ被搬送物
の重量が重くなったので、ユニット数を増加して荷重に
耐えるようにしたものである。なおこの第2実施例では
2対の対称ユニットを使用したが、必要があれば使用ユ
ニット数をさらに増加することが可能である。
【0044】
【本考案の効果】本考案のトランスファ装置は分割され
た対称形状・対称構造のユニットで構成され、繊細な部
分のフィンガバはプレス作業時以外は通常取り外されて
いるので、各ユニットは纏まった形状でかつ堅牢な構造
となり、運搬保管などプレス型と同じ感覚で取り扱いが
可能であり、プレス作業現場として、極め取り扱いが容
易であるといえる。また簡単な操作で各部分の相対位置
を正確に合致可能であり、さらにフィンガの一括取り替
えが容易に実施できるなど、内段取り替え作業に特別の
技術を必要とせず、正確に迅速に実施するこができる。
また左右ユニットに分割され、プレス型の都合による対
向フィンガ間の内幅の変更が自由であり、またリフト量
の変更、クランプ高さの変更などが可能であり、汎用性
に優れている。更に構造が簡単であるから低価格であ
り、かつ故障の発見も容易で、保全性に優れたトランス
ファ装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のトランスファ装置の左側ユニット
の一部断面を含む斜視図(アドバンス終了状態)
【図2】図1のII−II線に沿った縦断面図
【図3】図1のIII−III線に沿った縦断面図
【図4】第1実施例のトランスファ装置の平面図
【図5】第1実施例の位置合わせ部と係合片の分解斜視
【図6】上昇限度の位置(第1ケース)説明用模式図
(アドバンス終了状態)
【図7】下降限度の位置(第1ケース)説明用模式図
(ダウン終了状態)
【図8】上昇限度の位置(第2ケース)説明用模式図
(アドバンス終了状態)
【図9】下降限度の位置(第2ケース)説明用模式図
(ダウン終了状態)
【図10】プレスクランク回転角度ダイヤフラム
【図11】第2実施例のトランスファ装置の平面図
【符号説明】
1はトランスファ装置 1aは左側ユニット
1bは右側ユニット 2はドライバ 4はドライブカム
10は基台 6,6a,6b,6c,6dは第1ガイドポスト 8,8a,8b,8c,8dは第1ホスト案内部 12,12a,12b,12c,12dは位置合わせ部 13は係合片 14は型台
20はリフトキャリヤ 22,22a,22b,22c,22dは第2ガイドポ
スト 24,24a,24b,24c,24dは第2ポスト案
内部 28,28a,28bはスライドレール 30はスライドプレート 32はスライドカム 34はトランスファレール 36,36a,36bは
ストッパ 40はフィードバ 42はフィンガバ 44,44’はフィンガ 46はシリンダ 50,50a,50b,50c,50dは下部コイルス
プリング 50,52a,52b,52c,52dは上部コイルス
プリング 54,54a,54bはナット 58はカム戻しばね 60はシム 64,64a,64bはシム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィードバ(40)を中側にして対称形状
    ・対称構造の左側ユニット(1a)と右側ユニット(1
    b)を、複数工程のプレス型を等間隔に型台(14)に
    設置した下型群の両側に併設して、プレス機のクランク
    動作と同期して作動させ、相対向するフィンガ(44)
    にクランプ・リフト・アドバンス・ダウン・アンクラン
    プ・リターンの3次元動作をさせ、被加工物をプレス下
    型上に順次移送するトランスファ装置であって、左右両
    ユニット(1a,1b)は (イ) 水平な上面を有する基台(10)上方に串状に
    配置した板状のドライバ(2)とリフトキャリヤ(2
    0)はそれぞれ水平を保持しながら各個に昇降可能であ
    り、基台(10)とリフトキャリヤ(20)およびリフ
    トキャリヤ(20)とドライバ(2)の間にそれぞれ弾
    力P1およびP2を有する弾性体を挟装してドライバ
    (2)上方からの押圧に反発させる構造であり、 (ロ) リフトキャリヤ(20)は移動の上昇限度と下
    降限度の位置を規制される構造であり、スライドプレー
    ト(30)はリフトキャリヤ(20)に沿って摺動可能
    にされ、かつスライドプレート(30)に固定したスラ
    イドカム(32)はドライバ(2)に固定垂下したドラ
    イブカム(4)の作用により前記下型群から離間する方
    向へ、スライドプレート(30)とリフトキャリヤ(2
    0)間に挟装されたカム戻しばねの反発力に抗しながら
    作動させられる構造であり、またスライドプレート(3
    0)にはストッパ(36)を備え、スライドプレート
    (30)の下型群方向への接近量を規制する構造であ
    り、 (ハ) フィンガ(44)を備えたフィードバ(40)
    は、スライドプレート(30)前端において下型群と平
    行な方向へ摺動可能であり、プレス機のクランク角度の
    一定時期において作動するエアシリンダ(46)によっ
    て一定ストローク駆動され、 (ニ) 前記弾性体の弾力はP2>P1とし、また、ド
    ライバ(2)上方からの押圧により、リフトキャリヤ
    (20)が下降限度位置に達した瞬間において、ドライ
    ブカム(4)のカム面とスライドカム(32)のカム面
    が当接未然の状態であるように、ドライブカム(4)の
    カム面とスライドカム(32)のカム面の位置を設定
    し、 (ホ) 左側ユニット(1a)、右側ユニット(1b)
    と前記下型群との配置の相対位置を正確に合致させる複
    数の位置合わせ部を基台(10)と型台(14)とに設
    けてあることを特徴とする左右ユニット(1a,1b)
    からなるトランスファ装置。
  2. 【請求項2】ねじ及びシムを用いリフトキャリヤ(2
    0)の上昇限度および下降限度の位置の変更を可能と
    し、またスライドプレート(30)の下型群への接近量
    の変更を可能とする構造であり、フィンガバを用いてフ
    ィンガを一括して取り替え得る構造であることを特徴と
    する請求項1に記載のトランスファ装置
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